『恋愛・片思い・結婚・一途な恋・叶わない恋』を表す四字熟語を集め、50音順に並べました。
「恋愛している人」「大好きな人に片思いをしている人」「結婚を考えている人・失恋した人」
今現在、恋や結婚生活や失恋で悩んでいる全ての人にぴったりの言葉をお届けします。
この記事で恋愛関係にまつわる四字熟語を覚えてみてくださいね。
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目次
「あ行」恋愛の四字熟語【一途・片思い・結婚・叶わない恋】
合縁奇縁(あいえんきえん)
人と人との関係で、互いに親しくなったり、いがみあったりする、それは不思議な因縁によるものだという事。男女、夫婦、友人の巡り合わせについていう。
愛執染着(あいしゅうぜんちゃく)
男女の愛欲の執着。異性に対する強い性愛の欲望にかられること。愛にとらわれること。
愛屋及烏(あいおくきゅうう)
偏愛すること。溺愛、盲愛すること。
愛多憎生(あいたぞうせい)
寵愛(ちょうあい)や恩恵(おんけい)を受け過ぎると、必ず他人のねたみや憎しみ、嫉み(そねみ)を買うことになる。
愛別離苦(あいべつりく)
親子・きょうだい・夫婦など、愛する人と生別、死別するようになる苦しみのこと。
意気消沈(いきしょうちん)
うまくいかなくて元気がなくなる。しょげかえること。
意気阻喪(いきそそう)
意欲的に事に当たろうとする気力がくじけて、元気をなくしてしまうこと。意気込みや元気が弱ること。
意気投合(いきとうごう)
互いの気持ちや考えなどがぴったり合うこと。
以心伝心(いしんでんしん)
無言のうちに心が通じ合うこと。考えていることが言葉を言わずにお互いが理解しあう間柄のこと。
異体同心(いたいどうしん)
肉体は違っても、心はお互いに一致していること。関係がきわめて深いたとえ。
一期一会(いちごいちえ)
生涯に一度だけ会うこと。また、生涯に一度限りであること。一生に一度のことと考えてそのことに専念する意。もと茶道の心得を表した語で、どの茶会でも生涯にただ一度だと考えて常にまことをつくすべきことをいう。「一期」は仏教の語では人が生まれてから死ぬまでの間の意。
一意専心(いちいせんしん)
ひたすらひとつのことに、心を向けて集中すること。他に心を向けずにそのことのみを考えること。
一日千秋(いちじつせんしゅう)
人や物事の到来を待ち焦がれること。早く来てほしいと思う気持ちが非常に強いこと。わずか一日が千年に思えるという意味。「千秋」は千年、長い年月の意味。
一蓮托生(いちれんたくしょう)
①結果の善し悪しに関わらず、最後まで行動や運命をともにすること。また、事の善悪にかかわらず仲間として行動や運命をともにすること。
②よい行いをした者は死後に生まれ変わって極楽浄土で同じ蓮華の上に生まれ変わること。(仏典にはなく、日本の浄土信仰から生まれた考え)
意中之人(いちゅうのひと)
心の中でひそかに思い定めている人。特に結婚相手として恋しく思っている異性。
一心精進(いっしんしょうじん)
一つのことに心を集中させて励むこと。他のことに心を惑わされず、自らの信念に基づいて努力することこと。
一心不乱(いっしんふらん)
ただひとつの目的に心を向け、そのほかのことに気を散らさないこと。ひとつのことに集中し、ほかのことに心を奪われないさま。
雨霖鈴曲(うりんれいきょく)
唐の玄宗の作った楽曲の名。中国唐の玄宗皇帝が愛妃の楊貴妃の死を悼んで作った楽曲。安史の乱により玄宗は南に逃げたが、その途上やむなく寵愛していた楊貴妃を横死させることとなった。その後、斜谷で霖雨に遭い、雨の音と馬につけた鈴の音が調和するように互いに響き合っているのを聞いて楊貴妃を思い出す。その音から作られたのが『雨霖鈴曲』といわれる。
盈盈一水(えいえいいっすい)
男女が思いを交わしながら会うことができない苦しみやつらさをいうたとえ。
影隻形単(えいせきけいたん)
独りぼっちで孤独なこと。独り身で助けてくれる人のいないこと。からだも一つ、影も一つの意から。
会者定離(えじゃじょうり)
出会った者は、いつか必ず別れる運命にあるということ。世の無常をいったことば。会うは別れの始め。
