顛委勢峻【てんいせいしゅん】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)
【四字熟語】 顛委勢峻 【読み方】 てんいせいしゅん 【意味】 水源も末流もその勢いが激しく盛んなこと。 【語源・由来】 「顛」は頂、「委」は末・終わりという意味から、「顛委」は源流と末流という意味。「勢峻」は勢いがあっ...
【四字熟語】 顛委勢峻 【読み方】 てんいせいしゅん 【意味】 水源も末流もその勢いが激しく盛んなこと。 【語源・由来】 「顛」は頂、「委」は末・終わりという意味から、「顛委」は源流と末流という意味。「勢峻」は勢いがあっ...
【四字熟語】 天威咫尺 【読み方】 てんいしせき 【意味】 天子の威光が眼前にあること。天子に近づき恐れ多いこと。 【語源・由来】 「天威」は天帝の威力、天子の威光。「咫」は八寸、「咫尺」は間近な距離のこと。 【典拠・出...
【四字熟語】 鉄網珊瑚 【読み方】 てつもうさんご 【意味】 すぐれた人物や珍しい物を探し求めること。 【語源・由来】 鉄製の網を海底に沈めて、そこに珊瑚を生えさせ、成長したところでそれを引き上げるという意味から。唐代に...
【四字熟語】 轍鮒之急 【読み方】 てっぷのきゅう 【意味】 危険や災難がさしせまっていることのたとえ。 【語源・由来】 「轍」は道に残った車輪の跡、わだちのこと。わだちの水たまりであえぐ鮒のように危険な状況。 【典拠・...
【四字熟語】 鉄腸石心 【読み方】 てっちょうせきしん 【意味】 強い精神、堅い意志のたとえ。 【語源・由来】 鉄や石のように強く、堅い心臓や胃腸という意味。「心」「腸」は内臓で心や石のたとえ。 【典拠・出典】 『皮子文...
【四字熟語】 鉄樹開花 【読み方】 てつじゅかいか 【意味】 物事の見込みがないこと。 【語源・由来】 「鉄樹」は鉄でできた木、また、六十年に一度、丁卯の年にだけ開花するといわれる木のこと。鉄の木に花は咲かないし、六十年...
【四字熟語】 適楚北轅 【読み方】 てきそほくえん 【意味】 志と行動とが相反するたとえ。 【語源・由来】 「轅」は馬車または牛車の車体の左右両側から出ている二本のかじ棒のこと。それを北に向けているわけだから、目指してい...
【四字熟語】 擿埴冥行 【読み方】 てきしょくめいこう 【意味】 学問をするのに、その方法を知らないことのたとえ。 【語源・由来】 「擿埴」は盲人が杖で地面をたたきながら道を行くこと。「擿」はさぐる。「埴」は地面・粘土質...
【四字熟語】 朝耕暮耘 【読み方】 ちょうこうぼうん 【意味】 農耕に励むこと。 【語源・由来】 「耕」はたがやす。「耘」は草ぎるという意味。 【典拠・出典】 『輟耕録』「検田吏」 朝耕暮耘(ちょうこうぼうん)の使い方 ...
【四字熟語】 沖和之気 【読み方】 ちゅうわのき 【意味】 天地間の調和した気のこと。 【語源・由来】 「沖和」は穏やかにやわらぐという意味。 【典拠・出典】 『列子』「天瑞」 沖和之気(ちゅうわのき)の使い方 沖和之気...
【四字熟語】 弾丸黒痣 【読み方】 だんがんこくし 【意味】 きわめて狭い土地のたとえ。 【語源・由来】 「弾丸」は小鳥をとるはじき玉。「黒痣」はほくろのこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・弾丸之地(だんがんのち)...
【四字熟語】 鼎鐺玉石 【読み方】 ていとうぎょくせき 【意味】 非常な贅沢をするたとえ。 【語源・由来】 宝物のかなえを日用のなべのように使い、宝玉を石と同様にみなすという意味。「鼎」は三足または四足で主に祭器として用...
【四字熟語】 泥船渡河 【読み方】 でいせんとか 【意味】 人生行路の危険なことのたとえ。 【語源・由来】 泥で作った船で川を渡るという意味。「泥船に乗りて川を渡る」の略。 【典拠・出典】 『三慧経』 泥船渡河(でいせん...
【四字熟語】 鼎新革故 【読み方】 ていしんかくこ 【意味】 古い制度や習慣を改めて新しいものにすること。 【語源・由来】 「鼎新」と「革故」はどちらも古い物事を改めること。革新という意味。 【典拠・出典】 『易経』「雑...
【四字熟語】 低唱微吟 【読み方】 ていしょうびぎん 【意味】 小さな声でしんみりと歌うこと。低い声で歌を口ずさむこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・低吟微詠(ていぎんびえい) 低唱微吟(ていしょうびぎん)の使い方...
【四字熟語】 低徊趣味 【読み方】 ていかいしゅみ 【意味】 世俗を離れて、余裕ある心で自然や芸術にひたる態度。 【語源・由来】 「低徊」は思いにふけり、行きつもどりつするさま。自然主義への反発から夏目漱石が高岡虚子の「...
【四字熟語】 通暁暢達 【読み方】 つうぎょうちょうたつ 【意味】 ある事柄を詳しく知りぬいていてのびやかであること。ある事柄について奥深く通じているので文章や言語がのびのびして意味がわかりやすいこと。 【語源・由来】 ...
【四字熟語】 枕流漱石 【読み方】 ちんりゅうそうせき 【意味】 強情で負け惜しみの強いこと。また、うまくこじつけて言い逃れをすること。 【語源・由来】 西晋の孫楚が隠遁を望み「石に枕し流れに漱ぐような自然な暮らしがした...
【四字熟語】 沈著痛快 【読み方】 ちんちゃくつうかい 【意味】 落ち着きがあり、さっぱりとして心地よいこと。人の性質や芸術作品についていう語。 【典拠・出典】 - 沈著痛快(ちんちゃくつうかい)の使い方 沈著痛快(ちん...
【四字熟語】 陳勝呉広 【読み方】 ちんしょうごこう 【意味】 ものごとの先駆けをなす人のこと。反乱の最初の指導者をもいう。 【語源・由来】 楚の人陳勝と呉広は秦の二世皇帝(紀元前二〇九年)のとき兵を挙げ、秦打倒の口火を...
【四字熟語】 沈思凝想 【読み方】 ちんしぎょうそう 【意味】 物事を深く考え、じっと思いをこらすこと。 【語源・由来】 「沈思」は深く考えること。「凝想」はじっと考えこむという意味。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・...
【四字熟語】 枕戈待旦 【読み方】 ちんかたいたん 【意味】 戦いの備えをおこたらないこと。 【語源・由来】 戈を枕にして眠り、朝になるのを待つという意味。いつも戦場に身をさらしていること。 【典拠・出典】 『晋書』「劉...
【四字熟語】 沈鬱頓挫 【読み方】 ちんうつとんざ 【意味】 詩文の風格が高く内容が深くて文章中の辞句の意味がすらすらと通らず、とどこおること。 【語源・由来】 「沈鬱」は気分が沈んで晴ればれとしないこと。出典ではこの話...
【四字熟語】 治乱興亡 【読み方】 ちらんこうぼう 【意味】 世の中がよく治まることと、乱れて亡びること。 【語源・由来】 「興亡」はおこることと、亡びること。 【典拠・出典】 欧陽脩「朋党論」 【類義語】 ・治乱興廃(...
