桃源洞裡【とうげんどうり】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)
【四字熟語】 桃源洞裡 【読み方】 とうげんどうり 【意味】 桃源郷のある洞窟の内側。俗世や時代の流れから隔絶して、小さく理想的な共同体の中でのんびりと生きている世界のたとえ。 【語源・由来】 「桃源」は、東晋の陶淵明が...
【四字熟語】 桃源洞裡 【読み方】 とうげんどうり 【意味】 桃源郷のある洞窟の内側。俗世や時代の流れから隔絶して、小さく理想的な共同体の中でのんびりと生きている世界のたとえ。 【語源・由来】 「桃源」は、東晋の陶淵明が...
【四字熟語】 闘志満々 【読み方】 とうしまんまん 【意味】 これから闘おうという気持ちに満ち溢れている様子。 【典拠・出典】 - 闘志満々(とうしまんまん)の使い方 闘志満々(とうしまんまん)の例文 闘志満々な健太くん...
【四字熟語】 道心堅固 【読み方】 どうしんけんご 【意味】 仏教のことばで、悟りを求め、道心が強くてしっかりしていること。 【語源・由来】 「道心」は、他人を悟らせる心。 【典拠・出典】 『十住毘婆沙論』「一三」 【類...
【四字熟語】 当代第一 【読み方】 とうだいだいいち 【意味】 今の世、またはその時代において最も優れていること。 【語源・由来】 「当代」は、今の世。現代。また、過去のある時代。「第一」は、最も優れたもの。 【典拠・出...
【四字熟語】 当代無双 【読み方】 とうだいむそう 【意味】 今の世、またはその時代において、並ぶ者がないほど優れていること。 【語源・由来】 「当代」は、今の世。現代。また、過去のある時代。「無双」は、並ぶ者がない。ま...
【四字熟語】 独立独行 【読み方】 どくりつどっこう 【意味】 他人にたよらず、自力で自分の信じるところを行うこと。 【語源・由来】 「独立」は、他の力を借りないこと。「独行」は、他人に頼らず自分の力だけで行うこと。また...
【四字熟語】 塗炭之苦 【読み方】 とたんのくるしみ 【意味】 耐えがたい苦痛。またきわめて厳しく、苦しい境遇にあるたとえ。 【語源・由来】 「塗炭」は、泥にまみれることと、炭火で焼かれること。 【典拠・出典】 『書経』...
【四字熟語】 東走西馳 【読み方】 とうそうせいち 【意味】 東に西に、あちこち忙しく走り回ること。 【語源・由来】 東西走馳」の「西」と「走」を入れ替えた表現。「東西」は、東と西。あちこち。「走馳」は、走り回ること。 ...
【四字熟語】 左見右見 【読み方】 とみこうみ 【意味】 あっちを見たりこっちを見たりすること。また、あちらこちらに気を配ること。 【語源・由来】 左を見たり、右を見たりという意味。「と」「こう(「かく」の転)」はともに...
【四字熟語】 呑吐不下 【読み方】 どんとふげ 【意味】 他人に何とも応答できないことのたとえ。 【語源・由来】 飲むことも吐くこともできないという意味。仏教の語。 【典拠・出典】 『虚堂録』「一」 呑吐不下(どんとふげ...
【四字熟語】 敦篤虛靜 【読み方】 とんとくきょせい 【意味】 人情に厚くて心にわだかまりがなく、静かに落ち着いていること。 【語源・由来】 「敦篤」は人情が厚いこと。「虚静」は心がすなおで静かという意味。 【典拠・出典...
【四字熟語】 呑刀刮腸 【読み方】 どんとうかっちょう 【意味】 心を入れ替えて善になることのたとえ。 【語源・由来】 「刮腸」は小刀で内臓を抉り取るということ。刀を吞んで、腸をけずり汚れを除き去るという意味。「刮」はけ...
【四字熟語】 豚蹄穣田 【読み方】 とんていじょうでん 【意味】 わずかなものから大きな利益を得ようとすること。 【語源・由来】 「豚蹄」は豚のひづめ。「穣田」は田んぼの豊作を祈るという意味。豚のひづめを供えて、豊作を神...
【四字熟語】 呑炭漆身 【読み方】 どんたんしっしん 【意味】 復讐のために、仇を討ったり、どんな苦しみや苦労もいとわないこと。 【語源・由来】 「呑炭」は、炭を呑むこと。「漆身」は、身体に漆を塗りつけること。 【典拠・...
【四字熟語】 頓首再拝 【読み方】 とんしゅさいはい 【意味】 頭を下げてうやうやしく礼をすること。 【語源・由来】 「頓首」は頭を地面に打ちつけるおじぎ。「再拝」は再び拝むという意味。手紙の最後に書いて、相手への敬意を...
【四字熟語】 敦煌五竜 【読み方】 とんこうごりょう 【意味】 晋代に敦煌の人で太学(朝廷の大学)で名声のあった五人の称。索靖、索紒、索永、氾衷、張甝。 【語源・由来】 「敦煌」は甘粛省北西部の地で、西域との交通の要衝。...
【四字熟語】 呑花臥酒 【読み方】 どんかがしゅ 【意味】 春の行楽をつくすことをいう。 【語源・由来】 「呑花」は花をめでて酒を酌むという意味。「臥酒」は酒を飲んで気持ちよくなり横になること。 【典拠・出典】 『雲仙雑...
【四字熟語】 呑雲吐霧 【読み方】 どんうんとむ 【意味】 仙術(仙人の行う術)を行う方士(医術・占い・仙術を行う人)が変幻の術で雲を飲み霧を吐くこと。 【典拠・出典】 沈約「郊居賦」 呑雲吐霧(どんうんとむ)の使い方 ...
【四字熟語】 屠竜之技 【読み方】 とりょうのぎ 【意味】 学んでも実際には役立たない技術。 【語源・由来】 竜を殺す技を練習しても、現実には竜はいないのでその技は役立たないこと。 【典拠・出典】 『荘子』「列禦寇」 屠...
【四字熟語】 斗量帚掃 【読み方】 とりょうそうそう 【意味】 自分のことを謙遜していう語。また、人や者があり余るほどあること。 【語源・由来】 「斗量」はますで量る。「帚掃」はほうきで掃くこと。ますで量り、ほうきで掃き...
