潜在意識【せんざいいしき】の意味と使い方や例文(語源由来)
【四字熟語】 潜在意識 【読み方】 せんざいいしき 【意味】 心の奥底にひそみかくれている、自覚されない意識。 【語源・由来】 「潜在」は表面に出ないで、内にひそんでいること。「顕在」の対語。精神分析の用語でいう「無意識...
【四字熟語】 潜在意識 【読み方】 せんざいいしき 【意味】 心の奥底にひそみかくれている、自覚されない意識。 【語源・由来】 「潜在」は表面に出ないで、内にひそんでいること。「顕在」の対語。精神分析の用語でいう「無意識...
【四字熟語】 千古不磨 【読み方】 せんこふま 【意味】 遠い昔からずっと何も変わっていないこと。特に、文化的な伝統や芸術品などに対して用いられる。 【語源・由来】 「千古」は遠い昔。または、遠い後の世という意味から永久...
【四字熟語】 千呼万喚 【読み方】 せんこばんかん 【意味】 何度もくり返し呼び叫ぶこと。 【語源・由来】 「千」「万」は数の多いことを表す。 【典拠・出典】 白居易「琵琶行」 千呼万喚(せんこばんかん)の使い方 千呼万...
【四字熟語】 洗垢索瘢 【読み方】 せんこうさくはん 【意味】 他人の欠点や誤りをどこまでも追及してほじくりかえすたとえ。 【語源・由来】 垢を洗い落としてまで傷を探す。「索」は求める。「瘢」はあと、傷あとという意味から...
【四字熟語】 先庚後庚 【読み方】 せんこうこうこう 【意味】 物事を過ちのないようにていねいにすること。物事を変更する場合には、その前後にていねいに説明すること。 【語源・由来】 「庚」はかわる、改変するという意味で、...
【四字熟語】 先見之明 【読み方】 せんけんのめい 【意味】 将来を見通す聡明さ。将来にある事態が起こることを前もって見通す眼力のこと。 【語源・由来】 「先見」は将来を見通すこと。「明」は見識・聡明さという意味。 【典...
【四字熟語】 旋乾転坤 【読み方】 せんけんてんこん 【意味】 国の政局を一新すること。 【語源・由来】 「旋」「転」はともに、まわしてもどすという意味。「乾」は天、「坤」は地のこと。天地を一回転させて、もとの位置に戻す...
【四字熟語】 鮮血淋漓 【読み方】 せんけつりんり 【意味】 血がしたたり落ちるさま。 【語源・由来】 「鮮血」は体から出たばかりの鮮紅色の血のこと。「淋漓」は血・水・汗がしたたり落ちるという意味。 【典拠・出典】 - ...
【四字熟語】 千荊万棘 【読み方】 せんけいばんきょく 【意味】 非常に多くの困難があること。困難なことのたとえ。 【語源・由来】 「千」「万」は数が多いことを示す語。「荊」「棘」はともにいばらのことで、とげのある草木の...
【四字熟語】 千金弊帚 【読み方】 せんきんへいそう 【意味】 身のほどを知らないで思いあがるたとえ。 【語源・由来】 「弊帚」は破れたほうき。それを千金の価値があると考えるという意味。また、つまらない自分の物を貴重と考...
【四字熟語】 千鈞一髪 【読み方】 せんきんいっぱつ 【意味】 非常に危険なこと、きわめて無理なことのたとえ。 【語源・由来】 韓愈の文より。一本の髪の毛で千鈞もの重さの物を引くという意味。「鈞」は昔の重量の単位で三十斤...
【四字熟語】 千金一擲 【読み方】 せんきんいってき 【意味】 豪快な振る舞い、思い切りのよいことのたとえ。惜しげもなくひとときに大金を使うという意味。 【語源・由来】 呉象之の「少年行」より。「擲」は投げる。投げ出すと...
【四字熟語】 千金一刻 【読み方】 せんきんいっこく 【意味】 時間の貴重なことのたとえ。わずかな時間が千金にも値するという意味。大切な時間や楽しい時間が過ぎやすいのを惜しんでいう。またそれを無駄に過ごすのを戒める語。 ...
【四字熟語】 前倨後恭 【読み方】 ぜんきょこうきょう 【意味】 それまでの態度をがらりと変えて、相手にへつらうこと。 【語源・由来】 「倨」は人をあなどること。「恭」はうやうやしくするという意味。 中国戦国時代の遊説家...
【四字熟語】 饌玉炊金 【読み方】 せんぎょくすいきん 【意味】 たいへんなご馳走。豪華このうえない食事のこと。また、他社の歓待を感謝していう語。 【語源・由来】 金を炊いて食物とし、玉を取りそろえて膳に並べるという意味...
【四字熟語】 善巧方便 【読み方】 ぜんぎょうほうべん 【意味】 機に応じた方法にきわめて巧みなこと。また、その方法。 【語源・由来】 仏が衆生を救うとき相手の素質や性格に応じて巧みに方法を講ずること。仏教の語。 【典拠...
【四字熟語】 先義後利 【読み方】 せんぎこうり 【意味】 まず道理を第一に考えて、利益を二の次にすること。 【語源・由来】 「義」は道理にかなったこと。「利」は利益という意味。 【典拠・出典】 『孟子』「梁恵王・上」 ...
【四字熟語】 千巌万壑 【読み方】 せんがんばんがく 【意味】 岩山と渓谷の景観。また、それがけわしくつづくことの形容。 【語源・由来】 「巌」は大きな岩山。「壑」は谷のこと。「千」「万」は数が多いこと。けわしい岩山や谷...
【四字熟語】 遷客騒人 【読み方】 せんかくそうじん 【意味】 左遷された人や心に愁いを抱く人。詩人墨客のこと。 【語源・由来】 「遷客」は左遷され異郷に来た人。「騒人」は心の愁いを抱く人という意味。どちらも愁いをもって...
【四字熟語】 扇影衣香 【読み方】 せんえいいこう 【意味】 貴婦人が多く寄り集うさま。 【語源・由来】 手に持つ扇子の影と、きらびやかな衣装の芳香という意味から。高貴な身分の女性たちの会合の様子を形容したもの。 【典拠...
【四字熟語】 潜移暗化 【読み方】 せんいあんか 【意味】 環境や他人の影響で知らず知らずのうちに気質や思想などが変化していること。 【語源・由来】 「潜」「暗」はひそかに、知らず知らずのうちにという意味。「移」「化」は...
【四字熟語】 是非之心 【読み方】 ぜひのこころ 【意味】 物事の是と非を正しく判別できる能力。よいことをよいとし悪いことを悪いと分別することのできる心。 【典拠・出典】 『孟子』「公孫丑・上」 是非之心(ぜひのこころ)...
【四字熟語】 是非曲直 【読み方】 ぜひきょくちょく 【意味】 物事の善悪・正不正のこと。 【語源・由来】 正しいこと(是)と、正しくないこと(非)、曲がっていること(曲)と、まっすぐなこと(直)の四つを詰めたもの。 【...
【四字熟語】 世道人心 【読み方】 せどうじんしん 【意味】 世の中の道徳とそれを守る人の心のこと。 【語源・由来】 「世道」は人の守るべき道徳のこと。「人心」は人々の心という意味。 【典拠・出典】 - 世道人心(せどう...
