舳艫千里【じくろせんり】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)
【四字熟語】 舳艫千里 【読み方】 じくろせんり 【意味】 多数の舟がはるか彼方まで連なること。 【語源・由来】 「舳」は船のとも。「艫」は船のへさき。「千里」ははるかに続く長い距離。ある船の船尾に次の船の船首がくっつく...
【四字熟語】 舳艫千里 【読み方】 じくろせんり 【意味】 多数の舟がはるか彼方まで連なること。 【語源・由来】 「舳」は船のとも。「艫」は船のへさき。「千里」ははるかに続く長い距離。ある船の船尾に次の船の船首がくっつく...
【四字熟語】 四弘誓願 【読み方】 しぐぜいがん 【意味】 すべての仏や菩薩のもつ四つの願い。衆生無辺誓願度、煩悩無量誓願断、法門無尽誓願学、仏道無上誓願成。 【典拠・出典】 『止観大意』 四弘誓願(しぐぜいがん)の使い...
【四字熟語】 色即是空 【読み方】 しきそくぜくう 【意味】 万物の本質は空である。仏教で、現世に存在する形あるもの物質的なものはすべて実体ではなく空であり、無であるという教え。 【語源・由来】 「色」は人間が知覚できる...
【四字熟語】 只管打坐 【読み方】 しかんたざ 【意味】 余念を交えず、ただひたすら座禅すること。 【語源・由来】 「只管」はひたすらという意味。「打」は動詞につく接頭語で「打坐」は座禅を組むこと。曹洞宗の座禅の特色。 ...
【四字熟語】 歯牙余論 【読み方】 しがのよろん 【意味】 わずかな言葉。口はしからもれるわずかな言葉。また「歯牙の余論を惜しむこと無かれ」の略で、わずかな激励・賞賛の言葉を吐く労を惜しむなという意味。 【語源・由来】 ...
【四字熟語】 死灰復然 【読み方】 しかいふくねん 【意味】 一度衰えた勢力が再び盛り返すこと。また、一度収束したことが再発すること。 【語源・由来】 消えて灰となった火が再び燃えだすという意味から。 【典拠・出典】 『...
【四字熟語】 四海同胞 【読み方】 しかいどうほう 【意味】 世界中の人々はみな兄弟のように仲良くすべきだということ。人は同胞のように親しくなれること。また、礼儀とまごころをもって人に接すれば世の人々は兄弟のように親しく...
【四字熟語】 持盈保泰 【読み方】 じえいほたい 【意味】 満ち足りて安らかな状態を長く保つこと。富や地位を守るには慎重に行動して災いを招かないようにすることをいう。 【語源・由来】 「盈」はみちる。満ち足りるという意味...
【四字熟語】 時雨之化 【読み方】 じうのか 【意味】 いつくしみ深い君主の教化が及ぶことのたとえ。有徳者や聖人の教えが、人民に広がっていくこと。 【語源・由来】 ほどよい時に降る雨が草木を育成させるという意味から転じた...
【四字熟語】 子為父隠 【読み方】 しいふいん 【意味】 お互いに悪いところがあってもそれを隠し、かばいあうことが父と子の正しい道であるということ。 【典拠・出典】 『論語』「子路」より。 【類義語】 ・父為子隠(ふいし...
【四字熟語】 侈衣美食 【読み方】 しいびしょく 【意味】 豪華な衣装やおいしい食事のことで、ぜいたくな暮らしのこと。衣類や食べ物に、ぜいの限りを尽くすこと。 【語源・由来】 「侈衣」は、ぜいたくでおごった衣服。「美食」...
【四字熟語】 三老五更 【読み方】 さんろうごこう 【意味】 中国、周代に、天子が父兄の礼をもって養った長老のこと。 【語源・由来】 「三老」も「五更」も長老の称。周代に老年で退職した人で有徳の士は天子から父兄の礼をもっ...
【四字熟語】 三浴三薫 【読み方】 さんよくさんくん 【意味】 相手を大切に思う心をあらわす言葉。幾度も体を清め、幾度も香を塗り染めよい香りをつけて人を待つという意味。 【語源・由来】 「三」は幾度もという意味。「浴」は...
【四字熟語】 三平二満 【読み方】 さんぺいじまん 【意味】 十分ではないが、少しのもので満足し、心穏やかに過ごすこと。 【語源・由来】 「三」と「二」はともに数が少ないことを示し、少しのものでも心が穏やかで満足している...
【四字熟語】 三分鼎足 【読み方】 さんぶんていそく 【意味】 鼎の足のように天下を三分して三つの国が並び立つこと。 【語源・由来】 「鼎」は三本の足のある器で、三本の脚のバランスで立っている。 【典拠・出典】 『史記』...
【四字熟語】 残杯冷炙 【読み方】 ざんぱいれいしゃ 【意味】 ひどい待遇や冷たい扱いをされること。恥辱や屈辱を受けるたとえ。貧しい食事や食べ残しで接待されるような屈辱を受けること。 【語源・由来】 「残杯」は他人が飲み...
【四字熟語】 山濤識量 【読み方】 さんとうしきりょう 【意味】 すぐれた識見や器量をもつ人のたとえ。 【語源・由来】 「山濤」は竹林の七賢の一人。「識」は知識や識見。「量」は器量や度量のこと。中国、晋の山濤は若いときか...
【四字熟語】 讒諂面諛 【読み方】 ざんてんめんゆ 【意味】 人の悪口を言ってこびへつらうこと。 【語源・由来】 「讒諂」は他の人の悪口を言って人にへつらうこと。「面諛」は人の面前でこびへつらうこと。 【典拠・出典】 『...
【四字熟語】 参天弐地 【読み方】 さんてんじち 【意味】 天や地と同じくらい大きな徳を積むこと。天地に匹敵するほどの気高い徳があること。 【語源・由来】 「参天」は、天と肩を並べるほど高いこと。天まで届くこと。「弐地」...
【四字熟語】 斬釘截鉄 【読み方】 ざんていせってつ 【意味】 くぎや鉄を断ち切る。毅然として決断力があるたとえ。 【語源・由来】 「斬」と「截」はいずれも断ち切るということ。元は禅宗の言葉で、妄想や煩悩などの迷いをすっ...
【四字熟語】 山中暦日 【読み方】 さんちゅうれきじつ 【意味】 俗世を離れて悠々と暮らすこと。 【語源・由来】 人里離れた山中に暮らせば月日の経つのも忘れるという意味。「暦日」はこよみのこと。「山中暦日無し」を略した言...
【四字熟語】 残息奄奄 【読み方】 ざんそくえんえん 【意味】 息も絶え絶えで、今にも死にそうなこと。いまにも滅びそうな苦しいさま。 【語源・由来】 「残息」は呼吸・いきづかいのこと。「奄」はおおう・ふさぐという意味で、...
【四字熟語】 山藪蔵疾 【読み方】 さんそうぞうしつ 【意味】 大事をなす大人物は多少欠点はあってもあらゆる人を包み込む器量があるということのたとえ。また、立派ですぐれたものにも、多少の欠点はあるものだということ。 【語...
【四字熟語】 三尺童子 【読み方】 さんせきのどうじ 【意味】 子どものことで、だいたい七~八歳の子。成人に比して「小さな子どもでさえ」という意味も持つ。 【語源・由来】 二歳半で一尺と数えた。 【典拠・出典】 胡銓「上...
