飛絮漂花【ひじょひょうか】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)
【四字熟語】 飛絮漂花 【読み方】 ひじょひょうか 【意味】 女性が苦しい境遇にいて、あてもなく辛苦するさま。特に遊女などに身を落としてあてどもなく辛苦する女性のたとえ。 【語源・由来】 「飛絮」は風に飛び交う柳の花。あ...
【四字熟語】 飛絮漂花 【読み方】 ひじょひょうか 【意味】 女性が苦しい境遇にいて、あてもなく辛苦するさま。特に遊女などに身を落としてあてどもなく辛苦する女性のたとえ。 【語源・由来】 「飛絮」は風に飛び交う柳の花。あ...
【四字熟語】 万古千秋 【読み方】 ばんこせんしゅう 【意味】 過去から未来までずっとということ。永遠に。 【語源・由来】 「万古」はいつまでも、永久にという意味。「千秋」は千年で、永い年月という意味。 【典拠・出典】 ...
【四字熟語】 匪躬之節 【読み方】 ひきゅうのせつ 【意味】 自分の利害はかえりみないで、忠節を尽くすこと。 【語源・由来】 「匪躬」はわが身の利害損得を考えないこと。 【典拠・出典】 韓愈「争臣論」 匪躬之節(ひきゅう...
【四字熟語】 靡衣婾食 【読み方】 びいとうしょく 【意味】 美しい着物を好んで一時の食を貪って将来のことを考えないこと。 【語源・由来】 「靡衣」は華やかで美しい着物。「婾食」はかりそめの食事。一時の食事。 【典拠・出...
【四字熟語】 美意延年 【読み方】 びいえんねん 【意味】 なんの心配事もなく気分が楽しければ、長生きできるということ。 【語源・由来】 「美」は楽しむ、「意」は心のことで、「延年」は長生きすること。 【典拠・出典】 『...
【四字熟語】 攀竜附驥 【読み方】 はんりょうふき 【意味】 すぐれた人物に仕えることによって、自分も出世すること。 【語源・由来】 「攀」はすがりつくという意味。「驥」は一日に千里を走るという名馬。竜につかまり、驥につ...
【四字熟語】 万里之望 【読み方】 ばんりののぞみ 【意味】 立身出世しようとする願いの事。 【語源・由来】 「万里」は一万里、転じて遠いところ。遠くに到達しようとする望みをいう。 【典拠・出典】 - 万里之望(ばんりの...
【四字熟語】 万物斉同 【読み方】 ばんぶつせいどう 【意味】 人間の相対的な知を否定し、唯一絶対の道からすればすべては同じであるとする荘子の学説。 【語源・由来】 人間の認識は相対の対立概念で成り立っているが、それらを...
【四字熟語】 万物殷富 【読み方】 ばんぶついんぷ 【意味】 国が栄えて万物が盛んで豊かなこと。 【語源・由来】 「殷」は盛んなこと、富むこと。 【典拠・出典】 『史記』「陸賈伝」 万物殷富(ばんぶついんぷ)の使い方 万...
【四字熟語】 版籍奉還 【読み方】 はんせきほうかん 【意味】 各藩主が、領地と領民を朝廷に返すこと。 【語源・由来】 「版籍」は土地と人民のこと。「奉還」はお返しするという意味。 【典拠・出典】 - 版籍奉還(はんせき...
【四字熟語】 万世不刊 【読み方】 ばんせいふかん 【意味】 いつまでも滅びることがないこと。 【語源・由来】 「不刊」は滅びない、摩滅しない。「刊」はけずり除く。昔の文書は竹簡に漆で書き、不要の部分は削り取ったことから...
【四字熟語】 伴食大臣 【読み方】 ばんしょくだいじん 【意味】 その職にいて実力が伴わない無能な宰相。また、無能な大官や職務を果たさない人のたとえ。 【語源・由来】 「伴食」は正客のお供をしてごちそうになること。相伴。...
【四字熟語】 万乗之君 【読み方】 ばんじょうのきみ 【意味】 兵車一万台を出せる大国の君主。大諸侯。一般に天子をいう。 【語源・由来】 「乗」は車を数える数量詞。 【典拠・出典】 『孟子』「公孫丑・上」 【類義語】 ・...
【四字熟語】 万寿無疆 【読み方】 ばんじゅむきょう 【意味】 いつまでも長生きをすること。 【語源・由来】 「万寿」は万年の寿命ということから、長生きすること。長命。「無疆」はきわまりがない。際限がないという意味。長命...
【四字熟語】 班荊道故 【読み方】 はんけいどうこ 【意味】 昔の友達とばったり会って昔の親交を思い、語り合うこと。 【語源・由来】 いばらを布いて座り語り合うという意味。「班荊」はいばら(草)を布くこと。転じて、昔の友...
【四字熟語】 跛立箕坐 【読み方】 はりゅうきざ 【意味】 無作法なさま。 【語源・由来】 片足で立ったり、両足を投げ出してすわったりする。「跛」はかたよる、片足で立つ。「箕」は「み」というざるの一種で両足を投げ出したさ...
【四字熟語】 破釜沈船 【読み方】 はふちんせん 【意味】 生還を考えず、決死の覚悟で出陣すること。出陣に際し、炊事をするための釜をこわし、船を沈め、退路を断つこと。 【典拠・出典】 『史記』「項羽紀」 【類義語】 ・背...
【四字熟語】 破天荒解 【読み方】 はてんこうかい 【意味】 今まで誰もしなかったことにはじめて成功すること。型破り。 【語源・由来】 「天荒」は凶作。または凶作などで雑草が生い茂ること。「破」はつきやぶるという意味。「...
【四字熟語】 抜本塞源 【読み方】 ばっぽんそくげん 【意味】 災いの原因を取り除くこと。 【語源・由来】 「本」は木の根。「源」が水源のこと。弊害をなくすために根本にさかのぼって処理することをいう。もと、根を抜き水源を...
【四字熟語】 伐氷之家 【読み方】 ばっぴょうのいえ 【意味】 位の高い高貴な家柄のこと。 【語源・由来】 昔中国では、卿大夫以上の身分の者だけが、葬祭のとき氷を用いる資格があったことによる。 【典拠・出典】 『大学』 ...
【四字熟語】 伐性之斧 【読み方】 ばっせいのおの 【意味】 心身に害を及ぼす事物のたとえ。女色におぼれたり、偶然の幸運をあてにすること。 【語源・由来】 「伐性」は人間の本性をそこなうこと。女色や僥倖は人の本性をそこな...
【四字熟語】 発縦指示 【読み方】 はっしょうしじ 【意味】 戦闘において戦いを指揮すること。また、指揮官。猟犬を解き放ち、獲物のいる場所を指示するという意味。 【語源・由来】 項羽を滅ぼし天下を平定した高祖が、将兵を評...
【四字熟語】 八索九丘 【読み方】 はっさくきゅうきゅう 【意味】 古い書籍のこと。 【語源・由来】 「八索」「九丘」ともに中国古代の書名。 【典拠・出典】 『春秋左氏伝』「昭公一二年」 八索九丘(はっさくきゅうきゅう)...
【四字熟語】 跋扈跳梁 【読み方】 ばっこちょうりょう 【意味】 悪者などがはびこり、勝手気ままに振る舞うこと。 【語源・由来】 「跋扈」は思うままにのさばり振る舞うこと。「跳梁」はおどりあがりはね回ること。 【典拠・出...
