直截簡明【ちょくせつかんめい】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・対義語)
【四字熟語】 直截簡明 【読み方】 ちょくせつかんめい 【意味】 くどくどしくなくきっぱりしていること。また、そのさま。文章や人の性質などを評していう。 【語源・由来】 「直截」はすぐに裁決する、きっぱりしているという意...
【四字熟語】 直截簡明 【読み方】 ちょくせつかんめい 【意味】 くどくどしくなくきっぱりしていること。また、そのさま。文章や人の性質などを評していう。 【語源・由来】 「直截」はすぐに裁決する、きっぱりしているという意...
【四字熟語】 偃鼠飲河 【読み方】 えんそいんが 【意味】 自分の器量や能力をわきまえ、相応のところで満足し、身の丈にあった暮らしをすべきだという教訓。 【語源・由来】 もぐらが河の水をどれだけ飲んでも、もぐらの小さな腹...
【四字熟語】 永久不変 【読み方】 えいきゅうふへん 【意味】 いつまでも果てしなく続いて変わらないこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・永永無窮(えいえいむきゅう) ・永遠無窮(えいえんむきゅう) ・千古不易(せん...
【四字熟語】 遠謀深慮 【読み方】 えんぼうしんりょ 【意味】 深く考えを巡らし、のちのちの遠い先のことまで見通した周到綿密な計画を立てること。また、その計画。 【語源・由来】 「深謀」は奥深い見通しをもったはかりごと・...
【四字熟語】 円顱方趾 【読み方】 えんろほうし 【意味】 人間のこと。 【語源・由来】 「円頭」は、頭が丸いこと。「方足」は、足が四角いこと。古代中国では、人間の丸い頭は天をかたどり、四角い足は地をかたどってできたもの...
【四字熟語】 延陵季子 【読み方】 えんりょうのきし 【意味】 春秋時代、呉の季札のこと。延陵にほうぜられたのでいう。 【典拠・出典】 『史記』「呉太伯世家」 延陵季子(えんりょうのきし)の使い方 延陵季子(えんりょうの...
【四字熟語】 轅門二竜 【読み方】 えんもんにりょう 【意味】 古代中国、唐の武将『烏承玭』と『烏承恩』を指す言葉。二人は戦場で活躍して功績を上げて、このように評された。 【語源・由来】 「轅門」は戦場のたとえで、二台の...
【四字熟語】 厭聞飫聴 【読み方】 えんぶんよちょう 【意味】 何度も聞きすぎて飽きること。耳にたこができる。 【典拠・出典】 曾鞏「送江任序」 厭聞飫聴(えんぶんよちょう)の使い方 厭聞飫聴(えんぶんよちょう)の例文 ...
【四字熟語】 閻浮檀金 【読み方】 えんぶだごん 【意味】 良質の金のたとえ。 【語源・由来】 「閻浮」は仏教で須弥山のまわりにある四大陸の一つで、南にある大陸の閻浮提のこと。「檀」は川。 【典拠・出典】 『大智度論』「...
【四字熟語】 猿臂之勢 【読み方】 えんぴのいきおい 【意味】 攻守や進退が自在にできる軍隊の体勢をいう。また、遠方に陣地を設けること。 【典拠・出典】 『旧唐書』「李光弼伝」 猿臂之勢(えんぴのいきおい)の使い方 猿臂...
【四字熟語】 円融三諦 【読み方】 えんにゅうさんだい 【意味】 完全にとけあっている三諦 (3つの真理,3つの見方) 。 隔歴 (きゃくりゃく) 三諦に対する言葉。 空,仮,中の三諦は天台宗において展開され受継がれてき...
【四字熟語】 円頓止観 【読み方】 えんどんしかん 【意味】 人格を完成した究極の境地をいう。仏教で、すべての物事を欠けることなくそなえ雑念がなく、ただちに悟りに至る境地のこと。すべての存在が、そのまま真実の理法にかなう...
【四字熟語】 宛転蛾眉 【読み方】 えんてんがび 【意味】 顔かたちが美しいさま。美人の形容。 【語源・由来】 「宛転」は眉が美しい曲線をなすこと、「蛾眉」は蛾の触覚のように細長く曲がっている美しいまゆ。美人のまゆのたと...
