卑躬屈節【ひきゅうくっせつ】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)
【四字熟語】 卑躬屈節 【読み方】 ひきゅうくっせつ 【意味】 主義主張を変えてまで、人におもねりこびへつらうこと。 【語源・由来】 「卑躬」は腰をかがめて頭を垂れること。「屈節」は自分の主義主張を曲げること。 【典拠・...
【四字熟語】 卑躬屈節 【読み方】 ひきゅうくっせつ 【意味】 主義主張を変えてまで、人におもねりこびへつらうこと。 【語源・由来】 「卑躬」は腰をかがめて頭を垂れること。「屈節」は自分の主義主張を曲げること。 【典拠・...
【四字熟語】 被褐懐玉 【読み方】 ひかつかいぎょく 【意味】 すぐれた才能を包み隠しているたとえ。 【語源・由来】 うわべは粗末な服を着ていながら、実はふところに玉を隠し持っていること。すぐれた才能がありながら、それを...
【四字熟語】 被害妄想 【読み方】 ひがいもうそう 【意味】 ありもしない危害を受けていると思い込むこと。 【語源・由来】 精神疾患にみられる症状。「妄想」は仏教語でよこしまな思い。 【典拠・出典】 - 被害妄想(ひがい...
【四字熟語】 靡衣婾食 【読み方】 びいとうしょく 【意味】 美しい着物を好んで一時の食を貪って将来のことを考えないこと。 【語源・由来】 「靡衣」は華やかで美しい着物。「婾食」はかりそめの食事。一時の食事。 【典拠・出...
【四字熟語】 美意延年 【読み方】 びいえんねん 【意味】 なんの心配事もなく気分が楽しければ、長生きできるということ。 【語源・由来】 「美」は楽しむ、「意」は心のことで、「延年」は長生きすること。 【典拠・出典】 『...
【四字熟語】 万里鵬翼 【読み方】 ばんりほうよく 【意味】 非常に遠く隔たった広い空やはるかな旅路などのたとえ。また、大きな気概や勢いのたとえ。 【語源・由来】 「鵬」は想像上の巨大な鳥。背の広さは幾千里あるかわからず...
【四字熟語】 万里鵬程 【読み方】 ばんりほうてい 【意味】 遠大な道程のたとえ。海が限りなく広がることの形容。 【語源・由来】 おおとりがつむじ風に羽ばたき九万里も飛び上がること。また前途が洋々たることの形容に使われる...
【四字熟語】 万里同風 【読み方】 ばんりどうふう 【意味】 世の中が平和であること。また遠方まで風俗が同化されていること。 【語源・由来】 万里の遠方まで同じ風が吹くという意味から。 【典拠・出典】 『漢書』「終軍伝」...
【四字熟語】 万目睚眥 【読み方】 ばんもくがいさい 【意味】 多くの人に睨まれること。 【語源・由来】 「万目」は多くの人の目。転じて多くの人。「睚眥」は目にかどをたててにらむこと。「睚」はもと「まなじり」のこと。「眥...
【四字熟語】 半面之識 【読み方】 はんめんのしき 【意味】 ほんのちょっとした顔見知りのこと。 【語源・由来】 白居易の「与元九書」より。「半面」は顔の半分のこと。半面程度の知り合いという意味。半面識。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 繁文縟礼 【読み方】 はんぶんじょくれい 【意味】 形式や手続きが複雑で面倒なこと。 【語源・由来】 「繁文」はこまごました飾り、わずらわしい規則のこと。「縟礼」はこみいった礼儀作法の事。 【典拠・出典】 ...
【四字熟語】 万夫之望 【読み方】 ばんぷののぞみ 【意味】 天下の万人が仰ぎ慕うこと。また、そういう人。 【語源・由来】 「万夫」は数多くの人、万人。「望」は仰ぎ見る、尊敬する意。 【典拠・出典】 『易経』「繋辞・下」...
【四字熟語】 万物斉同 【読み方】 ばんぶつせいどう 【意味】 人間の相対的な知を否定し、唯一絶対の道からすればすべては同じであるとする荘子の学説。 【語源・由来】 人間の認識は相対の対立概念で成り立っているが、それらを...
【四字熟語】 万物殷富 【読み方】 ばんぶついんぷ 【意味】 国が栄えて万物が盛んで豊かなこと。 【語源・由来】 「殷」は盛んなこと、富むこと。 【典拠・出典】 『史記』「陸賈伝」 万物殷富(ばんぶついんぷ)の使い方 万...
【四字熟語】 万物一馬 【読み方】 ばんぶついちば 【意味】 この世にあるあらゆるものは、すべて同一のものであるということのたとえ。万物は一頭の馬であるという意味。 【語源・由来】 『荘子』の相対的立場をはなれて万物は同...
【四字熟語】 万万千千 【読み方】 ばんばんせんせん 【意味】 きわめて数の多いことの形容。 【典拠・出典】 『論衡』「自然」 【類義語】 ・幾千幾万(いくせんいくまん) 万万千千(ばんばんせんせん)の使い方 万万千千(...
【四字熟語】 万能一心 【読み方】 ばんのういっしん 【意味】 何事も一心に心を集中して学ばなければ身につかないということ。どんな技芸をこなせても、真心が欠けていればなんにもならないということ。 【典拠・出典】 - 万能...
【四字熟語】 万代不易 【読み方】 ばんだいふえき 【意味】 永久に変わらないこと。 【語源・由来】 「不易」は変わらないこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・万古不易(ばんこふえき) ・千古不易(せんこふえき) ・...
【四字熟語】 万世不刊 【読み方】 ばんせいふかん 【意味】 いつまでも滅びることがないこと。 【語源・由来】 「不刊」は滅びない、摩滅しない。「刊」はけずり除く。昔の文書は竹簡に漆で書き、不要の部分は削り取ったことから...
【四字熟語】 万世不易 【読み方】 ばんせいふえき 【意味】 永久に変わらないこと。 【語源・由来】 「万古」は永遠にという意味。「不易」は変わらないこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・万古不易(ばんこふえき) ・...
【四字熟語】 万世一系 【読み方】 ばんせいいっけい 【意味】 永久に同じ血統が続くこと。 【語源・由来】 「万世」は万代・よろずよのこと。「一系」は同じ血すじという意味。特にわが国の皇室についていう。 【典拠・出典】 ...
【四字熟語】 万杵千砧 【読み方】 ばんしょせんちん 【意味】 きぬたを打つ大勢の婦人のこと。また、あちこちから聞こえるきぬたの音のこと。 【語源・由来】 「万」「千」は数が多いことを示す語。「砧」はきぬたで、布を槌で打...
【四字熟語】 万寿無疆 【読み方】 ばんじゅむきょう 【意味】 いつまでも長生きをすること。 【語源・由来】 「万寿」は万年の寿命ということから、長生きすること。長命。「無疆」はきわまりがない。際限がないという意味。長命...
【四字熟語】 反首抜舎 【読み方】 はんしゅばっしゃ 【意味】 あわれな姿になって野宿すること。 【語源・由来】 「反首」は髪の毛をふり乱して垂らした哀れな姿のこと。「抜舎」は野宿をすること。 【典拠・出典】 『春秋左氏...
【四字熟語】 盤石之固 【読み方】 ばんじゃくのかため 【意味】 きわめて堅固なこと。 【語源・由来】 「盤石」は大きい岩のことで、安定して動かないことのたとえ。 【典拠・出典】 陸機「五等諸侯論」 【類義語】 ・盤石之...
