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漢検1級の四字熟語一覧と意味付き【漢字検定】

漢検1級

漢検1級に出題される四字熟語一覧を五十音順に並べました。

【レベル対象漢字数】
大学・一般程度(約6000字

【領域・内容】
典拠のある四字熟語を正しく理解している。

典拠のある四字熟語一覧は、「四字熟語の典拠・出典一覧」をご覧ください。

勉強しやすいように、対象となる四字熟語を意味付きで掲載していますので、漢字検定1級の合格に是非お役立てください。

その他の級はこちらをご覧ください。

【索引】漢検1級の四字熟語 検索

索引
あ行 か行 さ行
た行 な行 は行
ま行 や行 ら行
わ行

「あ行」漢検1級の四字熟語一覧

哀鳴啾啾(あいめいしゅうしゅう)

鳥や虫が悲しげになくさま。


鴉雀無声(あじゃくむせい)

ひっそりとして声ひとつないこと。静まりかえっている形容。


鴉巣生鳳(あそうせいほう)

愚鈍な親がすぐれた子を生むたとえ。また、貧しい家からすぐれた人が出るたとえ。


遏悪揚善(あつあくようぜん)

悪事を禁じて、善行をすすめること。


蛙鳴蝉噪(あめいせんそう)

むだな表現が多い下手な文章やつまらない議論をさしていう言葉。無用の口論をさしてもいう。


阿爺下頷(あやあがん)

物事の見分けがつかない愚か者のこと。または、間違いのこと。


阿諛傾奪(あゆけいだつ)

身分や権勢のある者におもねり他人の地位を傾け奪うこと。


阿諛追従(あゆついしょう)

相手のご機嫌をとり、気に入られるために媚びへつらい、従うこと。他人におもねること。


阿諛便佞(あゆべんねい)

口先だけで調子のいいこと、うまいことを言っておもねりへつらうこと。他人の機嫌をとって気に入られようとすること。


阿轆轆地(あろくろくじ)

物事が滞ることなくうまく回転すること。また、次から次へと言葉が発せられること。


晏嬰狐裘(あんえいこきゅう)

上に立つ者が倹約につとめ、職務に励むこと。


晏嬰狐裘(あんえいのこきゅう)

上に立つ者が倹約につとめ、職務に励むこと。


安閑恬静(あんかんてんせい)

ゆったりとして静かで安らかなさま。世俗的な牽制や物欲に心とらわれることない、また心騒ぐのことない、ゆったりとしたさま。


晏子高節(あんしのこうせつ)

中国春秋時代、斉(せい)の晏嬰(あんえい)が臣下としての節をまっとうしたこと。


按図索驥(あんずさくき)

理論だけの実際には役に立たない意見ややり方のたとえ。机上の空論。


帷幄上奏(いあくじょうそう)

旧憲法下で、軍事の機密事項について直接天皇に上奏すること。「帷幄」は本来たれ幕と引き幕で、軍の陣中の意、転じて作戦計画をするところ。本陣。


伊尹負鼎(いいんふてい)

大望のために身を落とすたとえ。


意気消沈(いきしょうちん)

うまくいかなくて元気がなくなる。しょげかえること。


意気阻喪(いきそそう)

意欲的に事に当たろうとする気力がくじけて、元気をなくしてしまうこと。意気込みや元気が弱ること。


衣錦尚絅(いきんしょうけい)

才能や徳を外にあらわに出さないこと。錦を着てその上に薄絹をかける意。


韋弦之佩(いげんのはい)

自分の性格を改めて修養しようと戒めのための物を身につけること。


為虎傅翼(いこふよく)

強いものがさらに力をつけること。「傅翼」はつばさをつけること。虎のためにつばさをつける意で、強い虎にさらに空を自由に飛ぶ能力を与えるということから。


意識朦朧(いしきもうろう)

意識がかすんではっきりしないこと。気が遠くなること。まわりの状況がわからかくなるほど、意識がはっきりしないさま。


意匠惨憺(いしょうさんたん)

工夫を凝らすのに苦心すること。


渭樹江雲(いじゅこううん)

遠くにいる友人を思う情が切ないこと。渭水のほとりの樹木と揚子江の空にたなびく雲。一方は渭水のほとりにいて、一方は遠く離れた揚子江のそばにいて互いに思いやる。


韋駄天走(いだてんばしり)

