言葉の四字熟語
言葉 言葉の逆引き分類カテゴリ 詩文 手紙 大げさな言葉 議論 異を唱える 噂 よどみない 言葉が多い 屁理屈 偽りの言葉 表現できない 率直な言葉 婉曲な言葉 無用の言葉 言葉が少ない 言葉の力 表現 名前
言葉 言葉の逆引き分類カテゴリ 詩文 手紙 大げさな言葉 議論 異を唱える 噂 よどみない 言葉が多い 屁理屈 偽りの言葉 表現できない 率直な言葉 婉曲な言葉 無用の言葉 言葉が少ない 言葉の力 表現 名前
【四字熟語】 殺伐激越 【読み方】 さつばつげきえつ 【意味】 楽音などが荒々しく激しいこと。 【典拠・出典】 - 殺伐激越(さつばつげきえつ)の使い方 殺伐激越(さつばつげきえつ)の例文 こんな殺伐激越に演奏するなんて...
【四字熟語】 沙羅双樹 【読み方】 さらそうじゅ 【意味】 釈迦が八十歳で入滅したとき、臥床の四方にあった二本ずつの沙羅の木。釈迦の入滅を悲しんで、二本のうち一本ずつが枯れたともいい、入滅とともにそれらが白く枯れ変じたと...
【四字熟語】 寺社仏閣 【読み方】 じしゃぶっかく 【意味】 てらとやしろ。寺院と神社。社寺。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・神社仏閣(じんじゃぶっかく) 寺社仏閣(じしゃぶっかく)の使い方 寺社仏閣(じしゃぶっかく...
【四字熟語】 社交辞令 【読み方】 しゃこうじれい 【意味】 社交上のあいさつ。また、相手をただ喜ばせるためだけの、うわべのあいさつ。リップサービス。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・外交辞令(がいこうじれい) ・虚礼...
【四字熟語】 攘臂疾言 【読み方】 じょうひしつげん 【意味】 うでまくりをして、はやくちに話すこと。得意げな様子。 【典拠・出典】 『呂氏春秋』「驕恣」 攘臂疾言(じょうひしつげん)の使い方 攘臂疾言(じょうひしつげん...
【四字熟語】 松柏之寿 【読み方】 しょうはくのじゅ 【意味】 長生き。長寿を祝うことば。また、節度を守って変わらないこともいう。松や柏の木が、いつも緑の葉を保ち、樹齢が長いことから。 【語源・由来】 「松柏と亀鶴と、其...
【四字熟語】 躡足附耳 【読み方】 じょうそくふじ 【意味】 注意するときに、相手を傷つけないような配慮が大切であるということ。 【典拠・出典】 『史記』「淮陰侯伝」 躡足附耳(じょうそくふじ)の使い方 躡足附耳(じょう...
【四字熟語】 瀟湘八景 【読み方】 しょうしょうはっけい 【意味】 瀟湘地方の八つの景勝。山市晴嵐・漁村夕照・遠浦帰帆・瀟湘夜雨・煙寺晩鐘・洞庭秋月・平沙落雁・江天暮雪をいう。北宋の宋迪 (そうてき) がこれを描き、画題...
【四字熟語】 蕉風俳諧 【読み方】 しょうふうはいかい 【意味】 松尾芭蕉とその一派の俳風。言葉の面白みより、言外の余情を重んじ、さび・しおりなどの新しい意意識に基づく作風を起こし、俳諧を芸術的に大成した。 【典拠・出典...
【四字熟語】 月下美人 【読み方】 げっかびじん 【意味】 サボテン科の多年草。クジャクサボテンの仲間で、茎は平たく、葉状。夏の夜、白色で香りのある大花を開き、数時間でしぼむ。メキシコの原産。 【典拠・出典】 - 月下美...
【四字熟語】 言々句々 【読み方】 げんげんくく 【意味】 一語一語。そこで語られるすべての言葉。 【典拠・出典】 - 言々句々(げんげんくく)の使い方 言々句々(げんげんくく)の例文 ともこちゃんが真心を込めた言々句々...
【四字熟語】 桑原桑原 【読み方】 くわばらくわばら 【意味】 雷鳴の時、落雷を避ける呪文として用いる語。また、一般に忌まわしいことを避けるためにも言う。 【語源・由来】 雷神があやまって農家の井戸に落ちた時、農夫は蓋を...
【四字熟語】 金襴緞子 【読み方】 きんらんどんす 【意味】 金襴や緞子。また、高価な織物。 【語源由来】 「金襴」は、織物の名。錦の類で、繻子の地に平金糸を織り、絹糸で模様を表したもの。「襴」は、着物の一種。「緞子」は...
【四字熟語】 冠婚葬祭 【読み方】 かんこんそうさい 【意味】 慣習的に定まった慶弔の儀式の総称。 【語源由来】 「冠」は元服・成人式、「婚」は婚礼、「葬」は葬儀、「祭」は祖先の祭礼。 【典拠・出典】 『礼記』礼運 冠婚...
【四字熟語】 鵜目鷹目 【読み方】 うのめたかのめ 【意味】 鵜や鷹が獲物を求めるように、熱心にものを探し出そうとするさま。また、その目つき。 【典拠・出典】 - 鵜目鷹目(うのめたかのめ)の使い方 鵜目鷹目(うのめたか...
一草一木の意味(類義語) 【四字熟語】 一草一木 【読み方】 いっそういちぼく 【意味】 1本の木、1本の草。また、きわめてわずかなもののたとえ。一木一草。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・一木一草(いちぼくいっそう)...
一句一語の意味(語源由来・類義語) 【四字熟語】 一句一語 【読み方】 いっくいちご 【意味】 ことばの一つ一つまで全て。 【語源・由来】 「一語」は、一つの語。「一句」は、一つの句。「一」は強調のために用いられたもの。...
市松模様の意味 【四字熟語】 市松模様 【読み方】 いちまつもよう 【意味】 碁盤目状の格子の目を色違いに並べた模様。江戸中期、歌舞伎俳優佐野川市松がこの模様の袴 (はかま) を用いたことに始まるという。石畳 (いしだた...
一汁一菜の意味(類義語) 【四字熟語】 一汁一菜 【読み方】 いちじゅういっさい 【意味】 汁一品、おかず一品だけの食事。粗末で質素な食事。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・粗衣粗食(そいそしょく) ・節衣縮食(せつい...
【四字熟語】 妄言綺語 【読み方】 もうげんきご 【意味】 仏教で、でたらめのことを言って、嘘をつくこと。また、そのことば。 【語源・由来】 両舌・悪口・妄言・綺語・讒賊し闘乱す。善人を憎嫉し賢明を敗壊す。 【典拠・出典...
【四字熟語】 雄健蒼勁 【読み方】 ゆうけんそうけい 【意味】 勢いが盛んで力強いこと。詩文書画などにおいて、そのできばえがすぐれていて、力強いこと。 【語源・由来】 「雄健」は、詩文書画などのすぐれて力強いこと。「蒼勁...
【四字熟語】 幽寂閑雅 【読み方】 ゆうじゃくかんが 【意味】 もの静かで風雅な趣のあること。 【語源・由来】 「幽寂」は、ひっそりとしていて静かなこと。「閑雅」は、静かでみやびやかな趣のあること。「閑」は、静か。 【典...
【四字熟語】 幽趣佳境 【読み方】 ゆうしゅかきょう 【意味】 奥ゆかしい趣や味わい深い境地。 【語源・由来】 「幽趣」は、奥ゆかしい趣。「佳境」は、面白さのすぐれたところ。興味深いところ。味わい深い境地。 【典拠・出典...