【四字熟語】 怨女曠夫 【読み方】 えんじょこうふ 【意味】 結婚適齢期になっても相手のいない男と女。 また、配偶者と死別、生別した男女のことも言う。 【典拠・出典】 『孟子』「梁恵王・下」 怨女曠夫(えんじょこうふ)の...
【四字熟語】 円鑿方枘 【読み方】 えんさくほうぜい 【意味】 物事がうまくかみ合わないことのたとえ。「円鑿」は、丸い穴のこと。「方枘」は、四角い枘という意味。「枘」は、突起物のこと。 【語源・由来】 丸い穴に四角い棒を...
【四字熟語】 円首方足 【読み方】 えんしゅほうそく 【意味】 人間のこと。 【語源・由来】 「円頭」は丸い頭。「方足」は四角い足。古代の中国では、人間の丸い頭は天にかたどり、方形の足は地にかたどったもので、自然に則って...
【四字熟語】 円孔方木 【読み方】 えんこうほうぼく 【意味】 物事が食い違っていて、上手く噛み合わないこと。木を接合するときに、円形の穴に四角形のほぞを入れようとするという意味から。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・...
【四字熟語】 猿猴取月 【読み方】 えんこうしゅげつ 【意味】 実現不可能な馬鹿げたことをして、自ら身を滅ぼしてしまう(自滅してしまう)ことの喩えである。 【語源・由来】 仏教の故事に由来する四字熟語である。一群の猿が木...
【四字熟語】 婉曲迂遠 【読み方】 えんきょくうえん 【意味】 非常にまわりくどいこと。 【典拠・出典】 - 【対義語】 ・直截簡明(ちょくせつかんめい) 婉曲迂遠(えんきょくうえん)の使い方 婉曲迂遠(えんきょくうえん...
【四字熟語】 燕頷虎頭 【読み方】 えんがんことう 【意味】 尊い身分・貴人になる相で、遠国で封侯になる人相をいう。 【語源・由来】 「燕頷」は、燕(つばめ)のようなあごの形のことで、武芸に秀でた相とされ、「虎頭」は、虎...
【四字熟語】 燕頷虎頸 【読み方】 えんがんこけい 【意味】 遠国の諸侯となる人相のこと。また、勇ましく勢いがあり、堂々とした武者の容貌のたとえ。 【語源・由来】 燕のような頷と虎のような頸をもち、飛んで肉を食らうという...
【四字熟語】 円滑洒脱 【読み方】 えんかつしゃだつ 【意味】 物事の進行をかどだてず、すらすらとそつなくこなしていくさま。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・円転滑脱(えんてんかつだつ) 円滑洒脱(えんかつしゃだつ)の...
【四字熟語】 鴛鴦之契 【読み方】 えんおうのちぎり 【意味】 外見だけでなく、心から結ばれているむつまじい夫婦仲。 【語源・由来】 「鴛鴦」は、おしどりのこと。いつもいっしょにいて、夫婦仲のよい鳥とされている。 【典拠...
【四字熟語】 烟雲過眼 【読み方】 えんうんかがん 【意味】 雲やかすみが目の前を過ぎ去ってとどまらないように、物事に深く執着しないたとえ。物事に心をとめないで淡泊なたとえ。また、物事の過ぎ去ってとどまらないことのたとえ...
【四字熟語】 宴安酖毒 【読み方】 えんあんちんどく 【意味】 享楽におぼれてはいけないという教え。 【語源・由来】 ただ遊んで楽しむだけの生活を送ることは酖毒を飲むようなもので、最後には身を滅ぼしてしまうという意味から...
【四字熟語】 越鳧楚乙 【読み方】 えつふそいつ 【意味】 場所や人によって同じものでも呼び名が異なるたとえ。 【語源・由来】 空高く飛んでいる鴻(おおとり)を見て、越の国の人は鴨であると言い、楚の国の人は燕であると言っ...
【四字熟語】 越鳥南枝 【読み方】 えっちょうなんし 【意味】 故郷が懐かしく忘れがたいこと。 【語源・由来】 南方にある越の国から渡ってきた鳥は、南に向かって伸びている木の枝に巣を作るという意味から。 【典拠・出典】 ...
