発憤忘食【はっぷんぼうしょく】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)
【四字熟語】 発憤忘食 【読み方】 はっぷんぼうしょく 【意味】 心を奮い立たせて、食事をとるのも忘れるほど物事に夢中になって励むこと。 【語源・由来】 「発憤」は心を奮いおこすこと。「忘食」は食事をとるのも忘れるほど熱...
【四字熟語】 発憤忘食 【読み方】 はっぷんぼうしょく 【意味】 心を奮い立たせて、食事をとるのも忘れるほど物事に夢中になって励むこと。 【語源・由来】 「発憤」は心を奮いおこすこと。「忘食」は食事をとるのも忘れるほど熱...
【四字熟語】 抜苦与楽 【読み方】 ばっくよらく 【意味】 苦しみを取り除いて、安楽を与えること。 【語源・由来】 「抜」は取り除くという意味で、「抜苦」は苦しみを取り除くこと。本来仏教語で、仏の慈悲のことをいう。 【典...
【四字熟語】 撥雲見日 【読み方】 はつうんけんじつ 【意味】 気がかりなことがなくなって希望がもてるようになること。 【語源・由来】 立ちこめていた暗雲が払いのけられて光明がさし、前途に希望が持てるようになるさまをいう...
【四字熟語】 破竹之勢 【読み方】 はちくのいきおい 【意味】 止めがたいほど勢いが盛んなこと。 【語源・由来】 「破竹」は竹を割ること。竹は最初の一節を割ると、次から次に裂けることからいう。 【典拠・出典】 『北史』「...
【四字熟語】 白璧断獄 【読み方】 はくへきだんごく 【意味】 罪の疑わしいは許し、賞の疑わしい者には賞を与える判決。 【語源・由来】 まったく同じように見える白壁(白い玉)が見る方向を変えて見ると、一つはもう一つの倍の...
【四字熟語】 麦秀之歌 【読み方】 ばくしゅうのうた 【意味】 故国の滅亡を嘆くこと。 【語源・由来】 殷の王族であった箕子が殷王朝の滅亡後、殷の故都を過ぎその廃墟に麦が伸びているのを見て悲しみを作った歌。「麦秀」は麦が...
【四字熟語】 麦秀黍離 【読み方】 ばくしゅうしょり 【意味】 亡国の嘆きをいう。 【語源・由来】 殷の王族であった箕子が殷王朝の滅亡後、殷の故都を過ぎその廃墟に麦が伸びているのを見て悲しみを作った歌。「麦...
【四字熟語】 伯牙絶弦 【読み方】 はくがぜつげん 【意味】 心からの友人を失った悲しみ。 【語源・由来】 『呂氏春秋』「本味」より。「伯牙」は人の名前。「絶弦」は琴の弦を切ること。 中国春秋時代、琴の名手伯牙は友人の鐘...
【四字熟語】 破戒無慙 【読み方】 はかいむざん 【意味】 戒律を破っても少しも恥じないこと。 【語源・由来】 仏教語で「破戒」は僧が戒律を破ること。「慙」は恥という意味。 【典拠・出典】 - 破戒無慙(はかいむざん)の...
【四字熟語】 杯中蛇影 【読み方】 はいちゅうのだえい 【意味】 疑い深くなり、ありもしないことに恐れ悩むこと。 【語源・由来】 酒杯の中に映った蛇の影という意味。中国河南の長官楽広の友人が酒を飲み、壁にかけた蛇を描いた...
【四字熟語】 杯酒解怨 【読み方】 はいしゅかいえん 【意味】 互いに酒を酌み交わし心からの会話を通して怨みやわだかまりを忘れる。 【語源・由来】 「杯酒」はさかずきに酌んだ酒。また酒を飲むこと。杯を酌み交わすこと。 【...
【四字熟語】 吠日之怪 【読み方】 はいじつのあやしみ 【意味】 見識の狭い者が、すぐれた言行をわけもわからず疑って非難すること。 【語源・由来】 「吠日」は日にむかって犬がほえること。中国蜀の地方は、山が高く雨も多いの...
【四字熟語】 買妻恥醮 【読み方】 ばいさいちしょう 【意味】 夫を棄てた妻がその後の結婚を恥じること。 【語源・由来】 漢の朱買臣の妻は貧乏に耐えきれず、将来富貴になるだろうという夫の言葉を信ぜず、夫のもとを去った。の...
【四字熟語】 佩韋佩弦 【読み方】 はいいはいげん 【意味】 自分の性格を改めて修養しようと戒めのための物を身につけること。 【語源・由来】 「佩」は佩び物。「韋」はなめし皮でやわらかく、「弦」はゆみづるできびしい。 中...
【四字熟語】 熱願冷諦 【読み方】 ねつがんれいてい 【意味】 熱心に願うことと冷静に本質を見つめること。 【語源・由来】 「諦」は明らかによく見る。 【典拠・出典】 - 熱願冷諦(ねつがんれいてい)の使い方 熱願冷諦(...
【四字熟語】 忍気呑声 【読み方】 にんきどんせい 【意味】 怒りをこらえて声に出さないこと。遠慮して憤りを抑え、言いたいこともあえて言わないでいること。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・忍之一字(にんのいちじ) ・隠...
【四字熟語】 入木三分 【読み方】 にゅうぼくさんぶ 【意味】 書道で筆勢が非常に強いこと。また、物事を的確に深くつっこんで考えること。 【語源・由来】 「入木」は木にしみこむという意味。「三分」は約七ミリ。 中国東晋の...
【四字熟語】 入境問禁 【読み方】 にゅうきょうもんきん 【意味】 国境を超えたら、まずその国・地方で禁止されていることをたずね、それを犯さないことがたいせつであるということ。 【典拠・出典】 『礼記』「曲礼・上」 【類...
【四字熟語】 左見右見 【読み方】 とみこうみ 【意味】 あっちを見たりこっちを見たりすること。また、あちらこちらに気を配ること。 【語源・由来】 左を見たり、右を見たりという意味。「と」「こう(「かく」の転)」はともに...
【四字熟語】 二河白道 【読み方】 にがびゃくどう 【意味】 水と火の二つの川に挟まれたひとすじの白い道。極楽の彼岸に到達する道にたとえたもの。 【語源・由来】 水の川と火の川を貪りと怒りにたとえ、この二つの川に挟まれた...
【四字熟語】 悖出悖入 【読み方】 はいしゅつはいにゅう 【意味】 道理に反した法令を出せば人民の恨みの声となってはね返ってくる。 【語源・由来】 「悖」はそむく、さからうという意味。 【典拠・出典】 『大学』 悖出悖入...
【四字熟語】 内疎外親 【読み方】 ないそがいしん 【意味】 外見は親しそうにしているが内心は疎んじていること。 【語源・由来】 「疎」はうとんじる、きらう、遠ざけるという意味。 【典拠・出典】 『韓詩外伝』「二」 【類...
【四字熟語】 呑刀刮腸 【読み方】 どんとうかっちょう 【意味】 心を入れ替えて善になることのたとえ。 【語源・由来】 「刮腸」は小刀で内臓を抉り取るということ。刀を吞んで、腸をけずり汚れを除き去るという意味。「刮」はけ...
【四字熟語】 呑炭漆身 【読み方】 どんたんしっしん 【意味】 復讐のために、仇を討ったり、どんな苦しみや苦労もいとわないこと。 【語源・由来】 「呑炭」は、炭を呑むこと。「漆身」は、身体に漆を塗りつけること。 【典拠・...