【四字熟語】 有形無形 【読み方】 ゆうけいむけい 【意味】 形あるものと、形がないもの。目に見えるものと見えないものの両方。 【語源・由来】 「有形無形の(援助、恩恵)」などという表現で用いられる。 【典拠・出典】 -...
【四字熟語】 夜深人静 【読み方】 やしんじんせい 【意味】 夜が更けて、人が寝静まりひっそりしている様子。丑三つどきの静かさ。 【典拠・出典】 - 夜深人静(やしんじんせい)の使い方 夜深人静(やしんじんせい)の例文 ...
【四字熟語】 妄誕無稽 【読み方】 もうたんむけい 【意味】 根拠がなく、でたらめなこと。うそ偽り。 【語源・由来】 「妄誕」は、うそ。偽り。「無稽」は、よりどころがないこと。でたらめ。「稽」は、ここでは、考え。 【典拠...
【四字熟語】 黙思口吟 【読み方】 もくしこうぎん 【意味】 黙って考え込んで、小声で口ずさむこと。 【語源・由来】 「黙思」は、黙って考え込むこと。「口吟」は、口ずさむこと。「吟」は、口ずさむ。 【典拠・出典】 - 黙...
【四字熟語】 黙契秘旨 【読み方】 もくけいひし 【意味】 ことばを交わすことなく、秘密にしたままで、互いに了解しあっている考え。 【語源・由来】 「黙契」は、話さなくても意志が通じ合うこと。言わず語らずのうちに互いに了...
【四字熟語】 無間奈落 【読み方】 むけんならく 【意味】 大悪を犯した者が、死後絶えることのない極限の苦しみを受ける地獄。仏教でいわれている八大地獄の八番目。仏教語。八大地獄とは、仏教で説かれているさまざまな地獄の中で...
【四字熟語】 無色透明 【読み方】 むしょくとうめい 【意味】 色がついていないで、すきとおっていること。また、そのさま。転じて、くもりがなく明らかなこと。意見などが偏っていないこと。同じ意味のことばを重ねて強調したもの...
【四字熟語】 彌陀名号 【読み方】 みだのみょうごう 【意味】 「南無阿彌陀仏(なむあみだぶつ)」の六字の名号。これを唱えると浄土へいくという思想がある。 【語源・由来】 「彌陀」は、阿弥陀の略。「名号」は、仏。菩薩の名...
【四字熟語】 脈絡通徹 【読み方】 みゃくらくつうてつ 【意味】 筋道が、初めから終わりまで一貫していて意味のよく通じること。矛盾がないこと。 【語源・由来】 「脈絡」は、筋道、続きぐあい。「通徹」は、一貫していて、矛盾...
【四字熟語】 以水投石 【読み方】 みずをもっていしにとうず 【意味】 石に水をかけても、水をはね返すことから、どんな意見も受け入れてもらえないこと。 【典拠・出典】 - 以水投石(みずをもっていしにとうず)の使い方 以...
【四字熟語】 真帆片帆 【読み方】 まほかたほ 【意味】 多くの船が行き交うさま。 【語源・由来】 「真帆」は、追い風に直角に帆を張ること。「片帆」は、横風に対して斜めに帆を張ること。ともに、帆船が航行する際の帆の張り方...
【四字熟語】 麻縷糸絮 【読み方】 まるしじょ 【意味】 麻と糸と生糸とわた。織物の材料のこと。 【語源・由来】 「縷」は、いと(のように細く長いもの)。「糸」は、生糸。「絮」はわた。真綿。わたげ。古綿。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 蔓草寒煙 【読み方】 まんそうかんえん 【意味】 はびこるつるくさとさびしく立つ煙。古跡などの荒れはてたさま。 【語源・由来】 「蔓草」は、茎が蔓となって生える草。つるくさ。「寒煙」は、さびしく立つ煙やもや...
【四字熟語】 砲刃矢石 【読み方】 ほうじんしせき 【意味】 大砲、刀剣、弓矢、いしゆみの弾。戦争のたとえ。 【語源・由来】 「砲」は大砲。「刃」は刀剣。「矢」は弓の矢。「石」は、弩で飛ばす石。いずれも武器。 【典拠・出...
【四字熟語】 暴風怒涛 【読み方】 ぼうふうどとう 【意味】 激しい風とさかまく荒波。 【典拠・出典】 - 暴風怒涛(ぼうふうどとう)の使い方 暴風怒涛(ぼうふうどとう)の例文 台風は過ぎ去ったが、吹き返しの暴風怒涛に注...
【四字熟語】 北面稽首 【読み方】 ほくめんけいしゅ 【意味】 北側を向いて敬礼すること。相手に対し、臣下の位置について、頭を地面につけて敬礼すること。 【語源・由来】 「北面」は、北向きに座ること。転じて、臣下の位置に...
【四字熟語】 凡俗非議 【読み方】 ぼんぞくひぎ 【意味】 世間の人々が、話題にし非難するような事柄。 【語源・由来】 「凡俗」は、俗世間の平凡な人。普通の人。「非議」は、そしり論ずること。批判すること。そしって、とやか...
【四字熟語】 平滑流暢 【読み方】 へいかつりゅうちょう 【意味】 なめらかで、よどみがないさま。 【語源・由来】 「平滑」は平らでなめらかなさま。「流暢」は水などが滞ることなく流れるように、言葉がすらすら出て、よどみの...
【四字熟語】 米穀菜蔬 【読み方】 べいこくさいそ 【意味】 穀類と野菜。農作物。 【語源・由来】 「米穀」は、米や穀物。「菜蔬」は、野菜。「蔬」は、食用となる植物の総称。 【典拠・出典】 - 米穀菜蔬(べいこくさいそ)...
【四字熟語】 閉戸先生 【読み方】 へいこせんせい 【意味】 年中、門を閉じて家にこもり、読書や学問に没頭している人。 【語源・由来】 楚の孫敬の故事から。 【典拠・出典】 - 閉戸先生(へいこせんせい)の使い方 閉戸先...
【四字熟語】 平伏叩頭 【読み方】 へいふくこうとう 【意味】 土下座したり、地面に頭をつけたりすること。相手に対してひどくうやうやしい態度をとることのたとえ。 【語源・由来】 「平伏」は、土下座すること。「叩頭」は、地...
【四字熟語】 片言折獄 【読み方】 へんげんせつごく 【意味】 ただ一言で人々の納得のいくような裁判の判決を下すこと。また、一方だけの言い分を信じて、裁判の判決を下すこと。 【語源・由来】 孔子の弟子である子路は、一度承...
【四字熟語】 変幻出没 【読み方】 へんげんしゅつぼつ 【意味】 あちこちにまぼろしのようにたちまち現れ、たちまち消えること。 【語源・由来】 「変幻」は、まぼろしのようにたちまち現れ、たちまち消えること。「出没」は、現...
【四字熟語】 片言半句 【読み方】 へんげんはんく 【意味】 わずかなことば。 【語源・由来】 「片言」「半句」ともに、わずかなことば。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・一行半句(いちぎょうはんく) ・一言半句(いちげ...
【四字熟語】 浮声切響 【読み方】 ふせいせっきょう 【意味】 軽い音声と重々しい響き。声・響き・リズムの軽重や高下をいう。また、古い漢語の平声と仄声のこと。 【語源・由来】 「浮声」は軽やかに浮き上がった声。「切響」は...