【四字熟語】 佇思停機 【読み方】 ちょしていき 【意味】 しばらくの間その場に立ち止まって、あれこれ思いなやみ、こころのはたらきをやめてしまうこと。 【語源・由来】 「機」は心のはたらき・作用。 【典拠・出典】 『碧巌...
【四字熟語】 直截簡明 【読み方】 ちょくせつかんめい 【意味】 くどくどしくなくきっぱりしていること。また、そのさま。文章や人の性質などを評していう。 【語源・由来】 「直截」はすぐに裁決する、きっぱりしているという意...
【四字熟語】 直言骨鯁 【読み方】 ちょくげんこっこう 【意味】 遠慮しないで直言し、意志強固で人に屈しないこと。 【語源・由来】 「直言」は思っていることを遠慮なしでいうこと。「骨鯁」は君主のあやまちを諫める剛直な忠臣...
【四字熟語】 直言極諫 【読み方】 ちょくげんきょっかん 【意味】 思ったことをはっきり言って強くいさめること。 【語源・由来】 「直言」は思ったことを状況を気にせずに言うこと。「極諫」は強くいさめていう、また強いいさめ...
【四字熟語】 凋零磨滅 【読み方】 ちょうれいまめつ 【意味】 しぼみ落ちて滅びること。文物などが滅びなくなることにいう。 【語源・由来】 「凋」はしぼむ、「零」は落ちる、「磨滅」はすり減る、すり減りなくなるという意味。...
【四字熟語】 重卵之危 【読み方】 ちょうらんのき 【意味】 きわめて危険なことのたとえ。 【語源・由来】 卵を積みかさねるといつくずれるかわからないからいう。 【典拠・出典】 『説苑』「正諫」 【類義語】 ・累卵之危(...
【四字熟語】 朝蠅暮蚊 【読み方】 ちょうようぼぶん 【意味】 つまらない小人物がはびこるたとえ。 【語源・由来】 人にまといつく朝の蠅と夕方の蚊。 【典拠・出典】 韓愈「雑詩」 朝蠅暮蚊(ちょうようぼぶん)の使い方 朝...
【四字熟語】 長鞭馬腹 【読み方】 ちょうべんばふく 【意味】 強大な力があっても、思わぬ手近なところに力が及ばないことがあるということ。また、長すぎたり大きすぎて役に立たないこと。 【語源・由来】 鞭があまり長いとかえ...
【四字熟語】 頂天立地 【読み方】 ちょうてんりっち 【意味】 堂々として誰にも頼らず生きているさま。また、正々堂々として志の遠大なさま。 【典拠・出典】 『五灯会元』「二○」 頂天立地(ちょうてんりっち)の使い方 頂天...
【四字熟語】 彫虫篆刻 【読み方】 ちょうちゅうてんこく 【意味】 取るに足りない小細工。虫の形や複雑な篆書の字を細かく刻みつけるように、文章を作るのに字句を美しく飾りたてること。 【語源・由来】 「彫」と「刻」はともに...
【四字熟語】 朝穿暮塞 【読み方】 ちょうせんぼそく 【意味】 建築・造営が頻繁であることのたとえ。 【語源・由来】 朝あなをあけたと思えば、その日の夕方にはもうふさぐこと。 【典拠・出典】 『南斉書』「東昏侯紀」 【類...
【四字熟語】 朝生暮死 【読み方】 ちょうせいぼし 【意味】 極めて短命なことのたとえ。朝生まれて夕方には死ぬという意味。 【語源・由来】 かげろうの類など生命の短いものを言った語。 【典拠・出典】 『爾雅』「釈虫・注」...
【四字熟語】 朝成暮毀 【読み方】 ちょうせいぼき 【意味】 建物の造営が盛んなことのたとえ。 【語源・由来】 朝に完成して夕べには壊すという意味。「毀」はこぼつ、こわすという意味。 【典拠・出典】 『宋書』「少帝紀」 ...
【四字熟語】 長生不死 【読み方】 ちょうせいふし 【意味】 長生きして死なない。長生きして衰えない。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・長生不老(ちょうせいふろう) ・不老長生(ふろうちょうせい) ・不老長寿(ふろうち...
【四字熟語】 朝秦暮楚 【読み方】 ちょうしんぼそ 【意味】 住所が定まらず放浪することのたとえ。また、節操なく主義主張が常に変わるたとえ。 【語源・由来】 朝、秦国にいたと思うと、夕方には楚の国にいるという意味。 【典...
【四字熟語】 朝真暮偽 【読み方】 ちょうしんぼぎ 【意味】 真偽の定めがたいたとえ。 【語源・由来】 朝方と夕方で真実と虚偽がくるくるかわるという意味。本来は白居易が道理をわきまえず節操なく変節する人々を風刺した言葉。...
【四字熟語】 朝種暮穫 【読み方】 ちょうしゅぼかく 【意味】 朝植えて暮れには収穫すること。方針が一定しないこと。 【典拠・出典】 『漢書』「郊祀志」 朝種暮穫(ちょうしゅぼかく)の使い方 朝種暮穫(ちょうしゅぼかく)...
【四字熟語】 長袖善舞 【読み方】 ちょうしゅうぜんぶ 【意味】 事前に周到な準備がしてあれば事は成功しやすいということ。条件が整い拠り所があれば何事も成功しやすいこと。 【語源・由来】 長い袖の衣をまとっている人のほう...
【四字熟語】 朝憲紊乱 【読み方】 ちょうけんびんらん 【意味】 国家のおきてが乱れること。 【語源・由来】 「朝憲」は国家が定めた法律や規則のこと。「紊乱」は道徳や秩序が乱れるという意味。 【典拠・出典】 - 朝憲紊乱...
【四字熟語】 重熙累洽 【読み方】 ちょうきるいこう 【意味】 光明を重ねて広く恩恵が行きわたること。代々の天子が賢明で、太平が長く続くこと。 【語源・由来】 「重熙」は光明を重ねること。「洽」天子の徳があまねく行きわた...
【四字熟語】 張冠李戴 【読み方】 ちょうかんりたい 【意味】 名と実が一致しないこと。 【語源・由来】 張さんのかんむりを李さんがかぶること。 【典拠・出典】 『留青日札』「張公帽賦」 張冠李戴(ちょうかんりたい)の使...
【四字熟語】 朝観夕覧 【読み方】 ちょうかんせきらん 【意味】 朝に見て夕べにも見る。朝な夕なに見る。 【語源由来】 書画などを愛玩すること。 【典拠・出典】 『歴代名画記』 朝観夕覧(ちょうかんせきらん)の使い方 朝...
【四字熟語】 朝歌夜弦 【読み方】 ちょうかやげん 【意味】 朝から晩まで一日中遊楽に明け暮れること。朝はうたい、夜は音楽を奏すること。 【典拠・出典】 『杜牧』「阿房宮賦」 朝歌夜弦(ちょうかやげん)の使い方 朝歌夜弦...
【四字熟語】 朝過夕改 【読み方】 ちょうかせきかい 【意味】 過ちを犯せばすぐに改めるたとえ。 【語源・由来】 朝方あやまちを犯せば夕べには改めるという意味。君子の態度をいう。 【典拠・出典】 『漢書』「翟方進伝」 朝...
