嘆息嗟嘆【たんそくさたん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)
【四字熟語】 嘆息嗟嘆 【読み方】 たんそくさたん 【意味】 ため息をついてひどく嘆くこと。 【語源・由来】 「嘆息」は、なげいてため息をつくこと。「嗟嘆」は、声を長く引いて嘆くこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・...
【四字熟語】 嘆息嗟嘆 【読み方】 たんそくさたん 【意味】 ため息をついてひどく嘆くこと。 【語源・由来】 「嘆息」は、なげいてため息をつくこと。「嗟嘆」は、声を長く引いて嘆くこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・...
【四字熟語】 単樸浅近 【読み方】 たんぼくせんきん 【意味】 単純で素朴すぎて、あさはかで俗っぽいこと。 【語源・由来】 「単樸」は、単純で素朴なこと。「浅近」は、浅薄で卑近なこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・...
【四字熟語】 大悪無道 【読み方】 たいあくむどう 【意味】 道徳にそむく、きわめてひどい悪い行い。 【語源・由来】 「大悪」は、きわめて悪いこと。「無道」は、道徳にそむくこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・悪逆非...
【四字熟語】 大喝一番 【読み方】 だいかついちばん 【意味】 最初に大きな声で怒鳴りつけて。 【語源・由来】 「大喝」は、大声で怒鳴りつけること。「一番」は、真っ先に。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・大喝一声(だい...
【四字熟語】 大官貴顕 【読み方】 たいかんきけん 【意味】 地位や身分が高く、世に知られている人。 【語源・由来】 「大官」は、地位の高い官僚。「貴顕」は、身分が高く、世に知られていること。また、その人。 【典拠・出典...
【四字熟語】 大逆非道 【読み方】 たいぎゃくひどう 【意味】 たいへん人道にそむき、道理を無視した行為。 【語源・由来】 「大逆」は、人道に非常に反した罪悪。主君や父の殺害。墓地の破壊などをいう。「非道」「無道」は、道...
【四字熟語】 大政奉還 【読み方】 たいせいほうかん 【意味】 政権を天皇に返上すること。慶応3年(1867)10月14日、江戸幕府の第15代将軍徳川慶喜 (とくがわよしのぶ) が政権を朝廷に返上することを申し入れ、朝廷...
【四字熟語】 泰山府君 【読み方】 たいざんふくん 【意味】 中国の泰山に住むという神。道教では人の生死をつかさどる神で、日本では素戔嗚尊 (すさのおのみこと) に配され、また仏家では、閻魔王 (えんまおう) の侍者とし...
【四字熟語】 大胆奔放 【読み方】 だいたんほんぽう 【意味】 度胸があり、周囲にとらわれずに思い通りにふるまうこと。 【語源・由来】 「大胆」は、度胸があること。「奔放」は、勢いがよいこと。転じて、周囲にとらわれず、思...
【四字熟語】 大慶至極 【読み方】 たいけいしごく 【意味】 この上なくめでたくよろこばしいこと。 【語源・由来】 多く、祝福のことばとして用いる。「至極」は、「この上なく」「非常に」の意。 【典拠・出典】 - 大慶至極...
【四字熟語】 大政復古 【読み方】 たいせいふっこ 【意味】 昔のように、天皇が行う政治体制にかえすこと。 【語源・由来】 「大政」は天下の政治。特に天皇が行う政治をいう。「復古」は、過去の思想や伝統などに根拠を求め、昔...
【四字熟語】 大兵肥満 【読み方】 だいひょうひまん 【意味】 大きなからだで太っていること。また、そのような人。 【語源・由来】 「大兵」は大きくたくましいからだ。また、その人。「肥満」はからだが肥え太っていること。 ...
【四字熟語】 太平無事 【読み方】 たいへいぶじ 【意味】 世の中が平和で、変わった事件などがないこと。 【語源・由来】 「太平」は、世の中がよく治まること。「無事」は、変わった事件などがないこと。 【典拠・出典】 - ...
【四字熟語】 多岐多端 【読み方】 たきたたん 【意味】 多方面にわたって、仕事が多くて忙しいこと。 【語源・由来】 「多岐」は枝道が多いこと。転じて多方面。「多端」は、仕事が多いこと。「端」は、糸口。「岐」「端」それぞ...
【四字熟語】 多感多愁 【読み方】 たかんたしゅう 【意味】 物事に感じやすく、憂いが多いこと。 【語源・由来】 「多感」は、物事に感じやすいこと。「多愁」は、憂いが多いこと。「感」「愁」それぞれに「多」を添えて意味を強...
【四字熟語】 高手小手 【読み方】 たかてこて 【意味】 重罪人を逃亡できないように、両手を後ろに回し、首から肘、手首に縄をかけて厳重にしばりあげること。 【語源・由来】 「高手」は、肘から肩までの称。「小手」は肘と手首...
【四字熟語】 多岐多様 【読み方】 たきたよう 【意味】 多方面にわたって、さまざまな趣があること。 【語源・由来】 「多岐」は枝道が多いこと。「多様」は、種々のおもむき、ありさまであること。「岐」「様」それぞれに「多」...
【四字熟語】 卓上演説 【読み方】 たくじょうえんぜつ 【意味】 宴会の出席者が自分の席で行う、格式ばらないあいさつ。テーブルスピーチ。 【典拠・出典】 - 卓上演説(たくじょうえんぜつ)の使い方 卓上演説(たくじょうえ...
【四字熟語】 拓落失路 【読み方】 たくらくしつろ 【意味】 落ちぶれて失意の底にあること。また、しりぞけられて出世の道を失うこと。 【語源・由来】 「拓落」は役人などが落ちぶれるさま、不遇なさま。「失路」は出世の道を失...
【四字熟語】 蛇行匍匐 【読み方】 だこうほふく 【意味】 蛇のように身体を曲げて、腹ばいになって進むこと。 【語源・由来】 「蛇行」は、蛇のように曲がりくねること。転じて、身体を曲げて進むこと。「匍匐」は、腹ばいになる...
【四字熟語】 多種多面 【読み方】 たしゅためん 【意味】 さまざまな種類や、さまざまな方面にわたっていること。 【語源・由来】 「多種」は、種類が多いこと。「多面」は、さまざまな方面。「種」「面」それぞれに「多」を添え...
