狂悖暴戻【きょうはいぼうれい】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)
【四字熟語】 狂悖暴戻 【読み方】 きょうはいぼうれい 【意味】 道理に反するほどに狂おしく、乱暴であること。 【語源由来】 「狂悖」は、狂って道理にそむくこと。「悖」は、もとる。「暴戻」は、乱暴で道理に反すること。「戻...
【四字熟語】 狂悖暴戻 【読み方】 きょうはいぼうれい 【意味】 道理に反するほどに狂おしく、乱暴であること。 【語源由来】 「狂悖」は、狂って道理にそむくこと。「悖」は、もとる。「暴戻」は、乱暴で道理に反すること。「戻...
【四字熟語】 急所弱所 【読み方】 きゅうしょじゃくしょ 【意味】 そこを攻められると生命にかかわるような弱点。 【語源由来】 「急所」は、身体の中でそこを害すると命にかかわる大事なところ。「弱所」は、弱点。 【典拠・出...
【四字熟語】 規制緩和 【読み方】 きせいかんわ 【意味】 行政当局による産業や経済に関する規制を廃止したり緩めたりすること。経済のサービス化や活性化を推し進めるため、規制緩和は世界的な潮流となっている。 【語源由来】 ...
【四字熟語】 貴顕紳士 【読み方】 きけんしんし 【意味】 身分が高く、名声もあり、人格的にもすぐれている紳士。 【語源由来】 「貴顕」は、身分が高く、名声もあること。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・紳士淑女(しんし...
【四字熟語】 義気凛然 【読み方】 ぎきりんぜん 【意味】 おとこぎに富んで、勇ましいようす。 【語源由来】 「義気」は、正義を守ろうとする心。義侠心。「凛然」は、りりしいようす。 【典拠・出典】 - 義気凛然(ぎきりん...
【四字熟語】 帰依三宝 【読み方】 きえさんぽう 【意味】 仏門に入って教えに従うこと。仏教徒としての基本的条件。 【語源・由来】 仏教語。「三宝」は仏と仏の教えとその教えを広める僧のこと。これを仏・法・僧という。「帰依...
【四字熟語】 狂風暴雨 【読み方】 きょうふうぼうう 【意味】 とても悪い状況や境遇などのたとえ。転じて、態度やふるまいがきわめて粗暴なこと。 【語源由来】 「狂風」は、あれくるう風。「暴雨」は、はげしく降る雨。 【典拠...
【四字熟語】 禽息鳥視 【読み方】 きんそくちょうし 【意味】 何かを成すこともなく、無益に、ただ生きることのたとえ。 【語源・由来】 獣や鳥が息をしたり物を見たりするのは、食べ物を本能的に探しているだけで、意志などなく...
【四字熟語】 寡聞浅学 【読み方】 かぶんせんがく 【意味】 学問や知識が浅く、経験が少ないこと。 【語源由来】 「寡聞」は、見聞が狭く浅いこと。謙遜していうときの語。「浅学」は、学問や知識が未熟なこと。また、その人。自...
【四字熟語】 回天動地 【読み方】 かいてんどうち 【意味】 天を驚かし、地を動かすこと。転じて、時勢を一変させ、世の中をひどく驚かす出来事、驚くべき様子。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・驚天動地(きょうてんどうち)...
【四字熟語】 男前女子 【読み方】 おとこまえじょし 【意味】 自信、理想、目標を持った男顔負けの女子を指す。 【典拠・出典】 - 男前女子(おとこまえじょし)の使い方 男前女子(おとこまえじょし)の例文 物怖じせず、上...
【四字熟語】 黄金時代 【読み方】 おうごんじだい 【意味】 もと古代ギリシア・ローマで、人類の歴史を金・銀・銅・鉄の四時代に分けたその第一の時代。幸福と平和に満ちた理想の時代。一般には文化や勢い、栄光などの最盛期をいう...
一擲乾坤の意味(語源由来・出典・類義語) 【四字熟語】 一擲乾坤 【読み方】 いってきけんこん 【意味】 運を天にまかせて、のるかそるかの大勝負をすること。天下をかけて一度さいころを投げる意から。 【語源由来】 「一擲」...
逸失利益の意味 【四字熟語】 逸失利益 【読み方】 いっしつりえき 【意味】 債務不履行や不法行為がなければ得たであろう利益。 【典拠・出典】 - 逸失利益(いっしつりえき)の解説 逸失利益(いっしつりえき)の使い方 逸...
一刻千秋の意味(類義語) 【四字熟語】 一刻千秋 【読み方】 いっこくせんしゅう 【意味】 ほんのわずかな時間が、千年に思えるほどに待ち遠しいこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・一日三秋(いちじつさんしゅう) ・三...
一字三礼の意味(語源由来・類義語) 【四字熟語】 一字三礼 【読み方】 いちじさんらい 【意味】 敬虔な態度で写経をすること。また、敬虔な態度で写経するべきだという教え。 【語源由来】 写経するとき、一字書くたびに、三度...
暗黒時代の意味(対義語) 【四字熟語】 暗黒時代 【読み方】 あんこくじだい 【意味】 政治や経済が乱れおとろえ、文化や道徳が堕落し停滞している時代のこと。また、戦乱の時代。人権の抑圧されている時代。 【典拠・出典】 -...
【四字熟語】 和羹塩梅 【読み方】 わこうあんばい 【意味】 主君の施政を助けて天下をうまく治める大臣、宰相のこと。 【語源・由来】 種々の物をまぜ合わせて、味を調和させてつくった吸い物(あつもの)は、塩と、酸味をつける...
【四字熟語】 和敬清寂 【読み方】 わけいせいじゃく 【意味】 主人と客が心を和らげて敬い、茶室など身のまわりを清らかで静かに保つこと。千利休の茶道の精神を象徴した言葉。 【典拠・出典】 - 和敬清寂(わけいせいじゃく)...
【四字熟語】 六根清浄 【読み方】 ろっこんしょうじょう 【意味】 欲や迷いから脱け出て、心身が清らかになること。 【語源・由来】 「六根」は迷いのもととなる目・耳・鼻・舌・身・意の六つの器官のこと。「清浄」は煩悩や私欲...
【四字熟語】 盧生之夢 【読み方】 ろせいのゆめ 【意味】 人の世の栄華のはかないことのたとえ。 【語源・由来】 唐の盧生という立身出世を望んでいた若者が邯鄲の町で道士の呂翁から枕を借りて寝たところ、栄華に満ちた一生の夢...
【四字熟語】 六道輪廻 【読み方】 ろくどうりんね 【意味】 この世に生きとし生けるものは六道の世界に生死を繰り返して迷い続けるということ。 【語源・由来】 仏教の語。「六道」は死後、善悪の行為で行く六つの世界。地獄、餓...
【四字熟語】 六十耳順 【読み方】 ろくじゅうじじゅん 【意味】 六十歳で人の言うことが素直に受け入れられるようになった。 【語源・由来】 「耳順」は人の言うことが何でもすぐ理解でき、素直に受け入れられること。孔子が晩年...
【四字熟語】 露往霜来 【読み方】 ろおうそうらい 【意味】 時の過ぎるのがはやいことのたとえ。 【語源・由来】 露の季節が去り霜の季節になる。秋が去りいつの間にか冬になる意。 【典拠・出典】 左思「呉都賦」 【類義語】...