【四字熟語】 塗抹詩書 【読み方】 とまつししょ 【意味】 幼児のいたずら、また、幼児のこと。 【語源・由来】 幼児は大切な経書である。『詩経』や『書経』でもおかまいなくぬりつぶしててしまうことからいう。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 吐哺捉髪 【読み方】 とほそくはつ 【意味】 すぐれた人材を求めるのに熱心なこと。 【語源・由来】 「吐哺」は口の中の食べ物を吐き出すこと。昔、中国の周公旦が来客があると、食事中のときには口の中の食べ物を吐...
【四字熟語】 土木壮麗 【読み方】 どぼくそうれい 【意味】 庭園や建物が壮大で美しいこと。 【語源・由来】 「土木」は家の造作の称で、庭や建物のこと。「壮」は大きく広いこと。 【典拠・出典】 『国史略』「円融天皇」 土...
【四字熟語】 土木形骸 【読み方】 どぼくけいがい 【意味】 体を自然の土や石のようにする。人が飾らず自然のままでいることをいう。 【語源・由来】 「土木」は土と石と木などで自然物を象徴する語。「形骸」は人のからだ。 【...
【四字熟語】 途方途轍 【読み方】 とほうとてつ 【意味】 すじみち。理屈。また、方法という意味。 【語源・由来】 「途方」は方法・道筋という意味。「途轍」は通っていく道という意味から、方法、みちすじという意味。ほぼ同義...
【四字熟語】 得意忘形 【読み方】 とくいぼうけい 【意味】 芸術などで精神をとって表面にあらわれた外形や形式を捨て忘れること。また、得意のあまり我を忘れること。 【語源・由来】 「忘形」は自分の肉体を忘れるという意味。...
【四字熟語】 東西古今 【読み方】 とうざいここん 【意味】 いつでもどこでも。 【語源・由来】 「東西」は東方西方あらゆる場所でという意味。「古今」は昔から今に至るまでいつでも。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・往古...
【四字熟語】 吐哺握髪 【読み方】 とほあくはつ 【意味】 すぐれた人材を求めるのに熱心なこと。 【語源・由来】 「吐哺」は、口の中の食べ物を吐き出すこと。「握髪」は、洗髪中に髪を握って洗うのを中断するという意味。昔、中...
【四字熟語】 図南鵬翼 【読み方】 となんのほうよく 【意味】 大事業や海外雄飛を企てることのたとえ。 【語源・由来】 「図」は計画するという意味。「鵬」が南方をめざし翼を広げること。 【典拠・出典】 『荘子』「逍遥遊」...
【四字熟語】 斗南一人 【読み方】 となんのいちにん 【意味】 天下の第一人者。世に並ぶ者なき賢者という意味。 【語源・由来】 「斗南」は北斗七星より南。転じて、天下のこと。 【典拠・出典】 『新唐書』「狄仁傑伝」 【類...
【四字熟語】 屠毒筆墨 【読み方】 とどくのひつぼく 【意味】 人を害しそこなう書物。 【語源・由来】 「屠毒」はほふり毒する、害しそこなうという意味。「筆墨」は書き物・書物という意味。 【典拠・出典】 『紅楼夢』「一回...
【四字熟語】 咄咄怪事 【読み方】 とつとつかいじ 【意味】 驚くほど意外で怪しい出来事。また、非常に都合が悪くよくないこと。 【語源・由来】 「咄咄」は、意外さに驚いて発する声。 【典拠・出典】 『晋書』「殷浩伝」 咄...
【四字熟語】 突怒偃蹇 【読み方】 とつどえんけん 【意味】 岩石がごつごつと突き出た様子を人が怒った姿、またおごり高ぶるさまにたとえたもの。 【語源・由来】 「突怒」は激しく怒るさま。「偃蹇」は人のおごり高ぶるさま。 ...
【四字熟語】 咄嗟叱咤 【読み方】 とっさしった 【意味】 わめき叫びながら大声でしかること。 【語源・由来】 「咄嗟」はなげくこと、しかること。「叱咤」は大声でしかりつけること。 【典拠・出典】 蘇軾「三国論」 咄嗟叱...
【四字熟語】 訥言敏行 【読み方】 とつげんびんこう 【意味】 人格者はたとえ口は重くても、実行は正しく敏速でありたいということ。 【語源・由来】 「訥言」はことばが巧みでない。口べたという意味。「敏行」はすばやく行動す...
【四字熟語】 弩張剣抜 【読み方】 どちょうけんばつ 【意味】 情勢が緊迫して今にも戦いがはじまりそうなたとえ。また、書道で筆力がはげしくて気迫がこもっているたとえ。 【語源・由来】 『法書要録』引の『袁昂古今書評』より...
【四字熟語】 斗粟尺布 【読み方】 とぞくしゃくふ 【意味】 兄弟の仲が悪いこと。 【語源・由来】 「斗粟」は一斗の粟、「尺布」は一尺の布という意で、わずかな食料と衣類のこと。 【典拠・出典】 『史記』「淮南レイ王長伝」...
【四字熟語】 兎走烏飛 【読み方】 とそううひ 【意味】 歳月がせわしく過ぎ去ること。 【語源・由来】 うさぎは月にすみ、からすは太陽にすむといわれ、歳月にたとえる。 【典拠・出典】 荘南傑「傷歌行」 【類義語】 ・烏兎...
【四字熟語】 斗筲之人 【読み方】 としょうのひと 【意味】 器量の小さい人物のたとえ。 【語源・由来】 「斗」は一斗(周代では約1.94リットル)入りのます。「筲」は一斗二升入りの竹器。ともに小さな容器。 【典拠・出典...
【四字熟語】 斗酒百篇 【読み方】 としゅひゃっぺん 【意味】 大いに酒を飲みながら、たくさんの詩を作ること。 【語源・由来】 「斗酒」は一斗の酒、多量の酒。「篇」は文字を書く竹のふだ、転じて詩歌や文章のこと。杜甫が李白...
【四字熟語】 斗酒隻鶏 【読み方】 としゅせきけい 【意味】 一斗の酒と一羽の鶏。友人を哀悼し述懐することをいう。 【語源・由来】 一斗の酒と一羽の鶏は死者を祭るのに用いた。もと魏の曹操が友人の橋玄の墓を祭ったときに用い...