【四字熟語】 鳥革翬飛 【読み方】 ちょうかくきひ 【意味】 家の造りが美しくて立派なこと。 【語源・由来】 「革」は翼、「翬」は雉のこと。鳥が翼をひろげ、美しい雉が飛ぶさま。宮殿の美しく立派なさまを例えた語。 【典拠・...
【四字熟語】 朝改暮変 【読み方】 ちょうかいぼへん 【意味】 命令や法令がすぐに変わって定まらないこと。 【語源・由来】 朝に命令を出して、夕方にはもう変更するという意味。 【典拠・出典】 『漢書』「食貨志」 【類義語...
【四字熟語】 超軼絶塵 【読み方】 ちょういつぜつじん 【意味】 非常に軽やかに速く走ること。 【語源・由来】 「絶塵」は塵ひとつ立てずに、きわめて速く走るという意味。馬などが疾駆するさまをいう。 【典拠・出典】 『荘子...
【四字熟語】 長安日辺 【読み方】 ちょうあんにっぺん 【意味】 遠く離れた地のこと。また、才知に富んでいること。 【語源・由来】 「長安」は地名で、中国王朝の都。「日辺」は太陽が輝く辺りという意味から、太陽のこと。 中...
【四字熟語】 中流砥柱 【読み方】 ちゅうりゅうのしちゅう 【意味】 困難にあってもびくともせず、節義を曲げない人物のたとえ。 【語源・由来】 黄河の中に立って少しも動かない砥柱山。「中流」は川の流れの中ほど。「砥柱」は...
【四字熟語】 忠勇義烈 【読み方】 ちゅうゆうぎれつ 【意味】 忠義で勇気があり、正義感が強くはげしいこと。 【典拠・出典】 - 忠勇義烈(ちゅうゆうぎれつ)の使い方 忠勇義烈(ちゅうゆうぎれつ)の例文 父さんは忠勇義烈...
【四字熟語】 抽薪止沸 【読み方】 ちゅうしんしふつ 【意味】 わざわいなどの問題を根本から解決すること。 【語源・由来】 燃えているたきぎを竈から引き抜いて煮えたぎった湯をさますという意味。「抽」は抜き取ること。「沸」...
【四字熟語】 鋳山煮海 【読み方】 ちゅうさんしゃかい 【意味】 財を多く蓄えること。 【語源・由来】 「鋳山」は山の銅を採ってそれを溶かし、型に流しこんで銭を作ること。「煮海」は海水を煮て塩を造るという意味。 【典拠・...
【四字熟語】 忠魂義胆 【読み方】 ちゅうこんぎたん 【意味】 忠義にあふれた心のこと。 【語源・由来】 「忠魂」は忠義のために死んだ人の魂。「義胆」は正義に強い心。 【典拠・出典】 滝沢馬琴「八犬士伝序」 忠魂義胆(ち...
【四字熟語】 忠孝一致 【読み方】 ちゅうこういっち 【意味】 忠義と孝行はともに全うすることができること。また、天皇は日本国民という一大家族の家長であるという立場から、主君に忠節をつくすことと、親に孝行をつくすことが一...
【四字熟語】 中権後勁 【読み方】 ちゅうけんこうけい 【意味】 戦略・陳容ともに整っていること。 【語源・由来】 「権」ははかりごとという意味で、「中権」は中央の軍に将軍がいて計略をめぐらすこと。「勁」は強いという意味...
【四字熟語】 着眼大局 【読み方】 ちゃくがんたいきょく 【意味】 ものごとを全体として大きくとらえること。 【語源・由来】 「大局」は小さな区切り(局)の全体。物事の細部にとらわれず、全体の姿を見て判断し対処するという...
【四字熟語】 地平天成 【読み方】 ちへいてんせい 【意味】 世の中が平等で、万物が栄えること。また、地変や天災がなく、自然界が穏やかなこと。 【語源・由来】 「地平」は地変がなく世の中が平穏に治まること、「天成」は天の...
【四字熟語】 致知格物 【読み方】 ちちかくぶつ 【意味】 物事の本質をつきつめて理解し、知識を深めること。 【語源・由来】 「格」は至るという意味。「格物」は物事を究極までつきつめること。「致知」は知識を最高にまで深め...
【四字熟語】 置錐之地 【読み方】 ちすいのち 【意味】 とがった錐の先をやっと突き立てることができるほどの狭い土地。わずかな空間。 【典拠・出典】 『荘子』「盗跖」 【類義語】 ・立錐之地(りっすいのち) ・立錐之土(...
【四字熟語】 知小謀大 【読み方】 ちしょうぼうだい 【意味】 力もないのに大きなことを企てること。 【語源・由来】 知力がないのにはかりごとだけは大きいという意味から。 【典拠・出典】 『易経』「繋辞・下」 知小謀大(...
【四字熟語】 置酒高会 【読み方】 ちしゅこうかい 【意味】 盛大に酒宴を催すこと。 【語源・由来】 「置酒」は酒宴を設ける、酒盛りをするという意味。「高会」は盛大な宴会のこと。 【典拠・出典】 『漢書』「高帝紀」 置酒...
【四字熟語】 知者楽水 【読み方】 ちしゃらくすい 【意味】 知恵のある人は、知が滞ることなく自由に働き、そのさまが水に似ているので、水を好んで楽しむということ。 【典拠・出典】 『論語』「雍也」 【類義語】 ・仁者楽山...
【四字熟語】 知者不惑 【読み方】 ちしゃふわく 【意味】 本当に賢い人は、物事の道理をわきまえているので、判断を誤り迷うことはないということ。 【典拠・出典】 『論語』「子罕」 【類義語】 ・狐疑逡巡(こぎしゅんじゅん...
【四字熟語】 智者一失 【読み方】 ちしゃのいっしつ 【意味】 どんなに知恵がある人でも、時には過失があるということ。 【語源・由来】 「智者」は知恵のある人・賢者のこと。「一失」は千に一つの過失という意味。 【典拠・出...
【四字熟語】 竹頭木屑 【読み方】 ちくとうぼくせつ 【意味】 役に立たないもののたとえ。また、細かなもの、つまらないものでも役立つことがあるのでおろそかにしないこと。 【語源・由来】 「竹頭」は竹の切れはし。「木屑」は...
【四字熟語】 築室道謀 【読み方】 ちくしつどうぼう 【意味】 意見ばかり多くてまとまらず、物事が実現しないこと。 【語源・由来】 「築室」は家を建てること。「道謀」は道を行く人に相談するという意味。家を建てようとして道...
【四字熟語】 知己朋友 【読み方】 ちきほうゆう 【意味】 交際のある友人のすべてのこと。 【語源・由来】 「知己」は自分の真価をよく知ってくれる人という意味で、親しい友人をいう。「朋友」は友人・友だちのこと。 【典拠・...
【四字熟語】 地角天涯 【読み方】 ちかくてんがい 【意味】 きわめて遠く離れていることのたとえ。またはるかに遠く辺鄙な場所のたとえ。天の果てと地のすみ。 【典拠・出典】 徐陵「武皇帝作相時与嶺南酋豪書」 【類義語】 ・...
【四字熟語】 探驪獲珠 【読み方】 たんりかくしゅ 【意味】 驪竜の顎の下を探って珠玉を手に入れる。転じて、危険を冒して大きな利益を得るたとえ。また、要領を得た素晴らしい文章を作ることのたとえとしても用いる。 【語源・由...