【四字熟語】 老馬之智 【読み方】 ろうばのち 【意味】 長い経験を積んで得たすぐれた知恵や知識。 【語源・由来】 中国春秋時代、斉の桓公が戦いの帰途で道に迷ったとき、管仲は一度通った道を覚えているという老馬の知恵を信じ...
【四字熟語】 老成持重 【読み方】 ろうせいじちょう 【意味】 十分な経験があり、そのうえ慎重なこと。 【語源・由来】 「老成」は経験豊富で物事に慣れていること。「持重」は重々しく大事をとる意。 【典拠・出典】 - 老成...
【四字熟語】 老成円熟 【読み方】 ろうせいえんじゅく 【意味】 経験が豊富で、人格・知識・技能などが十分に熟達して、ゆたかな内容を持っていること。 【語源・由来】 「老成」は経験を積んで物事になれ、たけていること。「円...
【四字熟語】 老少不定 【読み方】 ろうしょうふじょう 【意味】 人間の寿命は年齢に関係なく、予知できないものだということ。 【語源・由来】 「不定」は一定しないこと、あてにならないこと。老人も少年もどちらが先に死ぬかわ...
【四字熟語】 老驥伏櫪 【読み方】 ろうきふくれき 【意味】 人が年老いてもなお大きな志をいだくことのたとえ。 【語源・由来】 年老いた駿馬が用いられることなく、馬屋のねだに伏し横たわっていながら、なお千里を駆けようとす...
【四字熟語】 螻蟻之誠 【読み方】 ろうぎのせい 【意味】 螻や蟻のような小さな生物の誠意。転じて、自分の誠意の謙譲語。 【語源・由来】 「螻」はけら、「蟻」はあり。 【典拠・出典】 蘇轍「為兄軾下獄上書」 螻蟻之誠(ろ...
【四字熟語】 螻蟻潰堤 【読み方】 ろうぎかいてい 【意味】 ほんの些細なことが、大きな事件や事故の原因となること。 【語源・由来】 「螻蟻」はけらとありのこと。「潰堤」は堤防が崩壊する意。けらやありのような小さな虫があ...
【四字熟語】 蓮華往生 【読み方】 れんげおうじょう 【意味】 死んで極楽浄土に行くこと。 【語源・由来】 「蓮華」は仏・菩薩の座、また釈迦の教化する世界のこと。 【典拠・出典】 - 蓮華往生(れんげおうじょう)の使い方...
【四字熟語】 烈士徇名 【読み方】 れっしじゅんめい 【意味】 道理のとおった正しい行いをする人は名誉のために命をかける。利益や地位などで動かされることなく道理を押し通して名誉を守るということ。 【語源・由来】 「烈士」...
【四字熟語】 零丁孤苦 【読み方】 れいていこく 【意味】 落ちぶれて助けるものもなく、独りで苦しむこと。 【語源・由来】 「零丁」は「伶仃」に同じく落ちぶれて孤独なこと。晋の李密が武帝から任官されたとき、それを辞退した...
【四字熟語】 礪山帯河 【読み方】 れいざんたいが 【意味】 永久に変わらない堅い誓約のたとえ。また、国が永遠に栄え安泰であるたとえ。たとえ広い黄河が帯のように細くなり、高い泰山がすりへって砥石のように平らになるようなこ...
【四字熟語】 霊魂不滅 【読み方】 れいこんふめつ 【意味】 人間の魂は肉体の死後も存在しているという考え方。 【典拠・出典】 - 霊魂不滅(れいこんふめつ)の使い方 霊魂不滅(れいこんふめつ)の例文 ともこちゃんは宗教...
【四字熟語】 累世同居 【読み方】 るいせいどうきょ 【意味】 幾代にもわたる同族が子々孫々同じ家にいっしょに住むこと。 【語源・由来】 「累世」は代々・歴代・世々・世を重ねること。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・四...
【四字熟語】 輪廻転生 【読み方】 りんねてんしょう 【意味】 仏教で、人の生きかわり死にかわりしてとどまることのないことをいう。 【語源・由来】 「輪廻」は車輪が回転してきわまりないように人が迷いの生死を重ねてとどまら...
【四字熟語】 臨終正念 【読み方】 りんじゅうしょうねん 【意味】 死に臨んで心静かに乱れないこと。また、死に臨んで心静かに阿弥陀仏を念じて極楽往生を願うこと。 【典拠・出典】 - 臨終正念(りんじゅうしょうねん)の使い...
【四字熟語】 両鳳連飛 【読み方】 りょうほうれんぴ 【意味】 二羽の鳳凰が並び飛ぶ。兄弟がそろって栄達することのたとえ。 【語源・由来】 「鳳」はおおとり。聖天子の世にあらわれるという想像上の鳥で、めでたい鳥とされる。...
【四字熟語】 凌霄之志 【読み方】 りょうしょうのこころざし 【意味】 俗世間を遠く超越したいと願う高尚なこころざし。また志気盛んに大いに飛躍しようとするこころざし。 【典拠・出典】 『漢書』「揚雄伝」 【類義語】 ・凌...
【四字熟語】 竜舟鳳艒 【読み方】 りょうしゅうほうぼう 【意味】 天子の乗る舟。また美しい船。 【語源・由来】 「竜舟」「鳳艒」はともに天子の乗る舟。「竜」「鳳」は天子を象徴する。「舟」は大船。「艒」は小舟。 【典拠・...
【四字熟語】 竜興致雲 【読み方】 りょうこうちうん 【意味】 聖徳ある天子が立つと賢明な臣下があらわれるたとえ。竜が奮い興って雲を湧き起こす意。 【語源・由来】 「致」はもたらす意。ここでは湧き起らせる意。 【典拠・出...
【四字熟語】 梁冀跋扈 【読み方】 りょうきばっこ 【意味】 後漢の梁冀は朝廷でおごり高ぶり「跋扈将軍」と呼ばれた。 【語源・由来】 「梁冀」は後漢の大将軍。「跋扈」は強くわがままに振る舞うこと。また、臣下が権力を握って...
【四字熟語】 凌雲之志 【読み方】 りょううんのこころざし 【意味】 俗世間を遠く超越したいと願う高尚なこころざし。また志気盛んに大いに飛躍しようとするこころざし。 【語源・由来】 「凌雲」は雲を高くしのいで上る意。転じ...
【四字熟語】 履霜之戒 【読み方】 りそうのいましめ 【意味】 前兆を見て災難を避けよという戒め。霜を踏んで歩けばやがて氷が張る時期になることから、前兆をみてやがて来るわざわいに対して用心せよという意。 【典拠・出典】 ...
【四字熟語】 履霜堅氷 【読み方】 りそうけんぴょう 【意味】 前兆を見て災難を避けよという戒め。霜を踏んで歩けばやがて氷が張る時期になることから、前兆をみてやがて来るわざわいに対して用心せよという意。 【典拠・出典】 ...
【四字熟語】 六尺之孤 【読み方】 りくせきのこ 【意味】 未成年の孤児。また、十四・五歳で父に死なれた幼君。 【語源・由来】 「六尺」は約一・四メートルで、十四、五歳の身長。一説に一尺は二歳半で六尺は十五歳のこと。「孤...
【四字熟語】 六菖十菊 【読み方】 りくしょうじゅうぎく 【意味】 時期が過ぎて役に立たないことのたとえ。五月五日の端午の節句の翌日六日の菖蒲と、九月九日の重用の節句の翌日十日の菊。 【語源・由来】 「菖」はしょうぶ。 ...
