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【四字熟語1000選】よく使う有名な四字熟語(意味付き)

四字熟語

「ふ」で始まるよく使う有名な四字熟語と意味

【風光明媚】ふうこうめいび

風光明媚

【意味】
自然の景色が清らかで澄んでいて美しいこと。

四字熟語の博士
「風光明媚」という四字熟語は、自然の風景がとても美しいときに使うんだよ。
景色が明るく美しいさまを表現するんだ。
助手ねこ
ほんなら、「自然がすごくきれいなとき」ってことやな。
たとえば、青い空に白い雲が浮かんで、緑の木々が風に揺れてるときとか、それを見て「うわー、きれいやな」って感じるときのことを言うんやろな。
これは、「美しい自然の風景を見つけて楽しむ」ってことを教えてくれる言葉やで。

【風声鶴唳】ふうせいかくれい

風声鶴唳

【意味】
怖じ気づいていて、ささいなことにも恐れおののくことのたとえ。

四字熟語の博士
「風声鶴唳」という四字熟語は、何か怖いものがあると思うと、小さな音や静かな声にもすごく怖がることを示しているんだよ。
どこからともなく聞こえてくる風の音や鶴の鳴き声にさえ驚く、という状況を描いているんだ。
助手ねこ
つまり、「ちょっと怖いことがあると、何でもかんでもビビってしまう」ってことやな。
風が吹いても、鶴が鳴いても、全部が怖いと感じるようになるんやな。
これは、「怖がりすぎては物事を冷静に考えられへんよ」って教えてくれる言葉なんやで。

【風流三昧】ふうりゅうざんまい

風流三昧

【意味】
自然に親しみ、詩歌や書画などの優雅な遊びにふけること。「風流」は上品で優雅な趣のあること。「三昧」は、あることに熱中して、他をかえりみないこと。

四字熟語の博士
「風流三昧」とは、日常の世界から一旦離れて、自然と触れ合ったり、詩や絵画のような洗練された活動に没頭することを表すんだ。
それは、心をリフレッシュするための時間を持つ、という意味も含んでいるよ。
助手ねこ
あぁ、それは「普段の生活から離れて、自然に触れたり、詩を書いたり、絵を描いたりする楽しい時間を持つ」ってことやね。
ふだんのバタバタから離れて、心がスッキリする時間を持つんやな。
これは、「大切な時間を自分自身のために使うことの大切さ」を教えてくれる言葉なんやで。


【風林火山】ふうりんかざん

風林火山

【意味】
戦いにおける四つの心構え。風のようにすばやく動き、林のように静かに構え、火の如く激しく侵略し、山のようにどっしりと構えて動かない意。転じて、物事の対処の仕方にもいう。時機や情勢などに応じた動き方。

ことわざ博士
「風林火山」は、時々難しい事態に合わせてどうするべきかを教えてくれる言葉だよ。元々は、戦争をうまく指導するための4つの戦略を示しているんだ。
助手ねこ
「風」のように、すばやく動いてすぐに行動すること。「林」のように、静かに待ってチャンスが来るのを見つけること。「火」のように、力強く攻撃すること。「山」のように、しっかりと立って動かないで耐えること。これが4つの戦略だよ。

【武運長久】ぶうんちょうきゅう

武運長久

【意味】
戦場での幸運が長く続くこと。または、出征した兵がいつまでも無事なこと。

四字熟語の博士
「武運長久」という四字熟語は、戦場でずっと幸運が続くことを意味しているんだよ。
戦士としての運命がずっと保たれて、出征した兵士が長く無事でいられるという願いが込められているんだ。
助手ねこ
ほんまやな。それは、「戦ってる人がずーっと運がよくて、安全でいられる」ってことやろ?
ちゅうか、戦ってる人がいつまでも無事でいて欲しいって願いが込められてるんやな。
これは、「長く安全に生きてほしい」って気持ちを表してる言葉やで。

【不可抗力】ふかこうりょく

不可抗力

【意味】
人間の力ではどうにもさからうことのできない巨大な力や事態。
法律用語で、必要と認められる注意や予防などの十分な対策を構じても、なお損害を防ぐことができなかったこと。

