靡衣婾食【びいとうしょく】の意味と使い方や例文(語源由来)
【四字熟語】 靡衣婾食 【読み方】 びいとうしょく 【意味】 美しい着物を好んで一時の食を貪って将来のことを考えないこと。 【語源・由来】 「靡衣」は華やかで美しい着物。「婾食」はかりそめの食事。一時の食事。 【典拠・出...
【四字熟語】 靡衣婾食 【読み方】 びいとうしょく 【意味】 美しい着物を好んで一時の食を貪って将来のことを考えないこと。 【語源・由来】 「靡衣」は華やかで美しい着物。「婾食」はかりそめの食事。一時の食事。 【典拠・出...
【四字熟語】 攀竜附驥 【読み方】 はんりょうふき 【意味】 すぐれた人物に仕えることによって、自分も出世すること。 【語源・由来】 「攀」はすがりつくという意味。「驥」は一日に千里を走るという名馬。竜につかまり、驥につ...
【四字熟語】 万目睚眥 【読み方】 ばんもくがいさい 【意味】 多くの人に睨まれること。 【語源・由来】 「万目」は多くの人の目。転じて多くの人。「睚眥」は目にかどをたててにらむこと。「睚」はもと「まなじり」のこと。「眥...
【四字熟語】 反哺之羞 【読み方】 はんぽのしゅう 【意味】 親の恩に報いること。 【語源・由来】 「反哺」は烏の子が成鳥になると、育ててくれた親鳥に餌を運んで、口移しをして親を養うということから、父母に恩を返すことをい...
【四字熟語】 繁文縟礼 【読み方】 はんぶんじょくれい 【意味】 形式や手続きが複雑で面倒なこと。 【語源・由来】 「繁文」はこまごました飾り、わずらわしい規則のこと。「縟礼」はこみいった礼儀作法の事。 【典拠・出典】 ...
【四字熟語】 万物殷富 【読み方】 ばんぶついんぷ 【意味】 国が栄えて万物が盛んで豊かなこと。 【語源・由来】 「殷」は盛んなこと、富むこと。 【典拠・出典】 『史記』「陸賈伝」 万物殷富(ばんぶついんぷ)の使い方 万...
【四字熟語】 班女辞輦 【読み方】 はんじょじれん 【意味】 班倢伃は車に一緒に乗るのを断った。 【語源・由来】 『蒙求』「班女辞輦」より。「班女」は前漢の班倢伃のこと。漢の成帝の寵愛があった女性。班が姓、倢伃は女官の位...
【四字熟語】 万乗之君 【読み方】 ばんじょうのきみ 【意味】 兵車一万台を出せる大国の君主。大諸侯。一般に天子をいう。 【語源・由来】 「乗」は車を数える数量詞。 【典拠・出典】 『孟子』「公孫丑・上」 【類義語】 ・...
【四字熟語】 万寿無疆 【読み方】 ばんじゅむきょう 【意味】 いつまでも長生きをすること。 【語源・由来】 「万寿」は万年の寿命ということから、長生きすること。長命。「無疆」はきわまりがない。際限がないという意味。長命...
【四字熟語】 半饑半渇 【読み方】 はんきはんかつ 【意味】 食料や飲み物が十分でない。 【語源・由来】 「半饑」は半ば飢えている状態、「半渇」は半ば渇いている状態のこと。 【典拠・出典】 - 半饑半渇(はんきはんかつ)...
【四字熟語】 攀轅臥轍 【読み方】 はんえんがてつ 【意味】 立派な人の留任を希望して引き留めること。 【語源・由来】 「攀轅」は車の轅(車の前に出した二本の棒)にすがりつくこと。「臥轍」は車の轍に身を臥せること。立派な...
【四字熟語】 蛮夷戎狄 【読み方】 ばんいじゅうてき 【意味】 中国の周辺部の異民族の総称。 【語源・由来】 古代中国では、漢民族の周辺の諸国を、東夷、西戎、南蛮、北狄と称して、異民族を卑しんでいたことから。 【典拠・出...
【四字熟語】 跛立箕坐 【読み方】 はりゅうきざ 【意味】 無作法なさま。 【語源・由来】 片足で立ったり、両足を投げ出してすわったりする。「跛」はかたよる、片足で立つ。「箕」は「み」というざるの一種で両足を投げ出したさ...
【四字熟語】 罵詈讒謗 【読み方】 ばりざんぼう 【意味】 ありとあらゆる悪口をいうこと。 【語源・由来】 「罵詈」は口ぎたなく相手をののしること、「讒謗」はそしるという意味。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・悪口雑言...
【四字熟語】 波瀾曲折 【読み方】 はらんきょくせつ 【意味】 非常に込み入った事情。または非常に込み入った変化。 【語源・由来】 「波瀾」は波と荒波でもめごとという意味。「曲折」は折れ曲がることから込み入った事情という...
【四字熟語】 爬羅剔抉 【読み方】 はらてきけつ 【意味】 隠れた人材を見つけ出して用いること。また、人の秘密や欠点をあばき出すこと。 【語源・由来】 「爬」は爪などでかくこと。「羅」は網で鳥を捕ること。「剔」はそぎ取る...
【四字熟語】 撥乱反正 【読み方】 はつらんはんせい 【意味】 乱れた世を治めて、もとの正常な世にもどすこと。 【語源・由来】 「撥」は治めること。「反」は返すという意味。 【典拠・出典】 『春秋公羊伝』「哀公一四年」 ...
【四字熟語】 発揚蹈厲 【読み方】 はつようとうれい 【意味】 手足を上げ地を踏んで、激しい勢いで舞を舞うこと。 【語源・由来】 「発揚」は盛んにすること。「蹈」は足踏みする。小踊りすること。「厲」は激しい厳しいさまをい...
【四字熟語】 跋扈跳梁 【読み方】 ばっこちょうりょう 【意味】 悪者などがはびこり、勝手気ままに振る舞うこと。 【語源・由来】 「跋扈」は思うままにのさばり振る舞うこと。「跳梁」はおどりあがりはね回ること。 【典拠・出...
【四字熟語】 撥雲見日 【読み方】 はつうんけんじつ 【意味】 気がかりなことがなくなって希望がもてるようになること。 【語源・由来】 立ちこめていた暗雲が払いのけられて光明がさし、前途に希望が持てるようになるさまをいう...
【四字熟語】 八元八凱 【読み方】 はちげんはちがい 【意味】 心が清く正しくて、徳の高い人のこと。 【語源・由来】 「元」はよいという意味。「凱」は徳が大きいこと。「八元」は中国古代伝説時代の高辛氏のときの八人の徳のあ...
【四字熟語】 伯兪泣杖 【読み方】 はくゆきゅうじょう 【意味】 親が年老いたことを知り、嘆き悲しむこと。 【語源・由来】 「伯兪」は人の名。「杖」はむちのこと。 中国漢の韓伯兪は、孝心が厚い人であったがあるとき過ちをお...
【四字熟語】 白璧微瑕 【読み方】 はくへきのびか 【意味】 りっぱな人あるいは物に、わずかな欠点があるたとえ。 【語源・由来】 「白璧」は白く美しい宝石のこと。「微瑕」はほんのわずかな瑕という意味。 【典拠・出典】 蕭...
【四字熟語】 白髪青袗 【読み方】 はくはつせいしん 【意味】 晩年に官を得ること。また、無位の者のこと。 【語源・由来】 「白髪」はしらが、「青袗」は浅黄色のひとえの短い衣服という意味。 【典拠・出典】 『侯鯖録』「七...