【四字熟語】 脱俗超凡 【読み方】 だつぞくちょうぼん 【意味】 世俗を超越し、凡人の域を抜き出ていること。 【語源・由来】 「脱俗」は、世俗を抜け出すこと。「超凡」は、凡人の域を超え出ること。 【典拠・出典】 - 【類...
【四字熟語】 他流試合 【読み方】 たりゅうじあい 【意味】 武術などで、他の流派の人とする試合。 【典拠・出典】 - 他流試合(たりゅうじあい)の使い方 他流試合(たりゅうじあい)の例文 未熟者の健太くんが、他流試合を...
【四字熟語】 貪官汚吏 【読み方】 たんかんおり 【意味】 不正な官僚。悪い役人。 【語源・由来】 「貪官」は、欲の深い官僚。「汚吏」は、悪いことをする役人。「吏」は、官吏・役人。 【典拠・出典】 - 貪官汚吏(たんかん...
【四字熟語】 短褐孤剣 【読み方】 たんかつこけん 【意味】 粗末な着物と一振りの剣。貧しい身なりの孤独な武士のたとえ。 【語源・由来】 「短褐」は、身分の低い人が着る、丈の短い粗末な着物。「孤剣」は、一振りの剣。転じて...
【四字熟語】 男女同権 【読み方】 だんじょどうけん 【意味】 男女両性の法律上の権利や社会的待遇などが同等であり、差別されないこと。 【典拠・出典】 - 男女同権(だんじょどうけん)の使い方 男女同権(だんじょどうけん...
【四字熟語】 澹然無極 【読み方】 たんぜんふどう 【意味】 静かに落ち着いて揺るがないこと。 【語源・由来】 「湛然」は、静かでらかなようす。「不動」は、揺るがないこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・鷹揚自若(お...
【四字熟語】 澹然無極 【読み方】 たんぜんむきょく 【意味】 この上なく静かで安らかなこと。 【語源・由来】 「澹然」は、静かで安らかなようす。「無極」は、きわまりないこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・無事息災...
【四字熟語】 男尊女卑 【読み方】 だんそんじょひ 【意味】 男性を重くみて、女性を軽んじること。また、そのような考え方や風習。 【典拠・出典】 『列子』「天瑞」 【対義語】 ・女尊男卑(じょそんだんぴ) 男尊女卑(だん...
【四字熟語】 丹沢山塊 【読み方】 たんたくさんかい 【意味】 神奈川県北西部から山梨・静岡両県にまたがる山地。丹沢大山国定公園を占める。最高峰は蛭ヶ岳 (ひるがたけ) で標高1673メートル、丹沢山・塔ノ岳・大山 (お...
【四字熟語】 男子禁制 【読み方】 だんしきんせい 【意味】 男性の立ち入りを禁止すること。 【語源・由来】 「禁制」は、ある行為をさしとめること。またその法規。法度。 【典拠・出典】 - 男子禁制(だんしきんせい)の使...
【四字熟語】 単槍匹馬 【読み方】 たんそうひつば 【意味】 他人の力を借りず、一人の力で行うこと。 【語源・由来】 一匹の馬で、一本の槍を持って一人で敵陣に乗り込むという意味から。 【典拠・出典】 汪遵「烏江」 【類義...
【四字熟語】 大樹美草 【読み方】 たいじゅびそう 【意味】 上に立つ人物が立派すぎると、その下にはよい人材が育たないということ。 【語源・由来】 大きな木の下は、日が遮られ影になるため、植物が生えないという意味から。 ...
【四字熟語】 泰山圧卵 【読み方】 たいざんあつらん 【意味】 非常にたやすいことのたとえ。強い者が弱い者を圧倒することのたとえ。 【語源・由来】 「泰山」は、中国の名山。高く大きな山。「圧卵」卵に圧をかけること、卵をつ...
【四字熟語】 大寒索裘 【読み方】 たいかんさくきゅう 【意味】 準備ができておらず、事が起きてから慌てること。 【語源・由来】 寒くなってから皮の上着を求めるという意味から。 【典拠・出典】 『揚子法言』「寡見」 大寒...
【四字熟語】 大鵬之志 【読み方】 たいほうのこころざし 【意味】 とても大きな志。 【語源・由来】 「大鵬」は、一とびに9万里ものぼるという想像上の大鳥。鵬。おおとり。 【典拠・出典】 荘子「逍遥遊」 大鵬之志(たいほ...
【四字熟語】 探卵之患 【読み方】 たんらんのうれい 【意味】 自分の拠点をおそわれることへの恐れ。 【語源・由来】 親鳥の留守の間に、巣から卵をとられる心配。 【典拠・出典】 『北史』「斉・孝昭帝紀」 探卵之患(たんら...
【四字熟語】 弾丸黒痣 【読み方】 だんがんこくし 【意味】 きわめて狭い土地のたとえ。 【語源・由来】 「弾丸」は小鳥をとるはじき玉。「黒痣」はほくろのこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・弾丸之地(だんがんのち)...
【四字熟語】 大月小月 【読み方】 たいげつしょうげつ 【意味】 大きい月と小さい月。大の月と小の月。 【語源・由来】 「大の月」は日数が三十一日ある月で、一・三・五・七・八・十・十二月をいい、「小の月」はそれ以外の月。...
【四字熟語】 湛盧之剣 【読み方】 たんろのけん 【意味】 静かに澄みきった黒い剣。 【語源・由来】 呉王闔閭の名剣。「湛」はたたえる、澄む、しずむという意味。「盧」はここでは黒色という意味。 【典拠・出典】 『越絶書』...
【四字熟語】 短慮軽率 【読み方】 たんりょけいそつ 【意味】 思慮が足りず、軽はずみなこと。 【語源・由来】 「短慮」は考えが浅はかなこと。「軽率」は軽はずみという意味。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・軽佻浮薄(け...
【四字熟語】 探驪獲珠 【読み方】 たんりかくしゅ 【意味】 驪竜の顎の下を探って珠玉を手に入れる。転じて、危険を冒して大きな利益を得るたとえ。また、要領を得た素晴らしい文章を作ることのたとえとしても用いる。 【語源・由...