【四字熟語】 白黒分明 【読み方】 はっこくぶんめい 【意味】 よいものと悪いものとの区分がはっきりしていること。 【語源・由来】 「白黒」は物事のよしあし・是と非。「分明」ははっきりしていること。 【典拠・出典】 『漢...
【四字熟語】 抜苦与楽 【読み方】 ばっくよらく 【意味】 苦しみを取り除いて、安楽を与えること。 【語源・由来】 「抜」は取り除くという意味で、「抜苦」は苦しみを取り除くこと。本来仏教語で、仏の慈悲のことをいう。 【典...
【四字熟語】 白駒空谷 【読み方】 はっくくうこく 【意味】 賢人が登用されず野にあること。 【語源・由来】 「白駒」は白い毛の馬で、賢人のたとえ。「空谷」は人けのない寂しい谷。白毛の馬が寂しい谷にいるという意味。 【典...
【四字熟語】 八元八凱 【読み方】 はちげんはちがい 【意味】 心が清く正しくて、徳の高い人のこと。 【語源・由来】 「元」はよいという意味。「凱」は徳が大きいこと。「八元」は中国古代伝説時代の高辛氏のときの八人の徳のあ...
【四字熟語】 破邪顕正 【読み方】 はじゃけんしょう 【意味】 不正を打破し正義を守ること。 【語源・由来】 本来は仏教語で、邪説や邪道を打ち破って、正義・正道を確立すること。 【典拠・出典】 『三論玄義』 破邪顕正(は...
【四字熟語】 馬歯徒増 【読み方】 ばしとぞう 【意味】 無駄に歳をとること。 【語源・由来】 「馬歯」は「馬齢」と同じで、自分の年齢の謙遜語。「徒増」は徒らに増えるという意味。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・馬歯加...
【四字熟語】 伯兪泣杖 【読み方】 はくゆきゅうじょう 【意味】 親が年老いたことを知り、嘆き悲しむこと。 【語源・由来】 「伯兪」は人の名。「杖」はむちのこと。 中国漢の韓伯兪は、孝心が厚い人であったがあるとき過ちをお...
【四字熟語】 博文約礼 【読み方】 はくぶんやくれい 【意味】 広く文献に目を通して学問を修め、礼をもって学んだことをしめくくり実践すること。 【語源・由来】 「文」は書物・文献のこと。「約」はしめくくる、まとめるという...
【四字熟語】 白板天子 【読み方】 はくはんのてんし 【意味】 晋が南渡して東晋となり、天子がその象徴である国璽なく即位したことから、北人が東晋の天子を呼んだもの。 【語源・由来】 六朝時代、官位を授けるとき白板に命令を...
【四字熟語】 白髪青袗 【読み方】 はくはつせいしん 【意味】 晩年に官を得ること。また、無位の者のこと。 【語源・由来】 「白髪」はしらが、「青袗」は浅黄色のひとえの短い衣服という意味。 【典拠・出典】 『侯鯖録』「七...
【四字熟語】 白兎赤烏 【読み方】 はくとせきう 【意味】 時間のこと。 【語源・由来】 「白兎」は月にうさぎがいるという伝説から月のことをいう。「赤烏」は太陽の中に三本足のからすがいるという伝説から太陽(日)のことをい...
【四字熟語】 幕天席地 【読み方】 ばくてんせきち 【意味】 小さいことにこだわらないこと。また、志の大きいこと。 【語源・由来】 「席」は、むしろのこと。天を屋根のかわりの幕とし、大地をむしろとするという意味で、士気が...
【四字熟語】 百代過客 【読み方】 はくたいのかかく 【意味】 永遠に止まることのない旅人。歳月が過ぎ去って帰らないことを旅人にたとえた言葉。 【語源・由来】 「百代」は何代も何代も続くことで永遠という意味。「過客」は旅...
【四字熟語】 麦穂両岐 【読み方】 ばくすいりょうき 【意味】 豊作のまえぶれのこと。また、善政のたとえ。 【語源・由来】 「麦穂」は麦の穂。「両岐」は二またに分かれること。麦の穂が二またになって実るという意味。 【典拠...
【四字熟語】 白水真人 【読み方】 はくすいしんじん 【意味】 中国の貨幣、銭の異称。 中国後漢王朝の興起を予言したことば。また、銭のこと。 【語源由来】 中国新の王莽のとき、銭の表面の文字に金刀とあったのを二字合わせる...
【四字熟語】 白首窮経 【読み方】 はくしゅきゅうけい 【意味】 老年になるまで学問研究に励むこと。 【語源・由来】 「白首」はしらがあたま・老人のこと。「窮経」は経書を研究すること。 【典拠・出典】 蘇軾 白首窮経(は...
【四字熟語】 麦秀之歌 【読み方】 ばくしゅうのうた 【意味】 故国の滅亡を嘆くこと。 【語源・由来】 殷の王族であった箕子が殷王朝の滅亡後、殷の故都を過ぎその廃墟に麦が伸びているのを見て悲しみを作った歌。「麦秀」は麦が...
【四字熟語】 麦秀黍離 【読み方】 ばくしゅうしょり 【意味】 亡国の嘆きをいう。 【語源・由来】 殷の王族であった箕子が殷王朝の滅亡後、殷の故都を過ぎその廃墟に麦が伸びているのを見て悲しみを作った歌。「麦...
【四字熟語】 白日青天 【読み方】 はくじつせいてん 【意味】 晴れわたった青空と日の光で快晴という意味から転じて、心にやましいことがまったくないことのたとえ。また、はっきりしていること。無実が明らかになること。 【語源...
【四字熟語】 博施済衆 【読み方】 はくしさいしゅう 【意味】 広く恩恵を施して、民衆を苦しみから救うこと。 【語源・由来】 「博施」はくまなく行きわたる。「済衆」は危機や困難から人々を救うこと。 【典拠・出典】 『論語...
【四字熟語】 白虹貫日 【読み方】 はくこうかんじつ 【意味】 真心が天に通じること。また、兵乱が起こり危機が迫る兆候のこと。白い虹が太陽を貫くという意味。 【典拠・出典】 『戦国策』「魏策」 白虹貫日(はくこうかんじつ...
【四字熟語】 白玉楼中 【読み方】 はくぎょくろうちゅう 【意味】 文人の死のこと。 【語源・由来】 「白玉楼」は白玉で造った天帝の高楼のことで、文人が死ぬとそこへ行くという。 「白玉楼中の人となる」「白玉楼中の人と化す...
【四字熟語】 伯牙絶弦 【読み方】 はくがぜつげん 【意味】 心からの友人を失った悲しみ。 【語源・由来】 『呂氏春秋』「本味」より。「伯牙」は人の名前。「絶弦」は琴の弦を切ること。 中国春秋時代、琴の名手伯牙は友人の鐘...
【四字熟語】 博学篤志 【読み方】 はくがくとくし 【意味】 学問をする場合の教え。また、学問が広く熱心なこと。 【語源・由来】 広く学んで熱心にこころざすという意味。 【典拠・出典】 『論語』「子張」 博学篤志(はくが...
【四字熟語】 白衣三公 【読み方】 はくいさんこう 【意味】 無位無官の人が出世して、高い位につくこと。 【語源・由来】 「白衣」は庶民の衣服のこと、転じて無位無官の人。「三公」は最も高い三つの位という意味。 中国漢の公...