【四字熟語】 三世一爨 【読み方】 さんせいいっさん 【意味】 親、子、孫の三世代の家族が一つ屋根の下に住まうこと。 【語源・由来】 「爨」はかまどのこと。三代の家族が、一つの竈で煮炊きして住むという意味から。 【典拠・...
【四字熟語】 三十而立 【読み方】 さんじゅうじりつ 【意味】 三十歳で学識や道義上の自信を得て思想が確立すること。孔子がみずからの一生を回顧して述べた語。 【語源・由来】 「子曰く、吾十有五にして学に志す。三十にして立...
【四字熟語】 三舎退避 【読み方】 さんしゃたいひ 【意味】 相手にとてもかなわないと思って遠慮する、恐れ避けること。 【語源・由来】 「舎」は軍隊の一日の行程で、一舎は三十里(当時の一里は四〇五メートル。三十里は訳十二...
【四字熟語】 三豕渉河 【読み方】 さんししょうか 【意味】 文字の誤り。文字を誤って読んだり書いたりすること。 【語源・由来】 昔、ある史官が「己亥渉河(己亥の年、河を渡る)」と書いてあるのを、「己」を「三」、「亥」を...
【四字熟語】 三思後行 【読み方】 さんしこうこう 【意味】 物事を行う場合に、よくよく考えたのちにはじめて実行に移すこと。 【語源・由来】 三たび考えたあとで実行するという意味から。本来は次の故事のように、「それほど慎...
【四字熟語】 残山剰水 【読み方】 ざんざんじょうすい 【意味】 戦乱のあとに残った荒廃した山や川や自然。また、滅ぼされた国の山水。 【語源・由来】 「剰」は「残」と同じ。「水」は川。 【典拠・出典】 杜甫「陪鄭広文遊何...
【四字熟語】 斬衰斉衰 【読み方】 ざんさいしさい 【意味】 喪服の種類。 【語源・由来】 「斬衰」は喪服で最も重い三年の喪の期間に着るもので、断ち切ったままで縁縫いをしていないもの。「斉衰」は斬衰についで重い喪服で一年...
【四字熟語】 山高水長 【読み方】 さんこうすいちょう 【意味】 人の品性が高大で高潔なたとえ。また、そうした功績や名誉が長く伝えられること。 【語源・由来】 「山高」は山がいつまでも高くそびえること。「水長」は川の水が...
【四字熟語】 残膏賸馥 【読み方】 ざんこうしょうふく 【意味】 すぐれた人物や詩文の形容。人がいたあとに残る香気の意味。 【語源・由来】 「膏」はあぶる。「賸」は余に同じ。「馥」は香り。 【典拠・出典】 『新唐書』文芸...
【四字熟語】 三綱五常 【読み方】 さんこうごじょう 【意味】 三つの根本的な道徳と常に行うべき五つの道のこと。儒教で、人として常に踏み行い、重んずべき道のこと。 【語源・由来】 『白虎通義』より。三綱」は君臣・父子・夫...
【四字熟語】 三軍暴骨 【読み方】 さんぐんばくこつ 【意味】 大軍が戦争に大敗し、数多くの兵士が死ぬこと。戦いの激しさや悲惨さをいう。 【語源・由来】 「三軍」は周代に、一軍を一万二千五百人と決め、諸侯の大国は三万七千...
【四字熟語】 三薫三沐 【読み方】 さんくんさんもく 【意味】 相手を大切に思う心をあらわす語。 【語源・由来】 幾度の体を洗い清め、幾度も香を塗り染めよい香りをつけて人を待つという意味から。「薫」は香料を体に塗りつける...
【四字熟語】 三釁三浴 【読み方】 さんきんさんよく 【意味】 何度もからだに香を塗ってよい香りをつけ、何度もからだを洗い清めること。人を待つときなど相手を大切に思う情をいう。 【語源・由来】 「浴」は湯浴みすること。「...
【四字熟語】 山簡倒載 【読み方】 さんかんとうさい 【意味】 酒浸りの人。 【語源・由来】 『蒙求』「山簡倒載」、『瀬説新語』「任誕」より。「山簡」は晋の人で温雅な性質であり、征南将軍になった。山濤の子。「倒載」は車に...
【四字熟語】 山河襟帯 【読み方】 さんがきんたい 【意味】 自然の要害の堅固なことのたとえ。 【語源・由来】 白居易の詩より。山が襟のようにとり囲み、河が帯のようにめぐって流れている地形であるという意味から。 【典拠・...
【四字熟語】 三界無安 【読み方】 さんがいむあん 【意味】 この世は、苦労が多くて、少しも心が安まることがないということ。 【語源・由来】 「三界」は仏教の世界観で、衆生が生まれて、死に輪廻する三つの領域、欲界、色界、...
【四字熟語】 察言観色 【読み方】 さつげんかんしき 【意味】 人の言葉をよく察し、顔つきをよく観察してあざむかれず、人の性質や考え方を見抜くこと。また、人の言葉をよく聞き分け、人の顔色を見抜く聡明さをいう。 【語源・由...
【四字熟語】 沙中偶語 【読み方】 さちゅうのぐうご 【意味】 臣下がひそかに謀反の相談をすること。 【語源・由来】 「沙中」は砂の中、人気のない砂の上、「偶語」は向かい合って相談すること。漢の高祖劉邦が建国したとき、論...
【四字熟語】 左戚右賢 【読み方】 させきゆうけん 【意味】 親戚の者を低い地位(左)におき、賢者を高い地位(右)におくこと。 【語源・由来】 漢代は右を尊ぶのに対して、左をいやしいものとした。「戚」は親戚、一族、みうち...
【四字熟語】 瑣砕細膩 【読み方】 ささいさいじ 【意味】 情のこまやかなこと。 【語源・由来】 「瑣砕」はこまやかなこと。心を細やかにくだくこと。「細膩」はきめこまかなこと。 【典拠・出典】 『紅楼夢』「一回」 瑣砕細...
【四字熟語】 左建外易 【読み方】 さけんがいえき 【意味】 道理にもとるやり方で勢力や権力を増すこと。また、地方で反乱を起こすこと。 【語源・由来】 「左」はよこしま、もとるという意味。「左建」はよこしまな方法で勢力を...
【四字熟語】 鑿壁偸光 【読み方】 さくへきとうこう 【意味】 苦学することのたとえ。壁に穴をあけて隣家の光をぬすんで学ぶという意味。 【語源・由来】 「鑿」はうがつ、穴を開けること。「偸」はぬすむこと。 前漢の匡衡が若...
【四字熟語】 削足適履 【読み方】 さくそくてきり 【意味】 目先のことに気をとられて、大事なことを忘れてしまうこと。本末を転倒して無理にものごとを処理するたとえ。 【語源・由来】 「削足」は足を削ること、「履」は靴のこ...
【四字熟語】 作史三長 【読み方】 さくしのさんちょう 【意味】 史書を著作する史家に必要な三つの長所。才知、学問、識見のこと。 【典拠・出典】 『新唐書』劉知幾伝。「史に三長あり、才・学・識なり」 作史三長(さくしのさ...
【四字熟語】 鑿歯尺牘 【読み方】 さくしせきとく 【意味】 晋の習鑿歯は、手紙で議論するのにすぐれていた。 【語源・由来】 「鑿歯」は晋の習鑿歯のこと。「尺牘」は手紙のこと。晋の習鑿歯は若いときから文章にすぐれていたが...
