妄言綺語【もうげんきご】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)
【四字熟語】 妄言綺語 【読み方】 もうげんきご 【意味】 仏教で、でたらめのことを言って、嘘をつくこと。また、そのことば。 【語源・由来】 両舌・悪口・妄言・綺語・讒賊し闘乱す。善人を憎嫉し賢明を敗壊す。 【典拠・出典...
【四字熟語】 妄言綺語 【読み方】 もうげんきご 【意味】 仏教で、でたらめのことを言って、嘘をつくこと。また、そのことば。 【語源・由来】 両舌・悪口・妄言・綺語・讒賊し闘乱す。善人を憎嫉し賢明を敗壊す。 【典拠・出典...
【四字熟語】 有口無行 【読み方】 ゆうこうむこう 【意味】 口先からの出まかせばかりで、実行が伴わないこと。 【語源・由来】 「有口」は口ばかりが達者なこと。やかましいこと。「無行」は実行がないこと。 【典拠・出典】 ...
【四字熟語】 妄誕無稽 【読み方】 もうたんむけい 【意味】 根拠がなく、でたらめなこと。うそ偽り。 【語源・由来】 「妄誕」は、うそ。偽り。「無稽」は、よりどころがないこと。でたらめ。「稽」は、ここでは、考え。 【典拠...
【四字熟語】 粗鹵迂遠 【読み方】 そろうえん 【意味】 粗末で役に立たないこと。 【語源・由来】 「粗鹵」は、粗末なこと。「鹵」は、おろそか。「迂遠」は、回りくどく、実際の役に立たないこと。 【典拠・出典】 - 【類義...
【四字熟語】 焦頭爛額 【読み方】 しょうとうらんがく 【意味】 事前の予防を考えた者を賞さず、末端の些末なものを重視するたとえ。根本を忘れ、些末なことを重視するたとえ。また、処理に手こずりせっぱつまって苦労することのた...
【四字熟語】 雑然紛然 【読み方】 ざつぜんふんぜん 【意味】 いろいろ入り交じってごたごたとしていること。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・種種雑多(しゅじゅざった) ・参差錯落(しんしさくらく) ・紛擾雑駁(ふんじ...
【四字熟語】 校書掃塵 【読み方】 こうしょそうじん 【意味】 書物の校正は、その度ごとに誤脱などが発見され、いくら塵を払っても払い尽くせないように、完全無欠を期することは至難である。 【典拠・出典】 『夢渓筆談』「雑誌...
【四字熟語】 掲斧入淵 【読み方】 けいふにゅうえん 【意味】 才能を発揮すべきところを誤ること。 【語源・由来】 木を伐るための道具である斧は、山林でこそ役立つのであって、これを持って川に入っても役には立たないことから...
【四字熟語】 冠履顛倒 【読み方】 かんりてんとう 【意味】 上下の順序が逆なこと。また、そのさま。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・本末転倒(ほんまつてんとう) ・冠履倒易(かんりとうえき) 冠履顛倒(かんりてんとう...
【四字熟語】 家内狼藉 【読み方】 かないろうぜき 【意味】 家の中がひどく散らかって乱雑であること。 【語源由来】 「狼藉」は乱れていて無秩序なこと。 【典拠・出典】 - 家内狼藉(かないろうぜき)の使い方 家内狼藉(...
【四字熟語】 乱離拡散 【読み方】 らんりかくさん 【意味】 世の乱れに遭って、人々が離れ離れになること。また世の中がめちゃめちゃになったありさま。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・乱離骨灰(らりこっぱい) 乱離拡散(...
【四字熟語】 乱雑無章 【読み方】 らんざつむしょう 【意味】 めちゃくちゃですじみちが立たないこと。 【語源・由来】 「無章」は秩序がないこと、筋道が立たないこと。 【典拠・出典】 韓愈「送孟東野序」 【類義語】 ・支...
【四字熟語】 妄評多罪 【読み方】 もうひょうたざい 【意味】 見当はずれの批評を深く詫びること。他人の文章への批評のあとに書く謙称。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・暴言多罪(ぼうげんたざい) 妄評多罪(もうひょうた...