【四字熟語】 博学能文 【読み方】 はくがくのうぶん 【意味】 知識が豊富で、文章を作るのがうまいこと。 【語源・由来】 「博学」は、広く学問に通じていて、多くのことを知っていること。「能文」は、文章を書く才能が有ること...
【四字熟語】 八万奈落 【読み方】 はちまんならく 【意味】 仏語。煩悩 (ぼんのう) のために受ける数多くの苦しみを、地獄にたとえていう語。 【典拠・出典】 『戦国策』「魏策」 八万奈落(はちまんならく)の使い方 八万...
【四字熟語】 述而不作 【読み方】 のべてつくらず 【意味】 古人の言動を伝え、述べるだけで、作り話はしない。天下の道理は、古人の論説中にすべて包含されているという意。孔子が学問に対する自分の態度を語った言葉。 【典拠・...
【四字熟語】 佞言似忠 【読み方】 ねいげいじちゅう 【意味】 へつらいの言葉は忠義の言葉と似ているので、注意して聞かなくてはいけない、の意。 【典拠・出典】 「宋史」李沆伝 佞言似忠(ねいげいじちゅう)の使い方 佞言似...
【四字熟語】 年中行事 【読み方】 ねんじゅうぎょうじ 【意味】 毎年決まった時期に行われる儀式や行事・催し物のこと。 【典拠・出典】 - 年中行事(ねんじゅうぎょうじ)の使い方 年中行事(ねんじゅうぎょうじ)の例文 健...
【四字熟語】 名題看板 【読み方】 なだいかんばん 【意味】 歌舞伎劇場の表看板の一つで、上演狂言の題名を記したもの。総表題を示し、上部に主要配役を絵組で表した大名題看板と、各幕の小題名を示した小名題看板とがある。 【典...
【四字熟語】 南華之悔 【読み方】 なんかのくい 【意味】 余計な発言のせいで、上司を怒らせ、才能があるにもかかわらず出世できないこと。 【語源・由来】 唐の温庭インは宰相の質問に答えたが、宰相の怒りに触れることになり、...
【四字熟語】 内典外典 【読み方】 ないてんげてん 【意味】 仏教で、仏教の書物とそれ以外の書物。書籍全般のこと。 【語源・由来】 仏教のことば。「典」は、書物・書籍。「内典」は、仏教関係の書籍で、仏典のこと。「外典」は...
【四字熟語】 天下布武 【読み方】 てんかふぶ 【意味】 織田信長の使用した印象の印字。岐阜に進出した1967年(永禄10)から用いた。 【典拠・出典】 - 天下布武(てんかふぶ)の使い方 天下布武(てんかふぶ)の例文 ...
【四字熟語】 天上天下 【読み方】 てんじょうてんげ 【意味】 天上の世界と天下の世界。世界・宇宙の全体。 【語源・由来】 釈迦生まれたときに言ったということば。 【典拠・出典】 - 天上天下(てんじょうてんげ)の使い方...
【四字熟語】 追善供養 【読み方】 ついぜんくよう 【意味】 死者の年忌供養のこと。 【語源・由来】 「追善」は、死者の功徳になるよう、生者が後から善行を補うこと。 【典拠・出典】 - 追善供養(ついぜんくよう)の使い方...
【四字熟語】 地水火風 【読み方】 ちすいかふう 【意味】 仏語。地と水と火と風。宇宙万物を構成する四つの元素。四大 (しだい) 。四大種。 【典拠・出典】 - 地水火風(ちすいかふう)の使い方 地水火風(ちすいかふう)...
【四字熟語】 茶番狂言 【読み方】 ちゃばんきょうげん 【意味】 底の見えすいた、下手な芝居。ばかげた振る舞い。 【語源・由来】 こっけいな即興寸劇。江戸歌舞伎の楽屋内で発生し、18世紀中ごろ一般に広まった。口上茶番と立...
【四字熟語】 頂門一針 【読み方】 ちょうもんのいっしん 【意味】 相手の急所を鋭く突く適切な戒め。 【語源・由来】 「頂門」は、頭のてっぺん。鍼灸で、頭のいただきに針を打って治療することから。 【典拠・出典】 『荀卿論...
【四字熟語】 直情真気 【読み方】 ちょくじょうしんき 【意味】 偽りのない、本当のありのままの気持ち。 【語源・由来】 「直情」は、ありのままの気持ち。「真気」は、偽りのない本当の気持ち。 【典拠・出典】 - 直情真気...
【四字熟語】 聴取不能 【読み方】 ちょうしゅふのう 【意味】 相手側の意見を聞き取ることができないこと。 【語源・由来】 「聴息」は、聞き取ること。「不能」は、できないこと。なしえないこと。不可。 【典拠・出典】 - ...
【四字熟語】 大政奉還 【読み方】 たいせいほうかん 【意味】 政権を天皇に返上すること。慶応3年(1867)10月14日、江戸幕府の第15代将軍徳川慶喜 (とくがわよしのぶ) が政権を朝廷に返上することを申し入れ、朝廷...
【四字熟語】 大慶至極 【読み方】 たいけいしごく 【意味】 この上なくめでたくよろこばしいこと。 【語源・由来】 多く、祝福のことばとして用いる。「至極」は、「この上なく」「非常に」の意。 【典拠・出典】 - 大慶至極...
【四字熟語】 多岐多様 【読み方】 たきたよう 【意味】 多方面にわたって、さまざまな趣があること。 【語源・由来】 「多岐」は枝道が多いこと。「多様」は、種々のおもむき、ありさまであること。「岐」「様」それぞれに「多」...
【四字熟語】 卓上演説 【読み方】 たくじょうえんぜつ 【意味】 宴会の出席者が自分の席で行う、格式ばらないあいさつ。テーブルスピーチ。 【典拠・出典】 - 卓上演説(たくじょうえんぜつ)の使い方 卓上演説(たくじょうえ...
【四字熟語】 短褐孤剣 【読み方】 たんかつこけん 【意味】 粗末な着物と一振りの剣。貧しい身なりの孤独な武士のたとえ。 【語源・由来】 「短褐」は、身分の低い人が着る、丈の短い粗末な着物。「孤剣」は、一振りの剣。転じて...
【四字熟語】 丹沢山塊 【読み方】 たんたくさんかい 【意味】 神奈川県北西部から山梨・静岡両県にまたがる山地。丹沢大山国定公園を占める。最高峰は蛭ヶ岳 (ひるがたけ) で標高1673メートル、丹沢山・塔ノ岳・大山 (お...
【四字熟語】 俗談平話 【読み方】 ぞくだんへいわ 【意味】 蕉風の俳論で、俳諧は日常の俗語・話し言葉を用い、それを雅語に匹敵するものに高めて風雅を表すべきだとするもの。 【典拠・出典】 『芭蕉翁廿五箇条』松尾芭蕉 【類...
【四字熟語】 咀嚼玩味 【読み方】 そしゃくがんみ 【意味】 食べ物をよくかみこなし、よく味わう。詩文などをよく読んで、その意味・道理・趣などを考え味わうことのたとえ。 【語源・由来】 「咀嚼」は、食物をよくかみこなすこ...
【四字熟語】 草頭天子 【読み方】 そうとうてんし 【意味】 盗賊の親分のこと。 【語源・由来】 「草頭」は盗賊の親分。「天子」は、天帝の子の意味だが、ここでは首領をからかう表現。 【典拠・出典】 『平妖伝』 草頭天子(...