【四字熟語】 彩鳳随鴉 【読み方】 さいほうずいあ 【意味】 自分より劣る人に嫁がされること。また、それに不満を持つこと。転じて、夫人が夫をぞんざいに遇すること。 【語源・由来】 「鳳」は瑞鳥でおおとり、「鴉」はからす。...
【四字熟語】 灑掃応対 【読み方】 さいそうおうたい 【意味】 日常生活に必要な仕事や作法のこと。ふきそうじをすることと、応対すること。 【典拠・出典】 『大学章句』朱熹「序」 灑掃応対(さいそうおうたい)の使い方 灑掃...
【四字熟語】 採薪之憂 【読み方】 さいしんのうれい 【意味】 自分が病気を患っていることを謙遜していう言葉。 【語源・由来】 病に伏して、薪を採ることさえ、ままならないという意味。 【典拠・出典】 『孟子』「公孫丑・下...
【四字熟語】 載舟覆舟 【読み方】 さいしゅうふくしゅう 【意味】 君主は人民によって支えられ、また、人民によって滅ぼされるということ。君主は人民を愛し、政治に安んじさせることが必要であるということをいう。転じて、人は味...
【四字熟語】 在邇求遠 【読み方】 ざいじきゅうえん 【意味】 人として進むべき正しい道は自分自身の中に求めるべきなのに、哀れにも人は遠いところにそれを求めようとするという意味。 【語源・由来】 「邇」は「近」と同じで、...
【四字熟語】 歳寒松柏 【読み方】 さいかんしょうはく 【意味】 逆境や苦難の時にあっても、志や節操を失わないこと。冬の厳しい寒さにも、松や柏が緑の葉をつけているという意から。 【語源・由来】 「歳寒」は冬の季節、または...
【四字熟語】 採菓汲水 【読み方】 さいかきっすい 【意味】 厳しい仏道修行をすること。 【語源・由来】 「菓」は木の実のこと。仏に供えるために深山に入って、木の実をとり、花を摘み、水を汲むことから。 【典拠・出典】 『...
【四字熟語】 塞翁失馬 【読み方】 さいおうしつば 【意味】 人生の幸不幸は予測できないので、いたずらに一喜一憂すべきではないということ。「塞翁」は中国の北方の塞の近くに住んでいた老人。 【語源由来】 あるとき、塞翁の飼...
【四字熟語】 渾崙呑棗 【読み方】 こんろんどんそう 【意味】 人の教えのただ鵜呑みにするだけでは、その真理を会得することはできないということ。 【語源・由来】 「渾崙」は黒色・頭・円形などにたとえ、ひとまとめにひっくる...
【四字熟語】 昏定晨省 【読み方】 こんていしんせい 【意味】 親に孝行をつくすこと。 【語源・由来】 「昏定」は晩になると父母の寝所を整えること。「晨省」は朝になると父母のご機嫌をうかがうという意味。 【典拠・出典】 ...
【四字熟語】 根深柢固 【読み方】 こんしんていこ 【意味】 物事の基礎をしっかり固めること。 【語源・由来】 「根」と「柢」はともに木の根のことで、物事の基本・基礎のたとえ。木の根を深く強固なものにするという意味から。...
【四字熟語】 渾渾沌沌 【読み方】 こんこんとんとん 【意味】 入り乱れて明らかでないさま。 【語源・由来】 もとは、天地がまだわかれていない原初の状態をいう。「渾沌」を強めた四字句。 【典拠・出典】 『孫子』「兵勢」 ...
【四字熟語】 渾金璞玉 【読み方】 こんきんはくぎょく 【意味】 人の素質がすぐれていて飾りけのないたとえ。 【語源・由来】 まだ精錬されていない鉱石とまだ磨かれていない玉の意味で、天然の美質をいう。 【典拠・出典】 『...
【四字熟語】 孤陋寡聞 【読み方】 ころうかぶん 【意味】 学問が偏っていて狭く、見識が少ないこと。 【語源・由来】 「孤陋」は見識が狭くひとりよがりでかたくななこと。「寡聞」は見聞が少ないこと。「独学にして友無ければ則...
【四字熟語】 五倫十起 【読み方】 ごりんじっき 【意味】 清廉公正な者にも私心はあるということ。 【語源・由来】 「五倫」は人名で第五倫のこと。「十起」は十回起きるということ。 【典拠・出典】 『後漢書』「第五倫伝」 ...
【四字熟語】 枯木竜吟 【読み方】 こぼくりょうぎん 【意味】 苦境を脱して生を得るたとえ。また、生命力を回復するたとえ。 【語源・由来】 春になると枯れたと思っていた木も生き返り、その勢いは竜が声を発するようであるとい...
【四字熟語】 孤峰絶岸 【読み方】 こほうぜつがん 【意味】 文章や詩などが他より格段にすぐれているたとえ。 【語源・由来】 孤立してそびえ立つ峰と切り立った崖の意味。 【典拠・出典】 『大唐新語』「文章」 孤峰絶岸(こ...
【四字熟語】 鼓腹撃壌 【読み方】 こふくげきじょう 【意味】 理想的な政治がゆきとどいて、人々が平和な生活をすること。 【語源・由来】 「鼓腹」は腹鼓をうつこと。「壌」は地面のこと。「撃壌」は地面をたたいて拍子をとるこ...
【四字熟語】 寤寐思服 【読み方】 ごびしふく 【意味】 寝ても冷めても忘れないこと。また、人を思う情が切ないこと。 【語源・由来】 「寤寐」は目覚めることと寝ること。「思服」は常に心に思って忘れないこと。 【典拠・出典...
【四字熟語】 胡馬北風 【読み方】 こばほくふう 【意味】 故郷を懐かしむことのたとえ。また、望郷の念にかられること。 【語源・由来】 「胡」は中国北方の地。胡の馬は他の地にあって北風が吹くと風に身をまかせて故郷を懐かし...
【四字熟語】 孤独矜寡 【読み方】 こどくかんか 【意味】 四種の苦しみでうったえるところのない人。 【語源・由来】 「孤」は幼くして父を亡くした者。「独」は老いて子のない者。「矜」は老いて妻のない者。「寡」は老いて夫の...
【四字熟語】 国君含垢 【読み方】 こっくんがんこう 【意味】 君主が恥を忍ぶこと。また、君主たるものは臣下のあやまちなどは大目にみてやる度量が必要であるということのたとえ。 【語源・由来】 「含」は恥を忍ぶという意味。...
【四字熟語】 克己復礼 【読み方】 こっきふくれい 【意味】 私欲を抑制し、社会の規範や礼儀にかなった行動をすること。 【語源・由来】 「克己」は自己の欲望にかつこと。「復礼」は礼により従うということ。孔子が最も重んじた...
【四字熟語】 五体投地 【読み方】 ごたいとうち 【意味】 頭と両手(両肘)、両足(両膝)を地面につけて行う拝礼。仏教での最高の拝礼をいう。 【語源・由来】 「五体」はここでは頭と両手と両足の意味。 【典拠・出典】 『無...
【四字熟語】 胡孫入袋 【読み方】 こそんにゅうたい 【意味】 官職につくなどして自由を奪われるたとえ。また、自由にものごとができないたとえ。 【語源・由来】 「胡孫」は動物の猿のこと。猿が袋の中に入るという意味から。 ...
【四字熟語】 鼓舌揺脣 【読み方】 こぜつようしん 【意味】 盛んにしゃべりたてること。 【語源・由来】 「鼓舌」は舌を鳴らしてしゃべる、饒舌なこと。「揺脣」はくちびるを動かす、しゃべること。 【典拠・出典】 『荘子』「...
