「せ」で始まるよく使う有名な四字熟語と意味
【政教分離】せいきょうぶんり
【意味】
政治と宗教の結びつきを切り、互いの干渉を禁止すること。
宗教団体が政治に手を出したり、政府が人々の信じるものに口を出したりするのは、おっさんでもやりたくないねんな。
それは、「自分のことは自分で決める自由」を大切にするための原則やな。
【晴好雨奇】せいこううき
【意味】
晴れでも、雨でも、どちらでもすばらしい景色のこと。
どんな天候でも自然はすばらしい、という意味が込められているんだ。
天気に関わらず、自然の美しさは変わらへん、ってことやね。
これは、「どんな状況でも美しいものを見つける」って教えてくれる言葉なんやで。
【晴耕雨読】せいこううどく
【意味】
世間のことにわずらわされず、自分の思うままに生活を送ること。
それは世俗から離れて、静かな田園生活や落ち着いた老後を描いているんだ。
都会の騒がしさから離れて、田舎でのゆったりとした時間を楽しむんやな。
これは、「静かな生活の素晴らしさ」を教えてくれる言葉なんやで。
【生殺与奪】せいさつよだつ
【意味】
生かすも殺すも、与えることも奪うことも自分の思うままになること。絶対的な権力を握っていることをいう。
他人を生かしたり、逆にその命を奪ったり、物を与えたり奪ったりする権力を持つことだよ。
自分の思うがままに、人を助けたり、逆に邪魔するほどの力を握ってるんや。
まあ、そんな力は使うときは、ちゃんと正しく使わんとあかんな、っていう教訓も含まれてるんちゃうか?
【精神一到】せいしんいっとう
【意味】
精神を集中してことに当たれば、どんなことでも成し遂げられるということ。
精神を一点に絞って努力すれば、何でも成功に結びつくという考え方が込められているんだ。
どんなに難しいことでも、そのことだけに全力を注げば、きっとできるようになるんやな。
これは、「ひとつのことに集中する大切さ」を教えてくれる言葉なんやな。
【聖人君子】せいじんくんし
【意味】
立派な人徳やすぐれた知識・教養を身につけた理想的な人物。非のうちどころのない理想的な人物。
まさに、高潔で理想的な存在といえるよ。
ほんまに理想の人やな、あこがれるわ。
これは、「心も頭も優れた人を目指そう」って教えてくれる言葉やな。
【誠心誠意】せいしんせいい
【意味】
真心をもって、人に接したり物事に対処すること。
それは、嘘や私欲がまったくない、真実の気持ちを表しているんだ。
ウソや欲ばり心なしに、まっすぐな気持ちであることを示すんやな。
これは、「心の中で本当に思っていることを大切にする」っていうメッセージが込められてる言葉なんやで。
【精神統一】せいしんとういつ
【意味】
心の働きを一点に集中すること。
心の中の雑念を払い、一つのことに意識を絞る、そういう状態を表しているんだ。
頭の中がごちゃごちゃせんように、一つのことだけを考える、そんな感じやな。
これは、「集中力の大切さ」を教えてくれる言葉やわな。
【正正堂堂】せいせいどうどう
【意味】
・軍隊の陣立てなどの勢いが盛んな様子
・卑怯な手段を使わず、態度が立派なこと
さらに、それは「正しい行動をとり、立派に振る舞う」という意味もあるんだ。
つまり、自分の行動に恥ずかしいところがなく、方法も正しいことを示しているよ。
どんなに大変な状況でも、怖がらず、正しい方法で立ち向かうんやな。
これは、「自分の行動に自信を持つ大切さ」を教えてくれる言葉やな。
【生存競争】せいぞんきょうそう
【意味】
地位や生活の存続をめぐって行われる争い。
生きていくために、争いを避けられないという状況を描いているんだ。
生き残りのためには戦いは避けられへんねん。
これは、「生きるためには競争は避けられない」っていう厳しい現実を教えてくれるんやな。
【贅沢三昧】ぜいたくざんまい
【意味】
思うがままに贅沢をすること。
たとえば、美味しいものを食べたり、素敵な物を買ったり、贅沢を思い切り楽しむという感じだね。
美味いもん食べて、欲しいもん買って、好きなことを思いっきり楽しむんやな。
