「き」で始まるよく使う有名な四字熟語と意味
【気宇壮大】きうそうだい
【意味】
心意気が極めて大きく、立派なこと。
小さいことにこだわらず、大きな目標を持って行動するんやな。
これは、「大きな視野と高い志を持つ人」を表す言葉やで。
【気炎万丈】きえんばんじょう
【意味】
意気込みが他を圧倒するほど盛んであること。盛んな意気を示し、威勢のよい言葉を吐くこと。
大きく気持ちを高める、という意味も含まれているんだ。
自分の意志をしっかり持ち、ノリノリで物事に取り組むんやな。
これは、「元気一杯、意気揚々と行動する人」を示す言葉やな。
【機会均等】きかいきんとう
【意味】
権利・待遇を平等に与えること。教育、雇用、医療などで社会的活動から除外されないように差別を廃止しようとする考えのこと。あらゆる国や人などに対し、平等に権利や待遇を与えること。
どんな人でも、どんな団体でも、平等に機会があるというんやな。
これは、「公平性と平等性」を大切にする言葉やな。
【奇怪千万】きかいせんばん
【意味】
非常に不思議なこと。また非常に怪しいこと。
普通では考えられへんくらい、びっくりするような不思議なことが起きてるって意味なんやな。
これは、「世の中には理解できへん不思議なことがたくさんある」っていうことを教えてくれる言葉やで。
【危機一髪】ききいっぱつ
【意味】
ひとつ間違えば、非常に危険なことが起こりそうな状態。髪の毛一本のところまで危険が迫っている様子をいう。危機や困難に陥るかどうかの、きわめて危ない瀬戸際。「危機一髪のところで助かった」など、危険を回避できた時の表現として多く使われる。
本当に危ない瀬戸際という感じだね。
まさに危ないところをふうっと乗り越える感じやな。
これは、「危険な状況でも諦めずに最後までやる大切さ」を教えてくれる言葉やで。
【奇奇怪怪】ききかいかい
【意味】
常識では考えられないほど、非常に怪しく不思議な様子。
考えられへんくらい不思議で、ちょっとおかしなことが起きてるっていう意味やな。
これは、「世の中には驚くほど変わったことがある」っていうことを教えてくれる言葉やで。
【危急存亡】ききゅうそんぼう
【意味】
危険が目の前まで迫って、生きるか死ぬかという瀬戸際にあること。
もうすぐ大変なことが起きそうで、これからが生き延びるかどうかの大試練の時間っていう感じやな。
これは、「大変な状況でも最後まであきらめずにがんばる」っていう気持ちを表す言葉やで。
【気候風土】きこうふうど
【意味】
土地の気候・気象・地形・地質・景色(景観)などの自然条件の総称。またはその土地の人々の精神や思想なども含めた総称。
雨がよく降るか、山が多いか、どんな風景が広がってるかなど、その場所の全ての自然のことを言うんやな。
これは、「土地の特性を理解する」っていう重要さを教えてくれる言葉やで。
【奇策縦横】きさくじゅうおう
【意味】
人の予想もしない奇抜なはかりごとを思いのままにくりだすこと。
まるで、自分の思考が縦横無尽に広がっているかのような表現だね。
自分の頭の中が、思いっきり自由に思考を巡らせて、いろんな方向に考えが広がるんやな。
これは、「自由な発想が大切」っていうことを教えてくれる言葉やで。
【起死回生】きしかいせい
【意味】
絶望的な状態を、立て直すこと。
つまり、もうだめだと思われた状況を、何とか生き返らせる、という感じだね。
どんなに厳しい状況でも、一瞬で回復させる力やで。
これは、「絶望的な状況でも諦めずにがんばる大切さ」を教えてくれる言葉なんやで。
【旗幟鮮明】きしせんめい
【意味】
主義、主張、立場などがはっきりしていること。
まるで、はっきりと色鮮やかな旗を掲げているように、自分の思いや意志が明らかにされているという意味だね。
自分の旗をど真ん中に立てて、自分の意見をしっかりと示すんやな。
これは、「自分の意見をはっきりと表す大切さ」を教えてくれる言葉なんやで。
【鬼手仏心】きしゅぶっしん
【意味】
鬼の様な恐ろしい顔をしているが、性格は穏やかで仏の様な心であることを意味する言葉。外科医の手術をする際の心構えを言った語。