【四字熟語】 千手観音 【読み方】 せんじゅかんのん 【意味】 六観音・七観音の一。衆生 (しゅじょう) をあまねく済度 (さいど) する大願を千本の手に表す観音で、千は無量円満を表す。ふつう42の手を持つ像につくる。 ...
【四字熟語】 赤口毒舌 【読み方】 せきこうどくぜつ 【意味】 ひどく非難して、他者を傷つける言葉のこと。 【語源・由来】 「赤口」は、他者を傷つける悪口などを言う人の口。「毒舌」は、極めて辛辣な皮肉や批判のことば。毒言...
【四字熟語】 鮮美透涼 【読み方】 せんびとうりょう 【意味】 鮮やかで美しく、清らかに澄んでいること。 【語源・由来】 「鮮美」は、鮮やかで美しいこと。「透涼」は、清く透き通っていること。 【典拠・出典】 - 【類義語...
【四字熟語】 青山一髪 【読み方】 せいざんいっぱつ 【意味】 はるか遠くに山が見える様子。遠くに見える山が地平線と一つになって、まるで一本の髪の毛のように見えることからこう表現される。また、水平線を形容することもある。...
【四字熟語】 清光素色 【読み方】 せいこうそしょく 【意味】 清らかな月の白い光。 【語源・由来】 「清光」は、非常に清らかな光。「素色」は、白色。「素」は、白。 【典拠・出典】 - 清光素色(せいこうそしょく)の使い...
【四字熟語】 千波万波 【読み方】 せんぱばんぱ 【意味】 次々に限りなく押し寄せる波。 【語源・由来】 「千」、「万」ともに、数が多いことのたとえ。 【典拠・出典】 - 千波万波(せんぱばんぱ)の使い方 千波万波(せん...
【四字熟語】 星河一天 【読み方】 せいがいってん 【意味】 空一面に、無数の星が川のように輝いている様子。 【語源・由来】 -「星河」は、あまのがわ。銀河。「一天」は、おおぞら。空一面。全世界。 【典拠・出典】 - 星...
【四字熟語】 熟読三思 【読み方】 じゅくどくさんし 【意味】 文章を繰り返し読んで、内容を幾度も考えてじっくり思案すること。 【語源・由来】 「熟読」は、繰り返し詳しく読むこと。内容をよく味わって読むこと。「三思」は、...
【四字熟語】 順従謙黙 【読み方】 じゅんじゅうけんもく 【意味】 相手にすなおに従い、控えめであまり自説などを主張しないこと。 【語源・由来】 「順従」は、すなおに従うこと。「謙黙」は、控えめであまりしゃべらない。 【...
【四字熟語】 正直一徹 【読み方】 しょうじきいってつ 【意味】 うそいつわりを言うことなく、ひとすじに貫き通そうとする性格。 【語源・由来】 「正直」は、うそいつわりを言わないこと。「一徹」は、思いこんだら、あくまで通...
【四字熟語】 焦唇乾舌 【読み方】 しょうしんかんぜつ 【意味】 唇や舌が乾くほどに辛苦すること。大いに焦燥すること。また、大いに言い争うことのたとえ。大いに焦るさまに用いられることもある。 【語源・由来】 唇が焦げ舌が...
【四字熟語】 相如四壁 【読み方】 しょうじょしへき 【意味】 司馬相如は若いころ非常に生活に困り、家はただ四方の壁しかなかった故事。 【語源・由来】 「相如」は漢代の人、司馬相如。賦ふに巧みで、のちに武帝に重用された。...
【四字熟語】 饒舌多弁 【読み方】 じょうぜつたべん 【意味】 よくしゃべって口がまわること。必要以上に口数が多いこと。おしゃべり。 【語源・由来】 「饒舌」は、口数が多いこと。多弁なこと。おしゃべり。「多弁」は、口数の...
【四字熟語】 七十二湾 【読み方】 しちじゅうにわん 【意味】 多くの湾のこと。 【典拠・出典】 - 七十二湾(しちじゅうにわん)の使い方 七十二湾(しちじゅうにわん)の例文 世界には、七十二湾があるが、美しい湾を認定す...
【四字熟語】 四海天下 【読み方】 しかいてんか 【意味】 全世界。世間の全て。 【語源・由来】 「四海」「天下」ともに、世界・世間の全てをいう。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・一天四海(いってんしかい) 四海天下(...
【四字熟語】 色相世界 【読み方】 しきそうせかい 【意味】 肉眼で見ることができる世界、この世のこと。 【語源・由来】 「色相」は、仏教で、肉眼で見える姿・形。 【典拠・出典】 - 色相世界(しきそうせかい)の使い方 ...
【四字熟語】 春蕪秋野 【読み方】 しゅんぶしゅうや 【意味】 春の雑草と秋の野原のこと。転じて、現実離れした風雅な文人をからかう語。 【語源・由来】 「春蕪」は、春の雑草。「秋野」は、秋の野原。 【典拠・出典】 『楚辞...
【四字熟語】 秋天一碧 【読み方】 しゅうてんいっぺき 【意味】 秋の空が見渡す限り青一色であること。澄み切った秋の空の形容。 【語源・由来】 「秋天」は、秋の空。「一碧」は、見渡す限り青一色であること。「碧」は、青緑。...
【四字熟語】 常山蛇勢 【読み方】 じょうざんのだせい 【意味】 統一がとれていて、欠陥やすきがまったくないこと。どこをとっても整然として、うまく組み立てられている文章や態勢のこと。また、先陣・後陣と右陣・左陣のどれもが...
【四字熟語】 初秋涼夕 【読み方】 しょしゅう(の)りょうせき 【意味】 秋のはじめの涼しい夜のこと。 【語源・由来】 「初秋」は、秋のはじめ。はつあき。「涼夕」は涼しい夜。月の美しい、涼しい風が吹く秋の夜。 【典拠・出...
【四字熟語】 深山窮谷 【読み方】 しんざんきゅうこく 【意味】 人が立ち入らない、奥ふかい山とふかい谷。 【語源・由来】 「深山」は、奥ふかい山。おくやま。みやま。「窮谷」はふかい谷。 【典拠・出典】 『春秋左氏伝』「...
【四字熟語】 人生羈旅 【読み方】 じんせいきりょ 【意味】 人生という旅。人の一生を旅にたとえた言い方。 【語源・由来】 「人生」は、人の一生。「羈旅」は、旅行。 【類義語】 ・人生行路(じんせいこうろ) 人生羈旅(じ...
【四字熟語】 四則演算 【読み方】 しそくえんざん 【意味】 四則(加法、減法、乗法、除法の四つの計算の総称)を用いてする演算。四則算。加減乗除。 【典拠・出典】 - 四則演算(しそくえんざん)の使い方 四則演算(しそく...
【四字熟語】 作文三上 【読み方】 さくぶんさんじょう 【意味】 文章を作る工夫をするのに、適した三つの場所。馬上(馬に乗っているとき)・枕上(寝床に入っているとき)・厠上(便所にいるとき)をいう。 【語源・由来】 宋の...
【四字熟語】 山岳重畳 【読み方】 さんがくちょうじょう 【意味】 山々が幾重にも連なっていること。 【典拠・出典】 - 山岳重畳(さんがくちょうじょう)の使い方 山岳重畳(さんがくちょうじょう)の例文 健太くんの家は、...