【四字熟語】 断爛朝報 【読み方】 だんらんちょうほう 【意味】 きれぎれになって、続き具合のわからない朝廷の記録のこと。また、『春秋』をそしっていう語。 【語源・由来】 「断爛」は破れてぼろぼろになること。「朝報」は朝...
【四字熟語】 貪夫徇財 【読み方】 たんぷじゅんざい 【意味】 欲深い者は、金のためなら何でもするということ。 【語源・由来】 「貪夫」は欲の深い男のこと。「徇財」は命がけで金を求める、金のためなら命を捨てるという意味。...
【四字熟語】 断悪修善 【読み方】 だんなくしゅぜん 【意味】 仏教で、一切の煩悩を断とうとする誓いのこと。 【語源・由来】 悪を断ち切って善を修行するという意味で、あらゆるものを救おうとする菩薩の誓願の一つ。 【典拠・...
【四字熟語】 断港絶潢 【読み方】 だんこうぜっこう 【意味】 他から孤立した辺鄙なところのこと。 【語源・由来】 「断港」は海へ通じる航路を断たれた港のこと。「絶潢」は水の出口がない水たまりの池という意味。 【典拠・出...
【四字熟語】 談言微中 【読み方】 だんげんびちゅう 【意味】 ものごとをはっきり言わず、それとなく人の弱みや急所をつくような話しぶりのこと。 【典拠・出典】 『史記』「滑稽伝・論賛」 談言微中(だんげんびちゅう)の使い...
【四字熟語】 断金之交 【読み方】 だんきんのまじわり 【意味】 非常に強い友情で結ばれていること。 【語源・由来】 二人が心を同じくすれば、金属を断ち切ることができることからいう。 【典拠・出典】 『易経』「繋辞・上」...
【四字熟語】 断機之戒 【読み方】 だんきのいましめ 【意味】 学問は中途で放棄してしまっては何にもならないという教え。 【語源・由来】 孟子が学問をしても進歩がないと言うのを聞いた孟子の母は、はた織りの糸を切り、学問を...
【四字熟語】 断簡零墨 【読み方】 だんかんれいぼく 【意味】 ちょっとした書き物や、きれぎれになった書き物。文書の断片。 【語源・由来】 「断簡」はきれぎれになってしまった文書。「零墨」は一滴の墨のことで墨跡の断片の意...
【四字熟語】 弾丸之地 【読み方】 だんがんのち 【意味】 きわめて狭い土地のこと。 【語源・由来】 「弾丸」ははじき玉、きわめて小さいもののたとえ。 【典拠・出典】 『戦国策』「趙策」 【類義語】 ・黒子之地(こくしの...
【四字熟語】 弾丸黒子 【読み方】 だんがんこくし 【意味】 きわめて狭い土地のたとえ。 【語源・由来】 「弾丸」は小鳥をとるはじき玉。「黒子」はほくろ。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・弾丸之地(だんがんのち) ・黒...
【四字熟語】 奪胎換骨 【読み方】 だったいかんこつ 【意味】 外側はもとのままで中身を取りかえること。また、外見は同じでも内容が違うこと。 【語源・由来】 骨を取り換え、胎盤を奪うという意味で、本来詩文の創作法の一つと...
【四字熟語】 達人大観 【読み方】 たつじんたいかん 【意味】 物事の道理に広く通じている人は、物事の全体を客観的に見渡すことができるということ。 【語源・由来】 「達人」は、広く、また深く物事の道理に通じている人。「大...
【四字熟語】 多蔵厚亡 【読み方】 たぞうこうぼう 【意味】 欲深い者は人間関係をそこなって、やがてはすべてを失ってしまうということ。欲をおさえて足るを知ることがみずからを保つことにつながるという戒め。 【語源・由来】 ...
【四字熟語】 多銭善賈 【読み方】 たせんぜんこ 【意味】 資材や条件が整っていれば成功しやすいということ。 【語源・由来】 「多銭」は元手・資本がたくさんあること。「善賈」はよい商いをするという意味。資本がたくさんある...
【四字熟語】 多情仏心 【読み方】 たじょうぶっしん 【意味】 感情が豊かで移り気だが、薄情になれない性質のこと。 【語源・由来】 もともと人や物事に対して情の多いことが仏の慈悲の心につながるという意味。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 多生之縁 【読み方】 たしょうのえん 【意味】 多くの生を経て結ばれている因縁。 【語源・由来】 「袖振り合うも多生の縁」といい、見知らぬ人と道で袖が触れ合うようなわずかな接触も前世からの深い因縁によるもの...
【四字熟語】 多情多恨 【読み方】 たじょうたこん 【意味】 物事に感じやすいために、うらみや悲しみも多いこと。また、恋愛感情が豊かなさまにいう。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・多感多恨(たかんたこん) ・多恨多情(...
【四字熟語】 多情多感 【読み方】 たじょうたかん 【意味】 感受性が強く、物事の情緒を深く感じる。 【語源・由来】 「多情」は物のあわれを強く感じること。「多感」は物に感じやすいこと。情感(物)に感じて情が起こる意を強...
【四字熟語】 打成一片 【読み方】 だじょういっぺん 【意味】 すべてのことを忘れて物事に専念すること。千差万別の事物の相を平等に観ずること。仏教語。 【典拠・出典】 『碧巌録』 打成一片(だじょういっぺん)の使い方 打...
【四字熟語】 多事多端 【読み方】 たじたたん 【意味】 仕事が多くて非常に忙しいこと。 【語源・由来】 「多事」は仕事が多いこと。「多端」は忙しいさまをいう。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・多事多忙(たじたぼう) ...
【四字熟語】 踔厲風発 【読み方】 たくれいふうはつ 【意味】 議論がうまく風のようにはやく口から出ること。雄弁の形容。 【語源・由来】 「踔厲」は勢いのすぐれてはげしいこと。「風発」は風が起こるように勢いのはげしいこと...
【四字熟語】 濁流滾滾 【読み方】 だくりゅうこんこん 【意味】 濁った水が盛んに流れるさま。 【語源・由来】 「濁流」は濁った水の流れのこと。「滾滾」は水が盛んに流れるという意味。 【典拠・出典】 - 濁流滾滾(だくり...
【四字熟語】 濯纓濯足 【読み方】 たくえいたくそく 【意味】 世のなりゆきに応じて進退すること。また、善行すれば尊ばれ、悪行をすれば卑しまれるということ。また世俗を超越すること。 【語源・由来】 「濯」は洗う、すすぐと...
【四字熟語】 大惑不解 【読み方】 たいわくふかい 【意味】 自分の心の惑いがわかっていない者は一生の間真理を悟ることができない。また、いろいろ疑い迷って、疑問がなかなか解けないこと。 【語源・由来】 「大惑」は自分の心...
【四字熟語】 太牢滋味 【読み方】 たいろうのじみ 【意味】 豪華なご馳走のたとえ。 【語源・由来】 「太牢」は祭りに供える牛・羊・豕(ぶた)の犠牲がそろったもの。「滋味」は栄養のあるおいしい食物。 【典拠・出典】 『文...
【四字熟語】 帯厲之誓 【読み方】 たいれいのちかい 【意味】 功臣の家は末長く絶やさせないという約束。 【語源・由来】 黄河が帯のように細くなり、泰山が砥石のように平らになっても変わらないという意味。 【典拠・出典】 ...