【四字熟語】 切問近思 【読み方】 せつもんきんし 【意味】 すべての事を身近な問題として切実に取りあげ、自分のこととして考えること。 【語源・由来】 「切問」は熱心に問うこと。 【典拠・出典】 『論語』「子張」 切問近...
【四字熟語】 窃鈇之疑 【読み方】 せっぷのぎ 【意味】 確かな証拠もないのに人に疑いをかけること。 【語源・由来】 『列子』「説符」より。「鈇」は斧のこと。昔ある人が斧をなくし、隣の子を疑った。すると、その子の歩き方、...
【四字熟語】 雪魄氷姿 【読み方】 せっぱくひょうし 【意味】 雪のように清らかな魂魄と氷のような姿。梅の形容。また、高潔な人のたとえ。 【語源・由来】 梅は百花にさきがけて雪をしのいで清楚に白い花をつけるからいう。 【...
【四字熟語】 刹那主義 【読み方】 せつなしゅぎ 【意味】 人生はその場その場がよければそれでいいという考え。 【語源・由来】 「刹那」は仏教用語で、ごく短い時間、瞬間をいう。その瞬間、瞬間を満足できればよいとする主義を...
【四字熟語】 雪泥鴻爪 【読み方】 せつでいのこうそう 【意味】 人間の行為など一時的ではかないものであることのたとえ。 【語源・由来】 「雪泥」は雪解けのぬかるみ。「鴻爪」は鴻の爪あと。雪解けのぬかるみには鴻の爪あとさ...
【四字熟語】 雪中松柏 【読み方】 せっちゅうのしょうはく 【意味】 志や節操が固いことのたとえ。 【語源・由来】 厳しい雪の中でも松や柏は緑の葉の色を変えないことから、時勢によって変節しない人をたとえた。「柏」はひのき...
【四字熟語】 截断衆流 【読み方】 せつだんしゅる 【意味】 俗世間の雑念妄想をたちきること。修行者が煩悩をたちきること。 【語源・由来】 「衆流」は雑念妄想のたとえ。仏教の語。 【典拠・出典】 『石林詩話』「上」 截断...
【四字熟語】 舌端月旦 【読み方】 ぜったんげったん 【意味】 口先で人を評論すること。 【語源・由来】 「舌端」は口先。「月旦」は人物を批評すること。後漢の許劭が毎月のついたちに従兄の靖と郷里の人物の批評をした故事によ...
【四字熟語】 絶世独立 【読み方】 ぜっせいどくりつ 【意味】 美人の形容。 【語源・由来】 世にすぐれて並ぶものがないという意味。「絶世」は世に並びなくすぐれていること。「独立」はひとりそびえ立つこと。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 殺生禁断 【読み方】 せっしょうきんだん 【意味】 鳥・獣・魚などを捕ったり殺したりすることを禁ずること。仏教の慈悲の精神から行われる。 【典拠・出典】 『続日本紀』「一二」 殺生禁断(せっしょうきんだん)...
【四字熟語】 折衝禦侮 【読み方】 せっしょうぎょぶ 【意味】 武勇によって敵をくじき、敵の侮りを防ぎとめ恐れさせる。 【典拠・出典】 『詩経』「大雅・緜・毛伝」 折衝禦侮(せっしょうぎょぶ)の使い方 折衝禦侮(せっしょ...
【四字熟語】 摂取不捨 【読み方】 せっしゅふしゃ 【意味】 仏がすべての生き物を見捨てず救うこと。 【語源・由来】 「摂取」は仏が慈悲によって衆生を救うこと。「不捨」は仏がどんな生き物も見捨てることはないということ。 ...
【四字熟語】 切歯腐心 【読み方】 せっしふしん 【意味】 非常に激しく怒ること。 【語源・由来】 切歯し心をなやますこと。「切歯」は歯ぎしりをする、歯をくいしばる、激しく怒り残念がること。 【典拠・出典】 『史記』「刺...
【四字熟語】 截趾適屨 【読み方】 せっしてきく 【意味】 本末を転倒して無理に物事を行うこと。 【語源・由来】 履いている物に合わせるために足を切ること。「屨」はくつ・はきもの。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・削足...
【四字熟語】 絶巧棄利 【読み方】 ぜっこうきり 【意味】 文明によって人為的に作られたものをすてて、自然に戻ること。 【語源・由来】 「絶巧」は巧みに作られた道具を絶つこと。「棄利」は便利なものを棄てるという意味。 【...
【四字熟語】 接見応対 【読み方】 せっけんおうたい 【意味】 対面して受け答えすること。また、面会しての相手への対応のしかた。 【典拠・出典】 - 接見応対(せっけんおうたい)の使い方 接見応対(せっけんおうたい)の例...
【四字熟語】 雪月風花 【読み方】 せつげつふうか 【意味】 四季折々の自然の美しい景観のこと。また、それを鑑賞し、詩歌を作ったりする風流なさまのこと。 【語源・由来】 冬の雪、秋の月、夏の風、春の花ということから。 【...
【四字熟語】 窃玉偸香 【読み方】 せつぎょくとうこう 【意味】 こっそり女に手を出して女色にふけること。 【語源・由来】 「玉」と「香」は女にたとえたもの。「窃」「偸」はともにぬすむという意味。 【典拠・出典】 『西廂...
【四字熟語】 折檻諫言 【読み方】 せっかんかんげん 【意味】 仕えている主君に対して、臣下が、厳しく諫いさめること。 【語源・由来】 「折檻」は本来は、手すりや欄干が折れて壊れること。「諫言」は、目上の人を諫めることば...
【四字熟語】 折花攀柳 【読み方】 せっかはんりゅう 【意味】 遊女の働く花柳街で、彼女たちと遊ぶこと。 【語源・由来】 「折花」は花を手折ること、「攀柳」は柳の枝を引く意。昔、遊び女のいた花柳街には多くの柳が植えられて...
【四字熟語】 雪萼霜葩 【読み方】 せつがくそうは 【意味】 梅のこと。 【語源・由来】 「萼」はがく。つぼみのとき花びらを外側から包んでいるもの。うてな。「葩」は花という意味。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・雪裏清...
【四字熟語】 窃位素餐 【読み方】 せついそさん 【意味】 ある地位にいて職責を果たさずにむだに録をもらっていること。 【典拠・出典】 『漢書』「朱雲伝」,『論衡』「量知」 【類義語】 ・尸位素餐(しいそさ...
【四字熟語】 是生滅法 【読み方】 ぜしょうめっぽう 【意味】 生ある者は必ず滅びる。 【語源・由来】 『涅槃経』「十四」より。仏教で万物は常住することなく変転し、生きている者は必ず死ぬという思想。 【典拠・出典】 『大...
【四字熟語】 隻履西帰 【読み方】 せきりせいき 【意味】 達磨がくつの片方を手に持って西に帰る。 【語源・由来】 「隻履」は一対のうち一方のくつという意味。高僧の達磨が亡くなって三年後、北魏の宋雲が西域からの帰途、達磨...
【四字熟語】 尺璧非宝 【読み方】 せきへきひほう 【意味】 時間は何よりも貴重であるということ。 【語源・由来】 「尺璧」は直径が一尺もある大きな宝石のこと。尺璧も時間の貴重さと比較すれば、宝物とはいえないという意味。...
【四字熟語】 尺短寸長 【読み方】 せきたんすんちょう 【意味】 どんなにすぐれた人にも短所があり、どんなに劣った人にも長所があるということ。 【語源・由来】 「尺も短き所有り、寸も長き所有り」とある。 【典拠・出典】 ...