【四字熟語】 妄言多謝 【読み方】 もうげんたしゃ 【意味】 いいかげんな言葉を並べたことを深くおわびしますの意。手紙文などの末尾に置く語。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・暴言多罪(ぼうげんたざい) 妄言多謝(もうげ...
【四字熟語】 明珠暗投 【読み方】 めいしゅあんとう 【意味】 どんなに貴重な物でも、贈り方がよくないと誤解されてしまうたとえ。転じて、立派な才能をもっているのに世に認められないこと。また、貴重な物をその価値の分かってい...
【四字熟語】 無茶苦茶 【読み方】 むちゃくちゃ 【意味】 筋道が立たないこと。また、物事のやり方が並はずれて激しいさま。さらに何がなんだかわからないさまにもいう。「無茶」だけでもこれらの意をもち、「苦茶」を添えて語意を...
【四字熟語】 無稽之談 【読み方】 むけいのだん 【意味】 根拠のないでたらめな話。 【語源・由来】 「稽」は考える意。 【典拠・出典】 『書経』「大禹謨」 【類義語】 ・無稽之言(むけいのげん) 無稽之談(むけいのだん...
【四字熟語】 抱薪救火 【読み方】 ほうしんきゅうか 【意味】 害を除こうとしてかえってその害を大きくしてしまうこと。 【語源・由来】 火を消しに行くのにたきぎを抱えて行くことから。火に油を注ぐの類。 【典拠・出典】 『...
【四字熟語】 謬悠之説 【読み方】 びゅうゆうのせつ 【意味】 でたらめでとりとめのない考え方のこと。 【語源・由来】 「謬悠」はいつわりまちがって、とりとめのないこと。 【典拠・出典】 『荘子』「天下」 【類義語】 ・...
【四字熟語】 顛越不恭 【読み方】 てんえつふきょう 【意味】 道をはずれて、君主の命令をつつしんで行わないこと。 【語源・由来】 「顛越」はころがり落ちる、「不恭」はつつしみがないという意味。 【典拠・出典】 『書経』...
【四字熟語】 大器小用 【読み方】 たいきしょうよう 【意味】 すぐれた才をもった人を使いこなせないたとえ。また、人材の用い方が不当なたとえ。大きい器を小さなことに使うという意味。大人物につまらない小さな仕事をさせること...
【四字熟語】 造言蜚語 【読み方】 ぞうげんひご 【意味】 根拠のないでたらめなうわさ。 【語源・由来】 「造言」は根も葉もないでたらめ、つくりごと。「蜚語」は誰がいうともなく伝わった根拠のないうわさ、流言のこと。 【典...
【四字熟語】 僭賞濫刑 【読み方】 せんしょうらんけい 【意味】 適性を欠いた賞罰。 【語源・由来】 「僭賞」は身分をこえた恩賞のこと。「濫刑」はむやみやたらに罰するという意味。度が過ぎた賞罰をいう。 【典拠・出典】 『...
【四字熟語】 截趾適屨 【読み方】 せっしてきく 【意味】 本末を転倒して無理に物事を行うこと。 【語源・由来】 履いている物に合わせるために足を切ること。「屨」はくつ・はきもの。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・削足...
【四字熟語】 斉東野語 【読み方】 せいとうやご 【意味】 聞くにたえない下品で愚かな言葉。また、信じがたい妄説のこと。 【語源・由来】 「斉東」は斉(今の中国山東省)の東部。「野語」は野卑な言葉。斉国の東部の田舎者の言...
【四字熟語】 杜撰脱漏 【読み方】 ずさんだつろう 【意味】 粗末で誤りの多いこと。ぞんざいで誤脱も多いこと。 【語源・由来】 「杜撰」は、宋の杜黙の作った詩が多く規則に合わなかったことから、詩文・著述などに規格はずれや...
【四字熟語】 指鹿為馬 【読み方】 しろくいば 【意味】 道理の通らないことを無理に押し通すこと。また、間違いを認めず押し通すこと。鹿を指差し馬とするという意味。 【語源・由来】 秦の趙高は始皇帝の死後、権力を独占しよう...
【四字熟語】 縦塗横抹 【読み方】 じゅうとおうまつ 【意味】 乱暴に書きなぐること。 【語源・由来】 「抹」は塗り消すという意味。縦に塗り横に塗り消すという意味から、縦横に書いたり消したりすること。 【典拠・出典】 -...