【四字熟語】 大名鼎鼎 【読み方】 たいめいていてい 【意味】 名声が世に響きわたっていること。 【語源・由来】 「大名」は大きな名声・名誉のこと。「鼎鼎」は盛大なさま。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・名声赫赫(めい...
【四字熟語】 戴盆望天 【読み方】 たいぼんぼうてん 【意味】 二つのことを一度に実現させるのは無理だということ。 【語源・由来】 「戴盆」は頭に盆をのせること。「望天」は天を仰ぎ見るという意味。頭に盆をのせたまま天を仰...
【四字熟語】 体貌閑雅 【読み方】 たいぼうかんが 【意味】 姿かたちが落ち着いて上品なさま。 【語源・由来】 「体貌」は姿と顔だち、容貌。「閑雅」は物静かで上品な趣があること。また、そのさま。 【典拠・出典】 - 体貌...
【四字熟語】 大兵肥満 【読み方】 だいひょうひまん 【意味】 大きなからだで太っていること。また、そのような人。 【語源・由来】 「大兵」は大きくたくましいからだ。また、その人。「肥満」はからだが肥え太っていること。 ...
【四字熟語】 大智不智 【読み方】 だいちふち 【意味】 本当にすぐれた知者はそれをあらわにせず一見無知のように見えるということ。 【語源・由来】 「大智」は真の知恵者。 【典拠・出典】 『六韜』「武韜」 【類義語】 ・...
【四字熟語】 大智如愚 【読み方】 だいちじょぐ 【意味】 すぐれて知恵のある賢者は、人前で自分の才能をひけらかすことがないから、ちょっと見たところ愚者のように見えるということ。 【典拠・出典】 蘇軾「賀欧陽少師致仕啓」...
【四字熟語】 大沢礨空 【読み方】 だいたくらいくう 【意味】 大小がひどくかけ離れていることのたとえ。大きな沢と小さい穴の意。 【語源・由来】 「大沢」は大きな沢、広い沼地。「礨空」は小さな穴、あり穴。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 大処着墨 【読み方】 たいしょちゃくぼく 【意味】 大事なところから墨をつける意。絵や文章を書くに当たって、まず最も大事なところを押さえてから筆をおろすこと。最も大切なポイントを押さえて物事を行うたとえ。「...
【四字熟語】 泰山之安 【読み方】 たいざんのやすき 【意味】 泰山のように、どっしりと安定して揺るぎのないこと。 【語源・由来】 「泰山」は中国山東省にある名山で揺るぎないもの、どっしりとしたもの、また長寿のたとえ。 ...
【四字熟語】 泰山鴻毛 【読み方】 たいざんこうもう 【意味】 へだたりの甚だしいことのたとえ。きわめて重いものときわめて軽いもの。重さがまったく違うこと。 【語源・由来】 「泰山」は中国山東省の名山で重いもののたとえ。...
【四字熟語】 大悟徹底 【読み方】 たいごてってい 【意味】 仏教で完全に煩悩をすて、悟りきること。 【典拠・出典】 『無門関』「二」 【類義語】 ・廓然大悟(かくねんたいご) 大悟徹底(たいごてってい)の使い方 大悟徹...
【四字熟語】 堆金積玉 【読み方】 たいきんせきぎょく 【意味】 非常に多くの富を集めること。貴金属や珠玉を積み上げるという意味。 【語源・由来】 「堆」「積」とも積み上げるという意味。もと「積金累玉」といったものが転じ...
【四字熟語】 対岸火災 【読み方】 たいがんのかさい 【意味】 自分には関係のないできごとのたとえ。 【語源・由来】 向こう岸で起きた火事という意。川や水を隔てているので、気にもかけず、無関心でいられるのでいう。 【典拠...
【四字熟語】 大海撈針 【読み方】 たいかいろうしん 【意味】 ほとんど実現不可能なこと。 【語源・由来】 「撈」はすくいあげるという意で、大海の底に落ちた針をすくいあげること。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・東海撈...
【四字熟語】 大隠朝市 【読み方】 たいいんちょうし 【意味】 真の隠遁者は山中などにいるのではなく、一見一般の人と変わらない生活をしているものだということ。 【語源・由来】 「大隠」は真に悟りを得た隠者のこと。「朝市」...
【四字熟語】 孫楚漱石 【読み方】 そんそそうせき 【意味】 強情で負け惜しみの強いこと。また、うまくこじつけていい逃れをすること。 【語源・由来】 西晋の孫楚が隠遁を望み「石に枕し流れに漱ぐような自然な暮らしがしたい」...
【四字熟語】 樽俎折衝 【読み方】 そんそせっしょう 【意味】 なごやかに交渉すること。武力を用いず飲食をともにしながらかけひきをする外交交渉のこと。 【語源・由来】 「樽俎」は酒だると肉料理をのせる台。「折衝」は敵の兵...
【四字熟語】 率土之浜 【読み方】 そっとのひん 【意味】 国中。全国。 【語源・由来】 「率土」は土地から土地とつづくところ。「浜」は海にめぐらされた陸地のはて。「率土」だけでも国中。天下中のこと。 【典拠・出典】 『...
【四字熟語】 即決即断 【読み方】 そっけつそくだん 【意味】 間をおかず判断すること。 【語源・由来】 「決断」に「即(すぐに)」を添えた語。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・短期決戦(たんきけっせん) ・即断即決(...
【四字熟語】 楚囚南冠 【読み方】 そしゅうなんかん 【意味】 捕らわれの身になっても故国を忘れないこと。また、捕らわれて他国にある者のこと。 【語源・由来】 「楚囚」は他国に捕らえられた楚国の人のこと。「南冠」は冠をか...
【四字熟語】 麤枝大葉 【読み方】 そしたいよう 【意味】 細かい規則にとらわれず大らかに書いた文章。また、ごく大まかなこと。 【語源・由来】 「麤枝」はまばらな枝、「大葉」は大きな木の葉。 【典拠・出典】 『朱子語類』...
【四字熟語】 束髪封帛 【読み方】 そくはつふうはく 【意味】 妻が堅く貞操を守ること。 【語源・由来】 「束髪」は髪を束ねること。「封帛」は白いねり絹で封じること。 中国の唐の賈直言は、連座の罪で遠方に左遷されることに...
【四字熟語】 足音跫然 【読み方】 そくおんきょうぜん 【意味】 足音のひびくさま。転じて、得難い来客。また、得難い人物に遭遇するたとえ。 【語源・由来】 「跫然」は人の歩く足音のさま。 人里離れた荒野で迷っているときに...
【四字熟語】 吹毛求疵 【読み方】 すいもうきゅうし 【意味】 やたらと人のあらさがしをすること。人の欠点をなじっているうちに自分の欠点が暴露されてしまうこと。 【語源・由来】 皮膚に生えている毛を吹いて、隠れたきずをさ...
【四字熟語】 臍下丹田 【読み方】 せいかたんでん 【意味】 へその三寸下あたりのところ。 【語源・由来】 漢方医学ではここに力を集めると元気や勇気がわいてくるという。 【典拠・出典】 『黄庭経』「注」 臍下丹田(せいか...