【四字熟語】 尺沢之鯢 【読み方】 せきたくのげい 【意味】 見聞の狭いたとえ。 【語源・由来】 「尺沢」は小さい池。「鯢」は山椒魚。一説にめだかという。 【典拠・出典】 『文選』宋玉「問楚王対」 【類義語】 ・井底之蛙...
【四字熟語】 刺草之臣 【読み方】 せきそうのしん 【意味】 一般の人民。 【語源・由来】 草を刈るいやしい者という意味。平民が君主に対して自分をへりくだっていう。「刺草」は草を刈る。また、文字どおりとげがある草、のこぎ...
【四字熟語】 積善余慶 【読み方】 せきぜんのよけい 【意味】 善行を積んだ家は子孫まで必ず幸福がおよぶ。 【語源・由来】 「積善」はよい行いを積み重ねること。「余慶」は子孫にまでおよぶ幸福。「積善の家には必ず余慶あり」...
【四字熟語】 尺寸之柄 【読み方】 せきすんのへい 【意味】 わずかの権力。 【語源・由来】 「尺」「寸」はともに長さの単位。十寸が一尺。周代では一尺は十八センチメートル。短いこと、わずかなことのたとえ。「柄」は器物の柄...
【四字熟語】 尺寸之地 【読み方】 せきすんのち 【意味】 ほんの少しの土地。 【語源・由来】 「尺」「寸」はともに長さの単位。十寸が一寸。周代では一尺は十八センチメートル。短いこと。わずかなことのたとえ。 【典拠・出典...
【四字熟語】 尺寸之功 【読み方】 せきすんのこう 【意味】 わずかな功績。 【語源・由来】 「尺」「寸」はともに長さの単位。十寸が一尺。周代では一尺は十八センチメートル。短いこと、わずかなことのたとえ。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 積薪之嘆 【読み方】 せきしんのたん 【意味】 後から来た者が重用され、以前からいる者が下積みの苦労をする悩みのこと。 【語源・由来】 「積薪」はたきぎを積み重ねるという意味。新しいたきぎが次々と積み重ねら...
【四字熟語】 赤心奉国 【読み方】 せきしんほうこく 【意味】 真心をもって国のために尽くすこと。 【語源・由来】 「赤心」はいつわりのない心、真心。誠意。北斉の楊愔がクーデターによって殺されるときに、自分は忠臣で殺され...
【四字熟語】 石心鉄腸 【読み方】 せきしんてっちょう 【意味】 強い精神、堅い意志のたとえ。 【語源・由来】 鉄や石のように強く、堅い心臓や胃腸という意味。「心」「腸」は内臓で心や意志のたとえ。 【典拠・出典】 『皮子...
【四字熟語】 赤手空拳 【読み方】 せきしゅくうけん 【意味】 なんの助けもかりずに独力で物事を行うこと。 【語源・由来】 手に何も武器を持たないという意味から転じた。「赤手」は素手。「空拳」は拳だけで武器をもたないこと...
【四字熟語】 碩師名人 【読み方】 せきしめいじん 【意味】 大学者や名声の高い人。大いなる徳を備えた人や声望のある人。 【語源・由来】 「碩」は大きいという意味。転じて偉大な、立派なという意味。「名人」は名声の高い人。...
【四字熟語】 積日累久 【読み方】 せきじつるいきゅう 【意味】 官吏などが年功を積むこと。 【語源・由来】 「積日」は多くの日数、日数を重ねること。前漢の春秋学の大家の董仲舒が官吏の昇格について「現在は昔のように賢不肖...
【四字熟語】 隻紙断絹 【読み方】 せきしだんけん 【意味】 文字を記したごくわずかの紙や絹布。 【語源・由来】 「隻紙」は紙切れ、「断絹」は絹布の切れ端。それらに貴重な文字が書かれたものをいう。 【典拠・出典】 - 隻...
【四字熟語】 尺山寸水 【読み方】 せきざんすんすい 【意味】 高い山から見下ろす景観。 【語源・由来】 高い山から見下ろすと他の山や川が非常に小さく見えることをたとえたもの。「尺」も「寸」も長さの単位。「丈」「尋」に比...
【四字熟語】 跖狗吠尭 【読み方】 せきくはいぎょう 【意味】 人はそれぞれ自分の仕える主人に忠を尽くすもので、善悪をわきまえて尽くすわけではないということ。 【語源・由来】 「跖」は中国春秋時代の大盗賊の盗跖、「尭」は...
【四字熟語】 碩学大儒 【読み方】 せきがくたいじゅ 【意味】 学問の奥義をきわめた大学者のこと。 【語源・由来】 「碩」は大きいという意味で、「碩学」は大学者のこと。「大儒」はすぐれた儒者という意味。 【典拠・出典】 ...
【四字熟語】 積羽沈舟 【読み方】 せきうちんしゅう 【意味】 小さなものでもたくさん集まれば大きな力になるということ。 【語源・由来】 羽毛のような軽いものでもたくさん積むと、舟を沈めてしまうほどの重さになるという意味...
【四字熟語】 積悪余殃 【読み方】 せきあくのよおう 【意味】 悪事をかさねた報いが子孫にまで及ぶこと。 【語源・由来】 「積悪」は数々の悪い行い、悪事の積み重ね。「余殃」は祖先の悪事の報いとして子孫にまで残るわざわい。...
【四字熟語】 是耶非耶 【読み方】 ぜかひか 【意味】 善悪の判断に迷うこと。 【語源・由来】 是であるのか非であるのか、是非がよく分からず迷うこと。「是非」(よいと悪い。善と悪。正と不正)に疑問の助字「耶」をつけた語。...
【四字熟語】 世外桃源 【読み方】 せがいとうげん 【意味】 俗世間から離れた別天地、理想郷のこと。 【語源・由来】 武陵の漁師が、川をさかのぼって桃林に入って行き、洞穴を抜けたところに、美しく桃の花が咲き乱れる理想郷を...
【四字熟語】 世運隆替 【読み方】 せうんりゅうたい 【意味】 世の気運が時代とともにあるいは盛んとなり、あるいは衰えること。 【語源・由来】 「世運」は時代の気運、時勢。「隆替」は時勢の栄えることと衰えること。「替」は...
【四字熟語】 精力絶倫 【読み方】 せいりょくぜつりん 【意味】 心身の活力が抜群に盛んなこと。 【語源・由来】 「精力」は心身の活動力のこと。「絶倫」はなみはずれてすぐれているという意味。 【典拠・出典】 - 【類義語...
【四字熟語】 生離死別 【読み方】 せいりしべつ 【意味】 このうえなく悲痛な別れ。生きながら離ればなれになることと死んで永遠に別れること。 【語源・由来】 「生離」は生き別れのこと。「死別」は死によって永久に別れてしま...
【四字熟語】 青藍氷水 【読み方】 せいらんひょうすい 【意味】 弟子が師よりもまさるたとえ。 【語源・由来】 「青はこれを藍より取りて藍よりも青し。氷は水之を為して水よりも寒(つめた)し」 の略。 【典拠・出典】 『荀...
【四字熟語】 星羅雲布 【読み方】 せいらうんぷ 【意味】 星のように点々と連なり、雲のように多く群がり集まること。 【語源・由来】 もと軍隊の布陣の盛大な様子を述べた語。「羅」はつらなること。「布」はしき連なるという意...