鴛鴦之契(えんおうのちぎり)
外見だけでなく、心から結ばれているむつまじい夫婦仲。
燕雁代飛(えんがんだいひ)
人と人がすれ違いで遠く隔てられているたとえ。「代」はかわる、かわるがわるの意味。「燕雁(えんがん)代わって(かわるがわる)飛(と)ぶ」と訓読する。
屋烏之愛(おくうのあい)
きわめて愛情の深いこと、また偏愛・溺愛のたとえ。
「か行」恋愛の四字熟語【一途・片思い・結婚・叶わない恋】
邂逅相遇(かいこうそうぐう)
思いがけず偶然に出会うこと。
海誓山盟(かいせいさんめい)
変わることがない愛情を固く誓うこと
偕老同穴(かいろうどうけつ)
夫婦の仲がよいことのたとえ。仲のむつまじい夫婦の関係を結ぶこと。
関雎之化(かんしょのか)
夫婦仲がよく、家庭がうまく治まることのたとえ。
挙案斉眉(きょあんせいび)
妻が夫を尊び尽くすことのたとえです。また、夫婦が互いに尊敬して礼儀を尽くすことです。「案」は食事などを載せる膳のこと。「案を挙ぐること眉に斉しくす」とも読む。
琴瑟相和(きんしつそうわ)
夫婦の仲がむつまじいことのたとえ。
空前絶後(くうぜんぜつご)
今までに起きたことがなく、これからも起きないようなこと。非常に珍しいこと。
形影一如(けいえいいちにょ)
仲むつまじい夫婦のたとえ。また、心の善し悪しがその行動に表れるたとえ。からだとその影は常に離れず寄り添い、同じ動きをすることからいう。
敬天愛人(けいてんあいじん)
天を敬い人を愛すること。「敬天」は天をおそれ敬うこと。「愛人」は人をいつくしみ愛すること。西郷隆盛(号は南洲)が学問の目的を述べた語として有名。
月下氷人(げっかひょうじん)
仲人。媒酌人。縁を取り持つ人。
兼愛交利(けんあいこうり)
人を区別なく広く愛し、互いに利益を与え合うこと。中国戦国時代の墨子の思想。
牽衣頓足(けんいとんそく)
非常につらい別れを惜しむことの形容。もと出征する兵士の家族が、兵士の服にすがり引き留め、足をばたばたさせて別れを悲しむ意から。
合歓綢繆(ごうかんちゅうびゅう)
男女が親しく愛し合うさま。
孤影悄然(こえいしょうぜん)
一人だけしかいなくて、しょんぼりと寂しい様子。
寤寐思服(ごびしふく)
寝ても冷めても忘れないこと。また、人を思う情が切ないこと。
「さ行」恋愛の四字熟語【一途・片思い・結婚・叶わない恋】
咫尺天涯(しせきてんがい)
近いところにいながら、その距離がまるで天の果てに感じるように、なかなか会えないこと。
情意投合(じょういとうごう)
お互いの気持ちがよく通じ合うこと。
掌中之珠(しょうちゅうのたま)
自分のいちばん大事なたからもの。手の中に握りしめている大切な珠玉という意味。最愛の妻や子どもをさす場合が多い。
参商之隔(しんしょうのへだて)
遠く離れて会うことのないたとえ。また夫婦や兄弟の別離や仲たがいのたとえ。
人面桃花(じんめんとうか)
美人の顔と桃の花。かつて美人と出会った場所に行っても、今はもう会えないという場合にいう言葉。また、内心で思いながら会うことのできない女性をいう。
垂頭喪気(すいとうそうき)
元気がなく、しょげているさま。
寸歩不離(すんぽふり)
すぐそばにいること。また、関係が非常に密接であること。
千載一遇(せんざいいちぐう)
滅多に訪れそうもないよい機会。二度と来ないかもしれないほど恵まれた状態。「載」は「年」に同じ。「一遇」は一度出会う。「遇」は思いがけず出くわす。千年に一度偶然訪れるくらいの機会という意味。
糟糠之妻(そうこうのつま)
貧しいときから一緒に苦労を重ねてきた妻。
相思相愛(そうしそうあい)
男女が互いに愛し合っていること。非常に睦まじい男女の仲のこと。また、個人や会社などでお互いを必要としあっていること。
双宿双飛(そうしゅくそうひ)
夫婦の仲がむつまじく、常に離れることがないこと。
尊尚親愛(そんしょうしんあい)
尊敬して親しみ愛すること。
「た行」恋愛の四字熟語【一途・片思い・結婚・叶わない恋】
高嶺之花(たかねのはな)
高い峰に咲く花のように、遠くから眺めるばかりで、手にすることのできないものや人。手が出ないほど高価な品やうっとりと見つめるばかりで近づきがたい美女など。