【四字熟語】 散官遊職 【読み方】 さんかんゆうしょく 【意味】 名ばかりでほとんど仕事のない官職。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・残酷非道(ざんこくひどう) ・残忍酷薄(ざんにんこくはく) ・残忍薄行(ざんにんはっ...
【四字熟語】 山精木魅 【読み方】 さんせいもくみ 【意味】 山の精と木の精。山野の自然の精霊たちの総称。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・悪鬼羅刹(あっきらせつ) ・異類異形(いるいいぎょう) ・怨霊怪異(おんりょう...
【四字熟語】 三段論法 【読み方】 さんだんろんぽう 【意味】 論理学における推理法で、二つの判断(前提)と第三の判断(結論)であるところの「大前提・小前提・結論」の組み合わせで、推理を行うこと。三段推理法。三段法。 【...
【四字熟語】 口蜜腹剣 【読み方】 こうみつふくけん 【意味】 口はうまいが、心の中は邪悪であること。また、うわべはやさしく親切そうに見えるが、内心は陰険で邪悪な人のこと。 【語源・由来】 「口蜜」は、蜜のようなことばの...
【四字熟語】 孔子之孫 【読み方】 こうしのまご 【意味】 孔子顔した分別くさい、学者ぶった、しかつめらしい者のこと。 【典拠・出典】 - 孔子之孫(こうしのまご)の使い方 孔子之孫(こうしのまご)の例文 健太くんは、し...
【四字熟語】 高視闊歩 【読み方】 こうしかっぽ 【意味】 視線を上に向け、大またで歩く。人を見下ろしたような態度のこと。 【語源・由来】 「闊歩」は、ゆったり歩くこと。大股に歩くこと。いばって歩くこと。傍若無人に行動す...
【四字熟語】 巧取豪奪 【読み方】 こうしゅごうだつ 【意味】 あの手この手を使って巻き上げること。言葉巧みにだまし取ったり、力づくで奪うこと。 【典拠・出典】 - 巧取豪奪(こうしゅごうだつ)の使い方 巧取豪奪(こうし...
【四字熟語】 校書掃塵 【読み方】 こうしょそうじん 【意味】 書物の校正は、その度ごとに誤脱などが発見され、いくら塵を払っても払い尽くせないように、完全無欠を期することは至難である。 【典拠・出典】 『夢渓筆談』「雑誌...
【四字熟語】 傲然屹立 【読み方】 ごうぜんきつりつ 【意味】 誇らし気にそびえたつさま。堅固で揺るぎないさま。 【語源・由来】 「傲然」は、おごりたかぶるさま。「屹立」は、山などが高くそびえたつこと。人が少しも動かず直...
【四字熟語】 強談威迫 【読み方】 ごうだんいはく 【意味】 自分の要求に従わせようと、相手方に対し強引に談判して脅すこと。 【語源・由来】 「強談」は強引に話をつけること。強談判。「威迫」は乱暴な言葉や動作で相手を脅し...
【四字熟語】 口誅筆伐 【読み方】 こうちゅうひつばつ 【意味】 言葉や文章で、相手を責めて攻撃すること。 【語源・由来】 「誅」は、罪をせめること。罪あるものを殺すこと。「伐」は、敵を切り殺す。うつ。 【典拠・出典】 ...
【四字熟語】 光陰流水 【読み方】 こういんりゅうすい 【意味】 月日がたつのが早いことのたとえ。 【語源・由来】 「光」は日、「陰」は月の意。「光陰」は、月日、年月、時間のこと。月日が過ぎるのは、流れる川のように速い。...
【四字熟語】 孔丘盗跖 【読み方】 こうきゅうとうせき 【意味】 人間は、死ねばだれでも塵となる。生きているうちが花なのだから、もっと楽しもうということ。 【語源・由来】 「孔丘」は、孔子の本名。「盗跖」は、中国古代の伝...
【四字熟語】 綱挙目張 【読み方】 こうきょもくちょう 【意味】 要点を押さえてさえいれば、自然に解決されるということ。また、筋道が通っていて、理解しやすい文章のこと。 【典拠・出典】 - 綱挙目張(こうきょもくちょう)...
【四字熟語】 口血未乾 【読み方】 こうけつみかん 【意味】 約束してから日があまり経過していないこと。 【語源・由来】 中国春秋時代に諸侯が盟約を結ぶ際に、牲畜の耳から採った血を互いに飲み下して盟約を守ることを誓う慣わ...
【四字熟語】 虹梁鴛瓦 【読み方】 こうりょうえんが 【意味】 社寺建築で、中央部分を虹のように反り返らせた梁の下に、左右対称の対になって敷き詰められた鴛鴦瓦のこと。 【語源・由来】 「虹梁」は、社寺建築に用いる、やや反...
【四字熟語】 枯木枯草 【読み方】 こぼくこそう 【意味】 枯れた草木のこと。 【語源・由来】 「枯木」は、枯れた木。かれき。「枯草」は、かれた草。かれ草。 【典拠・出典】 - 枯木枯草(こぼくこそう)の使い方 枯木枯草...
【四字熟語】 源平藤橘 【読み方】 げんぺいとうきつ 【意味】 奈良時代以来その一門が繫栄して名高かった四氏。源氏・平氏・藤原氏・橘氏の称。四姓。 【典拠・出典】 - 源平藤橘(げんぺいとうきつ)の使い方 源平藤橘(げん...
【四字熟語】 堅白異同 【読み方】 けんぱくいどう 【意味】 こじつけや、詭弁。 【語源・由来】 中国戦国時代、趙の公孫竜(こうそんりゅう)は「堅くて白い石は、目で見ると白いことはわかるが、堅さはわからない。手でさわると...
【四字熟語】 懸針垂露 【読み方】 けんしんすいろ 【意味】 筆法の基本の一つ。 【語源・由来】 「懸針」は、筆法の一つ。縦に引く画(かく)の終筆をはらい、針のように尖らすこと。「垂露」は、筆法の一つ。縦に引く画(かく)...
【四字熟語】 言近旨遠 【読み方】 げんきんしえん 【意味】 ありふれた言葉だが、内容は深遠である。 【語源・由来】 「言近」は、日常使われるような、平易なことば。「旨遠」は、含まれている意味が深いこと。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 言行枢機 【読み方】 げんこうすうき 【意味】 ことばやおこないは、人として最も重要なところであるということ。 【語源・由来】 「言行」は、ことばとおこない。発言と行動。「枢機」は、物事の極めて重要なところ...
【四字熟語】 計日程功 【読み方】 けいじつていこう 【意味】 日数を経ないうちに完成すること。進捗状況が順調なため、完成の日を指折り数えることができるというたとえ。 【典拠・出典】 - 計日程功(けいじつていこう)の使...
【四字熟語】 閨秀作家 【読み方】 けいしゅうさっか 【意味】 女性作家のこと。 【語源・由来】 「閨」は女性の部屋。転じて婦人の意。「閨秀」は学芸にすぐれた婦人。 【典拠・出典】 - 閨秀作家(けいしゅうさっか)の使い...
【四字熟語】 繋臂之寵 【読み方】 けいひのちょう 【意味】 君主の特別な寵愛を受けること。 【語源・由来】 古代中国、晋代の武帝は、良家の子女から官女を多く選んでいたが、容姿端麗な娘の臂には、赤い薄絹をつけて特別にかわ...
【四字熟語】 閨閤之臣 【読み方】 けいこうのしん 【意味】 近侍の臣。主君の近くにつかえる臣。 【語源・由来】 「閨閤」は、寝所。ねや。 【典拠・出典】 - 閨閤之臣(けいこうのしん)の使い方 閨閤之臣(けいこうのしん...
