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漢検準1級の四字熟語一覧と意味付き【漢字検定】

漢検準1級

「は行」漢検準1級の四字熟語一覧

吠影吠声(はいえいはいせい)

根拠がないようなことでも、誰かが言い始めると世間の人がさも本当のことのように言い広めること。


稗官野史(はいかんやし)

小説。また民間のこまごましたことを歴史風に書いたもの。


敗軍之将(はいぐんのしょう)

失敗して、弁解の資格のない者のこと。戦いに負けた大将のこと。


杯賢杓聖(はいけんしゃくせい)

杯と杓を聖賢にたとえて言ったもの。


吠日之怪(はいじつのあやしみ)

見識の狭い者が、すぐれた言行をわけもわからず疑って非難すること。


背水之陣(はいすいのじん)

必死の覚悟で事に当たること。また、後にひけない困難な状況や立場のこと。


覇王之輔(はおうのほ)

最も強くて力がある補佐役のこと。


伯夷叔斉(はくいしゅくせい)

高潔で清廉潔白な人のこと。


白衣蒼狗(はくいそうく)

世の変化のはやいたとえ。


白屋之士(はくおくのし)

仕官せず貧困な読書人をいう。


白虹貫日(はくこうかんじつ)

白色の虹が太陽を貫く現象。真心が天に通じたときに現れるという。また、君主(太陽)が兵(白色の虹)に危害を加えられる兆候、革命の起きる前兆を表すともいう。


百代過客(はくたいのかかく)

永遠に止まることのない旅人。歳月が過ぎ去って帰らないことを旅人にたとえた言葉。


伯仲之間(はくちゅうのかん)

互いの力が接近していて、優劣がつけにくいこと。「伯」は長兄、「仲」は次兄のことで、「伯仲」はよく似ていて格別の違いがなく、力が接近しているという意味。


白兎赤烏(はくとせきう)

時間のこと。


博聞彊識(はくぶんきょうしき)

広く書物を読んで、物事をよく記憶していること。見聞が広く、かつよく記憶していること。


白竜魚服(はくりょうぎょふく)

身分の高い人がお忍びで外出して災難にあうことのたとえ。


白竜白雲(はくりょうはくうん)

古代中国の法官の呼び名。


破竹之勢(はちくのいきおい)

止めがたいほど勢いが盛んなこと。


白駒空谷(はっくくうこく)

賢人が登用されず野にあること。


八紘一宇(はっこういちう)

全世界を一つの家として考えること。


発縦指示(はっしょうしじ)

戦闘において戦いを指揮すること。また、指揮官。猟犬を解き放ち、獲物のいる場所を指示するという意味。


波濤万里(はとうばんり)

遠い外国のこと。非常に遠く海をへだてているという意味。


破釜沈船(はふちんせん)

生還を考えず、決死の覚悟で出陣すること。出陣に際し、炊事をするための釜をこわし、船を沈め、退路を断つこと。


斑衣之戯(はんいのたわむれ)

親孝行のたとえ。親に孝養のかぎりをつくすことのたとえ。


反逆縁坐(はんぎゃくえんざ)

謀反に連座して罰を得ること。


班荊道故(はんけいどうこ)

昔の友達とばったり会って昔の親交を思い、語り合うこと。


繁劇紛擾(はんげきふんじょう)

非常に忙しくて混乱していること。


繁絃急管(はんげんきゅうかん)

華麗でにぎやかな音楽。また、楽曲が佳境に入って盛り上がっていくこと。


反哺之羞(はんぽのしゅう)

親の恩に報いること。


半面之識(はんめんのしき)

ほんのちょっとした顔見知りのこと。


梅妻鶴子(ばいさいかくし)

梅と鶴を家族にする意で、妻をめとらず俗世を離れ、気ままに風流に暮らすたとえ。


馬牛襟裾(ばぎゅうきんきょ)

学識のない者、礼儀知らずな者をののしっていう語。馬や牛が人の衣服を着たようなものという意から。


莫逆之交(ばくぎゃくのまじわり)

互いに心に逆らうことのない意気投合した親友。


麦秀黍離(ばくしゅうしょり)

亡国の嘆きをいう。


麦秀之歌(ばくしゅうのうた)

故国の滅亡を嘆くこと。


馬遅枚速(ばちばいそく)

文章を作るのに司馬相如は遅く枚皐は速かった。


伐性之斧(ばっせいのおの)

心身に害を及ぼす事物のたとえ。女色におぼれたり、偶然の幸運をあてにすること。


伐氷之家(ばっぴょうのいえ)

位の高い高貴な家柄のこと。


万頃瑠璃(ばんけいるり)