四字熟語の博士
「不可抗力」という四字熟語は、人間の力でどうにも防げない力や状況を指すんだよ。
例えば、普通に気をつけたり、予防したりしても、防げないような事故や災害なんだ。
これが法律的には、誰のせいでもないときに責任を免除される条件となることがあるんだよ。
助手ねこ
つまり、「人間の力ではどうにもならへん、防げない事や力」ってことやな。
例えば、地震や台風のように、どんなに注意しても防げへん事故や災害のことやな。
それがなんか問題が起きても、「これは誰のせいでもない」となって、責任がなくなる時もあるんやな。

【不可思議】ふかしぎ

不可思議

【意味】
常識では考えられないこと。物事の奥底が深く、考えてもよく理解できず、ことばでも的確に表現できないさまや現象。また、一般に原因も定かでない奇妙な現象。

四字熟語の博士
「不可思議」という四字熟語は、物事が深過ぎて考えても理解できない、または言葉で適切に説明できない状態を指すんだ。
それは、原因もはっきりしない奇妙な現象を指すこともあるんだよ。
助手ねこ
あー、それって、「考えても考えてもわからんくて、言葉にできへんくらい難しいこと」やな。
また、なんでそうなるのかさっぱりわからん不思議な現象のことも指すんやな。
この言葉は、「すべてがすぐにわかるわけじゃない、世界には深いところがある」ってことを教えてくれるんやで。

【不覊奔放】ふきほんぽう

何事にもしばられず、思いのままに振舞うこと。


【不朽不滅】ふきゅうふめつ

不朽不滅

【意味】
永遠に朽ち滅びないこと。また長く残るほどすぐれていること。

四字熟語の博士
「不朽不滅」は、永遠に壊れることがなく、ずっと存在し続けることを指すんだよ。
また、その長い時間を通じて、その価値が認められ続ける、という意味もあるんだ。
助手ねこ
それは、言い換えると、「どんなに時間がたっても壊れずにずっと残る」ってことやな。
それがすごいと認められて、ずっとずっと大事にされ続けるんやな。
これは、「本当にすごいものは時間がたっても変わらずに価値がある」っていうことを教えてくれる言葉なんやで。

【不協和音】ふきょうわおん

不協和音

【意味】
調和せず、不快に聞こえる和音(同時にならした二つ以上の音)。転じて、関係がうまくまとまっていないこと。

四字熟語の博士
「不協和音」という言葉は、音楽で、違う高さの二つ以上の音が一緒になった時、それがうまく合わずに聞こえる音を表しているんだ。
それは心が一致せず、互いに譲らない、争いがある状況を描いているんだよ。
助手ねこ
そうやな。それはつまり、「みんながバラバラで、全く合わせてへん時のこと」ってことやんな。
音楽でいうところのドとレとかミとファみたいに、一緒になるとぶつかってしまうような、なんかうまく行かへん状況のことを指すんやな。
これは、「みんなが一緒になって協力する大切さ」を教えてくれる言葉やで。

【複雑怪奇】ふくざつかいき

複雑怪奇

【意味】
非常にわかりにくく、あやしく不思議なこと。様々な要素が絡み合っていて、理由や原因などがよくわからないこと。またはその様子。

四字熟語の博士
「複雑怪奇」はね、物事が非常に複雑で理解するのが難しく、不思議な感じがすることを指すんだよ。
難解で不可解な状態、という意味が込められているんだ。
助手ねこ
ほんまにそうやな。「複雑怪奇」は、「むちゃくちゃに難しくて、なんでそうなるのかがわからん」っていう状況を表すんやな。
まるで迷路みたいに、出口が見つからへんくらい複雑で、それがなんでそうなってるのかが不思議やねん。
それを表す言葉が「複雑怪奇」なんやな。

【複雑多岐】ふくざつたき

複雑多岐

【意味】
事情などが入り組んでいて多方向に枝分かれしていくので、全体を把握するのが非常にわかりにくいさま。

四字熟語の博士
「複雑多岐」という四字熟語は、話や事情が入り組んでいて、さらにいろんな方向に広がっていくことを表すんだよ。
全体を理解しようとすると、その複雑さからとても難しい、というイメージがあるんだ。
助手ねこ
あー、それってもう、「話がごちゃごちゃで、しかも四方八方に広がってる」って感じやな。
一つ一つの話がねじれてつながってて、全部をつかもうとすると頭がこんがらがるほど難しいんやな。
これは、「複雑な問題には、じっくりと向き合う必要がある」って教えてくれるんやな。


