白面書生【はくめんのしょせい】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)
【四字熟語】 白面書生 【読み方】 はくめんのしょせい 【意味】 年少で未熟なこと。 【語源・由来】 「白面」は素顔、「書生」は学を志して半ばの者のことで、年が若く経験が乏しい書生。 【典拠・出典】 『宋書』「沈慶之伝」...
【四字熟語】 白面書生 【読み方】 はくめんのしょせい 【意味】 年少で未熟なこと。 【語源・由来】 「白面」は素顔、「書生」は学を志して半ばの者のことで、年が若く経験が乏しい書生。 【典拠・出典】 『宋書』「沈慶之伝」...
【四字熟語】 薄暮冥冥 【読み方】 はくぼめいめい 【意味】 夕暮れの薄暗いさま。 【語源・由来】 「薄暮」は夕暮れ。「薄」は迫る、近づくという意味。「冥冥」は暗いさま。 【典拠・出典】 范仲淹「岳陽楼記」 薄暮冥冥(は...
【四字熟語】 白璧微瑕 【読み方】 はくへきのびか 【意味】 りっぱな人あるいは物に、わずかな欠点があるたとえ。 【語源・由来】 「白璧」は白く美しい宝石のこと。「微瑕」はほんのわずかな瑕という意味。 【典拠・出典】 蕭...
【四字熟語】 白璧断獄 【読み方】 はくへきだんごく 【意味】 罪の疑わしいは許し、賞の疑わしい者には賞を与える判決。 【語源・由来】 まったく同じように見える白壁(白い玉)が見る方向を変えて見ると、一つはもう一つの倍の...
【四字熟語】 博文約礼 【読み方】 はくぶんやくれい 【意味】 広く文献に目を通して学問を修め、礼をもって学んだことをしめくくり実践すること。 【語源・由来】 「文」は書物・文献のこと。「約」はしめくくる、まとめるという...
【四字熟語】 博聞彊識 【読み方】 はくぶんきょうしき 【意味】 広く書物を読んで、物事をよく記憶していること。見聞が広く、かつよく記憶していること。 【語源・由来】 「博聞」は広く聞き知る、見聞が広いという意味。 【典...
【四字熟語】 薄物細故 【読み方】 はくぶつさいこ 【意味】 ささいな取るに足りないこと。 【語源・由来】 「薄物」「細故」ともに、ささいなことという意味。「故」は事という意味。 【典拠・出典】 『史記』「匈奴伝」 薄物...
【四字熟語】 白眉最良 【読み方】 はくびさいりょう 【意味】 多くの中で一番すぐれているもののこと。 【語源・由来】 「白眉」は白い眉のこと。 中国三国時代、蜀の馬氏の五人兄弟は皆優秀な人物であったが、なかでも馬良はひ...
【四字熟語】 白板天子 【読み方】 はくはんのてんし 【意味】 晋が南渡して東晋となり、天子がその象徴である国璽なく即位したことから、北人が東晋の天子を呼んだもの。 【語源・由来】 六朝時代、官位を授けるとき白板に命令を...
【四字熟語】 白馬非馬 【読み方】 はくばひば 【意味】 こじつけや詭弁をいう。 【語源・由来】 中国戦国時代末に公孫竜が唱えた説。白馬という語は白と馬という二つの概念であって単に馬という概念と同じではなく、白馬は馬では...
【四字熟語】 白髪青袗 【読み方】 はくはつせいしん 【意味】 晩年に官を得ること。また、無位の者のこと。 【語源・由来】 「白髪」はしらが、「青袗」は浅黄色のひとえの短い衣服という意味。 【典拠・出典】 『侯鯖録』「七...
【四字熟語】 白荼赤火 【読み方】 はくとせきか 【意味】 一面に軍を展開すること。 【語源・由来】 兵が一面に白い花のようにちり、赤い花が燃えさかるように展開すること。「荼」はちがや・のげし・にがな。 【典拠・出典】 ...
【四字熟語】 白兎赤烏 【読み方】 はくとせきう 【意味】 時間のこと。 【語源・由来】 「白兎」は月にうさぎがいるという伝説から月のことをいう。「赤烏」は太陽の中に三本足のからすがいるという伝説から太陽(日)のことをい...
【四字熟語】 幕天席地 【読み方】 ばくてんせきち 【意味】 小さいことにこだわらないこと。また、志の大きいこと。 【語源・由来】 「席」は、むしろのこと。天を屋根のかわりの幕とし、大地をむしろとするという意味で、士気が...
【四字熟語】 伯仲叔季 【読み方】 はくちゅうしゅくき 【意味】 兄弟の順序の呼称。 【語源・由来】 長兄を伯、次兄を仲、次を叔、末弟を季という。 【典拠・出典】 『論語』「微子」 【類義語】 ・孟仲叔季(もうちゅうしゅ...
【四字熟語】 百代過客 【読み方】 はくたいのかかく 【意味】 永遠に止まることのない旅人。歳月が過ぎ去って帰らないことを旅人にたとえた言葉。 【語源・由来】 「百代」は何代も何代も続くことで永遠という意味。「過客」は旅...
【四字熟語】 麦穂両岐 【読み方】 ばくすいりょうき 【意味】 豊作のまえぶれのこと。また、善政のたとえ。 【語源・由来】 「麦穂」は麦の穂。「両岐」は二またに分かれること。麦の穂が二またになって実るという意味。 【典拠...
【四字熟語】 白水真人 【読み方】 はくすいしんじん 【意味】 中国の貨幣、銭の異称。 中国後漢王朝の興起を予言したことば。また、銭のこと。 【語源由来】 中国新の王莽のとき、銭の表面の文字に金刀とあったのを二字合わせる...
【四字熟語】 白首窮経 【読み方】 はくしゅきゅうけい 【意味】 老年になるまで学問研究に励むこと。 【語源・由来】 「白首」はしらがあたま・老人のこと。「窮経」は経書を研究すること。 【典拠・出典】 蘇軾 白首窮経(は...
【四字熟語】 麦秀之歌 【読み方】 ばくしゅうのうた 【意味】 故国の滅亡を嘆くこと。 【語源・由来】 殷の王族であった箕子が殷王朝の滅亡後、殷の故都を過ぎその廃墟に麦が伸びているのを見て悲しみを作った歌。「麦秀」は麦が...
【四字熟語】 麦秀黍離 【読み方】 ばくしゅうしょり 【意味】 亡国の嘆きをいう。 【語源・由来】 殷の王族であった箕子が殷王朝の滅亡後、殷の故都を過ぎその廃墟に麦が伸びているのを見て悲しみを作った歌。「麦...
【四字熟語】 白日青天 【読み方】 はくじつせいてん 【意味】 晴れわたった青空と日の光で快晴という意味から転じて、心にやましいことがまったくないことのたとえ。また、はっきりしていること。無実が明らかになること。 【語源...
【四字熟語】 博施済衆 【読み方】 はくしさいしゅう 【意味】 広く恩恵を施して、民衆を苦しみから救うこと。 【語源・由来】 「博施」はくまなく行きわたる。「済衆」は危機や困難から人々を救うこと。 【典拠・出典】 『論語...
【四字熟語】 白虹貫日 【読み方】 はくこうかんじつ 【意味】 真心が天に通じること。また、兵乱が起こり危機が迫る兆候のこと。白い虹が太陽を貫くという意味。 【典拠・出典】 『戦国策』「魏策」 白虹貫日(はくこうかんじつ...