【四字熟語】 軽描淡写 【読み方】 けいびょうたんしゃ 【意味】 軽くデッサンし、あっさり描くこと。転じて、重要なことや肝心なことにはあまり触れないことのたとえ。 【典拠・出典】 - 軽描淡写(けいびょうたんしゃ)の使い...
【四字熟語】 言行相反 【読み方】 げんこうそうはん 【意味】 言っていることとやっていることが異なること。 【語源・由来】 「言行」は、ことばとおこない。発言と行動。「相反」は、互いに反対の関係にあること。 【典拠・出...
【四字熟語】 瓊葩綉葉 【読み方】 けいはしゅうよう 【意味】 玉のように美しい花と、ぬいとりのように美しい葉。美しく咲き誇る草花。春の美しい景色のたとえ。 【語源・由来】 「瓊葩」は、玉のように麗しい花。「瓊」は、玉。...
【四字熟語】 絢爛華麗 【読み方】 けんらんかれい 【意味】 きらびやかに輝いて、華やかで美しいようす。 【語源・由来】 「絢爛」は、きらびやかで極めて美しいこと。「絢」は、あや。「爛」は、あきらか。「華麗」は、華やかで...
【四字熟語】 譎詐百端 【読み方】 けっさひゃくたん 【意味】 さまざまに人を欺くこと。 【語源・由来】 「譎詐」は偽り欺くこと。「譎」も、いつわる。「百端」はいろいろさまざまであるようす。 【典拠・出典】 - 【類義語...
【四字熟語】 空穴来風 【読み方】 くうけつらいふう 【意味】 隙を見せるから噂が流れる。隙間があるから風が入ってくるという意味から。火の無い所に煙は立たず。 【典拠・出典】 - 空穴来風(くうけつらいふう)の使い方 空...
【四字熟語】 空山一路 【読み方】 くうざんいちろ 【意味】 人のいない静かなさびしい山の中に一つの道が通じていること。 【語源・由来】 「空山」は、人けのないさびしい山。こうざん。「一路」は、ひとすじの路。 【典拠・出...
【四字熟語】 既成概念 【読み方】 きせいがいねん 【意味】 ある物事について、すでにできあがっている大まかな意味内容。 【語源由来】 「既成」は、すでにできあがっている、前もって作ってあること。「概念」は、ある物事につ...
【四字熟語】 金泥精描 【読み方】 きんでいせいびょう 【意味】 金の顔料を用いて、くわしく細やかに絵を描くこと。 【語源由来】 「金泥」は、金粉をにかわで溶かしたもの。「精描」は、くわしく細やかに絵を描くこと。 【典拠...
【四字熟語】 金波銀波 【読み方】 きんぱぎんぱ 【意味】 朝夕の太陽や夜の月の光に照らされて、波がきらきらと輝いている様子。 【語源・由来】 「金波」は、日光・落日に映って金色に見える波。「銀波」は、月光・落日に映って...
【四字熟語】 弓馬槍剣 【読み方】 きゅうばそうけん 【意味】 弓術・馬術・槍術・剣術。広く、武芸一般。 【語源由来】 「弓」は、弓術。「馬」は、馬術。「槍」は、槍術。「剣」は、剣術。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・...
【四字熟語】 危言危行 【読み方】 きげんきこう 【意味】 言語や行いを厳しくすること。また、言行を清く正しく保つこと。 【語源・由来】 「危」は前者のとき、言動を厳しくして俗に従わない、また、厳正にする意。後者のとき、...
【四字熟語】 議場騒然 【読み方】 ぎじょうそうぜん 【意味】 会議の場所であるにもかかわらず、がやがやとさわがしいさま。 【語源由来】 「議場」は、会議をする場所。「騒然」は、がやがやとさわがしいさま。乱れて不穏なさま...
【四字熟語】 銀鱗躍動 【読み方】 ぎんりんやくどう 【意味】 魚がうろこを銀色に輝かせて生き生きと泳ぎ回ること。勢いよく活動することのたとえ。 【語源由来】 「銀鱗」は、銀色に光る魚のうろこ。「躍動」は、勢いよく活動す...
【四字熟語】 屹然特立 【読み方】 きつぜんとくりつ 【意味】 山などが一際高くそびえるさま。 【語源由来】 「屹然」は、山などの高くそびえるさま。独立して人に屈しないさま。毅然。「特立」は、衆にぬきんでていること。他に...
【四字熟語】 銀河倒瀉 【読み方】 ぎんがとうしゃ 【意味】 大きくて立派な滝のこと。または、雨が激しく降るさま。 【語源由来】 「銀河」は天の川。「瀉」は斜めになっている場所を水が勢いよく流れること。「倒瀉」は逆さまに...
【四字熟語】 唐草模様 【読み方】 からくさもよう 【意味】 織物・染物・蒔絵などで、蔓草が絡み這う様子を図案化したもの。 【語源由来】 「唐草」はウマゴヤシの別称。 【典拠・出典】 - 唐草模様(からくさもよう)の使い...
【四字熟語】 活火激発 【読み方】 かっかげきはつ 【意味】 火山が爆発するように炎が激しくわきおこること。 【語源由来】 「活火」は火が激しく燃えている様子。「激発」は爆発すること。 【典拠・出典】 - 活火激発(かっ...
【四字熟語】 干将莫邪 【読み方】 かんしょうばくや 【意味】 名剣のこと。 【故事】 「呉越春秋」闔閭内伝の故事から。中国の呉の刀工干将が呉王の命で剣を作るとき、妻莫邪の髪を炉の中に入れて初めて会心の作を得た。その二振...
【四字熟語】 観測気球 【読み方】 かんそくききゅう 【意味】 1 高空の大気の状態を調べるために打ち上げる気球。 2 敵地の偵察や砲弾の着弾状態などを観測するために上げる気球。 3 世論や相手の反応などを探るために、わ...
【四字熟語】 加減乗除 【読み方】 かげんじょうじょ 【意味】 四種類の基本的な計算方法を総称した呼び名。足し算、引き算、かけ算、割り算。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・四則演算(しぞくえんざん) 加減乗除(かげんじ...
【四字熟語】 男前女子 【読み方】 おとこまえじょし 【意味】 自信、理想、目標を持った男顔負けの女子を指す。 【典拠・出典】 - 男前女子(おとこまえじょし)の使い方 男前女子(おとこまえじょし)の例文 物怖じせず、上...
一六銀行の意味(語源由来) 【四字熟語】 一六銀行 【読み方】 いちろくぎんこう 【意味】 質屋のこと。 【語源由来】 一と六との和の七(1+6=7)が、同音の「質」に通じるところから。 【典拠・出典】 - 一六銀行(い...
一言隻句の意味(語源由来・類義語) 【四字熟語】 一言隻句 【読み方】 いちげんせきく 【意味】 ほんの短い、ちょっとした言葉のこと。 【語源・由来】 「隻句」は、わずかな言葉の意。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・一...
【四字熟語】 和風慶雲 【読み方】 わふうけいうん 【意味】 穏やかに吹く和らいだ風とめでたい雲。 【語源・由来】 「慶雲」はよい前兆をあらわすめでたい雲。もと孔子の高弟の顔淵を評した語。 【典拠・出典】 『近思録』「観...