【四字熟語】 万古不易 【読み方】 ばんこふえき 【意味】 永久に変わらないこと。 【語源・由来】 「万古」は永遠にという意味。「不易」は変わらないこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・千古不易(せんこふえき) ・千...
【四字熟語】 万古長青 【読み方】 ばんこちょうせい 【意味】 良い関係がいつまでも続くこと。 【語源・由来】 「万古」は永遠にという意味。「長青」は松の葉が青々としていつまでも色あせないこと。 【典拠・出典】 - 【類...
【四字熟語】 煩言砕辞 【読み方】 はんげんさいじ 【意味】 わずらわしくて細かい言葉。 【語源・由来】 「煩」はわずらわしい、くどくどしい。「砕」はくだくという意味から、こまごましてわずらわしいこと。 【典拠・出典】 ...
【四字熟語】 繁絃急管 【読み方】 はんげんきゅうかん 【意味】 華麗でにぎやかな音楽。また、楽曲が佳境に入って盛り上がっていくこと。 【語源・由来】 「絃」は弦楽器。「管」は管楽器。「繁」はあわただしいこと。 【典拠・...
【四字熟語】 半饑半渇 【読み方】 はんきはんかつ 【意味】 食料や飲み物が十分でない。 【語源・由来】 「半饑」は半ば飢えている状態、「半渇」は半ば渇いている状態のこと。 【典拠・出典】 - 半饑半渇(はんきはんかつ)...
【四字熟語】 反間苦肉 【読み方】 はんかんくにく 【意味】 敵同士の仲を裂き、敵をあざむくこと。 【語源・由来】 「反間」は敵のスパイを逆用して裏をかくことから、敵同士の仲を裂くこと。「苦肉」は自分の肉体を苦しめてみせ...
【四字熟語】 斑衣之戯 【読み方】 はんいのたわむれ 【意味】 親孝行のたとえ。親に孝養のかぎりをつくすことのたとえ。 【語源・由来】 「斑衣」は模様のある派手な服。ここでは子供が見につける派手な服。 中国周代、楚の老莱...
【四字熟語】 氾愛兼利 【読み方】 はんあいけんり 【意味】 すべての人々をあまねく愛し、利益をともに広く分け合うこと。 【語源・由来】 「氾」は広くすみずみまでという意味。『荘子』で、兼愛・非攻を唱えた墨子について述べ...
【四字熟語】 馬良白眉 【読み方】 ばりょうはくび 【意味】 多くの中でいちばんすぐれているもののこと。 【語源・由来】 「白眉」は白い眉のこと。中国三国時代、蜀の馬氏の五人兄弟は皆優秀な人物であったが、なかでも馬良はひ...
【四字熟語】 波瀾曲折 【読み方】 はらんきょくせつ 【意味】 非常に込み入った事情。または非常に込み入った変化。 【語源・由来】 「波瀾」は波と荒波でもめごとという意味。「曲折」は折れ曲がることから込み入った事情という...
【四字熟語】 爬羅剔抉 【読み方】 はらてきけつ 【意味】 隠れた人材を見つけ出して用いること。また、人の秘密や欠点をあばき出すこと。 【語源・由来】 「爬」は爪などでかくこと。「羅」は網で鳥を捕ること。「剔」はそぎ取る...
【四字熟語】 波濤万里 【読み方】 はとうばんり 【意味】 遠い外国のこと。非常に遠く海をへだてているという意味。 【語源・由来】 「波濤」はおおなみのこと、「万里」は非常に遠い距離のたとえ。はるばると外国へおもむくとき...
【四字熟語】 破天荒解 【読み方】 はてんこうかい 【意味】 今まで誰もしなかったことにはじめて成功すること。型破り。 【語源・由来】 「天荒」は凶作。または凶作などで雑草が生い茂ること。「破」はつきやぶるという意味。「...
【四字熟語】 撥乱反正 【読み方】 はつらんはんせい 【意味】 乱れた世を治めて、もとの正常な世にもどすこと。 【語源・由来】 「撥」は治めること。「反」は返すという意味。 【典拠・出典】 『春秋公羊伝』「哀公一四年」 ...
【四字熟語】 抜来報往 【読み方】 ばつらいほうおう 【意味】 速やかに来て、速やかに往くこと。また、たびたび行き来すること。 【語源・由来】 「抜」と「報」ともに疾いという意味。「抜来」は疾く往くこと。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 発揚蹈厲 【読み方】 はつようとうれい 【意味】 手足を上げ地を踏んで、激しい勢いで舞を舞うこと。 【語源・由来】 「発揚」は盛んにすること。「蹈」は足踏みする。小踊りすること。「厲」は激しい厳しいさまをい...
【四字熟語】 抜本塞源 【読み方】 ばっぽんそくげん 【意味】 災いの原因を取り除くこと。 【語源・由来】 「本」は木の根。「源」が水源のこと。弊害をなくすために根本にさかのぼって処理することをいう。もと、根を抜き水源を...
【四字熟語】 発憤忘食 【読み方】 はっぷんぼうしょく 【意味】 心を奮い立たせて、食事をとるのも忘れるほど物事に夢中になって励むこと。 【語源・由来】 「発憤」は心を奮いおこすこと。「忘食」は食事をとるのも忘れるほど熱...
【四字熟語】 伐性之斧 【読み方】 ばっせいのおの 【意味】 心身に害を及ぼす事物のたとえ。女色におぼれたり、偶然の幸運をあてにすること。 【語源・由来】 「伐性」は人間の本性をそこなうこと。女色や僥倖は人の本性をそこな...
【四字熟語】 白黒分明 【読み方】 はっこくぶんめい 【意味】 よいものと悪いものとの区分がはっきりしていること。 【語源・由来】 「白黒」は物事のよしあし・是と非。「分明」ははっきりしていること。 【典拠・出典】 『漢...
【四字熟語】 八紘一宇 【読み方】 はっこういちう 【意味】 全世界を一つの家として考えること。 【語源・由来】 「八紘」は天地の八方の隅のことで、全世界という意味。「宇」は家のこと。 【典拠・出典】 『日本書紀』「神武...
【四字熟語】 抜苦与楽 【読み方】 ばっくよらく 【意味】 苦しみを取り除いて、安楽を与えること。 【語源・由来】 「抜」は取り除くという意味で、「抜苦」は苦しみを取り除くこと。本来仏教語で、仏の慈悲のことをいう。 【典...
【四字熟語】 白駒空谷 【読み方】 はっくくうこく 【意味】 賢人が登用されず野にあること。 【語源・由来】 「白駒」は白い毛の馬で、賢人のたとえ。「空谷」は人けのない寂しい谷。白毛の馬が寂しい谷にいるという意味。 【典...
【四字熟語】 撥雲見日 【読み方】 はつうんけんじつ 【意味】 気がかりなことがなくなって希望がもてるようになること。 【語源・由来】 立ちこめていた暗雲が払いのけられて光明がさし、前途に希望が持てるようになるさまをいう...
【四字熟語】 馬遅枚速 【読み方】 ばちばいそく 【意味】 文章を作るのに司馬相如は遅く枚皐は速かった。 【語源・由来】 「馬」は前漢の司馬相如のこと。賦(漢代に盛んに作られた散文的な韻文)の大家。「枚」は前漢の枚皐のこ...