【四字熟語】 断爛朝報 【読み方】 だんらんちょうほう 【意味】 きれぎれになって、続き具合のわからない朝廷の記録のこと。また、『春秋』をそしっていう語。 【語源・由来】 「断爛」は破れてぼろぼろになること。「朝報」は朝...
【四字熟語】 端木辞金 【読み方】 たんぼくじきん 【意味】 納得のいかない金は受け取らないということ。「端木」は孔子の弟子の子貢の姓。「辞金」は金を受け取ることを辞退すること。「端木金を辞す」と訓読する。 【語源・由来...
【四字熟語】 断編残簡 【読み方】 だんぺんざんかん 【意味】 一部が欠けて不完全な書き物。 【語源・由来】 「断編」はきれぎれの文章。「簡」は竹の札で、古くはこれに文章を書き付けていたことから書物のこと。 【典拠・出典...
【四字熟語】 貪夫徇財 【読み方】 たんぷじゅんざい 【意味】 欲深い者は、金のためなら何でもするということ。 【語源・由来】 「貪夫」は欲の深い男のこと。「徇財」は命がけで金を求める、金のためなら命を捨てるという意味。...
【四字熟語】 耽美主義 【読み方】 たんびしゅぎ 【意味】 人生の目的を理性よりも美におき、官能・感覚を重視する芸術上の態度。 【語源・由来】 「耽美」は美を最高のものと考え、美を重んじひたりきること。 【典拠・出典】 ...
【四字熟語】 断髪文身 【読み方】 だんぱつぶんしん 【意味】 野蛮な風習のたとえ。 【語源・由来】 「断髪」は髪を短く切ること。「文身」は刺青、いれずみのこと。 【典拠・出典】 『荘子』「逍遥遊」 断髪文身(だんぱつぶ...
【四字熟語】 断悪修善 【読み方】 だんなくしゅぜん 【意味】 仏教で、一切の煩悩を断とうとする誓いのこと。 【語源・由来】 悪を断ち切って善を修行するという意味で、あらゆるものを救おうとする菩薩の誓願の一つ。 【典拠・...
【四字熟語】 談天雕竜 【読み方】 だんてんちょうりょう 【意味】 弁論や文章の内容が広大かつ深遠で、また巧みなこと。転じて、広大ではあっても実用には役立たない無駄な議論や行為。 「談天」は、天を論ずること。「雕竜」は、...
【四字熟語】 胆戦心驚 【読み方】 たんせんしんきょう 【意味】 恐怖で胸が震えおののくこと。 【語源・由来】 「胆」は肝臓。「心」は心臓のことだが、ここでは人間のこころ、精神という意味。「戦」と「驚」はともに驚き恐れお...
【四字熟語】 袒裼裸裎 【読み方】 たんせきらてい 【意味】 はなはだ無礼なこと。 【語源・由来】 「袒裼」はひじをあらわす、肌ぬぎになること。「裸裎」は裸になること。 【典拠・出典】 『孟子』「公孫丑・上」 袒裼裸裎(...
【四字熟語】 断薺画粥 【読み方】 だんせいかくしゅく 【意味】 貧乏に耐えて勉学に励むこと。 【語源・由来】 「薺」はなずな(ぺんぺん草)のことで、「断薺」はなずなをきざむこと。「画」はたてよこに線を引いて四つに区切る...
【四字熟語】 丹書鉄契 【読み方】 たんしょてっけい 【意味】 天子が功臣に与えた誓文のこと。 【語源・由来】 鉄製の割り符に消えないよう朱で書いたもの。本人やその子孫が罪を犯したとき、これで罪が減免された。 【典拠・出...
【四字熟語】 淡粧濃抹 【読み方】 たんしょうのうまつ 【意味】 女性の化粧。薄い化粧と濃い化粧。薄化粧でも濃い化粧でもそれぞれ趣があり美しいからいう。 【語源・由来】 「抹」はぬる、化粧するという意味。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 箪食瓢飲 【読み方】 たんしひょういん 【意味】 清貧に甘んじるたとえ。 【語源・由来】 わずかな飲食物。竹の器の飯とひょうたんに入れた飲み物。もと孔子が弟子の顔回の清貧ぶりをたたえた語。 【典拠・出典】 ...
【四字熟語】 箪食壺漿 【読み方】 たんしこしょう 【意味】 食べ物・飲み物を用意し、軍隊を歓迎すること。また広く、歓迎することをいう。 【語源・由来】 「箪」は竹でできたわりご。「漿」は酒以外の飲み物。食べ物を竹の器に...
【四字熟語】 断港絶潢 【読み方】 だんこうぜっこう 【意味】 他から孤立した辺鄙なところのこと。 【語源・由来】 「断港」は海へ通じる航路を断たれた港のこと。「絶潢」は水の出口がない水たまりの池という意味。 【典拠・出...
【四字熟語】 男耕女織 【読み方】 だんこうじょしょく 【意味】 男女それぞれの天職のたとえ。 【語源・由来】 「男耕女織生業と作す」による。男は田畑を耕し、女は布を織ることが男女の自然の職分であるということ。 【典拠・...
【四字熟語】 談言微中 【読み方】 だんげんびちゅう 【意味】 ものごとをはっきり言わず、それとなく人の弱みや急所をつくような話しぶりのこと。 【典拠・出典】 『史記』「滑稽伝・論賛」 談言微中(だんげんびちゅう)の使い...
【四字熟語】 断金之交 【読み方】 だんきんのまじわり 【意味】 非常に強い友情で結ばれていること。 【語源・由来】 二人が心を同じくすれば、金属を断ち切ることができることからいう。 【典拠・出典】 『易経』「繋辞・上」...
【四字熟語】 断機之戒 【読み方】 だんきのいましめ 【意味】 学問は中途で放棄してしまっては何にもならないという教え。 【語源・由来】 孟子が学問をしても進歩がないと言うのを聞いた孟子の母は、はた織りの糸を切り、学問を...