【四字熟語】 古人糟魄 【読み方】 こじんのそうはく 【意味】 言葉や文章では、聖人・賢人の本質を伝えることは不可能だということ。 【語源・由来】 「古人」は昔のすぐれた人のこと。「糟魄」は酒のしぼりかすのこと。今日に伝...
【四字熟語】 五濁悪世 【読み方】 ごじょくあくせ 【意味】 末世。末法の世。五つの汚れに満ちた悪い世のこと。 【語源・由来】 「五濁」は仏教でいうこの世に起こる五つのけがれのことで、劫濁(悪疫など)、煩悩濁(欲や怒り)...
【四字熟語】 五十知命 【読み方】 ごじゅうちめい 【意味】 五十歳で天命を知ること。 【語源・由来】 「命」は天命のこと。天から与えられた使命。また、人の力を超えた運命。孔子が自身の生涯を振り返った言葉。「五十にして天...
【四字熟語】 股肱之臣 【読み方】 ここうのしん 【意味】 君主の手足となり補佐する大臣。また、そのような部下のこと。 【語源・由来】 「股」は足のもも、「肱」はひじのことで、ともに人が動くときかなめとなる部分。転じて、...
【四字熟語】 刻露清秀 【読み方】 こくろせいしゅう 【意味】 すがすがしい秋の景色のたとえ。 【語源・由来】 「刻露」は秋になって、木の葉が落ち、山の姿がきびしくあらわれること。「清秀」は清くて秀麗なさま。 【典拠・出...
【四字熟語】 孤苦零丁 【読み方】 こくれいてい 【意味】 身寄りがなく生活に苦しむこと。 【語源・由来】 「孤苦」は孤独で貧しくて生活に困窮すること。「零丁」は孤独のさま 【典拠・出典】 白居易「祭弟文」 【類義語】 ...
【四字熟語】 国歩艱難 【読み方】 こくほかんなん 【意味】 国勢が振るわず、国家の運命が危ういこと。 【語源・由来】 「国歩」は国の歩み、国家の命運のこと。「艱難」は難儀すること、苦しむこと。内憂外思がしきりにおこって...
【四字熟語】 克伐怨欲 【読み方】 こくばつえんよく 【意味】 勝ち気、自ら誇る、うらむ、むさぼるの四つの悪心のこと。 【語源・由来】 「克」はむやみに勝ちたがること。「伐」はみずから功を誇ること。「怨」はうらみ、「欲」...
【四字熟語】 罔極之恩 【読み方】 もうきょくのおん 【意味】 父母の恩。 【語源・由来】 「罔極」は尽きることがない、限りがないということ。 【典拠・出典】 『詩経』「小雅・蓼莪」 罔極之恩(もうきょくのおん)の使い方...
【四字熟語】 墨子兼愛 【読み方】 ぼくしけんあい 【意味】 墨子は儒家の差別愛に対して博愛平等を主張したこと。 【語源・由来】 「墨子」は中国の戦国時代の思想家の墨翟のこと。「兼愛」は博愛のこと。 【典拠・出典】 『孟...
【四字熟語】 報本反始 【読み方】 ほうほんはんし 【意味】 天地や祖先などの恩に報いること。 【語源・由来】 「本」は、ここでは天地の意。「始」は、祖先の意。「本に報い始めに反る」と読み下す。人が天地や祖先など、存在の...
【四字熟語】 報怨以徳 【読み方】 ほうえんいとく 【意味】 自分に怨みをもつ人に愛情をもって接し、恩恵を与えること。 【典拠・出典】 『老子』「六三章」 報怨以徳(ほうえんいとく)の使い方 報怨以徳(ほうえんいとく)の...
【四字熟語】 望雲之情 【読み方】 ぼううんのじょう 【意味】 遠くの地にいる故郷の父母を思う心情のこと。 【典拠・出典】 『旧唐書』「狄仁傑伝」 【類義語】 ・白雲孤飛(はくうんこひ) 望雲之情(ぼううんのじょう)の使...
【四字熟語】 碧血丹心 【読み方】 へきけつたんしん 【意味】 このうえない真心、忠誠心のこと。 【語源・由来】 「碧」は青のこと。「丹心」は真心、赤心のこと。中国、周の敬王に仕えていた萇弘は、讒言に遭って故郷の蜀に戻り...
【四字熟語】 南洽北暢 【読み方】 なんこうほくちょう 【意味】 天子の威光と恩恵が四方八方に広くゆきわたること。 【語源・由来】 「洽」、「暢」はともに広くゆきわたること。 【典拠・出典】 『漢書』「終軍伝」 南洽北暢...
【四字熟語】 知崇礼卑 【読み方】 ちすうれいひ 【意味】 真の知者は知識が増せば増すほど、へりくだって礼を尽くすものだということ。 【語源・由来】 「崇」は積む。高くなること。「卑」はへりくだる。低くすること。 【典拠...
【四字熟語】 大慈大悲 【読み方】 だいじだいひ 【意味】 限りなく大きい仏の慈悲。 【語源・由来】 「大慈」は衆生に楽を与えること。「大悲」は衆生の苦しみを救うこと。 仏教語。 【典拠・出典】 『法華義疏』「譬喩品」 ...
【四字熟語】 寸草春暉 【読み方】 すんそうしゅんき 【意味】 両親からの恩や愛情は大きく、それに子がほんのわずかさえ報いることがむずかしいことのたとえ。 【語源・由来】 「寸草」はわずかに伸びた丈の短い草のこと。子の親...
【四字熟語】 惻隠之心 【読み方】 そくいんのこころ 【意味】 他人に対するあわれみと同情心。かわいそうに思うこと。思いやりの心のこと。 【語源・由来】 「惻」は、いつも心に気にかけること。「隠」は、相手の身になって心配...
【四字熟語】 扇枕温衾 【読み方】 せんちんおんきん 【意味】 親孝行なことのたとえ。 【語源・由来】 『東観漢記』「黄杏伝」扇枕温席より。夏には枕もとで扇であおいで涼しくし、冬には自分の体温で親の布団を温めてから、親を...
【四字熟語】 積厚流光 【読み方】 せきこうりゅうこう 【意味】 蓄積したものが厚ければ、それだけその恩恵も大きいということ。または、先祖の功績が大きければ、それだけ大きな恩恵が子孫にも及ぶこと。 【語源・由来】 「流」...
【四字熟語】 生死肉骨 【読み方】 せいしにくこつ 【意味】 落ち目のものを救いあげること。窮地から自分を助け出してくれた人の大恩をいう。 【語源・由来】 死んだものを生かして骨に肉づけをするという意味。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 炊金饌玉 【読み方】 すいきんせんぎょく 【意味】 たいへんなご馳走。豪華このうえない食事のこと。また、他者の歓待を感謝していう語。 【語源・由来】 金を炊いて食物とし、玉を取りそろえて膳に並べるという意味...
【四字熟語】 食馬解囲 【読み方】 しょくばかいい 【意味】 恩義を受けたことがある人が、恩人が危機におちいったときに助けに行くということ。 【語源・由来】 中国の秦の穆公は、逃げた愛馬を探していると、野人が馬を捕らえ食...
【四字熟語】 菽水之歓 【読み方】 しゅくすいのかん 【意味】 貧しい生活をしながらも、親に孝養を尽くして喜ばせるということ。 【語源・由来】 「菽水」は豆と水。きわめて粗末な食べ物のこと。また貧しい生活をいう。「歓」は...