【四字熟語】 削足適履 【読み方】 さくそくてきり 【意味】 目先のことに気をとられて、大事なことを忘れてしまうこと。本末を転倒して無理にものごとを処理するたとえ。 【語源・由来】 「削足」は足を削ること、「履」は靴のこ...
【四字熟語】 胡説乱道 【読み方】 こせつらんどう 【意味】 筋が通らないでたらめなことば。 【語源・由来】 「胡説」はでたらめな説のこと。「乱道」はよくない説を唱えて、道理を乱すこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ...
【四字熟語】 口中雌黄 【読み方】 こうちゅうのしおう 【意味】 一度口にしたことをすぐに取り消して訂正するたとえ。転じてでまかせをいうこと。 【語源・由来】 「雌黄」は黄色の顔料のこと。昔の中国の紙は黄色だったので、誤...
【四字熟語】 堅白同異 【読み方】 けんぱくどうい 【意味】 まったく矛盾することを無理やりこじつけることのたとえ。詭弁を弄することのたとえ。 【語源・由来】 中国戦国時代、趙の公孫竜は「堅くて白い石は、目で見ると白いこ...
【四字熟語】 刖趾適屨 【読み方】 げっしてきく 【意味】 本末を取り違えて無理に物事行うこと。折合いを付けて無理に合わせること。目先のことにらわれて根本を考えないこと。 【語源・由来】 足が大きくて靴に入らないため、 ...
【四字熟語】 群竜無首 【読み方】 ぐんりょうむしゅ 【意味】 人材は揃っているが、統率者になるほどの人がいず、物事がうまく行かないこと。 【語源・由来】 「群竜」は、竜の群れのことから転じて、多くの人材のたとえ。「無首...
【四字熟語】 牛鬼蛇神 【読み方】 ぎゅうきだしん 【意味】 妖怪や鬼神。もとは怪しげでとりとめがなく、幻のような作風・作品のたとえ。どうにも奇妙でしまりがないさま。容貌の醜いたとえとして用いられることもある。 【語源由...
【四字熟語】 落花狼藉 【読み方】 らっかろうぜき 【意味】 花がばらばらに散ること。転じて、物が乱雑に散らばっていること。 花を乱暴に散らすこと。転じて、女性や子供に乱暴をはたらくこと。 【語源・由来】 ①の場合、花が...
【四字熟語】 杯盤狼藉 【読み方】 はいばんろうぜき 【意味】 酒宴が終わったあと、杯や皿が散らかっているさま。 【語源・由来】 「杯盤」は、杯や皿。「狼藉」は、狼が草を踏み荒らして寝る習性があることから、物が散乱してい...
【四字熟語】 描虎類狗 【読み方】 びょうこるいく 【意味】 絵の素質のない者が虎を描いても、犬の絵になってしまう。へたな物まねのたとえ。 【語源・由来】 後漢の将軍の馬援が、豪傑の杜季良の真似をしていた兄の子を手紙で戒...
流言飛語の意味(類義語) 【四字熟語】 流言飛語 【読み方】 りゅうげんひご 【意味】 口づてに伝わる、根拠のない情報。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・造言蜚語(ぞうげんひご) ・蜚流之言(ひりゅうのげん) ・風言風...
破綻百出の意味(語源由来) 【四字熟語】 破綻百出 【読み方】 はたんひゃくしゅつ 【意味】 言動が一貫せず、欠点やほころびが次から次へと現れること。 【語源・由来】 「破綻」は、破れほころびるように物事がうまくいかなく...
杜黙詩撰の意味(語源由来・出典・類義語) 【四字熟語】 杜黙詩撰 【読み方】 ともくしさん 【意味】 詩文や著作などにたくさんの誤りがあって、いい加減なこと。「杜黙」は人の名。「詩撰」は詩文を作ること。 【語源・由来】 ...
自家撞着の意味(語源由来・出典・類義語・英語訳) 【四字熟語】 自家撞着 【読み方】 じかどうちゃく 【意味】 同じ人の言動や文章などが前後で矛盾していること。自分で自分の言行に反することをすること。 【語源・由来】 「...