【四字熟語】 破竹之勢 【読み方】 はちくのいきおい 【意味】 止めがたいほど勢いが盛んなこと。 【語源・由来】 「破竹」は竹を割ること。竹は最初の一節を割ると、次から次に裂けることからいう。 【典拠・出典】 『北史』「...
【四字熟語】 馬氏五常 【読み方】 ばしごじょう 【意味】 多くの中で一番すぐれているもののこと。 【語源・由来】 中国三国時代、蜀の馬氏の五人兄弟は皆優秀な人物であったが、なかでも馬良はひときわすぐれていた。その馬良の...
【四字熟語】 薄利多売 【読み方】 はくりたばい 【意味】 利益を少なくして品物を多く売ること。高値で売るよりは数をこなして総勘定でもうけをねらう商法。 【典拠・出典】 - 薄利多売(はくりたばい)の使い方 薄利多売(は...
【四字熟語】 白璧微瑕 【読み方】 はくへきのびか 【意味】 りっぱな人あるいは物に、わずかな欠点があるたとえ。 【語源・由来】 「白璧」は白く美しい宝石のこと。「微瑕」はほんのわずかな瑕という意味。 【典拠・出典】 蕭...
【四字熟語】 白眉最良 【読み方】 はくびさいりょう 【意味】 多くの中で一番すぐれているもののこと。 【語源・由来】 「白眉」は白い眉のこと。 中国三国時代、蜀の馬氏の五人兄弟は皆優秀な人物であったが、なかでも馬良はひ...
【四字熟語】 白髪青袗 【読み方】 はくはつせいしん 【意味】 晩年に官を得ること。また、無位の者のこと。 【語源・由来】 「白髪」はしらが、「青袗」は浅黄色のひとえの短い衣服という意味。 【典拠・出典】 『侯鯖録』「七...
【四字熟語】 漠漠濛濛 【読み方】 ばくばくもうもう 【意味】 ぼんやりしていてよく分からないさま。 【語源・由来】 「漠」は漠然の漠でぼんやりという意味。「濛」はうす暗いという意味。それぞれを二つ重ねて意味を強める。と...
【四字熟語】 幕天席地 【読み方】 ばくてんせきち 【意味】 小さいことにこだわらないこと。また、志の大きいこと。 【語源・由来】 「席」は、むしろのこと。天を屋根のかわりの幕とし、大地をむしろとするという意味で、士気が...
【四字熟語】 伯仲之間 【読み方】 はくちゅうのかん 【意味】 互いの力が接近していて、優劣がつけにくいこと。 【語源・由来】 「伯」は長兄、「仲」は次兄のことで、「伯仲」はよく似ていて格別の違いがなく、力が接近している...
【四字熟語】 百代過客 【読み方】 はくたいのかかく 【意味】 永遠に止まることのない旅人。歳月が過ぎ去って帰らないことを旅人にたとえた言葉。 【語源・由来】 「百代」は何代も何代も続くことで永遠という意味。「過客」は旅...
【四字熟語】 麦穂両岐 【読み方】 ばくすいりょうき 【意味】 豊作のまえぶれのこと。また、善政のたとえ。 【語源・由来】 「麦穂」は麦の穂。「両岐」は二またに分かれること。麦の穂が二またになって実るという意味。 【典拠...
【四字熟語】 白首窮経 【読み方】 はくしゅきゅうけい 【意味】 老年になるまで学問研究に励むこと。 【語源・由来】 「白首」はしらがあたま・老人のこと。「窮経」は経書を研究すること。 【典拠・出典】 蘇軾 白首窮経(は...
【四字熟語】 白日青天 【読み方】 はくじつせいてん 【意味】 晴れわたった青空と日の光で快晴という意味から転じて、心にやましいことがまったくないことのたとえ。また、はっきりしていること。無実が明らかになること。 【語源...
【四字熟語】 博施済衆 【読み方】 はくしさいしゅう 【意味】 広く恩恵を施して、民衆を苦しみから救うこと。 【語源・由来】 「博施」はくまなく行きわたる。「済衆」は危機や困難から人々を救うこと。 【典拠・出典】 『論語...
【四字熟語】 白虹貫日 【読み方】 はくこうかんじつ 【意味】 真心が天に通じること。また、兵乱が起こり危機が迫る兆候のこと。白い虹が太陽を貫くという意味。 【典拠・出典】 『戦国策』「魏策」 白虹貫日(はくこうかんじつ...
【四字熟語】 白玉微瑕 【読み方】 はくぎょくのびか 【意味】 りっぱな人あるいは物にわずかな欠点があるたとえ。 【語源・由来】 「微瑕」はほんのわずかな瑕のこと。 【典拠・出典】 蕭統「陶淵明集序」 【類義語】 ・白璧...
【四字熟語】 白眼青眼 【読み方】 はくがんせいがん 【意味】 相手によって冷淡になったり、歓迎したりすること。 【語源・由来】 「白眼」は白い目で、人を冷淡に見る目つきのこと。「青眼」は黒目がちの涼しい目で、人を歓迎す...
【四字熟語】 白屋之士 【読み方】 はくおくのし 【意味】 仕官せず貧困な読書人をいう。 【語源・由来】 「白屋」は白い茅でふいた屋根の家、転じて庶民や貧乏人の家のこと。 【典拠・出典】 『説苑』「尊賢」 白屋之士(はく...
【四字熟語】 白衣三公 【読み方】 はくいさんこう 【意味】 無位無官の人が出世して、高い位につくこと。 【語源・由来】 「白衣」は庶民の衣服のこと、転じて無位無官の人。「三公」は最も高い三つの位という意味。 中国漢の公...
【四字熟語】 白衣宰相 【読み方】 はくいのさいしょう 【意味】 無位無官の人で宰相のような権勢をもつ人をいう。 【語源・由来】 「白衣」は無位無官の人。 【典拠・出典】 『新唐書』 白衣宰相(はくいのさいしょう)の使い...
【四字熟語】 白衣蒼狗 【読み方】 はくいそうく 【意味】 世の変化のはやいたとえ。 【語源・由来】 空の雲は白衣のように見えるかと思えばすぐに青い犬のように変わるという意味。「蒼狗」は青い犬・黒い犬。 【典拠・出典】 ...
【四字熟語】 破鏡重円 【読み方】 はきょうじゅうえん 【意味】 別れた夫婦がまたいっしょになること。また、離ればなれになっていた夫婦が再会すること。 【語源・由来】 「重」は重ねて・再びという意味。割れた鏡が再びもとの...
【四字熟語】 馬鹿果報 【読み方】 ばかかほう 【意味】 思いがけずに大きな幸運を得るたとえ。 【語源・由来】 愚かな者は他人から憎まれたりしないので、かえってしあわせになれるということ。愚かな者が偶然に大きな幸運を得る...
【四字熟語】 破戒無慙 【読み方】 はかいむざん 【意味】 戒律を破っても少しも恥じないこと。 【語源・由来】 仏教語で「破戒」は僧が戒律を破ること。「慙」は恥という意味。 【典拠・出典】 - 破戒無慙(はかいむざん)の...
【四字熟語】 二六時中 【読み方】 にろくじちゅう 【意味】 一日中。終日。いつも・しじゅう。 【語源・由来】 昔、一日を昼六つ、夜六つにくぎり合計十二時としたことによる。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・四六時中(し...