【四字熟語】 白玉楼中 【読み方】 はくぎょくろうちゅう 【意味】 文人の死のこと。 【語源・由来】 「白玉楼」は白玉で造った天帝の高楼のことで、文人が死ぬとそこへ行くという。 「白玉楼中の人となる」「白玉楼中の人と化す...
【四字熟語】 白玉微瑕 【読み方】 はくぎょくのびか 【意味】 りっぱな人あるいは物にわずかな欠点があるたとえ。 【語源・由来】 「微瑕」はほんのわずかな瑕のこと。 【典拠・出典】 蕭統「陶淵明集序」 【類義語】 ・白璧...
【四字熟語】 璞玉渾金 【読み方】 はくぎょくこんきん 【意味】 人の素質がすぐれていて飾りけのないたとえ。 【語源・由来】 まだ精錬されていない鉱石とまだ磨かれていない玉という意味で、天然の美質をいう。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 莫逆之交 【読み方】 ばくぎゃくのまじわり 【意味】 互いに心に逆らうことのない意気投合した親友。 【語源・由来】 「莫逆」の「莫」は「無」と同じ意味で、逆らうことがないという意味。 【典拠・出典】 『北史...
【四字熟語】 白眼青眼 【読み方】 はくがんせいがん 【意味】 相手によって冷淡になったり、歓迎したりすること。 【語源・由来】 「白眼」は白い目で、人を冷淡に見る目つきのこと。「青眼」は黒目がちの涼しい目で、人を歓迎す...
【四字熟語】 伯牙絶弦 【読み方】 はくがぜつげん 【意味】 心からの友人を失った悲しみ。 【語源・由来】 『呂氏春秋』「本味」より。「伯牙」は人の名前。「絶弦」は琴の弦を切ること。 中国春秋時代、琴の名手伯牙は友人の鐘...
【四字熟語】 博学篤志 【読み方】 はくがくとくし 【意味】 学問をする場合の教え。また、学問が広く熱心なこと。 【語源・由来】 広く学んで熱心にこころざすという意味。 【典拠・出典】 『論語』「子張」 博学篤志(はくが...
【四字熟語】 博学審問 【読み方】 はくがくしんもん 【意味】 幅広く学び、深く詳しく問いただすこと。 【語源・由来】 「博く之を学び、審らかに之を問い、慎みて之を思い、明らかに之を弁じ、篤く之を行う」より。 【典拠・出...
【四字熟語】 白屋之士 【読み方】 はくおくのし 【意味】 仕官せず貧困な読書人をいう。 【語源・由来】 「白屋」は白い茅でふいた屋根の家、転じて庶民や貧乏人の家のこと。 【典拠・出典】 『説苑』「尊賢」 白屋之士(はく...
【四字熟語】 白雲孤飛 【読み方】 はくうんこひ 【意味】 旅先で親を思うことのたとえ。 【語源・由来】 空に白い雲がぽつんと飛んでいるのを見て、その下に暮らす親を思い悲しむこと。 【典拠・出典】 『大唐新語』「挙賢」 ...
【四字熟語】 白衣三公 【読み方】 はくいさんこう 【意味】 無位無官の人が出世して、高い位につくこと。 【語源・由来】 「白衣」は庶民の衣服のこと、転じて無位無官の人。「三公」は最も高い三つの位という意味。 中国漢の公...
【四字熟語】 白衣宰相 【読み方】 はくいのさいしょう 【意味】 無位無官の人で宰相のような権勢をもつ人をいう。 【語源・由来】 「白衣」は無位無官の人。 【典拠・出典】 『新唐書』 白衣宰相(はくいのさいしょう)の使い...
【四字熟語】 白衣蒼狗 【読み方】 はくいそうく 【意味】 世の変化のはやいたとえ。 【語源・由来】 空の雲は白衣のように見えるかと思えばすぐに青い犬のように変わるという意味。「蒼狗」は青い犬・黒い犬。 【典拠・出典】 ...
【四字熟語】 伯夷叔斉 【読み方】 はくいしゅくせい 【意味】 高潔で清廉潔白な人のこと。 【語源・由来】 「伯夷」「叔斉」はともに人名。「伯夷」と「叔斉」は、中国殷の孤竹君の子供で、父は弟の叔斉にあとを継がせようとした...
【四字熟語】 灞橋驢上 【読み方】 はきょうろじょう 【意味】 詩を作るのに絶好な場所のこと。 【語源・由来】 「灞橋」は長安の東にある灞水(川の名)にかかる橋。「驢」は驢馬の背の上という意味。「詩思は灞橋風雪の中、驢子...
【四字熟語】 破鏡重円 【読み方】 はきょうじゅうえん 【意味】 別れた夫婦がまたいっしょになること。また、離ればなれになっていた夫婦が再会すること。 【語源・由来】 「重」は重ねて・再びという意味。割れた鏡が再びもとの...
【四字熟語】 波詭雲譎 【読み方】 はきうんけつ 【意味】 文章が自在で非常に巧妙なこと。 【語源・由来】 波や雲のように自由自在に限りなく変化すること。「詭」と「譎」はあやしい・あざむくという意味。転じて人の目を奪い驚...
【四字熟語】 覇王之輔 【読み方】 はおうのほ 【意味】 最も強くて力がある補佐役のこと。 【語源・由来】 「覇王」は覇者と王者のこと。「輔」はたすけ・力添えという意味。 【典拠・出典】 『史記』「斉太公世家」 【類義語...
【四字熟語】 敗柳残花 【読み方】 はいりゅうざんか 【意味】 美人の容姿が衰えたことのたとえ。また、妓女や売春婦などのたとえ。 【語源・由来】 枯れた柳と盛りを過ぎた花。中国では春を告げる柳と花を若々しい娘に見たて、流...
【四字熟語】 買櫝還珠 【読み方】 ばいとくかんしゅ 【意味】 外見の立派さにとらわれ、真の価値を見失ってつまらないものを尊ぶこと。 【語源・由来】 「櫝」はふた付きの、物をしまう箱のこと。きれいな箱だけ買って、中の珠玉...
【四字熟語】 杯中蛇影 【読み方】 はいちゅうのだえい 【意味】 疑い深くなり、ありもしないことに恐れ悩むこと。 【語源・由来】 酒杯の中に映った蛇の影という意味。中国河南の長官楽広の友人が酒を飲み、壁にかけた蛇を描いた...
【四字熟語】 背水之陣 【読み方】 はいすいのじん 【意味】 必死の覚悟で事に当たること。また、後にひけない困難な状況や立場のこと。 【語源・由来】 川や海を背にして、退却できないような陣形で戦うことからいう。中国漢の韓...
【四字熟語】 杯水車薪 【読み方】 はいすいしゃしん 【意味】 何の役にも立たないこと。 【語源・由来】 「杯水」は杯に一杯の水、ほんのわずかな水のこと。「車薪」は車一台分の薪のこと。杯一杯の水で、車一台分の薪が燃えてい...
【四字熟語】 廃寝忘食 【読み方】 はいしんぼうしょく 【意味】 ある事に熱中して、他の事をいっさい顧みないこと。また、ある事に専念して励むこと。 【語源・由来】 「廃寝」は寝るのをやめる。「忘食」は食事を忘れること。 ...
【四字熟語】 背信棄義 【読み方】 はいしんきぎ 【意味】 信義にそむき、道義を忘れること。 【語源・由来】 「背信」は信頼を裏切ること。信義にそむくこと。「棄義」は道義を捨て去るという意味。 【典拠・出典】 『北史』「...