見かけと中身が異なることを示す言葉で、人は見た目ではなく、中身で評価すべきだという教訓が込められているんだ。
外見だけ見て人を判断しないで、心の中を見ることが大事やってことを教えてくれるんやな。
これは、「見た目と中身は違うこともあるんやで」っていうことを教えてくれる言葉やな。
【希少価値】きしょうかち
【意味】
数や量が少なかったり珍しかったりするために生じる価値。
数量が少ないということは、簡単には手に入らないため、その価値は上がるということなんだよ。
つまり、世界中でこれだけ!とか、もう作られてないものとか、そういうものは価値が上がるんやな。
これは、「珍しいものほど価値があるんやで」っていうことを教えてくれる言葉やな。
【起承転結】きしょうてんけつ
【意味】
文章のまとめ方や物事の順序。「起」で話題を提起し、「承」でこれを発展、「転」で視点を転換、「結」でしめくくる文章や話の構成や順序のこと。
それぞれ「起」は話の始まり、「承」はその続き、「転」は予想外の変化、「結」は最後のまとめを指すんだよ。
映画や漫画でもよく見るパターンやな。これは、「お話を作るときの順番」を教えてくれる四字熟語やな。
【喜色満面】きしょくまんめん
【意味】
喜びが顔いっぱい表れていること。喜びを隠しきれず、うれしそうな表情のようす。顔中に喜びや嬉しい気持ちが満ちあふれているさま。
つまり、人が本当に嬉しいときに見せる笑顔のことを言うんだ。
何かいいことがあったときに、顔いっぱいに喜びがあふれてるんやな。
これは、「大喜びしている様子」を表す四字熟語やな。
【疑心暗鬼】ぎしんあんき
【意味】
疑いの心が強くなると、なんでもないことまで疑わしく思えてきてしまうこと。
どこにでも怖いものが潜んでいるように感じる、という表現なんだ。
ちょっとしたことまで恐ろしく感じてしまうんやな。
これは、「疑いすぎて怖くなっちゃう」っていう状況を表してるわけやな。
【奇想天外】きそうてんがい
【意味】
思いもよらない奇抜なこと、またその発想。ふつうでは思いつかないような考え・発想がふと出てくることをいう。
非常にオリジナルで想像力豊かなことを表す表現なんだ。
普通じゃない、びっくりするような考え方をするんやな。
これは、「とっても独特で新しいアイデアを思いつくこと」を言うんやな。
【気息奄奄】きそくえんえん
【意味】
息も絶え絶えな様子。今にも死にそうな様子。また、物事が非常に苦しい状態にある様子。
また、それは国や組織が壊れそうな状況、あるいは全般的に物事がうまくいかない様子にも使われるんだ。
人がほとんど力尽きて倒れそうなときや、国や組織がぐらついているときに使うんやな。
それとも、何かがうまくいかんときも使うんやな。
これは、「もう絶体絶命、逃げ場なし」っていう状態を表す言葉なんやで。
【吉凶禍福】きっきょうかふく
【意味】
幸いとわざわい。よいことと悪いこと。また、めでたいことと縁起の悪いこと。
人生は善悪の出来事が混ざり合っている、という意味が込められているんだ。
人生っていうのは、うれしいこともあれば、悲しいこともある。
これは、「人生はアップダウンがあるもの」ってことを教えてくれるんやな。
【喜怒哀楽】きどあいらく
【意味】
喜び、怒り、かなしみ、楽しみの代表的な4つの感情のこと。人はさまざまな出来事に触れ、さまざまな感情を抱くものであるということ。
具体的には、喜び、怒り、悲しみ、楽しみといった四つの感情を指しているんだ。
みんなが毎日感じる、いろんな感情を表してるんやな。
これは、「人間の感情の豊かさ」を教えてくれる言葉やで。
【鬼面仏心】きめんぶっしん
【意味】
表面は怖そうだが、内心はとてもやさしいこと。また、そのような人。
また、そのような性格を持つ人を指すこともあるんだ。
外見だけ見て判断しない方がええってことやな。
これは、「見た目だけじゃなく、中身も大切」って教えてくれるんやで。
【亀毛兎角】きもうとかく
【意味】