【四字熟語】 断簡零墨 【読み方】 だんかんれいぼく 【意味】 ちょっとした書き物や、きれぎれになった書き物。文書の断片。 【語源・由来】 「断簡」はきれぎれになってしまった文書。「零墨」は一滴の墨のことで墨跡の断片の意...
【四字熟語】 弾丸之地 【読み方】 だんがんのち 【意味】 きわめて狭い土地のこと。 【語源・由来】 「弾丸」ははじき玉、きわめて小さいもののたとえ。 【典拠・出典】 『戦国策』「趙策」 【類義語】 ・黒子之地(こくしの...
【四字熟語】 弾丸黒子 【読み方】 だんがんこくし 【意味】 きわめて狭い土地のたとえ。 【語源・由来】 「弾丸」は小鳥をとるはじき玉。「黒子」はほくろ。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・弾丸之地(だんがんのち) ・黒...
【四字熟語】 弾丸雨注 【読み方】 だんがんうちゅう 【意味】 雨が降り注ぐように激しく弾丸が飛んでくること。 【典拠・出典】 - 弾丸雨注(だんがんうちゅう)の使い方 弾丸雨注(だんがんうちゅう)の例文 東京大空襲では...
【四字熟語】 短褐穿結 【読み方】 たんかつせんけつ 【意味】 貧者や卑しい人の着物。 【語源・由来】 「短褐」は短い荒布の着物。「穿結」は破れたのを繕い合わせること。また、その衣服。いずれも貧者の粗末な着物という意味。...
【四字熟語】 断鶴続鳧 【読み方】 だんかくぞくふ 【意味】 生まれつきの自然のあり方に手を加え損なうこと。 【語源・由来】 「鳧」は鴨のこと。鶴の足が長いからといって短く切り、鴨の足が短いからといってつぎ足して長くする...
【四字熟語】 多謀善断 【読み方】 たぼうぜんだん 【意味】 よくよく考えて、物事を巧みに処理すること。 【語源・由来】 「謀」は考えをめぐらすという意味で、「多謀」はよくよく考えること。「善断」はうまくさばくという意味...
【四字熟語】 蛇蚹蜩翼 【読み方】 だふちょうよく 【意味】 互いにもちつもたれつの関係にあること。 【語源・由来】 「蛇蚹」は蛇の下腹にあるうろこのこと。「蜩」は蝉のことで、「蜩翼」は蝉の羽という意味。蛇はうろこによっ...
【四字熟語】 奪胎換骨 【読み方】 だったいかんこつ 【意味】 外側はもとのままで中身を取りかえること。また、外見は同じでも内容が違うこと。 【語源・由来】 骨を取り換え、胎盤を奪うという意味で、本来詩文の創作法の一つと...
【四字熟語】 達人大観 【読み方】 たつじんたいかん 【意味】 物事の道理に広く通じている人は、物事の全体を客観的に見渡すことができるということ。 【語源・由来】 「達人」は、広く、また深く物事の道理に通じている人。「大...
【四字熟語】 多蔵厚亡 【読み方】 たぞうこうぼう 【意味】 欲深い者は人間関係をそこなって、やがてはすべてを失ってしまうということ。欲をおさえて足るを知ることがみずからを保つことにつながるという戒め。 【語源・由来】 ...
【四字熟語】 多銭善賈 【読み方】 たせんぜんこ 【意味】 資材や条件が整っていれば成功しやすいということ。 【語源・由来】 「多銭」は元手・資本がたくさんあること。「善賈」はよい商いをするという意味。資本がたくさんある...
【四字熟語】 多情仏心 【読み方】 たじょうぶっしん 【意味】 感情が豊かで移り気だが、薄情になれない性質のこと。 【語源・由来】 もともと人や物事に対して情の多いことが仏の慈悲の心につながるという意味。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 多生之縁 【読み方】 たしょうのえん 【意味】 多くの生を経て結ばれている因縁。 【語源・由来】 「袖振り合うも多生の縁」といい、見知らぬ人と道で袖が触れ合うようなわずかな接触も前世からの深い因縁によるもの...
【四字熟語】 多情多恨 【読み方】 たじょうたこん 【意味】 物事に感じやすいために、うらみや悲しみも多いこと。また、恋愛感情が豊かなさまにいう。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・多感多恨(たかんたこん) ・多恨多情(...
【四字熟語】 多情多感 【読み方】 たじょうたかん 【意味】 感受性が強く、物事の情緒を深く感じる。 【語源・由来】 「多情」は物のあわれを強く感じること。「多感」は物に感じやすいこと。情感(物)に感じて情が起こる意を強...
【四字熟語】 打成一片 【読み方】 だじょういっぺん 【意味】 すべてのことを忘れて物事に専念すること。千差万別の事物の相を平等に観ずること。仏教語。 【典拠・出典】 『碧巌録』 打成一片(だじょういっぺん)の使い方 打...
【四字熟語】 多事多端 【読み方】 たじたたん 【意味】 仕事が多くて非常に忙しいこと。 【語源・由来】 「多事」は仕事が多いこと。「多端」は忙しいさまをいう。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・多事多忙(たじたぼう) ...
【四字熟語】 他山之石 【読み方】 たざんのいし 【意味】 自分の反省になる他人のまちがった言動。 【語源・由来】 ほかの山から出る粗末な石という意味で、それを砥石として自分の玉を美しくするのに役立てることからいう。 【...
【四字熟語】 多言数窮 【読み方】 たげんすうきゅう 【意味】 言口数が多ければ、その結果としてたびたび困窮するということ。言葉を慎むべきことの戒め。 【典拠・出典】 『老子』「五章」 多言数窮(たげんすうきゅう)の使い...
【四字熟語】 踔厲風発 【読み方】 たくれいふうはつ 【意味】 議論がうまく風のようにはやく口から出ること。雄弁の形容。 【語源・由来】 「踔厲」は勢いのすぐれてはげしいこと。「風発」は風が起こるように勢いのはげしいこと...
【四字熟語】 濁流滾滾 【読み方】 だくりゅうこんこん 【意味】 濁った水が盛んに流れるさま。 【語源・由来】 「濁流」は濁った水の流れのこと。「滾滾」は水が盛んに流れるという意味。 【典拠・出典】 - 濁流滾滾(だくり...