【四字熟語】 悖入悖出 【読み方】 はいにゅうはいしゅつ 【意味】 道理にそむいた手段で得た財貨は、道理にそむいた方法で出ていく。道理にはずれたことをすれば道理にもとった報いを受けること。 【語源・由来】 「悖」はそむく...
【四字熟語】 杯酒解怨 【読み方】 はいしゅかいえん 【意味】 互いに酒を酌み交わし心からの会話を通して怨みやわだかまりを忘れる。 【語源・由来】 「杯酒」はさかずきに酌んだ酒。また酒を飲むこと。杯を酌み交わすこと。 【...
【四字熟語】 倍日幷行 【読み方】 ばいじつへいこう 【意味】 昼夜をわかたず急いで行くこと。 【語源・由来】 「倍日」は二日分のこと。「并」は合わせるという意味。二日分の行程を一日で行くこと。 【典拠・出典】 『史記』...
【四字熟語】 買妻恥醮 【読み方】 ばいさいちしょう 【意味】 夫を棄てた妻がその後の結婚を恥じること。 【語源・由来】 漢の朱買臣の妻は貧乏に耐えきれず、将来富貴になるだろうという夫の言葉を信ぜず、夫のもとを去った。の...
【四字熟語】 梅妻鶴子 【読み方】 ばいさいかくし 【意味】 梅と鶴を家族にする意で、妻をめとらず俗世を離れ、気ままに風流に暮らすたとえ。 【語源・由来】 中国宋の時代、林逋は、隠遁して西湖のほとりに住んでいたが、妻をめ...
【四字熟語】 敗軍之将 【読み方】 はいぐんのしょう 【意味】 失敗して、弁解の資格のない者のこと。戦いに負けた大将のこと。 【語源・由来】 「敗軍の将以て勇を言う可からず」の略。「敗軍の将は兵を語らず」の形で用いること...
【四字熟語】 稗官野史 【読み方】 はいかんやし 【意味】 小説。また民間のこまごましたことを歴史風に書いたもの。 【語源・由来】 昔中国で、政治を行う者が民間の物語やうわさ話などを集めて政治の参考にしたが、「稗官」はそ...
【四字熟語】 吠影吠声 【読み方】 はいえいはいせい 【意味】 根拠がないようなことでも、誰かが言い始めると世間の人がさも本当のことのように言い広めること。 【典拠・出典】 『潜夫論』「賢難」 【類義語】 ・吠形吠声(は...
【四字熟語】 佩韋佩弦 【読み方】 はいいはいげん 【意味】 自分の性格を改めて修養しようと戒めのための物を身につけること。 【語源・由来】 「佩」は佩び物。「韋」はなめし皮でやわらかく、「弦」はゆみづるできびしい。 中...
【四字熟語】 嚢中之錐 【読み方】 のうちゅうのきり 【意味】 すぐれた人物は、平凡な人の中にいても必ず才能を発揮し真価があらわれることのたとえ。 【語源・由来】 袋の中に入れた錐はその先が袋を破って出てくることからいう...
【四字熟語】 嚢沙之計 【読み方】 のうしゃのけい 【意味】 漢の将軍韓信が多くの土嚢で川の上流をせき止め、敵が川を渡ろうとするとき一挙に水を流し敵を打ち破ったという計略のこと。 【典拠・出典】 『史記』「淮陰侯伝」 嚢...
【四字熟語】 燃犀之明 【読み方】 ねんさいのめい 【意味】 物事の本質を明らかに見抜く見識があることのたとえ。 【語源・由来】 「犀」はさいのことだが、ここではさいの角を示す。「燃犀」は暗い所を明らかに照らすこと。これ...
【四字熟語】 年災月殃 【読み方】 ねんさいげつおう 【意味】 最も不幸な日のこと。 【語源・由来】 「年災」は天災で穀物が実らないこと。「殃」はわざわい・とがめ・天罰。 【典拠・出典】 『還魂記』「詗薬」 年災月殃(ね...
【四字熟語】 入木三分 【読み方】 にゅうぼくさんぶ 【意味】 書道で筆勢が非常に強いこと。また、物事を的確に深くつっこんで考えること。 【語源・由来】 「入木」は木にしみこむという意味。「三分」は約七ミリ。 中国東晋の...
【四字熟語】 入境問禁 【読み方】 にゅうきょうもんきん 【意味】 国境を超えたら、まずその国・地方で禁止されていることをたずね、それを犯さないことがたいせつであるということ。 【典拠・出典】 『礼記』「曲礼・上」 【類...
【四字熟語】 日昃之労 【読み方】 にっしょくのろう 【意味】 昼食も食べずに昼過ぎまで苦労して働くこと。 【語源・由来】 「日昃」は昼過ぎ・未の刻。今の午後二時頃。「昃」は日が西に傾くという意味。 【典拠・出典】 『後...
【四字熟語】 日居月諸 【読み方】 にっきょげっしょ 【意味】 日よ月よ。君と臣。また国君とその夫人。また父母にたとえる。「居」「諸」は語末の助字。 【典拠・出典】 『詩経』 日居月諸(にっきょげっしょ)の使い方 日居月...
【四字熟語】 日陵月替 【読み方】 にちりょうげったい 【意味】 日に日に衰えること。 【語源・由来】 「陵」「替」ともしだいに衰えるという意味。 【典拠・出典】 『貞観政要』「君道」 日陵月替(にちりょうげったい)の使...
【四字熟語】 二姓之好 【読み方】 にせいのこう 【意味】 夫の家と妻の家との親しい交際のこと。結婚に際していう。 【語源・由来】 「二姓」は結婚する、異なる二つの姓のことです。古来の中国では同姓は結婚してはいけないとい...
【四字熟語】 肉袒負荊 【読み方】 にくたんふけい 【意味】 思うままに処罰せよと謝罪する作法のこと。真心からの謝罪のたとえ。 【語源・由来】 はだ脱ぎして、笞刑に用いるいばらのつえを背負い、これで打ってくれと謝罪の意を...
【四字熟語】 肉山脯林 【読み方】 にくざんほりん 【意味】 ぜいたくな宴会のこと。 【語源・由来】 「脯」は干し肉のこと。なま肉が山のように、干し肉が林のように多いこと。 殷の紂王は、池に酒をたたえ、木々に肉を懸け、男...
【四字熟語】 二河白道 【読み方】 にがびゃくどう 【意味】 水と火の二つの川に挟まれたひとすじの白い道。極楽の彼岸に到達する道にたとえたもの。 【語源・由来】 水の川と火の川を貪りと怒りにたとえ、この二つの川に挟まれた...
【四字熟語】 南蛮鴃舌 【読み方】 なんばんげきぜつ 【意味】 うるさいだけで意味のわからない言葉。 【語源・由来】 「鴃舌」は百舌(もず)のさえずりのこと。南方の蛮人が話すわからない言葉。意味不明の外国人の話しぶり。 ...
【四字熟語】 難中之難 【読み方】 なんちゅうのなん 【意味】 難しいことの中でも、とりわけて難しいこと。 【典拠・出典】 『無量寿経』「下」 難中之難(なんちゅうのなん)の使い方 難中之難(なんちゅうのなん)の例文 黒...
【四字熟語】 南征北伐 【読み方】 なんせいほくばつ 【意味】 あちこちで戦い、いとまのないたとえ。 【語源・由来】 南方や北方で遠征や征伐を繰り返すという意味。「征」「伐」ともに戦うという意味。 【典拠・出典】 韋昭『...
