雲遊萍寄【うんゆうひょうき】の意味と使い方の例文(語源由来・類義語)
【四字熟語】 雲遊萍寄 【読み方】 うんゆうひょうき 【意味】 物事に執着せずに、自然にまかせて行動すること。または、修行しながら様々な国を巡る僧侶のこと。「萍」は浮き草のこと。 【語源・由来】 雲のように留まることなく…
【四字熟語】 雲遊萍寄 【読み方】 うんゆうひょうき 【意味】 物事に執着せずに、自然にまかせて行動すること。または、修行しながら様々な国を巡る僧侶のこと。「萍」は浮き草のこと。 【語源・由来】 雲のように留まることなく…
【四字熟語】 雲集霧散 【読み方】 うんしゅうむさん 【意味】 多くのものが集まったり散ったりすること。 【語源・由来】 「班固「西京賦」より。 【類義語】 ・集散離合(しゅうさんりごう) ・分合集散(ぶんごうしゅうさん…
【四字熟語】 雲霞之交 【読み方】 うんかのまじわり 【意味】 「雲霞」は、雲と霞かすみがたなびく所の意から、仙人などが住む所をいう。「交」は、「こう」とも読む。 【語源・由来】 「南史」謝澹伝より。 【類義語】 ・世外…
【四字熟語】 有漏無漏 【読み方】 うろむろ 【意味】 煩悩のある人と、煩悩の無い人のこと。仏教の言葉。「漏」は六根(感覚器官である目、耳、鼻、舌、身、意の六つ)から漏れ出るもの、転じて煩悩のこと。「有漏」は煩悩から脱す…
【四字熟語】 紆余委蛇 【読み方】 うよいだ 【意味】 山や林などがうねうねと屈曲しながら長く続くさま。 【語源・由来】 司馬相如「上林賦」より。 【類義語】 ・蜿蜿長蛇(えんえんちょうだ) 紆余委蛇(うよいだ)の使い方…
【四字熟語】 有無相生 【読み方】 うむそうせい 【意味】 有と無は、有があってこそ無があり、無があってこそ有があるという相対的な関係で存在すること。また、この世のものはすべて相対的な関係にあること。「相生」は互いに生じ…
【四字熟語】 嫗伏孕鬻 【読み方】 うふうよういく 【意味】 鳥や獣が子を産んで育てること。 【語源・由来】 「礼記」楽記より。 嫗伏孕鬻(うふうよういく)の使い方 嫗伏孕鬻(うふうよういく)の例文 家で飼っている豚が、…
【四字熟語】 禹湯文武 【読み方】 うとうぶんぶ 【意味】 夏、殷、周の三代の始祖の名。夏王朝の始祖の禹王。殷王朝の始祖の湯王。周王朝の文王と武王のこと。いずれも中国古代の聖天子。 禹湯文武(うとうぶんぶ)の使い方 禹湯…
【四字熟語】 鬱塁神荼 【読み方】 うつりつしんと 【意味】 門を守る神のこと。 【語源・由来】 古代中国の伝説で、門をつかさどる兄弟二神の名。東海中の度朔山に三千里の広さにはびこる桃の大木があり、その東北の鬼門に住んで…
【四字熟語】 鬱肉漏脯 【読み方】 うつにくろうほ 【意味】 一時しのぎのために、先の不利益や危険などをかえりみないこと。 【語源・由来】 「抱朴子」良規より。「鬱肉」は、腐った肉。「鬱」は、臭いなどがこもる。「漏」は、…
【四字熟語】 迂疎空闊 【読み方】 うそくうかつ 【意味】 まわりくどく実際に適応できないこと。事情にうとく実際に役に立たないこと。 迂疎空闊(うそくうかつ)の使い方 迂疎空闊(うそくうかつ)の例文 迂疎空闊、彼のことは…
【四字熟語】 有財餓鬼 【読み方】 うざいがき 【意味】 ①飢えに苦しむ餓鬼の中で、物を食することのできる餓鬼。膿 (うみ) ・血などを食う小財餓鬼と、人の食い残しや、祭祀 (さいし) などで捨てられた物を食う多財餓鬼と…
【四字熟語】 烏合之衆 【読み方】 うごうのしゅう 【意味】 規律も統制もなく、ただ寄り集まっているだけの集団。秩序のない人々の集まりや軍勢にいう。からすの集まりが無秩序でばらばらであることから。 【語源・由来】 「後漢…
