膠漆之心【こうしつのこころ】の意味と使い方や例文(語源由来)
【四字熟語】 膠漆之心 【読み方】 こうしつのこころ 【意味】 固い絆で結ばれている友情をたとえた語。 【語源・由来】 「膠漆」は、にわかとうるし。転じて、きわめて親密で離れにくいこと。 【典拠・出典】 - 膠漆之心(こ...
【四字熟語】 膠漆之心 【読み方】 こうしつのこころ 【意味】 固い絆で結ばれている友情をたとえた語。 【語源・由来】 「膠漆」は、にわかとうるし。転じて、きわめて親密で離れにくいこと。 【典拠・出典】 - 膠漆之心(こ...
【四字熟語】 親戚知己 【読み方】 しんせきちき 【意味】 親族と知人のこと。親類、一族に加えて、友人や知り合いなど。 【語源・由来】 「親戚」は、親や身内、血縁や婚姻によってつながっている人。親類。「知己」は、ごく親し...
【四字熟語】 左提右挈 【読み方】 さていゆうけつ 【意味】 手をひいて互いに助け合うこと。協力し合うこと。 【典拠・出典】 『漢書』「帳耳伝」 左提右挈(さていゆうけつ)の使い方 左提右挈(さていゆうけつ)の例文 夏休...
【四字熟語】 三角関係 【読み方】 さんかくかんけい 【意味】 三者間の関係、特に三人の男女間の複雑な恋愛関係。 【典拠・出典】 - 三角関係(さんかくかんけい)の使い方 三角関係(さんかくかんけい)の例文 あの殺人事件...
【四字熟語】 交淡如水 【読み方】 こうたんじょすい 【意味】 教養があり物事をよくわきまえた人どうしの交際は、水のように淡々としているが長く変わることがない。 【典拠・出典】 『荘子』「山水」 交淡如水(こうたんじょす...
【四字熟語】 傾蓋知己 【読み方】 けいがいのちき 【意味】 以前からの親友のように、初めて出会った者同士がすぐに親しくなること。 【語源・由来】 「傾蓋」は、たまたま出会って立ち話をすること。また、ちょっと会っただけで...
【四字熟語】 琴瑟調和 【読み方】 きんしつちょうわ 【意味】 琴と瑟の音が調和すること。夫婦・親子・兄弟・友人などの仲が良いことのたとえ。 【語源由来】 「琴瑟」は、琴(五弦・七弦)と「瑟」(二十五弦)。「調和」「相和...
【四字熟語】 落月屋梁 【読み方】 らくげつおくりょう 【意味】 友人を思う情が切なこと。 【語源・由来】 「屋梁」は屋根のはり。また屋根の意。唐の杜甫が友人の李白の江南に流されたのをを思いやり、「夜空におちかかった月が...
【四字熟語】 離群索居 【読み方】 りぐんさっきょ 【意味】 同朋や友人、仲間と離れて一人でいること。 【語源・由来】 「群」はなかま・ともがら。「索」はさびしい、また、散る、離れる意。 【典拠・出典】 『礼記』「檀弓・...
【四字熟語】 落花流水 【読み方】 らっかりゅうすい 【意味】 散る花と流れ去る水のことで、去りゆく春をいった語。転じて、人や物が落ちぶれることのたとえ。また、男女の気持ちが互いに通じあうことのたとえ。 【語源・由来】 ...
【四字熟語】 落落晨星 【読み方】 らくらくしんせい 【意味】 しだいに仲のよい友人がいなくなること。また、友人が年とともにだんだん死んでいなくなること。 【語源・由来】 「落落」はまばらでさみしいさま。「晨星」は夜明け...
【四字熟語】 雷陳膠漆 【読み方】 らいちんこうしつ 【意味】 友情が深く堅いこと。 【語源・由来】 中国、後漢の雷義と陳重の友情は、膠や漆が固まると堅くなる以上に、確固とした深いものであるという故事から。 【典拠・出典...