【四字熟語】 得意忘形 【読み方】 とくいぼうけい 【意味】 芸術などで精神をとって表面にあらわれた外形や形式を捨て忘れること。また、得意のあまり我を忘れること。 【語源・由来】 「忘形」は自分の肉体を忘れるという意味。...
【四字熟語】 咄咄怪事 【読み方】 とつとつかいじ 【意味】 驚くほど意外で怪しい出来事。また、非常に都合が悪くよくないこと。 【語源・由来】 「咄咄」は、意外さに驚いて発する声。 【典拠・出典】 『晋書』「殷浩伝」 咄...
【四字熟語】 突怒偃蹇 【読み方】 とつどえんけん 【意味】 岩石がごつごつと突き出た様子を人が怒った姿、またおごり高ぶるさまにたとえたもの。 【語源・由来】 「突怒」は激しく怒るさま。「偃蹇」は人のおごり高ぶるさま。 ...
【四字熟語】 咄嗟叱咤 【読み方】 とっさしった 【意味】 わめき叫びながら大声でしかること。 【語源・由来】 「咄嗟」はなげくこと、しかること。「叱咤」は大声でしかりつけること。 【典拠・出典】 蘇軾「三国論」 咄嗟叱...
【四字熟語】 弩張剣抜 【読み方】 どちょうけんばつ 【意味】 情勢が緊迫して今にも戦いがはじまりそうなたとえ。また、書道で筆力がはげしくて気迫がこもっているたとえ。 【語源・由来】 『法書要録』引の『袁昂古今書評』より...
【四字熟語】 斗粟尺布 【読み方】 とぞくしゃくふ 【意味】 兄弟の仲が悪いこと。 【語源・由来】 「斗粟」は一斗の粟、「尺布」は一尺の布という意で、わずかな食料と衣類のこと。 【典拠・出典】 『史記』「淮南レイ王長伝」...
【四字熟語】 得隴望蜀 【読み方】 とくろうぼうしょく 【意味】 人間の欲望には限りがないということ。 【語源・由来】 「隴」は今の甘粛省、「蜀」は四川省の地域をいう。後漢の光武帝が隴の地を得た後に、さらに蜀の地まで手に...
【四字熟語】 独弦哀歌 【読み方】 どくげんあいか 【意味】 ひとりで弦をつまびきしつつ悲しげな歌をうたう。ひとり悲痛な調子で論弁することをいう。 【典拠・出典】 『荘子』「天地」 独弦哀歌(どくげんあいか)の使い方 独...
【四字熟語】 跿跔科頭 【読み方】 とくかとう 【意味】 勇猛な兵士のこと。 【語源・由来】 「跿跔」は足に何もはかないこと、素足。「科頭」はかぶとや頭巾などをつけない頭という意味。 【典拠・出典】 『史記』「張儀伝」 ...
【四字熟語】 吐気揚眉 【読み方】 ときようび 【意味】 やるべき事を成し遂げて喜ぶさま。気がかりだったことが思い通りできて、それまで抑圧されていた気持ちが解放され、喜び楽しむさま。また憤怒するさまにもいう。 【語源・由...
【四字熟語】 瞠目結舌 【読み方】 どうもくけつぜつ 【意味】 驚いて呆然とすること。 【語源・由来】 「瞠目」は驚いて目を見張ること。「結舌」は舌を結ぶという意味から、ものを言わないこと。ひどく驚いて目をむき、舌をこわ...
【四字熟語】 同病相憐 【読み方】 どうびょうそうれん 【意味】 同じ境遇・悩みに苦しむ者どうしは、互いに同情しあうこと。同じ気持ちで苦しむ者は、その苦しみをなぐさめ合うこと。 【典拠・出典】 『呉越春秋』「闔閭内伝」 ...
【四字熟語】 螳臂当車 【読み方】 とうひとうしゃ 【意味】 微弱な者が自分の力をかえりみず強者に立ち向かうたとえ。 【語源・由来】 『韓詩外伝』「八」より。かまきりがそのかまをを振り上げて車に立ち向かうという意味。かま...
【四字熟語】 頭髪上指 【読み方】 とうはつじょうし 【意味】 激怒して、髪の毛がさかだつこと。 【語源・由来】 「上指」は上を指すこと。 【典拠・出典】 『史記』「項羽紀」 【類義語】 ・怒髪衝天(どはつしょうてん) ...
【四字熟語】 銅頭鉄額 【読み方】 どうとうてつがく 【意味】 きわめて勇猛なたとえ。 【語源・由来】 銅の頭に鉄のひたいという意味。また、重武装した勇敢な兵にもいう。 【典拠・出典】 『史記』「五帝紀・正義」 銅頭鉄額...
【四字熟語】 銅駝荊棘 【読み方】 どうだけいきょく 【意味】 国の滅亡を嘆くことのたとえ。 【語源・由来】 宮殿が破壊されつくし、銅製のらくだがいばらの中にうち捨てられているのを嘆くという意味。「駝」はらくだ。「荊棘」...
【四字熟語】 陶潜帰去 【読み方】 とうせんききょ 【意味】 陶潜は俗を嫌い自然を愛し、官を辞して故郷へ帰った。 【語源・由来】 『蒙求』「陶潜帰去」より。「陶潜」は東晋の人。字は淵明。自然を愛し田園詩人と称された。 陶...
【四字熟語】 同仁一視 【読み方】 どうしんいっし 【意味】 差別することなくすべての人を見て愛すること。人や禽獣に区別なく接すること。 【語源・由来】 「聖人は一視にして同仁、近くに篤くして遠くを挙ぐるなり」より。「仁...
【四字熟語】 桃傷李仆 【読み方】 とうしょうりふ 【意味】 兄弟が互いに争い、反目することのたとえ。 【語源・由来】 桃がきずつき、すももが倒れるという意味。「仆」はたおれる、たおれ死ぬ、ころすという意味。 【典拠・出...
【四字熟語】 冬日之温 【読み方】 とうじつのおん 【意味】 君恩のあたたかさのたとえ。 【語源・由来】 冬の日光のあたたかさのこと。「冬日」は冬の日、冬の太陽、冬の日光。 【典拠・出典】 王倹 冬日之温(とうじつのおん...
【四字熟語】 恫疑虚喝 【読み方】 どうぎきょかつ 【意味】 心中ではびくびくしながら相手をおどすこと。 【語源・由来】 「恫疑」は恐れてためらう、「疑」はどうしようかと迷うこと。「虚喝」は虚勢をはっておどすこと。からお...
【四字熟語】 冬溫夏凊 【読み方】 とうおんかせい 【意味】 親に孝行を尽くすこと。 【語源・由来】 「凊」は「涼」に同じで、涼しいという意味。冬は温かく、夏は涼しくて、過ごしやすくしてあげるという意味から。 【典拠・出...
【四字熟語】 天理人欲 【読み方】 てんりじんよく 【意味】 天の条理と人の欲望。人にある天然の本性と欲望。 【語源・由来】 『孟子』「梁恵王・集注」より。「天理」は自然の本性。道理をそなえた人の本性。「天理」と「人欲」...
【四字熟語】 転迷開悟 【読み方】 てんめいかいご 【意味】 迷いを転じて悟りを開くこと。いろいろな煩悩の迷いから解脱して、涅槃の悟りに達すること。 【典拠・出典】 - 転迷開悟(てんめいかいご)の使い方 転迷開悟(てん...