【四字熟語】 白衣宰相 【読み方】 はくいのさいしょう 【意味】 無位無官の人で宰相のような権勢をもつ人をいう。 【語源・由来】 「白衣」は無位無官の人。 【典拠・出典】 『新唐書』 白衣宰相(はくいのさいしょう)の使い...
【四字熟語】 伯夷叔斉 【読み方】 はくいしゅくせい 【意味】 高潔で清廉潔白な人のこと。 【語源・由来】 「伯夷」「叔斉」はともに人名。「伯夷」と「叔斉」は、中国殷の孤竹君の子供で、父は弟の叔斉にあとを継がせようとした...
【四字熟語】 馬鹿果報 【読み方】 ばかかほう 【意味】 思いがけずに大きな幸運を得るたとえ。 【語源・由来】 愚かな者は他人から憎まれたりしないので、かえってしあわせになれるということ。愚かな者が偶然に大きな幸運を得る...
【四字熟語】 破戒無慙 【読み方】 はかいむざん 【意味】 戒律を破っても少しも恥じないこと。 【語源・由来】 仏教語で「破戒」は僧が戒律を破ること。「慙」は恥という意味。 【典拠・出典】 - 破戒無慙(はかいむざん)の...
【四字熟語】 覇王之輔 【読み方】 はおうのほ 【意味】 最も強くて力がある補佐役のこと。 【語源・由来】 「覇王」は覇者と王者のこと。「輔」はたすけ・力添えという意味。 【典拠・出典】 『史記』「斉太公世家」 【類義語...
【四字熟語】 敗柳残花 【読み方】 はいりゅうざんか 【意味】 美人の容姿が衰えたことのたとえ。また、妓女や売春婦などのたとえ。 【語源・由来】 枯れた柳と盛りを過ぎた花。中国では春を告げる柳と花を若々しい娘に見たて、流...
【四字熟語】 廃仏毀釈 【読み方】 はいぶつきしゃく 【意味】 仏教を排斥すること。 【語源・由来】 「釈」は「毀釈」は釈迦(仏教)をそしるという意味。一八六七(明治元)年の神仏分離令の公布とともに、寺・仏像などの破壊運...
【四字熟語】 悖徳没倫 【読み方】 はいとくぼつりん 【意味】 人としての道をはずれた行いのこと。 【語源・由来】 「悖徳」は道徳に背くこと。「没倫」は倫理意識をなくすこと。 【典拠・出典】 - 悖徳没倫(はいとくぼつり...
【四字熟語】 背信棄義 【読み方】 はいしんきぎ 【意味】 信義にそむき、道義を忘れること。 【語源・由来】 「背信」は信頼を裏切ること。信義にそむくこと。「棄義」は道義を捨て去るという意味。 【典拠・出典】 『北史』「...
【四字熟語】 悖入悖出 【読み方】 はいにゅうはいしゅつ 【意味】 道理にそむいた手段で得た財貨は、道理にそむいた方法で出ていく。道理にはずれたことをすれば道理にもとった報いを受けること。 【語源・由来】 「悖」はそむく...
【四字熟語】 敗軍之将 【読み方】 はいぐんのしょう 【意味】 失敗して、弁解の資格のない者のこと。戦いに負けた大将のこと。 【語源・由来】 「敗軍の将以て勇を言う可からず」の略。「敗軍の将は兵を語らず」の形で用いること...
【四字熟語】 年災月殃 【読み方】 ねんさいげつおう 【意味】 最も不幸な日のこと。 【語源・由来】 「年災」は天災で穀物が実らないこと。「殃」はわざわい・とがめ・天罰。 【典拠・出典】 『還魂記』「詗薬」 年災月殃(ね...
【四字熟語】 拈華微笑 【読み方】 ねんげみしょう 【意味】 言葉によらず、心から心へ伝えること。 【語源・由来】 「拈華」は華を指で拈ること。釈迦が弟子に説法しているとき、蓮の花をひねって見せたが、弟子たちはその意味が...
【四字熟語】 涅槃寂静 【読み方】 ねはんじゃくじょう 【意味】 涅槃は苦しみのない安穏な理想郷であるということ。 【語源・由来】 「涅槃」は煩悩を脱して永遠の生命を得ること。 【典拠・出典】 - 涅槃寂静(ねはんじゃく...
【四字熟語】 女人禁制 【読み方】 にょにんきんせい 【意味】 修行の妨げになるとして女人が寺や聖域山内に入ることを禁じたこと。 【典拠・出典】 - 女人禁制(にょにんきんせい)の使い方 女人禁制(にょにんきんせい)の例...
【四字熟語】 如是我聞 【読み方】 にょぜがもん 【意味】 経典の初めにある語。私はこのように伝え聞いたという意味。 【典拠・出典】 - 如是我聞(にょぜがもん)の使い方 如是我聞(にょぜがもん)の例文 弟子の阿難が釈迦...
【四字熟語】 入境問禁 【読み方】 にゅうきょうもんきん 【意味】 国境を超えたら、まずその国・地方で禁止されていることをたずね、それを犯さないことがたいせつであるということ。 【典拠・出典】 『礼記』「曲礼・上」 【類...
【四字熟語】 日昃之労 【読み方】 にっしょくのろう 【意味】 昼食も食べずに昼過ぎまで苦労して働くこと。 【語源・由来】 「日昃」は昼過ぎ・未の刻。今の午後二時頃。「昃」は日が西に傾くという意味。 【典拠・出典】 『後...
【四字熟語】 肉食妻帯 【読み方】 にくじきさいたい 【意味】 僧が肉を食べ妻を持つこと。明治時代以前は浄土真宗を除いて禁じられていた。 僧侶は殺生をしてはならず、禁欲生活を送るべきものであるという考え方から、かつて浄土...
【四字熟語】 二河白道 【読み方】 にがびゃくどう 【意味】 水と火の二つの川に挟まれたひとすじの白い道。極楽の彼岸に到達する道にたとえたもの。 【語源・由来】 水の川と火の川を貪りと怒りにたとえ、この二つの川に挟まれた...
【四字熟語】 南山之寿 【読み方】 なんざんのじゅ 【意味】 南山が欠けず崩れないように、事業がいつまでも栄え続くこと。転じて、長寿を祝う言葉。 【語源・由来】 「南山」は終南山で、長安の南にある山。大山であることから長...
【四字熟語】 悖出悖入 【読み方】 はいしゅつはいにゅう 【意味】 道理に反した法令を出せば人民の恨みの声となってはね返ってくる。 【語源・由来】 「悖」はそむく、さからうという意味。 【典拠・出典】 『大学』 悖出悖入...
【四字熟語】 南山捷径 【読み方】 なんざんしょうけい 【意味】 終南山には仕官の近道がある。また、正規の段階をふむことなく官職につく法をいう。 【語源・由来】 「南山」は長安の南にある終南山。「捷径」は最短距離・はやみ...
【四字熟語】 南橘北枳 【読み方】 なんきつほくき 【意味】 人も住む環境によって、よくも悪くもなること。 【語源・由来】 江南の橘を江北に移植すると食べられない枳に変わることから。 【典拠・出典】 『晏子春秋』「内篇・...
【四字熟語】 南郭濫吹 【読み方】 なんかくらんすい 【意味】 無能な者が才能があるように見せかけて、よい地位を占めること。また、そのような人。 【語源・由来】 「南郭」は人の名。「濫吹」はみだりに笛を吹くこと。 斉の宣...