【四字熟語】 于公高門 【読み方】 うこうこうもん 【意味】 陰徳を積む家の子孫は繁栄することのたとえ。 【語源・由来】 「漢書」于定国伝より。 【類義語】 ・陰徳陽報(いんとくようほう) 于公高門(うこうこうもん)の使…
【四字熟語】 羽翮飛肉 【読み方】 うかくひにく 【意味】 小さなものでも数多く集まれば大きな力になるということ。「翮」は羽軸・羽のくきのこと。転じて羽の意、「飛肉」は肉体が飛行すること。 【語源・由来】 軽い羽根が集ま…
【四字熟語】 有為無常 【読み方】 ういむじょう 【意味】 この世の中の事物一切は因縁によって仮に存在しているもので、常に移り変わっていくはかないものであるということ。 【類義語】 ・有為転変(ういてんぺん) ・盛者必衰…
【四字熟語】 紆余曲折 【読み方】 うよきょくせつ 【意味】 曲がりくねること。 事情が込み入って色々と変化のあること。 【語源・由来】 「紆余」うねり曲がること。「曲折」折れ曲がること。曲がりくねること。 【類義語】 …
【四字熟語】 羽翼既成 【読み方】 うよくきせい 【意味】 組織や体制がしっかりと固まって、動かしようのないこと 【語源・由来】 「羽翼」鳥は羽と翼があれば飛ぶことができる。転じて主君を支える補佐役、組織の体制を指す。 …
【四字熟語】 雲水行脚 【読み方】 うんすいあんぎゃ 【意味】 修行僧が諸国をめぐって、仏法を修行すること。 【語源・由来】 「雲水」は、修行僧・行脚僧のこと。身を行雲流水にまかせて諸国を遍歴して修行することからいう。「…
【四字熟語】 雲心月性 【読み方】 うんしんげっせい 【意味】 私心がなく、孤高で無欲なさま。 【語源・由来】 雲のように自在でとらわれない心と、月のように清く明るい性質を持っていること。 【類義語】 無欲恬淡(むよくて…
【四字熟語】 雲蒸竜変 【読み方】 うんじょうりゅうへん 【意味】 英雄・豪傑が機会を得て世に出るたとえ。 【語源・由来】 雲が巻き起るとともに、蛇が竜に変じて天に昇る意。 「尺寸の柄を摂るを得れば、それ雲蒸竜変し、その…
【四字熟語】 雲壌懸隔 【読み方】 うんじょうけんかく 【意味】 雲と大地のように、大きくかけ離れていること。 【語源・由来】 「雲壌」は、雲と大地。 「懸隔」は、はるかに隔たること。 【類義語】 雲壌月鼈(うんじょうげ…
【四字熟語】 雲壌月鼈 【読み方】 うんじょうげつべつ 【意味】 両者があまりにも異なっていること。天と地、月とすっぽんのように違いすぎる意から。 【語源・由来】 「雲壌」は天地の意。「月鼈」は月とすっぽんの意。 【類義…
【四字熟語】 雲散鳥没 【読み方】 うんさんちょうぼつ 【意味】 あとかたもなく消えてなくなること。雲のようにちり鳥のように没するの意から転じた。 【語源・由来】 蘇軾「答劉沔都曹書」より。 【類義語】 雲散霧消(うんさ…
【四字熟語】 雲合霧集 【読み方】 うんごうむしゅう 【意味】 雲や霧が集まるように、人などが一時に多く集まること。 【語源・由来】 「天下の士、雲合霧集、魚鱗雑遝、熛至風起す(雲霧のように集い、魚鱗のようにまじわり、火…
【四字熟語】 雲行雨施 【読み方】 うんこううし 【意味】 雲が空に流れ動いて雨が降り、万物をうるおして恩恵を施すこと。万物に恵みを施すこと。天下が太平なこと。 【語源・由来】 『易経』乾卦彖伝に説く「大いなるかな乾元、…
【四字熟語】 運斤成風 【読み方】 うんきんせいふう 【意味】 非常に優れた技術のたとえ。 【語源・由来】 「斤を運らして風を成す」と読む。 「斤」は手斧。『荘子』徐無鬼に見える説話から。 【類義語】 匠石運斤(しょうせ…