【四字熟語】 論旨明快 【読み方】 ろんしめいかい 【意味】 議論の趣旨・要旨が、はっきり筋道が通っていてわかりやすいこと。 【語源・由来】 「論旨」は議論(意見の内容)の要点・主旨、「明快」は筋道がはっきりしていること...
【四字熟語】 炉辺談話 【読み方】 ろへんだんわ 【意味】 いろりのそばでくつろいでする、うちとけた話。 【語源・由来】 「炉辺」はいろりのほとり、暖炉のそば。「談話」ははなし、会話の意。 【典拠・出典】 - 炉辺談話(...
【四字熟語】 魯般雲梯 【読み方】 ろはんうんてい 【意味】 魯の名工の魯般が作った雲まで届く高いはしご。 【語源・由来】 「魯般」は春秋時代、魯の哀公のときの名工。機械を作るのに巧みであった。「雲梯」は雲に届くほど高い...
【四字熟語】 冷土荒堆 【読み方】 れいどこうたい 【意味】 墓のこと。 【語源・由来】 「堆」はうずたかく土を盛ること。またそのもの。人もあまり訪れず冷ややかな土で盛り土も荒れているのでいう。 【典拠・出典】 『長生殿...
【四字熟語】 藜杖韋帯 【読み方】 れいじょういたい 【意味】 あかざの杖となめし皮の帯。質素なことの形容。 【語源・由来】 「藜」はあかざ。この茎で杖を作る。「韋」はなめし皮。いずれも粗末なもの。 【典拠・出典】 『陳...
【四字熟語】 礪山帯河 【読み方】 れいざんたいが 【意味】 永久に変わらない堅い誓約のたとえ。また、国が永遠に栄え安泰であるたとえ。たとえ広い黄河が帯のように細くなり、高い泰山がすりへって砥石のように平らになるようなこ...
【四字熟語】 落月屋梁 【読み方】 らくげつおくりょう 【意味】 友人を思う情が切なこと。 【語源・由来】 「屋梁」は屋根のはり。また屋根の意。唐の杜甫が友人の李白の江南に流されたのをを思いやり、「夜空におちかかった月が...
【四字熟語】 名論卓説 【読み方】 めいろんたくせつ 【意味】 見識の高いすぐれた説論。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・高論卓説(こうろんたくせつ) 名論卓説(めいろんたくせつ)の使い方 名論卓説(めいろんたくせつ)...
【四字熟語】 零絹尺楮 【読み方】 れいけんせきちょ 【意味】 書画の小片・絹や紙のきれはし。 【語源・由来】 「零」はあまり・はした・わずか。「尺楮」は手紙のこと。「楮」は製紙の原料のこうぞのこと。 【典拠・出典】 -...
【四字熟語】 鏤塵吹影 【読み方】 るじんすいえい 【意味】 無駄な努力。やりがいのないことのたとえ。また、とりとめがない、つかみどころがないことのたとえ。 【語源・由来】 影を吹いたり、細かなちりに刻みほろうとする意。...
【四字熟語】 琳琅満目 【読み方】 りんろうまんもく 【意味】 美しいもの、すばらしいものが満ち溢れていることのたとえ。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・琳琅珠玉(りんろうしゅぎょく) 琳琅満目(りんろうまんもく)の使...
【四字熟語】 鱗次櫛比 【読み方】 りんじしっぴ 【意味】 うろこや櫛の歯のように続き並ぶこと。 【語源・由来】 「鱗次」はうろこのように続き並ぶ。「櫛比」は櫛の歯のようにびっしり並ぶ。「比」も並ぶ意。 【典拠・出典】 ...
【四字熟語】 麟角鳳嘴 【読み方】 りんかくほうし 【意味】 非常にまれにしか存在しないもののたとえ。 【語源・由来】 麒麟の角と鳳凰の嘴。ともに想像上のもの。 【典拠・出典】 - 麟角鳳嘴(りんかくほうし)の使い方 麟...
【四字熟語】 驪竜之珠 【読み方】 りりょうのたま 【意味】 命懸けで求めなければ得られない貴重な物のたとえ。また、危険を冒して大きな利益を得ることのたとえ。黒い竜のあごの下にあるという宝玉の意。また、要領を得たすばらし...
【四字熟語】 緑林白波 【読み方】 りょくりんはくは 【意味】 盗賊の異名。 【語源・由来】 中国、新代の王莽のとき緑林山に無頼の徒が拠点して強盗を働き、後漢代に黄巾の賊が白波谷に拠って乱を起こしたことからいう。 【典拠...
【四字熟語】 緑酒紅灯 【読み方】 りょくしゅこうとう 【意味】 歓楽と飽食のたとえ。また、繁華街・歓楽街のようす。 【語源・由来】 「緑酒」は緑色に澄んだ酒(美酒)のこと。「紅灯」は飲食店街などのはなやかな灯のこと。 ...
【四字熟語】 量体裁衣 【読み方】 りょうたいさいい 【意味】 実際の状況に応じて、物事を現実に適した形で処理する策を講じること。からだの寸法を測って、寸法通りに衣服を作る意から。 【語源・由来】 「量体」は体を量ること...
【四字熟語】 梁上君子 【読み方】 りょうじょうのくんし 【意味】 盗賊、どろぼうのこと。転じて、鼠の異名。 【語源・由来】 中国、後漢の陳寔は、ある夜天井の梁の上に泥棒がひそんでいるのに気づき、子供を起こして「人は努力...
【四字熟語】 竜舟鳳艒 【読み方】 りょうしゅうほうぼう 【意味】 天子の乗る舟。また美しい船。 【語源・由来】 「竜舟」「鳳艒」はともに天子の乗る舟。「竜」「鳳」は天子を象徴する。「舟」は大船。「艒」は小舟。 【典拠・...
【四字熟語】 竜舟鷁首 【読み方】 りょうしゅうげきしゅ 【意味】 風流を楽しむ船のこと。 【語源・由来】 竜の頭のついた舟と、水鳥(鷁)の首のついた舟をいう。転じて、豪華な舟遊びの意に用いる場合もある。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 梁冀跋扈 【読み方】 りょうきばっこ 【意味】 後漢の梁冀は朝廷でおごり高ぶり「跋扈将軍」と呼ばれた。 【語源・由来】 「梁冀」は後漢の大将軍。「跋扈」は強くわがままに振る舞うこと。また、臣下が権力を握って...
【四字熟語】 流星光底 【読み方】 りゅうせいこうてい 【意味】 勢いよく振り下ろす刀の光を流星にたとえていう。 【語源・由来】 「光底」は剣のきらめきの下。 【典拠・出典】 頼山陽「題不識庵撃機山図」 流星光底(りゅう...
【四字熟語】 流觴曲水 【読み方】 りゅうしょうきょくすい 【意味】 曲折した水の流れに杯を浮かべ、それが自分の前を流れ過ぎないうちに詩を作り、杯の酒を飲むという風雅な遊びのこと。 【語源・由来】 「觴」は杯の意。「曲水...
【四字熟語】 柳巷花街 【読み方】 りゅうこうかがい 【意味】 遊里・色町のこと。 【語源・由来】 「柳巷」は柳の木が植えてある巷、「花街」は花の咲いている街の意。昔、色町には多くの柳が植えられていたことからいう。 【典...
【四字熟語】 立錐之地 【読み方】 りっすいのち 【意味】 とがった錐をやっとたてることができるほどのごく狭い土地。 【語源・由来】 「錐」は板などに穴をあける道具、きり。一般には「立錐の余地もない」と使うことが多い。 ...