【四字熟語】 漠漠濛濛 【読み方】 ばくばくもうもう 【意味】 ぼんやりしていてよく分からないさま。 【語源・由来】 「漠」は漠然の漠でぼんやりという意味。「濛」はうす暗いという意味。それぞれを二つ重ねて意味を強める。と...
【四字熟語】 白荼赤火 【読み方】 はくとせきか 【意味】 一面に軍を展開すること。 【語源・由来】 兵が一面に白い花のようにちり、赤い花が燃えさかるように展開すること。「荼」はちがや・のげし・にがな。 【典拠・出典】 ...
【四字熟語】 博識洽聞 【読み方】 はくしきこうぶん 【意味】 見聞が広く物事をよく知っていること。 【語源・由来】 「博識」は広く知る、「洽聞」は広く聞くという意味。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・博物広聞(はくぶ...
【四字熟語】 白玉微瑕 【読み方】 はくぎょくのびか 【意味】 りっぱな人あるいは物にわずかな欠点があるたとえ。 【語源・由来】 「微瑕」はほんのわずかな瑕のこと。 【典拠・出典】 蕭統「陶淵明集序」 【類義語】 ・白璧...
【四字熟語】 璞玉渾金 【読み方】 はくぎょくこんきん 【意味】 人の素質がすぐれていて飾りけのないたとえ。 【語源・由来】 まだ精錬されていない鉱石とまだ磨かれていない玉という意味で、天然の美質をいう。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 灞橋驢上 【読み方】 はきょうろじょう 【意味】 詩を作るのに絶好な場所のこと。 【語源・由来】 「灞橋」は長安の東にある灞水(川の名)にかかる橋。「驢」は驢馬の背の上という意味。「詩思は灞橋風雪の中、驢子...
【四字熟語】 波詭雲譎 【読み方】 はきうんけつ 【意味】 文章が自在で非常に巧妙なこと。 【語源・由来】 波や雲のように自由自在に限りなく変化すること。「詭」と「譎」はあやしい・あざむくという意味。転じて人の目を奪い驚...
【四字熟語】 馬鹿慇懃 【読み方】 ばかいんぎん 【意味】 度を越してていねいなこと。また、慇懃無礼なこと。 【語源・由来】 「慇懃」は丁寧なこと。ねんごろなこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・馬鹿丁寧(ばかていね...
【四字熟語】 破戒無慙 【読み方】 はかいむざん 【意味】 戒律を破っても少しも恥じないこと。 【語源・由来】 仏教語で「破戒」は僧が戒律を破ること。「慙」は恥という意味。 【典拠・出典】 - 破戒無慙(はかいむざん)の...
【四字熟語】 悖徳没倫 【読み方】 はいとくぼつりん 【意味】 人としての道をはずれた行いのこと。 【語源・由来】 「悖徳」は道徳に背くこと。「没倫」は倫理意識をなくすこと。 【典拠・出典】 - 悖徳没倫(はいとくぼつり...
【四字熟語】 買櫝還珠 【読み方】 ばいとくかんしゅ 【意味】 外見の立派さにとらわれ、真の価値を見失ってつまらないものを尊ぶこと。 【語源・由来】 「櫝」はふた付きの、物をしまう箱のこと。きれいな箱だけ買って、中の珠玉...
【四字熟語】 悖入悖出 【読み方】 はいにゅうはいしゅつ 【意味】 道理にそむいた手段で得た財貨は、道理にそむいた方法で出ていく。道理にはずれたことをすれば道理にもとった報いを受けること。 【語源・由来】 「悖」はそむく...
【四字熟語】 倍日幷行 【読み方】 ばいじつへいこう 【意味】 昼夜をわかたず急いで行くこと。 【語源・由来】 「倍日」は二日分のこと。「并」は合わせるという意味。二日分の行程を一日で行くこと。 【典拠・出典】 『史記』...
【四字熟語】 買妻恥醮 【読み方】 ばいさいちしょう 【意味】 夫を棄てた妻がその後の結婚を恥じること。 【語源・由来】 漢の朱買臣の妻は貧乏に耐えきれず、将来富貴になるだろうという夫の言葉を信ぜず、夫のもとを去った。の...
【四字熟語】 佩韋佩弦 【読み方】 はいいはいげん 【意味】 自分の性格を改めて修養しようと戒めのための物を身につけること。 【語源・由来】 「佩」は佩び物。「韋」はなめし皮でやわらかく、「弦」はゆみづるできびしい。 中...
【四字熟語】 年災月殃 【読み方】 ねんさいげつおう 【意味】 最も不幸な日のこと。 【語源・由来】 「年災」は天災で穀物が実らないこと。「殃」はわざわい・とがめ・天罰。 【典拠・出典】 『還魂記』「詗薬」 年災月殃(ね...
【四字熟語】 拈華微笑 【読み方】 ねんげみしょう 【意味】 言葉によらず、心から心へ伝えること。 【語源・由来】 「拈華」は華を指で拈ること。釈迦が弟子に説法しているとき、蓮の花をひねって見せたが、弟子たちはその意味が...
【四字熟語】 涅槃寂静 【読み方】 ねはんじゃくじょう 【意味】 涅槃は苦しみのない安穏な理想郷であるということ。 【語源・由来】 「涅槃」は煩悩を脱して永遠の生命を得ること。 【典拠・出典】 - 涅槃寂静(ねはんじゃく...
【四字熟語】 日昃之労 【読み方】 にっしょくのろう 【意味】 昼食も食べずに昼過ぎまで苦労して働くこと。 【語源・由来】 「日昃」は昼過ぎ・未の刻。今の午後二時頃。「昃」は日が西に傾くという意味。 【典拠・出典】 『後...
【四字熟語】 肉袒負荊 【読み方】 にくたんふけい 【意味】 思うままに処罰せよと謝罪する作法のこと。真心からの謝罪のたとえ。 【語源・由来】 はだ脱ぎして、笞刑に用いるいばらのつえを背負い、これで打ってくれと謝罪の意を...
【四字熟語】 肉山脯林 【読み方】 にくざんほりん 【意味】 ぜいたくな宴会のこと。 【語源・由来】 「脯」は干し肉のこと。なま肉が山のように、干し肉が林のように多いこと。 殷の紂王は、池に酒をたたえ、木々に肉を懸け、男...
【四字熟語】 南蛮北狄 【読み方】 なんばんほくてき 【意味】 古く中国人が南方や北方の異民族をさげすんで称したもの。 【語源・由来】 「南蛮」は南方のえびす、文化未開の民族。「北狄」は古代中国で、北方の異民族の称。 【...
【四字熟語】 南蛮鴃舌 【読み方】 なんばんげきぜつ 【意味】 うるさいだけで意味のわからない言葉。 【語源・由来】 「鴃舌」は百舌(もず)のさえずりのこと。南方の蛮人が話すわからない言葉。意味不明の外国人の話しぶり。 ...
【四字熟語】 悖出悖入 【読み方】 はいしゅつはいにゅう 【意味】 道理に反した法令を出せば人民の恨みの声となってはね返ってくる。 【語源・由来】 「悖」はそむく、さからうという意味。 【典拠・出典】 『大学』 悖出悖入...
【四字熟語】 輭紅塵中 【読み方】 なんこうじんちゅう 【意味】 繁華な都会の中。 【語源・由来】 「輭紅」はやわらかな花びら。転じて、繁華な都会の地という意味。「輭」は「軟」と同じ。「塵中」は華やかでにぎやかな町のほこ...