【四字熟語】 用和為貴 【読み方】 ようわいき 【意味】 人と人とが和合することの重要性をいう語。仲よくすることが、最も大切であるということ。 【語源・由来】 聖徳太子が定めた「十七条憲法」の第一条にある語。 【典拠・出...
【四字熟語】 尤雲殢雨 【読み方】 ゆうんていう 【意味】 柳永の『浪陶沙詞』より。男女の情交のこと。よりそってむつみあうさま。しなだれかかるさま。 【語源・由来】 「尤」「殢」はまつわりつく意。「雲雨」は楚の懐王が巫山...
【四字熟語】 輔車脣歯 【読み方】 ほしゃしんし 【意味】 お互いに助け合う密接な関係。 【語源・由来】 「輔車」は車のそえ木と荷台。また、頬骨(輔)と下顎の骨(車)という説もある。「脣歯」は唇と歯。これらのように一方が...
【四字熟語】 暮雲春樹 【読み方】 ぼうんしゅんじゅ 【意味】 遠くの友を切になつかしむ情。 【語源・由来】 「暮雲」は暮れがたの雲のこと。「春樹」は若芽をつけた春の木のこと。 【典拠・出典】 杜甫「春日憶李白」 【類義...
【四字熟語】 鳳友鸞交 【読み方】 ほうゆうらんこう 【意味】 男女間の情事、交接のたとえ。 【語源・由来】 「鳳」は鳳凰。想像上の霊長。「鸞」は鳳凰に似た想像上の霊長。いずれも美しい鳥でその交わりを男女の情事にたとえた...
【四字熟語】 朋党比周 【読み方】 ほうとうひしゅう 【意味】 同志が団結して助けあい、仲間以外のものを排斥すること。 【語源・由来】 「朋党」は主義や利害を同じくする仲間のこと。「比周」はかたよって一方に仲間入りするこ...
【四字熟語】 貌合心離 【読み方】 ぼうごうしんり 【意味】 交際するのに表面だけで誠意のないたとえ。 【語源・由来】 「貌」は外に現れる形。表向きは合わせてはいるが、心は離れているという意。 【典拠・出典】 『素書』「...
【四字熟語】 法界悋気 【読み方】 ほうかいりんき 【意味】 自分とは無関係な人に嫉妬したり、ねたんだりすること。また、他人の恋愛をねたむこと。 【語源・由来】 「法界」は自分とは何の関係もない他人の意。「悋気」は嫉妬心...
【四字熟語】 冒雨剪韭 【読み方】 ぼううせんきゅう 【意味】 友人の来訪を喜んでもてなすこと。 【語源・由来】 「冒雨」は雨を冒すこと。「剪韭」はにらを摘むこと。雨を冒してにらを摘み、ご馳走を作ることから。 【典拠・出...
【四字熟語】 刎頸之交 【読み方】 ふんけいのまじわり 【意味】 首を切られても悔いないほど、固い友情で結ばれた交際。心を許し合った非常に親密な交際。 【語源・由来】 「刎頸」は刀で頸(首)を刎ねること。たとえ首を刎ねら...
【四字熟語】 巫山之夢 【読み方】 ふざんのゆめ 【意味】 男女の情交をいう。 【語源・由来】 「巫山」は一説に中国、湖北省の山の名。ここに神女が住んでいたとされる。 戦国時代、楚の壊王が高唐に遊び昼寝をしていたとき、そ...
【四字熟語】 巫山雲雨 【読み方】 ふざんうんう 【意味】 男女の情交をいう。 【語源・由来】 「巫山」は一説に中国、湖北省の山の名。ここに神女が住んでいたとされる。 戦国時代、楚の壊王が高唐に遊び昼寝をしていたとき、そ...
【四字熟語】 風流韻事 【読み方】 ふうりゅういんじ 【意味】 詩歌や書画などの風流な遊び。また、自然を友とするような優雅な趣味。 【語源・由来】 「風流」は上品で趣があること。「韻事」は詩歌や書画など風流な遊びのこと。...