【四字熟語】 精明強幹 【読み方】 せいめいきょうかん 【意味】 物事をよくわきまえていて、仕事をてきぱきとさばく能力の高いさま。聡明でよく仕事ができること。また、身心ともに健全な人。 【語源・由来】 「精明」は物事にく...
【四字熟語】 清風明月 【読み方】 せいふうめいげつ 【意味】 夜の静かで清らかなたたずまいの形容。清らかな美しい自然の形容。また、風雅な遊びのこと。 【典拠・出典】 蘇軾「前赤壁腑」 【類義語】 ・清風朗月(せいふうろ...
【四字熟語】 清風故人 【読み方】 せいふうこじん 【意味】 秋になってさわやかな風が吹いてくるのは、久しぶりに友人が訪ねてくれたようだということ。 【語源・由来】 「清風」は清らかな秋風のこと。「故人」は古くからの友人...
【四字熟語】 精疲力尽 【読み方】 せいひりきじん 【意味】 つかれはてること。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・疲労困憊(ひろうこんぱい) 精疲力尽(せいひりきじん)の使い方 精疲力尽(せいひりきじん)の例文 徹夜で...
【四字熟語】 萋斐貝錦 【読み方】 せいひばいきん 【意味】 巧みに言い立てて人を罪に陥れるたとえ。また、讒言のたとえ。 【語源・由来】 たから貝のように美しいあや模様に織り成した錦という意味。そしり悪口を言う者が小さな...
【四字熟語】 生呑活剥 【読み方】 せいどんかっぱく 【意味】 他人の詩文などをそっくり盗用すること。また、他人の言葉や考えを鵜呑みにして受け売りするだけで、独自性・創造性のないことのたとえ。 【語源・由来】 「生呑」は...
【四字熟語】 聖読庸行 【読み方】 せいどくようこう 【意味】 聖人のすぐれた文を読んで学んでもその行いは凡人と異ならないこと。 【語源・由来】 「庸」は平凡・凡庸という意味。 【典拠・出典】 『揚子法言』「問明」 聖読...
【四字熟語】 盛徳大業 【読み方】 せいとくたいぎょう 【意味】 盛んな徳と大きな事業。 【語源・由来】 「盛徳」はさかんな徳、高くすぐれた徳。盛徳大業は聖人君主の目標とされた。 【典拠・出典】 『易経』「繋辞・上」 盛...
【四字熟語】 斉東野語 【読み方】 せいとうやご 【意味】 聞くにたえない下品で愚かな言葉。また、信じがたい妄説のこと。 【語源・由来】 「斉東」は斉(今の中国山東省)の東部。「野語」は野卑な言葉。斉国の東部の田舎者の言...
【四字熟語】 青天霹靂 【読み方】 せいてんのへきれき 【意味】 まったく予期しなかった突然の出来事。急に受けた衝撃や打撃。快晴の空に不意に轟いた雷の音という意味。 【語源・由来】 「青天」は、青空のこと。「霹靂」は、び...
【四字熟語】 井底之蛙 【読み方】 せいていのあ 【意味】 知識や考えが狭くて、他にもっと広い世界のあることを知らない者をあざけっていう語。井蛙(せいあ)。井の中の蛙(かわず)。 【語源・由来】 「井の中の蛙、大海を知ら...
【四字熟語】 生知安行 【読み方】 せいちあんこう 【意味】 生まれながらにして人のふみ行うべき道を熟知し、心安んじてそれを行うこと。 【語源・由来】 「生知」は生まれつき仁道を理解していること。「安行」は心安んじて行う...
【四字熟語】 清淡虚無 【読み方】 せいたんきょむ 【意味】 心にわだかまりがなく静かに落ち着いた境地。無私無欲で物事に執着せず平静な心のこと。 【語源・由来】 「清淡」は心の清く淡白なこと。「虚無」は心の空虚なさま。 ...
【四字熟語】 盛粧麗服 【読み方】 せいそうれいふく 【意味】 盛んによそおい美しい服を着る。十分に化粧をして美麗な服を身につけるという意味。 【語源・由来】 「粧」はよそおう、化粧をすること。 【典拠・出典】 『紅楼夢...
【四字熟語】 悽愴流涕 【読み方】 せいそうりゅうてい 【意味】 悼み悲しんで涙を流す。 【語源・由来】 「悽愴」は痛ましいほどに悼み悲しむさま。「涕」は涙という意味。 【典拠・出典】 『孔叢子』「儒服」 悽愴流涕(せい...
【四字熟語】 青銭万選 【読み方】 せいせんばんせん 【意味】 すぐれた文章のたとえ。 【語源・由来】 青銅製の銭は一万回選び出しても他と間違えられることがないように、何度試験を受けても必ず合格するようなすばらしい文をい...
【四字熟語】 井渫不食 【読み方】 せいせつふしょく 【意味】 賢者が登用されないままでいることのたとえ。 【語源・由来】 「渫」は水底の泥やごみを除くという意味で、「井渫」は井戸の水がきれいに澄んでいること。「不食」は...
【四字熟語】 清聖濁賢 【読み方】 せいせいだくけん 【意味】 酒の異称。 【語源・由来】 「聖」は聖人。「賢」は賢者。魏の曹操が禁酒令を出したとき、酒好きの人が清酒を聖人、濁り酒を賢人と呼んで、ひそかに飲んだという故事...
【四字熟語】 凄凄切切 【読み方】 せいせいせつせつ 【意味】 きわめてものさびしいこと。また、きわめてものすさまじいこと。 【語源・由来】 「凄切」はきわめてものさびしいさま。それを二語重ねて強調した四字句。 【典拠・...
【四字熟語】 聖人無夢 【読み方】 せいじんむむ 【意味】 徳を身につけた聖人は、けっして憂いや雑念を持たないので夢を見ることはない。 【典拠・出典】 『荘子』「大宗師」 聖人無夢(せいじんむむ)の使い方 聖人無夢(せい...
【四字熟語】 青松落色 【読み方】 せいしょうらくしょく 【意味】 友人との付き合いが途絶えることのたとえ。 【語源・由来】 「青松」は常緑樹である松のこと。「落色」は常緑の松の色があせること。青い松がいつまでもその色を...
【四字熟語】 清浄無垢 【読み方】 せいじょうむく 【意味】 清らかで汚れのないこと。また仏教の語では心が清らかで煩悩がないこと。 【語源・由来】 「垢」はあか、けがれ。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・純一無雑(じゅ...
【四字熟語】 西狩獲麟 【読み方】 せいしゅかくりん 【意味】 魯の哀公十四年、西方に狩りに行って麒麟を得た故事。 【語源・由来】 本来は、聖人が世にあらわれるのに乗じて出現する麒麟が乱世にあらわれたのに感じて、孔子は『...
【四字熟語】 西戎東夷 【読み方】 せいじゅうとうい 【意味】 西方と東方の異民族。また異民族の総称。えびす。異民族を卑しんでいう語。 【語源・由来】 「戎」は西方の、「夷」は東方の異民族のこと。 【典拠・出典】 『礼記...
【四字熟語】 斉駆並駕 【読み方】 せいくへいが 【意味】 力や能力に差がないこと。 【語源・由来】 くつわをならべる、数頭の馬がそろって一台の車を引っ張り疾駆すること。ともに肩を並べて進み力に差がないことのたとえ。「駕...