【四字熟語】 越俎之罪 【読み方】 えっそのつみ 【意味】 自分の分をこえて他人の権限を侵す罪。 【典拠・出典】 『荘子』「逍遥遊」 【類義語】 ・越権行為(えっけんこうい) ・越俎代庖(えっそだいほう) 越俎之罪(えっ...
【四字熟語】 越俎代庖 【読み方】 えっそだいほう 【意味】 自分の分をこえて他人の権限を侵す罪。 【語源・由来】 「俎」はまな板のこと。「庖」は料理、または、料理人のこと。 【典拠・出典】 『荘子』「逍遥遊」 【類義語...
【四字熟語】 英明闊達 【読み方】 えいめいかったつ 【意味】 才知にすぐれ道理に明るく、小事にこだわらないおおらかな性質。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・明朗闊達(めいろうかったつ) 英明闊達(えいめいかったつ)の...
【四字熟語】 影隻形単 【読み方】 えいせきけいたん 【意味】 独りぼっちで孤独なこと。独り身で助けてくれる人のいないこと。からだも一つ、影も一つの意から。 【典拠・出典】 韓愈「祭十二郎文」 【類義語】 ・形単影隻(け...
【四字熟語】 潁水隠士 【読み方】 えいすいのいんし 【意味】 俗世を超越して名誉や利益にこだわらず、高潔に生きる人のたとえ。 【語源・由来】 古代中国で聖天子とうたわれた帝尭に天子の位を譲ろうと言われた許由は、汚れた話...
【四字熟語】 栄諧伉儷 【読み方】 えいかいこうれい 【意味】 栄えて仲のよい夫婦のこと。結婚の賀詞。人が妻をめとるのを祝って言う言葉。 【典拠・出典】 - 栄諧伉儷(えいかいこうれい)の使い方 栄諧伉儷(えいかいこうれ...
【四字熟語】 影駭響震 【読み方】 えいがいきょうしん 【意味】 ちょっとした影やささいな物音にもおびえる意から、ひどく驚き怖れること。 【典拠・出典】 『文選』班固「答賓戯」 【類義語】 ・疑心暗鬼(ぎしんあんき) ・...
【四字熟語】 永永無窮 【読み方】 えいえいむきゅう 【意味】 いつまでも永遠に果てることなく続くさま。長く続いてきわまりないさま。時の果てしなく長いたとえ。 【典拠・出典】 『史記』「文帝記」 【類義語】 ・永遠無窮(...
【四字熟語】 煙波縹渺 【読み方】 えんぱひょうびょう 【意味】 水面がもやなどで遠くまで煙って、空と水面の境界がぼんやりしてはっきりとしないさま。 【語源・由来】 煙波縹渺の「縹渺」はぼんやりしてかすかなさまをいう。 ...
【四字熟語】 延年益寿 【読み方】 えんねんえきじゅ 【意味】 人の寿命を延ばすこと。無事に長寿を保ち、健やかに暮らすこと。長寿を祈り祝う言葉。 【典拠・出典】 「史記-淮南・衡山列伝」「汝何求、曰、願請延年益寿薬」 【...
【四字熟語】 燕雀相賀 【読み方】 えんじゃくそうが 【意味】 新居の完成に対する祝福の言葉。 つばめやすずめは人家の軒下に巣を作るが、そうしたつばめやすずめも集まって完成を祝ってくれる、という意味。 【語源・由来】 大...
【四字熟語】 燕雀鴻鵠 【読み方】 えんじゃくこうこく 【意味】 大人物の志はちっぽけな者には理解できない、ということ。 小人物には大人物の大きな志はわからない。 「燕雀」はツバメやスズメのような小さい鳥で、小人物をさし...
【四字熟語】 掩耳盗鐘 【読み方】 えんじとうしょう 【意味】 自分で自分を欺くたとえ。浅はかな考えのたとえ。 浅はかな考えで自分を欺き、悪事を隠したつもりでも、いつの間にか知れ渡っているたとえ。 また、自分の良心に背く...
縁木求魚の意味(語源由来・出典・類義語・英語訳) 【四字熟語】 縁木求魚 【読み方】 えんぼくきゅうぎょ 【意味】 目的に合った方法で行わないせいで苦労をしても成果が得られないことのたとえ。また、その目的に合った手段を取...