非常に速く走ること。「韋駄天」は仏法・寺院の守り神。増長天八将軍の一。金剛杵をもち、非常に足が速いという。韋駄天のように速く走る意。


一詠一觴(いちえいいっしょう)

酒を飲みながら詩を歌って、風流に楽しむこと。ひとさかずきの酒を飲み、一つの詩を歌う意から。


一字褒貶(いちじほうへん)

文章を書くさいに、わずか一字を使い分けることで、人をほめたり、けなしたりすること。


一望無垠(いちぼうむぎん)

一目でかなたまでひろびろと見渡されること。見晴らしの良いたとえ。広々と見晴らしの良い景色。


一縷千鈞(いちるせんきん)

危険のはなはだしいことの形容。一本の糸で千鈞の重さを支える意。


一攫千金(いっかくせんきん)

あまり苦労せずに一時に大きい利益を得ること。


一家眷族(いっかけんぞく)

家族と血縁関係にあるもの。「眷属」は血縁者・一族。また家臣や部下を意味することもある。


一家団欒(いっかだんらん)

家族が集まってむつまじく楽しむこと。「団欒」は丸いさまで、転じて丸く輪を作って仲よくする、集まってむつまじくする意。


一気呵成(いっきかせい)

文章や仕事を一気に完成させること。滞ることなく流暢に文章が書かれているさま。また、物事を中断せずに、ひと息に大急ぎで仕上げること。


一饋十起(いっきじっき)

賢者や、よい人材を熱心に探し求め迎えること。有徳の政治を行うために、為政者(君主)が自ら進んで賢者を熱心に探し求めること。または、政治に熱心なこと。


一簣之功(いっきのこう)

仕事を完遂する間際の最後の努力。最後のひとふんばり。また、仕事を完成するために重ねるひとつひとつの努力にもいう。「簣」は土を乗せて運ぶ道具の意。もっこ。もっこ一ぱいの土。


一丘一壑(いっきゅういちがく)

俗世間を離れ、自然の中に身を置いて、風流を楽しむこと。


一裘一葛(いっきゅういっかつ)

一枚のかわごろもと、一枚のくずかたびら。他に着替えがないことから、貧乏のたとえ。


一丘之貉(いっきゅうのかく)

同じ丘に住むムジナ。似たようなもののたとえ。同類のものをけなしていう語。多く悪者に対していう。


一薫一蕕(いっくんいちゆう)

善は消えやすく、悪は除きがたいことのたとえ。一つのよい香りの草と一つの悪いにおいの草。この二つをともに置けば、よい香りが消え、悪いにおいが勝つことからいう。


一蹶不振(いっけつふしん)

一度失敗して二度と立ち上がれないたとえ。「蹶」はつまずく意。


一闔一闢(いっこういちびゃく)

あるいは閉じ、あるいは開く。陰と陽が消長するさま。「闔」は閉じる。「闢」は開く意。


一狐之腋(いっこのえき)

貴重なもののたとえ。一匹の狐の脇の下からわずかしか取れない白くて美しい毛皮の意。また、希少なという意から直言の士のたとえ。


一糸一毫(いっしいちごう)

ごくわずかなこと。「一糸」も「一毫」もごくわずかなもののたとえ。


一士諤諤(いっしがくがく)

多くのものがおもねり追従している中で、一人だけおそれはばからずに直言すること。「諤諤」ははばかることなくありのまま是非善悪をいうこと。


一瀉千里(いっしゃせんり)

流れが極めて速いということ。また、文章や弁舌が巧みでよどみのないことのたとえ。物事が調子良く速やかに進み、一気にはかどることも意味する。


一觴一詠(いっしょういちえい)

酒を飲みながら詩を歌って、風流に楽しむこと。


一唱三嘆(いっしょうさんたん)

素晴らしい詩文を賞賛、褒める際に使う四字熟語。詩歌を一度に詠みあげる前に、なんども感嘆すると言う意味。一唱三嘆の「三」はなんどもという意味。「嘆」は感じ入ってため息をついたり、感心して褒めること。

一世風靡(いっせいふうび)

ある時代に非常に流行すること。風が吹き草木がそれになびくように、その時代のたくさんの人が従うこと。


一箭双雕(いっせんそうちょう)