【四字熟語】 静寂閑雅 【読み方】 せいじゃくかんが 【意味】 ひっそり静かでみやびやかな趣のあること。 【語源・由来】 「閑雅」は静かで風情のあること。主としてある場所の景色や雰囲気についていう。 【典拠・出典】 - ...
【四字熟語】 西施捧心 【読み方】 せいしほうしん 【意味】 病に悩む美女のようす。また、同じ行いでも人によって場合によって善悪の差が生まれるたとえ。 【語源・由来】 中国、春秋時代、絶世の美女西施が病気になり、痛む胸を...
【四字熟語】 斉紫敗素 【読み方】 せいしはいそ 【意味】 賢者が事をなせばわざわいを福に転じるように、失敗を成功へと導くことができるというたとえ。世にもてはやされる紫色のきぬも粗悪な白ぎぬを染めたものであるという意味。...
【四字熟語】 噬指棄薪 【読み方】 ぜいしきしん 【意味】 母と子の気持ちが通じあうこと。 【語源・由来】 『白孔六帖』「孝・嚙指」より。「噬指」は指をかむこと。「棄薪」はたきぎをほうり出すこと。後漢の蔡順は日ごろから母...
【四字熟語】 青史汗簡 【読み方】 せいしかんかん 【意味】 歴史書のこと。 【語源・由来】 「青史」は歴史のこと。「汗簡」は油を抜いた竹の札で、文書・書物のこと。昔、紙がまだなかったころ、青竹を火であぶり青みと油(汗)...
【四字熟語】 誠惶誠恐 【読み方】 せいこうせいきょう 【意味】 まことに恐れかしこまること。臣下が天子に自分の意見を奉るときに用いる。 【語源・由来】 「惶」は恐れかしこまる意。「惶」「恐」それぞれに「誠」を重ねて、丁...
【四字熟語】 性行淑均 【読み方】 せいこうしゅくきん 【意味】 性質や行為が善良で片寄っていないさま。性質がひねくれておらず、行動も片寄りのないこと。 【語源・由来】 「性行」は性質と行動、「淑均」はしとやかで公平なこ...
【四字熟語】 精金良玉 【読み方】 せいきんりょうぎょく 【意味】 性格が穏やかで純粋なこと。 【語源・由来】 『宋名臣言行録』「外集・二」より。(そうめいしんげんこうろく「精金」はまじりけのない金属。「良玉」は美しい宝...
【四字熟語】 生気溌溂 【読み方】 せいきはつらつ 【意味】 生き生きとして、動作や表情に元気のあふれている様子。 【語源・由来】 「生気」は生き生きとした様子。「溌溂」は魚の元気よくはねるさまから、動作や表情に元気のあ...
【四字熟語】 生寄死帰 【読み方】 せいきしき 【意味】 人が今生きているのは、仮にこの世に身をおいているだけであり、死ぬことは故郷に帰るように、本来いるべきところに落ち着くことだということ。 【語源・由来】 「寄」は寄...
【四字熟語】 旌旗巻舒 【読み方】 せいきけんじょ 【意味】 戦いが続くことのたとえ。 【語源・由来】 「旌旗」ははた、旗の総称。「巻舒」は巻いたり広げたりすること。軍旗をまいたり、ひろげたりして戦いに明け暮れること。 ...
【四字熟語】 誠歓誠喜 【読み方】 せいかんせいき 【意味】 まことに喜ばしい。 【語源・由来】 臣下が天子に奉る書に用いる言葉。「歓喜」にそれぞれ「誠」を重ねて至上の喜びの意味を表す。 【典拠・出典】 『後漢書』「劉盆...
【四字熟語】 星火燎原 【読み方】 せいかりょうげん 【意味】 最初は小さな力でも、放って置くと手がつけられなくなること。反乱や一揆が広がって防ぎきれなくなること。星の光のように小さな火でも、燃え広がると原野を焼き尽くす...
【四字熟語】 清音幽韻 【読み方】 せいおんゆういん 【意味】 すぐれた文章のたとえ。 【語源・由来】 「清音」は清らかな音声。「幽韻」は奥深く妙なる趣きという意味。北宋の王安石が欧陽脩を評した言葉。 【典拠・出典】 王...
【四字熟語】 精衛填海 【読み方】 せいえいてんかい 【意味】 不可能なことを企て、徒労に終わること。また、いつまでも悔やみ続けること。 【語源・由来】 「精衛」は海辺にすむという古代中国の想像上の小鳥の名。「填海」は海...
【四字熟語】 青雲之志 【読み方】 せいうんのこころざし 【意味】 徳をみがいて立派な人物になろうとする志。また、立身出世しようとする功名心。 【語源・由来】 「青雲」は雲の上の青い空という意味から、高位・高官、立身出世...
【四字熟語】 晴雲秋月 【読み方】 せいうんしゅうげつ 【意味】 純真で汚れのない心のたとえ。 【語源・由来】 「晴雲」は晴れわたった空に浮かぶ白い雲のこと。「秋月」は秋の澄んだ月という意味。 【典拠・出典】 『宋史』「...
【四字熟語】 青鞋布韈 【読み方】 せいあいふべつ 【意味】 旅行のときの服装のこと。 【語源・由来】 「布韈」は布で作った脚半のこと。「青鞋」はわらじという意味。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・布韈青鞋(ふべつせい...
【四字熟語】 寸歩不離 【読み方】 すんぽふり 【意味】 すぐそばにいること。また、関係が非常に密接であること。 【語源・由来】 「寸歩」はごくわずかな歩みのこと。一歩もないくらいしか離れることなく、くっついているさまを...
【四字熟語】 寸田尺宅 【読み方】 すんでんしゃくたく 【意味】 ほんのわずかな財産のこと。 【語源・由来】 「寸田」は一寸四方の田のこと。「尺宅」は一尺四方の住居という意味で、どちらもわずかな資産のたとえ。 【典拠・出...
【四字熟語】 寸鉄殺人 【読み方】 すんてつさつじん 【意味】 短い警句で人の急所を批判するたとえ。 【語源・由来】 「寸鉄」は一寸の刃物。小さくて鋭い刃物で人を殺すように、要を得た短い言葉で人の急所や欠点をつき、敗北さ...
【四字熟語】 寸善尺魔 【読み方】 すんぜんしゃくま 【意味】 世の中にはよいことが少なくて悪いことが多いたとえ。また、少しよいことがあっても悪事がおこって邪魔をするたとえ。 【語源・由来】 「寸善」は一寸のよいこと。「...
【四字熟語】 寸指測淵 【読み方】 すんしそくえん 【意味】 愚かなこと。また、不可能なこと。 【語源・由来】 「寸指」は一寸の指、「測淵」は淵の深さを測るという意味。学問が浅くては、物事の深い道理は理解できないの意味で...
【四字熟語】 杜撰脱漏 【読み方】 ずさんだつろう 【意味】 粗末で誤りの多いこと。ぞんざいで誤脱も多いこと。 【語源・由来】 「杜撰」は、宋の杜黙の作った詩が多く規則に合わなかったことから、詩文・著述などに規格はずれや...
【四字熟語】 鄒魯遺風 【読み方】 すうろいふう 【意味】 孟子と孔子の教えのこと。 【語源・由来】 「鄒」は孟子、「魯」は孔子の出生地。「遺風」は後世に残された教えという意味。儒教のこと。 【典拠・出典】 - 【類義語...