【四字熟語】 菟糸燕麦 【読み方】 としえんばく 【意味】 有名無実のたとえ。役に立たないもののたとえ。 【語源・由来】 『太平御覧』「九九四・燕麦」より。「菟糸」はねなしかずら。「燕麦」はからす麦。「菟糸」は糸の字がつ...
【四字熟語】 吐故納新 【読み方】 とこのうしん 【意味】 古いものを排除し、新しいものを取り入れること。 【語源・由来】 「吐故」は古いものを吐き出すこと。「納新」は新しいものを入れるという意味。 【典拠・出典】 『荘...
【四字熟語】 斗斛之禄 【読み方】 とこくのろく 【意味】 わずかな俸禄。 【語源・由来】 一斗と一石、ます、わずかという意味。 【典拠・出典】 韓愈「祭十二郎文」 【類義語】 ・斗升之禄(としょうのろく) 斗斛之禄(と...
【四字熟語】 土豪劣紳 【読み方】 どごうれっしん 【意味】 官僚や軍とはかって農民を搾取する地方豪族や資産家のこと。 【語源・由来】 「土豪」は地方豪族。「劣紳」は卑劣な紳士という意味で、地主や資産家など上流階級をさげ...
【四字熟語】 得隴望蜀 【読み方】 とくろうぼうしょく 【意味】 人間の欲望には限りがないということ。 【語源・由来】 「隴」は今の甘粛省、「蜀」は四川省の地域をいう。後漢の光武帝が隴の地を得た後に、さらに蜀の地まで手に...
【四字熟語】 徳量寛大 【読み方】 とくりょうかんだい 【意味】 りっぱな徳をそなえ、度量が広く大きいこと。徳が広大で、よく人を容れること。 【語源・由来】 「徳量」は徳が高く器量のあること。「寛大」は心を大きく持ち、他...
【四字熟語】 独立不撓 【読み方】 どくりつふとう 【意味】 他人に頼らず自立して活動し、困難にあってもへこたれないこと。 【語源・由来】 「撓」は枝などがたわむという意味から、へこたれるという意味。 【典拠・出典】 -...
【四字熟語】 徳性滋養 【読み方】 とくせいじよう 【意味】 徳性を養い育てること。 【語源・由来】 「徳性」は人が天から与えられた本性。道徳的な立派な性質。「滋養」は養い育てるという意味。 【典拠・出典】 - 徳性滋養...
【四字熟語】 読書尚友 【読み方】 どくしょしょうゆう 【意味】 書物を読んで、昔の賢人を友とすること。 【語源・由来】 「尚」は過去にさかのぼるという意味。 【典拠・出典】 『孟子』「万章・下」 読書尚友(どくしょしょ...
【四字熟語】 読書三余 【読み方】 どくしょさんよ 【意味】 読書をするのに好都合な三つの余暇のこと。 【語源・由来】 「三余」は三つの余暇という意味で、年の余りの冬・日の余りの夜・時の余りの雨降りをいう。 中国三国時代...
【四字熟語】 徳高望重 【読み方】 とくこうぼうじゅう 【意味】 人徳があって、人々からの人望も厚いこと。 【語源・由来】 「徳高」は徳が高いこと。「望重」は人望が重いこと。 【典拠・出典】 - 徳高望重(とくこうぼうじ...
【四字熟語】 独弦哀歌 【読み方】 どくげんあいか 【意味】 ひとりで弦をつまびきしつつ悲しげな歌をうたう。ひとり悲痛な調子で論弁することをいう。 【典拠・出典】 『荘子』「天地」 独弦哀歌(どくげんあいか)の使い方 独...
【四字熟語】 跿跔科頭 【読み方】 とくかとう 【意味】 勇猛な兵士のこと。 【語源・由来】 「跿跔」は足に何もはかないこと、素足。「科頭」はかぶとや頭巾などをつけない頭という意味。 【典拠・出典】 『史記』「張儀伝」 ...
【四字熟語】 独学孤陋 【読み方】 どくがくころう 【意味】 師匠や学問上の友もなく一人で学ぶと、見聞が狭くひとりよがりでかたくなになる。 【語源・由来】 「孤陋」は見識が狭くひとりよがりでかたくななこと。 【典拠・出典...
【四字熟語】 得意忘言 【読み方】 とくいぼうげん 【意味】 真理を体得すれば言葉の助けはいらない。言葉は意味や真理を捕らえるための道具であり、意味や真理を捕らえたあとはわすれてしまえばよいという荘子の説。 【典拠・出典...
【四字熟語】 蠹居棊処 【読み方】 ときょきしょ 【意味】 いたるところに悪人がいることのたとえ。 【語源・由来】 「蠹」はきくいむし、衣服や書物を食べる虫。木のしんを食うきくい虫が木におり、碁石が盤面にちらばるように、...
【四字熟語】 吐気揚眉 【読み方】 ときようび 【意味】 やるべき事を成し遂げて喜ぶさま。気がかりだったことが思い通りできて、それまで抑圧されていた気持ちが解放され、喜び楽しむさま。また憤怒するさまにもいう。 【語源・由...
【四字熟語】 兎起鳧挙 【読み方】 ときふきょ 【意味】 すばやいことのたとえ。 【語源・由来】 「鳧挙」はかもがぱっと飛び上がるという意味。 【典拠・出典】 『呂氏春秋』「論威」 兎起鳧挙(ときふきょ)の使い方 兎起鳧...
【四字熟語】 兎葵燕麦 【読み方】 ときえんばく 【意味】 名ばかりで実のないもののたとえ。 【語源・由来】 「兎葵」は草の名、いえにれ。「燕麦」はからすむぎ。 【典拠・出典】 『新唐書』「劉禹錫伝」 【類義語】 ・菟糸...
【四字熟語】 兎角亀毛 【読み方】 とかくきもう 【意味】 この世にありえないもののたとえ。うさぎのつのとかめの毛。 【語源・由来】 『楞厳経』の「兎角の弓に亀毛の矢を矧げ空花の的を射る」より。 【典拠・出典】 『楞厳経...
【四字熟語】 土階茅茨 【読み方】 どかいぼうし 【意味】 宮殿の質素なさま。 【語源・由来】 君主の質素の美徳をたたえた語。「土階」は土を盛ってきずいた質素な階段。「茅茨」はかやぶきの屋根や家。 【典拠・出典】 『史記...