【四字熟議】 南轅北轍 【読み方】 なんえんほくてつ 【意味】 志と行動が相反するたとえ。 【語源・由来】 「轍」は車輪の跡・わだちのこと。「轅」は車のかじ棒・ながえという意味。わだちが北に向かっているのに、ながえを南に...
【四字熟語】 内清外濁 【読み方】 ないせいがいだく 【意味】 内心は清潔さを保持しながら、うわべは汚れたさまを装い、俗世間とうまく妥協しながら生きていくこと。 【語源・由来】 乱世で身を保持する処世術。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 呑刀刮腸 【読み方】 どんとうかっちょう 【意味】 心を入れ替えて善になることのたとえ。 【語源・由来】 「刮腸」は小刀で内臓を抉り取るということ。刀を吞んで、腸をけずり汚れを除き去るという意味。「刮」はけ...
【四字熟語】 呑炭漆身 【読み方】 どんたんしっしん 【意味】 復讐のために、仇を討ったり、どんな苦しみや苦労もいとわないこと。 【語源・由来】 「呑炭」は、炭を呑むこと。「漆身」は、身体に漆を塗りつけること。 【典拠・...
【四字熟語】 呑雲吐霧 【読み方】 どんうんとむ 【意味】 仙術(仙人の行う術)を行う方士(医術・占い・仙術を行う人)が変幻の術で雲を飲み霧を吐くこと。 【典拠・出典】 沈約「郊居賦」 呑雲吐霧(どんうんとむ)の使い方 ...
【四字熟語】 東西古今 【読み方】 とうざいここん 【意味】 いつでもどこでも。 【語源・由来】 「東西」は東方西方あらゆる場所でという意味。「古今」は昔から今に至るまでいつでも。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・往古...
【四字熟語】 屠毒筆墨 【読み方】 とどくのひつぼく 【意味】 人を害しそこなう書物。 【語源・由来】 「屠毒」はほふり毒する、害しそこなうという意味。「筆墨」は書き物・書物という意味。 【典拠・出典】 『紅楼夢』「一回...
【四字熟語】 咄咄怪事 【読み方】 とつとつかいじ 【意味】 驚くほど意外で怪しい出来事。また、非常に都合が悪くよくないこと。 【語源・由来】 「咄咄」は、意外さに驚いて発する声。 【典拠・出典】 『晋書』「殷浩伝」 咄...
【四字熟語】 訥言敏行 【読み方】 とつげんびんこう 【意味】 人格者はたとえ口は重くても、実行は正しく敏速でありたいということ。 【語源・由来】 「訥言」はことばが巧みでない。口べたという意味。「敏行」はすばやく行動す...
【四字熟語】 兎走烏飛 【読み方】 とそううひ 【意味】 歳月がせわしく過ぎ去ること。 【語源・由来】 うさぎは月にすみ、からすは太陽にすむといわれ、歳月にたとえる。 【典拠・出典】 荘南傑「傷歌行」 【類義語】 ・烏兎...
【四字熟語】 斗酒隻鶏 【読み方】 としゅせきけい 【意味】 一斗の酒と一羽の鶏。友人を哀悼し述懐することをいう。 【語源・由来】 一斗の酒と一羽の鶏は死者を祭るのに用いた。もと魏の曹操が友人の橋玄の墓を祭ったときに用い...
【四字熟語】 吐故納新 【読み方】 とこのうしん 【意味】 古いものを排除し、新しいものを取り入れること。 【語源・由来】 「吐故」は古いものを吐き出すこと。「納新」は新しいものを入れるという意味。 【典拠・出典】 『荘...
【四字熟語】 土豪劣紳 【読み方】 どごうれっしん 【意味】 官僚や軍とはかって農民を搾取する地方豪族や資産家のこと。 【語源・由来】 「土豪」は地方豪族。「劣紳」は卑劣な紳士という意味で、地主や資産家など上流階級をさげ...
【四字熟語】 読書尚友 【読み方】 どくしょしょうゆう 【意味】 書物を読んで、昔の賢人を友とすること。 【語源・由来】 「尚」は過去にさかのぼるという意味。 【典拠・出典】 『孟子』「万章・下」 読書尚友(どくしょしょ...
【四字熟語】 読書三余 【読み方】 どくしょさんよ 【意味】 読書をするのに好都合な三つの余暇のこと。 【語源・由来】 「三余」は三つの余暇という意味で、年の余りの冬・日の余りの夜・時の余りの雨降りをいう。 中国三国時代...
【四字熟語】 得意忘言 【読み方】 とくいぼうげん 【意味】 真理を体得すれば言葉の助けはいらない。言葉は意味や真理を捕らえるための道具であり、意味や真理を捕らえたあとはわすれてしまえばよいという荘子の説。 【典拠・出典...
【四字熟語】 蠹居棊処 【読み方】 ときょきしょ 【意味】 いたるところに悪人がいることのたとえ。 【語源・由来】 「蠹」はきくいむし、衣服や書物を食べる虫。木のしんを食うきくい虫が木におり、碁石が盤面にちらばるように、...
【四字熟語】 吐気揚眉 【読み方】 ときようび 【意味】 やるべき事を成し遂げて喜ぶさま。気がかりだったことが思い通りできて、それまで抑圧されていた気持ちが解放され、喜び楽しむさま。また憤怒するさまにもいう。 【語源・由...
【四字熟語】 桐葉知秋 【読み方】 どうようちしゅう 【意味】 わずかな兆しから、物事の衰亡や大勢を察知すること。また、為政者たる者はささいな出来事からも、全体の情勢を予知する能力を持たねばならないということ。 【語源・...
【四字熟語】 同袍同沢 【読み方】 どうほうどうたく 【意味】 苦労をともにする親密な友。また、戦友のこと。 【語源・由来】 衣服をともにするという意味から。「袍」はわた入れ。「沢」は肌着。一夜のわた入れや肌着を貸したり...
【四字熟語】 洞房花燭 【読み方】 どうぼうかしょく 【意味】 新婚の夜のこと。また、新婚のこと。 【語源・由来】 庾信の文より。「洞房」は奥まった部屋・婦人の部屋のこと。「花燭」は華やかなろうそくのあかりという意味。婦...
【四字熟語】 投桃報李 【読み方】 とうとうほうり 【意味】 善に対して善で報いることのたとえ。 【語源・由来】 桃が贈られてくれば、返礼としてすももを贈り報いるという意味。またみずから徳を施せば人もこれを手本とするたと...
【四字熟語】 党同伐異 【読み方】 とうどうばつい 【意味】 善悪・正否に関係なしに、同じ党派のものに味方し、他の党派のものを排斥すること。 【語源・由来】 事の善し悪しに関わらず、とにかく仲間の味方をして、対立する相手...
【四字熟語】 頭童歯豁 【読み方】 とうどうしかつ 【意味】 年寄りの様子。老人のこと。または、年老いていくこと。 【語源・由来】 「頭童」は子どもの坊主頭から転じて、頭髪がなくなること。「歯豁」は歯と歯の間がひらいてま...
【四字熟語】 銅駝荊棘 【読み方】 どうだけいきょく 【意味】 国の滅亡を嘆くことのたとえ。 【語源・由来】 宮殿が破壊されつくし、銅製のらくだがいばらの中にうち捨てられているのを嘆くという意味。「駝」はらくだ。「荊棘」...
【四字熟語】 蹈節死義 【読み方】 とうせつしぎ 【意味】 節操を守り、正義のために命を捨てること。 【語源・由来】 「蹈節」は節操を守ること。「死義」は正義のために死ぬこと。 【典拠・出典】 『晋書』「元帝紀」 蹈節死...