【四字熟語】 風紀紊乱 【読み方】 ふうきぶんらん 【意味】 社会風俗や規律が乱れること。特に男女間の交遊についていう。 【語源・由来】 「風紀」は、風俗や風習など、日常生活におけるきまり。特に男女関係についていう。「紊...
【四字熟語】 布衣之交 【読み方】 ふいのまじわり 【意味】 身分や地位などを問題にしない心からの交際。また、庶民的なつきあい。 【語源・由来】 「布衣」は麻の布で作った庶民の衣服のことで、転じて庶民のこと。 【典拠・出...
【四字熟語】 氷炭相愛 【読み方】 ひょうたんそうあい 【意味】 世の中にありえないことのたとえ。また、友人どうしが互いに戒めあうたとえ。 【語源・由来】 氷は炭火によって融け、炭火がはその水によって消える。この両者が愛...
【四字熟語】 半面之識 【読み方】 はんめんのしき 【意味】 ほんのちょっとした顔見知りのこと。 【語源・由来】 白居易の「与元九書」より。「半面」は顔の半分のこと。半面程度の知り合いという意味。半面識。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 万古長青 【読み方】 ばんこちょうせい 【意味】 良い関係がいつまでも続くこと。 【語源・由来】 「万古」は永遠にという意味。「長青」は松の葉が青々としていつまでも色あせないこと。 【典拠・出典】 - 【類...
【四字熟語】 班荊道故 【読み方】 はんけいどうこ 【意味】 昔の友達とばったり会って昔の親交を思い、語り合うこと。 【語源・由来】 いばらを布いて座り語り合うという意味。「班荊」はいばら(草)を布くこと。転じて、昔の友...
【四字熟語】 莫逆之交 【読み方】 ばくぎゃくのまじわり 【意味】 互いに心に逆らうことのない意気投合した親友。 【語源・由来】 「莫逆」の「莫」は「無」と同じ意味で、逆らうことがないという意味。 【典拠・出典】 『北史...
【四字熟語】 伯牙絶弦 【読み方】 はくがぜつげん 【意味】 心からの友人を失った悲しみ。 【語源・由来】 『呂氏春秋』「本味」より。「伯牙」は人の名前。「絶弦」は琴の弦を切ること。 中国春秋時代、琴の名手伯牙は友人の鐘...
【四字熟語】 入境問禁 【読み方】 にゅうきょうもんきん 【意味】 国境を超えたら、まずその国・地方で禁止されていることをたずね、それを犯さないことがたいせつであるということ。 【典拠・出典】 『礼記』「曲礼・上」 【類...
【四字熟語】 二姓之好 【読み方】 にせいのこう 【意味】 夫の家と妻の家との親しい交際のこと。結婚に際していう。 【語源・由来】 「二姓」は結婚する、異なる二つの姓のことです。古来の中国では同姓は結婚してはいけないとい...
【四字熟語】 斗酒隻鶏 【読み方】 としゅせきけい 【意味】 一斗の酒と一羽の鶏。友人を哀悼し述懐することをいう。 【語源・由来】 一斗の酒と一羽の鶏は死者を祭るのに用いた。もと魏の曹操が友人の橋玄の墓を祭ったときに用い...
【四字熟語】 読書尚友 【読み方】 どくしょしょうゆう 【意味】 書物を読んで、昔の賢人を友とすること。 【語源・由来】 「尚」は過去にさかのぼるという意味。 【典拠・出典】 『孟子』「万章・下」 読書尚友(どくしょしょ...
【四字熟語】 同袍同沢 【読み方】 どうほうどうたく 【意味】 苦労をともにする親密な友。また、戦友のこと。 【語源・由来】 衣服をともにするという意味から。「袍」はわた入れ。「沢」は肌着。一夜のわた入れや肌着を貸したり...
【四字熟語】 党同伐異 【読み方】 とうどうばつい 【意味】 善悪・正否に関係なしに、同じ党派のものに味方し、他の党派のものを排斥すること。 【語源・由来】 事の善し悪しに関わらず、とにかく仲間の味方をして、対立する相手...