【不倶戴天】ふぐたいてん

不倶戴天

【意味】
どうしても許せないと思うほど、怒りや憎しみが深いこと。

四字熟語の博士
「不倶戴天」、これは相当深い恨みや怒りを抱えていて、その相手と同じ世界に生きることが許せない、つまり同じ空の下で生きることが耐えられないほど強く敵意を抱くことを表す言葉だよ。
助手ねこ
ええ、それは、つまり、「あんまり腹立てて、相手と一緒にこの世にいることが許せへん」っていうほど怒ってる状態やな。
同じ空の下にいることすら許せへんほど、相手を見て腹が立つんや。
これは、「怒りがピークに達した状態」を言う言葉なんやで。

【福徳円満】ふくとくえんまん

福徳円満

【意味】
幸福や財産に恵まれ、満ち足りているさま。

四字熟語の博士
「福徳円満」は、心もお金も満たされ、幸せな状態を指す言葉なんだよ。
つまり、心が満足していて、同時に生活に困ることもないという理想的な状態を描いているんだ。
助手ねこ
それは「心もお金もちゃんとあって、何不自由なく生活できる」ってことかい?
夢見るような生活やな。
心が満たされて、お金の心配もない。
これは「心も体も満たされる最高の状態」ってことやな。

【伏竜鳳雛】ふくりょうほうすう

伏竜鳳雛

【意味】
才能がありながら、機会に恵まれず、実力を発揮できないでいる者のたとえ。また、まだ世間に知られずにいる優れた人物、将来が期待される有望な若者のたとえ。

四字熟語の博士
「伏竜鳳雛」という四字熟語は、まだ才能を十分に発揮できていない、でも将来に大いに期待できる人を表しているんだよ。
まだ機会に恵まれてなくても、将来を大いに期待されている若者のたとえなんだ。
助手ねこ
それはもう、「まだチャンスがないけど、すごい才能がある若者」ってことやな。
今はまだその才能を見せる機会がないかもしれへんけど、将来大活躍する可能性があるんや。
これは、「まだ見ぬ才能をもつ若者の存在」を教えてくれる言葉なんやで。

【不言実行】ふげんじっこう

不言実行

【意味】
あれこれ言わず黙って、しなければならないことを行うこと。

四字熟語の博士
「不言実行」というのはね、色々な説明や議論をすることなく、自分がやるべきことを黙って実行するという意味だよ。
助手ねこ
そうかい。つまり、「いろんなことを言わずに、黙って行動に移す」ってことやな。
喋るよりもやることが大事、ってことやね。
これは、「行動力の大切さ」を教えてくれる言葉やな。

【不言不語】ふげんふご

不言不語

【意味】
口に出して何も言わず、黙っていること。

四字熟語の博士
「不言不語」という四字熟語は、何も言わず、黙っていることを表しているんだよ。
言葉を使わず、何も語らないという意味が含まれているんだ。
助手ねこ
ええな、それは「何も話さず、ずっと黙ってる」ってことやな。
言葉を使わずに、ただただ黙っている状況を表してるんやな。
これは、「言葉はいつも必要やない、時には黙っていることも大切」ってことを教えてくれる言葉やで。

【富国強兵】ふこくきょうへい

国を豊かにし、軍事力を強化すること。


【無事息災】ぶじそくさい

無事息災

【意味】
病気や災難や、心配事もなく平穏に暮らしていること。

四字熟語の博士
「無事息災」は病気や災難、心配事が一切なく、穏やかに過ごすことを表すんだよ。
平和で安心して生活を送る、という状況を指しているんだ。
助手ねこ
そうなんや。それはつまり、「何も困ることなく、ほんわかと暮らしている」ってことやな。
大変なこともなく、心配事もなく、毎日を安心して過ごしてるんやな。
これは、「平和で安心な生活」のありがたさを伝えてる言葉やね。

【不惜身命】ふしゃくしんみょう

不惜身命

【意味】
仏道のために身も命も惜しまないこと。

四字熟語の博士
「不惜身命」という四字熟語は、自分の身や命を惜しまず、全力で何かを達成しようとすることを指すんだよ。
もともとは仏教の修行において、生死さえも超えて修行を積み重ねるという意味から来ているんだ。
助手ねこ
そうかいな。つまり、「自分の命まで使ってでも、目標に向かって頑張る」ってことか。
例えば、命がけの大事なことに挑む時に使う言葉やな。
これは、「命をかけても目標を追い求める強い決意」を示すんやな。