青く広々としているさま。


万杵千砧(ばんしょせんちん)

きぬたを打つ大勢の婦人のこと。また、あちこちから聞こえるきぬたの音のこと。


盤石之固(ばんじゃくのかため)

きわめて堅固なこと。


万乗之君(ばんじょうのきみ)

兵車一万台を出せる大国の君主。大諸侯。一般に天子をいう。


万全之策(ばんぜんのさく)

まったく手ぬかりがないはかりごと。


万物逆旅(ばんぶつのげきりょ)

天地のこと。


万夫之望(ばんぷののぞみ)

天下の万人が仰ぎ慕うこと。また、そういう人。


万里之望(ばんりののぞみ)

立身出世しようとする願いの事。


万里鵬程(ばんりほうてい)

遠大な道程のたとえ。海が限りなく広がることの形容。


万里鵬翼(ばんりほうよく)

非常に遠く隔たった広い空やはるかな旅路などのたとえ。また、大きな気概や勢いのたとえ。


悲喜交交(ひきこもごも)

悲しみと喜びを、代わる代わる味わうこと。また、悲しみと喜びが入り交じっていること。


匪石之心(ひせきのこころ)

節操が固く何事にも動じない堅固な心のたとえ。


肥大蕃息(ひだいはんそく)

肥え太り盛んにふえること。


筆耕硯田(ひっこうけんでん)

文章で生計を立てること。


匹夫之勇(ひっぷのゆう)

考えることもなく、血気にはやるだけの勇気。


飛兎竜文(ひとりょうぶん)

才能のあるすぐれた子供のこと。


皮膚之見(ひふのけん)

うわべだけで本質をとらえようとしない浅薄な考えのこと。


百縦千随(ひゃくしょうせんずい)

どんなわがままも聞くこと。また、どんなわがままでもきかれること。


百世之師(ひゃくせいのし)

のちの世まで人の師と仰がれる人のこと。


百世之利(ひゃくせいのり)

永久の利益のこと。


百尺竿頭(ひゃくせきかんとう)

百尺もある竿の先端。転じて、到達しうる極限。最上の極地。


百年之業(ひゃくねんのぎょう)

後々までの仕事。また、古くから伝わった仕事。


百年之柄(ひゃくねんのへい)

後々のことを図る権柄のこと。


百福荘厳(ひゃくふくしょうごん)

仏像を、数多く積んだ福で飾ること。


百味飲食(ひゃくみのおんじき)

いろいろな珍しい飲食物のこと。


百薬之長(ひゃくやくのちょう)

酒のこと。また、酒があらゆる薬の中で最もよく効くということ。


百里之命(ひゃくりのめい)

一国の運命。君主から委任されて行う政治のこと。


百伶百利(ひゃくれいひゃくり)

非常に聡明なこと。


百挙百捷(ひゃっきょひゃくしょう)

どんなことも行っただけうまくいくこと。やればやっただけうまくいくこと。


百歩穿楊(ひゃっぽせんよう)

射撃の技術がすぐれていること。百歩離れた所から、ねらいを定めた細い楊の葉を射抜いて穴をあけること。


氷肌玉骨(ひょうきぎょっこつ)

美しい女性のこと。また、梅の花をいう。


氷壺秋月(ひょうこしゅうげつ)


豹死留皮(ひょうしりゅうひ)

死後に功名を残すたとえ。


漂蕩奔逸(ひょうとうほんいつ)

あてもなく走り回ること。


飛鷹走狗(ひようそうく)

たかを飛ばし、犬を走らせる意で、狩りをすること。


飛竜乗雲(ひりょうじょううん)

英雄が時勢に乗じて勢いを得て、才能を発揮すること。


牝鶏牡鳴(ひんけいぼめい)


貧富貴賤(ひんぷきせん)

貧しい者と富める者、身分の尊い者と賤しい者。


美酒佳肴(びしゅかこう)

おいしい酒と、うまいさかな。非常においしいごちそうのこと。


美須豪眉(びしゅごうび)

凛々しい男性のこと。


尾生之信(びせいのしん)

約束をかたく守ること。また、馬鹿正直で融通がきかないこと。


謬悠之説(びゅうゆうのせつ)

でたらめでとりとめのない考え方のこと。


猫鼠同眠(びょうそどうみん)

どろぼうを捕らえる者とどろぼうがなれ合うこと。また、上役と下僚が結託して悪事を働くことのたとえ。


廟堂之器(びょうどうのき)

政治をつかさどることができる立派な器量の人物のこと。


布衣之極(ふいのきょく)

