上下天光【しょうかてんこう】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)
【四字熟語】 上下天光 【読み方】 しょうかてんこう 【意味】 空も水も一様に光り輝くこと。 【語源・由来】 「上下」はさまざまな意味をもつが、ここでは天地。なかでも空と水という意味。「天光」は日光と同意だが、ここでは霊...
【四字熟語】 上下天光 【読み方】 しょうかてんこう 【意味】 空も水も一様に光り輝くこと。 【語源・由来】 「上下」はさまざまな意味をもつが、ここでは天地。なかでも空と水という意味。「天光」は日光と同意だが、ここでは霊...
【四字熟語】 上下一心 【読み方】 しょうかいっしん 【意味】 身分の上下にかかわらず一致団結すること。身分の上の者も下の者も心を一つにする。また心を一つにして事に当たること。 【典拠・出典】 『淮南子』「詮言訓」 【類...
【四字熟語】 硝煙弾雨 【読み方】 しょうえんだんう 【意味】 戦闘が非常に激しいこと。 【語源・由来】 「硝煙」は火薬の煙、「弾雨」は銃弾が雨が降るように撃ち込まれるさま。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・砲煙弾雨(...
【四字熟語】 上援下推 【読み方】 じょうえんかすい 【意味】 適任者として上から引き立てられ、下からも推されること。 【語源・由来】 「援」は引き上げること。「推」はすすめる、おすという意味。 【典拠・出典】 『易経』...
【四字熟語】 冗員淘汰 【読み方】 じょういんとうた 【意味】 官庁などで無駄な人員を整理すること。 【語源・由来】 「冗員」はむだな人員。いなくてもよい人員。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・人員整理(じんいんせいり...
【四字熟語】 情意投合 【読み方】 じょういとうごう 【意味】 お互いの気持ちがよく通じ合うこと。 【語源・由来】 「情意」は感情と意志。「投合」は「投」も「合」も合う、ぴったり合うこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】...
【四字熟語】 宵衣旰食 【読み方】 しょういかんしょく 【意味】 天子が朝早くから夜遅くまで熱心に政治にはげむこと。夜明け前から正服を着て政治にはげみ、太陽が沈んでから夕食をとること。 【語源・由来】 徐陵の「陳文皇帝哀...
【四字熟語】 叙位叙勲 【読み方】 じょいじょくん 【意味】 位を授けたり、勲等により勲記・勲章を授けたりすること。また、位を与えられたり、勲記・勲章を与えられたりすること。 【語源・由来】 「叙」は授けるという意味。 ...
【四字熟語】 春和景明 【読み方】 しゅんわけいめい 【意味】 穏やかでひざしが明るい春の陽気のこと。 【語源・由来】 「春和」は和らいだ春という意味。「景明」はひざしが明るいこと。 【典拠・出典】 范仲淹「岳陽楼記」 ...
【四字熟語】 醇風美俗 【読み方】 じゅんぷうびぞく 【意味】 人情が厚くうるわしい風俗や習慣。 【語源・由来】 「醇風」は善良で人情の厚い風俗のこと。「美俗」は美しい風俗のこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・良風...
【四字熟語】 駿足長阪 【読み方】 しゅんそくちょうはん 【意味】 すぐれた人物が、困難を恐れずに自分の才能を試してみたいと思うこと。 【語源・由来】 陸厥の文より。「駿足」は足の速いすぐれた馬のこと。「長阪」は長い坂道...
【四字熟語】 春愁秋思 【読み方】 しゅんしゅうしゅうし 【意味】 春の日の物憂さと秋の日の物思い。気候のいいときになんとなく気がふさぐこと。また、いつも心に悲しみや悩みを抱いていること。 【語源・由来】 「春愁」は春の...
【四字熟語】 蓴羹鱸膾 【読み方】 じゅんこうろかい 【意味】 故郷を懐かしく思う情。 【語源・由来】 「蓴羹」は蓴菜(じゅんさい)の吸い物(羹あつもの)。「鱸膾」は鱸の切り身料理(膾なます)。晋の張翰が故郷の料理である...