【四字熟語】 婉娩聴従 【読み方】 えんべんちょうじゅう 【意味】 言葉や態度など身の振り方がしとやかで優しく、年長や目上の人に逆らわず従うこと。 【語源・由来】 婉娩聴従の「婉娩」とはしとやかで素直なさまのこと、「聴従...
【四字熟語】 猿号擁柱 【読み方】 えんごうようちゅう 【意味】 凄腕の弓の名人をいうたとえ。弓の名人。 【語源・由来】 中国の春秋時代、楚王が飼っていた白猿を射てみたところ、白猿は飛んでくる矢を掴み取って戯れた。 そこ...
【四字熟語】 厭離穢土 【読み方】 おんりえど 【意味】 仏教のことばで、けがれた現世を嫌って離れること。 【語源・由来】 「厭離」は嫌い離れること。「穢土」は穢れているこの世の意から。 【典拠・出典】 『往生要集』「序...
「遠交近攻」の意味とは?(出典・対義語) 【四字熟語】 遠交近攻 【読み方】 えんこうきんこう 【意味】 遠国と親交を結び近国を攻略する外交政策。 遠い国と手を結び、背後から牽制(けんせい)させながら近い国を攻める策。 ...
【四字熟語】 延頸鶴望 【読み方】 えんけいかくぼう 【意味】 つるの長い首ぐらい、首を長くして待ちわびること。 【語源・由来】 「頸」は首。「頸(くび)を延(の)ばして鶴望(かくぼう)す」と訓読する。 『蜀志(しょくし...
【四字熟語】 延頸挙踵 【読み方】 えんけいきょしょう 【意味】 人や事の到来を待ち望むこと。また、すぐれた人物の出現するのを待ち望むこと。 首を長く伸ばし、つま先立って待ちわびる意味から。 【語源・由来】 「頸」は首。...
【四字熟語】 遠御長駕 【読み方】 えんぎょちょうが 【意味】 遠くまで馬を走らせること。転じて、遠方まで治め従わせる意味。 【語源・由来】 「遠」と「長」は遠い距離をしめす。 「御」は「馭」とも書き、馬を制して走らせる...
【四字熟語】 燕頷投筆 【読み方】 えんがんとうひつ 【意味】 一大決心をして志を立てること。また、文筆をやめて武の道に進むこと。 【語源・由来】 後漢(ごかん)の班超(はんちょう)は役所で筆書の仕事をしていたが、あると...
【四字熟語】 栄華秀英 【読み方】 えいかしゅうえい 【意味】 草木の花の総称。 【語源・由来】 「栄」は草の花、「華」は木の花、「秀」は花が咲かないで実を結ぶもの、「英」は花が咲いて実を結ばないものという。「華」は「が...
【四字熟語】 燕雁代飛 【読み方】 えんがんだいひ 【意味】 人と人がすれ違いで遠く隔てられているたとえ。 「代」はかわる、かわるがわるの意味。 「燕雁(えんがん)代わって(かわるがわる)飛(と)ぶ」と訓読する。 【語源...
【四字熟語】 煙霞痼疾 【読み方】 えんかのこしつ 【意味】 自然をめでる心がきわめて深いことを、長く治らない持病にたとえた語。 自然の風物をこよなく愛すること。また、隠居して自然と親しむことをいう。 「煙霞」はもやとか...
蜿蜿長蛇の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【四字熟語】 蜿蜿長蛇 【読み方】 えんえんちょうだ 【意味】 行列が曲がりくねりながら長く続くさま。 一列に長く連なったものが、うねうねと続いているというたとえ。 【語源・由...
【四字熟語】 烏帽子親 【読み方】 えぼしおや 【意味】 むかし、武家の男子の元服祝いの儀式の時に烏帽子(えぼし)をかぶせる役をつとめ、烏帽子名(えぼしな)をつける人物。 その子供の将来を庇護してくれる有力者が託されるこ...
【四字熟語】 越畔之思 【読み方】 えっぱんのおもい 【意味】 自分の領分・職分を守って、他人の領域を侵さないようにする気持ち。 「畔」は田畑の境界のこと。それを超えないように心掛けることをいった言葉。 【語源・由来】 ...
【四字熟語】 越権行為 【読み方】 えっけんこうい 【意味】 まかせられた権限の範囲を超えた行い。出過ぎた行いのこと。 「越権行為をする」「越権行為も甚だしい」などと表現する。 【語源・由来】 「越権」は、特に職務上の権...