【四字熟語】 背水之陣 【読み方】 はいすいのじん 【意味】 必死の覚悟で事に当たること。また、後にひけない困難な状況や立場のこと。 【語源・由来】 川や海を背にして、退却できないような陣形で戦うことからいう。中国漢の韓...
【四字熟語】 廃寝忘食 【読み方】 はいしんぼうしょく 【意味】 ある事に熱中して、他の事をいっさい顧みないこと。また、ある事に専念して励むこと。 【語源・由来】 「廃寝」は寝るのをやめる。「忘食」は食事を忘れること。 ...
【四字熟語】 背信棄義 【読み方】 はいしんきぎ 【意味】 信義にそむき、道義を忘れること。 【語源・由来】 「背信」は信頼を裏切ること。信義にそむくこと。「棄義」は道義を捨て去るという意味。 【典拠・出典】 『北史』「...
【四字熟語】 倍日幷行 【読み方】 ばいじつへいこう 【意味】 昼夜をわかたず急いで行くこと。 【語源・由来】 「倍日」は二日分のこと。「并」は合わせるという意味。二日分の行程を一日で行くこと。 【典拠・出典】 『史記』...
【四字熟語】 吠日之怪 【読み方】 はいじつのあやしみ 【意味】 見識の狭い者が、すぐれた言行をわけもわからず疑って非難すること。 【語源・由来】 「吠日」は日にむかって犬がほえること。中国蜀の地方は、山が高く雨も多いの...
【四字熟語】 梅妻鶴子 【読み方】 ばいさいかくし 【意味】 梅と鶴を家族にする意で、妻をめとらず俗世を離れ、気ままに風流に暮らすたとえ。 【語源・由来】 中国宋の時代、林逋は、隠遁して西湖のほとりに住んでいたが、妻をめ...
【四字熟語】 敗軍之将 【読み方】 はいぐんのしょう 【意味】 失敗して、弁解の資格のない者のこと。戦いに負けた大将のこと。 【語源・由来】 「敗軍の将以て勇を言う可からず」の略。「敗軍の将は兵を語らず」の形で用いること...
【四字熟語】 吠影吠声 【読み方】 はいえいはいせい 【意味】 根拠がないようなことでも、誰かが言い始めると世間の人がさも本当のことのように言い広めること。 【典拠・出典】 『潜夫論』「賢難」 【類義語】 ・吠形吠声(は...
【四字熟語】 佩韋佩弦 【読み方】 はいいはいげん 【意味】 自分の性格を改めて修養しようと戒めのための物を身につけること。 【語源・由来】 「佩」は佩び物。「韋」はなめし皮でやわらかく、「弦」はゆみづるできびしい。 中...
【四字熟語】 能鷹隠爪 【読み方】 のうよういんそう 【意味】 人よりすぐれた能力を持つ人はその力量をやたらに人前で誇示するようなことはしないということ。 【語源・由来】 「能鷹」は才能のある人のたとえ。「隠爪」力量をや...
【四字熟語】 燃眉之急 【読み方】 ねんびのきゅう 【意味】 危険が非常にさし迫っていること。 【語源・由来】 眉が燃えるほど火が迫って危ないこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・焦眉之急(しょうびのきゅう) ・一縷...
【四字熟語】 燃犀之明 【読み方】 ねんさいのめい 【意味】 物事の本質を明らかに見抜く見識があることのたとえ。 【語源・由来】 「犀」はさいのことだが、ここではさいの角を示す。「燃犀」は暗い所を明らかに照らすこと。これ...
【四字熟語】 涅槃寂静 【読み方】 ねはんじゃくじょう 【意味】 涅槃は苦しみのない安穏な理想郷であるということ。 【語源・由来】 「涅槃」は煩悩を脱して永遠の生命を得ること。 【典拠・出典】 - 涅槃寂静(ねはんじゃく...
【四字熟語】 熱願冷諦 【読み方】 ねつがんれいてい 【意味】 熱心に願うことと冷静に本質を見つめること。 【語源・由来】 「諦」は明らかによく見る。 【典拠・出典】 - 熱願冷諦(ねつがんれいてい)の使い方 熱願冷諦(...
【四字熟語】 女人禁制 【読み方】 にょにんきんせい 【意味】 修行の妨げになるとして女人が寺や聖域山内に入ることを禁じたこと。 【典拠・出典】 - 女人禁制(にょにんきんせい)の使い方 女人禁制(にょにんきんせい)の例...
【四字熟語】 如是我聞 【読み方】 にょぜがもん 【意味】 経典の初めにある語。私はこのように伝え聞いたという意味。 【典拠・出典】 - 如是我聞(にょぜがもん)の使い方 如是我聞(にょぜがもん)の例文 弟子の阿難が釈迦...
【四字熟語】 入木三分 【読み方】 にゅうぼくさんぶ 【意味】 書道で筆勢が非常に強いこと。また、物事を的確に深くつっこんで考えること。 【語源・由来】 「入木」は木にしみこむという意味。「三分」は約七ミリ。 中国東晋の...
【四字熟語】 日昃之労 【読み方】 にっしょくのろう 【意味】 昼食も食べずに昼過ぎまで苦労して働くこと。 【語源・由来】 「日昃」は昼過ぎ・未の刻。今の午後二時頃。「昃」は日が西に傾くという意味。 【典拠・出典】 『後...
【四字熟語】 日陵月替 【読み方】 にちりょうげったい 【意味】 日に日に衰えること。 【語源・由来】 「陵」「替」ともしだいに衰えるという意味。 【典拠・出典】 『貞観政要』「君道」 日陵月替(にちりょうげったい)の使...
【四字熟語】 日常坐臥 【読み方】 にちじょうざが 【意味】 日常いつでもという意味。毎日の生活のこと。普段ということ。 【語源・由来】 「坐臥」は座ることと寝ること。すなわち、起きているときも寝ているときもの意。 【典...
【四字熟語】 肉山脯林 【読み方】 にくざんほりん 【意味】 ぜいたくな宴会のこと。 【語源・由来】 「脯」は干し肉のこと。なま肉が山のように、干し肉が林のように多いこと。 殷の紂王は、池に酒をたたえ、木々に肉を懸け、男...
【四字熟語】 二河白道 【読み方】 にがびゃくどう 【意味】 水と火の二つの川に挟まれたひとすじの白い道。極楽の彼岸に到達する道にたとえたもの。 【語源・由来】 水の川と火の川を貪りと怒りにたとえ、この二つの川に挟まれた...
【四字熟語】 南蛮鴃舌 【読み方】 なんばんげきぜつ 【意味】 うるさいだけで意味のわからない言葉。 【語源・由来】 「鴃舌」は百舌(もず)のさえずりのこと。南方の蛮人が話すわからない言葉。意味不明の外国人の話しぶり。 ...
【四字熟語】 難中之難 【読み方】 なんちゅうのなん 【意味】 難しいことの中でも、とりわけて難しいこと。 【典拠・出典】 『無量寿経』「下」 難中之難(なんちゅうのなん)の使い方 難中之難(なんちゅうのなん)の例文 黒...
【四字熟語】 南征北伐 【読み方】 なんせいほくばつ 【意味】 あちこちで戦い、いとまのないたとえ。 【語源・由来】 南方や北方で遠征や征伐を繰り返すという意味。「征」「伐」ともに戦うという意味。 【典拠・出典】 韋昭『...
