感情・心理の四字熟語
感情・心理 感情・心理の逆引き分類カテゴリ 嬉しい 悲しい 感動 驚く すっきりする 満足 夢中 奮起 自信 気負う 威勢がいい 期待 欲する 感謝 思いやる 気を配る 耐える 怖い 心配・不安 恥ずかしい 不満 不快 ...
感情・心理 感情・心理の逆引き分類カテゴリ 嬉しい 悲しい 感動 驚く すっきりする 満足 夢中 奮起 自信 気負う 威勢がいい 期待 欲する 感謝 思いやる 気を配る 耐える 怖い 心配・不安 恥ずかしい 不満 不快 ...
【四字熟語】 左顧右眄 【読み方】 さこうべん 【意味】 周りを気にして、なかなか決断を下さないこと。他人の様子をうかがって、決断をためらうこと。左を見たり右を見たりする意から。もとは、ゆったりと得意で余裕のある様子をい...
【四字熟語】 殺伐激越 【読み方】 さつばつげきえつ 【意味】 楽音などが荒々しく激しいこと。 【典拠・出典】 - 殺伐激越(さつばつげきえつ)の使い方 殺伐激越(さつばつげきえつ)の例文 こんな殺伐激越に演奏するなんて...
【四字熟語】 自信満満 【読み方】 じしんまんまん 【意味】 自信に満ちあふれたさま。 【典拠・出典】 - 自信満満(じしんまんまん)の使い方 自信満満(じしんまんまん)の例文 自信満満だった健太くんは、自分が負けるとは...
【四字熟語】 攘臂疾言 【読み方】 じょうひしつげん 【意味】 うでまくりをして、はやくちに話すこと。得意げな様子。 【典拠・出典】 『呂氏春秋』「驕恣」 攘臂疾言(じょうひしつげん)の使い方 攘臂疾言(じょうひしつげん...
【四字熟語】 笑比河清 【読み方】 しょうひかせい 【意味】 厳しい性格で、笑顔をほとんど見せないこと。 【語源・由来】 古代中国の北宋の裁判官包拯は、ほとんど笑うことがなかった。これを人々が、今までに澄んで清くなったこ...
【四字熟語】 躡足附耳 【読み方】 じょうそくふじ 【意味】 注意するときに、相手を傷つけないような配慮が大切であるということ。 【典拠・出典】 『史記』「淮陰侯伝」 躡足附耳(じょうそくふじ)の使い方 躡足附耳(じょう...
【四字熟語】 三顧之礼 【読み方】 さんこのれい 【意味】 真心から礼儀を尽くして、すぐれた人材を招くこと。また、目上の人が、ある人物を信任して手厚く迎えること。 【語源・由来】 諸葛亮「前出師表」より。中国三国時代、蜀...
【四字熟語】 残念至極 【読み方】 ざんねんしごく 【意味】 非常に悔しくてたまらないこと。とても心残りであること。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・残念無念(ざんねんむねん) 残念至極(ざんねんしごく)の使い方 残念...
【四字熟語】 豪快奔放 【読み方】 ごうかいほんぽう 【意味】 小事にこだわらず、元気盛んに堂々と思うままに振る舞うようす。 【語源・由来】 「豪快」は、元気盛んで小事にこだわらないようす。堂々として力強く、見ていて気持...
【四字熟語】 空谷足音 【読み方】 くうこくのそくおん 【意味】 人気のないさびしい谷間に響く足音。転じて、孤独なときに思いがけなく人が訪れたり便りが届いたりする喜び。 【語源・由来】 「空谷」は、人気のないさびしい谷。...
【四字熟語】 回光返照 【読み方】 かいこうへんしょう 【意味】 自己を振り返り、反省して修行すること。死に際に息を吹き返すこと。 【語源由来】 「返照」は、光の照りかえすこと。夕日の輝き。夕照。ゆうひ。(仏教で)内省す...
【四字熟語】 一顰一笑 【読み方】 いっぴんいっしょう 【意味】 顔に表れるわずかな表情。また、わずかな表情の変化。ちょっと顔をしかめたり、ちょっと笑ったりする意から。 【語源・由来】 「明主は一嚬一笑を愛む」(賢明な君...
一念発心の意味(語源由来・類義語) 【四字熟語】 一念発心 【読み方】 いちねんほっしん 【意味】 仏教で、深く思いつめて仏門に入ること。 【語源・由来】 「一念」は、深く思いつめること。「発心」は、仏門に入ること。 【...
【四字熟語】 用心堅固 【読み方】 ようじんけんご 【意味】 心配りがしっかりとしていること。きわめて注意深いこと。 【語源・由来】 「用心」は、心を配って気を付けること。警戒すること。「堅固」は、かたいこと。心がしっか...
【四字熟語】 欲念邪意 【読み方】 よくねんじゃい 【意味】 むやみに物を欲しがったり、不正をはたらこうとしたりする心。 【語源・由来】 「欲念」は、ものを欲しがる心。「邪意」は、正しくない心。邪念。 【典拠・出典】 -...
【四字熟語】 欲求不満 【読み方】 よっきゅうふまん 【意味】 欲求が何らかの障害によって阻止され、満足されない状態にあること。その緊張によって攻撃的になりやすい。要求阻止。フラストレーション。 【典拠・出典】 - 欲求...
【四字熟語】 有為多望 【読み方】 ゆういたぼう 【意味】 才能があり、将来の可能性にさまざまな希望が持てること。 【語源・由来】 「有為」は、才能があること。役に立つこと。「多望」は、多くの希望が持てること。 【典拠・...
【四字熟語】 雄気堂堂 【読み方】 ゆうきどうどう 【意味】 雄々しく立派で、誇らしげであること。落ち着いて、びくともしないようす。 【典拠・出典】 岳飛「題青泥市寺壁」 【類義語】 ・勇気凜凜(ゆうきりんりん) ・雄心...
【四字熟語】 勇壮活発 【読み方】 ゆうそうかっぱつ 【意味】 勇ましく元気さかんなこと。 【語源・由来】 「勇壮」は、勇ましく元気さかんなこと。「活発」は、生き生きとして元気のよいこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】...
【四字熟語】 愉快適悦 【読み方】 ゆかいてきえつ 【意味】 楽しくうれしいこと。 【語源・由来】 「愉快」は、楽しく快いさま。「適悦」は、満足して喜ぶこと。 【典拠・出典】 - 愉快適悦(ゆかいてきえつ)の使い方 愉快...
【四字熟語】 明目張胆 【読み方】 めいもくちょうたん 【意味】 恐れることなく、思い切って事に当たること。また、はばかることなく、公然と物事をやってのけること。 【語源・由来】 「明目」は目を見張って、よく物を見ること...
【四字熟語】 迷惑至極 【読み方】 めいわくしごく 【意味】 厄介な目にあって、この上なく困ること。非常にめんどうなこと。 【語源・由来】 「迷惑」は、やっかいなめにあって困ること。嫌な思いをすること。めんどう。「至極」...
【四字熟語】 無間奈落 【読み方】 むけんならく 【意味】 大悪を犯した者が、死後絶えることのない極限の苦しみを受ける地獄。仏教でいわれている八大地獄の八番目。仏教語。八大地獄とは、仏教で説かれているさまざまな地獄の中で...