【四字熟語】 六言六蔽 【読み方】 りくげんりくへい 【意味】 人には六つの徳があるが、学問や教養を積まなければ六つの弊害を生むということ。 【語源・由来】 「六言」は、仁(愛情)・知(知恵)・直(正直)・勇(勇気)・剛...
【四字熟語】 蘭亭殉葬 【読み方】 らんていじゅんそう 【意味】 書画や骨董、器物などを非常に愛好するたとえ。 【語源・由来】 「蘭亭」は王義之の「蘭亭帖」、「殉葬」は死んだ人といっしょに葬ること。 唐の太宗は書を好み、...
【四字熟語】 乱臣賊子 【読み方】 らんしんぞくし 【意味】 国を乱す悪臣と親に背く子供。 【語源・由来】 「乱臣」は主君に背いて国を乱す家臣のこと。「賊子」は親不孝な子供の意。不忠不孝の者をいう。 【典拠・出典】 『孟...
【四字熟語】 蘭摧玉折 【読み方】 らんさいぎょくせつ 【意味】 賢人や美人などの死をいう。蘭の花が砕け散り玉が折れ割れる意。すぐれた人として終わりまでまっとうして死ぬことにもいう。 【語源・由来】 「摧」はくだける意。...
【四字熟語】 覧古考新 【読み方】 らんここうしん 【意味】 古きをかえりみて、新しきを考え察すること。 【語源・由来】 「覧古」は、古きをおもうこと。懐古。 【典拠・出典】 『漢書』「叙伝」 【類義語】 ・温故知新(お...
【四字熟語】 蘭桂騰芳 【読み方】 らんけいとうほう 【意味】 蘭や桂が香りたつ。子孫が繁栄することのたとえ。 【語源・由来】 「蘭」はらん。「桂」はかつらの木。ともに香草・香木の類で、君子の美質また子孫のたとえ。「騰芳...
【四字熟語】 蘭薫桂馥 【読み方】 らんくんけいふく 【意味】 蘭や桂が香りたつ。子孫が繁栄することのたとえ。 【語源・由来】 「蘭」はらん。「桂」はかつらの木。ともに香草・香木の類で、君子の美質また子孫のたとえ。 【典...
【四字熟語】 爛額焦頭 【読み方】 らんがくしょうとう 【意味】 根本を忘れ些末なことを重視すること。また、物事を非常に苦労してすること。 【語源・由来】 「爛額」は額が爛れる意、「焦頭」は頭を焦がすこと。火災を予防する...
【四字熟語】 濫竽充数 【読み方】 らんうじゅうすう 【意味】 無能の者が才能のあるように見せかけること。また、実力もないのに、分以上の位にいること。 【語源・由来】 「濫」はむやみやたらにの意。「竽」は笛。「濫竽」はみ...
【四字熟語】 落落晨星 【読み方】 らくらくしんせい 【意味】 しだいに仲のよい友人がいなくなること。また、友人が年とともにだんだん死んでいなくなること。 【語源・由来】 「落落」はまばらでさみしいさま。「晨星」は夜明け...
【四字熟語】 落筆点蠅 【読み方】 らくひつてんよう 【意味】 過ちをうまくとりつくろうこと。誤って筆を落としてついた汚れをうまく蠅にえがく意。 【語源・由来】 中国三国時代、呉の画家曹不興が孫権の命で描いたとき、誤って...
【四字熟語】 楽禍幸災 【読み方】 らくかこうさい 【意味】 他人の不幸を見てよろこぶこと。人が災難にあうことをよろこび、わざわいにあうのを見てたのしむ意。 【典拠・出典】 『春秋左氏伝』「僖公一四年」,『春秋左氏伝』「...
【四字熟語】 翼覆嫗煦 【読み方】 よくふうく 【意味】 翼で包み抱き温める。転じて、いつくしむこと、愛撫すること。親が子を、為政者が人民を、男が女をいつくしむ。 【語源・由来】 「翼覆」は翼でおおうこと。「嫗煦」は温め...
【四字熟語】 薏苡明珠 【読み方】 よくいめいしゅ 【意味】 無実の嫌疑をかけられること。 【語源・由来】 「薏苡」ははとむぎ、花は数珠玉に似ており白い種子は食用・薬用にされる。「明珠」は宝玉。 【典拠・出典】 『後漢書...
【四字熟語】 養生喪死 【読み方】 ようせいそうし 【意味】 生きているものを十分に養い、死んだものを手厚く弔う。孟子は人民にこのことを遺憾のないようにさせることが王道政治の始めであるとした。 【語源・由来】 「養生」は...
【四字熟語】 揚清激濁 【読み方】 ようせいげきだく 【意味】 清潔なもの善なるものを押し上げ、汚濁のもの悪しきものを除去するたとえ。清らかな水をあげ濁る水を砕き散らす意。 【語源・由来】 「激」は激しく当たってくだけち...
【四字熟語】 用行舎蔵 【読み方】 ようこうしゃぞう 【意味】 出処進退をわきまえていること。君主に認められれば世に出て仕事を行い、捨てられれば引退して静かに暮らすこと。孔子が処世の基本的立場を述べた語。 【語源・由来】...
【四字熟語】 遊戯三昧 【読み方】 ゆげざんまい 【意味】 仏の境地に遊んで何ものにもとらわれないこと。また、遊びたわむれふけること。 【語源・由来】 仏教の語。「・・・三昧」はそのことに夢中になって他をかえりみないこと...
【四字熟語】 有備無患 【読み方】 ゆうびむかん 【意味】 ふだんから準備を整えておけば、万一の場合にも心配がないということ。 【語源・由来】 「患」は思い悩むこと、心配事の事。 【典拠・出典】 『春秋左氏伝』襄公 【類...
【四字熟語】 右賢左戚 【読み方】 ゆうけんさせき 【意味】 親戚のものを低い地位(左)におき、賢者を高い地位(右)におくこと。漢代は右を尊ぶのに対し、左をいやしいものとした。 【語源・由来】 「戚」は親戚・一族・みうち...
【四字熟語】 黝堊丹漆 【読み方】 ゆうあくたんしつ 【意味】 建物が古いしきたりにかなって作られていることをいう。 【語源・由来】 「黝」は黒色、「堊」は白色。「丹」は赤、「漆」はうるし塗り。異説もある。 【典拠・出典...
【四字熟語】 八咫之鏡 【読み方】 やたのかがみ 【意味】 三種の神器の一。天照大神が岩戸に隠れたとき、石凝姥命が作ったとされる鏡。わが国の皇位継承の象徴。 三種の神器のうつのほかの二つは天叢雲剣と八尺瓊勾玉。 【典拠・...
【四字熟語】 問鼎軽重 【読み方】 もんていけいちょう 【意味】 その人の権威・実力を疑うこと。君主の地位をねらう野心のあること。 【語源・由来】 「鼎」は皇帝の宝物とされた三本脚と二つの耳をつけた銅器。 天下をねらう楚...
【四字熟語】 物我一体 【読み方】 もつがいったい 【意味】 仏教で、他の物(者)と自己が一つになり、他もなく我もない境地。 【典拠・出典】 - 物我一体(もつがいったい)の使い方 物我一体(もつがいったい)の例文 物我...
【四字熟語】 沐浴斎戒 【読み方】 もくよくさいかい 【意味】 神仏にお祈りする前に、飲食や行動を慎み身を洗い清めること。 【語源・由来】 「沐浴」は髪と体を洗って身を清めること。「斎」は心の不浄を清めること。「戒」は身...