庶民として最高の出世のこと。


布衣之交(ふいのまじわり)

身分や地位などを問題にしない心からの交際。また、庶民的なつきあい。


風魚之災(ふうぎょのわざわい)

海上の暴風による災難のこと。また、海賊や外敵などによる災難のこと。


風餐雨臥(ふうさんうが)

旅の苦しみや野外での仕事の苦しみ。また、野宿をすること。


風餐露宿(ふうさんろしゅく)

風にさらされ、露にぬれ野宿をすること。転じて、旅の苦労、野宿の苦しみのたとえ。


風樹之歎(ふうじゅのたん)

父母が亡くなってしまって、孝行を尽くすことができない嘆き。


風霜之任(ふうそうのにん)

司法官のこと。


風木之悲(ふうぼくのかなしみ)

父母が亡くなってしまって、孝行を尽くすことができない嘆き。


浮雲驚竜(ふうんきょうりょう)

筆勢がきわめて自由闊達で勢いがあるさま。


浮雲之志(ふうんのこころざし)

不正な手段で得た財産や地位は、自分とは関係がないはかないものだという考え方。


不壊金剛(ふえこんごう)

きわめて堅固でこわれないこと。また、志をかたく守って変えないたとえ。


浮瓜沈李(ふかちんり)

夏の優雅な遊びをいう。


夫家之征(ふかのせい)

中国周代の税の一。民衆で一定の仕事を持たない者に、罰金として出させた。


浮花浪蕊(ふかろうずい)

取り柄のない平凡なさまのたとえ。


不刊之書(ふかんのしょ)

永久に滅びることなく伝わる書物。不朽の名著。


覆車之戒(ふくしゃのいましめ)

前者の失敗を見て、同じ失敗をしないよう戒めにすること。


腹誹之法(ふくひのほう)

口に出さなくても、心の中で非難すれば罰するという法律のこと。


伏竜鳳雛(ふくりょうほうすう)

才能がありながら、機会に恵まれず、実力を発揮できないでいる者のたとえ。また、まだ世間に知られずにいる優れた人物、将来が期待される有望な若者のたとえ。


不倶戴天(ふぐたいてん)

同じ世には一緒にはいない、同じ天の下には生かしてはおけないと思うほど恨み・怒りの深いこと。もとは父の仇を言った。


不虞之誉(ふぐのほまれ)

思いがけなく得た名誉のこと。


不繋之舟(ふけいのふね)

心にわだかまりがなくさっぱりしていて無心なこと。また、定めなく流れただよっていること。


不言之教(ふげんのおしえ)

言葉にして言わずに、相手に体得させることができる教えのこと。


不失正鵠(ふしつせいこく)

物事の重要な点を正確にとらえること。的をはずさず急所をつくこと。


不惜身命(ふしゃくしんみょう)

仏道のために身も命も惜しまないこと。


負薪汲水(ふしんきゅうすい)

自然の中で簡素な生活を営むこと。


負薪之憂(ふしんのうれい)

自分の病気の称。


負薪之病(ふしんのへい)

自分の病気の称。


附耳之言(ふじのげん)

秘密は漏れやすいし、すぐに広まるものだということ。


二股膏薬(ふたまたこうやく)

定見がなく、あっちへついたり、こっちへついたりすること。


釜底抽薪(ふていちゅうしん)

問題を解決するためには根本の原因を取り除かなければならないというたとえ。


敷天之下(ふてんのもと)

世界中。


不抜之志(ふばつのこころざし)

物事にくじけない強い意志のこと。


不毛之地(ふもうのち)

草木や穀物が生じないやせた土地のこと。また、新しい発見もよい結果も得られないこと。


夫里之布(ふりのふ)

中国古代の税法の一。夫布と里布のこと。


焚琴煮鶴(ふんきんしゃかく)

琴を焼いてつるを煮る意で、殺風景なこと。また、風流心のないことのたとえ。


粉粧玉琢(ふんしょうぎょくたく)

女性の容貌が美しいことのたとえ。


焚書坑儒(ふんしょこうじゅ)

思想・学問・言論を弾圧すること。


粉白黛墨(ふんぱくたいぼく)

美人のこと。


墳墓之地(ふんぼのち)

生まれ故郷のこと。


舞馬之災(ぶばのわざわい)

火事のこと。


文質彬彬(ぶんしつひんぴん)

外見の美しさと内面の実質がよく調和していること。人の文雅であってしかも飾りけの無いことの形容。


蚊虻走牛(ぶんぼうそうぎゅう)

小さなものが強大なものを制すること。また、ささいなことが原因となって大事件や災難を引きおこすこと。


蚊虻之労(ぶんぼうのろう)