自己矛盾の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【四字熟語】 自己矛盾 【読み方】 じこむじゅん 【意味】 論理や実践において、自己の中に自己を否定するものを含んでいること。 【語源・由来】 「矛盾」とは、『韓非子』の一篇「...
揣摩臆測の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【四字熟語】 揣摩臆測 【読み方】 しまおくそく 【意味】 根拠もないのに、自分だけで勝手に推測すること。 自分だけの判断で物事の状態や他人の心中などを推量すること。 明確な根...
舌先三寸の意味(語源由来・出典・類義語・英語訳) 【四字熟語】 舌先三寸 【読み方】 したさきさんずん 【意味】 口先だけでうまく相手をあしらうこと。 うわべだけのうまい言葉で、心や中身が備わっていないこと。 【語源由来...
荒唐無稽の意味(語源由来・出典・類義語・英語訳) 【四字熟語】 荒唐無稽 【読み方】 こうとうむけい 【意味】 言うことに根拠がなく、現実性に乏しいこと。でたらめであること。 【語源・由来】 「荒唐」は中身がなく、でたら...
巧遅拙速の意味(語源由来・出典・英語訳) 【四字熟語】 巧遅拙速 【読み方】 こうちせっそく 【意味】 いくら上手でも遅いよりは、たとえ下手でも速いほうが良いということ。 【語源・由来】 「巧遅」は上手にできるが遅いこと...
蒟蒻問答の意味(語源由来・出典) 【四字熟語】 蒟蒻問答 【読み方】 こんにゃくもんどう 【意味】 まとはずれで、とんちんかんな質問や返事のこと。 【語源・由来】 にわか坊主になった、蒟蒻(こんにゃく)屋の六兵衛(ろくべ...
【四字熟語】 海外奇談 【読み方】 かいがいきだん 【意味】 なんの根拠もないでたらめな話のこと。作り話。インチキな話。「面白くこしらえた話」という意味があります。 【語源由来】 誰も行ったことのない外国の話はどうとでも...
【四字熟語】 架空無稽 【読み方】 かくうむけい 【意味】 でたらめな作りごとのこと。なんの拠りどころもなく、ほらを吹くということ。 【由来】 「架空(かくう)」も「無稽(むけい)」も、拠りどころがないということ。 【類...
【四字熟語】 怪誕不経 【読み方】 かいたんふけい 【意味】 筋道が通らず根拠がないこと。言っていることが怪しくて信用できないこと。 【語源由来】 「誕」はいつわりの意味で、「怪誕」は奇怪でつかみどころのないこと、でたら...
縁木求魚の意味(語源由来・出典・類義語・英語訳) 【四字熟語】 縁木求魚 【読み方】 えんぼくきゅうぎょ 【意味】 目的に合った方法で行わないせいで苦労をしても成果が得られないことのたとえ。また、その目的に合った手段を取...
有耶無耶の意味(語源由来・類義語・対義語・英語訳) 【四字熟語】 有耶無耶 【読み方】 うやむや 【意味】 いい加減なこと。曖昧なこと。 胸がモヤモヤしているさま(主に明治時代に使用) 【語源・由来】 「有耶」ありや(あ...
一口両舌の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【四字熟語】 一口両舌 【読み方】 いっこうりょうぜつ 【意味】 前に言ったことと、あとで言うこととが違うこと。また前に言ったことと矛盾することを平気で言うこと。 二枚舌。 【...
神出鬼没の意味(語源由来・出典・類義語・英語訳) 【四字熟語】 神出鬼没 【読み方】 しんしゅつきぼつ 【意味】 鬼神のようにたちまち現れたり隠れたりして、所在がわかりづらいこと。 変幻自在に出没すること。 【語源・由来...
本末転倒の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【四字熟語】 本末転倒 【読み方】 ほんまつてんとう 【意味】 大事なことと、つまらないこととが反対になること。大事な点と、どうでもいいこととを取りちがえること。物事の根本的な...
支離滅裂の意味(語源由来・類義語・対義語) 【四字熟語】 支離滅裂 【読み方】 しりめつれつ 【意味】 統一なくちりぢりばらばらな状態、筋道が通っていないこと。めちゃめちゃ。 【語源・由来】 「支離」は、分かれて離れるさ...