【四字熟語】 南山不落 【読み方】 なんざんふらく 【意味】 永遠に崩れ落ちないこと。 城や要塞などが非常に堅固で、陥落しがたいことを述べた言葉。 【語源・由来】 終南山が崩れないのと同じように永久に崩壊しないという意味...
【四字熟語】 南山之寿 【読み方】 なんざんのじゅ 【意味】 南山が欠けず崩れないように、事業がいつまでも栄え続くこと。転じて、長寿を祝う言葉。 【語源・由来】 「南山」は終南山で、長安の南にある山。大山であることから長...
【四字熟語】 南山捷径 【読み方】 なんざんしょうけい 【意味】 終南山には仕官の近道がある。また、正規の段階をふむことなく官職につく法をいう。 【語源・由来】 「南山」は長安の南にある終南山。「捷径」は最短距離・はやみ...
【四字熟語】 南橘北枳 【読み方】 なんきつほくき 【意味】 人も住む環境によって、よくも悪くもなること。 【語源・由来】 江南の橘を江北に移植すると食べられない枳に変わることから。 【典拠・出典】 『晏子春秋』「内篇・...
【四字熟議】 南轅北轍 【読み方】 なんえんほくてつ 【意味】 志と行動が相反するたとえ。 【語源・由来】 「轍」は車輪の跡・わだちのこと。「轅」は車のかじ棒・ながえという意味。わだちが北に向かっているのに、ながえを南に...
【四字熟語】 内疎外親 【読み方】 ないそがいしん 【意味】 外見は親しそうにしているが内心は疎んじていること。 【語源・由来】 「疎」はうとんじる、きらう、遠ざけるという意味。 【典拠・出典】 『韓詩外伝』「二」 【類...
【四字熟語】 内清外濁 【読み方】 ないせいがいだく 【意味】 内心は清潔さを保持しながら、うわべは汚れたさまを装い、俗世間とうまく妥協しながら生きていくこと。 【語源・由来】 乱世で身を保持する処世術。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 内柔外剛 【読み方】 ないじゅうがいごう 【意味】 内心は気が弱いのだが、外見は強そうに見えること。 【語源・由来】 内は柔らかで外は剛いという意味。 【典拠・出典】 『易経』「否・彖伝」 【類義語】 ・外...
【四字熟語】 内剛外柔 【読み方】 ないごうがいじゅう 【意味】 外見は穏やかそうに見えるが、実際は意志が強いこと。また、みかけは弱々しいが、案外気が強いこと。 【語源・由来】 柳宗元の文より。「柔」はおとなしい、心が穏...
【四字熟語】 呑吐不下 【読み方】 どんとふげ 【意味】 他人に何とも応答できないことのたとえ。 【語源・由来】 飲むことも吐くこともできないという意味。仏教の語。 【典拠・出典】 『虚堂録』「一」 呑吐不下(どんとふげ...
【四字熟語】 敦篤虛靜 【読み方】 とんとくきょせい 【意味】 人情に厚くて心にわだかまりがなく、静かに落ち着いていること。 【語源・由来】 「敦篤」は人情が厚いこと。「虚静」は心がすなおで静かという意味。 【典拠・出典...
【四字熟語】 豚蹄穣田 【読み方】 とんていじょうでん 【意味】 わずかなものから大きな利益を得ようとすること。 【語源・由来】 「豚蹄」は豚のひづめ。「穣田」は田んぼの豊作を祈るという意味。豚のひづめを供えて、豊作を神...
【四字熟語】 斗量帚掃 【読み方】 とりょうそうそう 【意味】 自分のことを謙遜していう語。また、人や者があり余るほどあること。 【語源・由来】 「斗量」はますで量る。「帚掃」はほうきで掃くこと。ますで量り、ほうきで掃き...
【四字熟語】 土木形骸 【読み方】 どぼくけいがい 【意味】 体を自然の土や石のようにする。人が飾らず自然のままでいることをいう。 【語源・由来】 「土木」は土と石と木などで自然物を象徴する語。「形骸」は人のからだ。 【...
【四字熟語】 東西古今 【読み方】 とうざいここん 【意味】 いつでもどこでも。 【語源・由来】 「東西」は東方西方あらゆる場所でという意味。「古今」は昔から今に至るまでいつでも。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・往古...
【四字熟語】 図南鵬翼 【読み方】 となんのほうよく 【意味】 大事業や海外雄飛を企てることのたとえ。 【語源・由来】 「図」は計画するという意味。「鵬」が南方をめざし翼を広げること。 【典拠・出典】 『荘子』「逍遥遊」...
【四字熟語】 咄咄怪事 【読み方】 とつとつかいじ 【意味】 驚くほど意外で怪しい出来事。また、非常に都合が悪くよくないこと。 【語源・由来】 「咄咄」は、意外さに驚いて発する声。 【典拠・出典】 『晋書』「殷浩伝」 咄...
【四字熟語】 咄嗟叱咤 【読み方】 とっさしった 【意味】 わめき叫びながら大声でしかること。 【語源・由来】 「咄嗟」はなげくこと、しかること。「叱咤」は大声でしかりつけること。 【典拠・出典】 蘇軾「三国論」 咄嗟叱...
【四字熟語】 弩張剣抜 【読み方】 どちょうけんばつ 【意味】 情勢が緊迫して今にも戦いがはじまりそうなたとえ。また、書道で筆力がはげしくて気迫がこもっているたとえ。 【語源・由来】 『法書要録』引の『袁昂古今書評』より...
【四字熟語】 斗粟尺布 【読み方】 とぞくしゃくふ 【意味】 兄弟の仲が悪いこと。 【語源・由来】 「斗粟」は一斗の粟、「尺布」は一尺の布という意で、わずかな食料と衣類のこと。 【典拠・出典】 『史記』「淮南レイ王長伝」...
【四字熟語】 兎走烏飛 【読み方】 とそううひ 【意味】 歳月がせわしく過ぎ去ること。 【語源・由来】 うさぎは月にすみ、からすは太陽にすむといわれ、歳月にたとえる。 【典拠・出典】 荘南傑「傷歌行」 【類義語】 ・烏兎...
【四字熟語】 斗筲之人 【読み方】 としょうのひと 【意味】 器量の小さい人物のたとえ。 【語源・由来】 「斗」は一斗(周代では約1.94リットル)入りのます。「筲」は一斗二升入りの竹器。ともに小さな容器。 【典拠・出典...
【四字熟語】 斗酒百篇 【読み方】 としゅひゃっぺん 【意味】 大いに酒を飲みながら、たくさんの詩を作ること。 【語源・由来】 「斗酒」は一斗の酒、多量の酒。「篇」は文字を書く竹のふだ、転じて詩歌や文章のこと。杜甫が李白...
【四字熟語】 菟糸燕麦 【読み方】 としえんばく 【意味】 有名無実のたとえ。役に立たないもののたとえ。 【語源・由来】 『太平御覧』「九九四・燕麦」より。「菟糸」はねなしかずら。「燕麦」はからす麦。「菟糸」は糸の字がつ...
【四字熟語】 吐故納新 【読み方】 とこのうしん 【意味】 古いものを排除し、新しいものを取り入れること。 【語源・由来】 「吐故」は古いものを吐き出すこと。「納新」は新しいものを入れるという意味。 【典拠・出典】 『荘...
