苦心孤詣【くしんこけい】の意味と使い方の例文(語源由来)
【四字熟語】 苦心孤詣 【読み方】 くしんこけい 【意味】 熱心に努力しながらも苦労して学問や技術、芸術を深く学ぶこと。または、深い知識や豊かな独創性をいい表す言葉。 【語源・由来】 杭世駿より。 苦心孤詣(くしんこけい…
【四字熟語】 苦心孤詣 【読み方】 くしんこけい 【意味】 熱心に努力しながらも苦労して学問や技術、芸術を深く学ぶこと。または、深い知識や豊かな独創性をいい表す言葉。 【語源・由来】 杭世駿より。 苦心孤詣(くしんこけい…
【四字熟語】 群竜無首 【読み方】 ぐんりょうむしゅ 【意味】 人材は揃っているが、統率者になるほどの人がいず、物事がうまく行かないこと。 【語源・由来】 「易経」乾卦より。「群竜」は、竜の群れのことから転じて、多くの人…
【四字熟語】 君側之悪 【読み方】 くんそくのあく 【意味】 君主のそばに仕えている悪人のこと。また、ひそかに悪だくみを考えている側近の臣下。 【語源・由来】 「春秋公羊伝」定公一三年より。「君側」は、君主のそば。「悪」…
【四字熟語】 葷酒山門 【読み方】 くんしゅさんもん 【意味】 修行のじゃまになるので、臭いものや酒を寺院に持ち込んだりそのような物を飲食した者は寺院の中に入ってはいけないということ。 【語源・由来】 「葷」は、ニラやネ…
【四字熟語】 君子不器 【読み方】 くんしふき 【意味】 器物はある用途にのみ有効であるが、君子はそうした一能一芸にのみすぐれるのではなく、広く何事にも通用する才能をもつということ。「君子は器ならず」とも訓読する。 【語…
【四字熟語】 君子万年 【読み方】 くんしばんねん 【意味】 君子(徳の高い人)長寿であること。または長寿を祈る語。 【語源・由来】 「詩経」小雅・瞻彼洛矣より。「君子」は徳の高い人、人格者のこと。「万年」は一万年のこと…
【四字熟語】 君子三楽 【読み方】 くんしのさんらく 【意味】 君子の三つの楽しみ。父母が健在で兄弟も元気なこと。言動が正しく人や天に恥じるような後ろめたい点がないこと。すぐれた人材を教育して、立派な人物にする機会をもつ…
【四字熟語】 君子三戒 【読み方】 くんしのさんかい 【意味】 君子がつつしまなければいけない三つの戒めのこと。君子たる者は若いときは色欲を戒め、壮年時代には人と争うことを戒め、年取ってからは欲深にならないように戒めなけ…
【四字熟語】 君子三畏 【読み方】 くんしのさんい 【意味】 天命・徳の高い人・聖人の言葉という君子がおそれ慎むべき三つのこと。 【語源・由来】 「論語」季氏より。「君子」は人格者、「畏」は敬うこと。 君子三畏(くんしの…
【四字熟語】 君子九思 【読み方】 くんしのきゅうし 【意味】 君子である者が思い心がけるべき九つのこと。 【語源・由来】 「論語」季氏より。「君子」とは人格者のこと。「九思」はいつも忘れないように心にある九つのこと。物…
【四字熟語】 焄蒿悽愴 【読み方】 くんこうせいそう 【意味】 香気が立ちのぼって人の心を恐れおののかすこと。鬼神の気の形容。 焄蒿悽愴(くんこうせいそう)の使い方 焄蒿悽愴(くんこうせいそう)の例文 ここは、霊感スポッ…
【四字熟語】 群軽折軸 【読み方】 ぐんけいせつじく 【意味】 微細なものでも数多く集まれば大きなものになるたとえ。 【語源・由来】 「戦国策」魏策より。「群」は多いことや多くの人、「軸」は車の軸のことで、きわめて軽いも…
【四字熟語】 群疑満腹 【読み方】 ぐんぎまんぷく 【意味】 心が多くの疑問でいっぱいになること。また、多くの人がみな疑いの心を抱くこと。 【語源・由来】 諸葛亮「後出師表」より。「群」は多いことや大勢の人、「疑」は疑い…
【四字熟語】 群蟻附羶 【読み方】 ぐんぎふせん 【意味】 利益のあるところに人が群がり集まることを卑しむこと。 「群蟻、羶に附く」とも訓読する。 【語源・由来】 「荘子」徐無鬼より。「羶」とは羊の生肉や生臭い肉で、それ…