【四字熟語】 椽大之筆 【読み方】 てんだいのふで 【意味】 重厚で堂々としたりっぱな文章。 【語源・由来】 「椽」は家の棟から軒にかけた屋根を支えるたる木。 王珣がたる木のような大きな筆をもらった夢を見てから、堂々とし...
【四字熟語】 霑体塗足 【読み方】 てんたいとそく 【意味】 苦労して労働すること。 【語源・由来】 からだをぬらし、足をどろまみれにして、野良仕事をすることから。「霑」はうるおす、ぬらすこと。「塗」はどろにまみれる、よ...
【四字熟語】 天花乱墜 【読み方】 てんからんつい 【意味】 ことのほか話し方がいきいきしていていること。また、事実を誇張して話すこと。また、巧みな言葉で人をだますこと。 【語源・由来】 「天花」は天の妙花のこと。「乱墜...
【四字熟語】 探卵之患 【読み方】 たんらんのうれい 【意味】 自分の拠点をおそわれることへの恐れ。 【語源・由来】 親鳥の留守の間に、巣から卵をとられる心配。 【典拠・出典】 『北史』「斉・孝昭帝紀」 探卵之患(たんら...
【四字熟語】 泥首銜玉 【読み方】 でいしゅかんぎょく 【意味】 頭を土につけ、口に玉をふくむこと。謝罪降伏するときの儀式のこと。 【典拠・出典】 『後漢書』「公孫述伝・論」 泥首銜玉(でいしゅかんぎょく)の使い方 泥首...
【四字熟語】 廷諍面折 【読み方】 ていそうめんせつ 【意味】 面と向かって臆することなく争論すること。 【語源・由来】 「廷諍」は朝廷で争論すること。剛直の臣についていう。「面折」は面と向かって責める。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 定省温凊 【読み方】 ていせいおんせい 【意味】 親に孝養を尽くすこと。 【語源・由来】 冬には暖かく夏には涼しく過ごせるよう配慮し、夜には寝床を整え定め朝にはご機嫌を伺う。もと人の子たる者の礼を説いた語。...
【四字熟語】 低唱微吟 【読み方】 ていしょうびぎん 【意味】 小さな声でしんみりと歌うこと。低い声で歌を口ずさむこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・低吟微詠(ていぎんびえい) 低唱微吟(ていしょうびぎん)の使い方...
【四字熟語】 豬突豨勇 【読み方】 ちょとつきゆう 【意味】 いのししのように勇ましい武者のこと。 【語源・由来】 漢の王莽が組織した軍隊の名。「豬突」はいのししのようにがむしゃらに突き進むこと。 【典拠・出典】 『漢書...
【四字熟語】 佇思停機 【読み方】 ちょしていき 【意味】 しばらくの間その場に立ち止まって、あれこれ思いなやみ、こころのはたらきをやめてしまうこと。 【語源・由来】 「機」は心のはたらき・作用。 【典拠・出典】 『碧巌...
【四字熟語】 張眉怒目 【読み方】 ちょうびどもく 【意味】 眉をつり上げて目をむく。仁王さまのような荒々しい形相をいう。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・横眉怒目(おうびどもく) 張眉怒目(ちょうびどもく)の使い方 ...
【四字熟語】 頂天立地 【読み方】 ちょうてんりっち 【意味】 堂々として誰にも頼らず生きているさま。また、正々堂々として志の遠大なさま。 【典拠・出典】 『五灯会元』「二○」 頂天立地(ちょうてんりっち)の使い方 頂天...
【四字熟語】 重見天日 【読み方】 ちょうけんてんじつ 【意味】 暗く苦しい状況から解放されて、以前の明るい状態に戻ること。 【語源・由来】 「重見」は重ねて見る、再び見ること。「天日」は太陽のこと。 【典拠・出典】 -...
【四字熟語】 朝過夕改 【読み方】 ちょうかせきかい 【意味】 過ちを犯せばすぐに改めるたとえ。 【語源・由来】 朝方あやまちを犯せば夕べには改めるという意味。君子の態度をいう。 【典拠・出典】 『漢書』「翟方進伝」 朝...
【四字熟語】 忠勇義烈 【読み方】 ちゅうゆうぎれつ 【意味】 忠義で勇気があり、正義感が強くはげしいこと。 【典拠・出典】 - 忠勇義烈(ちゅうゆうぎれつ)の使い方 忠勇義烈(ちゅうゆうぎれつ)の例文 父さんは忠勇義烈...
【四字熟語】 忠言逆耳 【読み方】 ちゅうげんぎゃくじ 【意味】 忠告は聞きにくいものだが、自分にとって真にためになるものだということ。 【語源・由来】 「逆耳」は聞きづらいこと。人からの忠告はとかく聞きにくいものだが、...
【四字熟語】 遅暮之嘆 【読み方】 ちぼのたん 【意味】 しだいに年をとっていくわが身を嘆くこと。 【語源・由来】 「遅暮」はだんだんと年をとること。 【典拠・出典】 『楚辞』「離騒」 遅暮之嘆(ちぼのたん)の使い方 遅...
【四字熟語】 知足不辱 【読み方】 ちそくふじょく 【意味】 節度を超えた欲望をもつことを戒めたもの。 【語源・由来】 分に安んじて満足することを知ればはずかしめを受けることもない。 【典拠・出典】 『老子』「四四章」 ...
【四字熟語】 知足安分 【読み方】 ちそくあんぶん 【意味】 高望みをしないこと。自分の身分や境遇に応じ、分をこえて多くは望まないこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・安分守己(あんぶんしゅき) ・一枝巣林(いっしそ...
【四字熟語】 断悪修善 【読み方】 だんなくしゅぜん 【意味】 仏教で、一切の煩悩を断とうとする誓いのこと。 【語源・由来】 悪を断ち切って善を修行するという意味で、あらゆるものを救おうとする菩薩の誓願の一つ。 【典拠・...
【四字熟語】 胆戦心驚 【読み方】 たんせんしんきょう 【意味】 恐怖で胸が震えおののくこと。 【語源・由来】 「胆」は肝臓。「心」は心臓のことだが、ここでは人間のこころ、精神という意味。「戦」と「驚」はともに驚き恐れお...
【四字熟語】 断薺画粥 【読み方】 だんせいかくしゅく 【意味】 貧乏に耐えて勉学に励むこと。 【語源・由来】 「薺」はなずな(ぺんぺん草)のことで、「断薺」はなずなをきざむこと。「画」はたてよこに線を引いて四つに区切る...
【四字熟語】 多情仏心 【読み方】 たじょうぶっしん 【意味】 感情が豊かで移り気だが、薄情になれない性質のこと。 【語源・由来】 もともと人や物事に対して情の多いことが仏の慈悲の心につながるという意味。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 多情多恨 【読み方】 たじょうたこん 【意味】 物事に感じやすいために、うらみや悲しみも多いこと。また、恋愛感情が豊かなさまにいう。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・多感多恨(たかんたこん) ・多恨多情(...
【四字熟語】 大惑不解 【読み方】 たいわくふかい 【意味】 自分の心の惑いがわかっていない者は一生の間真理を悟ることができない。また、いろいろ疑い迷って、疑問がなかなか解けないこと。 【語源・由来】 「大惑」は自分の心...
【四字熟語】 大死一番 【読み方】 だいしいちばん 【意味】 ここぞと意を決すること。死んだつもりで奮起するという意味。 【語源・由来】 仏教では、おのれを捨て欲を去り迷いを断って仏の道に精進することにいう。 【典拠・出...