【四字熟語】 雪裏清香 【読み方】 せつりせいこう 【意味】 梅のこと。 【語源・由来】 雪の中にほのかなにおいを漂わせるという意味。梅は百花にさきがけて雪をしのいで咲くのでいう。「雪裏」は雪の降る中、まら雪の積もった中...
【四字熟語】 千慮一得 【読み方】 せんりょのいっとく 【意味】 愚者の考えの中に一つくらいはよいものがある。 【語源・由来】 「千慮」は多くの考え。 【典拠・出典】 『史記』「淮陰侯伝」 【類義語】 ・愚者一得(ぐしゃ...
【四字熟語】 俗臭芬芬 【読み方】 ぞくしゅうふんぷん 【意味】 非情に俗っぽくて、気品にかけること。 【語源・由来】 「俗臭」は下品で俗っぽい感じのこと。「芬芬」は臭いが強いこと。 【典拠・出典】 - 俗臭芬芬(ぞくし...
【四字熟語】 即時一杯 【読み方】 そくじいっぱい 【意味】 後の大きな利益や喜びより、たとえ小さくても今のそれの方がいいということ。 【語源・由来】 「即時一杯の酒」の略。その時すぐ一杯の酒が貴重だということから。後世...
【四字熟語】 粟散辺地 【読み方】 ぞくさんへんち 【意味】 粟粒の散らばったような世界の果ての小さな国。特に中国などから見て日本をいう語。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・粟散辺土(ぞくさんへんど) 粟散辺地(ぞくさ...
【四字熟語】 楚越同舟 【読み方】 そえつどうしゅう 【意味】 仲の悪い者どうしが、同じ場所や境遇にいること。もとは、反目しあいながらも利害が一致するときには協力しあうという意味。 【語源・由来】 「楚」と「越」は中国春...
【四字熟語】 草木禽獣 【読み方】 そうもくきんじゅう 【意味】 地に生きるすべてのもの。 【語源・由来】 「禽獣」は鳥とけだものという意味。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・禽獣草木(きんじゅうそうもく) 草木禽獣(...
【四字熟語】 草満囹圄 【読み方】 そうまんれいご 【意味】 善政で国が良く治まっていること。 【語源・由来】 「囹圄」は牢獄のこと。獄舎に罪人がいないため、草が生い茂っているということから。 【典拠・出典】 『隋書』「...
【四字熟語】 曾母投杼 【読み方】 そうぼとうちょ 【意味】 誤ったうわさも多くの人が口にしているうちに誰でも信じるようになるたとえ。 【語源・由来】 「曾母」は曾参の母のこと。曾参は春秋時代、魯の人で親孝行で知られ。「...
【四字熟語】 造反無道 【読み方】 ぞうはんむどう 【意味】 謀反を起こして、道理にはずれること。 【語源・由来】 「造反」は体制に反抗して決起すること。「無道」は道理にはずれた行為をすること。 【典拠・出典】 - 【対...
【四字熟語】 桑田碧海 【読み方】 そうでんへきかい 【意味】 世の中の変化が激しいこと。 【語源・由来】 広い大海原が干上がって桑畑になるということから。移り変わりが激しいことをいう。 【典拠・出典】 『神仙伝』「麻姑...
【四字熟語】 滄桑之変 【読み方】 そうそうのへん 【意味】 世の中の変化が激しいこと。 【語源・由来】 「滄桑」は「滄海桑田」の略。「滄海」は大海原のこと。「桑田」は桑畑という意味。広い大海原が干上がって桑畑になること...
【四字熟語】 象箸玉杯 【読み方】 ぞうちょぎょくはい 【意味】 ぜいたくな生活をすること。 【語源・由来】 「象箸」は象牙の箸のこと。「玉杯」は玉で作った杯のこと。 中国殷の紂王の賢臣箕子は、王が象牙の箸を作ったのを知...
【四字熟語】 痩身矮躯 【読み方】 そうしんわいく 【意味】 やせていて小さい。やせて背が低い。 【語源・由来】 「矮」は低い、「躯」はからだ・骨組み。 【典拠・出典】 - 痩身矮躯(そうしんわいく)の使い方 痩身矮躯(...
【四字熟語】 曾参殺人 【読み方】 そうしんさつじん 【意味】 誤ったうわさも多くの人が口にしているうちに誰でも信じるようになるたとえ。 【語源・由来】 曾参は春秋時代、魯の人で親孝行で知られ、「孝経」の作者ともいわれる...
【四字熟語】 蚤寝晏起 【読み方】 そうしんあんき 【意味】 夜はやく寝て、朝おそく起きる。赤子や幼児のさま。 【語源・由来】 「蚤」は「早」と同じでつとに、はやくという意味。「晏」は遅くという意味。 【典拠・出典】 『...
【四字熟語】 壮士凌雲 【読み方】 そうしりょううん 【意味】 俗世間を遠く超越したいと願う高尚なこころざし。また、志気盛んに大いに飛躍しようとするこころざし。 【語源・由来】 「凌雲」は雲を高くしのいで上るという意味。...
【四字熟語】 双宿双飛 【読み方】 そうしゅくそうひ 【意味】 夫婦の仲がむつまじく、常に離れることがないこと。 【語源・由来】 「双」はつがいの鳥のこと。「宿」は住むこと。雌雄の鳥がともに宿り、並んで飛ぶという意味から...
【四字熟語】 荘周之夢 【読み方】 そうしゅうのゆめ 【意味】 万物一体観に立つ人の心境・境地。また、人生のはかないことのたとえ。 【語源・由来】 荘子(荘周)が夢の中で胡蝶となり彼と我との区別を忘れ楽しんだ故事。 【典...
【四字熟語】 造次顛沛 【読み方】 ぞうじてんぱい 【意味】 あわただしいとき。とっさのとき。また、わずかの時間。 【語源・由来】 「造次」はあわただしい時、「顛沛」はつまずき倒れることの意で、それくらい短い時間のこと。...
【四字熟語】 叢軽折軸 【読み方】 そうけいせつじく 【意味】 小さなものでもたくさん集まると大きな力になるということ。 【語源・由来】 「叢軽」はたくさん集まった軽いもののこと。「折軸」は車軸が折れるという意味。軽いも...
【読み方】 そうくはくい 【意味】 世の変化の速いたとえ。 【語源・由来】 空の雲は白衣のように見えるかと思えばすぐに青い犬のよう変わるという意味。「蒼狗」は青い犬・黒い犬。 【典拠・出典】 杜甫「可歎」 【類義語】 ・...
【四字熟語】 滄海一粟 【読み方】 そうかいのいちぞく 【意味】 比較にならないほど小さいもののたとえ。また、広大な宇宙で人間の存在は小さくてはかないものであることのたとえ。 【語源・由来】 青い大海原(滄海)の一粒の粟...
【四字熟語】 滄海遺珠 【読み方】 そうかいのいしゅ 【意味】 世に埋もれた有能な人材のたとえ。 【語源・由来】 「滄海」は青い大海原。 【典拠・出典】 『唐書』「狄仁傑伝」 滄海遺珠(そうかいのいしゅ)の使い方 滄海遺...
【四字熟語】 滄海桑田 【読み方】 そうかいそうでん 【意味】 世の変転のはなはだしいたとえ。 【語源・由来】 「滄海変じて桑田となる(青海原が桑畑に変わる)」という意味から。 【典拠・出典】 『神仙伝』 【類義語】 ・...