亀に毛が生え兎に角が生えるのは有り得ない事で、そのような異常事態が起こるのは戦乱の凶兆であるという意味から転じて、有り得ない事のたとえ。仏教で、現実に存在しないもの、現実に存在しないものを存在するかの様に扱う愚かしさ、有って無い様なもの、曖昧な存在という意味。
つまり、非常に珍しい、またはあり得ないことを指すんだ。
あかんて、まるで亀が毛を生やしたり、ウサギが角を生やすみたいに、めっちゃ珍しくて、ほんまにあるんかいな?って思うことを言うんやな。
これは、「めっちゃレアな事象」を示す言葉やで。
【牛飲馬食】ぎゅういんばしょく
【意味】
まるで牛が水を飲み、馬がものを食べるように多量に飲食すること。
文字通り、牛が一度にたくさんの水を飲み、馬が一度にたくさんの飼料を食べる様子がイメージされているんだ。
牛が一気に水をゴクゴク飲んで、馬が一気に飼料をガツガツ食べるみたいに、人間も一度にたくさん飲んだり食べたりするときに使う言葉なんやで。
【九夏三伏】きゅうかさんぷく
【意味】
夏のこと。また、夏の最も暑いころをいう。
直訳すると、九日間の暑い夏と三日間のとくに暑い日、つまり土用の丑の日のことを表しているんだ。
夏の中でも特に暑い日々、特に土用の丑の日のころを指すんやな。
これは、「暑さがピークに達する時期」を教えてくれる言葉なんやで。
【九死一生】きゅうしいっしょう
【意味】
九割がた助からない命が、かろうじて助かること。
文字通りには、9回死に、1回生き残るという、非常に危険な状況から脱出することを表しているんだ。
まるで奇跡みたいに、大ピンチから抜け出すことを教えてくれるんやな。
これは、「どんな絶望的な状況でも、諦めずに生き抜く力」を示す言葉なんやで。
【鳩首協議】きゅうしゅきょうぎ
【意味】
頭を寄せ集めてよく相談すること。
鳩が集まって頭を寄せている様子から来ている表現なんだ。
鳩が一緒になって集まっているように、みんなで力を合わせて、悩みや問題を解決するんやな。
これは、「困ったときはみんなで協力する大切さ」を教えてくれる言葉なんやで。
【旧態依然】きゅうたいいぜん
【意味】
もとのままで、少しも発展や進歩がないようす。
古い慣習や状況がそのままで、進歩や成長が見られないことを言うんだ。
ずっと昔と同じで、新しさや変わり映えがないんやな。
これは、「進歩しないでずっと同じ」っていう様子を描いてるんやな。
【急転直下】きゅうてんちょっか
【意味】
事態が急変して解決、結末に向かうこと。
どんでん返しのように、一気に物事が動く様子を描いているんだ。
びっくりするような変化で、一瞬で結末が見えるんやな。
これは、「事情が急に変わるときの驚きや緊張感」を表してる言葉なんやで。
【恐悦至極】きょうえつしごく
【意味】
自分の喜びを他人にかしこまって伝える時の言葉。目上の人に述べる喜びのことば。
つまり、大きな喜びの中に、謙虚さや敬意のような感情が混ざっていることを言うんだ。
すごくうれしいことがあるけど、同時にびっくりして少し怖い、でもそれが逆に嬉しさを増幅させるってわけやな。
これは、「うれしさと驚きが混じった状態」を表してるんやで。
【狂喜乱舞】きょうきらんぶ
【意味】
非常に喜ぶ様子のこと。
まるでお祭りで踊るように、自分の喜びが溢れ出して止まらないという感じさ。
お祭りで踊りまくるみたいに、嬉しさがジャンプアップして、ずっと喜び続けるんやな。
これは、「超ハッピーな状態」を表してる言葉やで。
【行住坐臥】ぎょうじゅうざが
【意味】
日常の振る舞いのこと。ふだん。つねづね。ふだんの立ち振る舞いの意。
文字通りには、歩く、立つ、座る、寝るという意味だが、転じて常日頃、いつもの様子を表すようになったんだ。
ちょうど歩いたり立ったり座ったり寝たりすること全てを指すんやな。
つまり、普段どおりの自分の生活を示してるんや。これは、「日常生活や常態」を示す言葉やで。
【拱手傍観】きょうしゅぼうかん
【意味】
何もせずに脇で眺めていること。
特に、何か行動を起こすべき時に何もしないことに対する批判を表す言葉としてよく使われるんだ。
何か行動を起こすべきなのに、ただ見てるだけで何もせんのは、ちょっとあかんやろって言う批判の意味があるんやな。