【四字熟語】 無念千万 【読み方】 むねんせんばん 【意味】 口惜しさが尋常ではないこと。非常に残念なこと。 【語源・由来】 「無念」は、くやしいこと。残念。「千万」は、程度がはなはだしいこと。 【典拠・出典】 - 【類...
【四字熟語】 無慙無愧 【読み方】 むざんむき 【意味】 悪事を働いても、それを恥じることなく平気でいること。仏教語。 【語源・由来】 「無慙」は自分の犯した罪を、仏の教えを破りながらもそれを恥じない心。「無愧」は自分の...
【四字熟語】 無始無終 【読み方】 むしむじゅう 【意味】 始めも終わりもなく、限りなく続いていること。生ある者があの世からこの世へと生まれ、苦しみを味わい、再び死んであの世へ戻っていくという輪廻が無限であること。仏教語...
【四字熟語】 無私無欲 【読み方】 むしむよく 【意味】 自分の利益や欲望を求めないこと。 【語源・由来】 「無欲」は、欲望がないこと。「無私」は、私心がないこと。自分の利益や欲を求めないこと。 【典拠・出典】 - 【類...
【四字熟語】 無明世界 【読み方】 むみょうせかい 【意味】 仏語。無明による迷妄に支配された世界。煩悩にとらわれた迷いの世界。娑婆 (しゃば) 。 【典拠・出典】 - 無明世界(むみょうせかい)の使い方 無明世界(むみ...
【四字熟語】 無憂無風 【読み方】 むゆうむふう 【意味】 心配や波乱がなく、平穏であること。 【語源・由来】 「無憂」は、心配がないこと。「無風」は、風がないこと。転じて、波乱や騒ぎが起こらないこと。平穏なこと。 【典...
【四字熟語】 無欲無私 【読み方】 むよくむし 【意味】 自分の利益や欲望を求めないこと。 【語源・由来】 「無欲」は、欲望がないこと。「無私」は、私心がないこと。自分の利益や欲を求めないこと。 【典拠・出典】 - 【類...
【四字熟語】 未練未酌 【読み方】 みれんみしゃく 【意味】 同情したり斟酌 (しんしゃく) したりすること。多く、打消しの語を伴って用いる。 【典拠・出典】 - 未練未酌(みれんみしゃく)の使い方 未練未酌(みれんみし...
【四字熟語】 咆哮搏撃 【読み方】 ほうこうはくげき 【意味】 たけりほえ、襲いかかること。また、怒鳴りたて、殴りかかること。 【語源・由来】 「咆哮」は、獣がほえたてること。たけりほえること。転じて、人がどなりたてるこ...
【四字熟語】 飽衣美食 【読み方】 ほういびしょく 【意味】 良い着物を着て、うまいものを食べること。満ち足りた生活。またはぜいたくな暮らしをする事。 【語源・由来】 「飽衣」は、良い着物を好きなだけ着ること。「美食」は...
【四字熟語】 暴君暴利 【読み方】 ぼうくんぼうり 【意味】 乱暴で、人の道にはずれた行為をして、人民をしいたげ、苦しめる君主と役人。 【語源・由来】 「暴君」は、乱暴で道にはずれた行為をして、民をしいたげる君主と役人。...
【四字熟語】 蓬頭垢面 【読み方】 ほうとうこうめん 【意味】 身だしなみに無頓着で、むさくるしいこと。また、疲れ切った貧しい様子。乱れた髪と垢まみれの顔の意から。 【語源・由来】 「蓬頭」は、よもぎのような、ぼさぼさに...
【四字熟語】 忘憂之物 【読み方】 ぼうゆうのもの 【意味】 憂いを忘れさせてくれる意から、酒の美称。 【語源・由来】 「此の忘憂の物に汎かべて、我が世を遺るるの情を遠くす」による。 【典拠・出典】 陶潜「飲酒」 【類義...
【四字熟語】 保養鬱散 【読み方】 ほよううっさん 【意味】 養生して、気晴らしをする事。休養をとり、気を晴らすこと。 【語源・由来】 「保養」は、健康を保ち養うこと。身体を休めて、丈夫にすること。養生。「鬱散」は、気を...
【四字熟語】 煩悩具足 【読み方】 ぼんのうぐそく 【意味】 心をわずらわし、身を悩ませる欲望が備わっていること。 【語源・由来】 「煩悩」は、心身を迷わせる欲望。心の迷い。「具足」は、備わっていること。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 不屈不撓 【読み方】 ふくつふとう 【意味】 決してくじけないこと。 【語源・由来】 「不屈」「不撓」ともに、くじけないこと。「撓」は、くじける。 【典拠・出典】 『漢書』「叙伝」 【類義語】 ・独立不撓(...
【四字熟語】 破顔微笑 【読み方】 はがんみしょう 【意味】 顔をほころばせて、ほほえみ笑うこと。 【語源・由来】 「破顔」は、顔をほころばせて笑うこと。「微笑」は、ほほえむこと。 【典拠・出典】 「五灯会元」 【類義語...
【四字熟語】 八万奈落 【読み方】 はちまんならく 【意味】 仏語。煩悩 (ぼんのう) のために受ける数多くの苦しみを、地獄にたとえていう語。 【典拠・出典】 『戦国策』「魏策」 八万奈落(はちまんならく)の使い方 八万...
【四字熟語】 如意宝珠 【読み方】 にょいほうじゅ 【意味】 一切の願望が自らの意に添ってかなえられるという、不思議な玉のこと。 【語源・由来】 「如意」は、思い通りになる。如意輪観音が手に持ち、民衆の願いを成就させてく...
【四字熟語】 忍之一字 【読み方】 にんのいちじ 【意味】 ただひたすら我慢すること。 【典拠・出典】 『官箴』 忍之一字(にんのいちじ)の使い方 忍之一字(にんのいちじ)の例文 健太くんは、たくさんの誘惑を断ち、忍之一...
【四字熟語】 南華之悔 【読み方】 なんかのくい 【意味】 余計な発言のせいで、上司を怒らせ、才能があるにもかかわらず出世できないこと。 【語源・由来】 唐の温庭インは宰相の質問に答えたが、宰相の怒りに触れることになり、...
【四字熟語】 塗炭之苦 【読み方】 とたんのくるしみ 【意味】 耐えがたい苦痛。またきわめて厳しく、苦しい境遇にあるたとえ。 【語源・由来】 「塗炭」は、泥にまみれることと、炭火で焼かれること。 【典拠・出典】 『書経』...
【四字熟語】 天理人情 【読み方】 てんりにんじょう 【意味】 天の道理と、人の人情。世の中で正しいとされたり、人に受け容れられたりするものごと。 【語源・由来】 「天理」は、万事万物が調和を保って存在するための自然の道...
【四字熟語】 痛定思痛 【読み方】 つうていしつう 【意味】 痛みがおさまってから痛みを思い起こす意から、かつての失敗や苦難を思い起こして反省し、今後の戒めとすること。 【語源・由来】 「痛定」は、痛みがおさまること。 ...
【四字熟語】 佇立瞑目 【読み方】 ちょうりつめいもく 【意味】 目をつぶって、長い間立ち尽くすこと。また、深い悲しみのために、目を閉じたままたたずむこと。 【語源・由来】 「佇立」は、長い間立ちつくすこと。「瞑目」は、...
【四字熟語】 沈痛慷慨 【読み方】 ちんつうこうがい 【意味】 深く心に悲しみ、いきどおり嘆くこと。 【語源・由来】 「沈痛」は、深く心に悲しみ痛むこと。「慷慨」は、いきどおり嘆くこと。「慷」「慨」ともに、嘆く。 【典拠...