【四字熟語】 趨炎附熱 【読み方】 すうえんふねつ 【意味】 時の権力のある者につき従うこと。 【語源・由来】 「趨」は走るという意味。「炎」「熱」はともに、勢いが盛んなもののたとえ。燃えたぎる炎に向かって走り、熱いもの...
【四字熟語】 鄒衍降霜 【読み方】 すうえんこうそう 【意味】 鄒衍が天に訴えて夏に霜を降らせた。 【語源・由来】 戦国時代の鄒衍が無実の罪で獄に捕らわれたとき、鄒衍はその無実を天に訴え、天はこれに感じて真夏に霜を降らせ...
【四字熟語】 随類応同 【読み方】 ずいるいおうどう 【意味】 それぞれの性格や考え方に応じて指導すること。 【語源・由来】 「随類」は種類に随うこと。「応同」は同じ仲間に応えるという意味。仏教語で、仏が相手の心や素質の...
【四字熟語】 垂名竹帛 【読み方】 すいめいちくはく 【意味】 名前が歴史に残るような功績のこと。 【語源・由来】 「竹帛」は竹の札と白い絹の布。紙のない時代には、竹帛に文字が書かれた。 【典拠・出典】 『後漢書』「鄧禹...
【四字熟語】 推本溯源 【読み方】 すいほんそげん 【意味】 物事の根本を究め求めること。 【語源・由来】 根本を推察して根源にさかのぼるという意味。「溯」はさかのぼるという意味。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・推究...
【四字熟語】 酔歩蹣跚 【読み方】 すいほまんさん 【意味】 酒に酔ってふらふら歩くさま。 【語源・由来】 「蹣跚」はよろめくこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・酔眼朦朧(すいがんもうろう) 酔歩蹣跚(すいほまんさ...
【四字熟語】 彗氾画塗 【読み方】 すいはんがと 【意味】 きわめて容易なことのたとえ。 【語源・由来】 ほうきで水たまりを掃き、刀で泥に線を引くこと。 【典拠・出典】 『漢書』「王褒伝」 彗氾画塗(すいはんがと)の使い...
【四字熟語】 随波逐流 【読み方】 ずいはちくりゅう 【意味】 自分の意見や主張をもたず、ただ世の中の流れに従うこと。 【語源・由来】 波に随い流れを逐いかけるという意味から。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・随波漂流...
【四字熟語】 垂頭喪気 【読み方】 すいとうそうき 【意味】 元気がなく、しょげているさま。 【語源・由来】 「垂頭」は頭を低く垂れること。「喪気」は元気を失くすこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・意気銷沈(いきし...
【四字熟語】 水天髣髴 【読み方】 すいてんほうふつ 【意味】 遠い海上の水と空とがひと続きになって、見分けがつきにくいさま。 【語源・由来】 「水天」は水面と空のこと。「髣髴」はぼんやりしてはっきりしないという意味。 ...
【四字熟語】 水天一碧 【読み方】 すいてんいっぺき 【意味】 空と海とがともに青々としてただ一色に連なり、区別がつかないさま。 【典拠・出典】 王勃「滕王閣序」 【類義語】 ・水天一色(すいてんいっしょく) ・水天髣髴...
【四字熟語】 垂髫戴白 【読み方】 すいちょうたいはく 【意味】 幼子と老人。 【語源・由来】 「垂髫」はおさげ髪。転じて幼児のこと。「戴白」は頭に白髪をいただくことで、老人の意。 【典拠・出典】 『十八史略』「東漢・光...
【四字熟語】 翠帳紅閨 【読み方】 すいちょうこうけい 【意味】 高貴な女性の寝室のこと。身分の高い家に生まれて大切に育てられた令嬢の生活のたとえとして使われる。 【語源・由来】 「翠帳」はかわせみの羽で飾った緑色の美し...
【四字熟語】 水村山郭 【読み方】 すいそんさんかく 【意味】 水辺の村と山ざと。もと中国の江南地方ののどかな農村を描写したもの。 【語源・由来】 江南はクリーク(小運河)が網の目のように通じているので「水村」という。「...
【四字熟語】 水随方円 【読み方】 すいずいほうえん 【意味】 人民の善悪は、為政者によって感化されるということ。また、人の考え方や性格は友人や環境によってよくも悪くもなるということ。 【語源・由来】 「方円」は四角いも...
【四字熟語】 翠色冷光 【読み方】 すいしょくれいこう 【意味】 冷ややかな青い光の形容。また、月の光の形容。 【語源・由来】 「翠色」はみどり、青緑色。「冷光」は冷ややかな光。 【典拠・出典】 『竜鳳録』 翠色冷光(す...
【四字熟語】 隋珠和璧 【読み方】 ずいしゅかへき 【意味】 この世にまたとない貴重な宝物。この世の至宝ともいうべき宝玉。 【語源・由来】 「隋珠」は随侯が助けた大蛇から贈られた宝玉。「和璧」は楚の卞和(べんか)が山中で...
【四字熟語】 随侯之珠 【読み方】 ずいこうのたま 【意味】 貴重な宝玉、天下の至宝をいう。中国春秋時代、諸侯の随候が傷ついた大蛇を助け、そのお礼に大蛇がくわえてきたという宝玉のこと。 【典拠・出典】 『荘子』「譲王」 ...
【四字熟語】 水月鏡花 【読み方】 すいげつきょうか 【意味】 むなしくはかないまぼろしのこと。また、詩歌などの深遠な味わい。 【語源・由来】 水に映った月と鏡に映った花という意味。眼には見えても実体がないもの、見るだけ...
【四字熟語】 垂拱之化 【読み方】 すいきょうのか 【意味】 天子の徳化によって自然と天下が平穏に収まること。天子の徳によって人民がおのずと教化されて、天子が何をしなくても自然と世の中が治められているようす。 【語源・由...
【四字熟語】 随宜所説 【読み方】 ずいぎしょせつ 【意味】 仏法を受け入れる衆生の素質や能力に応じて説いた言葉をいう。 【典拠・出典】 『法華経』「方便品」 【類義語】 ・随類応同(ずいるいおうどう) ・随宜説法(ずい...
【四字熟語】 随喜渇仰 【読み方】 ずいきかつごう 【意味】 喜んで仏に帰依し、心から信仰すること。また、ある物事に深く打ちこんで熱中すること。 【語源・由来】 「随喜」は喜んで仏に帰依すること。「渇仰」は深く信仰すると...
【四字熟語】 随機応変 【読み方】 ずいきおうへん 【意味】 状況や事態の変化に応じて適切な処置をすること。 【語源・由来】 「応変」は変化に応じるという意味。 【典拠・出典】 『南史』「粱宋室伝」 【類義語】 ・深厲浅...
【四字熟語】 酔眼朦朧 【読み方】 すいがんもうろう 【意味】 酒に酔って物がはっきり見えないさま。 【語源・由来】 「酔眼」は酒に酔ってとろんとした目のこと。「朦朧」はぼんやりしたさま。 【典拠・出典】 蘇軾「杜介送魚...
【四字熟語】 随感随筆 【読み方】 ずいかんずいひつ 【意味】 感じるままに書きつけること。また、その文。 【語源・由来】 「随感」は感じるに従って、感じるままにという意味。 【典拠・出典】 - 随感随筆(ずいかんずいひ...