【四字熟語】 会者定離 【読み方】 えしゃじょうり 【意味】 出会った者は、いつか必ず別れる運命にあるということ。 世の無常をいったことば。会うは別れの始め。 『平家物語』の「生者必滅、会者定離は浮世の習い」が有名。 【...
【四字熟語】 依怙贔屓 【読み方】 えこひいき 【意味】 気に入ったものに心をよせて助けること。 自分の気に入っている者や、関係のある者だけの肩をもつこと。 また、特に一方に心をかたむけ公平でない行動をとること。 【語源...
【四字熟語】 回向発願 【読み方】 えこうほつがん 【意味】 自分の積んだ一切の功徳(くどく)を、西方浄土(さいほうじょうど)に振り向け、極楽往生を願うこと。 仏教語。 【語源・由来】 「回向」は功徳をめぐらし、他のもの...
【四字熟語】 役夫之夢 【読み方】 えきふのゆめ 【意味】 人生の名誉・利益・栄華は、夢のように儚いものだということ。 『役夫』というのは、下僕のことである。 【語源・由来】 古代中国の周王朝の時代、主人に酷使されていた...
【四字熟語】 易姓革命 【読み方】 えきせいかくめい 【意味】 王朝の交代のこと。天子の徳がなくなれば天命が別の姓の天子に改まり変わるという中国の政治思想。 昔の中国では、天子は天命によって決まると信じられ、天子にその徳...
益者三友の意味(出典・類義語・対義語・英語訳) 【四字熟語】 益者三友 【読み方】 えきしゃさんゆう 【意味】 交際して有益な三種の友人のこと。三益友。正しいと思うことを直言する正直な人、誠実な人、博識な人。人と付き合う...
【四字熟語】 永字八法 【読み方】 えいじはっぽう 【意味】 「永」の一字にふくまれる、すべての漢字に共通した八種の基本的な筆づかい。 「八法」は書法における用筆の八つの法で、側(そく)・勒(ろく)・怒(ど)・趯(てき)...
【四字熟語】 慧可断臂 【読み方】 えかだんぴ 【意味】 非常に強い決意のほどを示すこと。また、切なる求道の思いを示すこと。 【語源・由来】 「慧可」は中国南北朝時代後期の高僧。禅宗の第二祖。 「断臂」は臂(ひじ)、もし...
【四字熟語】 益者三楽 【読み方】 えきしゃさんごう 【意味】 人の好む三つの有益なもの。また、益を得る三つの楽しみのこと。一つは、礼儀と音楽(雅楽)をほどよくおこなうこと。二つは、他人の美点を話題にすること。三つは、す...
栄耀栄華の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【四字熟語】 栄耀栄華 【読み方】 えいようえいが 【意味】 おおいに栄えて、ぜいたくを尽くす。また、富や権勢を誇り、おごり高ぶること。 人や家などが華やかに栄えること。 【語...
【四字熟語】 円熟無礙 【読み方】 えんじゅくむげ 【意味】 知識・技術・人格などが、これ以上ないほどに熟達していること。 【語源・由来】 「円熟」は知識・技術・人格などが欠けるところなく熟達することで、「無礙」は何もの...
【四字熟語】 英雄欺人 【読み方】 えいゆうぎじん 【意味】 卓抜した能力をもつ人は、そのすぐれたはかりごとで、普通の人が思いもよらない手段や行動をとるものであるということ。 【語源・由来】 「英雄」は卓抜した能力を持つ...
【四字熟語】 盈満之咎 【読み方】 えいまんのとがめ 【意味】 満ちれば欠けるということからの戒め。すなわち、物事が十分に達成されて満ち足りた後には、かえって禍いを招くという戒め。 【典拠・出典】 『後漢書』「折像伝」 ...
【四字熟語】 英邁闊達 【読み方】 えいまいかったつ 【意味】 才知が非常に優れ、細かいことにこだわらない大らかな心があること。 【語源・由来】 「英邁」は才能や知恵が他よりも優れていること。「闊達」は大らかな心のことか...