【四字熟語】 道之以徳 【読み方】 どうしいとく 【意味】 国民を指導するには道徳教育が重要であること。 【典拠・出典】 『論語』「為政」 道之以徳(どうしいとく)の使い方 道之以徳(どうしいとく)の例文 家庭での道徳教...
【四字熟語】 桃三李四 【読み方】 とうさんりし 【意味】 物事を成しとげるには、それなりの年月がかかること。 【語源・由来】 桃は三年、李は四年かかって実を結ぶことから。 【典拠・出典】 - 桃三李四(とうさんりし)の...
【四字熟語】 党錮之禍 【読み方】 とうこのわざわい 【意味】 政党や党派をつくることからおこるわざわい。 【語源・由来】 「党錮」は党人を禁固するという意味。後漢の末、宦官が政権をほしいままにするのを見て、気骨のある士...
【四字熟語】 桃弧棘矢 【読み方】 とうこきょくし 【意味】 災いをとりのぞくこと。 【語源・由来】 「桃弧」は桃の木で作った弓。「棘矢」はいばらの木で作った矢。ともに魔よけにした。 【典拠・出典】 『春秋左氏伝』「昭公...
【四字熟語】 倒行逆施 【読み方】 とうこうぎゃくし 【意味】 正しい道理にさからって物事を行うこと。また、転じて時代の風潮にさからうからよくない行為などにも用いられる。無理じいをすること。 【語源・由来】 「倒」も「逆...
【四字熟語】 当機立断 【読み方】 時機を失わずに、ただちに決断すること。 【意味】 機会をとらえて、素早く決断すること。 【語源・由来】 「当」は臨むという意味で、「当機」は機に臨むこと。「立」はたちどころにという意味...
【四字熟語】 道揆法守 【読み方】 どうきほうしゅ 【意味】 道理をもって物事をはかり定め、法度をみずから守る。 【語源・由来】 「揆」ははかるという意味。もと「道揆」は上位者、「法守」は下位者についていった語。 【典拠...
【四字熟語】 同軌同文 【読み方】 どうきどうぶん 【意味】 天下が広く統一されたさま。 【語源・由来】 天下みな同じ文字を使い、同じ車を用いること。 【典拠・出典】 『中庸』「二八章」 【類義語】 ・同文同軌(どうぶん...
【四字熟語】 桃園結義 【読み方】 とうえんけつぎ 【意味】 義兄弟の契りを結ぶこと。将来を期して深い結びつきをちかうたとえ。 【語源・由来】 中国三国時代、蜀の劉備・関羽・張飛が桃園で義兄弟の深いちぎりを結んだ故事によ...
【四字熟語】 天門登八 【読み方】 てんもんとうはち 【意味】 仕官して、その頂点に近づけばかえって自分の身を危うくすることのたとえ。 【語源・由来】 晋の陶侃が夢の中で翼で飛び、天の八つの門をくぐり、最後の門をくぐろう...
【四字熟語】 天門開闔 【読み方】 てんもんかいこう 【意味】 天の造化の門が開き閉じる。開くと万物が生成し、閉じると消滅することから、万物の生滅変化をいう。 【語源・由来】 「天門」は万物が生まれ出る門。老荘思想でいう...
【四字熟語】 転迷開悟 【読み方】 てんめいかいご 【意味】 迷いを転じて悟りを開くこと。いろいろな煩悩の迷いから解脱して、涅槃の悟りに達すること。 【典拠・出典】 - 転迷開悟(てんめいかいご)の使い方 転迷開悟(てん...
【四字熟語】 典謨訓誥 【読み方】 てんぼくんこう 【意味】 聖人の教え。経典のこと。 【語源・由来】 『書経』は儒教の経典で五経の一つ。夏・殷・周三代から秦の穆公までの政治に関する記録。『尚書』ともいう。典は尭典・舜典...
【四字熟語】 天保九如 【読み方】 てんぽうきゅうじょ 【意味】 人の長寿を祈る語。 【語源・由来】 「天保」は『詩経』の小雅の篇名。この詩は、天子の長寿と幸せを祈るもので、詩中の句の中に「如」の字が九個あることからいう...
【四字熟語】 顛沛流浪 【読み方】 てんぱいるろう 【意味】 つまずき倒れながらさまよい歩くこと。 【語源・由来】 「顛沛」はつまづき倒れること。「流浪」は所を定めずさすらうという意味。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ...
【四字熟語】 天之暦数 【読み方】 てんのれきすう 【意味】 天のまわりあわせ。天のめぐりの運命。特に、天命をうけて帝位につく運命をいう。 【語源・由来】 もと尭帝が、舜帝に帝位を禅譲するときに語った語。「暦」は清朝の文...
【四字熟語】 天人五衰 【読み方】 てんにんのごすい 【意味】 天人の死に際に現れるという五つの死相のこと。 【語源・由来】 「天人」は仏教でいう天に住む者、天上界の人。五衰には大小二種あるが、例えば大の五衰は、衣服が垢...
【四字熟語】 天地玄黄 【読み方】 てんちげんこう 【意味】 天は黒く、地は黄色であること。 【語源・由来】 「玄」は黒色という意味。『千字文』のはじめに「天地玄黄、宇宙洪荒」とある。 【典拠・出典】 『易経』「坤卦」 ...
【四字熟語】 天地開闢 【読み方】 てんちかいびゃく 【意味】 天地のはじまり。世界のはじまり。天地創造。 【語源・由来】 「開闢」は天地の開けはじめのこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・開天闢地(かいてんへきち)...
【四字熟語】 天地一指 【読み方】 てんちいっし 【意味】 すべての対立をこえた絶対的な観点からすると、天も地も同じ一本の指にすぎないということ。 【典拠・出典】 『荘子』「斉物論」 【類義語】 ・万物一馬(ばんぶついち...
【四字熟語】 霑体塗足 【読み方】 てんたいとそく 【意味】 苦労して労働すること。 【語源・由来】 からだをぬらし、足をどろまみれにして、野良仕事をすることから。「霑」はうるおす、ぬらすこと。「塗」はどろにまみれる、よ...
【四字熟語】 天孫降臨 【読み方】 てんそんこうりん 【意味】 記紀の神話の中で、孫の瓊瓊杵尊が天照大神の命を受けて高天原から日向国の高千穂に天降ったこと。 【典拠・出典】 『日本書紀』「神代紀」 天孫降臨(てんそんこう...
【四字熟語】 天造草昧 【読み方】 てんぞうそうまい 【意味】 天地の開けはじめ。 【語源・由来】 天地創造のはじめはすべてが未開で秩序が立たず雑然として暗いことからいう。「天造」は天が万物を想像すること。「草」ははじめ...
【四字熟語】 天人冥合 【読み方】 てんじんめいごう 【意味】 天意と人意が暗にあう。人の言行が正しければ、おのずと天意にあうことをいう。 【語源・由来】 「冥」は暗に。おのずと。という意味。 【典拠・出典】 - 【類義...
【四字熟語】 天神地祇 【読み方】 てんしんちぎ 【意味】 天と地のすべての神々。あまつ神とくにつ神。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・天地神明(てんちしんめい) 天神地祇(てんしんちぎ)の使い方 、 天神地祇(てんし...
【四字熟語】 転生輪廻 【読み方】 てんしょうりんね 【意味】 仏教で、人の生きかわり死にかわりしてとどまることのないことをいう。 【語源・由来】 「転生」は生まれかわること。「輪廻」は車輪が回転してきわまりないように人...