弓を射るのがうまいこと。一つの行動で二つの利益を得ること。「一箭」は一本の矢、「双雕」は二羽の鷲。くまたか。


一朝之忿(いっちょうのいかり)

一時的な怒りをいう。「一朝」はわずかな間。一時的の意。「忿」は、怒り、憤怒のこと。


一擲千金(いってきせんきん)

豪快なふるまい、思い切りのよいことのたとえ。惜しげもなくひとときに大金を使う意。「擲」は投げる、投げ出す意。


一髪千鈞(いっぱつせんきん)

非常に危険なこと、きわめて無理なことのたとえ。一本の髪の毛で千鈞もの重さのものを引く意。「鈞」は中国の昔の重量の単位で三十斤を一鈞とし、周代では約七・七キログラム。「一髪、千鈞を引く」の略。


鷸蚌之争(いつぼうのあらそい)

両者が譲らずに争っていると第三者が骨を折らずに利益を横取りしてしまうことのたとえ。「鷸」は水鳥のしぎ。「蚌」はどぶ貝のこと。


猗頓之富(いとんのとみ)

巨万の富。膨大な財産をいう。


倚馬七紙(いばしちし)

すらすらと名文を書き上げる才能。馬前に立ったまま一息に七枚の紙に文を書き上げる意。


夷蛮戎狄(いばんじゅうてき)

昔の中国の都から遠く離れた四方の異民族の総称。


渭浜漁父(いひんのぎょほ)

渭水のほとりで釣り糸を垂れていた呂尚(太公望)のこと。太公望といわれた呂尚は、渭水のほとりで釣りをしていた時、周の文王に見いだされ、のち文王の子武王を補佐して周王朝を開くのに功績があった。「渭」は渭水。「漁父」は漁師、また年老いた漁師。


萎靡沈滞(いびちんたい)

社会・経済・文化などに活気がなく、退廃して、進歩や発展が見られないこと。


異聞奇譚(いぶんきたん)

きわめて珍しい話のこと。


韋編三絶(いへんさんぜつ)

何度も繰り返して本を読むこと。また熱心に学問することのたとえ。


倚門之望(いもんのぼう)

子の帰りを待ちわびる親の情のたとえ。


異類無礙(いるいむげ)

異質な者同士が、何の障害もなく互いに通じあうこと。


殷鑑不遠(いんかんふえん)

身近な失敗例を自分の戒めとせよというたとえ。また、自分の戒めとなるものは、近くにあることのたとえ。


因果覿面(いんがてきめん)

悪事の報いがすぐに目の前に現れること。悪事は悪い結果としてすぐに現れること。


婬虐暴戻(いんぎゃくぼうれい)

淫らな生活をし、乱暴で非道なこと。女性に対する淫らな色欲に溺れ、乱暴・残酷に振る舞い、人としての道から外れていること。


慇懃無礼(いんぎんぶれい)

うわべはとても礼儀正しくて丁寧ではあるが、実際は極めて尊大で、内心では相手を見下していること、またはそのような態度のこと。言葉遣いや態度などが丁寧すぎるのは相手を小馬鹿にしているようにとられること、かえって無礼であること。


因循苟且(いんじゅんこうしょ)

古い習慣や方法にこだわって、その場しのぎの手段をとること。また、決断力に欠け、ぐずぐずしてためらうさま。


陰謀詭計(いんぼうきけい)

人を欺くためのひそかなたくらみごと。


烏焉魯魚(うえんろぎょ)

文字の書き誤り。文字の造形が似ていて書き誤ること。


于公高門(うこうこうもん)

善行を積む家の子孫は繁栄することのたとえ。


禹行舜趨(うこうしゅんすう)

うわべをまねるだけで実質が伴っていないたとえ。聖天子とされる禹や舜の表面上の行動だけをまねして、実質的な聖人の徳を備えていないこと。禹のように歩き舜のように走って、聖人をまねるだけで実質がない意から。


右顧左眄(うこさべん)

右を見たり左を見たりして、ためらい迷うこと。また、まわりの情勢や周囲の思惑・意見を気にして、なかなか決断できないでいること。


迂疎空闊(うそくうかつ)

まわりくどく実際に適応できないこと。事情にうとく実際に役に立たないこと。


鬱肉漏脯(うつにくろうほ)