【四字熟語】 大悟徹底 【読み方】 たいごてってい 【意味】 仏教で完全に煩悩をすて、悟りきること。 【典拠・出典】 『無門関』「二」 【類義語】 ・廓然大悟(かくねんたいご) 大悟徹底(たいごてってい)の使い方 大悟徹...
【四字熟語】 大驚失色 【読み方】 たいきょうしっしょく 【意味】 たいそう驚き恐れ顔色を失う。 【語源・由来】 「大驚」は大いに驚くという意味だが、単に驚くだけでなく驚愕すること。「失色」は顔色をなくす、顔色が青ざめる...
【四字熟語】 大義滅親 【読み方】 たいぎめっしん 【意味】 君国に報いるためには親兄弟もかえりみないということ。 【語源・由来】 「親」は親子兄弟など身内の関係。「大義」は臣下が君国に尽くすべき道義。 【典拠・出典】 ...
【四字熟語】 大快人心 【読み方】 たいかいじんしん 【意味】 世間の人を痛快な気分にさせること。主として、悪人や悪事などが厳しく糾弾されたときに用いられる。「大いに人心を快くす」と訓読する. 【典拠・出典】 『明史』余...
【四字熟語】 孫康映雪 【読み方】 そんこうえいせつ 【意味】 苦学することのたとえ。晋の孫康が雪明かりで読書したこと。 【語源・由来】 孫康は家が貧しくて灯油が買えなかったので月の照らす雪あかりで勉強した故事。 【典拠...
【四字熟語】 足音跫然 【読み方】 そくおんきょうぜん 【意味】 足音のひびくさま。転じて、得難い来客。また、得難い人物に遭遇するたとえ。 【語源・由来】 「跫然」は人の歩く足音のさま。 人里離れた荒野で迷っているときに...
【四字熟語】 楚越同舟 【読み方】 そえつどうしゅう 【意味】 仲の悪い者どうしが、同じ場所や境遇にいること。もとは、反目しあいながらも利害が一致するときには協力しあうという意味。 【語源・由来】 「楚」と「越」は中国春...
【四字熟語】 巣林一枝 【読み方】 そうりんいっし 【意味】 分相応に満足すること。 【語源・由来】 鳥が巣を作るのは多くの木がある林の中でもたった一本の枝にすぎないという意味から。人には分相応ということがあり、ものには...
【四字熟語】 草木皆兵 【読み方】 そうもくかいへい 【意味】 相手の勢いなどに恐れおののくあまり、何でもないものに対しても、自分の敵であるかのようにひどく恐れ、怯えること。 【語源・由来】 恐怖のあまり、草や木まで敵兵...
【四字熟語】 壮士凌雲 【読み方】 そうしりょううん 【意味】 俗世間を遠く超越したいと願う高尚なこころざし。また、志気盛んに大いに飛躍しようとするこころざし。 【語源・由来】 「凌雲」は雲を高くしのいで上るという意味。...
【四字熟語】 宋襄之仁 【読み方】 そうじょうのじん 【意味】 無用の情けをかけること。 【語源・由来】 「宋襄」は中国宋の国の襄公のこと。「仁」は思いやりという意味。 中国春秋時代、宋の襄公が楚と戦ったとき、家臣が、敵...
【四字熟語】 千里無烟 【読み方】 せんりむえん 【意味】 民衆の生活が窮乏をきわめていること。 【語源・由来】 千里四方にわたって、食事の準備をする竈の煙が立ちのぼらないという意味から。 【典拠・出典】 『三国志』「魏...
【四字熟語】 穿壁引光 【読み方】 せんぺきいんこう 【意味】 苦学のたとえ。貧困にもかかわらず、熱心に学問に励むこと。 【語源・由来】 壁に穴をあけ、その穴からもれる隣の家の光で読書をすること。 【典拠・出典】 『西京...
【四字熟語】 前跋後疐 【読み方】 ぜんばつこうち 【意味】 進むことも退くこともできず、どうにもならない困難な状態に追い込まれること。 【語源・由来】 老いた狼が前は自分のあごに垂れ下がった肉を跋(ふ)み、後ろは自分の...
【四字熟語】 漸入佳境 【読み方】 ぜんにゅうかきょう 【意味】 話や状況などがだんだん興味深い部分にさしかかってくること。 【語源・由来】 「漸入」はだんだんその段階に入っていくこと。「佳境」はよい境地、最も興味深くお...
【四字熟語】 吮疽之仁 【読み方】 せんそのじん 【意味】 大将が部下を手あつくいたわること。 【語源・由来】 「吮」は吸い出すこと。「疽」は根の深い、悪性で危険なはれもの。 中国の戦国時代の楚の将軍呉起が、部下が悪性の...
【四字熟語】 戦戦慄慄 【読み方】 せんせんりつりつ 【意味】 恐れつつしむさま。またびくびくして、ふるえ恐れるさま。 【語源・由来】 「戦慄」は恐れおののく、びくびくする、という意味の語で、それを二つ重ねて語意を強めた...
【四字熟語】 全生全帰 【読み方】 ぜんせいぜんき 【意味】 親からもらった体を傷つけることなく生を全うするのが、真の親孝行だということ。 【語源・由来】 「全」は完全という意味。完全な体で生んでくれたものを、完全な体の...
【四字熟語】 川上之歎 【読み方】 せんじょうのたん 【意味】 時間が過ぎ去ることへの嘆き。 【語源・由来】 「川上」は川のほとり。水の流れを見て常に止まることなく流れ行く時間に対して感慨をもよおすことをいう。 【典拠・...
【四字熟語】 浅酌低唱 【読み方】 せんしゃくていしょう 【意味】 ほどよく酒を味わい飲みながら、小声で詩歌を口ずさんで楽しむこと。 【語源・由来】 「浅酌」はほどよく酒を飲むこと。「低唱」は小さい声で歌うこと。 【典拠...
【四字熟語】 千荊万棘 【読み方】 せんけいばんきょく 【意味】 非常に多くの困難があること。困難なことのたとえ。 【語源・由来】 「千」「万」は数が多いことを示す語。「荊」「棘」はともにいばらのことで、とげのある草木の...
【四字熟語】 千金一擲 【読み方】 せんきんいってき 【意味】 豪快な振る舞い、思い切りのよいことのたとえ。惜しげもなくひとときに大金を使うという意味。 【語源・由来】 呉象之の「少年行」より。「擲」は投げる。投げ出すと...
【四字熟語】 千金一刻 【読み方】 せんきんいっこく 【意味】 時間の貴重なことのたとえ。わずかな時間が千金にも値するという意味。大切な時間や楽しい時間が過ぎやすいのを惜しんでいう。またそれを無駄に過ごすのを戒める語。 ...
【四字熟語】 饌玉炊金 【読み方】 せんぎょくすいきん 【意味】 たいへんなご馳走。豪華このうえない食事のこと。また、他社の歓待を感謝していう語。 【語源・由来】 金を炊いて食物とし、玉を取りそろえて膳に並べるという意味...
【四字熟語】 遷客騒人 【読み方】 せんかくそうじん 【意味】 左遷された人や心に愁いを抱く人。詩人墨客のこと。 【語源・由来】 「遷客」は左遷され異郷に来た人。「騒人」は心の愁いを抱く人という意味。どちらも愁いをもって...