なんだかんだ言っても、何もせんで見てるだけはあかん、ってことやね。
【共存共栄】きょうぞんきょうえい
【意味】
互いに助け合って、ともに繁栄すること。
一緒にいて、一緒に良くなるという考えが込められているんだ。
仲良くして、一緒に強くなるねんな。
これは、「仲良く助け合って成功することの大切さ」を教えてくれる言葉やな。
【兄弟弟子】きょうだいでし
【意味】
同じ師匠について学問や技芸を学んだ者。また、その間柄。
技術や学問を学ぶ時に、同じ先生から教えを受けることで、特別な絆が生まれるんだ。
クラスで言うところのクラスメートみたいなもんやろか。
一緒に勉強したり、技術を身につけたりするから、特別な絆ができるんやな。
これは、「一緒に学んで成長する仲間の大切さ」を教えてくれる言葉やで。
【驚天動地】きょうてんどうち
【意味】
世間を非常に驚かせること。聞いた人たちをひどく驚かせるような出来事や事件の形容。
天を驚かせ、地を揺らすほどの出来事、という強い表現なんだ。
みんなが「えええ!?」って言うような、すごい出来事やで。
これは、「世間を驚かすような大事件」を表すんやな。
【共同戦線】きょうどうせんせん
【意味】
本来は主義や主張のことなる二つ以上の団体などが互いの共通の目的や敵に対処するため、協力し合う態勢。
それぞれが手を取り合って、困難を乗り越えようとする協力の形を描いているんだ。
一人ひとりの力は小さいかもしれへんけど、みんなで協力すれば大きなこともできるんやな。
これは、「一致団結する力の大切さ」を教えてくれる言葉やで。
【強迫観念】きょうはくかんねん
【意味】
考えないようにしようとしても、頭にこびりついて離れない考え。
自分で思うところではなく、頭の中に何度も浮かんでくる考えやイメージがどうしても消せない状況を表しているんだ。
思いたくもないのに、何度も頭に出てくる考えやイメージをふっとばすことができへん状況なんやな。
これは「自分で思うこととは違う、でもどうしても忘れられへん考え」を表してる言葉やで。
【器用貧乏】きようびんぼう
【意味】
何にでも器用なため、一事に集中できず大成できないこと。また、その人のこと。または、そのような器用さを都合よく利用され、個人としての実績を上げることが出来ないこと。
その結果、大きな成功を収めることができない、という意味があるんだ。
全部ちょっとずつやるから、結局何も大成できへんんやな。
これは、「やることを一つに絞って、それに集中する大切さ」を教えてくれる言葉なんやで。
【興味津々】きょうみしんしん
【意味】
物事に対する興味が、次々とわいてきて尽きない様子。
つまり、何かがとても面白くて、常にそのことについて考えたり、調べたりしたいという感情を表しているんだ。
あんまり面白いから、ずっとそれについて考えたり、調べたりしたいんやな。
これは、「興味を持つことの楽しさ」を教えてくれる言葉やで。
【虚虚実実】きょきょじつじつ
【意味】
互いに策略や手段を尽くして戦うこと。また、うそとまことを取り混ぜて、相手の腹を読み合うことにもいう。
また、取引や交渉などで、真実と虚偽を混ぜ合わせて、相手の考えを理解しながら駆け引きを行うことも含んでいるよ。
取引とか交渉の時にも使われるんやけど、本当のこととウソを混ぜて、相手の考えを読み合うような駆け引きをするんやな。
これは、「対戦や交渉での賢い戦略」を教えてくれる四字熟語なんやで。
【局外中立】きょくがいちゅうりつ
【意味】
国際紛争で、当事国のどちらにも味方をしないで、中立的な立場を取ること。転じて、対立関係にある者のどちらにもつかないで、公平な態度を取ること。
つまり、自分はどちらの陣営にも加わらず、見てるだけの立場を保つということだよ。
どちらにも手を出さず、ただ静かに見守るんやな。
これは、「中立の立場を保つ重要性」を教えてくれる言葉やで。
【曲学阿世】きょくがくあせい
【意味】
学問の真理にそむいて時代の好みにおもねり、世間に気に入られるような説を唱えること。真理を曲げて、世間や時勢に迎合する言動をすること。
大人の世界は難しいな、でもね、自分の正直さを忘れずに、真実を曲げずにいたいところやね。