【四字熟語】 天日之表 【読み方】 てんじつのひょう 【意味】 天子となるべき人相をしている。 【語源・由来】 「表」はおもて・顔・人相という意味。「天日」は太陽、天子をいう。 【典拠・出典】 『新唐書』「太宗伝」 天日...
【四字熟語】 天潢之派 【読み方】 てんこうのは 【意味】 皇室。皇族のこと。 【語源・由来】 庾信の文より。「天潢」は天の川、皇族、天子の一族のこと。 【典拠・出典】 天潢之派(てんこうのは)の使い方 天潢之派(てんこ...
【四字熟語】 電光朝露 【読み方】 でんこうちょうろ 【意味】 ごく短い時間のたとえ。また、人生のはかないことのたとえ。 【語源・由来】 「電光」はいなづま、「朝露」は葉に宿る朝のつゆ。一瞬の光であり、日が昇れば消える命...
【四字熟語】 電光影裏 【読み方】 でんこうえいり 【意味】 人生ははかないものだが、悟りを得た人の魂は滅びることがないということ。 【語源・由来】 中国宋の僧祖元が元の兵に襲われて、首を斬られようとしたとき唱えた経文の...
【四字熟語】 天顔咫尺 【読み方】 てんがんしせき 【意味】 天子(君主)のおそばに侍ること。 【語源・由来】 「天顔」は天子の顔。「咫」は八寸、「咫尺」は間近な距離のこと。 【典拠・出典】 劉禹錫「望賦」 【類義語】 ...
【四字熟語】 天威咫尺 【読み方】 てんいしせき 【意味】 天子の威光が眼前にあること。天子に近づき恐れ多いこと。 【語源・由来】 「天威」は天帝の威力、天子の威光。「咫」は八寸、「咫尺」は間近な距離のこと。 【典拠・出...
【四字熟語】 轍鮒之急 【読み方】 てっぷのきゅう 【意味】 危険や災難がさしせまっていることのたとえ。 【語源・由来】 「轍」は道に残った車輪の跡、わだちのこと。わだちの水たまりであえぐ鮒のように危険な状況。 【典拠・...
【四字熟語】 哲婦傾城 【読み方】 てっぷけいせい 【意味】 賢い女性があれこれ口出しするようになると、家や国を滅ぼしかねないということ。 【語源・由来】 「哲夫城を成し、哲婦城を傾く」より。「哲婦」はすぐれて賢い婦人の...
【四字熟語】 適楚北轅 【読み方】 てきそほくえん 【意味】 志と行動とが相反するたとえ。 【語源・由来】 「轅」は馬車または牛車の車体の左右両側から出ている二本のかじ棒のこと。それを北に向けているわけだから、目指してい...
【四字熟語】 竹帛之功 【読み方】 ちくはくのこう 【意味】 歴史に名を残すような功績や手柄のこと。 【語源・由来】 「竹」は、竹の札。「帛」は、絹の布。ともに古代中国で、紙のなかったころ文書を記す材料に使われた。 【典...
【四字熟語】 大月小月 【読み方】 たいげつしょうげつ 【意味】 大きい月と小さい月。大の月と小の月。 【語源・由来】 「大の月」は日数が三十一日ある月で、一・三・五・七・八・十・十二月をいい、「小の月」はそれ以外の月。...
【四字熟語】 泥首銜玉 【読み方】 でいしゅかんぎょく 【意味】 頭を土につけ、口に玉をふくむこと。謝罪降伏するときの儀式のこと。 【典拠・出典】 『後漢書』「公孫述伝・論」 泥首銜玉(でいしゅかんぎょく)の使い方 泥首...
【四字熟語】 綈袍恋恋 【読み方】 ていほうれんれん 【意味】 昔なじみを忘れない友情の厚いことのたとえ。 【語源・由来】 「綈袍」はつむぎ地の綿入れ・どてらの類。「恋恋」は情のこまやかなさま。 中国戦国時代、魏の須賈は...
【四字熟語】 剃髪落飾 【読み方】 ていはつらくしょく 【意味】 髪を剃って出家すること。 【語源・由来】 「剃髪」は髪を下すこと。「落飾」は髪を剃り仏門に入ることで、特に身分の高い人の出家をいう。 【典拠・出典】 - ...
【四字熟語】 泥船渡河 【読み方】 でいせんとか 【意味】 人生行路の危険なことのたとえ。 【語源・由来】 泥で作った船で川を渡るという意味。「泥船に乗りて川を渡る」の略。 【典拠・出典】 『三慧経』 泥船渡河(でいせん...
【四字熟語】 鼎新革故 【読み方】 ていしんかくこ 【意味】 古い制度や習慣を改めて新しいものにすること。 【語源・由来】 「鼎新」と「革故」はどちらも古い物事を改めること。革新という意味。 【典拠・出典】 『易経』「雑...
【四字熟語】 提耳面命 【読み方】 ていじめんめい 【意味】 懇切に教え諭すことのたとえ。 【語源・由来】 「提耳」は耳を引っ張り上げることから。「面命」は目の当たりに命ずる、面と向かって教え諭す。 【典拠・出典】 『詩...
【四字熟語】 鄭衛桑間 【読み方】 ていえいそうかん 【意味】 国を滅ぼすような下品でみだらな音楽のこと。 【語源・由来】 「鄭」「衛」は中国、春秋時代の国の名。「桑間」は衛の地名。、殷の紂王の作った淫靡な音楽のことでも...
【四字熟語】 追奔逐北 【読み方】 ついほんちくほく 【意味】 逃げる賊を追いかけること。 【語源・由来】 「奔」は走る、走り逃げる。「逐」は追う。「北」は逃げるという意味。 【典拠・出典】 『文選』李陵「答蘇武書」 追...
【四字熟語】 墜茵落溷 【読み方】 ついいんらくこん 【意味】 人には運不運があるということ。 【語源・由来】 「茵」はしとね・敷物のこと。「溷」はかわやという意味。風に吹かれて散った花が、あるものは幸運なことに敷物の上...
【四字熟語】 陳勝呉広 【読み方】 ちんしょうごこう 【意味】 ものごとの先駆けをなす人のこと。反乱の最初の指導者をもいう。 【語源・由来】 楚の人陳勝と呉広は秦の二世皇帝(紀元前二〇九年)のとき兵を挙げ、秦打倒の口火を...
【四字熟語】 陳蔡之厄 【読み方】 ちんさいのやく 【意味】 旅の途中で災難にあうたとえ。 【語源・由来】 孔子が諸国歴遊中に陳と蔡の国境近辺で、兵に囲まれ、食料が足りずに苦労した災難のこと。 【典拠・出典】 『史記』「...
【四字熟語】 治乱興亡 【読み方】 ちらんこうぼう 【意味】 世の中がよく治まることと、乱れて亡びること。 【語源・由来】 「興亡」はおこることと、亡びること。 【典拠・出典】 欧陽脩「朋党論」 【類義語】 ・治乱興廃(...
【四字熟語】 凋零磨滅 【読み方】 ちょうれいまめつ 【意味】 しぼみ落ちて滅びること。文物などが滅びなくなることにいう。 【語源・由来】 「凋」はしぼむ、「零」は落ちる、「磨滅」はすり減る、すり減りなくなるという意味。...