【四字熟語】 妄想之縄 【読み方】 もうぞうのなわ 【意味】 仏教で、限りなく身を苦しめる迷い。 【語源・由来】 「妄想」はみだらな考え・迷いの心。 【典拠・出典】 『秘蔵宝鑰』 妄想之縄(もうぞうのなわ)の使い方 妄想...
【四字熟語】 綿裏包針 【読み方】 めんりほうしん 【意味】 表面は柔和で当たりがよいが、ひそかに悪事を抱いていること。 【語源・由来】 「綿裏」は柔らかい綿の中のこと。「包針」は針を隠すこと。綿の中に相手を傷つける針を...
【四字熟語】 面向不背 【読み方】 めんこうふはい 【意味】 どこから見ても、整っていて美しいこと。また、どこから見ても同じであること。 【語源・由来】 「面向」は額の真ん中のこと。「不背」は裏がない意。もと、三方に正面...
【四字熟語】 盟神探湯 【読み方】 めいしんたんとう 【意味】 我が国の古代、真偽正邪を裁くのに神に誓って手で熱湯を探らせたこと。 神に誓って湯を探ると正しい者はただれず、邪なものはただれるとしたもの。神明裁判の一つ。 ...
【四字熟語】 迷者不問 【読み方】 めいしゃふもん 【意味】 わからないことがあったら積極的に人に尋ねるべきだということ。 【語源・由来】 「迷者」は自分の行く道がわからない無知な者の意。無知な者は、人に尋ねて教えを受け...
【四字熟語】 迷悟一如 【読み方】 めいごいちにょ 【意味】 仏教で、迷いというも、悟りというも、たどりつくところは一つであるということ。迷いとか悟りとかにこだわる必要はないという意。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・...
【四字熟語】 無量無辺 【読み方】 むりょうむへん 【意味】 限りなく広大なこと。物事の程度や分量などが計り知れないこと。仏教の語。 【典拠・出典】 『法華経』「序品」 無量無辺(むりょうむへん)の使い方 無量無辺(むり...
【四字熟語】 無余涅槃 【読み方】 むよねはん 【意味】 肉体などの形の制約から解放された悟りの境地。心だけでなく肉体のわずらいからも解放された悟りの世界。 【語源・由来】 「無余」は残っていないこと。すべて。「涅槃」は...
【四字熟語】 無用之用 【読み方】 むようのよう 【意味】 一見役に立たないと見えるものが、かえって役に立つ。 【語源・由来】 一見無用に見えるものが実は大きな働きを持つことを言った老子の哲学。器は中のうつろな空間部があ...
【四字熟語】 無明長夜 【読み方】 むみょうじょうや 【意味】 衆生が煩悩にとらわれ悟りを得られないこと。 【語源・由来】 仏教語で、「無明」は邪心があるために物事の本質がとらえられず、仏法を理解できないこと。これを長い...
【四字熟語】 毋望之禍 【読み方】 むぼうのわざわい 【意味】 思いがけないわざわい。 【語源・由来】 「毋」は「ない」、否定の意を表す。「無」「无」に通じる。 【典拠・出典】 『史記』「春申君伝」 【対義語】 ・毋望之...
【四字熟語】 無妄之福 【読み方】 むぼうのふく 【意味】 思いがけない幸運。 【語源・由来】 「無妄」は思いがけなく起こること。 【典拠・出典】 『戦国策』「楚策」 【対義語】 ・無妄之禍(むぼうのわざわい) 無妄之福...
【四字熟語】 無辺無礙 【読み方】 むへんむげ 【意味】 広大で限りがなく自由で煩悩のさまたげがない。仏教の語。 【語源・由来】 「無礙」は自由自在で煩悩などのさまたげがないこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・融通...
【四字熟語】 無常迅速 【読み方】 むじょうじんそく 【意味】 人の世は移り変わりが速く、はかないものであるということ。 【語源・由来】 「無常」はもと仏教語で、世の転変や人の生死などが永久不変ではなく、はかないことの意...
【四字熟語】 無辜之民 【読み方】 むこのたみ 【意味】 罪なき人びと。 【語源・由来】 「無辜」は罪のないこと。凶作や災害に遭い虐げられる人々をいう。 【典拠・出典】 『書経』「湯誥」 無辜之民(むこのたみ)の使い方 ...
【四字熟語】 夢幻泡影 【読み方】 むげんほうよう 【意味】 人生がはかないことのたとえ。 【語源・由来】 夢と幻と泡と陰で、いずれもはかないもののたとえ。 【典拠・出典】 『金剛般若経』 【類義語】 ・泡沫夢幻(ほうま...
【四字熟語】 無間地獄 【読み方】 むけんじごく 【意味】 仏教でいう八大地獄の一つ。大罪を犯したものが絶えることなく責め苦を受ける地獄。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・阿鼻地獄(あびじごく) 無間地獄(むけんじごく...
【四字熟語】 名聞利養 【読み方】 みょうもんりよう 【意味】 名誉と財欲に執着すること。 【語源・由来】 「名聞」は世間の評判。「利養」は財を得て身を肥やすこと。 【典拠・出典】 『菩提心論』 名聞利養(みょうもんりよ...
【四字熟語】 妙法一乗 【読み方】 みょうほういちじょう 【意味】 法華経の教え。 【典拠・出典】 『本朝文粋』 妙法一乗(みょうほういちじょう)の使い方 妙法一乗(みょうほういちじょう)の例文 妙法一乗は、一人ももれる...
【四字熟語】 名字帯刀 【読み方】 みょうじたいとう 【意味】 江戸時代、平民が家柄や功労によって姓を名のり、刀をさすことを許されたこと。庄屋や豪商など。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・名字御免(みょうじごめん) ・...
【四字熟語】 満目荒涼 【読み方】 まんもくこうりょう 【意味】 見渡すかぎり荒れはてているさま。 【語源・由来】 「満目」は目のとどくかぎり、「荒涼」は荒れはててもの寂しいこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・満目...
【四字熟語】 万劫末代 【読み方】 まんごうまつだい 【意味】 遠い後の世。 【語源・由来】 「万劫」はきわめて長い年月。「末代」は後世。「劫」は仏教で長い時間。万劫・億劫・永劫はいずれも長い年月をいう。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 磨礱砥礪 【読み方】 まろうしれい 【意味】 知らず知らずのうちに、物が減ってしまうたとえ。 【語源・由来】 「磨礱」はとぎみがくこと。「砥」は刃物をとぐ砥石。「礪」はそれよりも目のあらい砥石のこと。 呉王...
【四字熟語】 末路窮途 【読み方】 まつろきゅうと 【意味】 追いつめられて苦境から逃れようもない状態。また、苦境におちいって困りはてること。 【語源・由来】 「末路」は行路の終わり。「窮途」は行きどまりの道。いずれも苦...
【四字熟語】 末法末世 【読み方】 まっぽうまっせ 【意味】 時代がくだり、道徳が衰え乱れた末の世のこと。 【語源・由来】 「末法」は、釈迦の死後五百年を正法、続く千年を像法、その次の一万年を末法といい、末法は仏法の衰え...
【四字熟語】 麻中之蓬 【読み方】 まちゅうのよもぎ 【意味】 よい環境の中では悪しきものも正されるというたとえ。まっすぐに伸びる麻の中に生えた蓬は、曲がりがちな性質が矯められて、まっすぐに育つ意。 【典拠・出典】 『荀...