【四字熟語】 桃園結義 【読み方】 とうえんけつぎ 【意味】 義兄弟の契りを結ぶこと。将来を期して深い結びつきをちかうたとえ。 【語源・由来】 中国三国時代、蜀の劉備・関羽・張飛が桃園で義兄弟の深いちぎりを結んだ故事によ...
【四字熟語】 天涯比隣 【読み方】 てんがいひりん 【意味】 故郷を遠く離れていても、すぐとなりにいるような親しい関係のこと。 【語源・由来】 「比隣」はすぐ近く、となりという意味。 【典拠・出典】 王勃「送杜少府之任蜀...
【四字熟語】 綈袍恋恋 【読み方】 ていほうれんれん 【意味】 昔なじみを忘れない友情の厚いことのたとえ。 【語源・由来】 「綈袍」はつむぎ地の綿入れ・どてらの類。「恋恋」は情のこまやかなさま。 中国戦国時代、魏の須賈は...
【四字熟語】 程孔傾蓋 【読み方】 ていこうけいがい 【意味】 親しく話をすること。 【語源・由来】 「程孔」は程子と孔子のこと。「傾蓋」は車のかさを傾けるという意味から、事を止めること。 【典拠・出典】 『孔子家語』「...
【四字熟語】 棣鄂之情 【読み方】 ていがくのじょう 【意味】 兄弟が仲良くむつまじくする情。 【語源・由来】 「棣」はにわうめ。「鄂」は花のがくをいう。にわうめの花のがくが寄り集まり美しく咲くことに兄弟の情をたとえたも...
【四字熟語】 殢雨尤雲 【読み方】 ていうゆううん 【意味】 男女の情交のこと。よりそってむつみあうさま。しなだれかかるさま。 【語源・由来】 「殢」「尤」はまとわりつくという意味。「雲雨」は楚の懐王が巫山の神女とむつみ...
【四字熟語】 長枕大被 【読み方】 ちょうちんたいひ 【意味】 兄弟の仲むつまじいこと。また、交情が親密なこと。大きな夜着と長いまくら。寝具。 【語源・由来】 『春秋公羊伝』「宣公十五年」より。もとは夫婦の仲むつまじいこ...
【四字熟語】 喋喋喃喃 【読み方】 ちょうちょうなんなん 【意味】 小声で親しげに話しあうさま。男女がむつまじげに語りあうさま。 【語源・由来】 「喋喋」は口数多くしきりにしゃべるさま。「喃喃」は小声でささやくさま。 【...
【四字熟語】 知己朋友 【読み方】 ちきほうゆう 【意味】 交際のある友人のすべてのこと。 【語源・由来】 「知己」は自分の真価をよく知ってくれる人という意味で、親しい友人をいう。「朋友」は友人・友だちのこと。 【典拠・...
【四字熟語】 断金之交 【読み方】 だんきんのまじわり 【意味】 非常に強い友情で結ばれていること。 【語源・由来】 二人が心を同じくすれば、金属を断ち切ることができることからいう。 【典拠・出典】 『易経』「繋辞・上」...
【四字熟語】 蛇蚹蜩翼 【読み方】 だふちょうよく 【意味】 互いにもちつもたれつの関係にあること。 【語源・由来】 「蛇蚹」は蛇の下腹にあるうろこのこと。「蜩」は蝉のことで、「蜩翼」は蝉の羽という意味。蛇はうろこによっ...
【四字熟語】 大信不約 【読み方】 たいしんふやく 【意味】 ほんとうの信頼関係はあらかじめ約束するような瑣末なものではない。 【語源・由来】 「大信」は本当の信頼関係。また、このうえないまごころ。 【典拠・出典】 『礼...
【四字熟語】 対牀夜雨 【読み方】 たいしょうやう 【意味】 兄弟や友人の間柄がたいへん親密なたとえ。 【語源・由来】 夜、雨の音を聞きながら寝台を並べて、兄と弟が仲よく寝ることから。「牀」はねどこ・寝台のこと。「対牀」...