【四字熟語】 斗斛之禄 【読み方】 とこくのろく 【意味】 わずかな俸禄。 【語源・由来】 一斗と一石、ます、わずかという意味。 【典拠・出典】 韓愈「祭十二郎文」 【類義語】 ・斗升之禄(としょうのろく) 斗斛之禄(と...
【四字熟語】 独立不撓 【読み方】 どくりつふとう 【意味】 他人に頼らず自立して活動し、困難にあってもへこたれないこと。 【語源・由来】 「撓」は枝などがたわむという意味から、へこたれるという意味。 【典拠・出典】 -...
【四字熟語】 読書三余 【読み方】 どくしょさんよ 【意味】 読書をするのに好都合な三つの余暇のこと。 【語源・由来】 「三余」は三つの余暇という意味で、年の余りの冬・日の余りの夜・時の余りの雨降りをいう。 中国三国時代...
【四字熟語】 独弦哀歌 【読み方】 どくげんあいか 【意味】 ひとりで弦をつまびきしつつ悲しげな歌をうたう。ひとり悲痛な調子で論弁することをいう。 【典拠・出典】 『荘子』「天地」 独弦哀歌(どくげんあいか)の使い方 独...
【四字熟語】 跿跔科頭 【読み方】 とくかとう 【意味】 勇猛な兵士のこと。 【語源・由来】 「跿跔」は足に何もはかないこと、素足。「科頭」はかぶとや頭巾などをつけない頭という意味。 【典拠・出典】 『史記』「張儀伝」 ...
【四字熟語】 独学孤陋 【読み方】 どくがくころう 【意味】 師匠や学問上の友もなく一人で学ぶと、見聞が狭くひとりよがりでかたくなになる。 【語源・由来】 「孤陋」は見識が狭くひとりよがりでかたくななこと。 【典拠・出典...
【四字熟語】 蠹居棊処 【読み方】 ときょきしょ 【意味】 いたるところに悪人がいることのたとえ。 【語源・由来】 「蠹」はきくいむし、衣服や書物を食べる虫。木のしんを食うきくい虫が木におり、碁石が盤面にちらばるように、...
【四字熟語】 兎起鳧挙 【読み方】 ときふきょ 【意味】 すばやいことのたとえ。 【語源・由来】 「鳧挙」はかもがぱっと飛び上がるという意味。 【典拠・出典】 『呂氏春秋』「論威」 兎起鳧挙(ときふきょ)の使い方 兎起鳧...
【四字熟語】 兎角亀毛 【読み方】 とかくきもう 【意味】 この世にありえないもののたとえ。うさぎのつのとかめの毛。 【語源・由来】 『楞厳経』の「兎角の弓に亀毛の矢を矧げ空花の的を射る」より。 【典拠・出典】 『楞厳経...
【四字熟語】 螳螂之斧 【読み方】 とうろうのおの 【意味】 微弱な者が自分の力をかえりみずに強者に立ち向かうたとえ。 【語源・由来】 『韓信外伝』「八」より。かまきりが足をあげて斉の荘公の車に立ち向かったという故事から...
【四字熟語】 蟷螂之衛 【読み方】 とうろうのえい 【意味】 微弱な兵力・兵備のたとえ。 【語源・由来】 「螳螂」はかまきり。「衛」はまもり・守備、防備する人という意味。 【典拠・出典】 『文選』左思「魏都賦」 蟷螂之衛...
【四字熟語】 等量斉視 【読み方】 とうりょうせいし 【意味】 すべての人々を平等に扱うこと。 【語源・由来】 「等」「斉」ともにひとしいこと。すべての人に対してひとしく量り。ひとしく視るという意味。 【典拠・出典】 -...
【四字熟語】 桃李満門 【読み方】 とうりまんもん 【意味】 優秀な人材が多く集まること。 【語源・由来】 おいしい桃やすももが門にあふれるという意味から。旬の桃李を優秀な人材にたとえた。 【典拠・出典】 『資治通鑑』「...
【四字熟語】 桃李成蹊 【読み方】 とうりせいけい 【意味】 徳がある人のもとにはだまっていても自然に人が集まってくるということ。 【語源・由来】 花が美しく実がうまい桃やすももの木の下には、それにひかれて人が集まってく...
【四字熟語】 桐葉知秋 【読み方】 どうようちしゅう 【意味】 わずかな兆しから、物事の衰亡や大勢を察知すること。また、為政者たる者はささいな出来事からも、全体の情勢を予知する能力を持たねばならないということ。 【語源・...
【四字熟語】 稲麻竹葦 【読み方】 とうまちくい 【意味】 たくさんあることのたとえ。多くの人や物が群がって入り乱れるさま。また、幾重にも取り囲んでいるさま。稲・麻・竹・葦が群生しているという意味。 【典拠・出典】 『法...
【四字熟語】 同袍同沢 【読み方】 どうほうどうたく 【意味】 苦労をともにする親密な友。また、戦友のこと。 【語源・由来】 衣服をともにするという意味から。「袍」はわた入れ。「沢」は肌着。一夜のわた入れや肌着を貸したり...
【四字熟語】 豆剖瓜分 【読み方】 とうぼうかぶん 【意味】 瓜や豆を割るように分裂・分割すること。 【語源・由来】 「剖」は裂く、分けるという意味。 【典拠・出典】 『文選』鮑照「蕪城賦」 【類義語】 ・瓜剖豆分(かぼ...
【四字熟語】 洞房花燭 【読み方】 どうぼうかしょく 【意味】 新婚の夜のこと。また、新婚のこと。 【語源・由来】 庾信の文より。「洞房」は奥まった部屋・婦人の部屋のこと。「花燭」は華やかなろうそくのあかりという意味。婦...
【四字熟語】 同文同軌 【読み方】 どうぶんどうき 【意味】 天下が広く統一されたさま。 【語源・由来】 天下みな同じ文字を使い、同じ車を用いること。 【典拠・出典】 『中庸』「二八章」 【類義語】 ・千里同風(せんりど...
【四字熟語】 同病相憐 【読み方】 どうびょうそうれん 【意味】 同じ境遇・悩みに苦しむ者どうしは、互いに同情しあうこと。同じ気持ちで苦しむ者は、その苦しみをなぐさめ合うこと。 【典拠・出典】 『呉越春秋』「闔閭内伝」 ...
【四字熟語】 螳臂当車 【読み方】 とうひとうしゃ 【意味】 微弱な者が自分の力をかえりみず強者に立ち向かうたとえ。 【語源・由来】 『韓詩外伝』「八」より。かまきりがそのかまをを振り上げて車に立ち向かうという意味。かま...
【四字熟語】 堂堂之陣 【読み方】 どうどうのじん 【意味】 陣容がととのって盛んなさま。 【語源・由来】 「堂堂」はりっぱでいかめしいさま。陣容などが整って盛んなさま。『孫子』の「堂堂の陳(陣)は撃つこと勿れ(正々堂々...
【四字熟語】 銅頭鉄額 【読み方】 どうとうてつがく 【意味】 きわめて勇猛なたとえ。 【語源・由来】 銅の頭に鉄のひたいという意味。また、重武装した勇敢な兵にもいう。 【典拠・出典】 『史記』「五帝紀・正義」 銅頭鉄額...