【四字熟語】 本領安堵 【読み方】 ほんりょうあんど 【意味】 鎌倉・室町時代、幕府や大名がその支配下にある者に対して、ある特定の領地が間違いなくその領地であることを承認し証明の書面を出すこと。 【典拠・出典】 - 本領...
【四字熟語】 奔南狩北 【読み方】 ほんなんしゅほく 【意味】 天子が難を避けて、南北にのがれること。 【語源・由来】 「奔」は逃げる、「狩」は狩りに行く意。昔は天子が難を避けて逃げることを直言するのを忌んで、「狩」に行...
【四字熟語】 本地垂迹 【読み方】 ほんちすいじゃく 【意味】 仏や菩薩が人々を救う一つの手段として、神の姿を借りて現れること。またそのように仏教と神道を結びつけた考え方。 【語源・由来】 「本地」は仏の本体のこと。「垂...
【四字熟語】 蒲柳之質 【読み方】 ほりゅうのしつ 【意味】 若いときから体質が虚弱なこと。 【語源・由来】 「蒲柳」はかわやなぎで、木がやわらかく、その葉も秋の初めにはやばやと散ってしまうことから、か弱い体質をいう。 ...
【四字熟語】 発菩提心 【読み方】 ほつぼだいしん 【意味】 仏門に入って僧になろうと思うこと。また、悟りを開こうという気持ちを持つこと。 【語源・由来】 「発」は起こす。「菩提心」は仏道を求める心、悟りを求める心のこと...
【四字熟語】 法華三昧 【読み方】 ほっけざんまい 【意味】 一心不乱に法華経を極めること。 【語源・由来】 「法華」は法華経のこと。「三昧」は一心不乱に物事を極めること。 【典拠・出典】 - 法華三昧(ほっけざんまい)...
【四字熟語】 墨名儒行 【読み方】 ぼくめいじゅこう 【意味】 表面は墨者と称しながら、実際には孔子の教えに合った行いをすること。 【語源・由来】 名目は墨者でも、行動は儒者であるという意味。 【典拠・出典】 韓愈「送浮...
【四字熟語】 北轍南轅 【読み方】 ほくてつなんえん 【意味】 志と行動が相反するたとえ。 【語源・由来】 「轍」は車輪の跡。わだちのこと。「轅」は車のかじ棒・ながえのこと。わだちが北に向かっているのに、ながえを南に向け...
【四字熟語】 濮上之音 【読み方】 ぼくじょうのおん 【意味】 淫乱な音楽のこと。また、国を滅亡にみちびく亡国の音楽のこと。 【語源・由来】 「濮上」は濮水(河南省にある川の名)のほとりのこと。「桑間濮上の音」の略。 中...
【四字熟語】 墨子悲糸 【読み方】 ぼくしひし 【意味】 人は習慣や他人の影響などによって善にも悪にもなるたとえ。 【語源・由来】 「墨子」は中国戦国時代の思想家墨翟のこと。 墨子は白い糸が染料によって黄色にも黒にもなる...
【四字熟語】 墨子薄葬 【読み方】 ぼくしはくそう 【意味】 墨子は盛大な葬式を主張する儒家に対して質素な葬儀を唱えたこと。 【語源・由来】 「墨子」は戦国時代の思想家の墨翟のこと兼愛・非戦。節約(倹約)などを主張し、儒...
【四字熟語】 墨子泣糸 【読み方】 ぼくしきゅうし 【意味】 人は習慣や他人の影響などによって善にも悪にもなるたとえ。 【語源・由来】 「墨子」は中国戦国時代の思想家墨翟のこと。「泣糸」は糸を見て泣いたということ。 墨子...
【四字熟語】 北轅適楚 【読み方】 ほくえんてきそ 【意味】 志と行動とが相反するたとえ。 【語源・由来】 「轅」は馬車または牛車の車体の左右両側から出ている二本のかじ棒。それを北に向けているわけだから、目ざしているのは...
【四字熟語】 保革伯仲 【読み方】 ほかくはくちゅう 【意味】 保守政党と革新政党の議員数がほぼ同じ状態。 【語源・由来】 「保」は保守政党、「革」は革新政党のそれぞれ略。「伯」は兄、「仲」は弟。「伯仲」は(兄弟が)お互...
【四字熟語】 暴戻恣雎 【読み方】 ぼうれいしき 【意味】 横暴で残忍な人物の形容。乱暴で道理にもとり気ままに振る舞い人をにらみつけること。 【語源・由来】 「暴」は乱暴または横暴なこと。「戻」は道理にもとる、道理にそむ...
【四字熟語】 泡沫夢幻 【読み方】 ほうまつむげん 【意味】 人生のはかないことのたとえ。 【語源・由来】 水のあわと夢まぼろしのように、はかないもののたとえ。「泡沫」は水のあわ・あぶく。 【典拠・出典】 - 【類義語】...
【四字熟語】 放辟邪侈 【読み方】 ほうへきじゃし 【意味】 わがまま勝手な悪い行為のこと。 【語源・由来】 「放」はほしいまま、「辟」はかたよる、「邪」はよこしま、「侈」はぜいたくのこと。 【典拠・出典】 『孟子』「梁...
【四字熟語】 尨眉皓髪 【読み方】 ぼうびこうはつ 【意味】 白毛がまじったまゆと白い髪。老人のこと。 【語源・由来】 「尨」はまじる、白髪がまじること。「皓」はしろい、ひかる。髪が白くなってぬけること。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 豊年満作 【読み方】 ほうねんまんさく 【意味】 農作物が豊かにみのり、収穫の多いこと。また、その年。 【語源・由来】 「豊年」は穀物のよく実った年、豊年の年、「満作」は農作物が十分にみのること、豊作のこと...
【四字熟語】 法爾自然 【読み方】 ほうにじねん 【意味】 少しも人為的な力が加わらないあるがままの姿であること。 【語源・由来】 「法爾」はそれ自身の法則にのっとって、そのようになっていること。「自然」はおのずからそう...
【四字熟語】 放蕩三昧 【読み方】 ほうとうざんまい 【意味】 勝手放題にすること。酒や女におぼれて品行が悪く、勝手気ままなこと。 【語源・由来】 「放蕩」は酒食におぼれて勝手気ままな行動をすること。「三昧」はそのことに...
【四字熟語】 抱柱之信 【読み方】 ほうちゅうのしん 【意味】 約束をかたく守ること。また、馬鹿正直で融通がきかないこと。 【語源・由来】 「信」は信義のこと。 中国春秋時代、魯の国に尾生という若者がいた、あるとき橋の下...
【四字熟語】 放胆小心 【読み方】 ほうたんしょうしん 【意味】 文章を書くはじめは大胆に筆を揮って思いきって書くのがよく、ある程度熟練してからは細心の注意を払って書くのがよいということ。また、二つの文体。 【語源・由来...
【四字熟語】 包蔵禍心 【読み方】 ほうぞうかしん 【意味】 悪いたくらみを心に隠しもつ。 【語源・由来】 「包蔵」はつつみかくすこと。「禍心」は悪い計画をたくらむ心。 【典拠・出典】 『春秋左氏伝』「昭公元年」 包蔵禍...
【四字熟語】 方正之士 【読み方】 ほうせいのし 【意味】 行いの正しい人のこと。 【語源・由来】 「方正」は行いがきちょうめんで正しいこと。「士」は成年の男子のこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・品行方正(ひんこ...