【四字熟語】 雲外蒼天 【読み方】 うんがいそうてん 【意味】 困難を乗り越え、努力して克服すれば、快い青空が望めるという意味。 【語源・由来】 「雲」はさまざまな障害や悩みの意。 雲の外に出れば、青空が望めるというとこ…
【四字熟語】 雲煙模糊 【読み方】 うんえんもこ 【意味】 雲や霞、靄などが立ち込めて、ぼんやりとはっきりしない様子 【由来】 「雲煙」雲や煙、霞 「模糊」はっきりしないさま。ぼんやりとしたさま。 【類義語】 曖昧模糊(…
【四字熟語】 雲煙縹渺 【読み方】 うんえんひょうびょう 【意味】 雲や煙などが遠くたなびくさま 【語源由来】 「雲煙」雲と煙 「縹渺」ほのかに見えるさま。微かではっきりしないさま。広く限りのないさま。 【類義語】 雲煙…
【四字熟語】 雲烟飛動 【読み方】 うんえんひどう 【意味】 書画などの筆跡の優れて勢いの良いこと。 筆の運びが自由で生き生きしていること。 【語源由来】 「雲烟」雲と霞「飛動」飛ぶように動いているさま 【英語訳】 vi…
【四字熟語】 雲煙万里 【読み方】 うんえんばんり 【意味】 非常に遠く離れていることのたとえ。 【語源由来】 「雲煙」雲や煙「万里」一万里ほどの極めて遠い距離 雲や煙が遥か彼方まで薄く長く伸びる様子から。 【類義語】 …
【四字熟語】 雲煙過眼 【読み方】 うんえんかがん 【意味】 雲煙が目前を過ぎるのに心を動かさないように、物事に深く執着しないこと。 【由来】 蘇軾『宝絵堂記』より 「雲煙」は、雲や煙など消えやすいもの。「過眼」は目の前…
【四字熟語】 雲雨巫山 【読み方】 うんうふざん 【意味】 男女の情の細やかなことのたとえ。また、情事をいう。 【語源由来】 宋玉『高唐賦』 楚の懐王が昼寝して巫山の神女に遭い情を交わした夢を見た、という故事による。 「…
【四字熟語】 雨露霜雪 【読み方】 うろそうせつ 【意味】 多様な気象の変化。転じて、人生の様々な困難のこと。 【語源由来】 「雨露」雨や露が降り、「霜雪」霜や雪が降りることから。 【類義語】 艱難辛苦(かんなんしんく)…
【四字熟語】 雨霖鈴曲 【読み方】 うりんれいきょく 【意味】 唐の玄宗の作った楽曲の名。 【語源由来】 中国唐の玄宗皇帝が愛妃の楊貴妃の死を悼んで作った楽曲。 安史の乱により玄宗は南に逃げたが、その途上やむなく寵愛して…
【四字熟語】 有相執著 【読み方】 うそうしゅうじゃく 【意味】 形ある現象の姿にとらわれる心。 それらが一切皆空であることを悟らないで執着心をおこすこと。 【語源・由来】 「有相」は、仏語で姿、形あるもの。 【類義語】…
【四字熟語】 烏焉魯魚 【読み方】 うえんろぎょ 【意味】 文字の書き誤り。文字の造形が似ていて書き誤ること。 【語源・由来】 「鳥」と「焉」、「魯」と「魚」がそれぞれ字形が似ていて、誤りやすいことからいう。 【類義語】…
【四字熟語】 雲竜井蛙 【読み方】 うんりゅうせいあ 【意味】 地位の高下、貴賎、賢愚など隔たりのはなはだしいこと。 【語源由来】 「雲竜」は雲に乗って天に昇る竜で、貴人のたとえ。「井蛙」は井戸の中のカエルで、賤しい人物…
【四字熟語】 雲容烟態 【読み方】 うんようえんたい 【意味】 空の様子がさまざまに変化するさま。 【語源由来】 「烟」は煙・霞・もやのこと。「雲烟の容態」の意で、雲や霞の姿・形が変化するさまをいう。 雲容烟態(うんよう…
【四字熟語】 運否天賦 【読み方】 うんぷてんぷ 【意味】 人の運不運は天命によるということ。運命を天にまかせること。 【語源由来】 「運否」は運のあるなし。「天賦」は天の与えたものという意から。 【英語訳】 leave…