【四字熟語】 春寒料峭 【読み方】 しゅんかんりょうしょう 【意味】 春になっても寒さが残り、春風が肌にうすら寒く感じられるさま。「料峭」の「料」はなでる、触れる、「峭」はきびしいという意味。 【典拠・出典】 - 【類義...
【四字熟語】 純一無雑 【読み方】 じゅんいつむざつ 【意味】 まったく混じりけがないこと。また、性質がすなおで偽りや邪心がない人物のこと。 【語源・由来】 「純一」「無雑」はともに純粋で混じりけがないこと。 【典拠・出...
【四字熟語】 春蛙秋蝉 【読み方】 しゅんあしゅうぜん 【意味】 無用の言論。 【語源・由来】 春のかえると秋のせみ。どちらもやかましく鳴きわめく。人間のわめきちらすのも春のかえるや秋のせみのようなものだという意味。 【...
【四字熟語】 株連蔓引 【読み方】 しゅれんまんいん 【意味】 株やつるがつらなっているように、関係した者が残らず罰せられること。 【語源・由来】 「株連」は一人の罪の罰が数人をまきぞえにすること。「蔓引」は互いに引き連...
【四字熟語】 珠聯璧合 【読み方】 しゅれんへきごう 【意味】 りっぱな才能のある人々が集まるたとえ。転じて、新婚を祝う語として用いられる。 【語源・由来】 「珠」と「璧」が連合するという意味。「珠」も「璧」も玉の意味。...
【四字熟語】 儒林棟梁 【読み方】 じゅりんのとうりょう 【意味】 儒学者の世界で、重任にある人のこと。 【語源・由来】 「儒林」は儒学者の仲間のこと、「棟梁」は統率者・かしらという意味。 【典拠・出典】 - 儒林棟梁(...
【四字熟語】 朱墨爛然 【読み方】 しゅぼくらんぜん 【意味】 学問や研究に専念することのたとえ。 【語源・由来】 読書するのに朱色の墨で書き入れするので本が真っ赤になる。「朱墨」は朱色の墨。「爛然」はあざやかで美しいさ...
【四字熟語】 手舞足踏 【読み方】 しゅぶそくとう 【意味】 うれしくて思わず小躍りすることのたとえ。躍り上がって大喜びすることの形容。両手で舞い、両足で飛び跳ねるという意味。 【典拠・出典】 『詩経』「周南・関雎・大序...
【四字熟語】 酒嚢飯袋 【読み方】 しゅのうはんたい 【意味】 無知無能の人。 【語源・由来】 「酒嚢」は酒を入れるかめ。「飯袋」はめしを入れる袋。人間もただ酒を飲むだけ、飯を食うだけでは酒がめや飯ぶくろと変わらない。転...
【四字熟語】 殊塗同帰 【読み方】 しゅとどうき 【意味】 帰着するところは同じだが、そこに至る道が異なること。 【語源・由来】 「同帰」は同じところに行きつくこと。「殊」は異なるという意味。「塗」は「途」と同じで、道の...
【四字熟語】 出将入相 【読み方】 しゅっしょうにゅうしょう 【意味】 文武の才を兼ね備えた人物のたとえ。朝廷から出れば将軍として軍を指揮し、朝廷の中にいれば宰相として力を発揮する。 【典拠・出典】 『旧唐書』「李徳裕伝...
【四字熟語】 出谷遷喬 【読み方】 しゅっこくせんきょう 【意味】 出世すること。 【語源・由来】 春になって鳥が谷から出て(出谷)、高い木に移る(遷喬)という意味。転じて人が低い地位から高い地位にのぼること、出世の意味...
【四字熟語】 朮羹艾酒 【読み方】 じゅっこうがいしゅ 【意味】 朮でつくった羹(吸い物)とよもぎがはいった酒のこと。 【語源・由来】 「朮」は薬草の名。また、「艾」はよもぎ。昔、洛陽の人たちが五月の節句を祝うためにつく...