【四字熟語】 南山之寿 【読み方】 なんざんのじゅ 【意味】 南山が欠けず崩れないように、事業がいつまでも栄え続くこと。転じて、長寿を祝う言葉。 【語源・由来】 「南山」は終南山で、長安の南にある山。大山であることから長...
【四字熟語】 悖出悖入 【読み方】 はいしゅつはいにゅう 【意味】 道理に反した法令を出せば人民の恨みの声となってはね返ってくる。 【語源・由来】 「悖」はそむく、さからうという意味。 【典拠・出典】 『大学』 悖出悖入...
【四字熟語】 南山捷径 【読み方】 なんざんしょうけい 【意味】 終南山には仕官の近道がある。また、正規の段階をふむことなく官職につく法をいう。 【語源・由来】 「南山」は長安の南にある終南山。「捷径」は最短距離・はやみ...
【四字熟語】 南橘北枳 【読み方】 なんきつほくき 【意味】 人も住む環境によって、よくも悪くもなること。 【語源・由来】 江南の橘を江北に移植すると食べられない枳に変わることから。 【典拠・出典】 『晏子春秋』「内篇・...
【四字熟語】 南郭濫吹 【読み方】 なんかくらんすい 【意味】 無能な者が才能があるように見せかけて、よい地位を占めること。また、そのような人。 【語源・由来】 「南郭」は人の名。「濫吹」はみだりに笛を吹くこと。 斉の宣...
【四字熟議】 南轅北轍 【読み方】 なんえんほくてつ 【意味】 志と行動が相反するたとえ。 【語源・由来】 「轍」は車輪の跡・わだちのこと。「轅」は車のかじ棒・ながえという意味。わだちが北に向かっているのに、ながえを南に...
【四字熟語】 内疎外親 【読み方】 ないそがいしん 【意味】 外見は親しそうにしているが内心は疎んじていること。 【語源・由来】 「疎」はうとんじる、きらう、遠ざけるという意味。 【典拠・出典】 『韓詩外伝』「二」 【類...
【四字熟語】 内柔外剛 【読み方】 ないじゅうがいごう 【意味】 内心は気が弱いのだが、外見は強そうに見えること。 【語源・由来】 内は柔らかで外は剛いという意味。 【典拠・出典】 『易経』「否・彖伝」 【類義語】 ・外...
【四字熟語】 内剛外柔 【読み方】 ないごうがいじゅう 【意味】 外見は穏やかそうに見えるが、実際は意志が強いこと。また、みかけは弱々しいが、案外気が強いこと。 【語源・由来】 柳宗元の文より。「柔」はおとなしい、心が穏...
【四字熟語】 呑吐不下 【読み方】 どんとふげ 【意味】 他人に何とも応答できないことのたとえ。 【語源・由来】 飲むことも吐くこともできないという意味。仏教の語。 【典拠・出典】 『虚堂録』「一」 呑吐不下(どんとふげ...
【四字熟語】 敦篤虛靜 【読み方】 とんとくきょせい 【意味】 人情に厚くて心にわだかまりがなく、静かに落ち着いていること。 【語源・由来】 「敦篤」は人情が厚いこと。「虚静」は心がすなおで静かという意味。 【典拠・出典...
【四字熟語】 呑刀刮腸 【読み方】 どんとうかっちょう 【意味】 心を入れ替えて善になることのたとえ。 【語源・由来】 「刮腸」は小刀で内臓を抉り取るということ。刀を吞んで、腸をけずり汚れを除き去るという意味。「刮」はけ...
【四字熟語】 豚蹄穣田 【読み方】 とんていじょうでん 【意味】 わずかなものから大きな利益を得ようとすること。 【語源・由来】 「豚蹄」は豚のひづめ。「穣田」は田んぼの豊作を祈るという意味。豚のひづめを供えて、豊作を神...
【四字熟語】 呑炭漆身 【読み方】 どんたんしっしん 【意味】 復讐のために、仇を討ったり、どんな苦しみや苦労もいとわないこと。 【語源・由来】 「呑炭」は、炭を呑むこと。「漆身」は、身体に漆を塗りつけること。 【典拠・...
【四字熟語】 敦煌五竜 【読み方】 とんこうごりょう 【意味】 晋代に敦煌の人で太学(朝廷の大学)で名声のあった五人の称。索靖、索紒、索永、氾衷、張甝。 【語源・由来】 「敦煌」は甘粛省北西部の地で、西域との交通の要衝。...
【四字熟語】 呑花臥酒 【読み方】 どんかがしゅ 【意味】 春の行楽をつくすことをいう。 【語源・由来】 「呑花」は花をめでて酒を酌むという意味。「臥酒」は酒を飲んで気持ちよくなり横になること。 【典拠・出典】 『雲仙雑...
【四字熟語】 呑雲吐霧 【読み方】 どんうんとむ 【意味】 仙術(仙人の行う術)を行う方士(医術・占い・仙術を行う人)が変幻の術で雲を飲み霧を吐くこと。 【典拠・出典】 沈約「郊居賦」 呑雲吐霧(どんうんとむ)の使い方 ...
【四字熟語】 屠竜之技 【読み方】 とりょうのぎ 【意味】 学んでも実際には役立たない技術。 【語源・由来】 竜を殺す技を練習しても、現実には竜はいないのでその技は役立たないこと。 【典拠・出典】 『荘子』「列禦寇」 屠...
【四字熟語】 斗量帚掃 【読み方】 とりょうそうそう 【意味】 自分のことを謙遜していう語。また、人や者があり余るほどあること。 【語源・由来】 「斗量」はますで量る。「帚掃」はほうきで掃くこと。ますで量り、ほうきで掃き...
【四字熟語】 塗抹詩書 【読み方】 とまつししょ 【意味】 幼児のいたずら、また、幼児のこと。 【語源・由来】 幼児は大切な経書である。『詩経』や『書経』でもおかまいなくぬりつぶしててしまうことからいう。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 吐哺捉髪 【読み方】 とほそくはつ 【意味】 すぐれた人材を求めるのに熱心なこと。 【語源・由来】 「吐哺」は口の中の食べ物を吐き出すこと。昔、中国の周公旦が来客があると、食事中のときには口の中の食べ物を吐...
【四字熟語】 土木壮麗 【読み方】 どぼくそうれい 【意味】 庭園や建物が壮大で美しいこと。 【語源・由来】 「土木」は家の造作の称で、庭や建物のこと。「壮」は大きく広いこと。 【典拠・出典】 『国史略』「円融天皇」 土...
【四字熟語】 土木形骸 【読み方】 どぼくけいがい 【意味】 体を自然の土や石のようにする。人が飾らず自然のままでいることをいう。 【語源・由来】 「土木」は土と石と木などで自然物を象徴する語。「形骸」は人のからだ。 【...
【四字熟語】 得意忘形 【読み方】 とくいぼうけい 【意味】 芸術などで精神をとって表面にあらわれた外形や形式を捨て忘れること。また、得意のあまり我を忘れること。 【語源・由来】 「忘形」は自分の肉体を忘れるという意味。...
【四字熟語】 図南鵬翼 【読み方】 となんのほうよく 【意味】 大事業や海外雄飛を企てることのたとえ。 【語源・由来】 「図」は計画するという意味。「鵬」が南方をめざし翼を広げること。 【典拠・出典】 『荘子』「逍遥遊」...
【四字熟語】 斗南一人 【読み方】 となんのいちにん 【意味】 天下の第一人者。世に並ぶ者なき賢者という意味。 【語源・由来】 「斗南」は北斗七星より南。転じて、天下のこと。 【典拠・出典】 『新唐書』「狄仁傑伝」 【類...