【四字熟語】 沈毅雄武 【読み方】 ちんきゆうぶ 【意味】 気性が落ち着いていて強く、勇敢であること。 【語源・由来】 「沈毅」は、落ち着いていて強いこと。「雄武」は、男らしく勇ましいこと。 【典拠・出典】 - 沈毅雄武...
【四字熟語】 沈着大胆 【読み方】 ちんちゃくだいたん 【意味】 度胸のすわった性格。 【語源・由来】 「沈着」は、おちついていること。物事に動じないこと。「大胆」は、きもったまの大きいこと。物事をおそれないこと。度胸が...
【四字熟語】 嘆息嗟嘆 【読み方】 たんそくさたん 【意味】 ため息をついてひどく嘆くこと。 【語源・由来】 「嘆息」は、なげいてため息をつくこと。「嗟嘆」は、声を長く引いて嘆くこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・...
【四字熟語】 大喝一番 【読み方】 だいかついちばん 【意味】 最初に大きな声で怒鳴りつけて。 【語源・由来】 「大喝」は、大声で怒鳴りつけること。「一番」は、真っ先に。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・大喝一声(だい...
【四字熟語】 多感多愁 【読み方】 たかんたしゅう 【意味】 物事に感じやすく、憂いが多いこと。 【語源・由来】 「多感」は、物事に感じやすいこと。「多愁」は、憂いが多いこと。「感」「愁」それぞれに「多」を添えて意味を強...
【四字熟語】 拓落失路 【読み方】 たくらくしつろ 【意味】 落ちぶれて失意の底にあること。また、しりぞけられて出世の道を失うこと。 【語源・由来】 「拓落」は役人などが落ちぶれるさま、不遇なさま。「失路」は出世の道を失...
【四字熟語】 戦戦兢兢 【読み方】 せんせんきょうきょう 【意味】 恐れてびくびくしている様子。何かに恐れて気をつけ慎む様子。 【語源・由来】 「戦戦」は震えて恐れること。「兢兢」は緊張して恐れるさま、恐れて戒め慎むさま...
【四字熟語】 精思苦到 【読み方】 せいしくとう 【意味】 細かに考えて、苦しみの末に行き着いたところ。 【語源・由来】 「精思」は、細かに考え、思いを深くこらすこと。「苦到」は、苦しんで到り着いたところ。 【典拠・出典...
【四字熟語】 善後処置 【読み方】 ぜんごしょち 【意味】 残った問題を処理すること。事件などの後始末。善後策。 【語源・由来】 「善後」は、後始末をきちんとすること。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・善後措置(ぜんご...
【四字熟語】 凄風苦雨 【読み方】 せいふうくう 【意味】 すさまじい風と長く降り続く雨。壮絶な境遇のたとえ。 【語源・由来】 「凄風」はすさまじい風。「苦雨」は幾日も続く雨。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・苦雨凄風...
【四字熟語】 水火無情 【読み方】 すいかむじょう 【意味】 洪水や火災は人に容赦ない被害を与えるということ。洪水や火災にはなさけはないという意味で、天災の恐ろしさをいう語。 【典拠・出典】 - 水火無情(すいかむじょう...
【四字熟語】 辛酸甘苦 【読み方】 しんさんかんく 【意味】 1つらさや楽しみ。 2転じて、経験を積み、世事・人情によく通じていること。 【語源・由来】 「辛酸」は辛さとすっぱさ。転じて、辛く苦しいこと。「甘苦」は、甘さ...
【四字熟語】 生死事大 【読み方】 しょうじじだい 【意味】 生き死にの問題は重大であり、それをいかに超越するかが最大事であること。生死を繰り返す、この世の迷いを捨てて悟りを開くことは、いま生きているこの時しかなく、最も...
【四字熟語】 焦唇乾舌 【読み方】 しょうしんかんぜつ 【意味】 唇や舌が乾くほどに辛苦すること。大いに焦燥すること。また、大いに言い争うことのたとえ。大いに焦るさまに用いられることもある。 【語源・由来】 唇が焦げ舌が...
【四字熟語】 生死流転 【読み方】 しょうじるてん 【意味】 衆生が煩悩を捨てられず、解脱することもなく、苦しい生死の世界を果てることもなく巡ること。仏教の世界では、人間は生死を繰り返して、六道(地獄・餓鬼・畜生・修羅・...
【四字熟語】 焦心苦慮 【読み方】 しょうしんくりょ 【意味】 心を痛めて、あれこれ思いをめぐらし悩むこと。 【語源・由来】 「焦心」は気をもむこと。「苦慮」は心を悩まし考えること。 【典拠・出典】 - 焦心苦慮(しょう...
【四字熟語】 七生報国 【読み方】 しちしょうほうこく 【意味】 幾度もこの世に生まれ変わり、国の恩に報いること。国の恩を非常に感じていることのたとえ。 【語源・由来】 「七生」は、仏教で、七たび(幾度も)生まれ変わるこ...
【四字熟語】 至孝貞淑 【読み方】 しこうていしゅく 【意味】 女性が家庭を守り、この上なく親孝行で、しとやかなこと。 【語源・由来】 「至孝」は、この上なく親孝行なこと。「貞淑」は、女性が正しく節操を守り、しとやかなこ...
【四字熟語】 自己顕示 【読み方】 じこけんじ 【意味】 自分の存在や価値を、ことさら人前で見せつけようとすること。また、自分の成功や功績をひけらかすこと。 【語源・由来】 「顕」は、あきらかにする。「顕示」は、はっきり...
【四字熟語】 松柏之操 【読み方】 しょうはくのみさお 【意味】 志や主義を曲げずに信念を貫くこと。どんな困難にあっても、節操を変えずに守り通すこと。松や柏(コノテガシワ)は、冬の寒さにあっても、その美しい緑を変えずにい...
【四字熟語】 秋風蕭条 【読み方】 しゅうふうしょうじょう 【意味】 夏の盛りを過ぎて草木も彼れ、秋風が吹くのもさびしいようす。また、盛んだった勢いが衰えて、ものさびしくなることのたとえ。 【語源・由来】 「秋風」は、秋...
【四字熟語】 秋日荒涼 【読み方】 しゅうじつこうりょう 【意味】 秋のものさびしい風景を表す語。 【語源・由来】 「秋日」は、秋の日。秋の季節。「荒涼」は、景色などの荒れはててものさびしいこと。 【典拠・出典】 「岳鄂...
【四字熟語】 常山蛇勢 【読み方】 じょうざんのだせい 【意味】 統一がとれていて、欠陥やすきがまったくないこと。どこをとっても整然として、うまく組み立てられている文章や態勢のこと。また、先陣・後陣と右陣・左陣のどれもが...
【四字熟語】 今是昨非 【読み方】 こんぜさくひ 【意味】 今、昨日までの過ちに気づくこと。今までの過ちを悟って悔いる語。今日は正しくて昨日までは誤っている意から。 【語源・由来】 「是」は正しい。「非」は誤り。 【典拠...
【四字熟語】 厚貌深情 【読み方】 こうぼうしんじょう 【意味】 親切で正直そうな顔つきだが、本心では何を考えているかわからないこと。また、態度も心も親切な意味でも用いる。 【語源・由来】 「厚貌」は真面目で正直そうな顔...