【四字熟語】 曳尾塗中 【読み方】 えいびとちゅう 【意味】 高貴な身分になって窮屈に生きるよりも、低い身分でいいから自由に生きたいということ。 【語源・由来】 「塗中」は泥の中。亀が尾を引きずって泥の中で生きる意から。...
円転滑脱の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【四字熟語】 円転滑脱 【読み方】 えんてんかつだつ 【意味】 言葉遣いや行動が自在で角立たず、物事を要領よく、すらすら処理していくさま。 言葉や行動が相手の感情を刺激せずに合...
【四字熟語】 塩鉄之利 【読み方】 えんてつのり 【意味】 政府の専売によっておさめる利益のこと。 【語源・由来】 塩や鉄などの政府の専売制度があったことから、その利益のことを指します。 出典は前漢の始元6年(紀元前81...
【四字熟語】 怨徹骨髄 【読み方】 えんてつこつずい 【意味】 人を怨む気持ちがきわめて激しく、心の底から恨み憎むこと。 恨み憤ることの極めて甚だしいこと。 【語源・由来】 非常に怨みが強く、骨髄にまで怨みが達するという...
【四字熟語】 円頂黒衣 【読み方】 えんちょうこくい 【意味】 僧のこと。 または、丸めた頭に墨染めの法衣(ほうえ)の僧の姿かたちのこと。 【語源・由来】 「円頂」は髪を剃って、丸めた頭のことで、「黒衣」は墨染めの法衣(...
【四字熟語】 燕巣幕上 【読み方】 えんそうばくじょう 【意味】 不安この上もないこと。 安定せずに非常に危険な状況のこと。 【語源・由来】 「燕巣」は燕の巣という意味で、「幕上」とは張ってある幕の上という意味です。 戦...
【四字熟語】 遠走高飛 【読み方】 えんそうこうひ 【意味】 遠くへ逃げること。 【語源・由来】 「遠走」とは、遠くに走るという意味で、「高飛」とは、高く飛ぶという意味です。 苦境を脱し、明るい道を求めるという意味もあり...
【四字熟語】 嫣然一笑 【読み方】 えんぜんいっしょう 【意味】 にこやかに笑う様子のこと。 【語源・由来】 「嫣然」とは、にっこりとあでやかに笑うさまの意味で、「一笑」はちょっと笑うことの意味です。 【典拠・出典】 -...
遠水近火の意味(語源由来・出典・類義語・英語訳) 【四字熟語】 遠水近火 【読み方】 えんすいきんか 【意味】 遠い場所にあるものは、一刻を争う差し迫った緊急事態の際に役に立たないということ。 【語源・由来】 近所が火事...
【四字熟語】 永垂不朽 【読み方】 えいすいふきゅう 【意味】 名声や業績などが末長く後世にまで伝えられ、いつまでも朽ちないで決して滅びないこと。 【語源・由来】 「垂」はたれる意から、後世に示し伝えることの意味で「永垂...
【四字熟語】 英雄好色 【読み方】 えいゆうこうしょく 【意味】 才能・武勇にすぐれた英雄と呼ばれる人物は、女性を好む気質がある。 「英雄」とは才能や武勇の特にすぐれた人。 「好色」とはいろごのみ。 【語源・由来】 英雄...
【四字熟語】 英雄豪傑 【読み方】 えいゆうごうけつ 【意味】 すぐれた知力・才能をもち、武勇に秀でた者のこと。 また、才能や武勇に特にすぐれ、いっぷう変わっていてものごとにこだわらない人。 【語源・由来】 「英雄」はす...
【四字熟語】 郢書燕説 【読み方】 えいしょえんせつ 【意味】 無理にこじつけること。 【語源・由来】 中国戦国時代、楚の都・郢の人が燕の国の宰相にあてて手紙を書かせていたとき、灯火が暗かったので、灯火を持つ者に「燭(し...
【四字熟語】 英俊豪傑 【読み方】 えいしゅんごうけつ 【意味】 人なみはずれた、すぐれた才知の持ち主のこと。 【語源・由来】 「英」「俊」「豪」「傑」ともに、人並みはずれて秀でていること。また、その人という意から。 【...
【四字熟語】 英姿颯爽 【読み方】 えいしさっそう 【意味】 姿が堂々として、立派で、きびきびしているさま。 【語源・由来】 「英」はすぐれた、立派な。「颯爽」は姿などが勇ましく、きびきびしているさま。杜甫の詩の一節「英...