【四字熟語】 度徳量力 【読み方】 たくとくりょうりき 【意味】 自分の信望と力量の有無を考えはかること。 【語源・由来】 「度」と「量」はともに、はかるということ。徳をはかり、力をはかるという意味から、身のほどを知るこ...
【四字熟語】 託孤寄命 【読み方】 たくこきめい 【意味】 国の大事を信頼してまかせること。また、それができる人。父君に死なれた幼君の補佐を頼み、国政をゆだねること。 【語源・由来】 「託孤」は父親に死なれた孤児を頼むこ...
【四字熟語】 択言択行 【読み方】 たくげんたくこう 【意味】 言葉が道理にかなって立派なこと。 【語源・由来】 「択」は善悪を区別して選び分けるという意味。本来は「択言択行無し」という意味で、すべて道理にかなった言行で...
【四字熟語】 濯纓濯足 【読み方】 たくえいたくそく 【意味】 世のなりゆきに応じて進退すること。また、善行すれば尊ばれ、悪行をすれば卑しまれるということ。また世俗を超越すること。 【語源・由来】 「濯」は洗う、すすぐと...
【四字熟語】 大惑不解 【読み方】 たいわくふかい 【意味】 自分の心の惑いがわかっていない者は一生の間真理を悟ることができない。また、いろいろ疑い迷って、疑問がなかなか解けないこと。 【語源・由来】 「大惑」は自分の心...
【四字熟語】 対驢撫琴 【読み方】 たいろぶきん 【意味】 愚かな者に物の道理を説いても役に立たないたとえ。 【語源・由来】 「驢」はろばのこと。「撫」はつまびくという意味。ろばにむかって琴をつまびくということから。 【...
【四字熟語】 太牢滋味 【読み方】 たいろうのじみ 【意味】 豪華なご馳走のたとえ。 【語源・由来】 「太牢」は祭りに供える牛・羊・豕(ぶた)の犠牲がそろったもの。「滋味」は栄養のあるおいしい食物。 【典拠・出典】 『文...
【四字熟語】 帯厲之誓 【読み方】 たいれいのちかい 【意味】 功臣の家は末長く絶やさせないという約束。 【語源・由来】 黄河が帯のように細くなり、泰山が砥石のように平らになっても変わらないという意味。 【典拠・出典】 ...
【四字熟語】 大欲非道 【読み方】 たいよくひどう 【意味】 欲が深くて、慈悲人情のないこと。 【語源・由来】 「大欲」は大きな欲望、非常に欲の深いこと。「非道」は人道にはずれること。 【典拠・出典】 - 大欲非道(たい...
【四字熟語】 大名鼎鼎 【読み方】 たいめいていてい 【意味】 名声が世に響きわたっていること。 【語源・由来】 「大名」は大きな名声・名誉のこと。「鼎鼎」は盛大なさま。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・名声赫赫(めい...
【四字熟語】 大味必淡 【読み方】 たいみひったん 【意味】 淡白なものこそ真にすぐれており、よく好まれるものだということ。 【語源・由来】 「大味」はすぐれた味の食べもののこと。ほんとうにうまい食べ物は、必ず味が淡白だ...
【四字熟語】 戴盆望天 【読み方】 たいぼんぼうてん 【意味】 二つのことを一度に実現させるのは無理だということ。 【語源・由来】 「戴盆」は頭に盆をのせること。「望天」は天を仰ぎ見るという意味。頭に盆をのせたまま天を仰...
【四字熟語】 大法小廉 【読み方】 たいほうしょうれん 【意味】 上下の臣がすべて皆清く正しいこと。大臣は法にかない、小臣は清廉で忠良なこと。 【語源・由来】 「大臣は法あり、小臣は廉に、官職相序し、君臣愛正しきは、国の...
【四字熟語】 体貌閑雅 【読み方】 たいぼうかんが 【意味】 姿かたちが落ち着いて上品なさま。 【語源・由来】 「体貌」は姿と顔だち、容貌。「閑雅」は物静かで上品な趣があること。また、そのさま。 【典拠・出典】 - 体貌...
【四字熟語】 大兵肥満 【読み方】 だいひょうひまん 【意味】 大きなからだで太っていること。また、そのような人。 【語源・由来】 「大兵」は大きくたくましいからだ。また、その人。「肥満」はからだが肥え太っていること。 ...
【四字熟語】 大貉小貉 【読み方】 たいばくしょうばく 【意味】 文化程度の低い野蛮人のような為政者のこと。 【語源・由来】 「貉」は野蛮人のたとえ。 【典拠・出典】 『春秋公羊伝』「宣公一五年」 【類義語】 ・大桀小桀...
【四字熟語】 大道不器 【読み方】 たいどうふき 【意味】 聖人のふみ行う大いなる道はごく限られたものしか盛ることのできない器とは違い、広く普遍的な作用を発揮できるものであるということ。 【語源・由来】 「大道」は人格の...
【四字熟語】 大智不智 【読み方】 だいちふち 【意味】 本当にすぐれた知者はそれをあらわにせず一見無知のように見えるということ。 【語源・由来】 「大智」は真の知恵者。 【典拠・出典】 『六韜』「武韜」 【類義語】 ・...
【四字熟語】 大智如愚 【読み方】 だいちじょぐ 【意味】 すぐれて知恵のある賢者は、人前で自分の才能をひけらかすことがないから、ちょっと見たところ愚者のように見えるということ。 【典拠・出典】 蘇軾「賀欧陽少師致仕啓」...
【四字熟語】 黛蓄膏渟 【読み方】 たいちくこうてい 【意味】 水面が非情に静かなさま。まゆずみをたくわえ、あぶらをたたえたような静かな水面という意味。 【語源・由来】 「渟」は水などを深くたたえていること。 【典拠・出...
【四字熟語】 大沢礨空 【読み方】 だいたくらいくう 【意味】 大小がひどくかけ離れていることのたとえ。大きな沢と小さい穴の意。 【語源・由来】 「大沢」は大きな沢、広い沼地。「礨空」は小さな穴、あり穴。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 頽堕委靡 【読み方】 たいだいび 【意味】 身体や気力などが、しだいにくずれおとろえること。 【語源・由来】 「頽堕」はくずれおちる、だらしがなくなること。「委靡」は衰え弱る、ふるわないこと。 【典拠・出典...