【四字熟語】 寿則多辱 【読み方】 じゅそくたじょく 【意味】 長生きをするということは、それだけ恥をかくことも多いということ。 【語源・由来】 「寿」は長生き、長生きをすること。 【典拠・出典】 『荘子』「天地」 寿則...
【四字熟語】 朱唇皓歯 【読み方】 しゅしんこうし 【意味】 美人の形容。 【語源・由来】 赤いくちびると白い歯の意味から。「皓」は白い。 【典拠・出典】 『楚辞』「大招」 【類義語】 ・蛾眉皓歯(がびこうし) ・朱脣榴...
【四字熟語】 衆生済度 【読み方】 しゅじょうさいど 【意味】 仏道によって生きているものすべてを迷いから救い、悟りの境地へ導くこと。 【語源・由来】 「衆生」はすべての生きもの、「済度」は仏道によって苦海から救い出し、...
【四字熟語】 珠襦玉匣 【読み方】 しゅじゅぎょっこう 【意味】 美しいもののたとえ。黄金の糸で珠玉を縫い合わせて作った短衣と玉を飾りつけた美しい箱の意味。昔、帝王や諸侯など高貴な人の死を送るのに用いた。 【語源・由来】...
【四字熟語】 輸攻墨守 【読み方】 しゅこうぼくしゅ 【意味】 攻める方も守る方も知略を尽くすたとえ。公輸般(盤ともいう)が強く攻め墨子が固く守るという意味。「輸」は魯国の名工で城を攻める兵器の雲梯(雲まで届くはしご)を...
【四字熟語】 夙夜夢寐 【読み方】 しゅくやむび 【意味】 朝早くから夜おそくまで。また、寝てもさめても、終日絶えずということ。 【語源・由来】 朝早くから夜寝て夢の中でも思うという意味から。「夙」は早朝、「夢寐」はねて...
【四字熟語】 縮地補天 【読み方】 しゅくちほてん 【意味】 政治上の改革を行うこと。 【語源・由来】 「地」は実際の政治、「天」は政治理念のたとえ。政治を正して、政治理念の不足を補うということ。 【典拠・出典】 『旧唐...
【四字熟語】 熟思黙想 【読み方】 じゅくしもくそう 【意味】 物事を沈黙してじっくりと考えること。 【語源・由来】 「熟思」はよくよく考えること。「黙想」はだまって思いにふけるという意味。 【典拠・出典】 - 【類義語...
【四字熟語】 夙興夜寝 【読み方】 しゅくこうやしん 【意味】 朝は早く起き、夜は遅く寝て、日夜、職務に精励すること。 【語源・由来】 「夙興」は朝早く起きること。「夜寝」は夜中になって就寝すること。 【典拠・出典】 『...
【四字熟語】 縮衣節食 【読み方】 しゅくいせっしょく 【意味】 節約・倹約すること。衣服や食事をはぶき倹約するという意味。 【語源・由来】 「節」ははぶく、倹約するという意味。 【典拠・出典】 陸游「秋穫」 【類義語】...
【四字熟語】 樹下石上 【読み方】 じゅかせきじょう 【意味】 出家行脚の境遇のこと。路ばたの木の下や石の上で寝泊まりするという意味。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・石上樹下(せきじょうじゅげ) 樹下石上(じゅかせき...
【四字熟語】 酒甕飯嚢 【読み方】 しゅおうはんのう 【意味】 無知無能の人。 【語源・由来】 「酒甕」は酒を入れるかめ。「飯嚢」はめしを入れる袋。人間もただ酒を飲むだけ、飯を食うだけでは酒がめや飯ぶくろと変わらない。転...
【四字熟語】 戢鱗潜翼 【読み方】 しゅうりんせんよく 【意味】 志を抱いて時機の到来をじっと待つたとえ。 【語源・由来】 「戢」はおさめるという意味で、「戢鱗」は竜がうろこをつぼめてじっとしていること、「潜翼」は鳥が羽...