【四字熟語】 大衾長枕 【読み方】 たいきんちょうちん 【意味】 兄弟の仲むつまじいこと。また交情が親密なこと。大きな夜着と長いまくら。寝具。 【語源・由来】 蔡邕の『協和婚賦』より。「衾」は寝るときにからだをおおうもの...
【四字熟語】 楚夢雨雲 【読み方】 そむううん 【意味】 男女が情を交わすこと。 【語源・由来】 「楚夢」は楚の懐王が見た夢のこと。 戦国時代、楚の懐王が高唐に遊び昼寝をしていたとき、その夢の中で巫山の神女と情を交わし、...
【四字熟語】 総角之好 【読み方】 そうかくのよしみ 【意味】 幼な友達との交わり。幼いころからの親友。 【語源・由来】 「総角」は髪を束ねて頭の両側に垂らした髪型。小児の髪型で、転じて小児の意味。「好」は親しい交わり。...
【四字熟語】 千里結言 【読み方】 せんりのけつげん 【意味】 遠方の友と約束した言葉。 【語源・由来】 「千里」は遠方という意味。「結言」は言葉で約束すること。 【典拠・出典】 『後漢書』「范式伝」 千里結言(せんりの...
【四字熟語】 清風故人 【読み方】 せいふうこじん 【意味】 秋になってさわやかな風が吹いてくるのは、久しぶりに友人が訪ねてくれたようだということ。 【語源・由来】 「清風」は清らかな秋風のこと。「故人」は古くからの友人...
【四字熟語】 青松落色 【読み方】 せいしょうらくしょく 【意味】 友人との付き合いが途絶えることのたとえ。 【語源・由来】 「青松」は常緑樹である松のこと。「落色」は常緑の松の色があせること。青い松がいつまでもその色を...
【四字熟語】 寸歩不離 【読み方】 すんぽふり 【意味】 すぐそばにいること。また、関係が非常に密接であること。 【語源・由来】 「寸歩」はごくわずかな歩みのこと。一歩もないくらいしか離れることなく、くっついているさまを...
【四字熟語】 水随方円 【読み方】 すいずいほうえん 【意味】 人民の善悪は、為政者によって感化されるということ。また、人の考え方や性格は友人や環境によってよくも悪くもなるということ。 【語源・由来】 「方円」は四角いも...
【四字熟語】 晨星落落 【読み方】 しんせいらくらく 【意味】 しだいに仲のよい友人がいなくなること。また、友人が年とともにだんだん死んでいなくなること。 【語源・由来】 明け方の空に残っていた星が一つ一つ消えていくとい...
【四字熟語】 杵臼之交 【読み方】 しょきゅうのまじわり 【意味】 身分にこだわらない交際。主人と使用人との身分の違いを超えた交際。 【語源・由来】 「杵臼」はきねとうす。後漢の公孫穆が学費がなくて呉祐の家に雇われて臼つ...
【四字熟語】 芝蘭結契 【読み方】 しらんけっけい 【意味】 美しくうるわしい交際。君子や善人などすぐれた人の交際にいう。 【語源・由来】 「芝」は霊芝。「蘭」はふじばかま。ともに香気高い草で、君子や善人にたとえる。 【...
【四字熟語】 芝蘭之室 【読み方】 しらんのしつ 【意味】 善人(良き友)のたとえ。 【語源・由来】 「芝」は霊芝。「蘭」はふじばかま。ともに香草で、善人にたとえる。 【典拠・出典】 『孔子家語』「六本」 芝蘭之室(しら...
【四字熟語】 芝蘭之交 【読み方】 しらんのまじわり 【意味】 美しくうるわしい交際。君子や善人などすぐれた人の交際にいう。 【語源・由来】 「芝」は霊芝。「蘭」はふじばかま。ともに香気高い草で、君子や善人にたとえる。 ...