【四字熟語】 雲翻雨覆 【読み方】 うんぽんうふく 【意味】 世の人の態度や人情がうつろいやすいことのたとえ。手のひらを上に向けると雲になり、下に向けると雨になる意で、人の心が簡単に変わることをいう。 【語源由来】 杜甫…
【四字熟語】 雲濤煙浪 【読み方】 うんとうえんろう 【意味】 ①雲やもやでおおわれた波のこと。 ②はるか水平線で雲に届いてみえる波のこと。 【語源由来】 「雲濤」は水平線のあたりに見える波。「煙浪」は水面が煙ってはっき…
【四字熟語】 有耶無耶 【読み方】 うやむや 【意味】 いい加減なこと。曖昧なこと。 胸がモヤモヤしているさま(主に明治時代に使用) 【語源由来】 「有耶」ありや(あるか)「無耶」なしや(ないか)はっきりしないというとこ…
【四字熟語】 烏飛兎走 【読み方】 うひとそう 【意味】 月日が慌ただしく過ぎていくこと 【語源由来】 中国古代の伝説から 太陽には烏が住み、月には兎が住んでいるとされていた。太陽と月の動きを「烏飛」烏が飛び「兎走」兎が…
【四字熟語】 烏兎怱怱 【読み方】 うとそうそう 【意味】 歳月、月日があっという間に過ぎてゆくこと。 光陰矢の如し 【語源由来】 「烏兎」は太陽と月のこと。中国の伝説で太陽には三本足の鳥が、月には兎が住むと言われたこと…
【四字熟語】 雲泥万里 【読み方】 うんでいばんり 【意味】 非常にかけ離れていること。へだたりのはなはだしいことのたとえ。 【語源由来】 空の雲と地上の泥がきわめて遠い距離にある意から。「雲泥之差(うんでいのさ)」を強…
【四字熟語】 雲中白鶴 【読み方】 うんちゅうはっかく 【意味】 世俗を超越した高尚な境地にいる人。高潔な人。 【語源由来】 「雲」は白雲、白鶴は白い鶴のことで、世俗から脱した高尚で潔白な境地のたとえから。 【類義語】 …
【四字熟語】 雲水不住 【読み方】 うんすいふじゅう 【意味】 雲や水のように、一か所に住みとどまらないこと。 【由来】 「雲水」は雲と水。「不住」は住みとどまらないことから。 【類義語】 ― 【対義語】 ― 【英語訳】…
【四字熟語】 烏白馬角 【読み方】 うはくばかく 【意味】 ありえないこと 【語源由来】 「烏白」頭の白いカラス「馬角」ツノの生えた馬、共に現実には存在しない動物であることから。 出典は「論衡」の「感虚」 【類義語】 亀…
【四字熟語】 鬱鬱葱葱 【読み方】 うつうつそうそう 【意味】 植物が鬱蒼と茂ること。生気に満ちて盛んな様子。 【語源由来】 「鬱鬱」は樹木などが生い茂るさま。気が盛んにのぼるさま。 【類義語】 鬱鬱勃勃(うつうつぼつぼ…
【四字熟語】 鬱鬱勃勃 【読み方】 うつうつぼつぼつ 【意味】 生気に満ちて盛んになること 【語源由来】 「鬱鬱」は草木が盛んに生い茂ることから、気が盛んになること。「勃勃」は物事の盛んに起こり立つさま。 【類義語】 鬱…
【四字熟語】 鬱鬱怏怏 【読み方】 うつうつおうおう 【意味】 不平不満があり、気分がすっきりせず楽しくないこと。 【由来】 「鬱鬱」は草木が盛んに茂り影を作る様子から、心が塞いで楽しくないさま、気分の晴々しないさま。「…
【四字熟語】 迂直之計 【読み方】 うちょくのけい 【意味】 迂回することで敵を油断させて、その隙に敵に先んじて到着する戦法。 【由来】 孫子の兵法三十篇の「軍争」篇より 「その途を迂にして、これを誘うに利をもってし、人…
【四字熟語】 有頂天外 【読み方】 うちょうてんがい 【意味】 我を忘れるほどに大喜びする様子。 【語源由来】 「有頂天」とは仏教で、形ある世界の最も上に位置している。このことから得意の絶頂を意味する。この「有頂天」の外…