【四字熟語】 南橘北枳 【読み方】 なんきつほくき 【意味】 人も住む環境によって、よくも悪くもなること。 【語源・由来】 江南の橘を江北に移植すると食べられない枳に変わることから。 【典拠・出典】 『晏子春秋』「内篇・...
【四字熟議】 南轅北轍 【読み方】 なんえんほくてつ 【意味】 志と行動が相反するたとえ。 【語源・由来】 「轍」は車輪の跡・わだちのこと。「轅」は車のかじ棒・ながえという意味。わだちが北に向かっているのに、ながえを南に...
【四字熟語】 呑刀刮腸 【読み方】 どんとうかっちょう 【意味】 心を入れ替えて善になることのたとえ。 【語源・由来】 「刮腸」は小刀で内臓を抉り取るということ。刀を吞んで、腸をけずり汚れを除き去るという意味。「刮」はけ...
【四字熟語】 敦煌五竜 【読み方】 とんこうごりょう 【意味】 晋代に敦煌の人で太学(朝廷の大学)で名声のあった五人の称。索靖、索紒、索永、氾衷、張甝。 【語源・由来】 「敦煌」は甘粛省北西部の地で、西域との交通の要衝。...
【四字熟語】 斗量帚掃 【読み方】 とりょうそうそう 【意味】 自分のことを謙遜していう語。また、人や者があり余るほどあること。 【語源・由来】 「斗量」はますで量る。「帚掃」はほうきで掃くこと。ますで量り、ほうきで掃き...
【四字熟語】 咄咄怪事 【読み方】 とつとつかいじ 【意味】 驚くほど意外で怪しい出来事。また、非常に都合が悪くよくないこと。 【語源・由来】 「咄咄」は、意外さに驚いて発する声。 【典拠・出典】 『晋書』「殷浩伝」 咄...
【四字熟語】 突怒偃蹇 【読み方】 とつどえんけん 【意味】 岩石がごつごつと突き出た様子を人が怒った姿、またおごり高ぶるさまにたとえたもの。 【語源・由来】 「突怒」は激しく怒るさま。「偃蹇」は人のおごり高ぶるさま。 ...
【四字熟語】 咄嗟叱咤 【読み方】 とっさしった 【意味】 わめき叫びながら大声でしかること。 【語源・由来】 「咄嗟」はなげくこと、しかること。「叱咤」は大声でしかりつけること。 【典拠・出典】 蘇軾「三国論」 咄嗟叱...
【四字熟語】 訥言敏行 【読み方】 とつげんびんこう 【意味】 人格者はたとえ口は重くても、実行は正しく敏速でありたいということ。 【語源・由来】 「訥言」はことばが巧みでない。口べたという意味。「敏行」はすばやく行動す...
【四字熟語】 弩張剣抜 【読み方】 どちょうけんばつ 【意味】 情勢が緊迫して今にも戦いがはじまりそうなたとえ。また、書道で筆力がはげしくて気迫がこもっているたとえ。 【語源・由来】 『法書要録』引の『袁昂古今書評』より...
【四字熟語】 斗筲之人 【読み方】 としょうのひと 【意味】 器量の小さい人物のたとえ。 【語源・由来】 「斗」は一斗(周代では約1.94リットル)入りのます。「筲」は一斗二升入りの竹器。ともに小さな容器。 【典拠・出典...
【四字熟語】 斗斛之禄 【読み方】 とこくのろく 【意味】 わずかな俸禄。 【語源・由来】 一斗と一石、ます、わずかという意味。 【典拠・出典】 韓愈「祭十二郎文」 【類義語】 ・斗升之禄(としょうのろく) 斗斛之禄(と...
【四字熟語】 得隴望蜀 【読み方】 とくろうぼうしょく 【意味】 人間の欲望には限りがないということ。 【語源・由来】 「隴」は今の甘粛省、「蜀」は四川省の地域をいう。後漢の光武帝が隴の地を得た後に、さらに蜀の地まで手に...
【四字熟語】 独立不撓 【読み方】 どくりつふとう 【意味】 他人に頼らず自立して活動し、困難にあってもへこたれないこと。 【語源・由来】 「撓」は枝などがたわむという意味から、へこたれるという意味。 【典拠・出典】 -...
【四字熟語】 跿跔科頭 【読み方】 とくかとう 【意味】 勇猛な兵士のこと。 【語源・由来】 「跿跔」は足に何もはかないこと、素足。「科頭」はかぶとや頭巾などをつけない頭という意味。 【典拠・出典】 『史記』「張儀伝」 ...
【四字熟語】 独学孤陋 【読み方】 どくがくころう 【意味】 師匠や学問上の友もなく一人で学ぶと、見聞が狭くひとりよがりでかたくなになる。 【語源・由来】 「孤陋」は見識が狭くひとりよがりでかたくななこと。 【典拠・出典...
【四字熟語】 得意忘言 【読み方】 とくいぼうげん 【意味】 真理を体得すれば言葉の助けはいらない。言葉は意味や真理を捕らえるための道具であり、意味や真理を捕らえたあとはわすれてしまえばよいという荘子の説。 【典拠・出典...
【四字熟語】 蠹居棊処 【読み方】 ときょきしょ 【意味】 いたるところに悪人がいることのたとえ。 【語源・由来】 「蠹」はきくいむし、衣服や書物を食べる虫。木のしんを食うきくい虫が木におり、碁石が盤面にちらばるように、...
【四字熟語】 兎起鳧挙 【読み方】 ときふきょ 【意味】 すばやいことのたとえ。 【語源・由来】 「鳧挙」はかもがぱっと飛び上がるという意味。 【典拠・出典】 『呂氏春秋』「論威」 兎起鳧挙(ときふきょ)の使い方 兎起鳧...
【四字熟語】 螳螂之斧 【読み方】 とうろうのおの 【意味】 微弱な者が自分の力をかえりみずに強者に立ち向かうたとえ。 【語源・由来】 『韓信外伝』「八」より。かまきりが足をあげて斉の荘公の車に立ち向かったという故事から...
【四字熟語】 蟷螂之衛 【読み方】 とうろうのえい 【意味】 微弱な兵力・兵備のたとえ。 【語源・由来】 「螳螂」はかまきり。「衛」はまもり・守備、防備する人という意味。 【典拠・出典】 『文選』左思「魏都賦」 蟷螂之衛...
【四字熟語】 桃李成蹊 【読み方】 とうりせいけい 【意味】 徳がある人のもとにはだまっていても自然に人が集まってくるということ。 【語源・由来】 花が美しく実がうまい桃やすももの木の下には、それにひかれて人が集まってく...
【四字熟語】 瞠目結舌 【読み方】 どうもくけつぜつ 【意味】 驚いて呆然とすること。 【語源・由来】 「瞠目」は驚いて目を見張ること。「結舌」は舌を結ぶという意味から、ものを言わないこと。ひどく驚いて目をむき、舌をこわ...
【四字熟語】 橦末之伎 【読み方】 とうまつのぎ 【意味】 かるわざ。 【語源・由来】 竿の先で行う曲芸のこと。「橦末」は竿の先。 【典拠・出典】 張衡「西京賦」 橦末之伎(とうまつのぎ)の使い方 橦末之伎(とうまつのぎ...
【四字熟語】 同袍同沢 【読み方】 どうほうどうたく 【意味】 苦労をともにする親密な友。また、戦友のこと。 【語源・由来】 衣服をともにするという意味から。「袍」はわた入れ。「沢」は肌着。一夜のわた入れや肌着を貸したり...