【四字熟語】 抱薪救火 【読み方】 ほうしんきゅうか 【意味】 害を除こうとしてかえってその害を大きくしてしまうこと。 【語源・由来】 火を消しに行くのにたきぎを抱えて行くことから。火に油を注ぐの類。 【典拠・出典】 『...
【四字熟語】 亡脣寒歯 【読み方】 ぼうしんかんし 【意味】 密接な関係にあるものの一方が滅びると片方も危うくなること。 【典拠・出典】 『春秋左氏伝』「僖公五年・哀公八年」 【類義語】 ・脣亡歯寒(しんぼうしかん) ・...
【四字熟語】 飽経風霜 【読み方】 ほうけいふうそう 【意味】 世の中の辛酸をなめ尽くし、世渡りもうまいが、したたかで悪賢いこと。 【語源・由来】 「飽経」は飽きるほど経験する意。「風霜」は厳しいもの、困難や苦労のたとえ...
【四字熟語】 暴虐非道 【読み方】 ぼうぎゃくひどう 【意味】 乱暴でむごたらしく道理に外れた行いをすること。また、その人。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・暴虐無道(あくぎゃくむどう) ・悪逆非道(あくぎゃくひどう)...
【四字熟語】 忘恩負義 【読み方】 ぼうおんふぎ 【意味】 恩を忘れ義理にそむくこと。 【語源・由来】 「忘恩」は恩を忘れること。「負義」は義にそむくこと。「負」はここではうらぎる、恩徳を忘れさからうこと。 【典拠・出典...
【四字熟語】 鳳凰来儀 【読み方】 ほうおうらいぎ 【意味】 世の中が太平なことのたとえ。 【語源・由来】 「鳳凰」は麒麟とともに、古くから聖天子の世に現れるといわれる瑞鳥。「来儀」は鳳凰が聖徳に感じて飛来し、立派な姿で...
【四字熟語】 鳳凰在笯 【読み方】 ほうおうざいど 【意味】 すぐれた人材が地位に恵まれず民間に埋もれていること。 【語源・由来】 「笯」は鳥籠のこと。鳳凰が鳥籠に閉じこめられているということ。「鳳凰」は聖天子が現れると...
【四字熟語】 鳳凰銜書 【読み方】 ほうおうがんしょ 【意味】 天子の遣わした使者が勅書をたずさえていること。 【語源・由来】 鳳凰が文書を口にくわえているという意味。「鳳凰」は聖天子が世に出ると現れるという瑞鳥。 【典...
【四字熟語】 変法自強 【読み方】 へんぽうじきょう 【意味】 法律や制度を改革して自国を強くすること。 【語源・由来】 「変法」は法律を変えること。「自強」は自分で努め励み強くなること。 【典拠・出典】 - 変法自強(...
【四字熟語】 胼胝之労 【読み方】 へんちのろう 【意味】 たいへんな骨折り。 【語源・由来】 「胼」はひび、「胝」はあかぎれのこと。ひびやあかぎれが切れるほどの骨折りのこと。 【典拠・出典】 『梁書』「賀琛伝」 胼胝之...
【四字熟語】 卞和泣璧 【読み方】 べんかきゅうへき 【意味】 正しくすぐれた才能や業績が世に認められず嘆くことのたとえ。 【語源・由来】 「卞和」は春秋時代、楚の人。「璧」は宝玉のこと。 中国春秋時代、楚の卞和が山中で...
【四字熟語】 壁立千仞 【読み方】 へきりつせんじん 【意味】 断崖が壁のように千仞も高く切り立ちそびえていること。また仏教の語として「へきりゅうせんじん」と読み、仏法の真理が高遠なことのたとえ。 【語源・由来】 「仞」...
【四字熟語】 汨羅之鬼 【読み方】 べきらのき 【意味】 水死した人のこと。 【語源・由来】 「汨羅」は川の名。「鬼」は死者の霊魂のこと。中国戦国時代、楚の詩人屈原は、懐王に忠節を尽くし、王の信任も厚かったが、讒言のため...
【四字熟語】 兵者凶器 【読み方】 へいはきょうき 【意味】 武器は人をそこなう不吉な道具であるということ。 【語源・由来】 「兵」は武器・兵器のこと。「者」は主題を強調して提示する語で、「・・・というものは」という意味...
【四字熟語】 萍水相逢 【読み方】 へいすいそうほう 【意味】 人と人とが偶然に知り合いになること。 【語源・由来】 「萍」は浮き草のこと。浮き草と水とが出合うように、旅先などで偶然知り合いになること。 【典拠・出典】 ...
【四字熟語】 秉燭夜遊 【読み方】 へいしょくやゆう 【意味】 人生ははかなく短いので、せめて夜も灯をともして遊び、生涯を楽しもうという意味。 【語源・由来】 「秉る」は持つことで、灯をともして夜も遊ぶということ。 【典...
【四字熟語】 分憂之寄 【読み方】 ぶんゆうのき 【意味】 国司(諸国におかれた地方官)のこと。 【語源・由来】 「分憂」は憂えを分かつ、共に憂えること。「寄」はつとめ・任務のこと。民衆と憂えを分かつ任務という意味から。...
【四字熟語】 墳墓之地 【読み方】 ふんぼのち 【意味】 生まれ故郷のこと。 【語源・由来】 「墳墓」は墓のこと。先祖代々の墓のある土地という意味から、転じて故郷のことをいう。また、一生そこで暮らそうと心に決めている土地...
【四字熟語】 分崩離析 【読み方】 ぶんぽうりせき 【意味】 組織がちりぢりばらばらにくずれること。 【語源・由来】 「分崩」はばらばらにくずれること。「離析」ははなれ別れる、ばらばらになる、分裂するという意味。国が治ま...
【四字熟語】 蚊虻走牛 【読み方】 ぶんぼうそうぎゅう 【意味】 小さなものが強大なものを制すること。また、ささいなことが原因となって大事件や災難を引きおこすこと。 【語源・由来】 「蚊虻」は蚊と虻のこと。「走」は逃げる...
【四字熟語】 文恬武嬉 【読み方】 ぶんてんぶき 【意味】 天下太平なこと。 【語源・由来】 「恬」は安らかなことで、文官も武官も心安らかに世の平和を楽しむこと。 【典拠・出典】 韓愈「平淮西碑」 文恬武嬉(ぶんてんぶき...
【四字熟語】 夫里之布 【読み方】 ふりのふ 【意味】 中国古代の税法の一。夫布と里布のこと。 【語源・由来】 「布」は銭のことをいう。夫布は職業のない者に課す税。「里」は居宅に桑麻を植えない者に課す税のこと。 【典拠・...
【四字熟語】 不埒千万 【読み方】 ふらちせんばん 【意味】 このうえなくふとどきなこと。非常にけしからぬさま。 【語源・由来】 「不埒」はけしからぬこと。ふとどきなこと。「埒」はもと乗馬などの囲いのこと。「千万」は形容...
【四字熟語】 蜉蝣一期 【読み方】 ふゆうのいちご 【意味】 人生の短くはかないことのたとえ。 【語源・由来】 「蜉蝣」はかげろう、「一期」は一生のこと。かげろうの成虫は、数時間から数日の命と短いことから、はかないことに...