これは、「自分の信念を持ち続ける大切さ」を教えてくれる言葉なんやで。
【旭日昇天】きょくじつしょうてん
【意味】
朝日が昇るように勢いの盛んなこと。
まるで朝日が力強く昇っていくようなイメージだね。
朝日がどんどん上がっていくように、物事が順調に進んで行く感じやな。
これは、「どんどん良い方向へ進んでいく力強さ」を教えてくれる言葉なんやで。
【玉石混交】ぎょくせきこんこう
【意味】
価値のあるものとないものが入り混じっていること。
宝石とただの石が一緒になっているというイメージがあるんだ。
宝石と普通の石が一緒にあるように、良いものとそうでないものが混ざった状況を言うんやな。
これは、「物事を選ぶときに注意が必要」って教えてくれる言葉やで。
【局面打開】きょくめんだかい
【意味】
行きづまっている情勢や困難な状況を、手を尽くして切り開き、解決の糸口を見つけ出すこと。
モヤモヤとした困難な場面でも、あきらめずに解決策を見つけ出すんやな。
これは、「難しい状況でも解決策を見つけ出す力」を教えてくれる言葉やな。
【挙国一致】きょこくいっち
【意味】
国全体が、一つの目的に向かって同一の態度をとること。
大きな目標に向かって、みんなで力を合わせるという意味だね。
例えば、サッカーのワールドカップがあったとき、みんなで日本代表を応援するんやろ。
そんな感じで、全員が一つのことに集中して力を合わせるんやな。
これは、「大切なことにはみんなで協力する大切さ」を教えてくれる言葉やで。
【虚心坦懐】きょしんたんかい
【意味】
心に何のわだかまりもなくさっぱりして穏やかな様子。
心がさっぱりとしていて、全てを受け入れる態勢を示しているんだ。
心にわだかまりがなくて、何でも素直に受け止めていくんやな。
これは、「心をすっきりさせて、素直になることの大切さ」を教えてくれる言葉やで。
【挙動不審】きょどうふしん
【意味】
動作や立ち居振る舞いがあやしく、疑わしいこと。
普通と違って落ち着かへん様子を見せるんやな。
まるで、「秘密がバレるんちゃうか」ってドキドキしてるみたいな感じやね。
【毀誉褒貶】きよほうへん
【意味】
褒めたり悪口を言ったりすること。さまざまな世評。
みんなが違う意見を持って、それが色んな方向に飛んで行くみたいな状態を描いてるんやな。
これは、「世間の意見は色々」っていうことを教えてくれるんやで。
【魚目燕石】ぎょもくえんせき
【意味】
よく似ているが本物とは違うもの。にせもの。または、偽物が本物の価値を落とすこと。
これは、本物そっくりの偽物と混同しないよう警戒することを教えている表現なんだ。
つまり、よく似てるけどちゃんと見ればわかるんやな、ニセモノとホンモノは。
これは、「見た目だけで判断せず、中身もしっかり見ること」を教えてくれるんやな。
【義理一遍】ぎりいっぺん
【意味】
付き合い上、形式的に行う事。またその様子。
つまり、心からではなく、見かけだけの行為なんだ。
これは「形だけでもやってみる、見た目も大切やで」って教えてくれるんやな。
【義理人情】ぎりにんじょう
【意味】
人間として守るべき世の中のおきてと、人間らしい温かい気持ち。
そして人に優しくする心」ってことやな。何か困ったことがあったら、お互い様で助け合う。
これは、「人間関係の大切さと、他人に対する思いやり」を教えてくれるんやな。
【議論百出】ぎろんひゃくしゅつ
【意味】
沢山の意見が次から次へと出てきて、議論が活発に行われること。
多種多様な意見が飛び交う様子を描いているんだ。
ほんまに「思い思いの意見が飛び交って議論が盛り上がる」って場面を表してるわけやな。
これは、「多くの人たちが自由に意見を出し合う大切さ」を教えてくれる言葉やで。
【錦衣玉食】きんいぎょくしょく
【意味】
錦の衣服、ぜいたくな食事。また富貴の身分、境遇をいう。
色鮮やかな錦の衣を着て、美味しいものを食べるというイメージから来ているんだよ。
また、これは特に高い地位や身分の人がこんな生活を送るということを暗示している。
錦のようにカラフルな服を着て、おいしいごはんを食べるんやな。