【四字熟語】 屠毒筆墨 【読み方】 とどくのひつぼく 【意味】 人を害しそこなう書物。 【語源・由来】 「屠毒」はほふり毒する、害しそこなうという意味。「筆墨」は書き物・書物という意味。 【典拠・出典】 『紅楼夢』「一回...
【四字熟語】 咄咄怪事 【読み方】 とつとつかいじ 【意味】 驚くほど意外で怪しい出来事。また、非常に都合が悪くよくないこと。 【語源・由来】 「咄咄」は、意外さに驚いて発する声。 【典拠・出典】 『晋書』「殷浩伝」 咄...
【四字熟語】 突怒偃蹇 【読み方】 とつどえんけん 【意味】 岩石がごつごつと突き出た様子を人が怒った姿、またおごり高ぶるさまにたとえたもの。 【語源・由来】 「突怒」は激しく怒るさま。「偃蹇」は人のおごり高ぶるさま。 ...
【四字熟語】 咄嗟叱咤 【読み方】 とっさしった 【意味】 わめき叫びながら大声でしかること。 【語源・由来】 「咄嗟」はなげくこと、しかること。「叱咤」は大声でしかりつけること。 【典拠・出典】 蘇軾「三国論」 咄嗟叱...
【四字熟語】 訥言敏行 【読み方】 とつげんびんこう 【意味】 人格者はたとえ口は重くても、実行は正しく敏速でありたいということ。 【語源・由来】 「訥言」はことばが巧みでない。口べたという意味。「敏行」はすばやく行動す...
【四字熟語】 弩張剣抜 【読み方】 どちょうけんばつ 【意味】 情勢が緊迫して今にも戦いがはじまりそうなたとえ。また、書道で筆力がはげしくて気迫がこもっているたとえ。 【語源・由来】 『法書要録』引の『袁昂古今書評』より...
【四字熟語】 斗粟尺布 【読み方】 とぞくしゃくふ 【意味】 兄弟の仲が悪いこと。 【語源・由来】 「斗粟」は一斗の粟、「尺布」は一尺の布という意で、わずかな食料と衣類のこと。 【典拠・出典】 『史記』「淮南レイ王長伝」...
【四字熟語】 兎走烏飛 【読み方】 とそううひ 【意味】 歳月がせわしく過ぎ去ること。 【語源・由来】 うさぎは月にすみ、からすは太陽にすむといわれ、歳月にたとえる。 【典拠・出典】 荘南傑「傷歌行」 【類義語】 ・烏兎...
【四字熟語】 斗酒百篇 【読み方】 としゅひゃっぺん 【意味】 大いに酒を飲みながら、たくさんの詩を作ること。 【語源・由来】 「斗酒」は一斗の酒、多量の酒。「篇」は文字を書く竹のふだ、転じて詩歌や文章のこと。杜甫が李白...
【四字熟語】 斗酒隻鶏 【読み方】 としゅせきけい 【意味】 一斗の酒と一羽の鶏。友人を哀悼し述懐することをいう。 【語源・由来】 一斗の酒と一羽の鶏は死者を祭るのに用いた。もと魏の曹操が友人の橋玄の墓を祭ったときに用い...
【四字熟語】 菟糸燕麦 【読み方】 としえんばく 【意味】 有名無実のたとえ。役に立たないもののたとえ。 【語源・由来】 『太平御覧』「九九四・燕麦」より。「菟糸」はねなしかずら。「燕麦」はからす麦。「菟糸」は糸の字がつ...
【四字熟語】 吐故納新 【読み方】 とこのうしん 【意味】 古いものを排除し、新しいものを取り入れること。 【語源・由来】 「吐故」は古いものを吐き出すこと。「納新」は新しいものを入れるという意味。 【典拠・出典】 『荘...
【四字熟語】 斗斛之禄 【読み方】 とこくのろく 【意味】 わずかな俸禄。 【語源・由来】 一斗と一石、ます、わずかという意味。 【典拠・出典】 韓愈「祭十二郎文」 【類義語】 ・斗升之禄(としょうのろく) 斗斛之禄(と...
【四字熟語】 得隴望蜀 【読み方】 とくろうぼうしょく 【意味】 人間の欲望には限りがないということ。 【語源・由来】 「隴」は今の甘粛省、「蜀」は四川省の地域をいう。後漢の光武帝が隴の地を得た後に、さらに蜀の地まで手に...
【四字熟語】 読書尚友 【読み方】 どくしょしょうゆう 【意味】 書物を読んで、昔の賢人を友とすること。 【語源・由来】 「尚」は過去にさかのぼるという意味。 【典拠・出典】 『孟子』「万章・下」 読書尚友(どくしょしょ...
【四字熟語】 読書三余 【読み方】 どくしょさんよ 【意味】 読書をするのに好都合な三つの余暇のこと。 【語源・由来】 「三余」は三つの余暇という意味で、年の余りの冬・日の余りの夜・時の余りの雨降りをいう。 中国三国時代...
【四字熟語】 独弦哀歌 【読み方】 どくげんあいか 【意味】 ひとりで弦をつまびきしつつ悲しげな歌をうたう。ひとり悲痛な調子で論弁することをいう。 【典拠・出典】 『荘子』「天地」 独弦哀歌(どくげんあいか)の使い方 独...
【四字熟語】 跿跔科頭 【読み方】 とくかとう 【意味】 勇猛な兵士のこと。 【語源・由来】 「跿跔」は足に何もはかないこと、素足。「科頭」はかぶとや頭巾などをつけない頭という意味。 【典拠・出典】 『史記』「張儀伝」 ...
【四字熟語】 独学孤陋 【読み方】 どくがくころう 【意味】 師匠や学問上の友もなく一人で学ぶと、見聞が狭くひとりよがりでかたくなになる。 【語源・由来】 「孤陋」は見識が狭くひとりよがりでかたくななこと。 【典拠・出典...
【四字熟語】 得意忘言 【読み方】 とくいぼうげん 【意味】 真理を体得すれば言葉の助けはいらない。言葉は意味や真理を捕らえるための道具であり、意味や真理を捕らえたあとはわすれてしまえばよいという荘子の説。 【典拠・出典...
【四字熟語】 蠹居棊処 【読み方】 ときょきしょ 【意味】 いたるところに悪人がいることのたとえ。 【語源・由来】 「蠹」はきくいむし、衣服や書物を食べる虫。木のしんを食うきくい虫が木におり、碁石が盤面にちらばるように、...
【四字熟語】 吐気揚眉 【読み方】 ときようび 【意味】 やるべき事を成し遂げて喜ぶさま。気がかりだったことが思い通りできて、それまで抑圧されていた気持ちが解放され、喜び楽しむさま。また憤怒するさまにもいう。 【語源・由...
【四字熟語】 兎起鳧挙 【読み方】 ときふきょ 【意味】 すばやいことのたとえ。 【語源・由来】 「鳧挙」はかもがぱっと飛び上がるという意味。 【典拠・出典】 『呂氏春秋』「論威」 兎起鳧挙(ときふきょ)の使い方 兎起鳧...
【四字熟語】 兎葵燕麦 【読み方】 ときえんばく 【意味】 名ばかりで実のないもののたとえ。 【語源・由来】 「兎葵」は草の名、いえにれ。「燕麦」はからすむぎ。 【典拠・出典】 『新唐書』「劉禹錫伝」 【類義語】 ・菟糸...