【四字熟語】 三枝之礼 【読み方】 さんしのれい 【意味】 親に対して礼儀と孝行を重んじること。 【語源・由来】 鳩は木の枝にとまるとき、親鳩より三本下の枝にとまって親に対する礼儀を守るということから。「鳩に三枝の礼あり...
【四字熟語】 懇到切至 【読み方】 こんとうせっし 【意味】 ねんごろに真心から親切を尽くすこと。真心を尽くし、十分に言い聞かせること。 【語源・由来】 「懇到」と「切至」はともにねんごろで十分に行き届くこと。 【典拠・...
【四字熟語】 顧復之恩 【読み方】 こふくのおん 【意味】 親に慈しみ育てられた恩のこと。 【語源・由来】 「顧」は、かえりみるということ。「顧復」は親が何度も振り返って、子どもを心配すること。 【典拠・出典】 『詩経』...
【四字熟語】 経国大業 【読み方】 けいこくのたいぎょう 【意味】 文章は経国の大業(国家を治める大事な事業)であるということ。中国には政治家は一級の文人という伝統も。 【典拠・出典】 『文選』曹丕「典論」 経国大業(け...
【四字熟語】 冷暖自知 【読み方】 れいだんじち 【意味】 水の冷暖は自分で飲んでみて知るように、真の悟りは修行を積み重ね、自分で会得するものであることのたとえ。 【典拠・出典】 『景徳伝灯録』「四」 冷暖自知(れいだん...
【四字熟語】 臨池学書 【読み方】 りんちがくしょ 【意味】 全力で文字を書く練習をすること。 【語源・由来】 「臨池」は書法、書道をいう言葉。また墨池ともいう。中国の後漢の書家の張芝は、池の近くで書を学んでいると、池の...
【四字熟語】 冥冥之志 【読み方】 めいめいのこころざし 【意味】 人知れず努力してつとめ励むこと。また、人知れず心の中に期すること。 【語源・由来】 「冥冥」は暗いさま。転じて、人に知られないさま。 【典拠・出典】 『...
【四字熟語】 銘肌鏤骨 【読み方】 めいきるこつ 【意味】 心に深く刻み込んで忘れないこと。 【語源・由来】 「銘肌」は皮膚にきざむこと。「鏤骨」は骨にきざみこむこと。 【典拠・出典】 『顔氏家訓』「序致」 【類義語】 ...
【四字熟語】 磨斧作針 【読み方】 まふさくしん 【意味】 どんなに難しい事でも、忍耐強く努力すれば必ず成功するということ。 【語源・由来】 李白が若い頃、学問を途中でやめて家に帰ろうとした。その途中で小さな渓流を渡った...
【四字熟語】 摩頂放踵 【読み方】 まちょうほうしょう 【意味】 自分の身を犠牲にして、他人のために尽くすこと。 【語源・由来】 「摩」は磨り減るということ。「頂」は頭頂部のこと。「放」は至る、「踵」はかかとのこと。頭の...
【四字熟語】 磨穿鉄硯 【読み方】 ませんてっけん 【意味】 猛烈に勉強すること。 【語源・由来】 「磨」は磨滅させること。「穿」は穴をあけるということ。鉄でできている硯を磨りへらして穴を空けるほど勉強するという意味。 ...
【四字熟語】 磨杵作針 【読み方】 ましょさくしん 【意味】 たえず努力し続ければ、必ず成功するということ。 【典拠・出典】 『方輿勝覧』五三「磨針渓」 【類義語】 ・水滴石穿(すいてきせきせん) ・点滴穿石(てんてきせ...
【四字熟語】 風櫛雨沐 【読み方】 ふうしつうもく 【意味】 雨風にさらされて、苦労をすることのたとえ。 【語源・由来】 「風櫛」は風が髪をくしけずり、「雨沐」は雨が体を洗うこと。風雨にさらされながらも仕事で奔走すること...
【四字熟語】 披荊斬棘 【読み方】 ひけいざんきょく 【意味】 困難を克服し前進すること。 【語源・由来】 「荊」と「棘」はともにいばらのことで、とげのある草木の総称。「披」は切り開くという意味。いばらの道を切り開いて前...
【四字熟語】 万里一空 【読み方】 ばんりいっくう 【意味】 どこまでも同じ一つの目標を見据え、たゆまず努力を続けるということ。 【語源・由来】 「山水三千世界を万理一空に入れ、満天地ともまとめる」に由来する。 【典拠・...
【四字熟語】 跛鼈千里 【読み方】 はべつもせんり 【意味】 努力を惜しまなければ、能力の劣るものでも成功するというたとえ。 【語源・由来】 「鼈」はすっぽんのことで、「跛鼈」は、足の悪いすっぽんのこと。 足の悪いすっぽ...
【四字熟語】 難行苦行 【読み方】 なんぎょうくぎょう 【意味】 たいへんな苦労をすること。または、多くの苦痛や困難にたえてする修行。 【典拠・出典】 『法華経』「提婆達多品」 【類義語】 ・苦行難行(くぎょうなんぎょう...
【四字熟語】 駑馬十駕 【読み方】 どばじゅうが 【意味】 才能のない者でも、たえず努力すれば才能のある人に肩を並べることができるということ。駑馬が十日間車をひいて走ること。 【語源・由来】 「駑馬」はのろい馬。「駕」は...
【四字熟語】 梯山航海 【読み方】 ていざんこうかい 【意味】 学問や道に志す人が、様々な所を訪れ歩き精進すること。どこまでも師を求めにいくこと。 【語源・由来】 「梯山」は山にはしごをかけて登ること。「航海」は船で海を...
【四字熟語】 鏃礪括羽 【読み方】 ぞくれいかつう 【意味】 学識を磨いて、世に役立つ人材になること。 【語源・由来】 「鏃礪」は鏃(矢の先端につけるとがったもの)を研ぐこと。「括羽」は矢はず(矢をつがえるところ)と鳥羽...
【四字熟語】 節倹力行 【読み方】 せっけんりっこう 【意味】 節約に努め励むこと。 【語源・由来】 「節倹」は節約と倹約、いずれも無駄な費用を減らすこと。「力行」はつとめ励むこと。 【典拠・出典】 『史記』「晏嬰伝」 ...
【四字熟語】 雪案蛍窓 【読み方】 せつあんけいそう 【意味】 苦労しながら勉学にはげむこと。また、そのさま。 【語源・由来】 王安石「勧学文」より。「蛍窓」は、蛍の光で明るい窓のこと。「案」は、机で、「雪案」は、雪明か...
【四字熟語】 積土成山 【読み方】 せきどせいざん 【意味】 努力を積み重ねていけば、やがて大成することのたとえ。 【語源・由来】 少しの土でも積み上げていけば、やがては山になることから、 【典拠・出典】 『荀子』「観学...
【四字熟語】 積水成淵 【読み方】 せきすいせいえん 【意味】 小さなものでもたくさん集まれば大きな力になるということ。また、努力を重ねれば物事が成就するということ。 【語源・由来】 少しの水でも、それが積もり積もると淵...
strong>【四字熟語】 水滴石穿 【読み方】 すいてきせきせん 【意味】 わずかな力でも積み重なると非常に大きな力を発揮すること。 【語源・由来】 「水滴」は一滴の水のこと。「石穿」は石に穴をあけるということ。...