一時しのぎのために、先の不利益や危険などをかえりみないこと。


禹湯文武(うとうぶんぶ)

夏、殷、周の三代の始祖の名。夏王朝の始祖の禹王。殷王朝の始祖の湯王。周王朝の文王と武王のこと。いずれも中国古代の聖天子。


烏兎怱怱(うとそうそう)

歳月、月日があっという間に過ぎてゆくこと。


嫗伏孕鬻(うふうよういく)

鳥や獣が子を産んで育てること。


禹歩舜趨(うほしゅんすう)

見た目を真似しているだけで中身が伴っていないこと。 または、聖人の動きを真似しているだけで聖人のような徳はないこと。


紆余委蛇(うよいだ)

山や林などがうねうねと屈曲しながら長く続くさま。


紆余曲折(うよきょくせつ)

曲がりくねること。事情が込み入って色々と変化のあること。


盂蘭盆会(うらぼんえ)

太陰暦7月15日を中心に7月13日から16日の4日間に行われる仏教行事のこと。盂蘭盆、お盆ともいう。また、香港では盂蘭勝会と称する。


雨霖鈴曲(うりんれいきょく)

唐の玄宗の作った楽曲の名。


雲雨巫山(うんうふざん)

男女の情の細やかなことのたとえ。また、情事をいう。


雲煙過眼(うんえんかがん)

雲煙が目前を過ぎるのに心を動かさないように、物事に深く執着しないこと。


雲煙万里(うんえんばんり)

非常に遠く離れていることのたとえ。


雲烟飛動(うんえんひどう)

書画などの筆跡の優れて勢いの良いこと。筆の運びが自由で生き生きしていること。


雲煙縹渺(うんえんひょうびょう)

雲や煙などが遠くたなびくさま。


雲遊萍寄(うんゆうへいき)

物事に執着せずに、自然にまかせて行動すること。または、修行しながら様々な国を巡る僧侶のこと。「萍」は浮き草のこと。


雲容烟態(うんようえんたい)

空の様子がさまざまに変化するさま。


栄諧伉儷(えいかいこうれい)

栄えて仲のよい夫婦のこと。結婚の賀詞。人が妻をめとるのを祝って言う言葉。


影駭響震(えいがいきょうしん)

ちょっとした影やささいな物音にもおびえる意から、ひどく驚き怖れること。


英姿颯爽(えいしさっそう)

姿が堂々として、立派で、きびきびしているさま。


郢書燕説(えいしょえんせつ)

無理にこじつけること。


盈満之咎(えいまんのとがめ)

満ちれば欠けるということからの戒め。すなわち、物事が十分に達成されて満ち足りた後には、かえって禍いを招くという戒め。


英明闊達(えいめいかったつ)

才知にすぐれ道理に明るく、小事にこだわらないおおらかな性質。


慧可断臂(えかだんぴ)

非常に強い決意のほどを示すこと。また、切なる求道の思いを示すこと。


依怙贔屓(えこひいき)

気に入ったものに心をよせて助けること。自分の気に入っている者や、関係のある者だけの肩をもつこと。また、特に一方に心をかたむけ公平でない行動をとること。


越俎代庖(えっそだいほう)

自分の分をこえて他人の権限を侵す罪。


越俎之罪(えっそのつみ)

自分の分をこえて他人の権限を侵す罪。


越鳧楚乙(えつふそいつ)

場所や人によって同じものでも呼び名が異なるたとえ。


宴安酖毒(えんあんちんどく)

享楽におぼれてはいけないという教え。


烟雲過眼(えんうんかがん)

雲やかすみが目の前を過ぎ去ってとどまらないように、物事に深く執着しないたとえ。物事に心をとめないで淡泊なたとえ。また、物事の過ぎ去ってとどまらないことのたとえ。


蜿蜿長蛇(えんえんちょうだ)

行列が曲がりくねりながら長く続くさま。一列に長く連なったものが、うねうねと続いているというたとえ。


円滑洒脱(えんかつしゃだつ)

物事の進行をかどだてず、すらすらとそつなくこなしていくさま。


煙霞痼疾(えんかのこしつ)

自然をめでる心がきわめて深いことを、長く治らない持病にたとえた語。自然の風物をこよなく愛すること。また、隠居して自然と親しむことをいう。


燕頷虎頸(えんがんこけい)