【四字熟語】 螳臂当車 【読み方】 とうひとうしゃ 【意味】 微弱な者が自分の力をかえりみず強者に立ち向かうたとえ。 【語源・由来】 『韓詩外伝』「八」より。かまきりがそのかまをを振り上げて車に立ち向かうという意味。かま...
【四字熟語】 頭童歯豁 【読み方】 とうどうしかつ 【意味】 年寄りの様子。老人のこと。または、年老いていくこと。 【語源・由来】 「頭童」は子どもの坊主頭から転じて、頭髪がなくなること。「歯豁」は歯と歯の間がひらいてま...
【四字熟語】 銅駝荊棘 【読み方】 どうだけいきょく 【意味】 国の滅亡を嘆くことのたとえ。 【語源・由来】 宮殿が破壊されつくし、銅製のらくだがいばらの中にうち捨てられているのを嘆くという意味。「駝」はらくだ。「荊棘」...
【四字熟語】 冬扇夏鑪 【読み方】 とうせんかろ 【意味】 無用なもの。役に立たないもののたとえ。夏の火鉢と冬の扇のことで、時期はずれの無用なもの、役に立たない人物やもののたとえ。君主の信用や寵愛を失った者、また、恋人に...
【四字熟語】 蹈節死義 【読み方】 とうせつしぎ 【意味】 節操を守り、正義のために命を捨てること。 【語源・由来】 「蹈節」は節操を守ること。「死義」は正義のために死ぬこと。 【典拠・出典】 『晋書』「元帝紀」 蹈節死...
【四字熟語】 同心戮力 【読み方】 どうしんりくりょく 【意味】 心を一つにして力を合わせ一致協力すること。 【語源・由来】 「同心」は心を合わせること。「戮力」は力を合わせること。努力すること。 【典拠・出典】 『春秋...
【四字熟語】 桃傷李仆 【読み方】 とうしょうりふ 【意味】 兄弟が互いに争い、反目することのたとえ。 【語源・由来】 桃がきずつき、すももが倒れるという意味。「仆」はたおれる、たおれ死ぬ、ころすという意味。 【典拠・出...
【四字熟語】 銅牆鉄壁 【読み方】 どうしょうてっぺき 【意味】 守りの堅固なことのたとえ。 【語源・由来】 銅の垣根と鉄の壁という意味。「牆」は垣根のこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・金城鉄壁(きんじょうてっぺ...
【四字熟語】 倒載干戈 【読み方】 トウサイカンカ 【意味】 戦いがすんで平和になったことの形容。 【語源・由来】 武器を上下さかさまに車に載せるという意味。「干戈」は盾と矛で、武器の総称。 周の武王が殷の紂王を討伐して...
【四字熟語】 党錮之禍 【読み方】 とうこのわざわい 【意味】 政党や党派をつくることからおこるわざわい。 【語源・由来】 「党錮」は党人を禁固するという意味。後漢の末、宦官が政権をほしいままにするのを見て、気骨のある士...
【四字熟語】 桃弧棘矢 【読み方】 とうこきょくし 【意味】 災いをとりのぞくこと。 【語源・由来】 「桃弧」は桃の木で作った弓。「棘矢」はいばらの木で作った矢。ともに魔よけにした。 【典拠・出典】 『春秋左氏伝』「昭公...
【四字熟語】 騰蛟起鳳 【読み方】 とうこうきほう 【意味】 才能が特別すぐれていること。 【語源・由来】 「騰蛟」は天おどり上がる蛟竜(竜の一種で洪水を起こすことができるという伝説上の動物)、「起鳳」は飛び立つ鳳凰のこ...
【四字熟語】 韜光晦迹 【読み方】 とうこうかいせき 【意味】 才能などを包み隠して表面にあらわさないこと。 【語源・由来】 「韜」は包む、包み隠すという意味。「光」は人の才能などのたとえ。「晦」はくらます、隠すという意...
【四字熟語】 洞見癥結 【読み方】 どうけんちょうけつ 【意味】 隠れたわかりにくい障害をはっきり見抜くこと。 【語源・由来】 「洞見」は見通す、見抜くという意味。「癥結」は腹の中にできたしこりで、転じて、隠れた障害とい...
【四字熟語】 同衾共枕 【読み方】 どうきんきょうちん 【意味】 同じしとねに枕を同じくして寝ること。主として男女が布団を同じくして睦まじく寝ることをいう。 【語源・由来】 「衾」は掛け布団・夜具・しとね。 【典拠・出典...
【四字熟語】 刀鋸鼎鑊 【読み方】 とうきょていかく 【意味】 昔の刑罰の道具。また刑罰。 【語源・由来】 「刀鋸」は刀とのこぎり。「鼎鑊」は人を煮るかまのこと。いずれも転じて刑罰という意味がある。 【典拠・出典】 蘇軾...
【四字熟語】 道揆法守 【読み方】 どうきほうしゅ 【意味】 道理をもって物事をはかり定め、法度をみずから守る。 【語源・由来】 「揆」ははかるという意味。もと「道揆」は上位者、「法守」は下位者についていった語。 【典拠...
【四字熟語】 恫疑虚喝 【読み方】 どうぎきょかつ 【意味】 心中ではびくびくしながら相手をおどすこと。 【語源・由来】 「恫疑」は恐れてためらう、「疑」はどうしようかと迷うこと。「虚喝」は虚勢をはっておどすこと。からお...
【四字熟語】 桃花癸水 【読み方】 とうかきすい 【意味】 女性の月経をいう。つきのもの。つきのさわり。 【語源・由来】 「癸」は、みずのと。水に属し、「癸水」は女性の月経という意味。「桃花」は女性を象徴させた雅語。 【...
【四字熟語】 冬溫夏凊 【読み方】 とうおんかせい 【意味】 親に孝行を尽くすこと。 【語源・由来】 「凊」は「涼」に同じで、涼しいという意味。冬は温かく、夏は涼しくて、過ごしやすくしてあげるという意味から。 【典拠・出...
【四字熟語】 蕩佚簡易 【読み方】 とういつかんい 【意味】 のんびりして自由なこと。寛大でやさしいこと。また、ほしいままでしまりのないこと。 【語源・由来】 「蕩佚」はのんびりと自由なこと。「簡易」は簡単でやさしい。性...
【四字熟語】 天門開闔 【読み方】 てんもんかいこう 【意味】 天の造化の門が開き閉じる。開くと万物が生成し、閉じると消滅することから、万物の生滅変化をいう。 【語源・由来】 「天門」は万物が生まれ出る門。老荘思想でいう...
【四字熟語】 典謨訓誥 【読み方】 てんぼくんこう 【意味】 聖人の教え。経典のこと。 【語源・由来】 『書経』は儒教の経典で五経の一つ。夏・殷・周三代から秦の穆公までの政治に関する記録。『尚書』ともいう。典は尭典・舜典...
【四字熟語】 顛沛流浪 【読み方】 てんぱいるろう 【意味】 つまずき倒れながらさまよい歩くこと。 【語源・由来】 「顛沛」はつまづき倒れること。「流浪」は所を定めずさすらうという意味。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ...
【四字熟語】 天地開闢 【読み方】 てんちかいびゃく 【意味】 天地のはじまり。世界のはじまり。天地創造。 【語源・由来】 「開闢」は天地の開けはじめのこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・開天闢地(かいてんへきち)...