【四字熟語】 雌伏雄飛 【読み方】 しふくゆうひ 【意味】 将来を期して人につき従い、やがて盛んに活躍すること。 【語源・由来】 「雌伏」は雌鳥が雄鳥に従い伏すことから、将来の活躍を期して人につき従うという意味。「雄飛」...
【四字熟語】 砥礪切磋 【読み方】 しれいせっさ 【意味】 学問に励み、品性を養って、大成することを目指すこと。 【語源・由来】 「砥」と「礪」と「磋」は、ときみがくという意味。「切」は骨などをたちきるという意味。 【典...
【四字熟語】 十年磨剣 【読み方】 じゅうねんまけん 【意味】 長い期間武術の修練を積むこと。また、武術の修練を積み、力を発揮する機会を待つこと。十年の間、一振りの剣を磨くという意味から。「十年、一剣を磨く」を略した言葉...
【四字熟語】 櫛風沐雨 【読み方】 しっぷうもくう 【意味】 非常に苦労することのたとえ。風雨にもめげずよく働くこと。 【語源・由来】 「櫛風」は風が髪をくしけずり、「沐雨」は雨が体を洗うこと。風雨にさらされながらも仕事...
【四字熟語】 漆身呑炭 【読み方】 しっしんどんたん 【意味】 仇討ちのために、さまざまな苦労をすること。 【語源・由来】 「漆身」は漆を身体に塗ること。「呑炭」は炭を呑むという意味。中国春秋時代、晋の予穣が、主君智伯の...
【四字熟語】 死生契闊 【読み方】 しせいけっかつ 【意味】 生死を共にすることを約束し、共に苦労し努力すること。 仲の良い友人同士が「生きるも死ぬも一緒だ」と約束を交わして、共に苦労したり励んだりすること。 【語源・由...
【四字熟語】 孜孜不倦 【読み方】 ししふけん 【意味】 途中でやめることなく、こつこつと努力をし続けること。 【典拠・出典】 『書経』「益稷」 孜孜不倦(ししふけん)の使い方 孜孜不倦(ししふけん)の例文 毎日三十分机...
【四字熟語】 歳月不待 【読み方】 さいげつふたい 【意味】 時間は、あっという間に過ぎ去ってしまい、人の都合などかかわりないものだということ。年月は、無情に過ぎて行き、待ってはくれないという意味。 【典拠・出典】 陶潜...
【四字熟語】 困知勉行 【読み方】 こんちべんこう 【意味】 苦しんで学び、努力して物事を実行すること。 【語源・由来】 「困知」は苦しみて知るという意味。才能が聡明でないために心を苦しめて惨憺したあげくにやっと知ること...
【四字熟語】 蛍雪之功 【読み方】 けいせつのこう 【意味】 苦労して勉学に励むこと。 【典拠・出典】 『初学記』二引き『宋斉語』、『晋書』「車胤伝」、『蒙求』「孫康映雪・車胤聚蛍」 【類義語】 ・苦学力行(くがくりっこ...
【四字熟語】 嘔心瀝血 【読み方】 おうしんれきけつ 【意味】 心臓を吐き血が滴るくらい全力で努力すること。 【語源・由来】 「嘔心」は口から心臓を吐き出すこと。「瀝血」は血が滴り落ちること。口から心臓を吐き出して、血が...
【四字熟語】 引錐刺股 【読み方】 いんすいしこ 【意味】 眠気に負けずに学問、勉学に励むことのたとえ。 【語源・由来】 「引錐」はそばにある錐を引いて手元に寄せること。中国の戦国時代の遊説家である蘇秦は、太股を錐で刺し...
【四字熟語】 黒貂之裘 【読み方】 こくちょうのきゅう 【意味】 非常に高価なもののたとえ。 【語源・由来】 「黒貂」は黒い貂(イタチ科の動物)のこと。「裘」は皮ごろもの意味。貂の毛皮は皮ごろもに、尾は冠の飾りに用い、珍...
【四字熟語】 国色天香 【読み方】 こくしょくてんこう 【意味】 すばらしい香りと国一番の美しさ。牡丹の別名。のちに、美人の形容。 【語源・由来】 「天香」は天から下る香り、非常によい香りのこと。「国色」は国の中にあるも...
【四字熟語】 刻舟求剣 【読み方】 こくしゅうきゅうけん 【意味】 時勢の推移を知らず、古い考えや習慣を固守する愚かさのたとえ。 【語源・由来】 中国の春秋時代、楚の人が舟で川を渡っているときに水中に剣を落とし、あとで探...
【四字熟語】 黒歯彫題 【読み方】 こくしちょうだい 【意味】 おはぐろをした歯と入れ墨をした額のこと。 【語源・由来】 「黒歯」は黒くそめた歯のこと。「題」は額のこと。「彫題」は、入れ墨をした額のこと。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 告朔餼羊 【読み方】 こくさくのきよう 【意味】 実を失って形式だけが残っているたとえ。毎月一日にいけにえとして供えられた羊の意味。実害がなければ、習慣や行事の形式だけは残しておいたほうがよいということ。 ...
【四字熟語】 哭岐泣練 【読み方】 こくききゅうれん 【意味】 人は習慣や心がけ次第で、善人にも悪人にもなるということ。 【語源・由来】 「哭」は大声で泣くこと。「岐」は分かれ路。「練」は白い糸の意味。「哭岐」は、中国戦...
【四字熟語】 孤寡不穀 【読み方】 こかふこく 【意味】 王侯の自称。 【語源・由来】 「孤」と「寡」と「不穀」の三語からなる。ただし、「寡」は「寡人」ということが多い。いずれも王や諸侯のへりくだった自称。 【典拠・出典...
【四字熟語】 呉下阿蒙 【読み方】 ごかのあもう 【意味】 いっこうに進歩のない昔のままの人のこと。また、無学なもののたとえ。 【語源・由来】 「呉下」は呉の国にいるということ。「阿」は親しんで呼ぶときに名前の上につける...
【四字熟語】 老婆親切 【読み方】 ろうばしんせつ 【意味】 必要以上に世話を焼きすぎること。 【語源・由来】 「切」は思いがひたすらで強いさま。もと仏教の語で、師匠である僧が修行者を親切に教え導くこと。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 夜雨対牀 【読み方】 やうたいしょう 【意味】 兄弟関係や友人関係が良好で、仲むつまじいことのたとえ。夜、雨の音を聞きながら、兄弟が寝台を並べて仲よく眠るという意味から。 【語源・由来】 「牀」は寝床、寝台...
【四字熟語】 変態百出 【読み方】 へんたいひゃくしゅつ 【意味】 形をいろいろと変え、また姿も変えること。 【語源・由来】 「変態」は形が変化すること。「百出」は次々と出現すること。 【典拠・出典】 『新唐書』「芸文志...
【四字熟語】 冬夏青青 【読み方】 とうかせいせい 【意味】 かたく守って変わらない節操のこと。 【語源・由来】 松やひのき、このてがしわなどの常緑樹は、他の植物のように冬に枯れたり、夏しおれたりすることなく、年中青青と...
【四字熟語】 擲果満車 【読み方】 てきかまんしゃ 【意味】 非常に人気があり評判がいいことのたとえ。また、非常な美少年のたとえ。 【語源・由来】 「擲」は投げつける、投げ捨てるという意味。晋の藩岳は容貌が非常に美しく、...