【四字熟語】 六韜三略 【読み方】 りくとうさんりゃく 【意味】 中国の有名な兵法書である『六韜』と『三略』のこと。 【語源・由来】 『六韜』は周の太公望呂尚の作とされ、文・武・竜・虎・豹・犬の六巻。『三略』は前漢の功臣...
【四字熟語】 蘭亭殉葬 【読み方】 らんていじゅんそう 【意味】 書画や骨董、器物などを非常に愛好するたとえ。 【語源・由来】 「蘭亭」は王義之の「蘭亭帖」、「殉葬」は死んだ人といっしょに葬ること。 唐の太宗は書を好み、...
【四字熟語】 覧古考新 【読み方】 らんここうしん 【意味】 古きをかえりみて、新しきを考え察すること。 【語源・由来】 「覧古」は、古きをおもうこと。懐古。 【典拠・出典】 『漢書』「叙伝」 【類義語】 ・温故知新(お...
【四字熟語】 嵐影湖光 【読み方】 らんえいここう 【意味】 山の青々とした気と湖面のかがやき。山水の風景の美しいことの形容。 【語源・由来】 「嵐」は青々とした山の気。青いもや。「湖光」は湖面が日の光をうけてきらきら輝...
【四字熟語】 落落晨星 【読み方】 らくらくしんせい 【意味】 しだいに仲のよい友人がいなくなること。また、友人が年とともにだんだん死んでいなくなること。 【語源・由来】 「落落」はまばらでさみしいさま。「晨星」は夜明け...
【四字熟語】 輿馬風馳 【読み方】 よばふうち 【意味】 非常に速いことのたとえ。 【典拠・出典】 『桃花園』「余韻」 輿馬風馳(よばふうち)の使い方 輿馬風馳(よばふうち)の例文 フォーミュラ1、通称F1は、輿馬風馳な...
【四字熟語】 傭書自資 【読み方】 ようしょじし 【意味】 文章を書いて生活の糧とすること。 【典拠・出典】 『魏書』「劉芳伝」 【類義語】 ・筆耕硯田(ひっこうけんでん) ・心織筆耕(しんしょくひっこう) ・操觚之士(...
【四字熟語】 妖言惑衆 【読み方】 ようげんわくしゅう 【意味】 あやしげなことを言いふらして多くの人を惑わせること。 【語源・由来】 「妖言」は世の人を惑わすあやしい流言。 【典拠・出典】 『三国志』「魏志・刑罰志」 ...
【四字熟語】 庸言庸行 【読み方】 ようげんようこう 【意味】 ふだんの言行。 【語源・由来】 「庸言」は平生の言葉。「庸行」は平生の行動・素行。 【典拠・出典】 『易経』「乾・文言伝」 庸言庸行(ようげんようこう)の使...
【四字熟語】 陽関三畳 【読み方】 ようかんさんじょう 【意味】 別れを繰り返し惜しむこと。陽関の曲の第四句を三度反復して詠うこと。一説に、第二句以下の三句を二度繰り返して詠うこと。 【語源・由来】 「陽関」は「陽関曲」...
【四字熟語】 用管窺天 【読み方】 ようかんきてん 【意味】 視野や見識が狭いことのたとえ。細い管から天をうかがい見る意。 【典拠・出典】 『荘子』「秋水」 【類義語】 ・以管窺天(いかんきてん) ・管中窺豹(かんちゅう...
【四字熟語】 余韻嫋嫋 【読み方】 よいんじょうじょう 【意味】 音声が鳴りやんでもなお残るひびきが、細く長く続くさま。詩や文章の表現の背後に感じられる風情にもたとえる。 【典拠・出典】 蘇軾「前赤壁賦」 余韻嫋嫋(よい...
【四字熟語】 有厚無厚 【読み方】 ゆうこうむこう 【意味】 ほんとうに厚いものは厚薄をいうことができないから厚さがないのとかわらない。 【語源・由来】 「有厚」と「無厚」が同じであるとする詭弁。 【典拠・出典】 『荀子...
【四字熟語】 游雲驚竜 【読み方】 ゆううんきょうりょう 【意味】 空にながれ行く雲と空翔ける竜。能書(すぐれた筆跡)の形容。 【語源・由来】 「雲」は千変万化なことのたとえ。「竜」は強く勇ましく、かつ神秘的な動きにたと...
【四字熟語】 維摩一黙 【読み方】 ゆいまいちもく 【意味】 多弁より沈黙がまさっていることのたとえ。 【語源・由来】 「維摩」は古代インドの大富豪で、在家のまま釈迦の弟子としてその教化を助けた。 釈迦の弟子たちが仏教の...
【四字熟語】 八咫之鏡 【読み方】 やたのかがみ 【意味】 三種の神器の一。天照大神が岩戸に隠れたとき、石凝姥命が作ったとされる鏡。わが国の皇位継承の象徴。 三種の神器のうつのほかの二つは天叢雲剣と八尺瓊勾玉。 【典拠・...
【四字熟語】 約法三章 【読み方】 やくほうさんしょう 【意味】 中国漢の高祖劉邦が作り、民衆に約束した三つの法律のこと。後に転じて、物事を行う際に、事前に決めておく簡単な約束事・規則のことをいう。また、簡単な法律の総称...
【四字熟語】 問答無益 【読み方】 もんどうむえき 【意味】 話し合ってもなんのたしにもならないということ。話を打ち切るときに用いる。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・問答無用(もんどうむよう) 問答無益(もんどうむえ...
【四字熟語】 文殊知恵 【読み方】 もんじゅのちえ 【意味】 すぐれたよい知恵。 【語源・由来】 「文殊」は「文殊菩薩」の略で知恵をつかさどる。「三人寄れば文殊の知恵」は衆知を集めればよい知恵が浮かぶということ。 【典拠...
【四字熟語】 百舌勘定 【読み方】 もずかんじょう 【意味】 うまいことを言って自分だけが得をするような勘定のしかた。 【語源・由来】 鳥のもずと鳩としぎが十五文の買い物をした。支払う段になって、口のうまいもずが鳩に八文...
【四字熟語】 沐浴抒溷 【読み方】 もくよくじょこん 【意味】 髪やからだを洗い清めて、けがれを取り除くこと。 【語源・由来】 「沐浴」は湯水でからだを洗い清めること。「抒溷」の「抒」はとり除く、「溷」はにごり・けがれの...
【四字熟語】 目挑心招 【読み方】 もくちょうしんしょう 【意味】 遊女が流し目で客を誘うさま。 【語源・由来】 「目挑」は目でいどむ、「心招」は心のうちで誘い招くこと。 【典拠・出典】 『史記』「貨殖伝」 目挑心招(も...
【四字熟語】 目指気使 【読み方】 もくしきし 【意味】 言葉を出さず、目くばせや顔つきだけで、目下のものをこき使うこと。 【語源・由来】 「目指」は目くばせで指図すること。威勢が盛んで傲慢なさまをいう。 中国、前漢の貢...
【四字熟語】 妄評多罪 【読み方】 もうひょうたざい 【意味】 見当はずれの批評を深く詫びること。他人の文章への批評のあとに書く謙称。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・暴言多罪(ぼうげんたざい) 妄評多罪(もうひょうた...
【四字熟語】 妄言多謝 【読み方】 もうげんたしゃ 【意味】 いいかげんな言葉を並べたことを深くおわびしますの意。手紙文などの末尾に置く語。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・暴言多罪(ぼうげんたざい) 妄言多謝(もうげ...