【四字熟語】 切問近思 【読み方】 せつもんきんし 【意味】 すべての事を身近な問題として切実に取りあげ、自分のこととして考えること。 【語源・由来】 「切問」は熱心に問うこと。 【典拠・出典】 『論語』「子張」 切問近...
【四字熟語】 窃鈇之疑 【読み方】 せっぷのぎ 【意味】 確かな証拠もないのに人に疑いをかけること。 【語源・由来】 『列子』「説符」より。「鈇」は斧のこと。昔ある人が斧をなくし、隣の子を疑った。すると、その子の歩き方、...
【四字熟語】 截断衆流 【読み方】 せつだんしゅる 【意味】 俗世間の雑念妄想をたちきること。修行者が煩悩をたちきること。 【語源・由来】 「衆流」は雑念妄想のたとえ。仏教の語。 【典拠・出典】 『石林詩話』「上」 截断...
【四字熟語】 折衝禦侮 【読み方】 せっしょうぎょぶ 【意味】 武勇によって敵をくじき、敵の侮りを防ぎとめ恐れさせる。 【典拠・出典】 『詩経』「大雅・緜・毛伝」 折衝禦侮(せっしょうぎょぶ)の使い方 折衝禦侮(せっしょ...
【四字熟語】 切歯腐心 【読み方】 せっしふしん 【意味】 非常に激しく怒ること。 【語源・由来】 切歯し心をなやますこと。「切歯」は歯ぎしりをする、歯をくいしばる、激しく怒り残念がること。 【典拠・出典】 『史記』「刺...
【四字熟語】 積薪之嘆 【読み方】 せきしんのたん 【意味】 後から来た者が重用され、以前からいる者が下積みの苦労をする悩みのこと。 【語源・由来】 「積薪」はたきぎを積み重ねるという意味。新しいたきぎが次々と積み重ねら...
【四字熟語】 精力絶倫 【読み方】 せいりょくぜつりん 【意味】 心身の活力が抜群に盛んなこと。 【語源・由来】 「精力」は心身の活動力のこと。「絶倫」はなみはずれてすぐれているという意味。 【典拠・出典】 - 【類義語...
【四字熟語】 生離死別 【読み方】 せいりしべつ 【意味】 このうえなく悲痛な別れ。生きながら離ればなれになることと死んで永遠に別れること。 【語源・由来】 「生離」は生き別れのこと。「死別」は死によって永久に別れてしま...
【四字熟語】 精疲力尽 【読み方】 せいひりきじん 【意味】 つかれはてること。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・疲労困憊(ひろうこんぱい) 精疲力尽(せいひりきじん)の使い方 精疲力尽(せいひりきじん)の例文 徹夜で...
【四字熟語】 青天霹靂 【読み方】 せいてんのへきれき 【意味】 まったく予期しなかった突然の出来事。急に受けた衝撃や打撃。快晴の空に不意に轟いた雷の音という意味。 【語源・由来】 「青天」は、青空のこと。「霹靂」は、び...
【四字熟語】 清淡虚無 【読み方】 せいたんきょむ 【意味】 心にわだかまりがなく静かに落ち着いた境地。無私無欲で物事に執着せず平静な心のこと。 【語源・由来】 「清淡」は心の清く淡白なこと。「虚無」は心の空虚なさま。 ...
【四字熟語】 悽愴流涕 【読み方】 せいそうりゅうてい 【意味】 悼み悲しんで涙を流す。 【語源・由来】 「悽愴」は痛ましいほどに悼み悲しむさま。「涕」は涙という意味。 【典拠・出典】 『孔叢子』「儒服」 悽愴流涕(せい...
【四字熟語】 凄凄切切 【読み方】 せいせいせつせつ 【意味】 きわめてものさびしいこと。また、きわめてものすさまじいこと。 【語源・由来】 「凄切」はきわめてものさびしいさま。それを二語重ねて強調した四字句。 【典拠・...
【四字熟語】 聖人無夢 【読み方】 せいじんむむ 【意味】 徳を身につけた聖人は、けっして憂いや雑念を持たないので夢を見ることはない。 【典拠・出典】 『荘子』「大宗師」 聖人無夢(せいじんむむ)の使い方 聖人無夢(せい...
【四字熟語】 清浄無垢 【読み方】 せいじょうむく 【意味】 清らかで汚れのないこと。また仏教の語では心が清らかで煩悩がないこと。 【語源・由来】 「垢」はあか、けがれ。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・純一無雑(じゅ...
【四字熟語】 西施捧心 【読み方】 せいしほうしん 【意味】 病に悩む美女のようす。また、同じ行いでも人によって場合によって善悪の差が生まれるたとえ。 【語源・由来】 中国、春秋時代、絶世の美女西施が病気になり、痛む胸を...
【四字熟語】 誠歓誠喜 【読み方】 せいかんせいき 【意味】 まことに喜ばしい。 【語源・由来】 臣下が天子に奉る書に用いる言葉。「歓喜」にそれぞれ「誠」を重ねて至上の喜びの意味を表す。 【典拠・出典】 『後漢書』「劉盆...
【四字熟語】 精衛填海 【読み方】 せいえいてんかい 【意味】 不可能なことを企て、徒労に終わること。また、いつまでも悔やみ続けること。 【語源・由来】 「精衛」は海辺にすむという古代中国の想像上の小鳥の名。「填海」は海...
【四字熟語】 垂頭喪気 【読み方】 すいとうそうき 【意味】 元気がなく、しょげているさま。 【語源・由来】 「垂頭」は頭を低く垂れること。「喪気」は元気を失くすこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・意気銷沈(いきし...
【四字熟語】 随侯之珠 【読み方】 ずいこうのたま 【意味】 貴重な宝玉、天下の至宝をいう。中国春秋時代、諸侯の随候が傷ついた大蛇を助け、そのお礼に大蛇がくわえてきたという宝玉のこと。 【典拠・出典】 『荘子』「譲王」 ...
【四字熟語】 随喜渇仰 【読み方】 ずいきかつごう 【意味】 喜んで仏に帰依し、心から信仰すること。また、ある物事に深く打ちこんで熱中すること。 【語源・由来】 「随喜」は喜んで仏に帰依すること。「渇仰」は深く信仰すると...
【四字熟語】 随鴉彩鳳 【読み方】 ずいあさいほう 【意味】 自分より劣る人に嫁がされること。また、それに不満を持つこと。転じて、婦人が夫をぞんざいに遇すること。 【語源・由来】 美しい色のおおとりが鴉に嫁ぐという意味。...
【四字熟語】 辛労辛苦 【読み方】 しんろうしんく 【意味】 辛い苦労のこと。 【語源・由来】 「労苦」を分けて両方に「辛(つらい)」の字を加えた形の語。「辛労」も「辛苦」も非常な苦しみ。 【典拠・出典】 - 【類義語】...
【四字熟語】 瞋目張胆 【読み方】 しんもくちょうたん 【意味】 大いに勇気をうちふるうさま。 【語源・由来】 「瞋目」は目玉をむきだすこと。「張胆」は肝っ玉を大きくふくらますこと。恐ろしい場面に直面しても、目をらんらん...
【四字熟語】 心満意足 【読み方】 しんまんいそく 【意味】 きわめて満ち足りた気分になること。 【語源・由来】 「心満」、「意足」ともに、心が満ち足りること。 【典拠・出典】 - 【対義語】 ・欲求不満(よっきゅうふま...