【四字熟語】 朝雲暮雨 【読み方】 ちょううんぼう 【意味】 男女の情愛のこと。 【語源・由来】 中国の楚の壊王が高唐に遊び昼寝をしていたとき、その夢の中で巫山の神女と情を交わし、別れるとき神女が「朝には雲となり夕には雨...
【四字熟語】 切切偲偲 【読み方】 せつせつしし 【意味】 ねんごろに事こまかく善をすすめて、励ますこと。 【典拠・出典】 『論語』「士路」 【類義語】 ・切磋琢磨(せっさたくま) 切切偲偲(せつせつしし)の使い方 切切...
【四字熟語】 失笑噴飯 【読み方】 しっしょうふんぱん 【意味】 あまりのおかしさを押さえきれずに、食べている飯を噴き出して笑ってしまうこと。また、その飯のこと。 【語源・由来】 「噴飯」は食べている飯を噴き出すこと。 ...
【四字熟語】 呵呵大笑 【読み方】 かかたいしょう 【意味】 大声をあげて笑うこと。 【語源・由来】 「呵呵」は、からからと大声で笑うさまをいう。 【典拠・出典】 『景徳伝灯録』「八」 【類義語】 ・破顔大笑(はがんたい...
【四字熟語】 古往今来 【読み方】 こおうこんらい 【意味】 昔から今に至るまでということ。昔から。 【語源・由来】 「古往」は昔という意味。「今来」は今までという意味。 【典拠・出典】 『文選』潘岳「西征賦」 【類義語...
【四字熟語】 孤雲野鶴 【読み方】 こうんやかく 【意味】 世俗から遠ざかった隠者のたとえ。名利を捨て、世俗から遠ざかった生き方。 【語源・由来】 「孤雲」は離れて浮かんでいる雲のこと、「野鶴」は群れから離れて住んでいる...
【四字熟語】 五蘊皆空 【読み方】 ごうんかいくう 【意味】 仏教で、人間界の存在や現象は、一切空であるということ。 【語源・由来】 「五蘊」は人間を形成する五つの要素のこと。色(肉体)、受(感覚)、想(想像)、行(意志...
【四字熟語】 光禄池台 【読み方】 こうろくのちだい 【意味】 りっぱな邸宅のこと。 【語源・由来】 「光禄」は中国の漢代の官名のこと。「池台」は庭の池の中にたてられた建物のこと。中国の前漢の光禄大夫(宮中の顧問役)だっ...
【四字熟語】 亢竜有悔 【読み方】 こうりょうゆうかい 【意味】 きわめて高い地位にあるもの、栄達をきわめた者は、失敗をするおそれがあることを戒める言葉。 【語源・由来】 天上にのぼりつめた竜は、くだるほかはないことを後...
【四字熟語】 黄粱一炊 【読み方】 こうりょういっすい 【意味】 一生が夢幻のようにはかないことのたとえ。 【語源・由来】 「黄粱」は粟の一種のおおあわのこと。「一炊」は粟飯を炊くほどの短い時間のこと。粟のかゆを炊く間の...
【四字熟語】 毫釐千里 【読み方】 ごうりせんり 【意味】 最初を慎むべきことをいう言葉。 【語源・由来】 初めはほんのわずかの違いであるが、結果は非常に大きな過ちとなる。また、初めはごくわずかな違いでもしまいには大きな...
【四字熟語】 洽覧深識 【読み方】 こうらんしんしき 【意味】 見聞が広く、知識が深く豊富であること。 【語源・由来】 「洽覧」は書物をあまねく見る。「深識」は知識が広く深いこと。 【典拠・出典】 『晋書』「束晢伝」 【...
【四字熟語】 孔翊絶書 【読み方】 こうよくぜっしょ 【意味】 政治に私情をさしはさまないたとえ。 【語源・由来】 「孔翊」は人の名前。「絶書」は手紙を絶つ。ここでは手紙を開けてみずに捨てること。中国の晋の時代、洛陽の長...
【四字熟語】 高陽酒徒 【読み方】 こうようのしゅと 【意味】 酒飲みのことをいう。または、世俗を捨てた酒飲みだとみずからをあざけっていう言葉。 【語源・由来】 「高陽」は、今の中国の河南省にあった地名。「酒徒」は酒飲み...
【四字熟語】 鴻門玉斗 【読み方】 こうもんのぎょくと 【意味】 漢の高祖劉邦が、鴻門で楚の項羽の家臣である范増に贈った玉製のひしゃくのこと。 【語源・由来】 劉邦と楚の項羽が鴻門で会見した際、劉邦が項羽の家臣である范増...
【四字熟語】 毫毛斧柯 【読み方】 ごうもうふか 【意味】 わざわいは小さいうちに取り除くべきだということ。 【語源・由来】 「毫毛」は極めて細い毛のことから、芽生えどきの小さな木にたとえる。「斧柯」は斧の柄のこと。芽生...
【四字熟語】 黄霧四塞 【読み方】 こうむしそく 【意味】 黄色い霧が四方に満ち満ちる。天下が乱れる兆しのこと。 【典拠・出典】 『漢書』「成帝紀」 黄霧四塞(こうむしそく)の使い方 黄霧四塞(こうむしそく)の例文 総理...
【四字熟語】 毫末之利 【読み方】 ごうまつのり 【意味】 ほんのわずかな利益のこと。 【語源・由来】 「毫末」は髪の毛の先のこと。転じて、少し、わずかであること。「利」は利益のこと。 【典拠・出典】 欧陽脩「原幣」 毫...
【四字熟語】 槁木死灰 【読み方】 こうぼくしかい 【意味】 衰えて生気がないさま。また、意欲に乏しいさま。無為自然の境地にあること。 【語源・由来】 「槁木」は枯れ木。「死灰」は火の気がなくなり、冷たくなった灰のこと。...
【四字熟語】 高鳳漂麦 【読み方】 こうほうひょうばく 【意味】 学問に熱心なたとえ。 【語源・由来】 「高鳳」は中国の後漢の人の名前。家は農作を業とし、学問に励んでのちに立派な学者になった。「漂」はただよい流れるという...
【四字熟語】 黄茅白葦 【読み方】 こうぼうはくい 【意味】 黄色のちがやと白のあし。やせた土地の形容。 【語源・由来】 「茅」はちがや、イネ科の多年草で屋根を葺くのに用いる。「葦」は植物のあしのことで、イネ科の多年草。...
【四字熟語】 光風霽月 【読み方】 こうふうせいげつ 【意味】 心が清らかでわだかまりがなく、爽快であること。 【語源・由来】 「霽」は晴れること。太陽の光の中を爽やかに吹く風と、雨上がりの澄みきった空に出る月のこと。 ...
【四字熟語】 香美脆味 【読み方】 こうびぜいみ 【意味】 豪華で贅沢なすばらしい食事のこと。 【語源・由来】 「香美」は香辛料のきいた、豪華なご馳走のこと。「脆味」はとろけるように柔らかい菓子のこと。 【典拠・出典】 ...
【四字熟語】 洪範九疇 【読み方】 こうはんきゅうちゅう 【意味】 模範となる大切な政治道徳のこと。 【語源・由来】 「九疇」は殷の箕士が、周の武王に答えた、天下を治めるための九種の大法のこと。政治道徳の九原則の意味。 ...
【四字熟語】 黄髪番番 【読み方】 こうはつはは 【意味】 白髪が黄色味をおびるようになった老人のこと。知識や経験の深い老人のことをいう言葉。 【語源・由来】 「黄髪」は老人の黄色をおびた白髪のこと。「番番」は白髪のさま...