【四字熟語】 兎角亀毛 【読み方】 とかくきもう 【意味】 この世にありえないもののたとえ。うさぎのつのとかめの毛。 【語源・由来】 『楞厳経』の「兎角の弓に亀毛の矢を矧げ空花の的を射る」より。 【典拠・出典】 『楞厳経...
【四字熟語】 土階茅茨 【読み方】 どかいぼうし 【意味】 宮殿の質素なさま。 【語源・由来】 君主の質素の美徳をたたえた語。「土階」は土を盛ってきずいた質素な階段。「茅茨」はかやぶきの屋根や家。 【典拠・出典】 『史記...
【四字熟語】 土階三等 【読み方】 どかいさんとう 【意味】 質素な住居のたとえ。 【語源・由来】 「土階」は土の階段。「等」は階段という意味。 【典拠・出典】 『呂子春秋』「召類」、『史記』「太史公自序」 【類義語】 ...
【四字熟語】 螳螂之斧 【読み方】 とうろうのおの 【意味】 微弱な者が自分の力をかえりみずに強者に立ち向かうたとえ。 【語源・由来】 『韓信外伝』「八」より。かまきりが足をあげて斉の荘公の車に立ち向かったという故事から...
【四字熟語】 蟷螂之衛 【読み方】 とうろうのえい 【意味】 微弱な兵力・兵備のたとえ。 【語源・由来】 「螳螂」はかまきり。「衛」はまもり・守備、防備する人という意味。 【典拠・出典】 『文選』左思「魏都賦」 蟷螂之衛...
【四字熟語】 桃李満門 【読み方】 とうりまんもん 【意味】 優秀な人材が多く集まること。 【語源・由来】 おいしい桃やすももが門にあふれるという意味から。旬の桃李を優秀な人材にたとえた。 【典拠・出典】 『資治通鑑』「...
【四字熟語】 桃李成蹊 【読み方】 とうりせいけい 【意味】 徳がある人のもとにはだまっていても自然に人が集まってくるということ。 【語源・由来】 花が美しく実がうまい桃やすももの木の下には、それにひかれて人が集まってく...
【四字熟語】 桐葉知秋 【読み方】 どうようちしゅう 【意味】 わずかな兆しから、物事の衰亡や大勢を察知すること。また、為政者たる者はささいな出来事からも、全体の情勢を予知する能力を持たねばならないということ。 【語源・...
【四字熟語】 橦末之伎 【読み方】 とうまつのぎ 【意味】 かるわざ。 【語源・由来】 竿の先で行う曲芸のこと。「橦末」は竿の先。 【典拠・出典】 張衡「西京賦」 橦末之伎(とうまつのぎ)の使い方 橦末之伎(とうまつのぎ...
【四字熟語】 稲麻竹葦 【読み方】 とうまちくい 【意味】 たくさんあることのたとえ。多くの人や物が群がって入り乱れるさま。また、幾重にも取り囲んでいるさま。稲・麻・竹・葦が群生しているという意味。 【典拠・出典】 『法...
【四字熟語】 道傍苦李 【読み方】 どうぼうのくり 【意味】 人から見捨てられ、見向きもされないもののたとえ。 【典拠・出典】 『世説新語』「雅量」 道傍苦李(どうぼうのくり)の使い方 道傍苦李(どうぼうのくり)の例文 ...
【四字熟語】 同袍同沢 【読み方】 どうほうどうたく 【意味】 苦労をともにする親密な友。また、戦友のこと。 【語源・由来】 衣服をともにするという意味から。「袍」はわた入れ。「沢」は肌着。一夜のわた入れや肌着を貸したり...
【四字熟語】 豆剖瓜分 【読み方】 とうぼうかぶん 【意味】 瓜や豆を割るように分裂・分割すること。 【語源・由来】 「剖」は裂く、分けるという意味。 【典拠・出典】 『文選』鮑照「蕪城賦」 【類義語】 ・瓜剖豆分(かぼ...
【四字熟語】 同文同軌 【読み方】 どうぶんどうき 【意味】 天下が広く統一されたさま。 【語源・由来】 天下みな同じ文字を使い、同じ車を用いること。 【典拠・出典】 『中庸』「二八章」 【類義語】 ・千里同風(せんりど...
【四字熟語】 同病相憐 【読み方】 どうびょうそうれん 【意味】 同じ境遇・悩みに苦しむ者どうしは、互いに同情しあうこと。同じ気持ちで苦しむ者は、その苦しみをなぐさめ合うこと。 【典拠・出典】 『呉越春秋』「闔閭内伝」 ...
【四字熟語】 螳臂当車 【読み方】 とうひとうしゃ 【意味】 微弱な者が自分の力をかえりみず強者に立ち向かうたとえ。 【語源・由来】 『韓詩外伝』「八」より。かまきりがそのかまをを振り上げて車に立ち向かうという意味。かま...
【四字熟語】 頭髪上指 【読み方】 とうはつじょうし 【意味】 激怒して、髪の毛がさかだつこと。 【語源・由来】 「上指」は上を指すこと。 【典拠・出典】 『史記』「項羽紀」 【類義語】 ・怒髪衝天(どはつしょうてん) ...
【四字熟語】 投桃報李 【読み方】 とうとうほうり 【意味】 善に対して善で報いることのたとえ。 【語源・由来】 桃が贈られてくれば、返礼としてすももを贈り報いるという意味。またみずから徳を施せば人もこれを手本とするたと...
【四字熟語】 党同伐異 【読み方】 とうどうばつい 【意味】 善悪・正否に関係なしに、同じ党派のものに味方し、他の党派のものを排斥すること。 【語源・由来】 事の善し悪しに関わらず、とにかく仲間の味方をして、対立する相手...
【四字熟語】 堂堂之陣 【読み方】 どうどうのじん 【意味】 陣容がととのって盛んなさま。 【語源・由来】 「堂堂」はりっぱでいかめしいさま。陣容などが整って盛んなさま。『孫子』の「堂堂の陳(陣)は撃つこと勿れ(正々堂々...
【四字熟語】 銅頭鉄額 【読み方】 どうとうてつがく 【意味】 きわめて勇猛なたとえ。 【語源・由来】 銅の頭に鉄のひたいという意味。また、重武装した勇敢な兵にもいう。 【典拠・出典】 『史記』「五帝紀・正義」 銅頭鉄額...
【四字熟語】 頭童歯豁 【読み方】 とうどうしかつ 【意味】 年寄りの様子。老人のこと。または、年老いていくこと。 【語源・由来】 「頭童」は子どもの坊主頭から転じて、頭髪がなくなること。「歯豁」は歯と歯の間がひらいてま...
【四字熟語】 洞庭春色 【読み方】 どうていしゅんしょく 【意味】 みかんで醸造した酒の名前。洞庭湖の春景色という意味。 【典拠・出典】 蘇軾「洞庭春色賦」引 洞庭春色(どうていしゅんしょく)の使い方 洞庭春色(どうてい...
【四字熟語】 湯池鉄城 【読み方】 とうちてつじょう 【意味】 きわめて堅固なたとえ。 【語源・由来】 「湯池」は熱湯をたたえた堀という意味で、敵の攻撃から守る堅固な城のこと。「鉄城」は鉄壁に囲まれた城という意味。守りの...
【四字熟語】 銅駝荊棘 【読み方】 どうだけいきょく 【意味】 国の滅亡を嘆くことのたとえ。 【語源・由来】 宮殿が破壊されつくし、銅製のらくだがいばらの中にうち捨てられているのを嘆くという意味。「駝」はらくだ。「荊棘」...