【四字熟語】 吹影鏤塵 【読み方】 すいえいろうじん 【意味】 無駄な努力。やりがいのないことのたとえ。また、とりとめがない、つかみどころがないことのたとえ。 【語源・由来】 影を吹いたり、細かなちりに刻みをほろうとする...
【四字熟語】 随鴉彩鳳 【読み方】 ずいあさいほう 【意味】 自分より劣る人に嫁がされること。また、それに不満を持つこと。転じて、婦人が夫をぞんざいに遇すること。 【語源・由来】 美しい色のおおとりが鴉に嫁ぐという意味。...
【四字熟語】 辛労辛苦 【読み方】 しんろうしんく 【意味】 辛い苦労のこと。 【語源・由来】 「労苦」を分けて両方に「辛(つらい)」の字を加えた形の語。「辛労」も「辛苦」も非常な苦しみ。 【典拠・出典】 - 【類義語】...
【四字熟語】 深厲浅掲 【読み方】 しんれいせんけい 【意味】 その場の状況に応じて適切な処理をすること。 【語源・由来】 「厲」は高くあげるという意味。「掲」は着物のすそをからげること。川が深ければ着物を高くたくしあげ...
【四字熟語】 蜃楼海市 【読み方】 しんろうかいし 【意味】 現実性に乏しい考えや理論。また、根拠がなくありもしないこと。 【語源・由来】 「蜃楼」「海市」ともに蜃気楼のことで、大気の密度や日光の反射の関係で、遠方の物体...
【四字熟語】 深慮遠謀 【読み方】 しんりょえんぼう 【意味】 深く考え将来のことまで見通して計画を立てること。また、その計画。 【典拠・出典】 『文選』賈誼「過秦論」 【類義語】 ・遠謀深慮(えんぼうしんりょ) ・深謀...
【四字熟語】 新涼灯火 【読み方】 しんりょうとうか 【意味】 初秋の涼しさは読書にふさわしい。 【語源・由来】 「新涼」は秋の初めの涼しさ。「灯火」は灯火の下で読書をするという意味を略した語。 【典拠・出典】 - 【類...
【四字熟語】 迅雷風烈 【読み方】 じんらいふうれつ 【意味】 はげしいかみなりと猛烈な風。 【語源・由来】 「迅雷」は天地をとどろかす激しい雷。「風烈」は烈風に同じ、暴風のこと。 【典拠・出典】 『礼記』「玉藻」 【類...
【四字熟語】 人面桃花 【読み方】 じんめんとうか 【意味】 美人の顔と桃の花。かつて美人と出会った場所に行っても、今はもう会えないという場合にいう言葉。また、内心で思いながら会うことのできない女性をいう。 【語源・由来...
【四字熟語】 晨夜兼道 【読み方】 しんやけんどう 【意味】 昼夜の区別なく急行すること。仕事を急いで行うこと。 【語源・由来】 「晨」は朝、早朝。「晨夜」は朝と夜、朝早くから夜遅くまで。「兼道」は行程を倍にして行く、大...
【四字熟語】 瞋目張胆 【読み方】 しんもくちょうたん 【意味】 大いに勇気をうちふるうさま。 【語源・由来】 「瞋目」は目玉をむきだすこと。「張胆」は肝っ玉を大きくふくらますこと。恐ろしい場面に直面しても、目をらんらん...
【四字熟語】 心満意足 【読み方】 しんまんいそく 【意味】 きわめて満ち足りた気分になること。 【語源・由来】 「心満」、「意足」ともに、心が満ち足りること。 【典拠・出典】 - 【対義語】 ・欲求不満(よっきゅうふま...
【四字熟語】 人面獣身 【読み方】 じんめんじゅうしん 【意味】 顔は人間で身体は獣。妖怪を形容する語。 【語源・由来】 「人面」は人の顔。「獣身」はけだもののからだ。 【典拠・出典】 『史記』「五帝紀・注」 人面獣身(...
【四字熟語】 脣亡歯寒 【読み方】 しんぼうしかん 【意味】 密接な関係にあるものの一方が滅びると片方も危うくなること。 【語源・由来】 唇がなくなると歯が寒くなるという意味から。唇がなくなると歯が寒くなるという意味から...
【四字熟語】 神仏混淆 【読み方】 しんぶつこんこう 【意味】 神道と仏教をうまく融合し調和させること。 【語源・由来】 「混淆」は入り混じること。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・神仏習合(しんぶつしゅうごう) ・本...
【四字熟語】 振臂一呼 【読み方】 しんぴいっこ 【意味】 つとめてみずから奮起するたとえ。 【語源・由来】 腕を振るい声を上げて自分を奮い立たせることをいう。「臂」はひじ・うで。 【典拠・出典】 『文選』李陵「答蘇武書...
【四字熟語】 心頭滅却 【読み方】 しんとうめっきゃく 【意味】 心の中の雑念を取り去ること。どんな困難に出会っても心の中から雑念を取り去れば苦しさを感じないという意味。 【語源・由来】 「心頭」はこころ、胸のうちという...
【四字熟語】 塵飯塗羹 【読み方】 じんぱんとこう 【意味】 実際になんの役にも立たないもの、とるに足りないもののこと。 【語源・由来】 子供のままごと遊びのちりの飯と泥のあつもの(吸い物)という意味から。 【典拠・出典...
【四字熟語】 神荼鬱塁 【読み方】 しんとうつりつ 【意味】 門を守る神の名前。 【語源・由来】 「神荼」「鬱塁」は古代中国における兄弟の神の名。ともに門を守る神で、百鬼を支配し、従わないものは捕えて、虎に食わさせたとい...
【四字熟語】 尽忠報国 【読み方】 じんちゅうほうこく 【意味】 忠義を尽くして国の恩に報いること。 【語源・由来】 「尽忠」は君主や国家に忠誠心を尽くすこと。「報国」は国の恩に報いるという意味。 中国宋の岳飛は忠誠心に...
【四字熟語】 心地光明 【読み方】 しんちこうめい 【意味】 心が清らかで正しく広いこと。 【語源・由来】 「心地」は心・精神のこと。「光明」は仏の心身から放つ明るい光のこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・公平無私...
【四字熟語】 身体髪膚 【読み方】 しんたいはっぷ 【意味】 からだ全体のこと。 【語源・由来】 からだと髪の毛と皮膚で、からだ全体をいう。父母から受けついだ大切なものの意味がこめられている。 【典拠・出典】 『孝経』「...
【四字熟語】 迅速果断 【読み方】 じんそくかだん 【意味】 物事をすばやく決断し、思いきって行うこと。 【語源・由来】 「迅速」は、非常にすばやいこと。「果断」は物事を大胆に実行するという意味。 【典拠・出典】 - 【...
【四字熟語】 尽善尽美 【読み方】 じんぜんじんび 【意味】 完璧で欠けるものがないこと。 【語源・由来】 りっぱさと美しさをきわめているという意味から。 【典拠・出典】 『論語』「八佾」 【類義語】 ・完全無欠(かんぜ...
【四字熟語】 神仙思想 【読み方】 しんせんしそう 【意味】 俗世から抜け出して不老・長生の世界に生きようという考え。 【語源・由来】 「神仙」は神通力を持っている仙人。仙人の住む世界を「仙境」と呼び人間の理想郷とした。...