【四字熟語】 大信不約 【読み方】 たいしんふやく 【意味】 ほんとうの信頼関係はあらかじめ約束するような瑣末なものではない。 【語源・由来】 「大信」は本当の信頼関係。また、このうえないまごころ。 【典拠・出典】 『礼...
【四字熟語】 大処着墨 【読み方】 たいしょちゃくぼく 【意味】 大事なところから墨をつける意。絵や文章を書くに当たって、まず最も大事なところを押さえてから筆をおろすこと。最も大切なポイントを押さえて物事を行うたとえ。「...
【四字熟語】 対牀夜雨 【読み方】 たいしょうやう 【意味】 兄弟や友人の間柄がたいへん親密なたとえ。 【語源・由来】 夜、雨の音を聞きながら寝台を並べて、兄と弟が仲よく寝ることから。「牀」はねどこ・寝台のこと。「対牀」...
【四字熟語】 対牀風雪 【読み方】 たいしょうふうせつ 【意味】 夜通し隣どうしの寝床の中で語り合うこと。 【語源・由来】 風雨の夜に友二人が寝台に寝、またはこしかけにすわって語りあかすこと。「牀」は寝台・こしかけ・ゆか...
【四字熟語】 対症下薬 【読み方】 たいしょうかやく 【意味】 病状に応じて薬を処方すること。問題点を確認したうえで、有効な解決方法を講ずることのたとえ。 【語源・由来】 「対症」は病気の種々の症状に応ずる意。「下薬」は...
【四字熟語】 大死一番 【読み方】 だいしいちばん 【意味】 ここぞと意を決すること。死んだつもりで奮起するという意味。 【語源・由来】 仏教では、おのれを捨て欲を去り迷いを断って仏の道に精進することにいう。 【典拠・出...
【四字熟語】 泰山梁木 【読み方】 たいざんりょうぼく 【意味】 賢人のこと。 【語源・由来】 「泰山」は中国山東省にある名山。「梁木」は屋根を支えるため横に渡した太く長い材木のこと。人々から仰ぎ尊ばれる名山と建物の中で...
【四字熟語】 泰山之安 【読み方】 たいざんのやすき 【意味】 泰山のように、どっしりと安定して揺るぎのないこと。 【語源・由来】 「泰山」は中国山東省にある名山で揺るぎないもの、どっしりとしたもの、また長寿のたとえ。 ...
【四字熟語】 泰山鴻毛 【読み方】 たいざんこうもう 【意味】 へだたりの甚だしいことのたとえ。きわめて重いものときわめて軽いもの。重さがまったく違うこと。 【語源・由来】 「泰山」は中国山東省の名山で重いもののたとえ。...
【四字熟語】 大悟徹底 【読み方】 たいごてってい 【意味】 仏教で完全に煩悩をすて、悟りきること。 【典拠・出典】 『無門関』「二」 【類義語】 ・廓然大悟(かくねんたいご) 大悟徹底(たいごてってい)の使い方 大悟徹...
【四字熟語】 大巧若拙 【読み方】 たいこうじゃくせつ 【意味】 このうえなく巧みなものは一見稚拙にみえる。本当に技量のあるものはかえって不器用に見える。 【語源・由来】 『韓詩外伝』「九」より。「拙」はつたないという意...
【四字熟語】 太羹玄酒 【読み方】 たいこうげんしゅ 【意味】 規則のみにしばられた淡白で面白味のない文章のたとえ。守ることばかりの面白味のない文章のたとえ。「太羹」と「玄酒」。 【語源・由来】 「太羹」は味のついていな...
【四字熟語】 滞言滞句 【読み方】 たいげんたいく 【意味】 言葉にばかりこだわっていて、生きた真実が理解できないこと。 【語源・由来】 もと仏教語。「滞」はこだわる意。「言」「句」はともに言葉のこと。 【典拠・出典】 ...
【四字熟語】 体元居正 【読み方】 たいげんきょせい 【意味】 善を身につけて、正しい立場に身をおくこと。 【語源・由来】 「体元」は善徳を身につけること。「元」は善。 【典拠・出典】 『春秋左氏伝』「隠公元年・杜注」 ...
【四字熟語】 大桀小桀 【読み方】 たいけつしょうけつ 【意味】 悪い為政者。残虐な暴君のことをいう。 【語源・由来】 「桀」は夏の暴君桀王のこと。 【典拠・出典】 『春秋公羊伝』「宣公一五年」 【類義語】 ・大貉小貉(...
【四字熟語】 大衾長枕 【読み方】 たいきんちょうちん 【意味】 兄弟の仲むつまじいこと。また交情が親密なこと。大きな夜着と長いまくら。寝具。 【語源・由来】 蔡邕の『協和婚賦』より。「衾」は寝るときにからだをおおうもの...
【四字熟語】 堆金積玉 【読み方】 たいきんせきぎょく 【意味】 非常に多くの富を集めること。貴金属や珠玉を積み上げるという意味。 【語源・由来】 「堆」「積」とも積み上げるという意味。もと「積金累玉」といったものが転じ...
【四字熟語】 大驚失色 【読み方】 たいきょうしっしょく 【意味】 たいそう驚き恐れ顔色を失う。 【語源・由来】 「大驚」は大いに驚くという意味だが、単に驚くだけでなく驚愕すること。「失色」は顔色をなくす、顔色が青ざめる...
【四字熟語】 大逆無道 【読み方】 たいぎゃくむどう 【意味】 道理や人の道をふみはずした行い。 【語源・由来】 「大逆」は人の道にそむいた行い。君・父を殺すなどの行為。 【典拠・出典】 『史記』「高祖紀」 【類義語】 ...
【四字熟語】 大義滅親 【読み方】 たいぎめっしん 【意味】 君国に報いるためには親兄弟もかえりみないということ。 【語源・由来】 「親」は親子兄弟など身内の関係。「大義」は臣下が君国に尽くすべき道義。 【典拠・出典】 ...