【四字熟語】 陶潜帰去 【読み方】 とうせんききょ 【意味】 陶潜は俗を嫌い自然を愛し、官を辞して故郷へ帰った。 【語源・由来】 『蒙求』「陶潜帰去」より。「陶潜」は東晋の人。字は淵明。自然を愛し田園詩人と称された。 陶...
【四字熟語】 冬扇夏鑪 【読み方】 とうせんかろ 【意味】 無用なもの。役に立たないもののたとえ。夏の火鉢と冬の扇のことで、時期はずれの無用なもの、役に立たない人物やもののたとえ。君主の信用や寵愛を失った者、また、恋人に...
【四字熟語】 蹈節死義 【読み方】 とうせつしぎ 【意味】 節操を守り、正義のために命を捨てること。 【語源・由来】 「蹈節」は節操を守ること。「死義」は正義のために死ぬこと。 【典拠・出典】 『晋書』「元帝紀」 蹈節死...
【四字熟語】 動静云為 【読み方】 どうせいうんい 【意味】 人の言動のこと。 【語源・由来】 「動静」は日常の行動、立ち居振る舞い。「云為」は言行。 【典拠・出典】 朱熹「中庸章句序」 動静云為(どうせいうんい)の使い...
【四字熟語】 同声異俗 【読み方】 どうせいいぞく 【意味】 人は本性は同じでも後天的な教育や環境によって品行に差が生じるたとえ。 【語源・由来】 人は生まれたときの泣き声は同じようだが、大きくなると風俗や習慣が変わって...
【四字熟語】 同心戮力 【読み方】 どうしんりくりょく 【意味】 心を一つにして力を合わせ一致協力すること。 【語源・由来】 「同心」は心を合わせること。「戮力」は力を合わせること。努力すること。 【典拠・出典】 『春秋...
【四字熟語】 同仁一視 【読み方】 どうしんいっし 【意味】 差別することなくすべての人を見て愛すること。人や禽獣に区別なく接すること。 【語源・由来】 「聖人は一視にして同仁、近くに篤くして遠くを挙ぐるなり」より。「仁...
【四字熟語】 桃傷李仆 【読み方】 とうしょうりふ 【意味】 兄弟が互いに争い、反目することのたとえ。 【語源・由来】 桃がきずつき、すももが倒れるという意味。「仆」はたおれる、たおれ死ぬ、ころすという意味。 【典拠・出...
【四字熟語】 蹈常襲故 【読み方】 とうじょうしゅうこ 【意味】 今までのやり方を受け継いでそのとおりにしてゆくこと。 【語源・由来】 「蹈」はしたがう、守る。「襲」はうけつぐ、つぐという意味。「蹈襲」と略し、現在では「...
【四字熟語】 冬日之温 【読み方】 とうじつのおん 【意味】 君恩のあたたかさのたとえ。 【語源・由来】 冬の日光のあたたかさのこと。「冬日」は冬の日、冬の太陽、冬の日光。 【典拠・出典】 王倹 冬日之温(とうじつのおん...
【四字熟語】 道之以徳 【読み方】 どうしいとく 【意味】 国民を指導するには道徳教育が重要であること。 【典拠・出典】 『論語』「為政」 道之以徳(どうしいとく)の使い方 道之以徳(どうしいとく)の例文 家庭での道徳教...
【四字熟語】 刀山剣樹 【読み方】 とうざんけんじゅ 【意味】 残酷な刑罰のこと。 【語源・由来】 刀の山や、剣を葉とした樹の林を通らせる刑から、むごたらしい刑罰、酷刑を意味する。「刀山」は地獄にあるというつるぎの山。 ...
【四字熟語】 倒載干戈 【読み方】 トウサイカンカ 【意味】 戦いがすんで平和になったことの形容。 【語源・由来】 武器を上下さかさまに車に載せるという意味。「干戈」は盾と矛で、武器の総称。 周の武王が殷の紂王を討伐して...
【四字熟語】 党錮之禍 【読み方】 とうこのわざわい 【意味】 政党や党派をつくることからおこるわざわい。 【語源・由来】 「党錮」は党人を禁固するという意味。後漢の末、宦官が政権をほしいままにするのを見て、気骨のある士...
【四字熟語】 桃弧棘矢 【読み方】 とうこきょくし 【意味】 災いをとりのぞくこと。 【語源・由来】 「桃弧」は桃の木で作った弓。「棘矢」はいばらの木で作った矢。ともに魔よけにした。 【典拠・出典】 『春秋左氏伝』「昭公...
【四字熟語】 桃紅柳緑 【読み方】 とうこうりゅうりょく 【意味】 紅いの桃の花と緑あざやかな柳におおわれた春景色の美しさのこと。 【典拠・出典】 王維「洛陽女児行」 【類義語】 ・鳥語花香(ちょうごかこう) ・柳暗花明...
【四字熟語】 韜光晦迹 【読み方】 とうこうまいせき 【意味】 高い境地に達した人が俗世を避けて人里はなれたところに居るという意味。 【語源・由来】 「韜」は包む、包み隠すという意味。「光」は人の才能などのたとえ。「晦」...
【四字熟語】 東行西走 【読み方】 とうこうせいそう 【意味】 忙しくあちこちと走りまわること。あちこちと奔走すること。 【典拠・出典】 『易林』「鼎」 【類義語】 ・東奔西走(とうほんせいそう) ・東走西奔(とうそうせ...
【四字熟語】 倒行逆施 【読み方】 とうこうぎゃくし 【意味】 正しい道理にさからって物事を行うこと。また、転じて時代の風潮にさからうからよくない行為などにも用いられる。無理じいをすること。 【語源・由来】 「倒」も「逆...
【四字熟語】 騰蛟起鳳 【読み方】 とうこうきほう 【意味】 才能が特別すぐれていること。 【語源・由来】 「騰蛟」は天おどり上がる蛟竜(竜の一種で洪水を起こすことができるという伝説上の動物)、「起鳳」は飛び立つ鳳凰のこ...
【四字熟語】 刀耕火種 【読み方】 とうこうかしゅ 【意味】 山林を伐採して、その後に山を焼いて種を植える。焼畑農耕をいう。 【典拠・出典】 『東斎記事』 刀耕火種(とうこうかしゅ)の使い方 刀耕火種(とうこうかしゅ)の...
【四字熟語】 韜光晦迹 【読み方】 とうこうかいせき 【意味】 才能などを包み隠して表面にあらわさないこと。 【語源・由来】 「韜」は包む、包み隠すという意味。「光」は人の才能などのたとえ。「晦」はくらます、隠すという意...
【四字熟語】 倒懸之急 【読み方】 とうけんのきゅう 【意味】 状態が非常に逼迫していること。危急の状況の形容。 【語源・由来】 「倒懸」は手足をしばって逆さにつり下げることで、苦しみのはなはだしいこと。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 洞見癥結 【読み方】 どうけんちょうけつ 【意味】 隠れたわかりにくい障害をはっきり見抜くこと。 【語源・由来】 「洞見」は見通す、見抜くという意味。「癥結」は腹の中にできたしこりで、転じて、隠れた障害とい...
【四字熟語】 刀鋸鼎鑊 【読み方】 とうきょていかく 【意味】 昔の刑罰の道具。また刑罰。 【語源・由来】 「刀鋸」は刀とのこぎり。「鼎鑊」は人を煮るかまのこと。いずれも転じて刑罰という意味がある。 【典拠・出典】 蘇軾...