【四字熟語】 君恩海壑 【読み方】 くんおんかいがく 【意味】 君主の恩は、海や谷のように深ありがたいものであるということ。 【語源・由来】 「君恩」は君主からの恩、「海壑」は海と谷を意味する。海や谷のように深い恩という…
【四字熟語】 九品蓮台 【読み方】 くほんれんだい 【意味】 極楽浄土にある、蓮(はす)の葉でできた台。往生すればその上に生まれ出るという。九等の階位がある。 【類義語】 ・九品之台(くほんのうてな) 九品蓮台(くほんれ…
【四字熟語】 区聞陬見 【読み方】 くぶんすうけん 【意味】 学問や見識がきわめて狭く、かたよっていること。 【語源・由来】 「区」は、小さいこと。「聞」も「見」も、見識のこと。「陬」は、かたよる。 「陬見」は、かたよっ…
【四字熟語】 求不得苦 【読み方】 ぐふとくく 【意味】 求めているものが得られない苦しみ。不老不死を求めても得られない苦しみのこと。 また、物質的な欲望が満たされない苦しみのこと。 求不得苦(ぐふとくく)の使い方 求不…
【四字熟語】 狗吠緇衣 【読み方】 くはいしい 【意味】 いつも着ている服装を変えると怪しまれてしまうこと。 【語源・由来】 『韓非子』説林・下より。「狗吠」は、犬が吠えること。また、その声。「緇衣」は、黒い衣服。楊朱(…
【四字熟語】 苦肉之計 【読み方】 くにくのはかりごと 【意味】 苦しまぎれに考えついた手段や方法、策略のこと。 【語源・由来】 「三国志演義」四六より。三国時代、赤壁の戦いで呉の黄蓋が魏のスパイの前で、自らの意思で刑を…
【四字熟語】 愚者一得 【読み方】 ぐしゃのいっとく 【意味】 愚か者でも、ときには役に立つような知恵を発揮するということのたとえ。 【語源・由来】 「史記」淮陰侯伝より。 【類義語】 ・千慮一得(せんりょのいっとく) …
【四字熟語】 苦口婆心 【読み方】 くこうばしん 【意味】 相手を気づかい、何度も教えさとすこと。苦口」は厳しいいさめの言葉。口に苦いことから苦言ともいう。「婆心」は老婆のような慈愛の心。老婆心。 苦口婆心(くこうばしん…
【四字熟語】 愚公移山 【読み方】 ぐこういざん 【意味】 何事も根気よく努力を続ければ、最後には成功することのたとえ。 【語源・由来】 「列子」湯問より。愚公という老人の家の前に二つの大きな山があり、どこに行くにも迂回…
【四字熟語】 区区之心 【読み方】 くくのこころ 【意味】 自分の考えや心のことを謙遜していう言葉。 【語源・由来】 「孔叢子」答問より。「区」は小さな区画という意味で、「区区」は小さくて取るにたらないということから、取…
【四字熟語】 苦髪楽爪 【読み方】 くがみらくづめ 【意味】 苦労の多い時には、髪の毛がよく伸び、楽をしている時には、爪がよく伸びる、ということ。 【類義語】 ・苦爪楽髪(くづめらくがみ) ・苦髭楽爪(くひげらくづめ) …
【四字熟語】 空即是色 【読み方】 くうそくぜしき 【意味】 固定的な実体がなく空(くう)であることで、はじめて現象界の万物が成立するということ。万物の真の姿は実体がなく空だが、その空は一方的にすべてを否定する虚無ではな…
【四字熟語】 空空漠漠 【読み方】 くうくうばくばく 【意味】 果てしもなく広いさま。また、とりとめもなくぼんやりしたさま。 【類義語】 ・曖昧模糊(あいまいもこ) ・有耶無耶(うやむや) ・雲煙模糊(うんえんもこ) ・…
【四字熟語】 空空寂寂 【読み方】 くうくうじゃくじゃく 【意味】 空虚で静寂なさま。執着や煩悩ぼんのうを除いた静かな心の境地。無心。転じて、何もなく静かなさま。また、思慮や分別のないさま。 空空寂寂(くうくうじゃくじゃ…
【四字熟語】 空谷跫音 【読み方】 くうこくのきょうおん 【意味】 孤独な暮らしをしているとき、思いがけず知人が訪れたり、珍しい便りをもらうなどの喜びのたとえ。 【語源・由来】 「荘子」徐無鬼より。「空谷」は人気のない寂…