【四字熟語】 栄枯転変 【読み方】 えいこてんぺん 【意味】 人の境遇が、栄えたり衰えたり、移り変わること。 【語源・由来】 「栄枯」は、草木が茂ったり枯れたりすること。「転変」は、移り変わることから。 【典拠・出典】 ...
【四字熟語】 永劫回帰 【読み方】 えいごうかいき 【意味】 世の中は同じ事象が永遠に繰り返すということ。 【語源・由来】 「永劫」は無限に続く長い年月。「回帰」は一周して元のところへかえることから。生の絶対的肯定を説く...
【四字熟語】 偃武修文 【読み方】 えんぶしゅうぶん 【意味】 戦いをやめ、戦いではなく、文教によって平穏な世の中を築くこと。 【語源・由来】 偃武修文の「偃武」とは武器を伏せ片付けるという意味から戦いをやめるということ...
【四字熟語】 円木警枕 【読み方】 えんぼくけいちん 【意味】 苦労して一生懸命に勉学に励むことのたとえ、また物事に精励して寝る間も惜しむこと。 【語源・由来】 ぐっすりと眠り込んでしまわないように眠ったらすぐに転んで目...
【四字熟語】 鳶飛魚躍 【読み方】 えんぴぎょやく 【意味】 万物が自然のあるべき姿に従い、自由に楽しんでいることのたとえ。またそのような自然の理の作用のこともいう。君主の恩徳が広く及び、人々がそれぞれの能力によって、そ...
【四字熟語】 延年転寿 【読み方】 えんねんてんじゅ 【意味】 ますます長生きするということ。無事に長寿を保ち、健やかに暮らすこと。長寿を祈り祝う言葉。 【語源・由来】 もともとは仏教用語で修行や、仏の加護によって寿命を...
【四字熟語】 鉛刀一割 【読み方】 えんとういっかつ 【意味】 鉛でできた切れ味の良くない刀でも、一度は物を断ち切ることができるという意味から、凡庸な人でもたまには力を発揮できる場面があるというたとえ。自分の力を謙遜して...
【四字熟語】 円頭方足 【読み方】 えんとうほうそく 【意味】 人間という意味。円頭方足の「円頭」とは丸い頭ということ、「方足」は四角い足を意味する。 【語源・由来】 中国では昔、人間の丸い頭は天をかたどり、方形の足は地...
遠慮近憂の意味(語源由来・出典・英語訳) 【四字熟語】 遠慮近憂 【読み方】 えんりょきんゆう 【意味】 遠い先をしっかりと見通しておかないと、身近な場面で色々な心配事が生じてしまうということ。 【語源・由来】 目先の利...
遠慮会釈の意味(語源由来・類義語・対義語・英語訳) 【四字熟語】 遠慮会釈 【読み方】 えんりょえしゃく 【意味】 控えめで、思いやりを持った態度で接すること。他人に対して態度を慎みその心を思いやること。 【語源・由来】...
延命息災の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【四字熟語】 延命息災 【読み方】 えんめいそくさい 【意味】 無事に長生きをすること。災いを除くこと。 【語源・由来】 「息災」は、災難や病魔を仏の力で退散させること。また、...
円満具足の意味(語源由来・類義語・対義語・英語訳) 【四字熟語】 円満具足 【読み方】 えんまんぐそく 【意味】 なにもかもがすべて十分に備わっており、少しの不足もないこと。 【語源・由来】 十分に満ち足りて不足のないこ...
【四字熟語】 円満解決 【読み方】 えんまんかいけつ 【意味】 不満や不十分なところがなく、事件が穏やかに解決すること。 【語源・由来】 問題や事件、トラブルなどが穏やかに解決することをいいます。これは、物事の様子や人柄...
【四字熟語】 衍曼流爛 【読み方】 えんまんりゅうらん 【意味】 広く散らばってはびこることを表す。多く悪などがはびこることにいう。 悪人が多く世の中全体に蔓延ること。 【語源・由来】 ちりぢりに分かれた状態が広くひろが...
【四字熟語】 永劫無極 【読み方】 えいごうむきょく 【意味】 いつまでも続いて、極まりがないこと。 【語源・由来】 「永劫」はいつまでも続くこと。「無極」は、はてしないことから。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・永遠...