【四字熟語】 恬淡寡欲 【読み方】 てんたんかよく 【意味】 あっさりして欲の少ないこと。人の性格にいう。 【語源・由来】 「恬」は心が静かであっさりしているという意味。「寡」はすくない。 【典拠・出典】 - 恬淡寡欲(...
【四字熟語】 椽大之筆 【読み方】 てんだいのふで 【意味】 重厚で堂々としたりっぱな文章。 【語源・由来】 「椽」は家の棟から軒にかけた屋根を支えるたる木。 王珣がたる木のような大きな筆をもらった夢を見てから、堂々とし...
【四字熟語】 霑体塗足 【読み方】 てんたいとそく 【意味】 苦労して労働すること。 【語源・由来】 からだをぬらし、足をどろまみれにして、野良仕事をすることから。「霑」はうるおす、ぬらすこと。「塗」はどろにまみれる、よ...
【四字熟語】 点睛開眼 【読み方】 てんせいかいがん 【意味】 物事の最も大切なところ。物事を完成するための最後の大切な仕上げ。 【語源・由来】 「睛」は目玉のことで、物事の肝心なところという意味。最終の仕上げが不十分で...
【四字熟語】 天潢之派 【読み方】 てんこうのは 【意味】 皇室。皇族のこと。 【語源・由来】 庾信の文より。「天潢」は天の川、皇族、天子の一族のこと。 【典拠・出典】 天潢之派(てんこうのは)の使い方 天潢之派(てんこ...
【四字熟語】 天顔咫尺 【読み方】 てんがんしせき 【意味】 天子(君主)のおそばに侍ること。 【語源・由来】 「天顔」は天子の顔。「咫」は八寸、「咫尺」は間近な距離のこと。 【典拠・出典】 劉禹錫「望賦」 【類義語】 ...
【四字熟語】 天宇地廬 【読み方】 てんうちろ 【意味】 天と地。天地。この世。 【語源・由来】 「天宇」は天空。転じて天下という意味。「地廬」は地のいおり、大地という意味。 【典拠・出典】 『文選』左思「魏都賦」 天宇...
【四字熟語】 轍乱旗靡 【読み方】 てつらんきび 【意味】 軍隊などが敗走する形容。 【語源・由来】 兵車のわだちの跡が乱れ軍旗がしなだれるという意味。「轍」はしおれる、しなだれること。 【典拠・出典】 『春秋左氏伝』「...
【四字熟語】 跌蕩放言 【読み方】 てっとうほうげん 【意味】 まわりの人をまったく気にしないでしゃべりちらすこと。ほしいままに放言すること。 【語源・由来】 「跌蕩」はしまりがなくほしいままという意味。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 鉄中錚錚 【読み方】 てっちゅうのそうそう 【意味】 凡人の中では少しすぐれているもののたとえ。金や銀に比べて価値の劣る鉄でも少し響きの美しいものという意味。 【語源・由来】 「錚錚」は金属の音の形容。 【...
【四字熟語】 適楚北轅 【読み方】 てきそほくえん 【意味】 志と行動とが相反するたとえ。 【語源・由来】 「轅」は馬車または牛車の車体の左右両側から出ている二本のかじ棒のこと。それを北に向けているわけだから、目指してい...
【四字熟語】 擿埴冥行 【読み方】 てきしょくめいこう 【意味】 学問をするのに、その方法を知らないことのたとえ。 【語源・由来】 「擿埴」は盲人が杖で地面をたたきながら道を行くこと。「擿」はさぐる。「埴」は地面・粘土質...
【四字熟語】 朝耕暮耘 【読み方】 ちょうこうぼうん 【意味】 農耕に励むこと。 【語源・由来】 「耕」はたがやす。「耘」は草ぎるという意味。 【典拠・出典】 『輟耕録』「検田吏」 朝耕暮耘(ちょうこうぼうん)の使い方 ...
【四字熟語】 竹帛之功 【読み方】 ちくはくのこう 【意味】 歴史に名を残すような功績や手柄のこと。 【語源・由来】 「竹」は、竹の札。「帛」は、絹の布。ともに古代中国で、紙のなかったころ文書を記す材料に使われた。 【典...
【四字熟語】 弾丸黒痣 【読み方】 だんがんこくし 【意味】 きわめて狭い土地のたとえ。 【語源・由来】 「弾丸」は小鳥をとるはじき玉。「黒痣」はほくろのこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・弾丸之地(だんがんのち)...
【四字熟語】 剃頭辮髪 【読み方】 ていとうべんぱつ 【意味】 中国の周辺民族で行われた髪型。 【語源・由来】 頭の四周をぐるりと剃って中央部の残った長い髪を編んで後ろに垂らしたもの。古くから行われたが、特に清朝では漢民...
【四字熟語】 綈袍恋恋 【読み方】 ていほうれんれん 【意味】 昔なじみを忘れない友情の厚いことのたとえ。 【語源・由来】 「綈袍」はつむぎ地の綿入れ・どてらの類。「恋恋」は情のこまやかなさま。 中国戦国時代、魏の須賈は...
【四字熟語】 鼎鐺玉石 【読み方】 ていとうぎょくせき 【意味】 非常な贅沢をするたとえ。 【語源・由来】 宝物のかなえを日用のなべのように使い、宝玉を石と同様にみなすという意味。「鼎」は三足または四足で主に祭器として用...
【四字熟語】 廷諍面折 【読み方】 ていそうめんせつ 【意味】 面と向かって臆することなく争論すること。 【語源・由来】 「廷諍」は朝廷で争論すること。剛直の臣についていう。「面折」は面と向かって責める。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 定省温凊 【読み方】 ていせいおんせい 【意味】 親に孝養を尽くすこと。 【語源・由来】 冬には暖かく夏には涼しく過ごせるよう配慮し、夜には寝床を整え定め朝にはご機嫌を伺う。もと人の子たる者の礼を説いた語。...
【四字熟語】 低唱浅斟 【読み方】 ていしょうせんしん 【意味】 少々酒を飲んで小声で歌を口ずさむこと。 【語源・由来】 「低唱」は低い声で詩や歌を歌うこと。「浅斟」は軽く酒をくみかわす。 【典拠・出典】 - 【類義語】...
【四字熟語】 渟膏湛碧 【読み方】 ていこうたんぺき 【意味】 水があぶらのように深く静かによどんで深緑色にたたえているさま。 【語源・由来】 「渟」は水が止まって流れないさま。「湛碧」は深緑色の水をたたえていること。 ...
【四字熟語】 棣鄂之情 【読み方】 ていがくのじょう 【意味】 兄弟が仲良くむつまじくする情。 【語源・由来】 「棣」はにわうめ。「鄂」は花のがくをいう。にわうめの花のがくが寄り集まり美しく咲くことに兄弟の情をたとえたも...
【四字熟語】 低徊趣味 【読み方】 ていかいしゅみ 【意味】 世俗を離れて、余裕ある心で自然や芸術にひたる態度。 【語源・由来】 「低徊」は思いにふけり、行きつもどりつするさま。自然主義への反発から夏目漱石が高岡虚子の「...
【四字熟語】 殢雨尤雲 【読み方】 ていうゆううん 【意味】 男女の情交のこと。よりそってむつみあうさま。しなだれかかるさま。 【語源・由来】 「殢」「尤」はまとわりつくという意味。「雲雨」は楚の懐王が巫山の神女とむつみ...
【四字熟語】 墜茵落溷 【読み方】 ついいんらくこん 【意味】 人には運不運があるということ。 【語源・由来】 「茵」はしとね・敷物のこと。「溷」はかわやという意味。風に吹かれて散った花が、あるものは幸運なことに敷物の上...