【四字熟語】 土階三等 【読み方】 どかいさんとう 【意味】 質素な住居のたとえ。 【語源・由来】 「土階」は土の階段。「等」は階段という意味。 【典拠・出典】 『呂子春秋』「召類」、『史記』「太史公自序」 【類義語】 ...
【四字熟語】 螳螂之斧 【読み方】 とうろうのおの 【意味】 微弱な者が自分の力をかえりみずに強者に立ち向かうたとえ。 【語源・由来】 『韓信外伝』「八」より。かまきりが足をあげて斉の荘公の車に立ち向かったという故事から...
【四字熟語】 蟷螂之衛 【読み方】 とうろうのえい 【意味】 微弱な兵力・兵備のたとえ。 【語源・由来】 「螳螂」はかまきり。「衛」はまもり・守備、防備する人という意味。 【典拠・出典】 『文選』左思「魏都賦」 蟷螂之衛...
【四字熟語】 等量斉視 【読み方】 とうりょうせいし 【意味】 すべての人々を平等に扱うこと。 【語源・由来】 「等」「斉」ともにひとしいこと。すべての人に対してひとしく量り。ひとしく視るという意味。 【典拠・出典】 -...
【四字熟語】 桃李満門 【読み方】 とうりまんもん 【意味】 優秀な人材が多く集まること。 【語源・由来】 おいしい桃やすももが門にあふれるという意味から。旬の桃李を優秀な人材にたとえた。 【典拠・出典】 『資治通鑑』「...
【四字熟語】 桃李成蹊 【読み方】 とうりせいけい 【意味】 徳がある人のもとにはだまっていても自然に人が集まってくるということ。 【語源・由来】 花が美しく実がうまい桃やすももの木の下には、それにひかれて人が集まってく...
【四字熟語】 桐葉知秋 【読み方】 どうようちしゅう 【意味】 わずかな兆しから、物事の衰亡や大勢を察知すること。また、為政者たる者はささいな出来事からも、全体の情勢を予知する能力を持たねばならないということ。 【語源・...
【四字熟語】 瞠目結舌 【読み方】 どうもくけつぜつ 【意味】 驚いて呆然とすること。 【語源・由来】 「瞠目」は驚いて目を見張ること。「結舌」は舌を結ぶという意味から、ものを言わないこと。ひどく驚いて目をむき、舌をこわ...
【四字熟語】 橦末之伎 【読み方】 とうまつのぎ 【意味】 かるわざ。 【語源・由来】 竿の先で行う曲芸のこと。「橦末」は竿の先。 【典拠・出典】 張衡「西京賦」 橦末之伎(とうまつのぎ)の使い方 橦末之伎(とうまつのぎ...
【四字熟語】 稲麻竹葦 【読み方】 とうまちくい 【意味】 たくさんあることのたとえ。多くの人や物が群がって入り乱れるさま。また、幾重にも取り囲んでいるさま。稲・麻・竹・葦が群生しているという意味。 【典拠・出典】 『法...
【四字熟語】 道傍苦李 【読み方】 どうぼうのくり 【意味】 人から見捨てられ、見向きもされないもののたとえ。 【典拠・出典】 『世説新語』「雅量」 道傍苦李(どうぼうのくり)の使い方 道傍苦李(どうぼうのくり)の例文 ...
【四字熟語】 同袍同沢 【読み方】 どうほうどうたく 【意味】 苦労をともにする親密な友。また、戦友のこと。 【語源・由来】 衣服をともにするという意味から。「袍」はわた入れ。「沢」は肌着。一夜のわた入れや肌着を貸したり...
【四字熟語】 豆剖瓜分 【読み方】 とうぼうかぶん 【意味】 瓜や豆を割るように分裂・分割すること。 【語源・由来】 「剖」は裂く、分けるという意味。 【典拠・出典】 『文選』鮑照「蕪城賦」 【類義語】 ・瓜剖豆分(かぼ...
【四字熟語】 洞房花燭 【読み方】 どうぼうかしょく 【意味】 新婚の夜のこと。また、新婚のこと。 【語源・由来】 庾信の文より。「洞房」は奥まった部屋・婦人の部屋のこと。「花燭」は華やかなろうそくのあかりという意味。婦...
【四字熟語】 同文同軌 【読み方】 どうぶんどうき 【意味】 天下が広く統一されたさま。 【語源・由来】 天下みな同じ文字を使い、同じ車を用いること。 【典拠・出典】 『中庸』「二八章」 【類義語】 ・千里同風(せんりど...
【四字熟語】 同病相憐 【読み方】 どうびょうそうれん 【意味】 同じ境遇・悩みに苦しむ者どうしは、互いに同情しあうこと。同じ気持ちで苦しむ者は、その苦しみをなぐさめ合うこと。 【典拠・出典】 『呉越春秋』「闔閭内伝」 ...
【四字熟語】 螳臂当車 【読み方】 とうひとうしゃ 【意味】 微弱な者が自分の力をかえりみず強者に立ち向かうたとえ。 【語源・由来】 『韓詩外伝』「八」より。かまきりがそのかまをを振り上げて車に立ち向かうという意味。かま...
【四字熟語】 頭髪上指 【読み方】 とうはつじょうし 【意味】 激怒して、髪の毛がさかだつこと。 【語源・由来】 「上指」は上を指すこと。 【典拠・出典】 『史記』「項羽紀」 【類義語】 ・怒髪衝天(どはつしょうてん) ...
【四字熟語】 投桃報李 【読み方】 とうとうほうり 【意味】 善に対して善で報いることのたとえ。 【語源・由来】 桃が贈られてくれば、返礼としてすももを贈り報いるという意味。またみずから徳を施せば人もこれを手本とするたと...
【四字熟語】 党同伐異 【読み方】 とうどうばつい 【意味】 善悪・正否に関係なしに、同じ党派のものに味方し、他の党派のものを排斥すること。 【語源・由来】 事の善し悪しに関わらず、とにかく仲間の味方をして、対立する相手...
【四字熟語】 堂堂之陣 【読み方】 どうどうのじん 【意味】 陣容がととのって盛んなさま。 【語源・由来】 「堂堂」はりっぱでいかめしいさま。陣容などが整って盛んなさま。『孫子』の「堂堂の陳(陣)は撃つこと勿れ(正々堂々...