【四字熟語】 脣歯輔車 【読み方】 しんしほしゃ 【意味】 お互いに助け合う密接な関係。 【語源・由来】 「輔車」は車のそえ木と荷台。また、頬骨(輔)と下顎の骨(車)という説もある。「脣歯」は唇と歯。これらのように一方が...
【四字熟語】 七縦七擒 【読み方】 しちしょうしちきん 【意味】 敵を捕らえたり逃がしたりして味方にすること。 【語源・由来】 「七縦」は七回縦つこと、「七擒」は七回擒えること。 中国、三国時代、蜀の諸葛亮(孔明)が、敵...
【四字熟語】 四海同胞 【読み方】 しかいどうほう 【意味】 世界中の人々はみな兄弟のように仲良くすべきだということ。人は同胞のように親しくなれること。また、礼儀とまごころをもって人に接すれば世の人々は兄弟のように親しく...
【四字熟語】 深情厚誼 【読み方】 しんじょうこうぎ 【意味】 心からの深い思いやりのある付き合い。 【語源・由来】 「深情」とは、深い真心。「厚誼」は、深く親しむ気持ち。 【典拠・出典】 - 深情厚誼(しんじょうこうぎ...
【四字熟語】 死生契闊 【読み方】 しせいけっかつ 【意味】 生死を共にすることを約束し、共に苦労し努力すること。 仲の良い友人同士が「生きるも死ぬも一緒だ」と約束を交わして、共に苦労したり励んだりすること。 【語源・由...
【四字熟語】 夜雨対牀 【読み方】 やうたいしょう 【意味】 兄弟関係や友人関係が良好で、仲むつまじいことのたとえ。夜、雨の音を聞きながら、兄弟が寝台を並べて仲よく眠るという意味から。 【語源・由来】 「牀」は寝床、寝台...
【四字熟語】 高山流水 【読み方】 こうざんりゅうすい 【意味】 すぐれて巧みな音楽、絶妙な演奏のたとえ。また、自分を理解してくれる真の友人のたとえ。または、けがれのない澄んだ自然のこと。 【語源・由来】 中国の春秋時代...
【四字熟語】 空谷跫音 【読み方】 くうこくのきょうおん 【意味】 孤独な暮らしをしているとき、思いがけず知人が訪れたり、珍しい便りをもらうなどの喜びのたとえ。 【語源・由来】 「空谷」は人気のない寂しい谷。「跫音」は足...
【四字熟語】 金亀換酒 【読み方】 きんきかんしゅ 【意味】 この上なく酒を愛することのたとえ。また、大切な友人を心からもてなすことのたとえ。 【語源・由来】 中国唐の時代、賀知章は李白の才能を認めて、金亀を売って酒に換...
【四字熟語】 竹馬之友 【読み方】 ちくばのとも 【意味】 幼友達のこと。幼いころ竹馬に乗って、一緒に遊んだ友達の意。 【語源・由来】 中国晋の桓温は殷浩と並び称されることが不満で、少年のときに自分が捨てた竹馬を殷浩が拾...
【四字熟語】 旧雨今雨 【読み方】 きゅううこんう 【意味】 古い友人と新しい友人のこと。 【語源・由来】 中国語の音で「雨」(ウ、yǔ)「友」(ウ、yoǔ)はともに音が通じるところから、友人のことをしゃれて言った言葉。...
【四字熟語】 狐死兎泣 【読み方】 こしときゅう 【意味】 仲間の不幸を悲しむこと。または同類の不幸を憐れむこと。「狐死して兎泣く」とも読む。 【語源・由来】 「狐」と「兎」は徳の低い人、悪人のたとえ。悪人同士が悲しみ合...
【四字熟語】 犬猿之仲 【読み方】 けんえんのなか 【意味】 互いの仲が非常に悪いこと。 【語源・由来】 昔から日本では犬と猿は相性が悪いとされていることから。日本独特のことば。 【典拠・出典】 - 犬猿之仲(けんえんの...