【四字熟語】 枕流漱石 【読み方】 ちんりゅうそうせき 【意味】 強情で負け惜しみの強いこと。また、うまくこじつけて言い逃れをすること。 【語源・由来】 西晋の孫楚が隠遁を望み「石に枕し流れに漱ぐような自然な暮らしがした...
【四字熟語】 陳蔡之厄 【読み方】 ちんさいのやく 【意味】 旅の途中で災難にあうたとえ。 【語源・由来】 孔子が諸国歴遊中に陳と蔡の国境近辺で、兵に囲まれ、食料が足りずに苦労した災難のこと。 【典拠・出典】 『史記』「...
【四字熟語】 枕戈待旦 【読み方】 ちんかたいたん 【意味】 戦いの備えをおこたらないこと。 【語源・由来】 戈を枕にして眠り、朝になるのを待つという意味。いつも戦場に身をさらしていること。 【典拠・出典】 『晋書』「劉...
【読み方】 ちょれきのざい 【意味】 役に立たない人やもの。自己の謙称。 【語源・由来】 「樗櫟」はおうちとくぬぎで役に立たない木、無用の材。無能の人。 【典拠・出典】 『荘子』「逍遥遊」 【類義語】 ・樗櫟散木(ちょれ...
【四字熟語】 樗櫟散木 【読み方】 ちょれきさんぼく 【意味】 役に立たない人やもの。自己の謙称。 【語源・由来】 「樗櫟」はおうちとくぬぎで役に立たない木、無用の材。無能の人。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・樗櫟之...
【四字熟語】 豬突豨勇 【読み方】 ちょとつきゆう 【意味】 いのししのように勇ましい武者のこと。 【語源・由来】 漢の王莽が組織した軍隊の名。「豬突」はいのししのようにがむしゃらに突き進むこと。 【典拠・出典】 『漢書...
【四字熟語】 佇思停機 【読み方】 ちょしていき 【意味】 しばらくの間その場に立ち止まって、あれこれ思いなやみ、こころのはたらきをやめてしまうこと。 【語源・由来】 「機」は心のはたらき・作用。 【典拠・出典】 『碧巌...
【四字熟語】 直截簡明 【読み方】 ちょくせつかんめい 【意味】 くどくどしくなくきっぱりしていること。また、そのさま。文章や人の性質などを評していう。 【語源・由来】 「直截」はすぐに裁決する、きっぱりしているという意...
【四字熟語】 直言骨鯁 【読み方】 ちょくげんこっこう 【意味】 遠慮しないで直言し、意志強固で人に屈しないこと。 【語源・由来】 「直言」は思っていることを遠慮なしでいうこと。「骨鯁」は君主のあやまちを諫める剛直な忠臣...
【四字熟語】 直往邁進 【読み方】 ちょくおうまいしん 【意味】 ただ一すじに突き進む。ためらわずに突き進むこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・勇往邁進(ゆうおうまいしん) ・猪突猛進(ちょとつもうしん) 直往邁進...
【四字熟語】 雕文刻鏤 【読み方】 ちょうぶんこくる 【意味】 文章中の字や句を美しく飾ること。模様を彫刻し、金銀をちりばめること。 【語源・由来】 「雕文」は模様を彫刻すること。また彫刻された模様のこと。「鏤」はきざむ...
【四字熟語】 嘲風哢月 【読み方】 ちょうふうろうげつ 【意味】 風や月を題材にして詩歌を作ること。 【語源・由来】 「嘲風」は文章家のたわむれに作った詩文をそしる語。「哢月」は月をながめ楽しむこと。 【典拠・出典】 -...
【四字熟語】 糶糴斂散 【読み方】 ちょうてきれんさん 【意味】 豊作の年には政府が米を買い上げ、それを凶作の年に安く売ること。 【語源・由来】 「糶」は米穀を売り出すこと。「糴」は米穀を買い入れること。「斂」は収める、...
【四字熟語】 喋喋喃喃 【読み方】 ちょうちょうなんなん 【意味】 小声で親しげに話しあうさま。男女がむつまじげに語りあうさま。 【語源・由来】 「喋喋」は口数多くしきりにしゃべるさま。「喃喃」は小声でささやくさま。 【...
【四字熟語】 彫虫篆刻 【読み方】 ちょうちゅうてんこく 【意味】 取るに足りない小細工。虫の形や複雑な篆書の字を細かく刻みつけるように、文章を作るのに字句を美しく飾りたてること。 【語源・由来】 「彫」と「刻」はともに...
【四字熟語】 冢中枯骨 【読み方】 ちょうちゅう(の)ここつ 【意味】 無能でとりえのない人のたとえ。 【語源・由来】 「冢」は墓のことで、墓の中の白骨のこと。 【典拠・出典】 『三国志』「蜀志・先主伝」 冢中枯骨(ちょ...
【四字熟語】 朝齏暮塩 【読み方】 ちょうせいぼえん 【意味】 極貧のたとえ。 【語源・由来】 朝に塩づけの野菜を食べ、晩に塩をなめるような生活のこと。赤貧。「齏」はなます・あえもの・つけ物・粗食。 【典拠・出典】 韓愈...
【四字熟語】 嘯風弄月 【読み方】 しょうふうろうげつ 【意味】 自然の風景に親しみ、風流を好んで楽しむこと。 【語源・由来】 「嘯」は口をすぼめて声を長く引いて歌を口ずさむさまで、「嘯風」は風に合わせて歌うこと、「弄月...
【四字熟語】 長江天塹 【読み方】 ちょうこうてんざん 【意味】 長江は天然の塹壕だということ。 【語源・由来】 「長江」は揚子江のこと。「塹」は城の周りの堀で、「天塹」は敵の攻撃を防ぐ、天然自然の堀のこと。 【典拠・出...
【四字熟語】 懲羮吹膾 【読み方】 ちょうこうすいかい 【意味】 一度失敗したことに懲りて、必要以上に用心になりすぎること。 【語源・由来】 「羹」は肉・野菜などを熱く煮た汁(あつもの)。「膾」は生肉の冷たいあえもの(な...
【四字熟語】 朝憲紊乱 【読み方】 ちょうけんびんらん 【意味】 国家のおきてが乱れること。 【語源・由来】 「朝憲」は国家が定めた法律や規則のこと。「紊乱」は道徳や秩序が乱れるという意味。 【典拠・出典】 - 朝憲紊乱...
【四字熟語】 重熙累洽 【読み方】 ちょうきるいこう 【意味】 光明を重ねて広く恩恵が行きわたること。代々の天子が賢明で、太平が長く続くこと。 【語源・由来】 「重熙」は光明を重ねること。「洽」天子の徳があまねく行きわた...
【四字熟語】 鳥革翬飛 【読み方】 ちょうかくきひ 【意味】 家の造りが美しくて立派なこと。 【語源・由来】 「革」は翼、「翬」は雉のこと。鳥が翼をひろげ、美しい雉が飛ぶさま。宮殿の美しく立派なさまを例えた語。 【典拠・...
【四字熟語】 張王李趙 【読み方】 ちょうおうりちょう 【意味】 これといって取り柄のない平凡な人のこと。 【語源・由来】 張・王・李・趙はいずれも中国の姓のうち最もありふれたものであるということから。 【典拠・出典】 ...
【四字熟語】 超軼絶塵 【読み方】 ちょういつぜつじん 【意味】 非常に軽やかに速く走ること。 【語源・由来】 「絶塵」は塵ひとつ立てずに、きわめて速く走るという意味。馬などが疾駆するさまをいう。 【典拠・出典】 『荘子...