団雪之扇(だんせつのおうぎ)
寵を失ったわが身を、月のように円く雪のように白い扇にたとえたところから》男の愛を失った女、男に顧みられなくなった女のたとえ。
朝雲暮雨(ちょううんぼう)
男女の情愛のこと。中国の楚の壊王が高唐に遊び昼寝をしていたとき、その夢の中で巫山の神女と情を交わし、別れるとき神女が「朝には雲となり夕には雨となってここに参りましょう」と言ったという故事から。
昼想夜夢(ちゅうそうやむ)
目が覚めている昼に思ったことを、夜に寝て夢見ること。
喋喋喃喃(ちょうちょうなんなん)
小声で親しげに話しあうさま。男女がむつまじげに語りあうさま。
猪突猛進(ちょとつもうしん)
周囲の人のことや状況を考えずに、一つのことに向かって猛烈な勢いで突き進むこと。
同床異夢(どうしょういむ)
同じ立場や、仲間同士であっても、目的や考え方がちがうということ。一緒に仕事をしていても、意見が一致しないこと。
同腹一心(どうふくいっしん)
一致した心をもち、志を同じくするという意味。
徳高望重(とくこうぼうじゅう)
人徳があって、人々からの人望も厚いこと。
「な行」恋愛の四字熟語【一途・片思い・結婚・叶わない恋】
二人三脚(ににんさんきゃく)
二人が協力して一つの物事に取り組むことのたとえ。また、二人が並び、互いの内側の足首を紐で結んで、二人合わせて三脚で走る競技。
「は行」恋愛の四字熟語【一途・片思い・結婚・叶わない恋】
破鏡重円(はきょうじゅうえん)
別れた夫婦がまたいっしょになること。また、離ればなれになっていた夫婦が再会すること。
比翼之鳥(ひよくのとり)
夫婦・男女間の情愛の、深く仲むつまじいことのたとえです。夫婦、仲の良いたとえを言います。
比翼連理(ひよくれんり)
男女の情愛の、深くむつまじいことのたとえ。相思相愛の仲。夫婦仲のむつまじいたとえ。「比翼」は比翼の鳥のことで、雌雄それぞれ目と翼が一つずつで、常に一体となって飛ぶという想像上の鳥。「連理」は連理の枝のことで、根元は別々の二本の木で幹や枝が途中でくっついて、木理が連なったもの。男女の離れがたく仲むつまじいことのたとえ。
婦怨無終(ふえんむしゅう)
男性からの愛を失った女性は、その怨みをいつまでも忘れることはないということ。
覆水不返(ふくすいふへん)
一度犯した誤りはもとどおりにはならないということ。また離婚した夫婦の仲はもとにもどらないということ。
夫唱婦随(ふしょうふずい)
夫婦の仲が非常によいことのたとえ。夫が言い出し、妻が従うこと。
瓶墜簪折(へいついしんせつ)
男女が離れて二度と会い得ないたとえ。
没分暁漢(ぼつぶんぎょうかん)
ものの道理がわからない男。わからずや。
翻雲覆雨(ほんうんふくう)
世の人の態度や人情がうつろいやすいことのたとえ。
「ま行」恋愛の四字熟語【一途・片思い・結婚・叶わない恋】
未来永劫(みらいえいごう)
これから未来にわたる、果てしなく長い年月。永遠。
無我夢中(むがむちゅう)
あるものごとに心を奪われて、自分の現在の状態を忘れること、またそのさま。
盲亀浮木(もうきふぼく)
会うことが非常に難しいこと、めったにないことのたとえ。また、人として生まれることの困難さ、そしてその人が仏、または仏の教えに会うことの難しさのたとえ。
「や行」恋愛の四字熟語【一途・片思い・結婚・叶わない恋】
容姿端麗(ようしたんれい)
顔や姿が整い、美しいさま。
「ら行」恋愛の四字熟語【一途・片思い・結婚・叶わない恋】
落花流水(らっかりゅうすい)
散る花と流れ去る水のことで、去りゆく春をいった語。転じて、人や物が落ちぶれることのたとえ。また、男女の気持ちが互いに通じあうことのたとえ。
連理之枝(れんりのえだ)
夫婦や男女の仲のよいことのたとえ。「連理」は、2本の木のそれぞれの枝がくっつきあって、木目が連なって一つになったことという意味。深い孝心のたとえに使われていたが、後には、夫婦・男女の深い契(ちぎ)り、仲のよいことをたとえるようになった。
「わ行」恋愛の四字熟語【一途・片思い・結婚・叶わない恋】
和顔愛語(わがんあいご)
なごやかで親しみやすい態度のこと。「和顔」はなごやかな顔つき、柔和な顔のこと、「愛語」は親愛の情がこもった言葉の意。