【四字熟語】 群鶏一鶴 【読み方】 ぐんけいのいっかく 【意味】 多くの人の中で、特にすぐれている者。 何のとりえもない人々の中に一人だけ優れた人物が混じっていること。 【語源・由来】 「晋書」より。鶏の群れの中に、一羽…
【四字熟語】 狗馬之心 【読み方】 くばのこころ 【意味】 目上の人に対する忠誠心、自分の誠意の謙称。 【語源・由来】 「漢書」及黯伝より。「狗馬」は犬と馬のこと。犬や馬が、自分を養ってくれた主人に対し、恩を忘れず仕える…
【四字熟語】 群集心理 【読み方】 ぐんしゅうしんり 【意味】 群衆の中で生まれる、特殊な心理状態のこと。 【語源・由来】 衝動的で興奮が高まることで、判断力や理性の思考が低下すること。 深く考えずに、人の言動につられて…
【四字熟語】 愚問愚答 【読み方】 ぐもんぐとう 【意味】 つまらない質問と、回答のこと。 【語源・由来】 くだらない質問と、ばかげた回答のこと。 【類義語】 ・愚問賢答(ぐもんけんとう) 【英語訳】 silly que…
【四字熟語】 九分九厘 【読み方】 くぶくりん 【意味】 ほとんど完全ということ。 ほとんど間違いなく、確実なこと。 【語源・由来】 推測や予測が、ほぼ確実であることをいう。 「分」とは、十分の一のこと。 「厘」とは、百…
【四字熟語】 狗尾続貂 【読み方】 くびぞくちょう 【意味】 劣った者がすぐれた者のあとを続けるたとえ。 すぐれた者に粗悪な者が続くたとえ。 【語源・由来】 「狗尾(くび)」とは、犬の尾のこと。 「貂(ちょう)」とは、「…
【四字熟語】 口不調法 【読み方】 くちぶちょうほう 【意味】 口下手という意味。 【英語訳】 poor talker. inarticulate person. awkward in expressing onesel…
【四字熟語】 苦心惨憺 【読み方】 くしんさんたん 【意味】 心をくだいて非常な苦労を重ね、工夫を凝らすこと。 【語源・由来】 苦心惨憺の「苦心」とはあれこれ心をくだいて考えること。「惨憺」は心をくだき悩ますこと。 【類…
【四字熟語】 苦学力行 【読み方】 くがくりっこう 【意味】 働いて自らの学資を得て、苦労しながら懸命に勉学に励むこと。 【語源・由来】 苦学力行の「苦学」とは苦労して、働きながら学問に勤しむこと。「力行」は懸命に努力す…
【四字熟語】 空理空論 【読み方】 くうりくうろん 【意味】 実際からかけ離れている役に立たない考えや理論。 【語源・由来】 空理空論の「空理」も「空論」もともに、実情や現実を考えない役に立たない理論や議論。同じ意味を持…
【四字熟語】 空中楼閣 【読み方】 くうちゅうろうかく 【意味】 蜃気楼のこと。そこから根拠のないことがら。実際からかけ離れた空想的な物事を言う。 【語源・由来】 もともとは空中に現れた高殿、または空中に築いた高殿を意味…
【四字熟語】 空中分解 【読み方】 くうちゅうぶんかい 【意味】 組織や計画などが途中でダメになり、なくなってしまうこと、また飛行中の航空機が壊れてバラバラになること。 【語源・由来】 飛行中の航空機などがアクシデントに…
【四字熟語】 群雄割拠 【読み方】 ぐんゆうかっきょ 【意味】 多くの実力者たちが、各地に勢力を張って対立し、競い合うこと。 【語源・由来】 「群雄(ぐんゆう)」とは、たくさんの実力者や英雄のこと。 「割拠(かっきょ)」…
【四字熟語】 君子豹変 【読み方】 くんしひょうへん 【意味】 考えや態度を変えること。 【語源・由来】 本来、君子は過失をすぐに改めるというよい意味だったが、現在は、変わり身の早さに対する非難として多く用いられる。「君…
【四字熟語】 空前絶後 【読み方】 くうぜんぜつご 【意味】 今までに起きたことがなく、これからも起きないようなこと。非常に珍しいこと。 【語源由来】 「空前」はこれまでにはないという意味。「絶後」は今後も起きないこと。…