これは、「たまには自分を甘やかすことも大切や」って教えてくれる言葉やな。
【清濁併呑】せいだくへいどん
【意味】
心の広いこと。善も悪も、分けることなく受け入れること。
それはつまり心が広いということだね。
どんなことでも胸を開いて受け止める、その大きな心やね。
これは、「人や物事をあるがままに受け入れる広い心」を教えてくれる言葉なんやで。
【青天白日】せいてんはくじつ
【意味】
晴れ渡った天気。転じて、心に後ろめたいことのないこと。また、無実であることが明らかになること。
それはまるで晴れ渡った青空に太陽がきらきらと輝いているようなイメージなんだ。
お日様が全力で輝いている青空のように、疑いようのないほど明るい心を持つってことやな。
これは、「心を清く持つ大切さ」を教えてくれる言葉やで。
【正当防衛】せいとうぼうえい
【意味】
不当な暴力などから、自分や他人を守るためにやむをえず行う行為。
ここで大切なのは、その行動が不適切な攻撃を防ぐためのものであるということだよ。
でも、それは「やむを得ん攻撃を止めるため」やから、勝手にやって良いわけやないねんな。
これは、「自分や他人を守るための行動」ってことを教えてくれるんやな。
【勢力伯仲】せいりょくはくちゅう
【意味】
互いの力が同じくらいで、どちらが優れているか判断できないこと。
二つのものがとてもよく似ていて、どちらがより優れているかを決めるのが難しいという意味だよ。
つまり、両者がほぼ同じくらいの力を持ってて、どっちが上や下かを決められへん状況なんやな。
これは、「どっちも同じくらいすごいよ」って言うてるんやな。
【清廉潔白】せいれんけっぱく
【意味】
心が清らかで私欲がなく、悪いことをしないこと。また、そのような様子。
自分の行動に悪いところが全くない、という意味も含まれているんだ。
何も隠さず、公平公正に物事を進めるんやな。
これは、「自分の欲に流されず、真面目に生きる大切さ」を教えてくれるんやで。
【責任転嫁】せきにんてんか
【意味】
自分が負わなければならない責任や義務を、他人になすりつけること。
つまり、自分のミスや問題を他人のせいにするという態度を示すんだ。
たとえば、部屋が散らかってても、「それは兄ちゃんがしたことや」って、兄ちゃんに責任を押し付けるみたいな感じやな。
これは、「自分の失敗は自分で認めるべき」って教えてくれる言葉やで。
【是是非非】ぜぜひひ
【意味】
良いことは良い、悪いことは悪いと認めること。
これは、「公平に物事を判断する大切さ」を教えてくれる言葉やね。
【世代交代】せだいこうたい
【意味】
年をとった人が退き、代わりに若い人が活躍すること。
年配の人たちから若い人たちへのバトンタッチ、というイメージだね。
まあ、バトンを次の人に渡すように、年とった人から若者へと、役割が移るんやな。
これは、「新しい世代が立ち上がるとき」を表わす言葉やな。
【切磋琢磨】せっさたくま
【意味】
学問・道徳に、励みに励むこと。また、仲間同士互いに励まし合って向上すること。
これは元々、天生の才能がある人が修行を積むことで立派な人になる、という意味からきているんだ。
みんなで協力したり、競争したりしながら、自分のスキルを上げていくんやな。
これは、「一人でなく、みんなで助け合って成長することの大切さ」を教えてくれる言葉やで。
【切歯扼腕】せっしやくわん
【意味】
ひどく怒ったり、悔しがったりすること。
大切な試合で負けた時や、思うように物事が進まない時などに使われる表現なんだ。
たとえば、試合で負けてしまった時や、思い通りにならないことがあった時に、「う~ん、次は絶対にうまくいくぞ!」って強く思う時の気持ちを表してるんやな。
【絶対安静】ぜったいあんせい
病気やけが人を寝たまま動かさないようにし、安らかで落ち着いた状態に保たせること。
【絶体絶命】ぜったいぜつめい
【意味】
危険や困難がさしせまり、逃げ場のない追い詰められた状態。
進むべき道も退くべき道もなく、まさに身体も命も限界に追い込まれるという意味だね。
逃げ場もなく、どうしようもないところまで追い込まれてるんやな。