【不承不承】ふしょうぶしょう

不承不承

【意味】
気が進まないことを、嫌々ながらする様子。

四字熟語の博士
「不承不承」という四字熟語は、本当は嫌だけど、しかたなく受け入れることを表しているんだよ。
本心では避けたい事柄を、やむを得ない状況で引き受ける、という感じさ。
助手ねこ
それなら、”ホンマは嫌やけど、仕方なくやる”ってことやな。
嫌なことでも、どうしようもなくなったら、仕方なくやらなあかんのやな。
これは、”どうしようもないときは仕方なくやる”っていうことを教えてくれる言葉なんやで。

【夫唱婦随】ふしょうふずい

夫唱婦随

【意味】
夫婦の仲が非常によいことのたとえ。夫が言い出し、妻が従うこと。

四字熟語の博士
「夫唱婦随」という四字熟語は、夫が何かを始めて、妻がそれを支えてついていく、という意味があるんだよ。
これは、夫婦がとても仲が良い、ということを表しているんだ。
助手ねこ
なるほどな~。それは言い換えると、「旦那さんがなんか始めたら、奥さんが全力でサポートする」ってことやな。
旦那さんと奥さんがええチームを組んでる、みたいな意味合いやんな。
これは、「夫婦仲良く、一緒に何でも頑張る」ってことを教えてくれる言葉やな。


【不即不離】ふそくふり

不即不離

【意味】
二つのものの関係が深すぎもせず、離れすぎもしないこと。つかず離れず、ちょうどよい関係にあること。

四字熟語の博士
「不即不離」という四字熟語は、二つのものが、くっついてはいないけれど、離れてもいないという関係を表しているんだ。
ちょうど、近すぎず遠すぎず、つかずはなれず、という感じさ。
助手ねこ
あー、それなら分かるわ。
つまり、「べったりくっついてもおらんけど、離れてもおらん。ちょうどいい距離感で関わってる」ってことやな。
なるほどな、これは、「ちょうどいい距離感の大切さ」を教えてくれる言葉やんけ。

【物情騒然】ぶつじょうそうぜん

物情騒然

【意味】
世の中が騒々しく、人の心が落ち着かないこと。

四字熟語の博士
「物情騒然」という四字熟語は、世の中が落ち着かずに騒がしい状況を表しているんだよ。
何かが起こった時に、人々が動揺して心が落ち着かない様子を描いているんだ。
助手ねこ
それってつまり、「世の中がイチャモンつけてバタバタしてる」ってことやな。
何かあったらすぐにみんなが心配になって、落ち着きを失うんやな。
これは、「大騒ぎすることで人々がパニックになる」って状況を言うんやな。

【物心両面】ぶっしんりょうめん

物心両面

【意味】
物質的な面と精神的な面の両面。金銭・物品などの形に見えるものと、応援・激励など心に関係していること。

四字熟語の博士
「物心両面」という四字熟語は、形のある物質的な面と形のない精神的な面の両方を表すんだ。
つまり、お金や物といった目に見える物事と、応援や激励といった心に触れるもの、両方を含んでいるんだよ。
助手ねこ
これはつまり、「モノも大事やけど、ココロも大事」っていうことやな。
お金やプレゼントはもちろんええけど、応援や励ましの言葉みたいな心の部分もすごく大切なんやで。
心と物質、両方を大事にすることの大切さを教えてくれる四字熟語やな。

【物物交換】ぶつぶつこうかん

貨幣を介さず、物と物とを直接交換すること。


【不撓不屈】ふとうふくつ

不撓不屈

【意味】
どんな苦労や困難にもくじけないさま。

四字熟語の博士
「不撓不屈」という四字熟語は、どんなに難しい状況に遭遇しても、決して心が折れず、立ち向かっていくことを表すんだよ。
どれだけ困難な状況でも、決してくじけない強い心を持つことの大切さを教えてくれる言葉なんだ。
助手ねこ
ええやん、それはつまり、「どんなにつらいことがあっても、へこたれずにずっと立ち向かう」ってことやな。
大変なことが起こっても、決して負けん気で戦うのやな。
これは、「何があってもあきらめない強さ」を教えてくれるんやで。