【四字熟語】 銅頭鉄額 【読み方】 どうとうてつがく 【意味】 きわめて勇猛なたとえ。 【語源・由来】 銅の頭に鉄のひたいという意味。また、重武装した勇敢な兵にもいう。 【典拠・出典】 『史記』「五帝紀・正義」 銅頭鉄額...
【四字熟語】 頭童歯豁 【読み方】 とうどうしかつ 【意味】 年寄りの様子。老人のこと。または、年老いていくこと。 【語源・由来】 「頭童」は子どもの坊主頭から転じて、頭髪がなくなること。「歯豁」は歯と歯の間がひらいてま...
【四字熟語】 堂塔伽藍 【読み方】 どうとうがらん 【意味】 寺院の建物の総称のこと。堂と塔と伽藍のこと。 【語源・由来】 「伽藍」は僧侶たちが住み仏道修行する閑静な所。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・七堂伽藍(しち...
【四字熟語】 洞庭春色 【読み方】 どうていしゅんしょく 【意味】 みかんで醸造した酒の名前。洞庭湖の春景色という意味。 【典拠・出典】 蘇軾「洞庭春色賦」引 洞庭春色(どうていしゅんしょく)の使い方 洞庭春色(どうてい...
【四字熟語】 湯池鉄城 【読み方】 とうちてつじょう 【意味】 きわめて堅固なたとえ。 【語源・由来】 「湯池」は熱湯をたたえた堀という意味で、敵の攻撃から守る堅固な城のこと。「鉄城」は鉄壁に囲まれた城という意味。守りの...
【四字熟語】 銅駝荊棘 【読み方】 どうだけいきょく 【意味】 国の滅亡を嘆くことのたとえ。 【語源・由来】 宮殿が破壊されつくし、銅製のらくだがいばらの中にうち捨てられているのを嘆くという意味。「駝」はらくだ。「荊棘」...
【四字熟語】 陶潜帰去 【読み方】 とうせんききょ 【意味】 陶潜は俗を嫌い自然を愛し、官を辞して故郷へ帰った。 【語源・由来】 『蒙求』「陶潜帰去」より。「陶潜」は東晋の人。字は淵明。自然を愛し田園詩人と称された。 陶...
【四字熟語】 冬扇夏鑪 【読み方】 とうせんかろ 【意味】 無用なもの。役に立たないもののたとえ。夏の火鉢と冬の扇のことで、時期はずれの無用なもの、役に立たない人物やもののたとえ。君主の信用や寵愛を失った者、また、恋人に...
【四字熟語】 蹈節死義 【読み方】 とうせつしぎ 【意味】 節操を守り、正義のために命を捨てること。 【語源・由来】 「蹈節」は節操を守ること。「死義」は正義のために死ぬこと。 【典拠・出典】 『晋書』「元帝紀」 蹈節死...
【四字熟語】 動静云為 【読み方】 どうせいうんい 【意味】 人の言動のこと。 【語源・由来】 「動静」は日常の行動、立ち居振る舞い。「云為」は言行。 【典拠・出典】 朱熹「中庸章句序」 動静云為(どうせいうんい)の使い...
【四字熟語】 同声異俗 【読み方】 どうせいいぞく 【意味】 人は本性は同じでも後天的な教育や環境によって品行に差が生じるたとえ。 【語源・由来】 人は生まれたときの泣き声は同じようだが、大きくなると風俗や習慣が変わって...
【四字熟語】 同心戮力 【読み方】 どうしんりくりょく 【意味】 心を一つにして力を合わせ一致協力すること。 【語源・由来】 「同心」は心を合わせること。「戮力」は力を合わせること。努力すること。 【典拠・出典】 『春秋...
【四字熟語】 同仁一視 【読み方】 どうしんいっし 【意味】 差別することなくすべての人を見て愛すること。人や禽獣に区別なく接すること。 【語源・由来】 「聖人は一視にして同仁、近くに篤くして遠くを挙ぐるなり」より。「仁...
【四字熟語】 桃傷李仆 【読み方】 とうしょうりふ 【意味】 兄弟が互いに争い、反目することのたとえ。 【語源・由来】 桃がきずつき、すももが倒れるという意味。「仆」はたおれる、たおれ死ぬ、ころすという意味。 【典拠・出...
【四字熟語】 銅牆鉄壁 【読み方】 どうしょうてっぺき 【意味】 守りの堅固なことのたとえ。 【語源・由来】 銅の垣根と鉄の壁という意味。「牆」は垣根のこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・金城鉄壁(きんじょうてっぺ...
【四字熟語】 蹈常襲故 【読み方】 とうじょうしゅうこ 【意味】 今までのやり方を受け継いでそのとおりにしてゆくこと。 【語源・由来】 「蹈」はしたがう、守る。「襲」はうけつぐ、つぐという意味。「蹈襲」と略し、現在では「...
【四字熟語】 冬日之温 【読み方】 とうじつのおん 【意味】 君恩のあたたかさのたとえ。 【語源・由来】 冬の日光のあたたかさのこと。「冬日」は冬の日、冬の太陽、冬の日光。 【典拠・出典】 王倹 冬日之温(とうじつのおん...
【四字熟語】 道之以徳 【読み方】 どうしいとく 【意味】 国民を指導するには道徳教育が重要であること。 【典拠・出典】 『論語』「為政」 道之以徳(どうしいとく)の使い方 道之以徳(どうしいとく)の例文 家庭での道徳教...
【四字熟語】 桃三李四 【読み方】 とうさんりし 【意味】 物事を成しとげるには、それなりの年月がかかること。 【語源・由来】 桃は三年、李は四年かかって実を結ぶことから。 【典拠・出典】 - 桃三李四(とうさんりし)の...
【四字熟語】 刀山剣樹 【読み方】 とうざんけんじゅ 【意味】 残酷な刑罰のこと。 【語源・由来】 刀の山や、剣を葉とした樹の林を通らせる刑から、むごたらしい刑罰、酷刑を意味する。「刀山」は地獄にあるというつるぎの山。 ...
【四字熟語】 倒載干戈 【読み方】 トウサイカンカ 【意味】 戦いがすんで平和になったことの形容。 【語源・由来】 武器を上下さかさまに車に載せるという意味。「干戈」は盾と矛で、武器の総称。 周の武王が殷の紂王を討伐して...