取るに足りない技能のこと。


分憂之寄(ぶんゆうのき)

国司(諸国におかれた地方官)のこと。


並駕斉駆(へいがせいく)

力や能力に差がないこと。


並駆斉駕(へいくせいが)

力や能力に差がないこと。


平沙落雁(へいさらくがん)

中国瀟湘八景の一つ。また琴曲の名。


兵車之会(へいしゃのかい)

武力によって諸侯を会合させること。


兵者凶器(へいはきょうき)

武器は人をそこなう不吉な道具であるということ。


平伏膝行(へいふくしっこう)

高貴の人の前で恐縮して進み出るさま。


閉明塞聡(へいめいそくそう)

世間の事物と接触を断ち切る。また、現実から逃避すること。


碧眼紅毛(へきがんこうもう)

赤い髪の毛、青い眼の人の意で、西洋人を指す。


碧血丹心(へきけつたんしん)

このうえない真心、忠誠心のこと。


碧落一洗(へきらくいっせん)

大空がからりと晴れわたること。


辺地粟散(へんちぞくさん)

粟つぶの散らばったような世界の果ての小さな国。特に中国などから見て日本をいう。


偏僻蔽固(へんぺきへいこ)

道理に暗く考えがかたよっていて、かたくななこと。


米泉之精(べいせんのせい)

酒をいう。


鞭声粛粛(べんせいしゅくしゅく)

相手に気づかれないように、静かに馬に鞭打つさま。


鳳凰来儀(ほうおうらいぎ)

世の中が太平なことのたとえ。


方正之士(ほうせいのし)

行いの正しい人のこと。


蜂準長目(ほうせつちょうもく)

賢くて抜け目のない人相のこと。


抱柱之信(ほうちゅうのしん)

約束をかたく守ること。また、馬鹿正直で融通がきかないこと。


鵬程万里(ほうていばんり)

はるか遠くへだたった旅路・道程のたとえ。また、限りなく広がる大海の形容。前途が洋々たることの形容に用いられることもある。


蓬頭垢面(ほうとうこうめん)

身だしなみに無頓着で、むさくるしいこと。また、疲れ切った貧しい様子。乱れた髪と垢まみれの顔の意から。


放蕩三昧(ほうとうざんまい)

勝手放題にすること。酒や女におぼれて品行が悪く、勝手気ままなこと。


朋党比周(ほうとうひしゅう)

同志が団結して助けあい、仲間以外のものを排斥すること。


放蕩無頼(ほうとうぶらい)

酒色にふけり、勝手気ままに振る舞って品行の定まらないさま。


蓬頭乱髪(ほうとうらんぱつ)

よもぎのように髪が乱れるさま。


法爾自然(ほうにじねん)

少しも人為的な力が加わらないあるがままの姿であること。


捧腹絶倒(ほうふくぜっとう)

腹を抱えて大笑いすること。


捧腹大笑(ほうふくたいしょう)

腹を抱えて大笑いすること。


泡沫夢幻(ほうまつむげん)

人生のはかないことのたとえ。


蓬莱弱水(ほうらいじゃくすい)

遠くはるかにへだたっていること。


方領矩歩(ほうりょうくほ)

儒者の身なりや態度のたとえ。


輔車相依(ほしゃそうい)

お互いに助け合う密接な関係。


発菩提心(ほつぼだいしん)

仏門に入って僧になろうと思うこと。また、悟りを開こうという気持ちを持つこと。


蒲柳之質(ほりゅうのしつ)

若いときから体質が虚弱なこと。


奔逸絶塵(ほんいつぜつじん)

非常にはやく走ること。


本領安堵(ほんりょうあんど)

鎌倉・室町時代、幕府や大名がその支配下にある者に対して、ある特定の領地が間違いなくその領地であることを承認し証明の書面を出すこと。


亡羊之嘆(ぼうようのたん)

学問の道が多方面にわたって真理を掴むのが難しく、途方に暮れて悲しみ嘆くこと。


亡羊補牢(ぼうようほろう)

失敗したあとで、慌てて改善するたとえ。あとのまつり。また、失敗したあとで、すぐに手当てをすれば、災いや過ちを大きくしないですむたとえ。


撲朔謎離(ぼくさくめいり)

男か女か分からないこと。


暮色蒼然(ぼしょくそうぜん)

夕暮れどきの、徐々にあたりが薄暗くなっていく様子。


凡聖一如(ぼんしょういちにょ)

人には凡人と聖者の別はあるが本性は平等であること。


煩悩菩提(ぼんのうぼだい)

煩悩は悟りの縁であること。


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