【四字熟語】 振臂一呼 【読み方】 しんぴいっこ 【意味】 つとめてみずから奮起するたとえ。 【語源・由来】 腕を振るい声を上げて自分を奮い立たせることをいう。「臂」はひじ・うで。 【典拠・出典】 『文選』李陵「答蘇武書...
【四字熟語】 尽忠報国 【読み方】 じんちゅうほうこく 【意味】 忠義を尽くして国の恩に報いること。 【語源・由来】 「尽忠」は君主や国家に忠誠心を尽くすこと。「報国」は国の恩に報いるという意味。 中国宋の岳飛は忠誠心に...
【四字熟語】 処女脱兎 【読み方】 しょじょだっと 【意味】 始めはたいしたことのないように見せかけて、後には見違えるほどの力を発揮するたとえ。始めは少女のようにしとやかに弱々しくみせかけて相手を油断させ、後にはうさぎの...
【四字熟語】 黍離之歎 【読み方】 しょりのたん 【意味】 祖国が滅亡したことを嘆くこと。東周の大夫が西周の宮殿に黍が生い茂っているのを見て嘆いた「黍離」という詩から。 【典拠・出典】 『詩経』「王風・黍離」 【類義語】...
【四字熟語】 眥裂髪指 【読み方】 しれつはっし 【意味】 激しくいきどおるさま。まなじりが裂け髪が天をつくという意味。 【語源・由来】 「眥裂」は怒りで眼を大きく見開くこと。「髪指」は怒りで髪の毛が逆立って天を突き上げ...
【四字熟語】 心願成就 【読み方】 しんがんじょうじゅ 【意味】 神仏などに心から念じていると願いはかなえられる。 【語源・由来】 「心願」は神仏などに心の中でかける願(がん)。心からの願い。 【典拠・出典】 - 心願成...
【四字熟語】 辛苦遭逢 【読み方】 しんくそうほう 【意味】 ひどい困難や苦しみにであうこと。 【語源・由来】 「辛苦」はからさと苦さ。転じて、つらく苦しいこと。 【典拠・出典】 文天祥「過零丁洋」 辛苦遭逢(しんくそう...
【四字熟語】 心慌意乱 【読み方】 しんこういらん 【意味】 あわてふためいて何がなんだかわからなくなる。 【語源・由来】 「心慌」はあせってあわてふためくこと。「意乱」は精神が錯乱すること。 【典拠・出典】 - 【類義...
【四字熟語】 人主逆鱗 【読み方】 じんしゅげきりん 【意味】 君主や権力者のひどい怒りを買うことのたとえ。 【語源・由来】 「人主」は君主。「逆鱗」は触れると怒り、人を食いころすという竜ののどにさかさまに生えているうろ...
【四字熟語】 仁者不憂 【読み方】 じんしゃふゆう 【意味】 仁徳者は常に正しい道を行くので悩むことがない。 【語源・由来】 「知者は惑わず、仁者は憂えず、勇者は懼れず」による。仁徳者は常に道理に従い自分にやましいことが...
【四字熟語】 斟酌折衷 【読み方】 しんしゃくせっちゅう 【意味】 事情をくみとってほどよくはからい、その中をとること。 【語源・由来】 「斟酌」は事情をくみとりはからうこと。「折衷」は過不足を調節して、その中をとるとい...
【四字熟語】 銷鑠縮栗 【読み方】 しょうしゃくしゅくりつ 【意味】 意気が阻喪して縮み上がっておそれること。 【語源・由来】 「銷鑠」はとろけるという意味から、意気消沈すること。「縮栗」は縮み上がっておそれること。「栗...
【四字熟語】 醇風美俗 【読み方】 じゅんぷうびぞく 【意味】 人情が厚くうるわしい風俗や習慣。 【語源・由来】 「醇風」は善良で人情の厚い風俗のこと。「美俗」は美しい風俗のこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・良風...
【四字熟語】 駿足長阪 【読み方】 しゅんそくちょうはん 【意味】 すぐれた人物が、困難を恐れずに自分の才能を試してみたいと思うこと。 【語源・由来】 陸厥の文より。「駿足」は足の速いすぐれた馬のこと。「長阪」は長い坂道...
【四字熟語】 春愁秋思 【読み方】 しゅんしゅうしゅうし 【意味】 春の日の物憂さと秋の日の物思い。気候のいいときになんとなく気がふさぐこと。また、いつも心に悲しみや悩みを抱いていること。 【語源・由来】 「春愁」は春の...
【四字熟語】 手舞足踏 【読み方】 しゅぶそくとう 【意味】 うれしくて思わず小躍りすることのたとえ。躍り上がって大喜びすることの形容。両手で舞い、両足で飛び跳ねるという意味。 【典拠・出典】 『詩経』「周南・関雎・大序...
【四字熟語】 寿則多辱 【読み方】 じゅそくたじょく 【意味】 長生きをするということは、それだけ恥をかくことも多いということ。 【語源・由来】 「寿」は長生き、長生きをすること。 【典拠・出典】 『荘子』「天地」 寿則...
【四字熟語】 愁苦辛勤 【読み方】 しゅうくしんきん 【意味】 非常に憂え苦しむこと。また、その苦しみ。 【語源・由来】 「愁苦」は憂え苦しむという意味。 【典拠・出典】 白居易「王昭君」 愁苦辛勤(しゅうくしんきん)の...
【四字熟語】 煮豆燃萁 【読み方】 しゃとうねんき 【意味】 兄弟の仲が悪く、争い合うこと。 【語源・由来】 「煮豆」は豆殻のことで、「燃萁」は豆殻を燃やす意味。中国三国時代、魏の曹丕・曹植の兄弟はともに詩才に恵まれてい...
【四字熟語】 車蛍孫雪 【読み方】 しゃけいそんせつ 【意味】 苦学のたとえ。 【語源・由来】 車胤は蛍の光で読書し、孫康は月明かりの下で雪に照らして書物を読んだ。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・蛍雪之功(けいせつの...
【四字熟語】 車胤聚蛍 【読み方】 しゃいんしゅうけい 【意味】 苦学のたとえ。 【語源・由来】 車胤は蛍を集めてその光で読書した。「車胤」は東晋の人。「聚」は集める。車胤は若いとき勤勉であったが貧乏で夏には蛍を集めて袋...
【四字熟語】 慈悲忍辱 【読み方】 じひにんにく 【意味】 いつくしみの心が深く、どんな苦難も耐えしのぶこと。仏教語で、僧として必ず守るべき道をいう。 【語源・由来】 「慈悲」は衆生(しゅじょう)をいつくしむ心。「忍辱」...
【四字熟語】 慈眉善目 【読み方】 じびぜんもく 【意味】 やさしくて、善良そうな顔つきのこと。 【語源・由来】 「慈眉」は慈愛に満ちた眉のこと。「善目」は正直ですなおそうな目の意味。 【典拠・出典】 - 慈眉善目(じび...
【四字熟語】 失魂落魄 【読み方】 しっこんらくはく 【意味】 ひどく驚き、あわてふためく。また、精神が不安定で奇怪な行動をすること。 【語源・由来】 「魂」も「魄」もたましいで「魂」は天から受けた精神のたましい、「魄」...
【四字熟語】 疾言遽色 【読み方】 しつげんきょしょく 【意味】 落ち着きがないこと。早口でしゃべり、あわてた顔つきをすること。 【語源・由来】 「疾」は早い。「遽」はあわてふためくこと。「色」は顔色をいう。 【典拠・出...