【四字熟語】 光明磊落 【読み方】 こうみょうらいらく 【意味】 胸にわだかまりがなく、公明正大であること。朗らかでさっぱりしている状態。 【語源・由来】 「光明」は、明るく輝く光。また、苦しい状況での将来への明るい見通...
【四字熟語】 極楽浄土 【読み方】 ごくらくじょうど 【意味】 阿弥陀仏がいるとされる苦しみのない安楽の世界。西方に十万億土の彼方にあり、まったく苦しみのない安楽な理想の世界。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・安養宝国...
【四字熟語】 傲然屹立 【読み方】 ごうぜんきつりつ 【意味】 誇らし気にそびえたつさま。堅固で揺るぎないさま。 【語源・由来】 「傲然」は、おごりたかぶるさま。「屹立」は、山などが高くそびえたつこと。人が少しも動かず直...
【四字熟語】 宏壮豪宕 【読み方】 こうそうごうとう 【意味】 意気盛んで気持ちが大きく、小さなことにこだわらないで思うままに振る舞うこと。 【語源・由来】 「宏壮」は、広く大きいこと。「豪宕」は、気持ちが大きく、小さな...
【四字熟語】 好大喜功 【読み方】 こうだいきこう 【意味】 やたらと手柄を立てたがり、功を焦るさま。スタンドプレーの多い人を揶揄していう。 【典拠・出典】 - 好大喜功(こうだいきこう)の使い方 好大喜功(こうだいきこ...
【四字熟語】 高枕無憂 【読み方】 こうちんむゆう 【意味】 枕を高くして何の心配もなく安らかに眠ること。 【語源・由来】 「高枕」は枕を高くすること。「無憂」は、悲しみや不安、悩みや心配事などの心を暗くする要素が全く無...
【四字熟語】 慷慨忠直 【読み方】 こうがいちゅうちょく 【意味】 国家や主君への忠義心から、世の不義・不正を憤り嘆くこと。 【語源・由来】 「慷慨」は、世の不義・不正を憤り嘆く。「慷」「慨」ともに、嘆く。「忠直」は忠義...
【四字熟語】 抗顔為師 【読み方】 こうがんいし 【意味】 知ったかぶった顔をして大先生ぶること。臆面もなく物知り顔をして、自分自身を先生だとうぬぼれるさま。 【語源・由来】 「抗顔」は、顔をあげて人に対すること。かおむ...
【四字熟語】 後顧之憂 【読み方】 こうこのうれい 【意味】 立ち去ったあとの心配。残された者への気づかい。 【語源・由来】 「後顧」は、後ろをふり返ること。「憂」は、心配・不安。後になってふり返るような心配の意から。 ...
【四字熟語】 孤影飄零 【読み方】 こえいひょうれい 【意味】 資産や地位、身分などを失い、孤独でさびしげな様子。 【語源・由来】 「孤影」はただ一人でさびしそうな姿。「飄零」は落ちぶれてさまようこと。 【典拠・出典】 ...
【四字熟語】 枯木逢春 【読み方】 こぼくほうしゅん 【意味】 苦境を脱することのたとえ。弱ったものや逆境にあるものが、勢いを盛り返すことのたとえ。春になれば枯れているように見える木も生き返るという意味から。 【語源・由...
【四字熟語】 硯池法船 【読み方】 けんちほうせん 【意味】 来世を願い経文を静かに写すこと。 【語源・由来】 「硯池」は、すずりの水をためるくぼんだ部分。硯の海。墨池。「法船」は、苦しい現世を渡る船に仏法をたとえた語。...
【四字熟語】 現世利益 【読み方】 げんぜりやく 【意味】 信仰した結果がこの世において実り、欲望が達せられるということ。 【語源・由来】 仏教語。 【典拠・出典】 - 現世利益(げんぜりやく)の使い方 現世利益(げんぜ...
【四字熟語】 原心定罪 【読み方】 げんしんていざい 【意味】 罪を定めるときは、罪人の動機や心の状態を考慮して定めるということ。 【典拠・出典】 『漢書』薛宣 【類義語】 ・原情定過(げんじょうていか) 原心定罪(げん...
【四字熟語】 形影相憐 【読み方】 けいえいそうりん 【意味】 自分自身を憐れむこと。鏡に映った、いつの間にか年老いた白髪となった自己の老残の姿を見た悲哀のことば。 【語源・由来】 「形影」は、もののかたちと、そのかげ。...
【四字熟語】 繋臂之寵 【読み方】 けいひのちょう 【意味】 君主の特別な寵愛を受けること。 【語源・由来】 古代中国、晋代の武帝は、良家の子女から官女を多く選んでいたが、容姿端麗な娘の臂には、赤い薄絹をつけて特別にかわ...
【四字熟語】 鶏骨支床 【読み方】 けいこつししょう 【意味】 喪に服して、憔悴している様子。 【語源・由来】 「鶏骨」は痩せ衰え、鶏の骨のように見えるということ。 痩せ衰えて、寝台に支えるだけで精一杯という意味から。 ...
【四字熟語】 空穴来風 【読み方】 くうけつらいふう 【意味】 隙を見せるから噂が流れる。隙間があるから風が入ってくるという意味から。火の無い所に煙は立たず。 【典拠・出典】 - 空穴来風(くうけつらいふう)の使い方 空...
【四字熟語】 苦尽甘来 【読み方】 くじんかんらい 【意味】 苦しいときが去り、楽になること 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・一陽来復(いちようらいふく) 苦尽甘来(くじんかんらい)の使い方 苦尽甘来(くじんかんらい)...
【四字熟語】 君子固窮 【読み方】 くんしこきゅう 【意味】 立派な人間でも、困窮することはあるということ。 【典拠・出典】 『論語』「衛霊公」 君子固窮(くんしこきゅう)の使い方 君子固窮(くんしこきゅう)の例文 君子...
【四字熟語】 君辱臣死 【読み方】 くんじょくしんし 【意味】 主君が人から恥辱を受けたならば、その臣下たる者は、身命を投げ捨てても主君の恥をすすがなければならない。臣下は、主君と生死苦楽をともにすべきだとする中国、戦国...
【四字熟語】 空花乱墜 【読み方】 くうげらんつい 【意味】 心に妄念があると、心が乱れて正しい認識ができないことのたとえ。 【語源・由来】 「空花」は(眼病の者が空中に花があると見誤ることから)凡夫が、実体のない存在を...
【四字熟語】 謹厚慎重 【読み方】 きんこうしんちょう 【意味】 つつしみ深く温厚で、注意深いこと。 【語源由来】 「謹厚」は、つつしみ深くて人情に厚いこと。「慎重」は、注意深くて軽々しく行動しないこと。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 義勇任侠 【読み方】 ぎゆうにんきょう 【意味】 忠義と、勇気と、おとこぎ。 【語源由来】 「義勇」は、正義の心から発する勇気。忠義と勇気。「任侠」は、おとこだて。おとこぎ。 【典拠・出典】 - 【類義語】...
【四字熟語】 叫喚地獄 【読み方】 きょうかんじごく 【意味】 泣き叫ばずにはいられないような状況のこと。 【語源由来】 「叫喚」は、わめき叫ぶ、泣き叫ぶ。原義は、仏教でいう八大地獄のうちの四番目の地獄のこと。罪を負った...