【四字熟語】 友好関係 【読み方】 ゆうこうかんけい 【意味】 ある主体がお互いに親しい間柄であることを意味する表現。 【典拠・出典】 - 友好関係(ゆうこうかんけい)の使い方 友好関係(ゆうこうかんけい)の例文 日本と...
【四字熟語】 仲間意識 【読み方】 なかまいしき 【意味】 共通の関心や利害をもった集団の仲間としての連帯感のこと。 【典拠・出典】 - 仲間意識(なかまいしき)の使い方 仲間意識(なかまいしき)の例文 裏の山で一緒に冒...
【四字熟語】 雲霞之交 【読み方】 うんかのまじわり 【意味】 俗世を超えた交友。一般的な関係を超越した交友関係のこと。 【語源・由来】 「雲霞」は、雲と霞かすみがたなびく所の意から、仙人などが住む所をいう。「交」は、「...
【四字熟語】 烏合之衆 【読み方】 うごうのしゅう 【意味】 規律も統制もなく、ただ寄り集まっているだけの集団。秩序のない人々の集まりや軍勢にいう。からすの集まりが無秩序でばらばらであることから。 【典拠・出典】 『後漢...
一種一瓶の意味(出典) 【四字熟語】 一種一瓶 【読み方】 いっしゅいっぺい 【意味】 それぞれが一品の酒の肴と一瓶の酒を持ち寄って宴会をすること。気心の知れた者同士が、互いに持ち寄って催す肩の凝らない宴会をいう。 【典...
渭樹江雲の意味(語源由来・出典・類義語) 【四字熟語】 渭樹江雲 【読み方】 いじゅこううん 【意味】 遠くにいる友人を思う情が切ないこと。渭水のほとりの樹木と揚子江の空にたなびく雲。一方は渭水のほとりにいて、一方は遠く...
八面玲瓏の意味(語源由来・出典・類義語) 【四字熟語】 八面玲瓏 【読み方】 はちめんれいろう 【意味】 四方八方どこから見ても透き通っていて、美しく曇りのないさま。また、心に曇りやわだかまりがなく、清らかに澄みきってい...
二人三脚の意味 【四字熟語】 二人三脚 【読み方】 ににんさんきゃく 【意味】 二人が協力して一つの物事に取り組むことのたとえ。また、二人が並び、互いの内側の足首を紐で結んで、二人合わせて三脚で走る競技。 【典拠・出典】...
紳士協定の意味(類義語・英語訳) 【四字熟語】 紳士協定 【読み方】 しんしきょうてい 【意味】 正式な形はふまないが、履行されるものと相手を信頼して結ぶ取り決めのこと。 国家または団体・個人の間で、互いに相手を信頼して...
同床異夢の意味(語源由来・出典・類義語・対義語・英語訳) 【四字熟語】 同床異夢 【読み方】 どうしょういむ 【意味】 同じ立場や、仲間同士であっても、目的や考え方がちがうということ。 一緒に仕事をしていても、意見が一致...
善隣友好の意味(語源由来・類義語) 【四字熟語】 善隣友好 【読み方】 ぜんりんゆうこう 【意味】 隣の国と友人のように仲よくすること。また、隣の国と友好的な外交関係を結ぶこと。 【語源・由来】 「善隣」は隣国・隣人と仲...
四海兄弟の意味(語源由来・出典・類義語) 【四字熟語】 四海兄弟 【読み方】 しかいけいてい 【意味】 真心と礼儀を尽くして他者と関わることで、世界中はみんな兄弟のように仲良くなるということ。 また、そうすべきであるとい...
【四字熟語】 肝胆相照 【読み方】 かんたんそうしょう 【意味】 お互いに心の奥底までわかり合って、心から親しくつき合うこと。心の底まで打ち明け深く理解し合っていること。転じて、心の底、まごころ。また、肝臓と胆嚢が近くに...
【四字熟語】 管鮑之交 【読み方】 かんぽうのまじわり 【意味】 互いによく理解し合っていて、利害を超えた信頼の厚い友情のこと。きわめて親密な交際のこと。「管」は春秋時代、斉の名宰相の管仲。「鮑」は鮑叔牙が。単に鮑...