遠国の諸侯となる人相のこと。また、勇ましく勢いがあり、堂々とした武者の容貌のたとえ。


燕頷虎頭(えんがんことう)

尊い身分・貴人になる相で、遠国で封侯になる人相をいう。「燕頷」は、燕(つばめ)のようなあごの形のことで、武芸に秀でた相とされ、「虎頭」は、虎(とら)のようながっしりとした頭のことで、威厳があって人の上に立つことのできる人相とされる。


燕頷投筆(えんがんとうひつ)

一大決心をして志を立てること。また、文筆をやめて武の道に進むこと。


婉曲迂遠(えんきょくうえん)

非常にまわりくどいこと。


延頸挙踵(えんけいきょしょう)

人や事の到来を待ち望むこと。また、すぐれた人物の出現するのを待ち望むこと。首を長く伸ばし、つま先立って待ちわびる意味から。


猿猴取月(えんこうしゅげつ)

実現不可能な馬鹿げたことをして、自ら身を滅ぼしてしまう(自滅してしまう)ことの喩えである。


怨女曠夫(えんじょこうふ)

結婚適齢期になっても相手のいない男と女。 また、配偶者と死別、生別した男女のことも言う。


煙波縹渺(えんぱひょうびょう)

水面がもやなどで遠くまで煙って、空と水面の境界がぼんやりしてはっきりとしないさま。


猿臂之勢(えんぴのいきおい)

攻守や進退が自在にできる軍隊の体勢をいう。また、遠方に陣地を設けること。


偃武修文(えんぶしゅうぶん)

戦いをやめ、戦いではなく、文教によって平穏な世の中を築くこと。


閻浮檀金(えんぶだごん)

良質の金のたとえ。


厭聞飫聴(えんぶんよちょう)

何度も聞きすぎて飽きること。耳にたこができる。


婉娩聴従(えんべんちょうじゅう)

言葉や態度など身の振り方がしとやかで優しく、年長や目上の人に逆らわず従うこと。


衍曼流爛(えんまんりゅうらん)

広く散らばってはびこることを表す。多く悪などがはびこることにいう。悪人が多く世の中全体に蔓延ること。


轅門二竜(えんもんにりょう)

古代中国、唐の武将『烏承玭』と『烏承恩』を指す言葉。二人は戦場で活躍して功績を上げて、このように評された。


厭離穢土(えんりえど)

仏教のことばで、けがれた現世を嫌って離れること。


円顱方趾(えんろほうし)

人間のこと。


桜花爛漫(おうからんまん)

桜の花が満開で鮮やかに咲き乱れている様子。桜の花がいっぱいにみごとに咲き乱れているさま。


枉駕来臨(おうがらいりん)

乗り物の進路を変えてまで、わざわざお立ち寄りいただき恐縮ですという意の言葉。


横行闊歩(おうこうかっぽ)

威張って自分勝手に歩き回ること。また、ほしいままに振る舞うこと。


横行跋扈(おうこうばっこ)

威張ってわがまま勝手に振る舞うこと。ほしいままに行動し、我が物顔に振る舞うこと。


往事渺茫(おうじびょうぼう)

過去のことはぼうっとして、夢のように記憶が薄れてしまった。昔のことを振り返っていうことば。


往事茫茫(おうじぼうぼう)

過去を振り返ってみても、記憶がはっきりせずとりとめのないさま。


枉尺直尋(おうせきちょくじん)

大きなことを成功させるためには、小さな犠牲はやむを得ないということ。


枉法徇私(おうほうじゅんし)

法を悪用して、私利私欲にはしること。自分の利益のために法を変えること。また、正しいきまりを曲げて、わがまま勝手に振る舞うこと。


王楊盧駱(おうようろらく)

初唐の四人の詩の大家。「王勃」「楊炯」「盧照鄰」「駱賓王」。いずれも唐代初期の人で近体詩の確立に貢献した詩の巨匠。


甕裡醯鶏(おうりけいけい)

世の中を知らないつまらぬ卑小な者という意味の例え。


恩讎分明(おんしゅうぶんめい)

恩を受けたものには恩で報い、あだをうけたものにはあだで報いること。また、それをはっきりさせること。


厭離穢土(おんりえど)

仏教のことばで、けがれた現世を嫌って離れること。


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