【四字熟語】 長幼之序 【読み方】 ちょうようのじょ 【意味】 年功者と年少者の間にある、当然守らなければならない社会的、道徳上の秩序のこと。 【語源・由来】 「長幼」は年長者と年少者、おとなと子供。 【典拠・出典】 『...
【四字熟語】 朝有紅顔 【読み方】 ちょうゆうこうがん 【意味】 人生の無常のたとえ。 【語源・由来】 若さにあふれている血色のよい美少年も、あっという間に白骨と化してしまうという意味。「朝(あした)に紅顔有りて、夕べに...
【四字熟語】 長夜之楽 【読み方】 ちょうやのたのしみ 【意味】 昼夜を通しての大宴会。夜が明けても窓や戸を閉じて灯をともし続けて酒宴を張ること。 【語源・由来】 殷の紂王が酒池肉林の大宴会をした故事から。一説にこの酒宴...
【四字熟語】 長夜之飲 【読み方】 ちょうやのいん 【意味】 昼夜を通しての大宴会。夜が明けても窓や戸を閉じて灯をともし続けて酒宴を張ること。 【語源・由来】 殷の紂王が酒池肉林の大宴会をした故事から。一説にこの酒宴は百...
【四字熟語】 長命富貴 【読み方】 ちょうめいふうき 【意味】 長生きして身分高く裕福であること。 【典拠・出典】 『旧唐書』「姚崇伝」 【類義語】 ・富貴長生(ふうきちょうせい) 長命富貴(ちょうめいふうき)の使い方 ...
【四字熟語】 凋氷画脂 【読み方】 ちょうひょうがし 【意味】 苦労して効果のないたとえ。力を無用なところに用いるたとえ。 【語源・由来】 氷に彫り付けて、あぶらに画くという意味。 【典拠・出典】 『甲乙剰言』 【類義語...
【四字熟語】 頂天立地 【読み方】 ちょうてんりっち 【意味】 堂々として誰にも頼らず生きているさま。また、正々堂々として志の遠大なさま。 【典拠・出典】 『五灯会元』「二○」 頂天立地(ちょうてんりっち)の使い方 頂天...
【四字熟語】 糶糴斂散 【読み方】 ちょうてきれんさん 【意味】 豊作の年には政府が米を買い上げ、それを凶作の年に安く売ること。 【語源・由来】 「糶」は米穀を売り出すこと。「糴」は米穀を買い入れること。「斂」は収める、...
【四字熟語】 朝生暮死 【読み方】 ちょうせいぼし 【意味】 極めて短命なことのたとえ。朝生まれて夕方には死ぬという意味。 【語源・由来】 かげろうの類など生命の短いものを言った語。 【典拠・出典】 『爾雅』「釈虫・注」...
【四字熟語】 長生不死 【読み方】 ちょうせいふし 【意味】 長生きして死なない。長生きして衰えない。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・長生不老(ちょうせいふろう) ・不老長生(ふろうちょうせい) ・不老長寿(ふろうち...
【四字熟語】 長生久視 【読み方】 ちょうせいきゅうし 【意味】 長生きをすること。 【語源・由来】 「長生」は長生きをする、長命という意味。「久視」は永遠の生命を保つことで、「視」は「活」という意味。 【典拠・出典】 ...
【四字熟語】 朝秦暮楚 【読み方】 ちょうしんぼそ 【意味】 住所が定まらず放浪することのたとえ。また、節操なく主義主張が常に変わるたとえ。 【語源・由来】 朝、秦国にいたと思うと、夕方には楚の国にいるという意味。 【典...
【四字熟語】 朝真暮偽 【読み方】 ちょうしんぼぎ 【意味】 真偽の定めがたいたとえ。 【語源・由来】 朝方と夕方で真実と虚偽がくるくるかわるという意味。本来は白居易が道理をわきまえず節操なく変節する人々を風刺した言葉。...
【四字熟語】 朝種暮穫 【読み方】 ちょうしゅぼかく 【意味】 朝植えて暮れには収穫すること。方針が一定しないこと。 【典拠・出典】 『漢書』「郊祀志」 朝種暮穫(ちょうしゅぼかく)の使い方 朝種暮穫(ちょうしゅぼかく)...
【四字熟語】 長袖善舞 【読み方】 ちょうしゅうぜんぶ 【意味】 事前に周到な準備がしてあれば事は成功しやすいということ。条件が整い拠り所があれば何事も成功しやすいこと。 【語源・由来】 長い袖の衣をまとっている人のほう...
【四字熟語】 兆載永劫 【読み方】 ちょうさいようごう 【意味】 きわめて長い年月のこと。 【語源・由来】 「兆載」は兆であっても数えるほどの年月。「永劫」は長く久しい時。仏教の語。 【典拠・出典】 『無量寿経』「上」 ...
【四字熟語】 懲羮吹膾 【読み方】 ちょうこうすいかい 【意味】 一度失敗したことに懲りて、必要以上に用心になりすぎること。 【語源・由来】 「羹」は肉・野菜などを熱く煮た汁(あつもの)。「膾」は生肉の冷たいあえもの(な...
【四字熟語】 朝憲紊乱 【読み方】 ちょうけんびんらん 【意味】 国家のおきてが乱れること。 【語源・由来】 「朝憲」は国家が定めた法律や規則のこと。「紊乱」は道徳や秩序が乱れるという意味。 【典拠・出典】 - 朝憲紊乱...
【四字熟語】 重熙累洽 【読み方】 ちょうきるいこう 【意味】 光明を重ねて広く恩恵が行きわたること。代々の天子が賢明で、太平が長く続くこと。 【語源・由来】 「重熙」は光明を重ねること。「洽」天子の徳があまねく行きわた...
【四字熟語】 朝歌夜弦 【読み方】 ちょうかやげん 【意味】 朝から晩まで一日中遊楽に明け暮れること。朝はうたい、夜は音楽を奏すること。 【典拠・出典】 『杜牧』「阿房宮賦」 朝歌夜弦(ちょうかやげん)の使い方 朝歌夜弦...
【四字熟語】 朝過夕改 【読み方】 ちょうかせきかい 【意味】 過ちを犯せばすぐに改めるたとえ。 【語源・由来】 朝方あやまちを犯せば夕べには改めるという意味。君子の態度をいう。 【典拠・出典】 『漢書』「翟方進伝」 朝...
【四字熟語】 朝改暮変 【読み方】 ちょうかいぼへん 【意味】 命令や法令がすぐに変わって定まらないこと。 【語源・由来】 朝に命令を出して、夕方にはもう変更するという意味。 【典拠・出典】 『漢書』「食貨志」 【類義語...
【四字熟語】 朝盈夕虚 【読み方】 ちょうえいせききょ 【意味】 人生のはかないことのたとえ。 【語源・由来】 朝に栄え夕べに滅びるという意味。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・朝栄夕滅(ちょうえいせきめつ) ・諸行無...
【四字熟語】 黜陟幽明 【読み方】 ちゅっちょくゆうめい 【意味】 正しい基準に従って人材を評価すること。 【語源・由来】 「黜陟」は退けることと官位を引きあげること。「幽明」は暗愚と賢明という意味。暗愚なものを退け、賢...
【四字熟語】 中流砥柱 【読み方】 ちゅうりゅうのしちゅう 【意味】 困難にあってもびくともせず、節義を曲げない人物のたとえ。 【語源・由来】 黄河の中に立って少しも動かない砥柱山。「中流」は川の流れの中ほど。「砥柱」は...