これは「すごく贅沢で豪華な生活」を象徴する言葉やね。
特に、高い地位の人がこんなぜいたくな生活を送るというイメージがあるんやろな。
【金烏玉兎】きんうぎょくと
【意味】
日月。太陽と月。
また、日と月という意味も含まれているんだ。
昼間は太陽が出て、夜は月が出る。そんな日常の風景を美しく表現してるんやな。
これは、「普通のものでも美しく見える表現」の一つやで。
【槿花一日】きんかいちじつ
【意味】
この世の栄華のはかないことのたとえ。槿花一朝の夢。
槿の花は一日だけ咲くことから来ているんだよ。
一日だけ咲く槿の花のように、どんなにすごいことをしても、それはすぐに過ぎ去る。
これは「一瞬の栄光にとらわれず、長い視野で物事を見る大切さ」を教えてくれるわけやな。
【金科玉条】きんかぎょくじょう
【意味】
もっとも大切な決まり。よりどころとなる教訓。
さらに、自分の信じる主義や主張、立場を固く支える思想や信念のことも指すんだ。
何があってもこれを守る!という心の支えになる考え方や大事なルールを言うんやな。
これは、「自分が大事にする信念やルール」を示す言葉なんやで。
【欣喜雀躍】きんきじゃくやく
【意味】
飛び跳ねるほど大喜びすること。雀が飛び跳ねように喜ぶこと。
小鳥が嬉しそうに飛び跳ねる様子をイメージしているんだ。
小鳥が嬉しそうにぴょんぴょん跳ねるのと一緒やな。
うれしいニュースを聞いたときに使うんやろな、この言葉は。
【謹厳実直】きんげんじっちょく
【意味】
きわめて慎み深く正直なこと。
つつましく、誠実に生きることの大切さを教えてくれる言葉なんだ。
無理やりでなく、自分の心を大事にして、誠実に行動するんやな。
これは、「まじめさと正直さが一番」ってことを教えてくれる言葉やな。
【金口木舌】きんこうぼくぜつ
【意味】
すぐれた言論で、世の人を指導する人のたとえ。口が金属で、舌が木で作られた大鈴の意から。
その言葉は貴重で、そして人々に説明したり、道を示したりする力があるんだ。
ちょうど金のように貴重な言葉を使って、木のようにしっかりと立った舌で話すんや。
これは、「うまく話して人を導く力」を持つ人を表してるんやで。
【緊褌一番】きんこんいちばん
【意味】
心を引き締めて物事に当たること。難しいことや大勝負の前の心構えをいう言葉。
自分の気持ちをしっかりと引き締めて、物事に一生懸命取り組むことを表しているんだよ。
何かに取り組むときに、気持ちを集中させて一生懸命やる、ということやんな。
これは、「全力で挑む大切さ」を教えてくれる言葉やな。
【金城鉄壁】きんじょうてっぺき
【意味】
非常に守りの堅いことのたとえ。また、非常に堅固で、付け込むすきがないことのたとえ。金や鉄のようにきわめて堅固な城壁の意から。
それから転じて、どんなに攻めてもなかなか侵入できないほど、防御が強固なもの全般を指す表現になったんだ。
まるで金や鉄でできた城みたいに、すきもなく防がれているんやな。
これは、「どんなに頑張っても突破できないくらい、しっかりと防御している」っていうイメージやな。
【近所合壁】きんじょがっぺき
【意味】
近くの家々のこと。隣近所。
家同士の壁が接しているほど近い、というイメージからこの表現が生まれたんだ。
家の壁がくっついてるくらい近いってことで、「家のすぐそばにあるお家」を指すんやな。
これは、「近くの人々との関係性」を思い浮かべさせる言葉なんやで。
【金殿玉楼】きんでんぎょくろう
【意味】
大変立派で美しい建物。
まるで金と宝石でできたような、華麗で美しい建物というイメージがあるんだ。
金や宝石で作ったような、目を見張るような建物やな。
それが、「金殿玉楼」って言葉やで。
【勤労奉仕】きんろうほうし
【意味】
公共的な目的のために、無報酬で勤労に従事すること。
自分の時間や労力を使って、社会に貢献するという意味があるんだ。
自分の力を使って、みんなのために何かをするんや。
これは、「自分の力を使って社会に貢献する大切さ」を教えてくれる言葉やで。
まるで広大な宇宙を思わせるような、大きな視野と高い志を持つという意味だよ。