【四字熟語】 黜陟幽明 【読み方】 ちゅっちょくゆうめい 【意味】 正しい基準に従って人材を評価すること。 【語源・由来】 「黜陟」は退けることと官位を引きあげること。「幽明」は暗愚と賢明という意味。暗愚なものを退け、賢...
【四字熟語】 仲連蹈海 【読み方】 ちゅうれんとうかい 【意味】 節操が清く高いたとえ。 【語源・由来】 「仲連」は中国、戦国時代の斉の人。清廉で拘束を好まない性質で仕官しなかった。「蹈海」は海に身を投げて死ぬこと。「蹈...
【四字熟語】 綢繆未雨 【読み方】 ちゅうびゅうみう 【意味】 前もって準備をしてわざわいを防ぐこと。 【語源・由来】 「綢繆」は固めふさぐ、つくろうこと。「未雨」はまだ雨が降らないうちにという意味。雨が降る前に巣の透き...
【四字熟語】 躊躇逡巡 【読み方】 ちゅうちょしゅんじゅん 【意味】 ためらって進まないこと。 【語源・由来】 「躊躇」はためらう、ぐずぐずするという意味。「逡巡」はあとずさりする、ぐずぐずするという意味。ほぼ同意の熟語...
【四字熟語】 疇昔之夜 【読み方】 ちゅうせきのよ 【意味】 昨夜。ゆうべ。 【語源・由来】 「疇昔」はきのう・昨日・ゆうべ・むかし。 【典拠・出典】 『礼記』「檀弓・上」 疇昔之夜(ちゅうせきのよ)の使い方 疇昔之夜(...
【四字熟語】 誅心之法 【読み方】 ちゅうしんのほう 【意味】 実際の行為として現れなくても、心の中が正しくなければ、それを処罰する筆法。 【語源・由来】 「誅心」は心の不純を罰すること。『春秋』はこうした筆法を用いてい...
【四字熟語】 昼耕夜誦 【読み方】 ちゅうこうやしょう 【意味】 貧乏な生活のなかで勉学に励むこと。 【語源・由来】 「誦」はそらんじること。昼間は畑を耕して仕事をし、夜になってから書物をそらんじて勉強をするという意味か...
【四字熟語】 中権後勁 【読み方】 ちゅうけんこうけい 【意味】 戦略・陳容ともに整っていること。 【語源・由来】 「権」ははかりごとという意味で、「中権」は中央の軍に将軍がいて計略をめぐらすこと。「勁」は強いという意味...
【四字熟語】 蟄居屏息 【読み方】 ちっきょへいそく 【意味】 江戸時代、公家・武士に科した刑の一つ。家にこもって外出せず、息を殺して、おそれつつしむこと。 【語源・由来】 「蟄居」は家の中にとじこもっていること、隠れて...
【四字熟語】 竹苞松茂 【読み方】 ちくほうしょうも 【意味】 新築家屋の落成を祝う語。 【語源・由来】 「竹苞」は竹が叢り生えているように堅固なことで、家の下部構造をほめる語。「松茂」は松が青々と茂っているようにみごと...
【四字熟語】 湛盧之剣 【読み方】 たんろのけん 【意味】 静かに澄みきった黒い剣。 【語源・由来】 呉王闔閭の名剣。「湛」はたたえる、澄む、しずむという意味。「盧」はここでは黒色という意味。 【典拠・出典】 『越絶書』...
【四字熟語】 探驪獲珠 【読み方】 たんりかくしゅ 【意味】 驪竜の顎の下を探って珠玉を手に入れる。転じて、危険を冒して大きな利益を得るたとえ。また、要領を得た素晴らしい文章を作ることのたとえとしても用いる。 【語源・由...
【四字熟語】 断爛朝報 【読み方】 だんらんちょうほう 【意味】 きれぎれになって、続き具合のわからない朝廷の記録のこと。また、『春秋』をそしっていう語。 【語源・由来】 「断爛」は破れてぼろぼろになること。「朝報」は朝...
【四字熟語】 貪夫徇財 【読み方】 たんぷじゅんざい 【意味】 欲深い者は、金のためなら何でもするということ。 【語源・由来】 「貪夫」は欲の深い男のこと。「徇財」は命がけで金を求める、金のためなら命を捨てるという意味。...
【四字熟語】 談天雕竜 【読み方】 だんてんちょうりょう 【意味】 弁論や文章の内容が広大かつ深遠で、また巧みなこと。転じて、広大ではあっても実用には役立たない無駄な議論や行為。 「談天」は、天を論ずること。「雕竜」は、...
【四字熟語】 袒裼裸裎 【読み方】 たんせきらてい 【意味】 はなはだ無礼なこと。 【語源・由来】 「袒裼」はひじをあらわす、肌ぬぎになること。「裸裎」は裸になること。 【典拠・出典】 『孟子』「公孫丑・上」 袒裼裸裎(...
【四字熟語】 断薺画粥 【読み方】 だんせいかくしゅく 【意味】 貧乏に耐えて勉学に励むこと。 【語源・由来】 「薺」はなずな(ぺんぺん草)のことで、「断薺」はなずなをきざむこと。「画」はたてよこに線を引いて四つに区切る...
【四字熟語】 箪食壺漿 【読み方】 たんしこしょう 【意味】 食べ物・飲み物を用意し、軍隊を歓迎すること。また広く、歓迎することをいう。 【語源・由来】 「箪」は竹でできたわりご。「漿」は酒以外の飲み物。食べ物を竹の器に...
【四字熟語】 断港絶潢 【読み方】 だんこうぜっこう 【意味】 他から孤立した辺鄙なところのこと。 【語源・由来】 「断港」は海へ通じる航路を断たれた港のこと。「絶潢」は水の出口がない水たまりの池という意味。 【典拠・出...
【四字熟語】 断鶴続鳧 【読み方】 だんかくぞくふ 【意味】 生まれつきの自然のあり方に手を加え損なうこと。 【語源・由来】 「鳧」は鴨のこと。鶴の足が長いからといって短く切り、鴨の足が短いからといってつぎ足して長くする...
【四字熟語】 蛇蚹蜩翼 【読み方】 だふちょうよく 【意味】 互いにもちつもたれつの関係にあること。 【語源・由来】 「蛇蚹」は蛇の下腹にあるうろこのこと。「蜩」は蝉のことで、「蜩翼」は蝉の羽という意味。蛇はうろこによっ...
【四字熟語】 多銭善賈 【読み方】 たせんぜんこ 【意味】 資材や条件が整っていれば成功しやすいということ。 【語源・由来】 「多銭」は元手・資本がたくさんあること。「善賈」はよい商いをするという意味。資本がたくさんある...
【四字熟語】 踔厲風発 【読み方】 たくれいふうはつ 【意味】 議論がうまく風のようにはやく口から出ること。雄弁の形容。 【語源・由来】 「踔厲」は勢いのすぐれてはげしいこと。「風発」は風が起こるように勢いのはげしいこと...
【四字熟語】 濁流滾滾 【読み方】 だくりゅうこんこん 【意味】 濁った水が盛んに流れるさま。 【語源・由来】 「濁流」は濁った水の流れのこと。「滾滾」は水が盛んに流れるという意味。 【典拠・出典】 - 濁流滾滾(だくり...