「どこにも逃げられへんくらい困った状況」を表してる言葉なんやで。
【戦意喪失】せんいそうしつ
【意味】
戦おうとする気持ちを失ってしまうこと。転じて、何かしようという気持ちを失ってしまうこと。
自分の力を信じて戦う気持ちが失われてしまう、という意味が込められているんだ。
もともとあった力を出す気や、がんばる気がなくなっちゃうんやな。
これは、「戦う意志がなくなるさびしさ」を教えてくれる言葉やで。
【浅学非才】せんがくひさい
【意味】
学問、知識ともに乏しく、かつ才能もないこと。自分は無知無能であると謙遜していう語。
知識が浅く、才能がない、という意味が込められているんだ。
知識も才能もちょっとしかないって感じやね。
でもな、これはネガティブな言葉やけど、「自分を高く見積もらず、謙虚になることの大切さ」を教えてくれる言葉やで。
【千客万来】せんきゃくばんらい
【意味】
たくさんの客が、ひっきりなしにやってくること。
まるで入れ替わり立ち替わり、止まることなくお客さんが来るような状況を描いているんだ。
客の顔ぶれが絶えず変わるけど、いつも多くの人がいる状況を言うんやな。
これは「いつもたくさんの人が集まる人気のある場所」っていう意味があるんやで。
【千軍万馬】せんぐんばんば
【意味】
戦闘経験が豊富なこと。転じて、社会経験などを多く積んでいること。
大勢の兵士とたくさんの戦馬を想像してみて。
非常に大規模で壮視な景色が浮かぶんじゃないかな。
【前言往行】ぜんげんおうこう
【意味】
いにしえの聖人・賢者の残した言葉や行い。
「前言」は古人の言い残した言葉、前おきとしてのべる言葉。
「往行」は古人の足跡、聖人・賢者の行いのこと。
これは、過去の人々の教えや彼らが示した行いの価値を強調する表現なんだ。
おじいちゃんやおばあちゃんが昔言ってた言葉や、その行動のことを指すんやな。
これは、「大事なことは昔の人から学ぶ」っていう教えやで。
【千言万語】せんげんばんご
【意味】
非常にたくさんの言葉。また、くどくどと長ったらしい言葉。
たくさんの言葉を使い果たして、色々なことを話すというイメージだよ。
一つのことを説明するのに、いろんな言葉を使ってあれこれ語るんやな。
これは、「たくさん話すことの大切さ」を教えてくれる言葉やな。
【千古不易】せんこふえき
【意味】
永遠に変化しないこと。価値などが長年にわたり変化しないこと。
これは、ものごとの本質が永遠に不変であるという意味が込められている。
一生変わらんような大切なものや思い、それが「千古不易」ってことやな。
これは、「永遠に変わらへんものの価値」を伝えてくれる言葉やな。
【前後不覚】ぜんごふかく
【意味】
物事のあとさきも分からなくなるくらいに正常な意識を失うこと。
つまり、混乱が頂点に達して正常な判断ができなくなる状態を示す言葉なんだ。
頭がパニックになって、正常な判断ができへんくなっちゃうんやな。
これは、「混乱しきって何が何だかわからへん」ってことを教えてくれる四字熟語やな。
【千載一遇】せんざいいちぐう
【意味】
千年に一度くらいしかないような、珍しい機会。
これは、まさに千年に一度しか出会えないほどの大きな機会という意味だね。
千年に一度しか出会えへんくらいのビッグチャンスのことやな。
これは、「大事なチャンスを逃さないように」って教えてくれる言葉やで。
【千差万別】せんさばんべつ
【意味】
それぞれ、様々の違いがあること。
これは、多種多様、それぞれ違って一つとして同じものがないという意味だね。
もんのすごいたくさんの種類や色や形があって、全部一緒のものはないんやな。
これは、「世の中にはたくさんの違いがある」って教えてくれる言葉やで。
【千山万水】せんざんばんすい
【意味】
たくさんの山や川。山や川が続くこと。深山幽谷の形容。また、旅路の長くけわしいことの形容。
そして、それがほとんど終わりがないほど長い旅のことも言うんだ。
それを全部越えていく長ーい旅のこともいうんやね。
まるで「大冒険の旅」のような感じやな。おもしろそうやね!