【四字熟語】 鐘鳴鼎食 【読み方】 しょうめいていしょく 【意味】 富貴の人の生活。 【語源・由来】 「鐘鳴」は鐘を鳴らして時を告げること。「鼎食」はかなえを並べて食事をすること。富貴な家では大勢の人に食事の合図の鐘を鳴...
【四字熟語】 生滅滅已 【読み方】 しょうめつめつい 【意味】 生と滅、生きることと死ぬことがなくなって、ともに存しないこと。生滅無常の現世を離れて生死を超越した涅槃に入ること。 【語源・由来】 仏教の語。 【典拠・出典...
【四字熟語】 笑面夜叉 【読み方】 しょうめんやしゃ 【意味】 顔は笑っていても心の底に一物あること。陰険な人や裏表のある人にいう。 【語源・由来】 「笑面」は笑顔。「夜叉」は人を害する猛悪な鬼神。 【典拠・出典】 『説...
【四字熟語】 将門有将 【読み方】 しょうもんゆうしょう 【意味】 立派な家柄からは必ずすぐれた人材が出るということ。 【語源・由来】 「将門」は代々将軍が出る家柄のこと。「有将」は将軍があらわれるという意味。将軍の家門...
【四字熟語】 逍遥自在 【読み方】 しょうようじざい 【意味】 俗事をはなれて気ままに楽しむこと。 【語源・由来】 「逍遥」はぶらつくという意味から、気ままに楽しむこと。「自在」は束縛や支障がなく思いのままであるという意...
【四字熟語】 従容就義 【読み方】 しょうようしゅうぎ 【意味】 ゆったりと落ち着いて、恐れることなく正義のために身を投げ出すこと。 【語源・由来】 「従容」はゆったりと落ち着いていること。「就義」は身を殺しても正義に従...
【四字熟語】 従容不迫 【読み方】 しょうようふはく 【意味】 ゆったりと落ち着いていて、あわてないこと。 【語源・由来】 「従容」はゆったりと落ち着いていること。「不迫」はあわてないという意味。 【典拠・出典】 - 【...
【四字熟語】 晨星落落 【読み方】 しんせいらくらく 【意味】 しだいに仲のよい友人がいなくなること。また、友人が年とともにだんだん死んでいなくなること。 【語源・由来】 明け方の空に残っていた星が一つ一つ消えていくとい...
【四字熟語】 逍遥法外 【読み方】 しょうようほうがい 【意味】 法律を犯した者が罰を受けないで自由に生活していること。 【語源・由来】 「逍遥」はぶらつく、気ままに歩くこと。「法外」は法律の外という意味。法律の外側を自...
【四字熟語】 乗輿車駕 【読み方】 じょうよしゃが 【意味】 天子の乗る車。天子の使う物。転じて、天子のこと。 【語源・由来】 「乗輿」と「車駕」とも天子の行幸中に乗る車の称。 【典拠・出典】 『独断』「上」 乗輿車駕(...
【四字熟語】 薪水之労 【読み方】 しんすいのろう 【意味】 人に仕えて骨身を惜しまず働くこと。また、たきぎをとったり水を汲んだりするというような日常の雑事を指す場合もある。 【語源・由来】 たきぎをとったり水を汲んだり...
【四字熟語】 乗輿播越 【読み方】 じょうよはえつ 【意味】 天子が都を落ち延びて他国をさすらうこと。 【語源・由来】 「乗輿」は君主が乗る馬車、天子の乗り物。「播越」は移り逃れること。居場所を失って他国をさまようこと。...
【四字熟語】 常鱗凡介 【読み方】 じょうりんぼんかい 【意味】 ごくありふれた人のたとえ。普通の魚やごくありふれた貝類。 【典拠・出典】 韓愈「応科目時与人書」 常鱗凡介(じょうりんぼんかい)の使い方 常...
【四字熟語】 上漏下湿 【読み方】 じょうろうかしゅう 【意味】 貧乏なあばら家のさま。屋根からは雨が漏り、床からは湿気が上がってくるという意味。 【典拠・出典】 『荘子』「譲王」 【類義語】 ・上漏旁風(じょうろうぼう...
【四字熟語】 杵臼之交 【読み方】 しょきゅうのまじわり 【意味】 身分にこだわらない交際。主人と使用人との身分の違いを超えた交際。 【語源・由来】 「杵臼」はきねとうす。後漢の公孫穆が学費がなくて呉祐の家に雇われて臼つ...
【四字熟語】 嗇夫利口 【読み方】 しょくふりこう 【意味】 身分は低いが、口が達者な男のこと。 【語源・由来】 「嗇夫」は下級役人のこと。張釈之が、前漢の文帝の供をして虎圏(上林苑の中の動物園)に登ったとき、文帝が帳簿...
【四字熟語】 諸子百家 【読み方】 しょしひゃっか 【意味】 中国の戦国時代 (前 403~221) に輩出した多数の思想家の総称。「子」とは先生,「家」とは学派のことである。『漢書』によれば,189家があげられており,...
【四字熟語】 処女脱兎 【読み方】 しょじょだっと 【意味】 始めはたいしたことのないように見せかけて、後には見違えるほどの力を発揮するたとえ。始めは少女のようにしとやかに弱々しくみせかけて相手を油断させ、後にはうさぎの...
【四字熟語】 助長抜苗 【読み方】 じょちょうばつびょう 【意味】 成長を助けようとして力をかすことがかえって成長を妨げること。 【語源・由来】 宋の農夫が稲の成長を助けようとして苗をひっぱたら、かえって苗が枯れてしまっ...
【四字熟語】 初転法輪 【読み方】 しょてんぼうりん 【意味】 釈尊が悟りを開いたのち、初めて行った鹿野苑の説法のこと。 【語源・由来】 「転法輪」は仏の教えを説くこと。 【典拠・出典】 - 初転法輪(しょてんぼうりん)...
【四字熟語】 諸法無我 【読み方】 しょほうむが 【意味】 いかなる存在も不変の本質を有しないという仏教の根本思想。宇宙間に存在する有形・無形のすべての事物や現象は我(生滅変化を離れた永遠不滅の存在とされるもの)ではない...
【四字熟語】 黍離之歎 【読み方】 しょりのたん 【意味】 祖国が滅亡したことを嘆くこと。東周の大夫が西周の宮殿に黍が生い茂っているのを見て嘆いた「黍離」という詩から。 【典拠・出典】 『詩経』「王風・黍離」 【類義語】...
【四字熟語】 芝蘭玉樹 【読み方】 しらんぎょくじゅ 【意味】 すぐれた人材。すぐれた子弟。また、すぐれた人材を輩出すること。 【語源・由来】 「芝」は瑞兆とされた霊芝。「蘭」はふじばかまで香草。「玉樹」は美しい木。 【...
【四字熟語】 芝蘭結契 【読み方】 しらんけっけい 【意味】 美しくうるわしい交際。君子や善人などすぐれた人の交際にいう。 【語源・由来】 「芝」は霊芝。「蘭」はふじばかま。ともに香気高い草で、君子や善人にたとえる。 【...
【四字熟語】 芝蘭之室 【読み方】 しらんのしつ 【意味】 善人(良き友)のたとえ。 【語源・由来】 「芝」は霊芝。「蘭」はふじばかま。ともに香草で、善人にたとえる。 【典拠・出典】 『孔子家語』「六本」 芝蘭之室(しら...