【四字熟語】 驍勇無双 【読み方】 ぎょうゆうむそう 【意味】 天下に並ぶものがないほど、強く勇ましいこと。 【語源由来】 「驍勇」は、強く勇ましいこと。勇猛。「驍」は、ここでは、強い。「無双」は、並ぶものがないこと。 ...
【四字熟語】 救国済民 【読み方】 きゅうこくさいみん 【意味】 国や世の中を救い、人々を苦しみから救うこと。 【語源由来】 「救国」は、国や世の中を救うこと。「済民」は、民を苦しみから救済すること。 【典拠・出典】 -...
【四字熟語】 機知奇策 【読み方】 きちきさく 【意味】 その場に応じて働く才知による奇抜なはかりごと。 【語源由来】 「機知」は、その場に応じて素早く働く才知。「奇策」は、人が驚くような奇抜なはかりごと。 【典拠・出典...
【四字熟語】 義気凛然 【読み方】 ぎきりんぜん 【意味】 おとこぎに富んで、勇ましいようす。 【語源由来】 「義気」は、正義を守ろうとする心。義侠心。「凛然」は、りりしいようす。 【典拠・出典】 - 義気凛然(ぎきりん...
【四字熟語】 鬼気森然 【読み方】 ききしんぜん 【意味】 鋭くただならない気配が漂うさま。また、人を戦慄させる気配のするさま。 【語源由来】 「鬼気」は、ぞっとするような恐ろしいけはい。「森然」は、深く茂ったさま。おご...
【四字熟語】 吃驚仰天 【読み方】 きっきょうぎょうてん 【意味】 いきなりの出来事に、激しく驚くこと。 【語源由来】 「吃驚」も「仰天」もびっくりすること。驚いて天を仰ぐところから。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・...
【四字熟語】 感孚風動 【読み方】 かんぷふうどう 【意味】 人の心を感動させ、感化すること。 【語源由来】 「感孚」は、相手のまごころを感動させること。「孚」は、まこと。「風動」は、風が草木を動かすようになびき動かすこ...
【四字熟語】 回天動地 【読み方】 かいてんどうち 【意味】 天を驚かし、地を動かすこと。転じて、時勢を一変させ、世の中をひどく驚かす出来事、驚くべき様子。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・驚天動地(きょうてんどうち)...
【四字熟語】 男前女子 【読み方】 おとこまえじょし 【意味】 自信、理想、目標を持った男顔負けの女子を指す。 【典拠・出典】 - 男前女子(おとこまえじょし)の使い方 男前女子(おとこまえじょし)の例文 物怖じせず、上...
一弛一張の意味(語源由来・出典・類義語) 【四字熟語】 一弛一張 【読み方】 いっしいっちょう 【意味】 弦を強く張ったり、ゆるめたりすること。転じて、人に厳しく接したり、やさしく接したりすること。政治家・上司、また教育...
哀訴嘆願の意味(語源由来) 【四字熟語】 哀訴嘆願 【読み方】 あいそたんがん 【意味】 なりふり構わず、心から願い、切実に訴えること。 【語源・由来】 「哀訴」は、哀しそうに訴えること。「嘆願」は、嘆きながら願い出るこ...
【四字熟語】 六根清浄 【読み方】 ろっこんしょうじょう 【意味】 欲や迷いから脱け出て、心身が清らかになること。 【語源・由来】 「六根」は迷いのもととなる目・耳・鼻・舌・身・意の六つの器官のこと。「清浄」は煩悩や私欲...
【四字熟語】 老莱斑衣 【読み方】 ろうらいはんい 【意味】 親孝行のたとえ。親に孝行のかぎりをつくすことのたとえ。 【語源・由来】 「斑衣」は模様のある派手な服。ここでは子供が身につける派手な服。 中国周代、楚の老莱子...
【四字熟語】 籠鳥恋雲 【読み方】 ろうちょうれんうん 【意味】 捕らえられているものが自由になることを望むこと。 【語源・由来】 かごに閉じ込められている鳥が、自由に大空を飛びまわっていた時の雲を恋しく思う意。 【典拠...
【四字熟語】 老成持重 【読み方】 ろうせいじちょう 【意味】 十分な経験があり、そのうえ慎重なこと。 【語源・由来】 「老成」は経験豊富で物事に慣れていること。「持重」は重々しく大事をとる意。 【典拠・出典】 - 老成...
【四字熟語】 老成円熟 【読み方】 ろうせいえんじゅく 【意味】 経験が豊富で、人格・知識・技能などが十分に熟達して、ゆたかな内容を持っていること。 【語源・由来】 「老成」は経験を積んで物事になれ、たけていること。「円...
【四字熟語】 零丁孤苦 【読み方】 れいていこく 【意味】 落ちぶれて助けるものもなく、独りで苦しむこと。 【語源・由来】 「零丁」は「伶仃」に同じく落ちぶれて孤独なこと。晋の李密が武帝から任官されたとき、それを辞退した...
【四字熟語】 抑揚頓挫 【読み方】 よくようとんざ 【意味】 勢いが途中でくじけること。 【語源・由来】 「抑揚」は声の上げ下げ。「頓挫」は急にくじけること。 【典拠・出典】 - 抑揚頓挫(よくようとんざ)の使い方 抑揚...
【四字熟語】 落月屋梁 【読み方】 らくげつおくりょう 【意味】 友人を思う情が切なこと。 【語源・由来】 「屋梁」は屋根のはり。また屋根の意。唐の杜甫が友人の李白の江南に流されたのをを思いやり、「夜空におちかかった月が...
【四字熟語】 鴒原之情 【読み方】 れいげんのじょう 【意味】 兄弟の深い情愛のこと。 【語源・由来】 「鴒」は水鳥の鶺鴒(せきれい)のこと。「鴒原」は水鳥である鶺鴒がいま高原で鳴いていることで、このような危急の難儀の時...
【四字熟語】 臨終正念 【読み方】 りんじゅうしょうねん 【意味】 死に臨んで心静かに乱れないこと。また、死に臨んで心静かに阿弥陀仏を念じて極楽往生を願うこと。 【典拠・出典】 - 臨終正念(りんじゅうしょうねん)の使い...
【四字熟語】 遼東之豕 【読み方】 りょうとうのいのこ 【意味】 世間知らずで、自分だけ得意になっていること。 【語源・由来】 「遼東」遼河の東、中国遼寧省南部地方のこと。「豕」は豚の意。 昔、中国遼東地方の人が、白い頭...
【四字熟語】 竜驤麟振 【読み方】 りょうじょうりんしん 【意味】 首を高く上げて竜のように上り、麒麟が勢いよく振るい立つように、威力や勢力が盛んなたとえ。一説に勢力・仁徳ともに備わるたとえ。 【語源・由来】 「驤」は上...
【四字熟語】 凌霄之志 【読み方】 りょうしょうのこころざし 【意味】 俗世間を遠く超越したいと願う高尚なこころざし。また志気盛んに大いに飛躍しようとするこころざし。 【典拠・出典】 『漢書』「揚雄伝」 【類義語】 ・凌...
【四字熟語】 凌雲之志 【読み方】 りょううんのこころざし 【意味】 俗世間を遠く超越したいと願う高尚なこころざし。また志気盛んに大いに飛躍しようとするこころざし。 【語源・由来】 「凌雲」は雲を高くしのいで上る意。転じ...
【四字熟語】 柳眉倒豎 【読み方】 りゅうびとうじゅ 【意味】 女性が眉を逆立てて怒るさま。 【語源・由来】 「柳眉」は柳の葉のように細い眉の意から。女性の眉。「倒」は逆さま、「豎」は立てるの意から、「倒豎」は逆さまに立...