【四字熟語】 七里結界 【読み方】 しちりけっかい 【意味】 ある人を嫌って寄せつけないこと。 【語源・由来】 密教で魔障を入れないために七里四方に結界を設けること。 【典拠・出典】 - 七里結界(しちりけっかい)の使い...
【四字熟語】 詩腸鼓吹 【読み方】 しちょうのこすい 【意味】 詩を作る情をかきたてるうぐいすの声をいう。 【語源・由来】 「詩腸」は詩を作る情。「鼓吹」は太鼓や笛を鳴らすという意味から勢いづける、鼓舞するという意味。中...
【四字熟語】 志大才疎 【読み方】 しだいさいそ 【意味】 志は大きいが才能が乏しいこと。心に抱く望みは雄大だが才能や力量が伴わないこと。 【語源・由来】 「疎」はまばらなこと。 【典拠・出典】 『後漢書』「孔融伝」 【...
【四字熟語】 四十不惑 【読み方】 しじゅうふわく 【意味】 人は、四十歳になると、自分の生きてきた道に自信を持ち、あれこれ迷わなくなるということ。 【語源・由来】 自分の学問に自信をもち、自分の向かう方向が妥当であると...
【四字熟語】 死灰復然 【読み方】 しかいふくねん 【意味】 一度衰えた勢力が再び盛り返すこと。また、一度収束したことが再発すること。 【語源・由来】 消えて灰となった火が再び燃えだすという意味から。 【典拠・出典】 『...
【四字熟語】 四海同胞 【読み方】 しかいどうほう 【意味】 世界中の人々はみな兄弟のように仲良くすべきだということ。人は同胞のように親しくなれること。また、礼儀とまごころをもって人に接すれば世の人々は兄弟のように親しく...
【四字熟語】 持盈保泰 【読み方】 じえいほたい 【意味】 満ち足りて安らかな状態を長く保つこと。富や地位を守るには慎重に行動して災いを招かないようにすることをいう。 【語源・由来】 「盈」はみちる。満ち足りるという意味...
【四字熟語】 時雨之化 【読み方】 じうのか 【意味】 いつくしみ深い君主の教化が及ぶことのたとえ。有徳者や聖人の教えが、人民に広がっていくこと。 【語源・由来】 ほどよい時に降る雨が草木を育成させるという意味から転じた...
【四字熟語】 子為父隠 【読み方】 しいふいん 【意味】 お互いに悪いところがあってもそれを隠し、かばいあうことが父と子の正しい道であるということ。 【典拠・出典】 『論語』「子路」より。 【類義語】 ・父為子隠(ふいし...
【四字熟語】 三浴三薫 【読み方】 さんよくさんくん 【意味】 相手を大切に思う心をあらわす言葉。幾度も体を清め、幾度も香を塗り染めよい香りをつけて人を待つという意味。 【語源・由来】 「三」は幾度もという意味。「浴」は...
【四字熟語】 三平二満 【読み方】 さんぺいじまん 【意味】 十分ではないが、少しのもので満足し、心穏やかに過ごすこと。 【語源・由来】 「三」と「二」はともに数が少ないことを示し、少しのものでも心が穏やかで満足している...
【四字熟語】 残息奄奄 【読み方】 ざんそくえんえん 【意味】 息も絶え絶えで、今にも死にそうなこと。いまにも滅びそうな苦しいさま。 【語源・由来】 「残息」は呼吸・いきづかいのこと。「奄」はおおう・ふさぐという意味で、...
【四字熟語】 三十而立 【読み方】 さんじゅうじりつ 【意味】 三十歳で学識や道義上の自信を得て思想が確立すること。孔子がみずからの一生を回顧して述べた語。 【語源・由来】 「子曰く、吾十有五にして学に志す。三十にして立...
【四字熟語】 三薫三沐 【読み方】 さんくんさんもく 【意味】 相手を大切に思う心をあらわす語。 【語源・由来】 幾度の体を洗い清め、幾度も香を塗り染めよい香りをつけて人を待つという意味から。「薫」は香料を体に塗りつける...
【四字熟語】 三釁三浴 【読み方】 さんきんさんよく 【意味】 何度もからだに香を塗ってよい香りをつけ、何度もからだを洗い清めること。人を待つときなど相手を大切に思う情をいう。 【語源・由来】 「浴」は湯浴みすること。「...
【四字熟語】 三界無安 【読み方】 さんがいむあん 【意味】 この世は、苦労が多くて、少しも心が安まることがないということ。 【語源・由来】 「三界」は仏教の世界観で、衆生が生まれて、死に輪廻する三つの領域、欲界、色界、...
【四字熟語】 瑣砕細膩 【読み方】 ささいさいじ 【意味】 情のこまやかなこと。 【語源・由来】 「瑣砕」はこまやかなこと。心を細やかにくだくこと。「細膩」はきめこまかなこと。 【典拠・出典】 『紅楼夢』「一回」 瑣砕細...
【四字熟語】 彩鳳随鴉 【読み方】 さいほうずいあ 【意味】 自分より劣る人に嫁がされること。また、それに不満を持つこと。転じて、夫人が夫をぞんざいに遇すること。 【語源・由来】 「鳳」は瑞鳥でおおとり、「鴉」はからす。...
【四字熟語】 歳寒松柏 【読み方】 さいかんしょうはく 【意味】 逆境や苦難の時にあっても、志や節操を失わないこと。冬の厳しい寒さにも、松や柏が緑の葉をつけているという意から。 【語源・由来】 「歳寒」は冬の季節、または...
【四字熟語】 魂飛魄散 【読み方】 こんひはくさん 【意味】 おおいに驚き恐れること。 【語源・由来】 「魂」は人間の死後、天にのぼるたましい。「魄」は地上にとどまるたましいのこと。たましいが飛び散るほどたまげるというこ...
【四字熟語】 昏定晨省 【読み方】 こんていしんせい 【意味】 親に孝行をつくすこと。 【語源・由来】 「昏定」は晩になると父母の寝所を整えること。「晨省」は朝になると父母のご機嫌をうかがうという意味。 【典拠・出典】 ...
【四字熟語】 困苦欠乏 【読み方】 こんくけつぼう 【意味】 生活するのに必要な物の不足で苦しむこと。 【語源・由来】 「困苦」は困り苦しむこと。「欠乏」は必要なものが乏しいという意味。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ...
【四字熟語】 枯木竜吟 【読み方】 こぼくりょうぎん 【意味】 苦境を脱して生を得るたとえ。また、生命力を回復するたとえ。 【語源・由来】 春になると枯れたと思っていた木も生き返り、その勢いは竜が声を発するようであるとい...
【四字熟語】 鼓舞激励 【読み方】 こぶげきれい 【意味】 盛んにふるいたたせ励ますこと。 【語源・由来】 「鼓舞」は鼓を打って舞うということから転じて、元気づけること。「激励」も励まし元気づけること。同じ意味の言葉を重...
【四字熟語】 鼓腹撃壌 【読み方】 こふくげきじょう 【意味】 理想的な政治がゆきとどいて、人々が平和な生活をすること。 【語源・由来】 「鼓腹」は腹鼓をうつこと。「壌」は地面のこと。「撃壌」は地面をたたいて拍子をとるこ...
【四字熟語】 孤独矜寡 【読み方】 こどくかんか 【意味】 四種の苦しみでうったえるところのない人。 【語源・由来】 「孤」は幼くして父を亡くした者。「独」は老いて子のない者。「矜」は老いて妻のない者。「寡」は老いて夫の...