【千思万考】せんしばんこう
【意味】
正しい判断をくだすために、よく考えたり、色々と悩んだりすること。
千や万という大きな数字が示すように、たくさんの考えを巡らせるという意味があるんだ。
どんなに考えても答えが出へん時でも、諦めずにあらゆる角度から考え続けるんやな。
それは「答えが見つからんときでも、色んな視点から考えることの大切さ」を教えてくれる言葉やで。
【千紫万紅】せんしばんこう
【意味】
さまざまな花の色の形容。また、色とりどりに咲いている花のこと。
また、それは花がいろいろな色で一斉に咲き乱れる様子も描写しているんだ。
花がいっぱい咲いて、きれいな色で溢れてるみたいな感じか。
これは、「いろんな要素が混ざり合って美しい絵を作る」っていうイメージなんやな。
【千姿万態】せんしばんたい
【意味】
さまざまに異なる姿や形のこと。また、さまざまに姿や形を変えること。
千や万という大きな数字が使われているから、本当にたくさん、無数に近いほどの色々な形や姿を表すことができるんだ。
人間も、ネコも、木も、みんなそれぞれ違う姿や形を持ってるから、「千姿万態」って感じやな。
これは、「いろんな姿を認める大切さ」を教えてくれる言葉やで。
【千秋万歳】せんしゅうまんざい
【意味】
歳月の非常に長いこと。また、長寿を祝う言葉。
文字通りには千年や万年という長い時間を指しているんだ。
また、それは人の長寿を祝ったり、健康でいてほしいと願う意味も含まれているよ。
それと同時に、「長生きしてほしい」、「ずっと元気でいてほしい」って祝いの言葉でもあるんやね。
まあ、要するに「長い時間を表す言葉やけど、同時に祝福の気持ちも込められてる」ってわけやな。
【全身全霊】ぜんしんぜんれい
【意味】
その人のもっている体力と精神力の全て。
これは、「全力で取り組む大切さ」を教えてくれるんやで。
【千辛万苦】せんしんばんく
【意味】
さまざまな苦しみや難儀のこと。
様々な苦労を耐え忍ぶという意味が含まれているんだ。
いろいろな大変なことがあっても、それを乗り越えていくんや。
これは、「どんな困難でも乗り越える強さ」を教えてくれるんやで。
【前人未到】ぜんじんみとう
【意味】
過去にだれも到達したり足を踏み入れたりしていないこと。いままでだれも成し遂げたことがないということ。
まだ誰も足を踏み入れたことのない場所、もしくは誰も達成したことのない状態を意味しているんだよ。
今まで誰も見たことない景色や、達成したことのない偉業に挑戦するんやな。
これは、「新しいことに挑戦する勇気」を示す言葉やで。
【先制攻撃】せんせいこうげき
【意味】
相手が攻撃してくる前に、攻撃すること。
相手が襲ってくる前に、自分から攻めるということだね。
相手が動き出す前に、自分が先に動くことで、アドバンテージを持てることがこの言葉からは学べるんやで。
【戦戦恐恐】せんせんきょうきょう
【意味】
おそれて、びくびくするさま。おそれつつしむさま。
恐れながら、どんなことが起こるか分からない状態を描いているんだ。
あたかも怖い映画を見ているように、どんな時もドキドキ、ワクワクする感じやな。
これは、「いつも警戒している、おっかなびっくりする感じ」を表してる言葉やな。
【宣戦布告】せんせんふこく
【意味】
相手国に対して、戦争を宣言して公布すること。これにより、戦闘状態に入り、戦争が開始される。
この宣言が出されると、それは戦争が始まる合図となるわけだ。