【四字熟語】 烏鳥私情 【読み方】 うちょうしじょう 【意味】 親孝行をしたいという気持ち 【語源由来】 「烏鳥」はカラスのこと。カラスは親に口移しで餌を食べさせるということから、育ててもらった恩を忘れない親孝行な鳥とさ…
【四字熟語】 内股膏薬 【読み方】 うちまたごうやく 【意味】 自分なりの考えや方針がなく、利害や都合次第であちらについたり、こりらについたりする、節操のない人のたとえ。 【語源・由来】 大股の内側に貼った膏薬が、右につ…
【四字熟語】 有智高才 【読み方】 うちこうさい 【意味】 生まれながら頭の働きがよく、学習によって得た才能も優秀なさま。またはその人。 有智高才(うちこうさい)の使い方 有智高才(うちこうさい)の例文 有智高才の人物で…
【四字熟語】 烏孫公主 【読み方】 うそんこうしゅ 【意味】 政略結婚の犠牲、またそれによって悲運に泣く女のこと。 【語源・由来】 漢は同盟の証しに、王家につながる女性たちを嫁がせたが、その中に、後に烏孫公主と称される薄…
【四字熟語】 雨後春筍 【読み方】 うごしゅんじゅん 【意味】 似たようなことが次々と起こるたとえ。 【語源・由来】 ひと雨降った後にたくさん生え出るタケノコのように数が多いことから。「筍」は植物のたけのこ。 【類義語】…
【四字熟語】 右顧左眄 【読み方】 うこさべん 【意味】 右を見たり左を見たりして、ためらい迷うこと。また、まわりの情勢や周囲の思惑・意見を気にして、なかなか決断できないでいること。 【類義語】 ・右顧左顧(うこさこ) …
【四字熟語】 禹行舜趨 【読み方】 うこうしゅんすう 【意味】 うわべをまねるだけで実質が伴っていないたとえ。聖天子とされる禹や舜の表面上の行動だけをまねして、実質的な聖人の徳を備えていないこと。禹のように歩き舜のように…
【四字熟語】 有象無象 【読み方】 うぞうむぞう 【意味】 取るに足りない種々雑多な人々。つまらない人や物。多くの人々を卑しめていう。 【語源・由来】 世の中の有形無形のもの一切を指す仏教語「有相無相」で、これが転じてさ…
【四字熟語】 羽化登仙 【読み方】 うかとうせん 【意味】 酒などに酔って快い気分になることのたとえ。天にも昇る心地。羽が生え仙人になって、天に昇る意から。「羽化」は羽が生えて、空を自由に翔かける仙人になること。「登仙」…
【四字熟語】 雨過天晴 【読み方】 うかてんせい 【意味】 物事の悪い状況が好転するたとえ。 【語源・由来】 雨が止んで青空が広がる意から。「雨過ぎて天(てん)晴れる」と訓読する。 【英語訳】 after rain fa…
【四字熟語】 有為転変 【読み方】 ういてんぺん 【意味】 この世のすべての存在や現象は、さまざまな原因や条件によって常に移り変わるものであり、少しの間もとどまっていないこと。また、この世が無常で、はかないものであるたと…
【四字熟語】 雲散霧消 【読み方】 うんさんむしょう 【意味】 雲が散り、霧が消えていくように、あとかたもなく消えてしまうこと。 【語源・由来】 「雲散」は、雲が風に吹き飛ばされて消えてしまうこと。 「雲消霧散(うんしょ…
【四字熟語】 海千山千 【読み方】 うみせんやません 【意味】 経験豊かで、悪賢いこと。裏も表も知り抜いた、したたかでずるがしこい人をさしていう。 世間の裏も表も知りつくしていること。 【語源・由来】 「海に千年、山に千…
【四字熟語】 右往左往 【読み方】 うおうさおう 【意味】 「往」は行くという意味。 右に行ったり左に行ったりして、あわてふためくこと。また、混乱して秩序がないたとえ。 どうすればいいのかわからず、オロオロとあちこち動き…