【四字熟語】 国君含垢 【読み方】 こっくんがんこう 【意味】 君主が恥を忍ぶこと。また、君主たるものは臣下のあやまちなどは大目にみてやる度量が必要であるということのたとえ。 【語源・由来】 「含」は恥を忍ぶという意味。...
【四字熟語】 胡孫入袋 【読み方】 こそんにゅうたい 【意味】 官職につくなどして自由を奪われるたとえ。また、自由にものごとができないたとえ。 【語源・由来】 「胡孫」は動物の猿のこと。猿が袋の中に入るという意味から。 ...
【四字熟語】 鵠面鳥形 【読み方】 こくめんちょうけい 【意味】 飢え疲れて痩せ衰えているさま。 【語源・由来】 「鵠面」はやせて面貌が鵠に似ていること。「鵠」はくぐいのこと。 【典拠・出典】 王惲 【類義語】 ・鵠面鳩...
【四字熟語】 克伐怨欲 【読み方】 こくばつえんよく 【意味】 勝ち気、自ら誇る、うらむ、むさぼるの四つの悪心のこと。 【語源・由来】 「克」はむやみに勝ちたがること。「伐」はみずから功を誇ること。「怨」はうらみ、「欲」...
【四字熟語】 霖雨蒼生 【読み方】 りんうそうせい 【意味】 恵みを与えること。また、民を苦しみから救う人のこと。 【語源・由来】 「霖雨」は幾日も降り続く雨のこと。ここでは旱魃を救う三日以上降り続く恵みの雨のこと。恩恵...
【四字熟語】 卵翼之恩 【読み方】 らんよくのおん 【意味】 幼少から育てあげられた親の恩。 父母が大事に子供を育てる恩をいう。 【典拠・出典】 - 卵翼之恩(らんよくのおん)の使い方 卵翼之恩(らんよくのおん)の例文 ...
【四字熟語】 踊躍歓喜 【読み方】 ゆやくかんぎ 【意味】 踊りあがって、大いに喜ぶこと。 信仰を得た際の喜びの表現。仏教語。 【語源・由来】 「踊躍」は、おどりあがって喜ぶこと。「歓喜」は、非常に喜ぶこと。 【典拠・出...
【四字熟語】 罔極之恩 【読み方】 もうきょくのおん 【意味】 父母の恩。 【語源・由来】 「罔極」は尽きることがない、限りがないということ。 【典拠・出典】 『詩経』「小雅・蓼莪」 罔極之恩(もうきょくのおん)の使い方...
【四字熟語】 墨子兼愛 【読み方】 ぼくしけんあい 【意味】 墨子は儒家の差別愛に対して博愛平等を主張したこと。 【語源・由来】 「墨子」は中国の戦国時代の思想家の墨翟のこと。「兼愛」は博愛のこと。 【典拠・出典】 『孟...
【四字熟語】 報本反始 【読み方】 ほうほんはんし 【意味】 天地や祖先などの恩に報いること。 【語源・由来】 「本」は、ここでは天地の意。「始」は、祖先の意。「本に報い始めに反る」と読み下す。人が天地や祖先など、存在の...
【四字熟語】 報恩謝徳 【読み方】 ほうおんしゃとく 【意味】 恩義や徳を受け、それに対して感謝の気持ちを持ち、報いようとすること。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・報本反始(ほうほんはんし) 報恩謝徳(ほうおんしゃと...
【四字熟語】 報怨以徳 【読み方】 ほうえんいとく 【意味】 自分に怨みをもつ人に愛情をもって接し、恩恵を与えること。 【典拠・出典】 『老子』「六三章」 報怨以徳(ほうえんいとく)の使い方 報怨以徳(ほうえんいとく)の...
【四字熟語】 望雲之情 【読み方】 ぼううんのじょう 【意味】 遠くの地にいる故郷の父母を思う心情のこと。 【典拠・出典】 『旧唐書』「狄仁傑伝」 【類義語】 ・白雲孤飛(はくうんこひ) 望雲之情(ぼううんのじょう)の使...
【四字熟語】 南洽北暢 【読み方】 なんこうほくちょう 【意味】 天子の威光と恩恵が四方八方に広くゆきわたること。 【語源・由来】 「洽」、「暢」はともに広くゆきわたること。 【典拠・出典】 『漢書』「終軍伝」 南洽北暢...
【四字熟語】 擲身報国 【読み方】 てきしんほうこく 【意味】 一身をなげうって、 国の恩に報いること。 【語源・由来】 「擲身」は、身をなげうつこと。「報国」とは国家の恩に報いること。国に報ずること 【典拠・出典】 -...
【四字熟語】 忠孝仁義 【読み方】 ちゅうこうじんぎ 【意味】 主君に対する忠義と親孝行、思いやりと正義のこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・忠君愛国(ちゅうくんあいこく) ・仁義忠孝(じんぎちゅうこう) 忠孝仁義...
【四字熟語】 大慈大悲 【読み方】 だいじだいひ 【意味】 限りなく大きい仏の慈悲。 【語源・由来】 「大慈」は衆生に楽を与えること。「大悲」は衆生の苦しみを救うこと。 仏教語。 【典拠・出典】 『法華義疏』「譬喩品」 ...
【四字熟語】 寸草春暉 【読み方】 すんそうしゅんき 【意味】 両親からの恩や愛情は大きく、それに子がほんのわずかさえ報いることがむずかしいことのたとえ。 【語源・由来】 「寸草」はわずかに伸びた丈の短い草のこと。子の親...
【四字熟語】 惻隠之心 【読み方】 そくいんのこころ 【意味】 他人に対するあわれみと同情心。かわいそうに思うこと。思いやりの心のこと。 【語源・由来】 「惻」は、いつも心に気にかけること。「隠」は、相手の身になって心配...
【四字熟語】 扇枕温被 【読み方】 せんちんおんぴ 【意味】 親孝行なことのたとえ。 【語源・由来】 夏には枕もとで扇であおいで涼しくし、冬には自分の体温で親の布団を温めてから、親を寝かせるという意味から。 【典拠・出典...
【四字熟語】 扇枕温衾 【読み方】 せんちんおんきん 【意味】 親孝行なことのたとえ。 【語源・由来】 『東観漢記』「黄杏伝」扇枕温席より。夏には枕もとで扇であおいで涼しくし、冬には自分の体温で親の布団を温めてから、親を...
【四字熟語】 積厚流光 【読み方】 せきこうりゅうこう 【意味】 蓄積したものが厚ければ、それだけその恩恵も大きいということ。または、先祖の功績が大きければ、それだけ大きな恩恵が子孫にも及ぶこと。 【語源・由来】 「流」...
【四字熟語】 生死肉骨 【読み方】 せいしにくこつ 【意味】 落ち目のものを救いあげること。窮地から自分を助け出してくれた人の大恩をいう。 【語源・由来】 死んだものを生かして骨に肉づけをするという意味。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 炊金饌玉 【読み方】 すいきんせんぎょく 【意味】 たいへんなご馳走。豪華このうえない食事のこと。また、他者の歓待を感謝していう語。 【語源・由来】 金を炊いて食物とし、玉を取りそろえて膳に並べるという意味...
【四字熟語】 深情厚誼 【読み方】 しんじょうこうぎ 【意味】 心からの深い思いやりのある付き合い。 【語源・由来】 「深情」とは、深い真心。「厚誼」は、深く親しむ気持ち。 【典拠・出典】 - 深情厚誼(しんじょうこうぎ...