言うた瞬間からもう戦闘開始やねんな。
これは「ちゃんと相手に意思を伝えてから行動する大切さ」を教えてくれるんやで。
【先祖伝来】せんぞでんらい
先祖から引き継ぎ、伝わっていること。
【千態万状】せんたいばんじょう
【意味】
種々さまざまの状態。千状万態。
あらゆる種類の様々な状態、それが「千態万状」の意味なんだ。
例えば、人の気持ちもさまざまで、楽しいとき、悲しいとき、怒ってるとき、みんな違う顔を見せるわけやな。
それがまさに「千態万状」やな。
【前代未聞】ぜんだいみもん
【意味】
これまでに聞いたこともないような珍しく変わったこと。また、たいへんな出来事。
これは、完全に新しく、誰も経験したことのない状況や事件を意味しているんだ。
何か珍しいことやビックリするようなことが起きたら、それは「前代未聞」なんやな。
これは、「世の中には驚くべき新しい出来事がいつも起こり得る」って教えてくれる言葉やで。
【全知全能】ぜんちぜんのう
【意味】
知らないことは一つもなく、できないことは何もないということ。すべてのことを知り尽くし、行える完全無欠の能力のこと。
無限の知識と能力を持っているということだよ。
全部理解してて、どんなことでも出来る、すごい能力やな。
これは、「知識と能力の究極」を表してる言葉なんやで。
【先手必勝】せんてひっしょう
【意味】
先手をとれば、必ず有利になること。
ここでの「先手」は最初に行動することを、「必勝」は絶対に勝つということを表しているんだ。
ゲームや競争で一番最初に行動したら、勝つことができる、ってことやで。
これは、「早く行動することの大切さ」を教えてくれる言葉やな。
【前途多難】ぜんとたなん
【意味】
これから先、多くの災難や困難が待っていると予想されること。
未来に待ち受けている困難が多いということも言うんだよ。
これから先、いろんな問題にぶつかるかもしれへんけど、それでもがんばらなあかんっていう意味なんやな。
これは、「困難が待ち受けてても、それを乗り越えて進む大切さ」を教えてくれる言葉やで。
【前途有望】ぜんとゆうぼう
【意味】
将来成功する可能性を大いに秘めていること。
この言葉は、今後の活躍が見込まれていることを伝えているんだ。
未来で大活躍することが期待されてるってわけやな。
これは、「これからの未来に希望を持つ」ってことを表す言葉やなんやで。
【前途洋洋】ぜんとようよう
【意味】
今後の人生が大きく開けていて、希望に満ちあふれているさま。
もうこれからは楽しみで仕方ない、という感じさ。
わくわくするようなことがこれからたくさん待ってるんやな。
これは、「未来への希望や楽しみ」を伝える言葉やで。
【前途遼遠】ぜんとりょうえん
【意味】
目的地までの距離、目的を達成するための時間などが、非常に長いこと。
目的地まで遠く、目標達成までには長い時間がかかるという意味があるんだよ。
目指すとこまでが、ものすごく遠くて、それを達成するまでには時間がいっぱいかかるんやな。
これは、「大きな目標には時間と努力が必要」って教えてくれる四字熟語なんやね。
【善男善女】ぜんなんぜんにょ
【意味】
信仰心のあつい人々のこと。
つまり、信じる心が深く、誠実に生きている人々を指すんだ。
心から信じて、ちゃんと生きていく人々のことを指すんやな。
これは、「信じる心と真剣さ」を大切にする人たちのことを教えてくれる言葉やで。
【専売特許】せんばいとっきょ