【四字熟語】 楽禍幸災 【読み方】 らくかこうさい 【意味】 他人の不幸を見てよろこぶこと。人が災難にあうことをよろこび、わざわいにあうのを見てたのしむ意。 【典拠・出典】 『春秋左氏伝』「僖公一四年」,『春秋左氏伝』「...
【四字熟語】 雷霆万鈞 【読み方】 らいていばんきん 【意味】 威勢がきわめて大きく防ぎとめることのできないたとえ。雷鳴のとどろきがきわめて大きく重い。 【語源・由来】 「雷霆」は雷のとどろき。転じて威力などが激しいこと...
【四字熟語】 薏苡明珠 【読み方】 よくいめいしゅ 【意味】 無実の嫌疑をかけられること。 【語源・由来】 「薏苡」ははとむぎ、花は数珠玉に似ており白い種子は食用・薬用にされる。「明珠」は宝玉。 【典拠・出典】 『後漢書...
【四字熟語】 耀武揚威 【読み方】 ようぶようい 【意味】 武力や威力をあげ示すこと。 【語源・由来】 「耀」はかがやかす意。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・揚威耀武(よういようぶ) 耀武揚威(ようぶようい)の使い方...
【四字熟語】 揚眉吐気 【読み方】 ようびとき 【意味】 やるべき事を成し遂げて喜ぶさま。気がかりだったことが思い通りできて、それまで抑圧されていた気持ちが解放され、喜び楽しむさま。また憤怒するさまにもいう。 【語源・由...
【四字熟語】 養生喪死 【読み方】 ようせいそうし 【意味】 生きているものを十分に養い、死んだものを手厚く弔う。孟子は人民にこのことを遺憾のないようにさせることが王道政治の始めであるとした。 【語源・由来】 「養生」は...
【四字熟語】 勇猛精進 【読み方】 ゆうもうしょうじん 【意味】 積極的に物事を行うこと。 【語源・由来】 「勇猛」は勇ましくたけだけしいこと。「精進」は精力的に進むこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・勇猛果敢(ゆ...
【四字熟語】 有備無患 【読み方】 ゆうびむかん 【意味】 ふだんから準備を整えておけば、万一の場合にも心配がないということ。 【語源・由来】 「患」は思い悩むこと、心配事の事。 【典拠・出典】 『春秋左氏伝』襄公 【類...
【四字熟語】 雄大豪壮 【読み方】 ゆうだいごうそう 【意味】 雄々しく規模が大きいさま。盛んで立派なこと。 【語源・由来】 「雄大」は雄々しくて大きいこと。「豪壮」は大きく立派なこと。 【典拠・出典】 - 雄大豪壮(ゆ...
【四字熟語】 雄心勃勃 【読み方】 ゆうしんぼつぼつ 【意味】 雄々しい勇気がふつふつと湧いてくること。 【語源・由来】 「雄心」は雄々しい心、勇ましいたましい。「勃勃」は気力が盛んにおこるさま。 【典拠・出典】 - 【...
【四字熟語】 幽愁暗恨 【読み方】 ゆうしゅうあんこん 【意味】 深く人知れないうれいと恨み。 【語源・由来】 「幽愁」は人知れない嘆き「暗恨」は人知れない恨み。 【典拠・出典】 白居易「琵琶行」 幽愁暗恨(ゆうしゅうあ...
【四字熟語】 游雲驚竜 【読み方】 ゆううんきょうりょう 【意味】 空にながれ行く雲と空翔ける竜。能書(すぐれた筆跡)の形容。 【語源・由来】 「雲」は千変万化なことのたとえ。「竜」は強く勇ましく、かつ神秘的な動きにたと...
【四字熟語】 問鼎軽重 【読み方】 もんていけいちょう 【意味】 その人の権威・実力を疑うこと。君主の地位をねらう野心のあること。 【語源・由来】 「鼎」は皇帝の宝物とされた三本脚と二つの耳をつけた銅器。 天下をねらう楚...
【四字熟語】 悶絶躄地 【読み方】 もんぜつびゃくじ 【意味】 転げまわって悶え苦しむこと。 【語源・由来】 「悶絶」は苦しみ悶えて気絶すること。「躄地」は這うこと。 【典拠・出典】 - 悶絶躄地(もんぜつびゃくじ)の使...
【四字熟語】 妄評多罪 【読み方】 もうひょうたざい 【意味】 見当はずれの批評を深く詫びること。他人の文章への批評のあとに書く謙称。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・暴言多罪(ぼうげんたざい) 妄評多罪(もうひょうた...
【四字熟語】 妄想之縄 【読み方】 もうぞうのなわ 【意味】 仏教で、限りなく身を苦しめる迷い。 【語源・由来】 「妄想」はみだらな考え・迷いの心。 【典拠・出典】 『秘蔵宝鑰』 妄想之縄(もうぞうのなわ)の使い方 妄想...
【四字熟語】 毛骨悚然 【読み方】 もうこつしょうぜん 【意味】 ひどく恐れおののくさま。毛髪や骨の中にまで恐れを感じるということから。 【語源・由来】 「悚然」は恐れてぞっとする、恐れてすくむさま。 【典拠・出典】 -...
【四字熟語】 面折廷諍 【読み方】 めんせつていそう 【意味】 面と向かって臆することなく争論すること。 【語源・由来】 「面折」は面と向かって責める。「廷諍」は朝廷で争論すること。剛直の臣についていう。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 迷悟一如 【読み方】 めいごいちにょ 【意味】 仏教で、迷いというも、悟りというも、たどりつくところは一つであるということ。迷いとか悟りとかにこだわる必要はないという意。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・...
【四字熟語】 無余涅槃 【読み方】 むよねはん 【意味】 肉体などの形の制約から解放された悟りの境地。心だけでなく肉体のわずらいからも解放された悟りの世界。 【語源・由来】 「無余」は残っていないこと。すべて。「涅槃」は...
【四字熟語】 無明長夜 【読み方】 むみょうじょうや 【意味】 衆生が煩悩にとらわれ悟りを得られないこと。 【語源・由来】 仏教語で、「無明」は邪心があるために物事の本質がとらえられず、仏法を理解できないこと。これを長い...
【四字熟語】 無辺無礙 【読み方】 むへんむげ 【意味】 広大で限りがなく自由で煩悩のさまたげがない。仏教の語。 【語源・由来】 「無礙」は自由自在で煩悩などのさまたげがないこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・融通...
【四字熟語】 無病呻吟 【読み方】 むびょうしんぎん 【意味】 大したことはないのに大げさに騒ぎたてること。病気でもないのに苦しげにうめきたてる意。 【語源・由来】 「呻吟」は苦しみうめく。ありもしないことにおおげさに騒...
【四字熟語】 無恥厚顔 【読み方】 むちこうがん 【意味】 あつかましくて、恥知らずなさま。 【語源・由来】 「無恥」は恥を知らないことで、他人の迷惑などを考えずに、自分の思惑だけで考えたり行動したりする態度をいう。「厚...
【四字熟語】 无何之郷 【読み方】 むかのきょう 【意味】 何もなく、果てしなく広い所。荒涼として、ただ広いばかりの里のこと。 【語源・由来】 『荘子』「逍遥遊」の「無何有の郷(何もなく果てしなく広い地)」をふまえた語。...