【四字熟語】 千慮一失 【読み方】 せんりょのいっしつ 【意味】 どんなに賢い者にも多くの考えの中には一つぐらい誤りがある。また、十分に用意しても思いがけない失敗があること。 【典拠・出典】 『史記』「淮陰侯伝」 【類義...
【四字熟語】 千里命駕 【読み方】 せんりめいが 【意味】 はるかな遠方からおいでになること。 【語源・由来】 「千里」は遠方のたとえ。「命駕」は命じて馬車を用意させる、または馬車に乗ること。 【典拠・出典】 『晋書』「...
【四字熟語】 千里結言 【読み方】 せんりのけつげん 【意味】 遠方の友と約束した言葉。 【語源・由来】 「千里」は遠方という意味。「結言」は言葉で約束すること。 【典拠・出典】 『後漢書』「范式伝」 千里結言(せんりの...
【四字熟語】 仙風道骨 【読み方】 せんぷうどうこつ 【意味】 俗っぽさがなく非凡な姿のこと。仙人や道者の風采骨相のたとえ。 【典拠・出典】 李白「大鵬賦序」 仙風道骨(せんぷうどうこつ)の使い方 仙風道骨(せんぷうどう...
【四字熟語】 全豹一斑 【読み方】 ぜんぴょういっぱん 【意味】 もののごく一部を見て、全体を推測したり批評したりすることのたとえ。見識がきわめて狭いことのたとえ。 【語源・由来】 「一斑」は豹の斑点の一つ。「全豹」は豹...
【四字熟語】 前跋後疐 【読み方】 ぜんばつこうち 【意味】 進むことも退くこともできず、どうにもならない困難な状態に追い込まれること。 【語源・由来】 老いた狼が前は自分のあごに垂れ下がった肉を跋(ふ)み、後ろは自分の...
【四字熟語】 先難後獲 【読み方】 せんなんこうかく 【意味】 難事を先にして利益を後回しにする意。まず人のために困難なことを行って、自分の利益になることは後回しにすること。また、はじめに難事を行えば、後でその利益を得ら...
【四字熟語】 千成瓢箪 【読み方】 せんなりびょうたん 【意味】 豊臣秀吉の馬印。 【語源・由来】 もともとは小形の果実がたくさんなるひょうたんの一種。それを図案化した秀吉の馬印が有名になった。「千成」は一本の植物にたく...
【四字熟語】 前程万里 【読み方】 ぜんていばんり 【意味】 これからの道のりが非常に遠いこと。また、将来の可能性や希望が大きいこと。前途有為なこと。 【語源・由来】 「前程」は行く先の道のり・前途のこと。「万里」は遠大...
【四字熟語】 千朶万朶 【読み方】 せんだばんだ 【意味】 多くの花がついた枝。花が非常に多く咲き乱れていることの形容。 【語源・由来】 「千」「万」は数が多いことを示す語。「朶」は花のついた枝のこと。 【典拠・出典】 ...
【四字熟語】 千村万落 【読み方】 せんそんばんらく 【意味】 多くの村落。多数の村ざとをいう。 【語源・由来】 「村落」をわけて、数が多いことを表す「千万」を付けた言葉。 【典拠・出典】 杜甫「兵車行」 千村万落(せん...
【四字熟語】 蝉噪蛙鳴 【読み方】 せんそうあめい 【意味】 蝉 (せみ) や蛙 (かえる) がうるさく鳴き騒ぐこと。転じて、騒がしいばかりで、何の役にも立たないことや、議論・文章のへたなことのたとえ。 【典拠・出典】 ...
【四字熟語】 泉石膏肓 【読み方】 せんせきこうこう 【意味】 自然や山水の中で暮らしたいという気持ちが非常に強いこと。 【語源・由来】 「泉石」は流水と石、山水のたたずまい。「膏」は胸の下のところ。「肓」は胸と腹の間の...
【四字熟語】 煎水作氷 【読み方】 せんすいさくひょう 【意味】 まったく不可能なこと。 【語源・由来】 「煎水」は水を煮つめること。水を煮つめて氷を作るという意味。 【典拠・出典】 『三国志』「魏志・高堂隆伝」 【類義...
【四字熟語】 専心一心 【読み方】 せんしんいちい 【意味】 ひたすら一つのことに心を集中すること。 【語源・由来】 「一意」は一つのことに心をそそぐ、一心になること。「意」は心という意味。 【典拠・出典】 - 【類義語...
【四字熟語】 千緒万端 【読み方】 せんしょばんたん 【意味】 物事がごたごたして複雑であることの形容。さまざまな雑多な事柄。 【語源・由来】 「千」「万」は数の多いことを示す。「端緒」が千も万もある、ということ。「端」...
【四字熟語】 先従隗始 【読み方】 せんじゅうかいし 【意味】 言い出した者から始めよという意味。また、物事を手近なところから始めることのたとえ。物事を始めるには、他人まかせにしないで、まず自分が率先して始めることが重要...
【四字熟語】 千状万態 【読み方】 せんじょうばんたい 【意味】 いろいろ、さまざまな様子。 【語源・由来】 欧州用「千」「万」は数の多いことを表す。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・千姿万態(せんしばんたい) 千状万...
【四字熟語】 千錯万綜 【読み方】 せんさくばんそう 【意味】 さまざまに入り交じることこと。 【語源・由来】 入り交じるという意味の「錯綜」にそれぞれ「たくさん、さまざまに」の意味の「千万」を配して四字句にしたもの。 ...
【四字熟語】 潜在意識 【読み方】 せんざいいしき 【意味】 心の奥底にひそみかくれている、自覚されない意識。 【語源・由来】 「潜在」は表面に出ないで、内にひそんでいること。「顕在」の対語。精神分析の用語でいう「無意識...
【四字熟語】 千古不磨 【読み方】 せんこふま 【意味】 遠い昔からずっと何も変わっていないこと。特に、文化的な伝統や芸術品などに対して用いられる。 【語源・由来】 「千古」は遠い昔。または、遠い後の世という意味から永久...
【四字熟語】 千呼万喚 【読み方】 せんこばんかん 【意味】 何度もくり返し呼び叫ぶこと。 【語源・由来】 「千」「万」は数の多いことを表す。 【典拠・出典】 白居易「琵琶行」 千呼万喚(せんこばんかん)の使い方 千呼万...
【四字熟語】 先庚後庚 【読み方】 せんこうこうこう 【意味】 物事を過ちのないようにていねいにすること。物事を変更する場合には、その前後にていねいに説明すること。 【語源・由来】 「庚」はかわる、改変するという意味で、...
【四字熟語】 旋乾転坤 【読み方】 せんけんてんこん 【意味】 国の政局を一新すること。 【語源・由来】 「旋」「転」はともに、まわしてもどすという意味。「乾」は天、「坤」は地のこと。天地を一回転させて、もとの位置に戻す...
【四字熟語】 千荊万棘 【読み方】 せんけいばんきょく 【意味】 非常に多くの困難があること。困難なことのたとえ。 【語源・由来】 「千」「万」は数が多いことを示す語。「荊」「棘」はともにいばらのことで、とげのある草木の...
【四字熟語】 千鈞一髪 【読み方】 せんきんいっぱつ 【意味】 非常に危険なこと、きわめて無理なことのたとえ。 【語源・由来】 韓愈の文より。一本の髪の毛で千鈞もの重さの物を引くという意味。「鈞」は昔の重量の単位で三十斤...