【四字熟語】 党錮之禍 【読み方】 とうこのわざわい 【意味】 政党や党派をつくることからおこるわざわい。 【語源・由来】 「党錮」は党人を禁固するという意味。後漢の末、宦官が政権をほしいままにするのを見て、気骨のある士...
【四字熟語】 桃弧棘矢 【読み方】 とうこきょくし 【意味】 災いをとりのぞくこと。 【語源・由来】 「桃弧」は桃の木で作った弓。「棘矢」はいばらの木で作った矢。ともに魔よけにした。 【典拠・出典】 『春秋左氏伝』「昭公...
【四字熟語】 桃紅柳緑 【読み方】 とうこうりゅうりょく 【意味】 紅いの桃の花と緑あざやかな柳におおわれた春景色の美しさのこと。 【典拠・出典】 王維「洛陽女児行」 【類義語】 ・鳥語花香(ちょうごかこう) ・柳暗花明...
【四字熟語】 韜光晦迹 【読み方】 とうこうまいせき 【意味】 高い境地に達した人が俗世を避けて人里はなれたところに居るという意味。 【語源・由来】 「韜」は包む、包み隠すという意味。「光」は人の才能などのたとえ。「晦」...
【四字熟語】 東行西走 【読み方】 とうこうせいそう 【意味】 忙しくあちこちと走りまわること。あちこちと奔走すること。 【典拠・出典】 『易林』「鼎」 【類義語】 ・東奔西走(とうほんせいそう) ・東走西奔(とうそうせ...
【四字熟語】 灯紅酒緑 【読み方】 とうこうしゅりょく 【意味】 歓楽と飽食のたとえ。また、繁華街・歓楽街のようす。 【語源・由来】 「灯紅」は飲食店街などのはなやかな灯りのこと。「酒緑」は緑色に澄んだ酒(美酒)のこと。...
【四字熟語】 刀光剣影 【読み方】 とうこうけんえい 【意味】 事態が緊迫して今にも戦いが起こりそうな雰囲気をいう。 【語源・由来】 刀がきらりとひかり、剣の影がちらつくという意味。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・一...
【四字熟語】 倒行逆施 【読み方】 とうこうぎゃくし 【意味】 正しい道理にさからって物事を行うこと。また、転じて時代の風潮にさからうからよくない行為などにも用いられる。無理じいをすること。 【語源・由来】 「倒」も「逆...
【四字熟語】 騰蛟起鳳 【読み方】 とうこうきほう 【意味】 才能が特別すぐれていること。 【語源・由来】 「騰蛟」は天おどり上がる蛟竜(竜の一種で洪水を起こすことができるという伝説上の動物)、「起鳳」は飛び立つ鳳凰のこ...
【四字熟語】 刀耕火種 【読み方】 とうこうかしゅ 【意味】 山林を伐採して、その後に山を焼いて種を植える。焼畑農耕をいう。 【典拠・出典】 『東斎記事』 刀耕火種(とうこうかしゅ)の使い方 刀耕火種(とうこうかしゅ)の...
【四字熟語】 韜光晦迹 【読み方】 とうこうかいせき 【意味】 才能などを包み隠して表面にあらわさないこと。 【語源・由来】 「韜」は包む、包み隠すという意味。「光」は人の才能などのたとえ。「晦」はくらます、隠すという意...
【四字熟語】 倒懸之急 【読み方】 とうけんのきゅう 【意味】 状態が非常に逼迫していること。危急の状況の形容。 【語源・由来】 「倒懸」は手足をしばって逆さにつり下げることで、苦しみのはなはだしいこと。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 洞見癥結 【読み方】 どうけんちょうけつ 【意味】 隠れたわかりにくい障害をはっきり見抜くこと。 【語源・由来】 「洞見」は見通す、見抜くという意味。「癥結」は腹の中にできたしこりで、転じて、隠れた障害とい...
【四字熟語】 同衾共枕 【読み方】 どうきんきょうちん 【意味】 同じしとねに枕を同じくして寝ること。主として男女が布団を同じくして睦まじく寝ることをいう。 【語源・由来】 「衾」は掛け布団・夜具・しとね。 【典拠・出典...
【四字熟語】 当機立断 【読み方】 時機を失わずに、ただちに決断すること。 【意味】 機会をとらえて、素早く決断すること。 【語源・由来】 「当」は臨むという意味で、「当機」は機に臨むこと。「立」はたちどころにという意味...
【四字熟語】 刀鋸鼎鑊 【読み方】 とうきょていかく 【意味】 昔の刑罰の道具。また刑罰。 【語源・由来】 「刀鋸」は刀とのこぎり。「鼎鑊」は人を煮るかまのこと。いずれも転じて刑罰という意味がある。 【典拠・出典】 蘇軾...
【四字熟語】 道揆法守 【読み方】 どうきほうしゅ 【意味】 道理をもって物事をはかり定め、法度をみずから守る。 【語源・由来】 「揆」ははかるという意味。もと「道揆」は上位者、「法守」は下位者についていった語。 【典拠...
【四字熟語】 同軌同文 【読み方】 どうきどうぶん 【意味】 天下が広く統一されたさま。 【語源・由来】 天下みな同じ文字を使い、同じ車を用いること。 【典拠・出典】 『中庸』「二八章」 【類義語】 ・同文同軌(どうぶん...
【四字熟語】 同気相求 【読み方】 どうきそうきゅう 【意味】 同じ気性のものは互いに自然に求め合い、寄り集まるようになるということ。 【典拠・出典】 『易経』「乾・文言伝」 【類義語】 ・同類相求(どうるいそうきゅう)...
【四字熟語】 同帰殊塗 【読み方】 どうきしゅと 【意味】 帰着するところは同じだが、そこに到る道が異なること。 【語源・由来】 「同帰」は同じところに行き着くこと。「殊」は異なるという意味。「塗」は「途」と同じで、道の...
【四字熟語】 東窺西望 【読み方】 とうきせいぼう 【意味】 あちこちをちらちら見ること。落ち着きのないさま。 【語源・由来】 「窺」はうかがいみること。 【典拠・出典】 - 東窺西望(とうきせいぼう)の使い方 東窺西望...