その人だけが得意としている技や方法など。
【千篇一律】せんぺんいちりつ
【意味】
作られた多くの文章や芸術作品などが、どれも同じ調子や体裁で変わりばえのしないこと。転じて、どのようなことでも機械的に一つのマニュアルに従って処理して、融通がきかないこと。また、平凡で何の特徴もないこと。
そのイメージを使って、物事が全て同じで面白みのないこと、つまり、同じパターンが繰り返されることを指している。
まるで詩が全部一緒で、新しいもんが出てこないみたいな。
これは、「新しいアイデアや変化を求める」っていう意味があるんやで。
【千変万化】せんぺんばんか
【意味】
種々様々に変化すること。
目まぐるしいほどの変化、というイメージが含まれているんだ。
まぁ、まばたきする間に変わるほど早いんやな。
これは、「世の中の変化についていく大切さ」を教えてくれる言葉やで。
【千万無量】せんまんむりょう
【意味】
推し量ることもできないほどに数・量の多いこと。
つまり、限りなく多いという様子を表現しているんだ。
数字で表すことができないくらいの数っていう意味なんやな。
これは、「数えきれないほど多いもの」を示す言葉なんやで。
【先憂後楽】せんゆうこうらく
【意味】
常に民に先立って国のことを心配し、民が楽しんだ後に自分が楽しむこと。北宋の忠臣范仲淹が為政者の心得を述べた言葉。転じて、先に苦労・苦難を体験した者は、後に安楽になれるということ。
また、先に苦労すれば、後で楽ができるという意味でも使われるよ。
これは、「自分の楽しみよりも他人の心配事を先に考える大切さ」や、「先に苦労すれば後で楽ができる」っていう教えがあるんやな。
【千里同風】せんりどうふう
【意味】
世の中がよく治まっていて平和であること。
逆に、世の中全体が混乱していることをいうときもある。
大きなトラブルがなく、みんなが落ち着いて生活している、というイメージがあるんだ。
世の中全体が平和で、みんなが笑顔で過ごしている感じか。
これは、「平和な時期の大切さ」を教えてくれる言葉やね。
【千両役者】せんりょうやくしゃ
【意味】
一年で千両も稼ぐという、人気があって技芸のすぐれた役者のこと。転じて、ここ一番というときに、見事な活躍をする人のこと。
それが転じて、大切なときに見事な活躍を見せる人を指すようになったんだ。
プレッシャーの中でも、頼りになる存在やで。
一年で千両も稼ぐ役者のように、大切なときにはきちんと結果を出してくれる人を称える言葉やね。
【全力投球】ぜんりょくとうきゅう
【意味】
野球で、投手がすべての力を振り絞って、打者と対すること。転じて、全能力を傾けて、物事に対処すること。
元々は野球で、投手が全ての力を振り絞って、対戦相手に挑む様子から来ているんだ。
野球の投手が全力でボールを投げるように、自分の全力を使って問題に立ち向かうんやな。
これは、「全力で挑戦することの大切さ」を教えてくれる言葉やな。
【善隣友好】ぜんりんゆうこう
【意味】
隣の国と友好関係を結ぶこと。
隣り合う国との良好な関係を維持するという意味が込められているんだよ。
家が隣にあるとか、学校が近いとか、そんなんと同じで、国が近いと、いつも協力しあって、一緒にいいことをするねんな。
これは、「近くの人とは仲良くするべき」って教えてくれる言葉やで。
それは、宗教団体が政治に介入したり、国家が宗教団体や人々の信仰に口を出したりすることを避けるためのものだよ。