【四字熟語】 千金一擲 【読み方】 せんきんいってき 【意味】 豪快な振る舞い、思い切りのよいことのたとえ。惜しげもなくひとときに大金を使うという意味。 【語源・由来】 呉象之の「少年行」より。「擲」は投げる。投げ出すと...
【四字熟語】 千金一刻 【読み方】 せんきんいっこく 【意味】 時間の貴重なことのたとえ。わずかな時間が千金にも値するという意味。大切な時間や楽しい時間が過ぎやすいのを惜しんでいう。またそれを無駄に過ごすのを戒める語。 ...
【四字熟語】 前倨後恭 【読み方】 ぜんきょこうきょう 【意味】 それまでの態度をがらりと変えて、相手にへつらうこと。 【語源・由来】 「倨」は人をあなどること。「恭」はうやうやしくするという意味。 中国戦国時代の遊説家...
【四字熟語】 饌玉炊金 【読み方】 せんぎょくすいきん 【意味】 たいへんなご馳走。豪華このうえない食事のこと。また、他社の歓待を感謝していう語。 【語源・由来】 金を炊いて食物とし、玉を取りそろえて膳に並べるという意味...
【四字熟語】 扇影衣香 【読み方】 せんえいいこう 【意味】 貴婦人が多く寄り集うさま。 【語源・由来】 手に持つ扇子の影と、きらびやかな衣装の芳香という意味から。高貴な身分の女性たちの会合の様子を形容したもの。 【典拠...
【四字熟語】 潜移暗化 【読み方】 せんいあんか 【意味】 環境や他人の影響で知らず知らずのうちに気質や思想などが変化していること。 【語源・由来】 「潜」「暗」はひそかに、知らず知らずのうちにという意味。「移」「化」は...
【四字熟語】 切問近思 【読み方】 せつもんきんし 【意味】 すべての事を身近な問題として切実に取りあげ、自分のこととして考えること。 【語源・由来】 「切問」は熱心に問うこと。 【典拠・出典】 『論語』「子張」 切問近...
【四字熟語】 窃鈇之疑 【読み方】 せっぷのぎ 【意味】 確かな証拠もないのに人に疑いをかけること。 【語源・由来】 『列子』「説符」より。「鈇」は斧のこと。昔ある人が斧をなくし、隣の子を疑った。すると、その子の歩き方、...
【四字熟語】 刹那主義 【読み方】 せつなしゅぎ 【意味】 人生はその場その場がよければそれでいいという考え。 【語源・由来】 「刹那」は仏教用語で、ごく短い時間、瞬間をいう。その瞬間、瞬間を満足できればよいとする主義を...
【四字熟語】 雪泥鴻爪 【読み方】 せつでいのこうそう 【意味】 人間の行為など一時的ではかないものであることのたとえ。 【語源・由来】 「雪泥」は雪解けのぬかるみ。「鴻爪」は鴻の爪あと。雪解けのぬかるみには鴻の爪あとさ...
【四字熟語】 雪中松柏 【読み方】 せっちゅうのしょうはく 【意味】 志や節操が固いことのたとえ。 【語源・由来】 厳しい雪の中でも松や柏は緑の葉の色を変えないことから、時勢によって変節しない人をたとえた。「柏」はひのき...
【四字熟語】 截断衆流 【読み方】 せつだんしゅる 【意味】 俗世間の雑念妄想をたちきること。修行者が煩悩をたちきること。 【語源・由来】 「衆流」は雑念妄想のたとえ。仏教の語。 【典拠・出典】 『石林詩話』「上」 截断...
【四字熟語】 折衝禦侮 【読み方】 せっしょうぎょぶ 【意味】 武勇によって敵をくじき、敵の侮りを防ぎとめ恐れさせる。 【典拠・出典】 『詩経』「大雅・緜・毛伝」 折衝禦侮(せっしょうぎょぶ)の使い方 折衝禦侮(せっしょ...
【四字熟語】 摂取不捨 【読み方】 せっしゅふしゃ 【意味】 仏がすべての生き物を見捨てず救うこと。 【語源・由来】 「摂取」は仏が慈悲によって衆生を救うこと。「不捨」は仏がどんな生き物も見捨てることはないということ。 ...
【四字熟語】 絶巧棄利 【読み方】 ぜっこうきり 【意味】 文明によって人為的に作られたものをすてて、自然に戻ること。 【語源・由来】 「絶巧」は巧みに作られた道具を絶つこと。「棄利」は便利なものを棄てるという意味。 【...
【四字熟語】 窃玉偸香 【読み方】 せつぎょくとうこう 【意味】 こっそり女に手を出して女色にふけること。 【語源・由来】 「玉」と「香」は女にたとえたもの。「窃」「偸」はともにぬすむという意味。 【典拠・出典】 『西廂...
【四字熟語】 是生滅法 【読み方】 ぜしょうめっぽう 【意味】 生ある者は必ず滅びる。 【語源・由来】 『涅槃経』「十四」より。仏教で万物は常住することなく変転し、生きている者は必ず死ぬという思想。 【典拠・出典】 『大...
【四字熟語】 尺寸之柄 【読み方】 せきすんのへい 【意味】 わずかの権力。 【語源・由来】 「尺」「寸」はともに長さの単位。十寸が一尺。周代では一尺は十八センチメートル。短いこと、わずかなことのたとえ。「柄」は器物の柄...
【四字熟語】 尺寸之地 【読み方】 せきすんのち 【意味】 ほんの少しの土地。 【語源・由来】 「尺」「寸」はともに長さの単位。十寸が一寸。周代では一尺は十八センチメートル。短いこと。わずかなことのたとえ。 【典拠・出典...
【四字熟語】 尺寸之功 【読み方】 せきすんのこう 【意味】 わずかな功績。 【語源・由来】 「尺」「寸」はともに長さの単位。十寸が一尺。周代では一尺は十八センチメートル。短いこと、わずかなことのたとえ。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 積薪之嘆 【読み方】 せきしんのたん 【意味】 後から来た者が重用され、以前からいる者が下積みの苦労をする悩みのこと。 【語源・由来】 「積薪」はたきぎを積み重ねるという意味。新しいたきぎが次々と積み重ねら...
【四字熟語】 石心鉄腸 【読み方】 せきしんてっちょう 【意味】 強い精神、堅い意志のたとえ。 【語源・由来】 鉄や石のように強く、堅い心臓や胃腸という意味。「心」「腸」は内臓で心や意志のたとえ。 【典拠・出典】 『皮子...
【四字熟語】 赤手空拳 【読み方】 せきしゅくうけん 【意味】 なんの助けもかりずに独力で物事を行うこと。 【語源・由来】 手に何も武器を持たないという意味から転じた。「赤手」は素手。「空拳」は拳だけで武器をもたないこと...
【四字熟語】 碩師名人 【読み方】 せきしめいじん 【意味】 大学者や名声の高い人。大いなる徳を備えた人や声望のある人。 【語源・由来】 「碩」は大きいという意味。転じて偉大な、立派なという意味。「名人」は名声の高い人。...
【四字熟語】 隻紙断絹 【読み方】 せきしだんけん 【意味】 文字を記したごくわずかの紙や絹布。 【語源・由来】 「隻紙」は紙切れ、「断絹」は絹布の切れ端。それらに貴重な文字が書かれたものをいう。 【典拠・出典】 - 隻...