【四字熟語】 合従連衡 【読み方】 がっしょうれんこう 【意味】 その時の利害に従って、結びついたり離れたりすること。また、その時勢を察して、巧みにはかりごとをめぐらす政策、特に外交政策のこと。もとは中国戦国時代、蘇秦そ...
共同戦線の意味(類義語・英語訳) 【四字熟語】 共同戦線 【読み方】 きょうどうせんせん 【意味】 共通の目的や敵に対して、本来、主義・主張の異なる団体などが一致した行動をとること。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・統...
【四字熟語】 外交辞令 【読み方】 がいこうじれい 【意味】 相手に好感を持たせる、外交上、社交上の応対語。転じて、口先だけのお世辞。 【語源由来】 「外交」は外部、他人との交際、交渉。外国との交際。銀行、商社などの勧誘...
益者三友の意味(出典・類義語・対義語・英語訳) 【四字熟語】 益者三友 【読み方】 えきしゃさんゆう 【意味】 交際して有益な三種の友人のこと。三益友。正しいと思うことを直言する正直な人、誠実な人、博識な人。人と付き合う...
【四字熟語】 益者三楽 【読み方】 えきしゃさんごう 【意味】 人の好む三つの有益なもの。また、益を得る三つの楽しみのこと。一つは、礼儀と音楽(雅楽)をほどよくおこなうこと。二つは、他人の美点を話題にすること。三つは、す...
【四字熟語】 屋梁落月 【読み方】 おくりょうらくげつ 【意味】 沈みかけた月が暗雲を押し開いて、屋根の梁を照らし、再び光明を見い出すこと。友人を思う切ない心情をいう。 【語源・由来】 「落月」は沈んでいく月のこと。「屋...
一致協力の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【四字熟語】 一致協力 【読み方】 いっちきょうりょく 【意味】 皆の心を一つにして、協力し合うこと。 グループや仲間が力と心を合わせ、ひとつにまとまって一つのことに奮闘するこ...
切磋琢磨の意味(故事・出典・類義語・英語訳) 【四字熟語】 切磋琢磨 【読み方】 せっさたくま 【意味】 学問・道徳に、励みに励むこと。また、仲間同士互いに励まし合って向上すること。 【典拠・出典】 『詩経』「衛風・淇奥...
異体同心の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【四字熟語】 異体同心 【読み方】 いたいどうしん 【意味】 肉体は違っても、心はお互いに一致していること。関係がきわめて深いたとえ。 【語源・由来】 「異体」は、それぞれの見...
一味徒党の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【四字熟語】 一味徒党 【読み方】 いちみととう 【意味】 同じ目的や共通の志を持つことで結ばれた仲間。 または共通の目的を達成するために力を合わせる仲間・味方。 よからぬ企て...
一味同心の意味(語源由来・出典・類義語・英語訳) 【四字熟語】 一味同心 【読み方】 いちみどうしん 【意味】 同じ目的をもって集まり、心を一つにした同志、仲間のこと。 同じ目的をもって結束すること。心を一つにすること。...
合縁奇縁の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【四字熟語】 合縁奇縁 【読み方】 あいえんきえん 【意味】 人と人との関係で、互いに親しくなったり、いがみあったりする、それは不思議な因縁によるものだという事。男女、夫婦、友...
共存共栄の意味(語源由来・類義語・対義語・英語訳) 【四字熟語】 共存共栄 【読み方】 きょうぞんきょうえい 【意味】 互いに助け合って、ともに繁栄すること。 【語源由来】 「共存」は、ともに生存すること。 【典拠・出典...
一衣帯水の意味(語源由来・出典・類義語・英語訳) 【四字熟語】 一衣帯水 【読み方】 いちいたいすい 【意味】 狭い海峡や小さな川を隔てて、近接していること。極めて密接な関係。 【語源・由来】 隋の文帝が南朝陳の悪政を見...