【四字熟語】 普遍妥当 【読み方】 ふへんだとう 【意味】 どんな場合にも真理として承認されること。 【語源・由来】 「普遍」はすべてのものに共通に存すること。「妥当」は適切にあてはまること。時間や空間を超越して、一時的...
【四字熟語】 舞文弄法 【読み方】 ぶぶんろうほう 【意味】 法を都合のいいように解釈すること。法の条文を曲解して濫用すること。 【語源・由来】 「舞」「弄」ともに、もてあそぶ、思うように動かすこと。 【典拠・出典】 『...
【四字熟語】 舞馬之災 【読み方】 ぶばのわざわい 【意味】 火事のこと。 【語源・由来】 「舞馬」は馬が舞踏すること。 中国晋の黄平が、馬が舞踏する夢をみたので、その夢のことについて占いをよくする索紞に尋ねたところ、策...
【四字熟語】 腐敗堕落 【読み方】 ふはいだらく 【意味】 精神がたるみ乱れて、弊害が多く生じる状態になること。 【語源・由来】 「腐敗」がくさりくずれること。「堕落」は正しい健全な状態を失って、悪い状態になること。 【...
【四字熟語】 普天率土 【読み方】 ふてんそつど 【意味】 天のおおう限り、地のつづく限りのすべての地。王の領土のこと。 【語源・由来】 「普天」は大空。「率土」は人の行くところ、土地から土地へつづくこと。「普天の下、率...
【四字熟語】 仏足石歌 【読み方】 ぶっそくせきか 【意味】 仏足石の歌碑にきざまれた和歌の形式で、三十一音の短歌の末尾にさらに七音加えた形。 【語源・由来】 奈良の薬師寺の仏足石碑に二十一首、『古事記』『万葉集』にも一...
【四字熟語】 物換星移 【読み方】 ぶっかんせいい 【意味】 自然界の眺めや時世が変わり改まること。 【語源・由来】 「物換」は物事が変わること。「星移」は歳月が経過すること。 【典拠・出典】 王勃「滕王閣詩」 物換星移...
【四字熟語】 浮石沈木 【読み方】 ふせきちんぼく 【意味】 大衆の理に反した無責任な言論が威力をもつこと。 【語源・由来】 『三国志』「魏書・孫礼伝」より。水に沈むはずの石を浮かせ、水に浮くはずの木を沈めるような道理に...
【四字熟語】 不言之教 【読み方】 ふげんのおしえ 【意味】 言葉にして言わずに、相手に体得させることができる教えのこと。 【語源・由来】 「不言」は言葉に出してとやかく言わないこと。特に、老荘の「無為自然」の教えをいう...
【四字熟語】 不虞之誉 【読み方】 ふぐのほまれ 【意味】 思いがけなく得た名誉のこと。 【語源・由来】 「不虞」は思いがけない・意外ということ。 【典拠・出典】 『孟子』「離婁・上」 【対義語】 ・求全之毀(きゅうぜん...
【四字熟語】 覆水不返 【読み方】 ふくすいふへん 【意味】 一度犯した誤りはもとどおりにはならないということ。また離婚した夫婦の仲はもとにもどらないということ。 【語源・由来】 「覆水」はこぼれた水。「覆水盆に返らず」...
【四字熟語】 覆車之戒 【読み方】 ふくしゃのいましめ 【意味】 前者の失敗を見て、同じ失敗をしないよう戒めにすること。 【語源・由来】 「覆車」は車がひっくりかえること。前の車がひっくりかえるのを見て、後から行く車が用...
【四字熟語】 俯仰之間 【読み方】 ふぎょうのかん 【意味】 ほんのわずかな間のこと。 【語源・由来】 「俯」はうつむくこと、「仰」はあおむけになること。うつむいたり、仰いだりするごくわずかな時間をいう。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 浮雲之志 【読み方】 ふうんのこころざし 【意味】 不正な手段で得た財産や地位は、自分とは関係がないはかないものだという考え方。 【語源・由来】 「浮雲」は空に浮かぶ雲のことで、すぐに散ってしまうはかないも...
【四字熟語】 浮雲朝露 【読み方】 ふうんちょうろ 【意味】 たよりなくはかないもののたとえ。 【語源・由来】 「浮雲」は空に浮かぶ雲のことで、たよりなく定まらないことのたとえ。「朝露」は朝方におりる露のことで、すぐに消...
【四字熟語】 浮雲翳日 【読み方】 ふうんえいじつ 【意味】 悪人が政権を握って世の中が暗くなることのたとえ。また、邪悪な家臣が君主の英明をおおい善政が行われないこと。 【語源・由来】 浮雲が日光をさえぎるという意味。「...
【四字熟語】 風木之悲 【読み方】 ふうぼくのかなしみ 【意味】 父母が亡くなってしまって、孝行を尽くすことができない嘆き。 【語源・由来】 「風木」は風にゆれる木のこと。木が静止したいと思っても、風が止まないと静止でき...
【四字熟語】 風樹之歎 【読み方】 ふうじゅのたん 【意味】 父母が亡くなってしまって、孝行を尽くすことができない嘆き。 【語源・由来】 「風樹」は風に揺れる木のこと。木が静止したいと思っても、風が止まないと静止できない...
【四字熟語】 風餐露宿 【読み方】 ふうさんろしゅく 【意味】 風にさらされ、露にぬれ野宿をすること。転じて、旅の苦労、野宿の苦しみのたとえ。 【語源・由来】 「餐」は食べたり飲んだりすることで、「風餐」は風にさらされて...
【四字熟語】 風月玄度 【読み方】 ふうげつげんたく 【意味】 人と長いあいだ会っていないこと。また、心が清く私欲のない人を思うこと。 【語源・由来】 「風月」はすがすがしい風と美しい月。「玄度」は人名。 中国、晋の劉惔...
【四字熟語】 富貴利達 【読み方】 ふうきりたつ 【意味】 富んで位高くなること。立身出世すること。 【語源・由来】 「利達」は利益を得て、高い地位や官職に就くこと。 【典拠・出典】 『孟子』「離婁・下」 富貴利達(ふう...
【四字熟語】 富貴福沢 【読み方】 ふうきふくたく 【意味】 富んで位高く幸福なこと。天が人に与える富貴や恩沢。 【語源・由来】 「富貴」は財産があり、身分が高いこと。「福沢」は幸福とめぐみ。 【典拠・出典】 『近思録』...
【四字熟語】 富貴浮雲 【読み方】 ふうきふうん 【意味】 財産や地位ははかなく頼りにならないものだということ。また。名利に心を動かされることなく、名利など関係がないということ。また、不正をして得た地位は、浮雲のようには...
【四字熟語】 富貴在天 【読み方】 ふうきざいてん 【意味】 富も位も天命によるので人の思うようにはいかないこと。 【典拠・出典】 『論語』「顔淵」 富貴在天(ふうきざいてん)の使い方 富貴在天(ふうきざいてん)の例文 ...
【四字熟語】 富貴栄華 【読み方】 ふうきえいが 【意味】 富んで身分が高く栄えときめくこと。 【語源・由来】 「富貴」は財産があって身分が高いこと。「栄華」は草木が栄え茂ることから、栄ときめくこと。 【典拠・出典】 『...
【四字熟語】 風鬟雨鬢 【読み方】 ふうかんうびん 【意味】 風にくじけずり雨に洗われる。風雨にさらされ苦労して勤労すること。 【語源・由来】 「鬟」はわげ、頭の上に束ね輪にした髪型。「鬢」はびん、耳ぎわの髪の毛。髪の毛...