【四字熟語】 黄髪垂髫 【読み方】 こうはつすいちょう 【意味】 老人と子どものこと。 【語源・由来】 「黄髪」は老人の黄色をおびた白髪のこと。「垂髫」は子どものおさげ髪ということ。 【典拠・出典】 陶潜「桃花源記」 【...
【四字熟語】 侯覇臥轍 【読み方】 こうはがてつ 【意味】 立派な人の留任を希望して引き留めること。 【語源・由来】 「侯覇」は後漢の人の名前で善政を行ったとされている。「臥轍」は車の進路に人が伏して車をさえぎること。 ...
【四字熟語】 項背相望 【読み方】 こうはいそうぼう 【意味】 人の往来がはげしいことの形容。 【語源・由来】 「項背」は背中と首筋のこと。「相望」はお互いに見ること。 【典拠・出典】 『後漢書』「左雄伝」 項背相望(こ...
【四字熟語】 狡兎三窟 【読み方】 こうとさんくつ 【意味】 身を守るのに用心深いこと。また、困難をさけるのにたくみであること。 【語源・由来】 「狡」はずるい、わるがしこいという意味。「窟」は穴のこと。狡いうさぎは三つ...
【四字熟語】 功徳兼隆 【読み方】 こうとくけんりゅう 【意味】 成し遂げた事績と備わっている人徳とがきわめて盛んなこと。 【語源・由来】 「功徳」は功績と人徳。「兼隆」は盛んな様子。中国の唐の皇帝の太宋を褒め称えた言葉...
【四字熟語】 交頭接耳 【読み方】 こうとうせつじ 【意味】 ひそひそ話のこと。 【語源・由来】 「交頭」は頭を寄せ合う意味。「接耳」は耳を近づけて話すこと。 【典拠・出典】 『水滸伝』「一○」 交頭接耳(こうとうせつじ...
【四字熟語】 口中雌黄 【読み方】 こうちゅうのしおう 【意味】 一度口にしたことをすぐに取り消して訂正するたとえ。転じてでまかせをいうこと。 【語源・由来】 「雌黄」は黄色の顔料のこと。昔の中国の紙は黄色だったので、誤...
【四字熟語】 黄中内潤 【読み方】 こうちゅうないじゅん 【意味】 才能や徳を表に出さず、内に秘めていること。 【語源・由来】 「黄」は五色(青、赤、黄、白、黒)の真ん中にあることから、中央を表す語とされ、「黄中」は人徳...
【四字熟語】 高談雄弁 【読み方】 こうだんゆうべん 【意味】 声高に談論すること。とうとうと議論すること。 【語源・由来】 「高談」は盛んに談論をすること。「雄弁」は力強く説得力のある弁舌のこと。 【典拠・出典】 杜甫...
【四字熟語】 浩然之気 【読み方】 こうぜんのき 【意味】 何ものにもとらわれないのびのびとした気持ち。 【語源・由来】 天地に満ちている大きく強い気の意味で、行いが道義にかなっていれば、自然と人の心に生じる至大至剛の強...
【四字熟語】 恍然大悟 【読み方】 こうぜんたいご 【意味】 思い定まらないでいるときに、一瞬のひらめきから悟りを得ること。 【語源・由来】 「恍然」は、我を忘れてうっとりするさま。「大悟」は、仏教用語で煩悩を去り、真理...
【四字熟語】 考績幽明 【読み方】 こうせきゆうめい 【意味】 成績を調べて賢明な者をすすめ、暗愚なものを退けること。 【語源・由来】 「考績」は官吏の成績を調べることで、考課の意味。「幽明」は暗愚と賢明の意味。 【典拠...
【四字熟語】 孔席墨突 【読み方】 こうせきぼくとつ 【意味】 物事に忙しく奔走して休む暇のないたとえ。「孔席暖まらず墨突黔まず」を略した言葉。 【語源・由来】 「孔」は儒家の孔子。「席」は座席。「墨」は思想家の墨子。「...
【四字熟語】 荒瘠斥鹵 【読み方】 こうせきせきろ 【意味】 土地が荒れ痩せていること。 【語源・理由】 「荒瘠」は土地が荒れ痩せていること。「斥」は干潟のこと。「鹵」は塩。塩分が含まれていて作物が育たない土地という意味...
【四字熟語】 功成名遂 【読み方】 こうせいめいすい 【意味】 立派な仕事や事業を成し遂げて、名声を得ること。「功成り名を遂ぐ」の形で用いることが多い言葉。 【典拠・出典】 『老子』「九章」 功成名遂(こうせいめいすい)...
【四字熟語】 曠世不羈 【読み方】 こうせいふき 【意味】 長くてなずけることができないこと。または、長い期間拘束することができないという意味。 【語源・由来】 「曠世」は、長い間・久しい間。「羈」は、つなぎとめる・束縛...
【四字熟語】 後生可畏 【読み方】 こうせいかい 【意味】 将来の大きな可能性を秘めているから侮ってはならず、むしろおそれ敬うべきであるということ。年少者は、大きな可能性を秘め、将来どんな力量をあらわすかわからないのでお...
【四字熟語】 鉤心闘角 【読み方】 こうしんとうかく 【意味】 建物が高く並び立ち、びっしりと密集している形容。鉤形にそりかえった屋根が中心に集まり、角のような軒先が隣と争っているようなさま。また、注意して心を配ることの...
【四字熟語】 口耳四寸 【読み方】 こうじよんすん 【意味】 他人から聞いた学問の内容を、自分でよく理解せずにそのまま人に伝える学問のたとえ。他人の受け売りで底の浅い学問や知識のたとえ。 【語源・由来】 「寸」は長さの単...
【四字熟語】 苟且偸安 【読み方】 こうしょとうあん 【意味】 将来のことを考えず、物事をなおざりにして一時の安楽をむさぼること。 【語源・由来】 「苟且」は当座をしのぐこと、間に合わせ。「偸安」は目の前にある楽なことだ...
【四字熟語】 攻城野戦 【読み方】 こうじょうやせん 【意味】 野原や平地で戦闘をして、城を攻めること。最前線で奮闘すること。 【語源・由来】 「攻城」は敵の城やとりでを攻めること。「野戦」は野原で戦うこと。 【典拠・出...
【四字熟語】 黄裳元吉 【読み方】 こうしょうげんきつ 【意味】 忠誠を尽くす家臣が主家に仕えると、必ずよい結果をもたらすということ。 【語源・由来】 易経の言葉で、「黄裳」は黄色のもすそのことで、「黄」は五行で中心の色...
【四字熟語】 鉤章棘句 【読み方】 こうしょうきょくく 【意味】 ものすごく読みにくい文章のこと。または、奇怪で難しい文章のこと。 【語源・由来】 「鉤章」の「鉤」は釣り針を指し、釣り針のように引っかかりの多い文章のこと...
【四字熟語】 鉤縄規矩 【読み方】 こうじょうきく 【意味】 物事や行為の標準・基準になるもののこと。物事の手本。 きまりのこと。 【語源・由来】 「鉤」は曲線を引く時に使う道具。「縄」は直線を引くための墨縄。「規」は円...
【四字熟語】 高車駟馬 【読み方】 こうしゃしば 【意味】 高位高官の地位にある人が乗るりっぱな車のこと。または、高貴な人のこと。 【語源・由来】 「高車」は高さのある立派な車。「駟馬」は四頭の馬に引かせる馬車のこと。 ...