【四字熟語】 大器小用 【読み方】 たいきしょうよう 【意味】 すぐれた才をもった人を使いこなせないたとえ。また、人材の用い方が不当なたとえ。大きい器を小さなことに使うという意味。大人物につまらない小さな仕事をさせること...
【四字熟語】 対岸火災 【読み方】 たいがんのかさい 【意味】 自分には関係のないできごとのたとえ。 【語源・由来】 向こう岸で起きた火事という意。川や水を隔てているので、気にもかけず、無関心でいられるのでいう。 【典拠...
【四字熟語】 大廈棟梁 【読み方】 たいかのとうりょう 【意味】 国の重要な任務をになう人材のたとえ。 【語源・由来】 「大廈」は大きな家屋、大建築。「棟梁」はむな木とはり。ともに、家屋の重要な部分。転じて、一国を支える...
【四字熟語】 大海撈針 【読み方】 たいかいろうしん 【意味】 ほとんど実現不可能なこと。 【語源・由来】 「撈」はすくいあげるという意で、大海の底に落ちた針をすくいあげること。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・東海撈...
【四字熟語】 大快人心 【読み方】 たいかいじんしん 【意味】 世間の人を痛快な気分にさせること。主として、悪人や悪事などが厳しく糾弾されたときに用いられる。「大いに人心を快くす」と訓読する. 【典拠・出典】 『明史』余...
【四字熟語】 太液芙蓉 【読み方】 たいえきのふよう 【意味】 美人のこと。 【語源・由来】 「太液」は漢代に未央宮の北にあった池の名。「芙蓉」は蓮の花のこと。 白居易が、玄宗皇帝の楊貴妃を慕う気持ちを歌った詩句から。 ...
【四字熟語】 大隠朝市 【読み方】 たいいんちょうし 【意味】 真の隠遁者は山中などにいるのではなく、一見一般の人と変わらない生活をしているものだということ。 【語源・由来】 「大隠」は真に悟りを得た隠者のこと。「朝市」...
【四字熟語】 大慈大悲 【読み方】 だいじだいひ 【意味】 限りなく大きい仏の慈悲。 【語源・由来】 「大慈」は衆生に楽を与えること。「大悲」は衆生の苦しみを救うこと。 仏教語。 【典拠・出典】 『法華義疏』「譬喩品」 ...
【四字熟語】 打草驚蛇 【読み方】 だそうきょうだ 【意味】 草をたたいてその奥にいる蛇を驚かす意から、あるものを懲らしめることによって、他のものに警告するたとえ。後に、よけいなことをして、かえってつまらない災難を受ける...
【四字熟語】 談虎色変 【読み方】 だんこしきへん 【意味】 実際に経験したことがある者だけが真実を知っているということ。また、恐ろしい話を聞いただけで、顔色を変えて緊張することをいう。「虎を談じて色変ず」とも読む。 【...
【四字熟語】 大人虎変 【読み方】 たいじんこへん 【意味】 すぐれた賢者が、時の流れに合わせて、日に日に自己変革すること。または、すぐれた統治者の制度変革によって、古い制度が新しくてよりよい制度に改められること。変化や...
【四字熟語】 大賢虎変 【読み方】 たいけんこへん 【意味】 すぐれた賢者が時の推移に従って日ごとに新たに自己変革をとげること。また、人格者によって、古い制度が立派な新しい制度に改められること。 【語源・由来】 「虎変」...
【四字熟語】 他言無用 【読み方】 たごんむよう 【意味】 ある話を他人に漏らしてはならないということ。 【語源・由来】 「他言」は、他人に漏らすこと。「無用」はしてはならない(中国では役に立たない)。 【典拠・出典】 ...
談論風発の意味(語源由来・類義語) 【四字熟語】 談論風発 【読み方】 だんろんふうはつ 【意味】 盛んに語り論ずること。 【語源・由来】 「風発」は風が吹くような盛んな勢いであること。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ...
胆大心小の意味(語源由来・出典・類義語) 【四字熟語】 胆大心小 【読み方】 たんだいしんしょう 【意味】 大胆でいて、しかも細かな注意を払うさま。「胆」は度胸。「心」は気くばりのこと。 【語源・由来】 「胆は大なるを欲...
単純明快の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【四字熟語】 単純明快 【読み方】 たんじゅんめいかい 【意味】 複雑でなく分かりやすいさま。文章や話が分かりやすいさまをいう。 【語源・由来】 「単純」は混じりけがないさま。...
断崖絶壁の意味(語源由来・英語訳) 【四字熟語】 断崖絶壁 【読み方】 だんがいぜっぺき 【意味】 切り立ったがけ。非常に危機的な状況のたとえとして用いられることもある。 【語源・由来】 「断崖」「絶壁」はともに非常に険...
暖衣飽食の意味(語源由来・出典・類義語・対義語・英語訳) 【四字熟語】 暖衣飽食 【読み方】 だんいほうしょく 【意味】 衣食に何の不足もない生活のこと。ぜいたくな生活をすること。 【語源・由来】 「暖衣」は暖かい衣服、...
他力本願の意味(語源由来・出典・類義語) 【四字熟語】 他力本願 【読み方】 たりきほんがん 【意味】 自分の力でなく、他人の力によって望みをかなえようとすること。「本願」は仏が修行しているときに立てた誓い。本来は阿弥陀...
他人行儀の意味(語源由来・英語訳) 【四字熟語】 他人行儀 【読み方】 たにんぎょうぎ 【意味】 他人に対するように、うちとけないこと。また、そのさま。 【語源・由来】 「他人」は他の人。「行儀」は礼儀の面から見た立ちふ...
多士済済の意味(語源由来・出典・類義語・英語訳) 【四字熟語】 多士済済 【読み方】 たしせいせい 【意味】 すぐれた人物が数多くいること。また、そのさま。 【語源・由来】 「多士」は多くのすぐれた人材の意。「済済」は数...
多芸多才の意味(語源由来・対義語・英語訳) 【四字熟語】 多芸多才 【読み方】 たげいたさい 【意味】 多くの方面に豊かな才能や技術を持っていること。 【語源・由来】 「多芸」は、多くの技芸・技能を持っていること。「多才...