【四字熟語】 恫疑虚喝 【読み方】 どうぎきょかつ 【意味】 心中ではびくびくしながら相手をおどすこと。 【語源・由来】 「恫疑」は恐れてためらう、「疑」はどうしようかと迷うこと。「虚喝」は虚勢をはっておどすこと。からお...
【四字熟語】 堂下周屋 【読み方】 どうかのしゅうおく 【意味】 廊下のこと。 【典拠・出典】 『海録砕事』「地・屋宅」 堂下周屋(どうかのしゅうおく)の使い方 堂下周屋(どうかのしゅうおく)の例文 学校内の堂下周屋は走...
【四字熟語】 桃花癸水 【読み方】 とうかきすい 【意味】 女性の月経をいう。つきのもの。つきのさわり。 【語源・由来】 「癸」は、みずのと。水に属し、「癸水」は女性の月経という意味。「桃花」は女性を象徴させた雅語。 【...
【四字熟語】 灯火可親 【読み方】 とうかかしん 【意味】 涼しい秋は、あかりの下で読書するのに適しているということ。初秋の好季節の形容。 【典拠・出典】 韓愈「符読書城南-詩」 【類義語】 ・新涼灯火(しんりょうとうか...
【四字熟語】 凍解氷釈 【読み方】 とうかいひょうしゃく 【意味】 氷が解けていくように疑問などが解決していくこと。疑問などが氷解することをいう。 【語源・由来】 「釈」はここでは氷が解けていくこと。 【典拠・出典】 朱...
【四字熟語】 冬溫夏凊 【読み方】 とうおんかせい 【意味】 親に孝行を尽くすこと。 【語源・由来】 「凊」は「涼」に同じで、涼しいという意味。冬は温かく、夏は涼しくて、過ごしやすくしてあげるという意味から。 【典拠・出...
【四字熟語】 桃園結義 【読み方】 とうえんけつぎ 【意味】 義兄弟の契りを結ぶこと。将来を期して深い結びつきをちかうたとえ。 【語源・由来】 中国三国時代、蜀の劉備・関羽・張飛が桃園で義兄弟の深いちぎりを結んだ故事によ...
【四字熟語】 蕩佚簡易 【読み方】 とういつかんい 【意味】 のんびりして自由なこと。寛大でやさしいこと。また、ほしいままでしまりのないこと。 【語源・由来】 「蕩佚」はのんびりと自由なこと。「簡易」は簡単でやさしい。性...
【四字熟語】 駑馬十駕 【読み方】 どばじゅうが 【意味】 才能のない者でも、たえず努力すれば才能のある人に肩を並べることができるということ。駑馬が十日間車をひいて走ること。 【語源・由来】 「駑馬」はのろい馬。「駕」は...
【四字熟語】 冬夏青青 【読み方】 とうかせいせい 【意味】 かたく守って変わらない節操のこと。 【語源・由来】 松やひのき、このてがしわなどの常緑樹は、他の植物のように冬に枯れたり、夏しおれたりすることなく、年中青青と...
【四字熟語】 得魚忘筌 【読み方】 とくぎょぼうせん 【意味】 魚を捕ってしまうと、その道具の筌のことなど忘れてしまうということ。転じて、目的を達すると、それまでに役立ったもの、手段を忘れてしまうことのたとえ。 【語源・...
【四字熟語】 呑波之魚 【読み方】 どんぱのうお 【意味】 善悪にかかわらず、常人をはるかに超えた才能をもつ大物。 【語源・由来】 船を呑みこむほど大きな魚の意。 【典拠・出典】 「荘子」庚桑楚 【類義語】 ・呑舟之魚(...
【四字熟語】 呑舟之魚 【読み方】 どんしゅうのうお 【意味】 善悪にかかわらず、常人をはるかに超えた才能をもつ大物。 【語源・由来】 船を呑みこむほど大きな魚の意。 【典拠・出典】 『荘子』「庚桑楚」 【類義語】 ・呑...
【四字熟語】 土崩魚爛 【読み方】 どほうぎょらん 【意味】 国や物事が崩れ壊れること。 【語源・由来】 「土崩」は積みあげた土塀などが崩れること。「魚爛」は魚が腐ること。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・魚爛土崩(ぎ...
【四字熟語】 斗折蛇行 【読み方】 とせつだこう 【意味】 道や川がいくつにも折れ曲がって、くねくねと続くさま。また、そこを進むこと。 【語源・由来】 「斗折」は、北斗七星の柄杓の柄のように折れ曲がること。「蛇行」は蛇の...
【四字熟語】 呑牛之気 【読み方】 どんぎゅうのき 【意味】 気持ちが広く大きいこと。 【語源・由来】 牛を丸呑みにするほどに意気が盛んなこと。 【典拠・出典】 杜甫「徐卿二子歌」 【類義語】 ・食牛之気(しょくぎゅうの...
【四字熟語】 兎起鶻落 【読み方】 ときこつらく 【意味】 野うさぎが巣穴から素早く走り出したり、はやぶさが急降下して獲物を捕らえたりする様子。転じて、書画や文章の勢いがあることのたとえ。 【語源・由来】 「鶻」は鳥のは...
【四字熟語】 屠羊之肆 【読み方】 とようのし 【意味】 羊を殺してその肉を売る店のこと。 【語源・由来】 「屠」は牛馬を殺すこと。「肆」はここでは店のこと。 【典拠・出典】 『史記』「譲王」 屠羊之肆(とようのし)の使...
【四字熟語】 屠所之羊 【読み方】 としょのひつじ 【意味】 刻々と死に迫る人の命のはかなさ。また、悲しみにうち沈むたとえ。 【語源・由来】 屠殺場に連れて行かれる羊という意味から。 【典拠・出典】 『大般涅槃経』 屠所...
【四字熟語】 読書亡羊 【読み方】 どくしょぼうよう 【意味】 羊の放牧中、本を読んでいて番を怠けたため、羊に逃げられてしまった意。転じて、他のことに熱中しすぎて肝心な仕事をおろそかにすることのたとえ。 【語源・由来】 ...
【四字熟語】 董狐之筆 【読み方】 とうこのふで 【意味】 権力の圧力に屈せず、また権勢にこびへつらうことなく、歴史的事実を正しく記述すること。 【語源・由来】 「国主霊公が部下に殺されたその時、大臣であった趙盾は国外に...