【四字熟語】 濯纓濯足 【読み方】 たくえいたくそく 【意味】 世のなりゆきに応じて進退すること。また、善行すれば尊ばれ、悪行をすれば卑しまれるということ。また世俗を超越すること。 【語源・由来】 「濯」は洗う、すすぐと...
【四字熟語】 対驢撫琴 【読み方】 たいろぶきん 【意味】 愚かな者に物の道理を説いても役に立たないたとえ。 【語源・由来】 「驢」はろばのこと。「撫」はつまびくという意味。ろばにむかって琴をつまびくということから。 【...
【四字熟語】 帯厲之誓 【読み方】 たいれいのちかい 【意味】 功臣の家は末長く絶やさせないという約束。 【語源・由来】 黄河が帯のように細くなり、泰山が砥石のように平らになっても変わらないという意味。 【典拠・出典】 ...
【四字熟語】 大貉小貉 【読み方】 たいばくしょうばく 【意味】 文化程度の低い野蛮人のような為政者のこと。 【語源・由来】 「貉」は野蛮人のたとえ。 【典拠・出典】 『春秋公羊伝』「宣公一五年」 【類義語】 ・大桀小桀...
【四字熟語】 黛蓄膏渟 【読み方】 たいちくこうてい 【意味】 水面が非情に静かなさま。まゆずみをたくわえ、あぶらをたたえたような静かな水面という意味。 【語源・由来】 「渟」は水などを深くたたえていること。 【典拠・出...
【四字熟語】 大沢礨空 【読み方】 だいたくらいくう 【意味】 大小がひどくかけ離れていることのたとえ。大きな沢と小さい穴の意。 【語源・由来】 「大沢」は大きな沢、広い沼地。「礨空」は小さな穴、あり穴。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 頽堕委靡 【読み方】 たいだいび 【意味】 身体や気力などが、しだいにくずれおとろえること。 【語源・由来】 「頽堕」はくずれおちる、だらしがなくなること。「委靡」は衰え弱る、ふるわないこと。 【典拠・出典...
【四字熟語】 対牀夜雨 【読み方】 たいしょうやう 【意味】 兄弟や友人の間柄がたいへん親密なたとえ。 【語源・由来】 夜、雨の音を聞きながら寝台を並べて、兄と弟が仲よく寝ることから。「牀」はねどこ・寝台のこと。「対牀」...
【四字熟語】 対牀風雪 【読み方】 たいしょうふうせつ 【意味】 夜通し隣どうしの寝床の中で語り合うこと。 【語源・由来】 風雨の夜に友二人が寝台に寝、またはこしかけにすわって語りあかすこと。「牀」は寝台・こしかけ・ゆか...
【四字熟語】 太羹玄酒 【読み方】 たいこうげんしゅ 【意味】 規則のみにしばられた淡白で面白味のない文章のたとえ。守ることばかりの面白味のない文章のたとえ。「太羹」と「玄酒」。 【語源・由来】 「太羹」は味のついていな...
【四字熟語】 大桀小桀 【読み方】 たいけつしょうけつ 【意味】 悪い為政者。残虐な暴君のことをいう。 【語源・由来】 「桀」は夏の暴君桀王のこと。 【典拠・出典】 『春秋公羊伝』「宣公一五年」 【類義語】 ・大貉小貉(...
【四字熟語】 大衾長枕 【読み方】 たいきんちょうちん 【意味】 兄弟の仲むつまじいこと。また交情が親密なこと。大きな夜着と長いまくら。寝具。 【語源・由来】 蔡邕の『協和婚賦』より。「衾」は寝るときにからだをおおうもの...
【四字熟語】 大廈棟梁 【読み方】 たいかのとうりょう 【意味】 国の重要な任務をになう人材のたとえ。 【語源・由来】 「大廈」は大きな家屋、大建築。「棟梁」はむな木とはり。ともに、家屋の重要な部分。転じて、一国を支える...
【四字熟語】 大海撈針 【読み方】 たいかいろうしん 【意味】 ほとんど実現不可能なこと。 【語源・由来】 「撈」はすくいあげるという意で、大海の底に落ちた針をすくいあげること。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・東海撈...
【四字熟語】 孫楚漱石 【読み方】 そんそそうせき 【意味】 強情で負け惜しみの強いこと。また、うまくこじつけていい逃れをすること。 【語源・由来】 西晋の孫楚が隠遁を望み「石に枕し流れに漱ぐような自然な暮らしがしたい」...
【四字熟語】 樽俎折衝 【読み方】 そんそせっしょう 【意味】 なごやかに交渉すること。武力を用いず飲食をともにしながらかけひきをする外交交渉のこと。 【語源・由来】 「樽俎」は酒だると肉料理をのせる台。「折衝」は敵の兵...
【四字熟語】 率先躬行 【読み方】 そっせんきゅうこう 【意味】 人がするまえに自分から進んで実行すること。 【語源・由来】 「率先」は人に先立つこと。「躬行」はみずから行うこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・率先...
【四字熟語】 麤枝大葉 【読み方】 そしたいよう 【意味】 細かい規則にとらわれず大らかに書いた文章。また、ごく大まかなこと。 【語源・由来】 「麤枝」はまばらな枝、「大葉」は大きな木の葉。 【典拠・出典】 『朱子語類』...
【四字熟語】 束髪封帛 【読み方】 そくはつふうはく 【意味】 妻が堅く貞操を守ること。 【語源・由来】 「束髪」は髪を束ねること。「封帛」は白いねり絹で封じること。 中国の唐の賈直言は、連座の罪で遠方に左遷されることに...
【四字熟語】 束帛加璧 【読み方】 そくはくかへき 【意味】 一束の帛の上に璧(たま)をのせる。昔、最高の礼物。 【語源・由来】 「束帛」は束ねたきぬ。昔は十反を一束として礼物に用いた。「璧」はたまの意。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 束皙竹簡 【読み方】 そくせきちくかん 【意味】 束皙は古墳などから出土した竹簡を解読して博学を称された。 【語源・由来】 「束皙」は晋の人で博学をうたわれた。「竹簡」は竹のふだで、紙のない昔はこれに文字を...
【四字熟語】 足音跫然 【読み方】 そくおんきょうぜん 【意味】 足音のひびくさま。転じて、得難い来客。また、得難い人物に遭遇するたとえ。 【語源・由来】 「跫然」は人の歩く足音のさま。 人里離れた荒野で迷っているときに...
【四字熟語】 吹毛求疵 【読み方】 すいもうきゅうし 【意味】 やたらと人のあらさがしをすること。人の欠点をなじっているうちに自分の欠点が暴露されてしまうこと。 【語源・由来】 皮膚に生えている毛を吹いて、隠れたきずをさ...
【四字熟語】 臍下丹田 【読み方】 せいかたんでん 【意味】 へその三寸下あたりのところ。 【語源・由来】 漢方医学ではここに力を集めると元気や勇気がわいてくるという。 【典拠・出典】 『黄庭経』「注」 臍下丹田(せいか...
【四字熟語】 草廬三顧 【読み方】 そうろさんこ 【意味】 礼を尽くして有能な人材を招くこと。また、目上の人がある人物を特別に信任・優遇すること。 【語源・由来】 「顧」は訪れるという意味。中国三国時代、蜀の劉備が、わび...
【四字熟語】 俗臭芬芬 【読み方】 ぞくしゅうふんぷん 【意味】 非情に俗っぽくて、気品にかけること。 【語源・由来】 「俗臭」は下品で俗っぽい感じのこと。「芬芬」は臭いが強いこと。 【典拠・出典】 - 俗臭芬芬(ぞくし...