多岐亡羊の意味(語源由来・出典・類義語・英語訳) 【四字熟語】 多岐亡羊 【読み方】 たきぼうよう 【意味】 枝道が多いため逃げた羊を見失うように、どれを選んだらよいのか思案にあまることのたとえ。道を求める者が末節にこだ...
台風一過の意味(語源由来・英語訳) 【四字熟語】 台風一過 【読み方】 たいふういっか 【意味】 台風が通り過ぎたあと、空が晴れ渡りよい天気になること。転じて、騒動が収まり、晴れ晴れとすること。 【語源・由来】 「一過」...
大同団結の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【四字熟語】 大同団結 【読み方】 だいどうだんけつ 【意味】 いくつかの団体・政党などが、共通の目的に向かって、小さな意見の違いを越えて一つにまとまること。 【語源・由来】 ...
泰然自若の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【四字熟語】 泰然自若 【読み方】 たいぜんじじゃく 【意味】 落ち着いていてどんなことにも動じないさま。 【語源・由来】 「泰然」は落ち着いて物事に動じないさま。「自若」は何...
大声疾呼の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【四字熟語】 大声疾呼 【読み方】 たいせいしっこ 【意味】 大声で激しく叫ぶこと。 【語源・由来】 「大声」は大きな声。「疾呼」は激しく呼び立てる意から。 【典拠・出典】 -...
大所高所の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【四字熟語】 大所高所 【読み方】 たいしょこうしょ 【意味】 個々の細部にとらわれない大きな観点のこと。偏見や私情を捨てた広い視野をいう。 【語源・由来】 「大所」は広い視野...
大山鳴動の意味(語源由来・英語訳) 【四字熟語】 大山鳴動 【読み方】 たいざんめいどう 【意味】 騒ぎだけ大きくて、結果は意外に小さいことのたとえ。 【語源・由来】 「大山」は大きな山。「鳴動」は音を立てて揺れること。...
泰山北斗の意味(語源由来・出典・類義語・英語訳) 【四字熟語】 泰山北斗 【読み方】 たいざんほくと 【意味】 泰山と北斗星のこと。その道で大家として仰ぎ尊ばれる人。また、学問・芸術などある分野の権威・第一人者のたとえ。...
大根役者の意味(語源由来・英語訳) 【四字熟語】 大根役者 【読み方】 だいこんやくしゃ 【意味】 演技力のない役者、芸のまずい役者をあざけっていう語。 【語源・由来】 大根の根の白いことを素人 (しろうと) に寄せてい...
対牛弾琴の意味(出典・類義語) 【四字熟語】 対牛弾琴 【読み方】 たいぎゅうだんきん 【意味】 牛に対して琴を弾いて聞かせる意から、何の効果もなく無駄なこと。愚かな人に深遠な道理を説いて聞かせること。せっかくの好意や努...
大喝一声の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【四字熟語】 大喝一声 【読み方】 だいかついっせい 【意味】 大きなひと声でしかりつけること。また、その声。 【語源・由来】 「大喝」は大声でしかりつけること。「一声」は、一...
大廈高楼の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【四字熟語】 大廈高楼 【読み方】 たいかこうろう 【意味】 高い建物と大きな家。大きくて立派な家。 【語源・由来】 「大廈」は、大きな家屋。「高楼」は、二階建て以上の高い建物...
大安吉日の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【四字熟語】 大安吉日 【読み方】 たいあんきちじつ 【意味】 陰陽道(おんみょうどう)で、旅行・結婚など物事を行うのに最も縁起のよいとする日。 【語源・由来】 「大安」は先勝...
断章取義の意味(語源由来・出典・類義語・英語訳) 【四字熟語】 断章取義 【読み方】 だんしょうしゅぎ 【意味】 詩文の一節を取出し、全体の本意と関係なく、その一節の意味だけで用いること。また、自分の都合のよい引用をする...
多種多様の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【四字熟語】 多種多様 【読み方】 たしゅたよう 【意味】 種類が多く、さまざまであること。また、そのようなさま。 【語源・由来】 「多種」は、たくさんの種類。また、種類の多い...
単刀直入の意味(語源由来・出典・類義語・英語訳) 【四字熟語】 単刀直入 【読み方】 たんとうちょくにゅう 【意味】 前置きなしにすぐさま本題に入り。要点や核心を突くこと。 【語源・由来】 一振りの刀をもって一人で敵陣に...
大言壮語の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【四字熟語】 大言壮語 【読み方】 たいげんそうご 【意味】 おおげさに言うこと。実現しそうにもないことや威勢のいいことを言うこと。 実力以上の大きなことを言うこと。大袈裟な言...
多事多難の意味(出典・類義語・対義語・英語訳) 【四字熟語】 多事多難 【読み方】 たじたなん 【意味】 事件や災難、困難が多いこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・多事多患(たじたかん) ・多事多端(たじたたん) ...
大同小異の意味(語源由来・出典・類義語・対義語・英語訳) 【四字熟語】 大同小異 【読み方】 だいどうしょうい 【意味】 細かい違いがあるが、ほぼ同じであること。 【典拠・出典】 『荘子』「天下」 【類義語】 ・同工異曲...
大胆不敵の意味(語源由来・類義語・対義語・英語訳) 【四字熟語】 大胆不敵 【読み方】 だいたんふてき 【意味】 度胸がすわっていて、まったく恐れないこと。また、そのさま。 【語源・由来】 「大胆」は度胸があって物事に気...
大器晩成の意味(故事・出典・類義語・対義語・英語訳) 【四字熟語】 大器晩成 【読み方】 たいきばんせい 【意味】 偉大な人物は、大成するまでに時間がかかる。また大きな器は、作り上げるのに長い時間がかかるということ。スケ...
大義名分の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【四字熟語】 大義名分 【読み方】 たいぎめいぶん 【意味】 ある行動の正当な根拠、理由づけ、建前。やましくない口実のこと。 【語源・由来】 「大義」は大事な理由、道理、道義。...
大願成就の意味(語源由来・類義語) 【四字熟語】 大願成就 【読み方】 たいがんじょうじゅ 【意味】 大きな望みがかなえられること。神仏に願ったことがそのとおりになること。 【語源・由来】 多くの人を悟りに導くという誓願...