【不得要領】ふとくようりょう

不得要領

【意味】
話の要点がはっきりせず、何を言いたいのかよくわからないこと。

四字熟語の博士
「不得要領」という四字熟語は、要点や大事な部分がはっきりしないことを言うんだよ。
要領がつかめないという意味があるんだ。
助手ねこ
それやったら、「肝心なところがうまく掴めへん」ってことやな。
重要なポイントがはっきりしないで、どうしたらええか迷ってしまう感じやんな。
これは、「どんな事でも要点を掴むことの大切さ」を伝えてる言葉やで。

【舞文曲筆】ぶぶんきょくひつ

舞文曲筆

【意味】
故意に語句を飾りたて、また、事実を曲げて書くこと。

四字熟語の博士
「舞文曲筆」は、故意に言葉を巧みに使って、本当の事実を少し変えて書くことを言うんだよ。
まるで舞台で踊るように、言葉を操って文章を書く、というイメージが込められているんだ。
助手ねこ
ええやん、それはつまり、「言葉をうまく使って、ホンマの事実をちょっと曲げて書く」ってことやな。
舞台で踊るように、言葉を踊らせて文章を書くんやな。
これは、「言葉の遣い方のうまさ」を表してるんやで。

【不平不満】ふへいふまん

不平不満

【意味】
納得がいかず、満足のいかない気持ちが強いこと。

四字熟語の博士
「不平不満」の四字熟語は、ある事情や状況に対して、心が落ち着かなくて満足しきれない様子を表しているんだよ。
心の中に落ち着きや満足感がなく、ついつい文句を言ってしまうような状況を指すんだ。
助手ねこ
そういうことやったら、「何かが気に食わなくて、うんざりしてしまう」ってことやな。
自分が思うようにならないからって、モヤモヤして文句を言っちゃうんやな。
これは、「心が満たされず、不満があるとき」を表す言葉なんやで。

【不偏不党】ふへんふとう

不偏不党

【意味】
特定の主義や思想にかたよらず、いずれの党派にも加わらないこと。偏ることなく、公正・中立な立場をとること。

四字熟語の博士
「不偏不党」という四字熟語は、どの団体や思想にも偏らず、公平で中立の立場を保つことを表すんだよ。
つまり、誰の味方でもなく、誰の敵でもない、公平な立場を維持することだね。
助手ねこ
なんや、それは「どっちのチームも応援せず、みんなを公平に見る」ってことやな。
サッカーゲームを見てる審判みたいに、どっちも応援せずにフェアに試合を見るんや。
これは、「公平さを大事にする」っていう気持ちを教えてくれる言葉やな。

【不眠不休】ふみんふきゅう

不眠不休

【意味】
眠ったり休んだりしないこと。休まず事に当たることをいう。

四字熟語の博士
「不眠不休」という四字熟語は、休むことなく働き続けることを指しているんだ。
つまり、寝ることも休むこともなく、ひたすらに何かに取り組んでいる状態を表すんだよ。
助手ねこ
それって、要するに「ずっと寝ずに働き続ける」ってことやな。
一秒も休むことなく、ひたすら頑張るんや。
これは、「とにかく一生懸命になることの大切さ」を教えてくれる言葉やで。

【不立文字】ふりゅうもんじ

不立文字

【意味】
悟りの境地は、言葉で教えられるものではなく、心から心へ伝えるものだということ。悟りの境地は、言葉で表せるものではないから、言葉や文字にとらわれてはいけないということ。

四字熟語の博士
「不立文字」は禅宗で使われる言葉で、悟りの状態は言葉で説明できるものではなく、人の心から心へと直接伝えられるものであるという意味が込められているんだ。
これは、言葉に囚われず、直感や感じ取る力を大切にしましょうという教えなんだよ。
助手ねこ
ほんなら、「不立文字」っていうのは、「ことばで説明せんでも、心から心へ感じ取る」ってことやな。
ことばばっかりに頼らず、心の声を大事にするんやで。
これは、「感じることの大切さ」を教えてくれる言葉なんやで。

【無礼千万】ぶれいせんばん

無礼千万

【意味】
はなはだしく礼儀にはずれていること。失礼なこと。
「千万」は、はなはだしいことを強調する意。

四字熟語の博士
「無礼千万」という四字熟語は、とてもひどく礼儀に反する行動を表しているんだよ。
つまり、あまりにも失礼な振る舞いをするという意味があるんだ。
助手ねこ
そうか、それはつまり、「めちゃめちゃ失礼なことをする」ってことやな。
礼儀をわきまえへん、人に対する尊重がないような行動をすることを表してるんやな。
これは、「礼儀正しくあるべきだ」っていう大事な教えやな。