【四字熟語】 湯池鉄城 【読み方】 とうちてつじょう 【意味】 きわめて堅固なたとえ。 【語源・由来】 「湯池」は熱湯をたたえた堀という意味で、敵の攻撃から守る堅固な城のこと。「鉄城」は鉄壁に囲まれた城という意味。守りの...
【四字熟語】 冬扇夏鑪 【読み方】 とうせんかろ 【意味】 無用なもの。役に立たないもののたとえ。夏の火鉢と冬の扇のことで、時期はずれの無用なもの、役に立たない人物やもののたとえ。君主の信用や寵愛を失った者、また、恋人に...
【四字熟語】 同声異俗 【読み方】 どうせいいぞく 【意味】 人は本性は同じでも後天的な教育や環境によって品行に差が生じるたとえ。 【語源・由来】 人は生まれたときの泣き声は同じようだが、大きくなると風俗や習慣が変わって...
【四字熟語】 同心戮力 【読み方】 どうしんりくりょく 【意味】 心を一つにして力を合わせ一致協力すること。 【語源・由来】 「同心」は心を合わせること。「戮力」は力を合わせること。努力すること。 【典拠・出典】 『春秋...
【四字熟語】 同仁一視 【読み方】 どうしんいっし 【意味】 差別することなくすべての人を見て愛すること。人や禽獣に区別なく接すること。 【語源・由来】 「聖人は一視にして同仁、近くに篤くして遠くを挙ぐるなり」より。「仁...
【四字熟語】 銅牆鉄壁 【読み方】 どうしょうてっぺき 【意味】 守りの堅固なことのたとえ。 【語源・由来】 銅の垣根と鉄の壁という意味。「牆」は垣根のこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・金城鉄壁(きんじょうてっぺ...
【四字熟語】 蹈常襲故 【読み方】 とうじょうしゅうこ 【意味】 今までのやり方を受け継いでそのとおりにしてゆくこと。 【語源・由来】 「蹈」はしたがう、守る。「襲」はうけつぐ、つぐという意味。「蹈襲」と略し、現在では「...
【四字熟語】 倒載干戈 【読み方】 トウサイカンカ 【意味】 戦いがすんで平和になったことの形容。 【語源・由来】 武器を上下さかさまに車に載せるという意味。「干戈」は盾と矛で、武器の総称。 周の武王が殷の紂王を討伐して...
【四字熟語】 桃弧棘矢 【読み方】 とうこきょくし 【意味】 災いをとりのぞくこと。 【語源・由来】 「桃弧」は桃の木で作った弓。「棘矢」はいばらの木で作った矢。ともに魔よけにした。 【典拠・出典】 『春秋左氏伝』「昭公...
【四字熟語】 韜光晦迹 【読み方】 とうこうまいせき 【意味】 高い境地に達した人が俗世を避けて人里はなれたところに居るという意味。 【語源・由来】 「韜」は包む、包み隠すという意味。「光」は人の才能などのたとえ。「晦」...
【四字熟語】 東行西走 【読み方】 とうこうせいそう 【意味】 忙しくあちこちと走りまわること。あちこちと奔走すること。 【典拠・出典】 『易林』「鼎」 【類義語】 ・東奔西走(とうほんせいそう) ・東走西奔(とうそうせ...
【四字熟語】 刀光剣影 【読み方】 とうこうけんえい 【意味】 事態が緊迫して今にも戦いが起こりそうな雰囲気をいう。 【語源・由来】 刀がきらりとひかり、剣の影がちらつくという意味。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・一...
【四字熟語】 韜光晦迹 【読み方】 とうこうかいせき 【意味】 才能などを包み隠して表面にあらわさないこと。 【語源・由来】 「韜」は包む、包み隠すという意味。「光」は人の才能などのたとえ。「晦」はくらます、隠すという意...
【四字熟語】 倒懸之急 【読み方】 とうけんのきゅう 【意味】 状態が非常に逼迫していること。危急の状況の形容。 【語源・由来】 「倒懸」は手足をしばって逆さにつり下げることで、苦しみのはなはだしいこと。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 洞見癥結 【読み方】 どうけんちょうけつ 【意味】 隠れたわかりにくい障害をはっきり見抜くこと。 【語源・由来】 「洞見」は見通す、見抜くという意味。「癥結」は腹の中にできたしこりで、転じて、隠れた障害とい...
【四字熟語】 当機立断 【読み方】 時機を失わずに、ただちに決断すること。 【意味】 機会をとらえて、素早く決断すること。 【語源・由来】 「当」は臨むという意味で、「当機」は機に臨むこと。「立」はたちどころにという意味...
【四字熟語】 同軌同文 【読み方】 どうきどうぶん 【意味】 天下が広く統一されたさま。 【語源・由来】 天下みな同じ文字を使い、同じ車を用いること。 【典拠・出典】 『中庸』「二八章」 【類義語】 ・同文同軌(どうぶん...
【四字熟語】 同気相求 【読み方】 どうきそうきゅう 【意味】 同じ気性のものは互いに自然に求め合い、寄り集まるようになるということ。 【典拠・出典】 『易経』「乾・文言伝」 【類義語】 ・同類相求(どうるいそうきゅう)...
【四字熟語】 同帰殊塗 【読み方】 どうきしゅと 【意味】 帰着するところは同じだが、そこに到る道が異なること。 【語源・由来】 「同帰」は同じところに行き着くこと。「殊」は異なるという意味。「塗」は「途」と同じで、道の...
【四字熟語】 東窺西望 【読み方】 とうきせいぼう 【意味】 あちこちをちらちら見ること。落ち着きのないさま。 【語源・由来】 「窺」はうかがいみること。 【典拠・出典】 - 東窺西望(とうきせいぼう)の使い方 東窺西望...
【四字熟語】 凍解氷釈 【読み方】 とうかいひょうしゃく 【意味】 氷が解けていくように疑問などが解決していくこと。疑問などが氷解することをいう。 【語源・由来】 「釈」はここでは氷が解けていくこと。 【典拠・出典】 朱...
【四字熟語】 天門登八 【読み方】 てんもんとうはち 【意味】 仕官して、その頂点に近づけばかえって自分の身を危うくすることのたとえ。 【語源・由来】 晋の陶侃が夢の中で翼で飛び、天の八つの門をくぐり、最後の門をくぐろう...
【四字熟語】 天門開闔 【読み方】 てんもんかいこう 【意味】 天の造化の門が開き閉じる。開くと万物が生成し、閉じると消滅することから、万物の生滅変化をいう。 【語源・由来】 「天門」は万物が生まれ出る門。老荘思想でいう...
【四字熟語】 転迷開悟 【読み方】 てんめいかいご 【意味】 迷いを転じて悟りを開くこと。いろいろな煩悩の迷いから解脱して、涅槃の悟りに達すること。 【典拠・出典】 - 転迷開悟(てんめいかいご)の使い方 転迷開悟(てん...
【四字熟語】 顛撲不破 【読み方】 てんぼくふは 【意味】 動かし破ることができないこと。学説などにいう。天下の断案。 【語源・由来】 「顛」はくつがえす。「撲」はうつ。くつがえしても打っても破れないほど強いという意味。...
【四字熟語】 天保九如 【読み方】 てんぽうきゅうじょ 【意味】 人の長寿を祈る語。 【語源・由来】 「天保」は『詩経』の小雅の篇名。この詩は、天子の長寿と幸せを祈るもので、詩中の句の中に「如」の字が九個あることからいう...