【四字熟語】 忠勇義烈 【読み方】 ちゅうゆうぎれつ 【意味】 忠義で勇気があり、正義感が強くはげしいこと。 【典拠・出典】 - 忠勇義烈(ちゅうゆうぎれつ)の使い方 忠勇義烈(ちゅうゆうぎれつ)の例文 父さんは忠勇義烈...
【四字熟語】 綢繆未雨 【読み方】 ちゅうびゅうみう 【意味】 前もって準備をしてわざわいを防ぐこと。 【語源・由来】 「綢繆」は固めふさぐ、つくろうこと。「未雨」はまだ雨が降らないうちにという意味。雨が降る前に巣の透き...
【四字熟語】 中通外直 【読み方】 ちゅうつうがいちょく 【意味】 君子の心と行動が広く正しいことのたとえ。 【語源・由来】 「中通」は蓮の茎が空洞であることから、君子の心中に邪心のないたとえ。「外直」は蓮の茎の外形がま...
【四字熟語】 昼想夜夢 【読み方】 ちゅうそうやむ 【意味】 目が覚めている昼に思ったことを、夜に寝て夢見ること。 【典拠・出典】 『列子』「周穆王」 昼想夜夢(ちゅうそうやむ)の使い方 昼想夜夢(ちゅうそうやむ)の例文...
【四字熟語】 疇昔之夜 【読み方】 ちゅうせきのよ 【意味】 昨夜。ゆうべ。 【語源・由来】 「疇昔」はきのう・昨日・ゆうべ・むかし。 【典拠・出典】 『礼記』「檀弓・上」 疇昔之夜(ちゅうせきのよ)の使い方 疇昔之夜(...
【四字熟語】 抽薪止沸 【読み方】 ちゅうしんしふつ 【意味】 わざわいなどの問題を根本から解決すること。 【語源・由来】 燃えているたきぎを竈から引き抜いて煮えたぎった湯をさますという意味。「抽」は抜き取ること。「沸」...
【四字熟語】 忠孝両全 【読み方】 ちゅうこうりょうぜん 【意味】 君主に対する忠義と両親に対する孝行を二つとも全うすること。忠義と孝行は一致するもので両方同時に全うできるという考え。これとは逆に「忠ならんと欲すれば孝な...
【四字熟語】 忠孝一致 【読み方】 ちゅうこういっち 【意味】 忠義と孝行はともに全うすることができること。また、天皇は日本国民という一大家族の家長であるという立場から、主君に忠節をつくすことと、親に孝行をつくすことが一...
【四字熟語】 中原之鹿 【読み方】 ちゅうげんのしか 【意味】 群雄が割拠して天子の位を争いあうこと。また、ある地位をねらって競争する意味にも用いる。 【語源・由来】 「中原」は当時の中国の中央であった黄河中流をさす。「...
【四字熟語】 中原逐鹿 【読み方】 ちゅうげんちくろく 【意味】 群雄が割拠して天子の位を争いあうこと。また、ある地位をねらって競争するという意味にも用いる。 【語源・由来】 「中原」は中国の中央であった黄河流域を指す。...
【四字熟語】 忠君愛国 【読み方】 ちゅうくんあいこく 【意味】 君に忠節をつくし、国を愛すること。 【典拠・出典】 陳傅良 忠君愛国(ちゅうくんあいこく)の使い方 忠君愛国(ちゅうくんあいこく)の例文 忠君愛国の精神が...
【四字熟語】 遅暮之嘆 【読み方】 ちぼのたん 【意味】 しだいに年をとっていくわが身を嘆くこと。 【語源・由来】 「遅暮」はだんだんと年をとること。 【典拠・出典】 『楚辞』「離騒」 遅暮之嘆(ちぼのたん)の使い方 遅...
【四字熟語】 地平天成 【読み方】 ちへいてんせい 【意味】 世の中が平等で、万物が栄えること。また、地変や天災がなく、自然界が穏やかなこと。 【語源・由来】 「地平」は地変がなく世の中が平穏に治まること、「天成」は天の...
【四字熟語】 知者不惑 【読み方】 ちしゃふわく 【意味】 本当に賢い人は、物事の道理をわきまえているので、判断を誤り迷うことはないということ。 【典拠・出典】 『論語』「子罕」 【類義語】 ・狐疑逡巡(こぎしゅんじゅん...
【四字熟語】 智者一失 【読み方】 ちしゃのいっしつ 【意味】 どんなに知恵がある人でも、時には過失があるということ。 【語源・由来】 「智者」は知恵のある人・賢者のこと。「一失」は千に一つの過失という意味。 【典拠・出...
【四字熟語】 築室道謀 【読み方】 ちくしつどうぼう 【意味】 意見ばかり多くてまとまらず、物事が実現しないこと。 【語源・由来】 「築室」は家を建てること。「道謀」は道を行く人に相談するという意味。家を建てようとして道...
【四字熟語】 徴羽之操 【読み方】 ちうのそう 【意味】 正しい音楽のこと。 【語源・由来】 「徴羽」は五音(音楽の五つの音色、宮・商・角・徴・羽)の徴と羽。「操」はあやつる、うまくつかうという意味。 【典拠・出典】 『...
【四字熟語】 耽美主義 【読み方】 たんびしゅぎ 【意味】 人生の目的を理性よりも美におき、官能・感覚を重視する芸術上の態度。 【語源・由来】 「耽美」は美を最高のものと考え、美を重んじひたりきること。 【典拠・出典】 ...
【四字熟語】 断悪修善 【読み方】 だんなくしゅぜん 【意味】 仏教で、一切の煩悩を断とうとする誓いのこと。 【語源・由来】 悪を断ち切って善を修行するという意味で、あらゆるものを救おうとする菩薩の誓願の一つ。 【典拠・...
【四字熟語】 袒裼裸裎 【読み方】 たんせきらてい 【意味】 はなはだ無礼なこと。 【語源・由来】 「袒裼」はひじをあらわす、肌ぬぎになること。「裸裎」は裸になること。 【典拠・出典】 『孟子』「公孫丑・上」 袒裼裸裎(...
【四字熟語】 丹書鉄契 【読み方】 たんしょてっけい 【意味】 天子が功臣に与えた誓文のこと。 【語源・由来】 鉄製の割り符に消えないよう朱で書いたもの。本人やその子孫が罪を犯したとき、これで罪が減免された。 【典拠・出...
【四字熟語】 男耕女織 【読み方】 だんこうじょしょく 【意味】 男女それぞれの天職のたとえ。 【語源・由来】 「男耕女織生業と作す」による。男は田畑を耕し、女は布を織ることが男女の自然の職分であるということ。 【典拠・...
【四字熟語】 断鶴続鳧 【読み方】 だんかくぞくふ 【意味】 生まれつきの自然のあり方に手を加え損なうこと。 【語源・由来】 「鳧」は鴨のこと。鶴の足が長いからといって短く切り、鴨の足が短いからといってつぎ足して長くする...
【四字熟語】 多蔵厚亡 【読み方】 たぞうこうぼう 【意味】 欲深い者は人間関係をそこなって、やがてはすべてを失ってしまうということ。欲をおさえて足るを知ることがみずからを保つことにつながるという戒め。 【語源・由来】 ...
【四字熟語】 多銭善賈 【読み方】 たせんぜんこ 【意味】 資材や条件が整っていれば成功しやすいということ。 【語源・由来】 「多銭」は元手・資本がたくさんあること。「善賈」はよい商いをするという意味。資本がたくさんある...