【四字熟語】 豚児犬子 【読み方】 とんじけんし 【意味】 自分の子供をへりくだっていう語。 【典拠・出典】 『通俗編』「倫常・豚児犬子」 豚児犬子(とんじけんし)の使い方 豚児犬子(とんじけんし)の例文 うちの子は豚児...
【四字熟語】 兔死狗烹 【読み方】 としくほう 【意味】 戦時に活躍した武将は、ひとたび太平の世となると、用なしとして殺されてしまうことをたとえた言葉。また、後に広く、利用価値があるときだけ用いられ、無用になると捨てられ...
【四字熟語】 独立不羈 【読み方】 どくりつふき 【意味】 他からの力に頼らず、他人に影響されず、他から束縛されずに行動すること。 【語源・由来】 「羈」は、つなぎ止めることで、「不羈」は、束縛されないこと。 【典拠・出...
【四字熟語】 読書三到 【読み方】 どくしょさんとう 【意味】 読書をするにあたって大切な三つの心得。 【語源・由来】 「眼到」は目でよく見ること。「口到」は声を出して読むこと。・「心到」は精神を集中して読むこと。の三つ...
杜黙詩撰の意味(語源由来・出典・類義語) 【四字熟語】 杜黙詩撰 【読み方】 ともくしさん 【意味】 詩文や著作などにたくさんの誤りがあって、いい加減なこと。「杜黙」は人の名。「詩撰」は詩文を作ること。 【語源・由来】 ...
土崩瓦解の意味(語源由来・出典・類義語) 【四字熟語】 土崩瓦解 【読み方】 どほうがかい 【意味】 土が崩れ、瓦がばらばらに砕けるように、物事が根底から崩れて手の施しようのない状態になること。 【語源・由来】 「瓦解」...
怒髪衝天の意味(語源由来・出典・類義語) 【四字熟語】 怒髪衝天 【読み方】 どはつしょうてん 【意味】 怒りで髪が天を衝つくほど逆立っているさま。激しい怒りの形相。 【語源・由来】 「怒髪」は、怒りで逆立っている髪。「...
徒手空拳の意味(語源由来・類義語) 【四字熟語】 徒手空拳 【読み方】 としゅうくうけん 【意味】 手に何も武器や道具を持っていないこと。転じて、物事を始めるとき地位や資金などが何もなく、身一つであること。 【語源・由来...
独立自尊の意味(語源由来・類義語) 【四字熟語】 独立自尊 【読み方】 どくりつじそん 【意味】 人に頼らずに何事も自分の力だけで行い、自らの人格の尊厳を保つこと。 【語源・由来】 「自尊」は自身の品格を保つこと。 【典...
当意即妙の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【四字熟語】 当意即妙 【読み方】 とういそくみょう 【意味】 即座にその場に適した機転を利かせること。 また、そのさま。 【語源・由来】 「当意(とうい)」とは、その場に応じ...
陶犬瓦鶏の意味(語源由来・出典・類義語) 【四字熟語】 陶犬瓦鶏 【読み方】 とうけんがけい 【意味】 形ばかり立派で、実際にはなんの役にも立たないもののたとえ。「陶犬(とうけん)」とは、陶製の犬のこと。「瓦鶏(がけい)...
道聴塗説の意味(語源由来・出典・類義語・英語訳) 【四字熟語】 道聴塗説 【読み方】 どうちょうとせつ 【意味】 知識などの理解がいい加減で、しっかり自分のものになっていないこと。 また、根拠のない伝聞のこと。受け売り。...
党利党略の意味(語源由来・英語訳) 【四字熟語】 党利党略 【読み方】 とうりとうりゃく 【意味】 自分が属する政党や党派の利益と、そのためにめぐらす策略のこと。 【語源・由来】 「党利(とうり)」とは、自分の政党や党派...
時世時節の意味(語源由来・英語訳) 【四字熟語】 時世時節 【読み方】 ときよじせつ 【意味】 「時世」も「時節」も、世の中の情勢。その時代のめぐり合わせ。 【語源・由来】 「時世」とは、時代や時流のこと。「時節」とは、...
読書三昧の意味(語源由来・英語訳) 【四字熟語】 読書三昧 【読み方】 どくしょざんまい 【意味】 一日中ひたすら書物を読むことにひたりきること。 【語源・由来】 「三昧(ざんまい)」とは、そのことに夢中になって、他のこ...
読書百遍の意味(語源由来・出典・類義語・英語訳) 【四字熟語】 読書百遍 【読み方】 どくしょひゃっぺん 【意味】 難解な文章でもくり返し読めば、自然に意味がわかってくること。 【語源・由来】 「百遍(ひゃっぺん)」とは...
特筆大書の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【四字熟語】 特筆大書 【読み方】 とくひつたいしょ 【意味】 ことさら人目につくように、大きく書くこと。 人目につくように、特に強調すること。 【語源・由来】 「特筆(とくひ...
同床異夢の意味(語源由来・出典・類義語・対義語・英語訳) 【四字熟語】 同床異夢 【読み方】 どうしょういむ 【意味】 同じ立場や、仲間同士であっても、目的や考え方がちがうということ。 一緒に仕事をしていても、意見が一致...
得意満面の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【四字熟語】 得意満面 【読み方】 とくいまんめん 【意味】 いかにも自慢げな様子が顔中に満ちあふれること。得意でたまらないこと。 得意そうな気持ちが、顔じゅうに表れていること...
東奔西走の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【四字熟語】 東奔西走 【読み方】 とうほんせいそう 【意味】 あちこち忙しくかけまわること。 目的を達成したり仕事を処理するために、いろいろな方向や場所へ忙しく走り回ること。...
同工異曲の意味(語源由来・出典・類義語・英語訳) 【四字熟語】 同工異曲 【読み方】 どうこういきょく 【意味】 手法や技量が同じであっても、とらえ方、味わいや趣きは様々であること。また、違っているようで実は大体同じよう...
独立独歩の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【四字熟語】 独立独歩 【読み方】 どくりつどっぽ 【意味】 人に頼らず自分の力で、自分の信じるとおりに進んでいくこと。 【語源由来】 「独歩」は「無門関」(中国宋代の禅僧・無...
独断専行の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【四字熟語】 独断専行 【読み方】 どくだんせんこう 【意味】 独断(自分一人の考えで勝手に決めること)で勝手に事を行うこと。 【語源・由来】 「専行」は「自分だけの判断で行う...