【四字熟語】 英華発外 【読み方】 えいかはつがい 【意味】 内に秘めた美しさが、華やかな光となって外にあらわれる。精彩を放つこと。 【語源・由来】 「英華」は美しい花。転じて、物事のすぐれた美しさ。「発外」は外にあらわ...
【四字熟語】 永遠不滅 【読み方】 えいえんふめつ 【意味】 いつまでも滅びないこと。 【語源・由来】 「永遠」は永久、終わることなく続くこと。「不滅」はいつまでもなくならないことから。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ...
永遠不変の意味(語源由来・類義語・対義語・英語訳) 【四字熟語】 永遠不変 【読み方】 えいえんふへん 【意味】 いつまでも変わらないこと。 【語源・由来】 「永遠」は、果てしなく長い時間。「不変」は変わらないことから。...
【四字熟語】 永遠偉大 【読み方】 えいえんいだい 【意味】 いつまでも立派なこと。いつまでも大きいこと。 【典拠・出典】 - 【英語訳】 eternally great 永遠偉大(えいえんいだい)の使い方 永遠偉大(え...
【四字熟語】 永遠無窮 【読み方】 えいえんむきゅう 【意味】 時のきわめて長いこと。いつまでも永遠に続くことのたとえ。 【語源・由来】 「永遠」は長く続いて果てしないさま。「無窮」は限りないことから。 【典拠・出典】 ...
【四字熟語】 円融滑脱 【読み方】 えんゆうかつだつ 【意味】 何事も思うままで、角立たないこと。物事にこだわらず、そつなくこなすようす。 【語源・由来】 「円融」は、丸くて角がないこと。また、なだらかで滞りがないこと。...
【四字熟語】 詠雪之才 【読み方】 えいせつのさい 【意味】 文学的才能の優れた女性のこと。女性の詩文の才をほめる言葉。 【語源・由来】 晋の王凝之(ぎょうし)の妻の謝道蘊(しゃどううん)が、降る雪を白い綿毛がある種子の...
【四字熟語】 淵広魚大 【読み方】 えんこうぎょだい 【意味】 上司が賢ければ、そこに集まる部下もまた賢明であることのたとえ。 【語源・由来】 川の淵が広く深ければ、そこには大きな魚がいるということから。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 猿猴捉月 【読み方】 えんこうそくげつ 【意味】 欲をおこして前後をわきまえず、無謀な行動をとって大失敗すること。身のほど知らずが、その結果身を滅ぼすことのたとえ。 【語源・由来】 「猴」はサル。「捉月」は...
【四字熟語】 英明果敢 【読み方】 えいめいかかん 【意味】 才能があって、ものの道理に明るく、しかも思い切りがいいこと。 【語源・由来】 「英明」は才知にすぐれて賢いこと。 「果敢」は思い切ってするようす。決断力がある...
【四字熟語】 煙視媚行 【読み方】 えんしびこう 【意味】 新婦を迎えて喜ぶ新郎のようす。 【語源・由来】 「煙視」は煙の中でものを見るように、目を細めて見ること。「媚行」はゆっくりと歩くことから。 【典拠・出典】 『呂...
【四字熟語】 鳶目兎耳 【読み方】 えんもくとじ 【意味】 よく見える目と、よく聞こえる耳。それを備えたジャーナリストなどをいう語。 【語源・由来】 トビの目は遠くのことまで目ざとく見つけることができ、うさぎの耳は、どん...
【四字熟語】 盈盈一水 【読み方】 えいえいいっすい 【意味】 男女が思いを交わしながら会うことができない苦しみやつらさをいうたとえ。 【語源・由来】 水が満ちあふれた一筋の川にへだてられた意から。「盈盈」は水が満ちあふ...
得手勝手の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【四字熟語】 得手勝手 【読み方】 えてかって 【意味】 他人に構わず自分の都合ばかりを考えて、わがまま放題にするさま。 【語源・由来】 「得手」は、もとは自分の得意なことの意...
栄枯盛衰の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【四字熟語】 栄枯盛衰 【読み方】 えいこせいすい 【意味】 栄えたり衰えたりすること。繁栄したものもやがて衰退する人の世のはかなさを指す。 【語源・由来】 「栄枯」は草木が茂...