【四字熟語】 布衣之交 【読み方】 ふいのまじわり 【意味】 身分や地位などを問題にしない心からの交際。また、庶民的なつきあい。 【語源・由来】 「布衣」は麻の布で作った庶民の衣服のことで、転じて庶民のこと。 【典拠・出...
【四字熟語】 布衣之極 【読み方】 ふいのきょく 【意味】 庶民として最高の出世のこと。 【語源・由来】 「布衣」は布で作った衣服のこと、転じて無位無官の人をいう。「極」は物事の最高、最上という意味。 【典拠・出典】 『...
【四字熟語】 貧富貴賤 【読み方】 ひんぷきせん 【意味】 貧しい者と富める者、身分の尊い者と賤しい者。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・貴賎貧富(きせんひんぷ) 貧富貴賤(ひんぷきせん)の使い方 貧富貴賤(ひんぷきせ...
【四字熟語】 牝鶏之晨 【読み方】 ひんけいのしん 【意味】 妻女が権力を握って、勢力をふるうこと。 【語源・由来】 「牝鶏」はめんどり。「晨」はにわとりが夜明けの時を告げること。王后や王妃が勢力をふるうことで、中国では...
【四字熟語】 飛竜乗雲 【読み方】 ひりょうじょううん 【意味】 英雄が時勢に乗じて勢いを得て、才能を発揮すること。 【語源・由来】 竜が雲に乗って天に上るという意味から。 【典拠・出典】 『韓非子』「難勢」 飛竜乗雲(...
【四字熟語】 摽末之功 【読み方】 ひょうまつのこう 【意味】 ほんのわずかな功績のこと。 【語源・由来】 「摽末」は刀のきっさきの意味から転じて、ほんのわずかなことをいう。 【典拠・出典】 『漢書』「王莽伝・上」 摽末...
【四字熟語】 百挙百捷 【読み方】 ひゃっきょひゃくしょう 【意味】 どんなことも行っただけうまくいくこと。やればやっただけうまくいくこと。 【語源・由来】 「百挙」はさまざまな行為。「捷」は勝つこと。 【典拠・出典】 ...
【四字熟語】 飛揚跋扈 【読み方】 ひようばっこ 【意味】 強くてわがままに振る舞うたとえ。また、臣下がのさばり君主をしのぐたとえ。 【語源・由来】 猛々しい鳥が飛び上がり。大きな魚が跳ね上がるという意味。常識や規則など...
【四字熟語】 廟堂之器 【読み方】 びょうどうのき 【意味】 政治をつかさどることができる立派な器量の人物のこと。 【語源・由来】 「廟堂」は宗廟と明堂のことで、古代、宗廟で先祖へまつりごとの報告をし、明堂で群臣と会議を...
【四字熟語】 豹死留皮 【読み方】 ひょうしりゅうひ 【意味】 死後に功名を残すたとえ。 【語源・由来】 豹は死んで、その美しい毛皮を残すという意味。人が生前に功績をあげ、死後に名声を残すことにたとえる。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 氷姿雪魄 【読み方】 ひょうしせっぱく 【意味】 雪のように清らかな魂魄と氷のような姿。梅の形容。また、高潔な人のたとえ。 【語源・由来】 梅は百花にさきがけて雪をしのいで清楚に白い花をつけるからいう。 【...
【四字熟語】 百古不磨 【読み方】 ひゃっこふま 【読み方】 後々の世まで滅びないこと。 【語源・由来】 重野成斎の「明治政体」より。「百古」は非常に長い年月・後々の世のこと。「不磨」はすりへらない、磨滅しないこと。 【...
【四字熟語】 百里之命 【読み方】 ひゃくりのめい 【意味】 一国の運命。君主から委任されて行う政治のこと。 【語源・由来】 「百里」は中国周代における諸侯の国。百里四方の諸侯の国の政治のことで、当時は諸侯がそれぞれ国を...
【四字熟語】 百福荘厳 【読み方】 ひゃくふくしょうごん 【意味】 仏像を、数多く積んだ福で飾ること。 【語源・由来】 仏教語で、「百福」は多くの福のこと。「荘厳」は仏像や殿堂などを美しく飾ること。 【典拠・出典】 『法...
【四字熟語】 百八煩悩 【読み方】 ひゃくはちぼんのう 【意味】 人間が持っている多くの迷いのこと。 【語源・由来】 「煩悩」は仏教語で人間の悩みや苦しみのこと。それが全部で一〇八種類あるという。 人間は六根(眼・耳・鼻...
【四字熟語】 百年之柄 【読み方】 ひゃくねんのへい 【意味】 後々のことを図る権柄のこと。 【語源・由来】 「百年」は百年間もの長い間のこと。「柄」は支配する力・権力のこと。 【典拠・出典】 『後漢書』「班彪伝」 百年...
【四字熟語】 百年之業 【読み方】 ひゃくねんのぎょう 【意味】 後々までの仕事。また、古くから伝わった仕事。 【語源・由来】 「百年」は百年間もの長い間のこと。「業」は仕事・つとめのこと。 【典拠・出典】 『文選』班固...
【四字熟語】 百代過客 【読み方】 ひゃくだいのかかく 【意味】 永遠に止まることのない旅人。歳月が過ぎ去って帰らないことを旅人にたとえた言葉。 【語源・由来】 「百代」は何代も何代も続くことで永遠という意味。「過客」は...
【四字熟語】 百世之師 【読み方】 ひゃくせいのし 【意味】 のちの世まで人の師と仰がれる人のこと。 【語源・由来】 「百世」は非常に長い年月、のちのちの世のこと。 【典拠・出典】 『孟子』「尽心・下」 百世之師(ひゃく...
【四字熟語】 百姓一揆 【読み方】 ひゃくしょういっき 【意味】 江戸時代に、農民が結束して起こした暴動。農村の疲弊や厳しい税の取り立てから逃れようとして起こした。「土一揆」ともいう。 【典拠・出典】 - 百姓一揆(ひゃ...
【四字熟語】 百載無窮 【読み方】 ひゃくさいむきゅう 【意味】 永遠にきわまりないこと。天地の永久にきわまりないことにいう。 【語源・由来】 「百載」は百歳に同じで百年のこと。転じて、長く、永久にという意味。 【典拠・...
【四字熟語】 髀肉之嘆 【読み方】 ひにくのたん 【意味】 実力を発揮する機会に恵まれないのを嘆き悲しむこと。 【語源・由来】 「髀肉」はももの肉。「嘆」は嘆き悲しむこと。 中国三国時代、蜀の劉備は大志を抱いていたが不遇...
【四字熟語】 篳路藍縷 【読み方】 ひつろらんる 【意味】 たいへん苦労をして働くこと。貧しく身分の低い身から出発し、困難を乗り越えて事業をはじめること。柴で作った粗末な車とぼろの着物のこと。 【語源・由来】 「篳」はい...
【四字熟語】 尾生之信 【読み方】 びせいのしん 【意味】 約束をかたく守ること。また、馬鹿正直で融通がきかないこと。 【語源・由来】 「尾生」は人名。「信」は信義という意味。 中国春秋時代、魯の国に尾生という若者がいた...
【四字熟語】 美人薄命 【読み方】 びじんはくめい 【意味】 美しい女性は、とかく不運で短命である。 【語源・由来】 「薄命」は短命でふしあわせなこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・佳人薄命(かじんはくめい) ・才...