【四字熟語】 天府之国 【読み方】 てんぷのくに 【意味】 自然の要害の地で地味が肥え、産物に富む土地。 【語源・由来】 「天府」は天然の倉庫という意味。 【典拠・出典】 『史記』「留侯世家」 天府之国(てんぷのくに)の...
【四字熟語】 天馬行空 【読み方】 てんばこうくう 【意味】 考え方や行動が何ものにも拘束されず自由奔放なこと。文章や書の勢いがすぐれているさま。 【語源・由来】 「天馬」は天帝が乗って空を駆けめぐる馬。空を天馬が駆ける...
【四字熟語】 顛沛流浪 【読み方】 てんぱいるろう 【意味】 つまずき倒れながらさまよい歩くこと。 【語源・由来】 「顛沛」はつまづき倒れること。「流浪」は所を定めずさすらうという意味。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ...
【四字熟語】 天人五衰 【読み方】 てんにんのごすい 【意味】 天人の死に際に現れるという五つの死相のこと。 【語源・由来】 「天人」は仏教でいう天に住む者、天上界の人。五衰には大小二種あるが、例えば大の五衰は、衣服が垢...
【四字熟語】 天地開闢 【読み方】 てんちかいびゃく 【意味】 天地のはじまり。世界のはじまり。天地創造。 【語源・由来】 「開闢」は天地の開けはじめのこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・開天闢地(かいてんへきち)...
【四字熟語】 天地一指 【読み方】 てんちいっし 【意味】 すべての対立をこえた絶対的な観点からすると、天も地も同じ一本の指にすぎないということ。 【典拠・出典】 『荘子』「斉物論」 【類義語】 ・万物一馬(ばんぶついち...
【四字熟語】 椽大之筆 【読み方】 てんだいのふで 【意味】 重厚で堂々としたりっぱな文章。 【語源・由来】 「椽」は家の棟から軒にかけた屋根を支えるたる木。 王珣がたる木のような大きな筆をもらった夢を見てから、堂々とし...
【四字熟語】 天造草昧 【読み方】 てんぞうそうまい 【意味】 天地の開けはじめ。 【語源・由来】 天地創造のはじめはすべてが未開で秩序が立たず雑然として暗いことからいう。「天造」は天が万物を想像すること。「草」ははじめ...
【四字熟語】 点睛開眼 【読み方】 てんせいかいがん 【意味】 物事の最も大切なところ。物事を完成するための最後の大切な仕上げ。 【語源・由来】 「睛」は目玉のことで、物事の肝心なところという意味。最終の仕上げが不十分で...
【四字熟語】 天人冥合 【読み方】 てんじんめいごう 【意味】 天意と人意が暗にあう。人の言行が正しければ、おのずと天意にあうことをいう。 【語源・由来】 「冥」は暗に。おのずと。という意味。 【典拠・出典】 - 【類義...
【四字熟語】 転生輪廻 【読み方】 てんしょうりんね 【意味】 仏教で、人の生きかわり死にかわりしてとどまることのないことをいう。 【語源・由来】 「転生」は生まれかわること。「輪廻」は車輪が回転してきわまりないように人...
【四字熟語】 天壌無窮 【読み方】 てんじょうむきゅう 【意味】 天地とともに永遠に続くこと。 【語源・由来】 「天壌」は天と地。永久に不滅。広大なことのたとえ。 【典拠・出典】 『日本書紀』「神代紀」 【類義語】 ・天...
【四字熟語】 天井桟敷 【読み方】 てんじょうさじき 【意味】 劇場で後方最上階に設けた値段の安い席。舞台からいちばん遠い席なので演技が見えづらいうえにせりふも聞きとりにくい。 【語源・由来】 「桟敷」は見物席のこと。 ...
【四字熟語】 天閫地垠 【読み方】 てんこんちぎん 【意味】 天の門と地の果て。また、天の門と地の果てが開かれて天下の人が和らぎ楽しむこと。 【語源・由来】 「閫」はしきみ・門ぐい、門の内と外とを区画するためにしく横木。...
【四字熟語】 電光雷轟 【読み方】 でんこうらいごう 【意味】 勢いのきわめてはげしいことのたとえ。 【語源・由来】 「雷轟」は雷がとどろきわたること。 【典拠・出典】 『近古史談』「織篇」 【類義語】 ・雷轟電撃(らい...
【四字熟語】 電光朝露 【読み方】 でんこうちょうろ 【意味】 ごく短い時間のたとえ。また、人生のはかないことのたとえ。 【語源・由来】 「電光」はいなづま、「朝露」は葉に宿る朝のつゆ。一瞬の光であり、日が昇れば消える命...
【四字熟語】 天懸地隔 【読み方】 てんけんちかく 【意味】 へだたりのはなはだしいことのたとえ。 【典拠・出典】 『南斉書』「陸厥伝」 【類義語】 ・天壌之隔(てんじょうのかく) ・天壌懸隔(てんじょうけんかく) ・雲...
【四字熟語】 伝観播弄 【読み方】 でんかんはろう 【意味】 次から次に人の手にわたして弄ぶこと。また、そうされること。 【語源・由来】 「伝観」は次々と伝えて見ること。「播」は広く施す、広く布しという意味。 【典拠・出...
【四字熟語】 天顔咫尺 【読み方】 てんがんしせき 【意味】 天子(君主)のおそばに侍ること。 【語源・由来】 「天顔」は天子の顔。「咫」は八寸、「咫尺」は間近な距離のこと。 【典拠・出典】 劉禹錫「望賦」 【類義語】 ...
【四字熟語】 天花乱墜 【読み方】 てんからんつい 【意味】 ことのほか話し方がいきいきしていていること。また、事実を誇張して話すこと。また、巧みな言葉で人をだますこと。 【語源・由来】 「天花」は天の妙花のこと。「乱墜...
【四字熟語】 天涯比隣 【読み方】 てんがいひりん 【意味】 故郷を遠く離れていても、すぐとなりにいるような親しい関係のこと。 【語源・由来】 「比隣」はすぐ近く、となりという意味。 【典拠・出典】 王勃「送杜少府之任蜀...
【四字熟語】 天涯地角 【読み方】 てんがいちかく 【意味】 きわめて遠く離れていることのたとえ。またはるかに遠く辺鄙な場所のたとえ。天の果てと地のすみ。 【典拠・出典】 徐陵「武皇帝作相時与嶺南酋豪書」 【類義語】 ・...
【四字熟語】 天淵氷炭 【読み方】 てんえんひょうたん 【意味】 差のはなはだしいことのたとえ。天と淵。氷と炭。天と地ほどの差があること。 【典拠・出典】 陸游 【類義語】 ・雲泥之差(うんでいのさ) ・霄壤之差(しょう...
【四字熟語】 天淵之差 【読み方】 てんえんのさ 【意味】 物事の隔たりがはなはだしく大きいことのたとえ。高い天と深い淵ほどの大きな差。 【典拠・出典】 『詩経』「大雅・旱麓」 【類義語】 ・雲泥之差(うんでいのさ) ・...
【四字熟語】 田園将蕪 【読み方】 でんえんしょうぶ 【意味】 田畑を耕す働き手がいないために、雑草がおい茂って田畑が荒れはてていること。 【語源・由来】 「帰りなんいざ、田園将に蕪(あ)れなんとす。胡(なん)ぞ帰らざる...