【四字熟語】 道揆法守 【読み方】 どうきほうしゅ 【意味】 道理をもって物事をはかり定め、法度をみずから守る。 【語源・由来】 「揆」ははかるという意味。もと「道揆」は上位者、「法守」は下位者についていった語。 【典拠...
【四字熟語】 同軌同文 【読み方】 どうきどうぶん 【意味】 天下が広く統一されたさま。 【語源・由来】 天下みな同じ文字を使い、同じ車を用いること。 【典拠・出典】 『中庸』「二八章」 【類義語】 ・同文同軌(どうぶん...
【四字熟語】 同気相求 【読み方】 どうきそうきゅう 【意味】 同じ気性のものは互いに自然に求め合い、寄り集まるようになるということ。 【典拠・出典】 『易経』「乾・文言伝」 【類義語】 ・同類相求(どうるいそうきゅう)...
【四字熟語】 同帰殊塗 【読み方】 どうきしゅと 【意味】 帰着するところは同じだが、そこに到る道が異なること。 【語源・由来】 「同帰」は同じところに行き着くこと。「殊」は異なるという意味。「塗」は「途」と同じで、道の...
【四字熟語】 恫疑虚喝 【読み方】 どうぎきょかつ 【意味】 心中ではびくびくしながら相手をおどすこと。 【語源・由来】 「恫疑」は恐れてためらう、「疑」はどうしようかと迷うこと。「虚喝」は虚勢をはっておどすこと。からお...
【四字熟語】 堂下周屋 【読み方】 どうかのしゅうおく 【意味】 廊下のこと。 【典拠・出典】 『海録砕事』「地・屋宅」 堂下周屋(どうかのしゅうおく)の使い方 堂下周屋(どうかのしゅうおく)の例文 学校内の堂下周屋は走...
【四字熟語】 灯火可親 【読み方】 とうかかしん 【意味】 涼しい秋は、あかりの下で読書するのに適しているということ。初秋の好季節の形容。 【典拠・出典】 韓愈「符読書城南-詩」 【類義語】 ・新涼灯火(しんりょうとうか...
【四字熟語】 凍解氷釈 【読み方】 とうかいひょうしゃく 【意味】 氷が解けていくように疑問などが解決していくこと。疑問などが氷解することをいう。 【語源・由来】 「釈」はここでは氷が解けていくこと。 【典拠・出典】 朱...
【四字熟語】 冬溫夏凊 【読み方】 とうおんかせい 【意味】 親に孝行を尽くすこと。 【語源・由来】 「凊」は「涼」に同じで、涼しいという意味。冬は温かく、夏は涼しくて、過ごしやすくしてあげるという意味から。 【典拠・出...
【四字熟語】 桃園結義 【読み方】 とうえんけつぎ 【意味】 義兄弟の契りを結ぶこと。将来を期して深い結びつきをちかうたとえ。 【語源・由来】 中国三国時代、蜀の劉備・関羽・張飛が桃園で義兄弟の深いちぎりを結んだ故事によ...
【四字熟語】 蕩佚簡易 【読み方】 とういつかんい 【意味】 のんびりして自由なこと。寛大でやさしいこと。また、ほしいままでしまりのないこと。 【語源・由来】 「蕩佚」はのんびりと自由なこと。「簡易」は簡単でやさしい。性...
【四字熟語】 天理人欲 【読み方】 てんりじんよく 【意味】 天の条理と人の欲望。人にある天然の本性と欲望。 【語源・由来】 『孟子』「梁恵王・集注」より。「天理」は自然の本性。道理をそなえた人の本性。「天理」と「人欲」...
【四字熟語】 天門登八 【読み方】 てんもんとうはち 【意味】 仕官して、その頂点に近づけばかえって自分の身を危うくすることのたとえ。 【語源・由来】 晋の陶侃が夢の中で翼で飛び、天の八つの門をくぐり、最後の門をくぐろう...
【四字熟語】 天門開闔 【読み方】 てんもんかいこう 【意味】 天の造化の門が開き閉じる。開くと万物が生成し、閉じると消滅することから、万物の生滅変化をいう。 【語源・由来】 「天門」は万物が生まれ出る門。老荘思想でいう...
【四字熟語】 天網之漏 【読み方】 てんもうのろう 【意味】 天罰からもれること。 【語源・由来】 「天網」は天が悪人をつかまえるために張る網のこと。天罰。 【典拠・出典】 『晋書』「劉頌伝」 天網之漏(てんもうのろう)...
【四字熟語】 顛撲不破 【読み方】 てんぼくふは 【意味】 動かし破ることができないこと。学説などにいう。天下の断案。 【語源・由来】 「顛」はくつがえす。「撲」はうつ。くつがえしても打っても破れないほど強いという意味。...
【四字熟語】 天保九如 【読み方】 てんぽうきゅうじょ 【意味】 人の長寿を祈る語。 【語源・由来】 「天保」は『詩経』の小雅の篇名。この詩は、天子の長寿と幸せを祈るもので、詩中の句の中に「如」の字が九個あることからいう...
【四字熟語】 天府之国 【読み方】 てんぷのくに 【意味】 自然の要害の地で地味が肥え、産物に富む土地。 【語源・由来】 「天府」は天然の倉庫という意味。 【典拠・出典】 『史記』「留侯世家」 天府之国(てんぷのくに)の...
【四字熟語】 天覆地載 【読み方】 てんぷうちさい 【意味】 天地のように広くおおらかな心や仁徳のこと。 【語源・由来】 天は上にあって万物を覆い、地は下にあって万物を載せるということから。 【典拠・出典】 『中庸』「三...
【四字熟語】 天馬行空 【読み方】 てんばこうくう 【意味】 考え方や行動が何ものにも拘束されず自由奔放なこと。文章や書の勢いがすぐれているさま。 【語源・由来】 「天馬」は天帝が乗って空を駆けめぐる馬。空を天馬が駆ける...
【四字熟語】 天之暦数 【読み方】 てんのれきすう 【意味】 天のまわりあわせ。天のめぐりの運命。特に、天命をうけて帝位につく運命をいう。 【語源・由来】 もと尭帝が、舜帝に帝位を禅譲するときに語った語。「暦」は清朝の文...
【四字熟語】 天之美禄 【読み方】 てんのびろく 【意味】 酒の異称。 【語源・由来】 酒をたたえていう語。「美禄」はよい俸禄。天から授かったありがたい贈り物という意味から。 【典拠・出典】 『漢書』「食貨志」 【類義語...
【四字熟語】 天人五衰 【読み方】 てんにんのごすい 【意味】 天人の死に際に現れるという五つの死相のこと。 【語源・由来】 「天人」は仏教でいう天に住む者、天上界の人。五衰には大小二種あるが、例えば大の五衰は、衣服が垢...
【四字熟語】 天地玄黄 【読み方】 てんちげんこう 【意味】 天は黒く、地は黄色であること。 【語源・由来】 「玄」は黒色という意味。『千字文』のはじめに「天地玄黄、宇宙洪荒」とある。 【典拠・出典】 『易経』「坤卦」 ...
【四字熟語】 天地一指 【読み方】 てんちいっし 【意味】 すべての対立をこえた絶対的な観点からすると、天も地も同じ一本の指にすぎないということ。 【典拠・出典】 『荘子』「斉物論」 【類義語】 ・万物一馬(ばんぶついち...
【四字熟語】 椽大之筆 【読み方】 てんだいのふで 【意味】 重厚で堂々としたりっぱな文章。 【語源・由来】 「椽」は家の棟から軒にかけた屋根を支えるたる木。 王珣がたる木のような大きな筆をもらった夢を見てから、堂々とし...