【四字熟語】 満目蕭条 【読み方】 まんもくしょうじょう 【意味】 見渡すかぎりもの寂しいさま。 【語源・由来】 「満目」は目に入るかぎり・あたり一面の意。「蕭条」はひっそりとしてもの寂しいさまのこと。 【典拠・出典】 ...
【四字熟語】 満目荒涼 【読み方】 まんもくこうりょう 【意味】 見渡すかぎり荒れはてているさま。 【語源・由来】 「満目」は目のとどくかぎり、「荒涼」は荒れはててもの寂しいこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・満目...
【四字熟語】 末路窮途 【読み方】 まつろきゅうと 【意味】 追いつめられて苦境から逃れようもない状態。また、苦境におちいって困りはてること。 【語源・由来】 「末路」は行路の終わり。「窮途」は行きどまりの道。いずれも苦...
【四字熟語】 麻姑掻痒 【読み方】 まこそうよう 【意味】 物事が思いのままになること。 【語源・由来】 「麻姑」は中国伝説の仙女。鳥のような長い爪をもつという。「掻痒」はかゆいところをかくこと。 漢の桓帝のころ蔡経とい...
【四字熟語】 煩悩菩提 【読み方】 ぼんのうぼだい 【意味】 煩悩は悟りの縁であること。 【語源・由来】 煩悩も人間の本性であるから、本来別のものでなく、二つは一つであるということ。また、迷いがあってはじめて悟りもあると...
【四字熟語】 賁育之勇 【読み方】 ほんいくのゆう 【意味】 非常に気力が盛んで強いこと。 【語源・由来】 「賁」は孟賁、「育」は夏育のことで、ともに秦の武王に仕えた有名な大力の勇士。「勇」は気力が盛んで強いこと。孟賁夏...
【四字熟語】 墨痕淋漓 【読み方】 ぼっこんりんり 【意味】 墨で表現したものが生き生きしているさま。墨の跡がみずみずしいさま。 【語源・由来】 「墨痕」は墨で表現したもの、墨の跡。文字や絵の類。「淋漓」は水や血などがし...
【四字熟語】 捧腹大笑 【読み方】 ほうふくたいしょう 【意味】 腹を抱えて大笑いすること。 【語源・由来】 「腹を棒えて大笑す」とあるのにもとづく。「捧腹」は腹をかかえて笑うこと。 【典拠・出典】 『史記』「日者伝」 ...
【四字熟語】 捧腹絶倒 【読み方】 ほうふくぜっとう 【意味】 腹を抱えて大笑いすること。 【語源・由来】 「腹を棒えて大笑す」とあるのにもとづく。「捧腹」は腹をかかえて笑うこと。「絶倒」はころげ回るほど笑...
【四字熟語】 茅堵蕭然 【読み方】 ぼうとしょうぜん 【意味】 かやの垣根で囲まれた田舎屋がもの寂しい様子。 【語源・由来】 かやぶきの垣根で囲った粗末ないなか家が寂しげにひっそりとしているさま。「茅堵」はかやぶきの垣根...
【四字熟語】 放胆小心 【読み方】 ほうたんしょうしん 【意味】 文章を書くはじめは大胆に筆を揮って思いきって書くのがよく、ある程度熟練してからは細心の注意を払って書くのがよいということ。また、二つの文体。 【語源・由来...
【四字熟語】 望蜀之嘆 【読み方】 ぼうしょくのたん 【意味】 人間の欲望には限りがないということ。 【語源・由来】 「蜀」は四川省の地域をいう。後漢の光武帝が隴に地を得た後に、さらに蜀の地まで手に入れたいと望んだことか...
【四字熟語】 飽食煖衣 【読み方】 ほうしょくだんい 【意味】 物質的になんの不足もない満ち足りた生活。暖かい衣服を着て、腹いっぱいに食べられる生活。 【典拠・出典】 『孟子』「滕文公・上」 【類義語】 ・金衣玉食(きん...
【四字熟語】 暴言多罪 【読み方】 ぼうげんたざい 【意味】 手紙などで言い過ぎたこと、失礼なことをわびる語。 【語源・由来】 乱暴な言葉を並べて傷つけ、多くの罪を犯してしまいましたという意味。 【典拠・出典】 - 【類...
【四字熟語】 法界悋気 【読み方】 ほうかいりんき 【意味】 自分とは無関係な人に嫉妬したり、ねたんだりすること。また、他人の恋愛をねたむこと。 【語源・由来】 「法界」は自分とは何の関係もない他人の意。「悋気」は嫉妬心...
【四字熟語】 冒雨剪韭 【読み方】 ぼううせんきゅう 【意味】 友人の来訪を喜んでもてなすこと。 【語源・由来】 「冒雨」は雨を冒すこと。「剪韭」はにらを摘むこと。雨を冒してにらを摘み、ご馳走を作ることから。 【典拠・出...
【四字熟語】 偏袒扼腕 【読み方】 へんたんやくわん 【意味】 激しく怒ったり悔しがったりするさま。また、感情を激しく高ぶらせるようす。 【語源・由来】 「偏袒」は片肌を脱いで息まくこと。「扼腕」は片手でもう一方の腕を強...
【四字熟語】 卞和泣璧 【読み方】 べんかきゅうへき 【意味】 正しくすぐれた才能や業績が世に認められず嘆くことのたとえ。 【語源・由来】 「卞和」は春秋時代、楚の人。「璧」は宝玉のこと。 中国春秋時代、楚の卞和が山中で...
【四字熟語】 霹靂一声 【読み方】 へきれきいっせい 【意味】 突然かみなりがとどろくこと。また、突然大声でどなること。 【語源・由来】 「霹靂」は突然鳴り響く激しい雷。「一声」は一つの音のこと。 【典拠・出典】 - 霹...
【四字熟語】 平伏膝行 【読み方】 へいふくしっこう 【意味】 高貴の人の前で恐縮して進み出るさま。 【語源・由来】 ひれ伏し目を伏せて膝頭をつけてはい進むこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・匍匐膝行(ほふくしっこ...
【四字熟語】 閉口頓首 【読み方】 へいこうとんしゅ 【意味】 どうしようもないほど困り切ったさま。また、やりこめられて返答につまること。 【語源・由来】 「閉口」は口を閉じてものを言わないさまで、困るということ。「頓首...
【四字熟語】 平気虚心 【読み方】 へいききょしん 【意味】 気を平らかにして心を虚しくする。心にわだかまりがなく平静な心をいう。 【典拠・出典】 『荘子』「漁父」 【類義語】 ・虚心平意(きょしんへいい) ・虚心坦懐(...
【四字熟語】 聞風喪胆 【読み方】 ぶんぷうそうたん 【意味】 うわさや評判を聞いて驚きびっくりすること。 【語源・由来】 「聞風」はうわさを耳にすることで、風聞と同じ意味。「喪胆」は胆をつぶす。びっくりすること。どこか...
【四字熟語】 粉愁香怨 【読み方】 ふんしゅうこうえん 【意味】 美人がうらみ悲しむ姿の形容。 【語源・由来】 「粉」「香」は化粧した美しい顔のことで、「愁」「怨」はうれいうらむこと。 【典拠・出典】 丁鶴年「故宮人詩」...