【不老長寿】ふろうちょうじゅ

不老長寿

【意味】
いつまでも年をとらず、長生きすること。

四字熟語の博士
「不老長寿」という四字熟語は、いつまでも老けることなく、長く生き続けることを表しているんだよ。
いつまでも若々しく、健康で長生きする、という理想的な状態を描く言葉なんだ。
助手ねこ
なるほどな、それはつまり、「ずっと若々しくて、長生きする」ってことやな。
年をとっても元気いっぱいで、ずっと長生きするんやな。
これは、「いつまでも健康で長生きすること」を目指す理想的な状態を言うんやな。

【不老不死】ふろうふし

不老不死

【意味】
いつまでも年をとらず、死なないこと。

四字熟語の博士
「不老不死」という四字熟語は、年を取らずに、そして死なずに、いつまでも生き続けることを表しているんだよ。
これは中国の古代の人々が持っていた、理想的な生命の状態についての考え方からきているんだ。
助手ねこ
なるほどなあ。それは、つまり「年をとらず、死なずにずっと元気に生きていく」ってことやな。
昔の中国の人々は、そんな長生きできるのが理想やって思ってたんやな。
これは、「いつまでも元気でいられることのすごさ」を教えてくれる言葉なんやで。

【付和雷同】ふわらいどう

付和雷同

【意味】
自分にしっかりとした考えがなく、他人の言動にすぐ同調すること。

四字熟語の博士
「付和雷同」という四字熟語はね、自分自身の考えや主張がなく、何でも他人の意見に賛成するという意味だよ。
助手ねこ
なるほど、それはつまり、「自分の意見がなくて、他人の言うことにすぐ同調する」ってことやな。
自分で考えずに、ただ周りに合わせるだけやなんて、それはあまりええこととは言えへんな。
これは、「自分の考えを持つ大切さ」を教えてくれる言葉やで。

【粉骨砕身】ふんこつさいしん

粉骨砕身

 

【意味】
精一杯の努力をすること。骨を粉にし、身を砕くほど懸命に働くという意味から。

四字熟語の博士
「粉骨砕身」この四字熟語はね、自分の体を省みずに、全ての力を出し尽くして目の前の課題に立ち向かうことを表しているんだよ。
助手ねこ
なるほど、それはつまり、「全力で頑張って目の前のことに取り組む」ってことやな。
自分の体を省みず、全てを出し切るぐらいのエネルギーを使うんやな。
これは、「何事も全力で取り組む大切さ」を教えてくれる言葉やなんやで。

【文武両道】ぶんぶりょうどう

文武両道

【意味】
学問と芸術の両方の面で、優れていること。

四字熟語の博士
「文武両道」は、文学や学問のことを「文事」、武術や体育のことを「武事」といい、それら二つを両方とも大切にするという意味だよ。
もっと身近に言えば、学校での勉強とスポーツの両方をバランス良くこなすことも指すんだ。
助手ねこ
ええな、それはつまり、「勉強もスポーツもどっちも大事にする」ってことなんやな。
頭を使うことも、体を動かすことも、両方とも大切にしてバランスよくやるんやな。
これは、「何でも一つだけじゃなくて、バランス良く頑張る大切さ」を教えてくれる言葉なんやで。

【文明開化】ぶんめいかいか

文明開化

【意味】
人間の知恵、知識が進んで、世の中が進歩し開けること。特に明治初期の思想・文化・制度の近代化、西洋化した現象。

四字熟語の博士
「文明開化」は、世の中が進化して生活が便利になることを表すんだよ。
特に日本の明治時代には、西洋の文化や技術をたくさん取り入れて、生活が大きく変わった時期を指す言葉だよ。
助手ねこ
ほんまやな。それはつまり、「世の中がグンと進んで、便利になること」ってわけやな。
昔の日本で、外国のすごい技術や生活の仕方を見て、うちらもそうなろうとがんばった時期のことを言うんやな。
これは、「進歩や変化は困難や苦労を伴うけど、それが未来を明るくする」って教えてくれる言葉やね。


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