【四字熟語】 刎頸之交 【読み方】 ふんけいのまじわり 【意味】 首を切られても悔いないほど、固い友情で結ばれた交際。心を許し合った非常に親密な交際。 【語源・由来】 「刎頸」は刀で頸(首)を刎ねること。たとえ首を刎ねら...
【四字熟語】 巫雲蜀雨 【読み方】 ふうんしょくう 【意味】 遠く離れ離れになっている夫婦がお互いを思い合っていることのたとえ。 【語源・由来】 巫山の雲と蜀の雨。 【典拠・出典】 李賀「琴曲歌辞」 巫雲蜀雨(ふうんしょ...
【四字熟語】 風木之悲 【読み方】 ふうぼくのかなしみ 【意味】 父母が亡くなってしまって、孝行を尽くすことができない嘆き。 【語源・由来】 「風木」は風にゆれる木のこと。木が静止したいと思っても、風が止まないと静止でき...
【四字熟語】 風樹之歎 【読み方】 ふうじゅのたん 【意味】 父母が亡くなってしまって、孝行を尽くすことができない嘆き。 【語源・由来】 「風樹」は風に揺れる木のこと。木が静止したいと思っても、風が止まないと静止できない...
【四字熟語】 風餐露宿 【読み方】 ふうさんろしゅく 【意味】 風にさらされ、露にぬれ野宿をすること。転じて、旅の苦労、野宿の苦しみのたとえ。 【語源・由来】 「餐」は食べたり飲んだりすることで、「風餐」は風にさらされて...
【四字熟語】 風餐雨臥 【読み方】 ふうさんうが 【意味】 旅の苦しみや野外での仕事の苦しみ。また、野宿をすること。 【語源・由来】 「風餐」は風に吹かれて食事をすること。「雨臥」は雨にうたれながら寝ること。 【典拠・出...
【四字熟語】 風月玄度 【読み方】 ふうげつげんたく 【意味】 人と長いあいだ会っていないこと。また、心が清く私欲のない人を思うこと。 【語源・由来】 「風月」はすがすがしい風と美しい月。「玄度」は人名。 中国、晋の劉惔...
【四字熟語】 飛揚跋扈 【読み方】 ひようばっこ 【意味】 強くてわがままに振る舞うたとえ。また、臣下がのさばり君主をしのぐたとえ。 【語源・由来】 猛々しい鳥が飛び上がり。大きな魚が跳ね上がるという意味。常識や規則など...
【四字熟語】 百八煩悩 【読み方】 ひゃくはちぼんのう 【意味】 人間が持っている多くの迷いのこと。 【語源・由来】 「煩悩」は仏教語で人間の悩みや苦しみのこと。それが全部で一〇八種類あるという。 人間は六根(眼・耳・鼻...
【四字熟語】 百縦千随 【読み方】 ひゃくしょうせんずい 【語源・由来】 どんなわがままも聞くこと。また、どんなわがままでもきかれること。 【語源・由来】 「百縦」はさまざまなわがまま。「縦」はほしいままという意味。 【...
【四字熟語】 百舎重趼 【読み方】 ひゃくしゃちょうけん 【意味】 困難を乗りこえて遠路を行くこと。 【語源・由来】 「百舎」は百日宿泊する。また、百里行って一泊すること。「趼」は足にできるたこのことで、「重趼」はたこを...
【四字熟語】 髀肉之嘆 【読み方】 ひにくのたん 【意味】 実力を発揮する機会に恵まれないのを嘆き悲しむこと。 【語源・由来】 「髀肉」はももの肉。「嘆」は嘆き悲しむこと。 中国三国時代、蜀の劉備は大志を抱いていたが不遇...
【四字熟語】 匹夫之勇 【読み方】 ひっぷのゆう 【意味】 考えることもなく、血気にはやるだけの勇気。 【語源・由来】 「匹夫」は身分の卑しい男のこと。転じて小人をいう。小人の勇気のこと。 【典拠・出典】 『孟子』「梁恵...
【四字熟語】 悲壮淋漓 【読み方】 ひそうりんり 【意味】 悲しく哀れな中にも意気のあること。悲しみのうちにも痛ましいほどの勇ましさのあること。 【典拠・出典】 林鶴梁「東湖遺稿序」 悲壮淋漓(ひそうりんり)の使い方 悲...
【四字熟語】 飛絮漂花 【読み方】 ひじょひょうか 【意味】 女性が苦しい境遇にいて、あてもなく辛苦するさま。特に遊女などに身を落としてあてどもなく辛苦する女性のたとえ。 【語源・由来】 「飛絮」は風に飛び交う柳の花。あ...
【四字熟語】 悲傷憔悴 【読み方】 ひしょうしょうすい 【意味】 非常に悲しんで憂いやつれること。 【語源・由来】 「悲傷」は悲しみいたむこと。「憔悴」は憂い苦しむ、またやつれ衰える。 【典拠・出典】 蘇轍「黄州快哉亭記...
【四字熟語】 被害妄想 【読み方】 ひがいもうそう 【意味】 ありもしない危害を受けていると思い込むこと。 【語源・由来】 精神疾患にみられる症状。「妄想」は仏教語でよこしまな思い。 【典拠・出典】 - 被害妄想(ひがい...
【四字熟語】 美意延年 【読み方】 びいえんねん 【意味】 なんの心配事もなく気分が楽しければ、長生きできるということ。 【語源・由来】 「美」は楽しむ、「意」は心のことで、「延年」は長生きすること。 【典拠・出典】 『...
【四字熟語】 万里鵬翼 【読み方】 ばんりほうよく 【意味】 非常に遠く隔たった広い空やはるかな旅路などのたとえ。また、大きな気概や勢いのたとえ。 【語源・由来】 「鵬」は想像上の巨大な鳥。背の広さは幾千里あるかわからず...
【四字熟語】 万里之望 【読み方】 ばんりののぞみ 【意味】 立身出世しようとする願いの事。 【語源・由来】 「万里」は一万里、転じて遠いところ。遠くに到達しようとする望みをいう。 【典拠・出典】 - 万里之望(ばんりの...
【四字熟語】 反哺之羞 【読み方】 はんぽのしゅう 【意味】 親の恩に報いること。 【語源・由来】 「反哺」は烏の子が成鳥になると、育ててくれた親鳥に餌を運んで、口移しをして親を養うということから、父母に恩を返すことをい...
【四字熟語】 攀轅臥轍 【読み方】 はんえんがてつ 【意味】 立派な人の留任を希望して引き留めること。 【語源・由来】 「攀轅」は車の轅(車の前に出した二本の棒)にすがりつくこと。「臥轍」は車の轍に身を臥せること。立派な...
【四字熟語】 斑衣之戯 【読み方】 はんいのたわむれ 【意味】 親孝行のたとえ。親に孝養のかぎりをつくすことのたとえ。 【語源・由来】 「斑衣」は模様のある派手な服。ここでは子供が見につける派手な服。 中国周代、楚の老莱...
【四字熟語】 氾愛兼利 【読み方】 はんあいけんり 【意味】 すべての人々をあまねく愛し、利益をともに広く分け合うこと。 【語源・由来】 「氾」は広くすみずみまでという意味。『荘子』で、兼愛・非攻を唱えた墨子について述べ...
【四字熟語】 発憤興起 【読み方】 はっぷんこうき 【意味】 気持ち、心を奮いおこして立ち上がること。 【語源・由来】 「発憤」は心を奮いおこすこと。「興起」感動して奮い立つ、立ち上がること。 【典拠・出典】 - 発憤興...