【四字熟語】 襲名披露 【読み方】 しゅうめいひろう 【意味】 親または師匠の名前を継いだことを公表すること。 【語源・由来】 「襲名」は名前や受け継ぐこと、「披露」は公に発表すること。 【典拠・出典】 - 襲名披露(し...
【四字熟語】 衆妙之門 【読み方】 しゅうみょうのもん 【意味】 万物の出てくる根源。 【語源・由来】 「衆」は多くの意味。「妙」はすぐれた、ふしぎ、神妙という意味。「衆妙」は多くのすぐれた道理の意味で、「衆妙之門」はそ...
【四字熟語】 十万億土 【読み方】 じゅうまんおくど 【意味】 極楽浄土のこと。 【語源・由来】 仏教語で、この世から西方の阿弥陀仏がいる極楽浄土に至るまでの非常に遠い道のりのこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・極...
【四字熟語】 聚蚊成雷 【読み方】 しゅうぶんせいらい 【意味】 小さなものも、たくさん集まると大きな力になるということ。また、多くの人が口をそろえて言いたてて、害悪を生じること。 【語源・由来】 「聚」は集まるという意...
【四字熟語】 秋風落莫 【読み方】 しゅうふうらくばく 【意味】 勢いが衰えてものさびしいさま。秋風がものさびしく吹くさま。 【語源・由来】 「落莫」はむなしくものさびしいという意味。夏の盛りのあとの、秋風が吹いてものさ...
【四字熟語】 戎馬倥偬 【読み方】 じゅうばこうそう 【意味】 戦場にあって忙しく軍務を行うこと。 【語源・由来】 「戎馬」は武器と軍馬のことから戦争という意味。「倥偬」はあわただしいこと。軍人の生活をいう。 【典拠・出...
【四字熟語】 十年一剣 【読み方】 じゅうねんいっけん 【意味】 長年武芸の修養をつんで、力を発揮する機会を待つこと。 【語源・由来】 十年の間、一ふりの剣を磨き続けるという意味から。 【典拠・出典】 賈島「剣客」 十年...
【四字熟語】 終南捷径 【読み方】 しゅうなんしょうけい 【意味】 終南山には仕官への近道がある。また、正規の段階をふむことなく官職につく法をいう。終南山に隠居して隠者のふりをすると名を世に知られ士官の道が得やすいという...
【四字熟語】 縦塗横抹 【読み方】 じゅうとおうまつ 【意味】 乱暴に書きなぐること。 【語源・由来】 「抹」は塗り消すという意味。縦に塗り横に塗り消すという意味から、縦横に書いたり消したりすること。 【典拠・出典】 -...
【四字熟語】 獣蹄鳥跡 【読み方】 じゅうていちょうせき 【意味】 世の中が乱れてけものや鳥が横行すること。 【語源・由来】 「獣蹄」はけもののあしあと。「鳥跡」は鳥のあしあと。 【典拠・出典】 『孟子』「滕文公・上」 ...
【四字熟語】 舟中敵国 【読み方】 しゅうちゅうてきこく 【意味】 自分の味方だと思っていた側近や親近者がそむき離れるたとえ。味方でも敵になることがあるということ。 【語源・由来】 同じ舟に乗っている者は利害が同じである...
【四字熟語】 秋霜三尺 【読み方】 しゅうそうさんじゃく 【意味】 研ぎすました刀剣。 【語源・由来】 「秋霜」は秋の霜が冷ややかに厳しく光るので剣のたとえ。また「三尺」は刀剣の長さからいう。 【典拠・出典】 - 【類義...
【四字熟語】 十全十美 【読み方】 じゅうぜんじゅうび 【意味】 全てが完全で整っていること。欠点がまったくなく完全なこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・尽善尽美(じんぜんじんび) ・完全無欠(かんぜんむけつ) 十...
【四字熟語】 衆酔独醒 【読み方】 しゅうすいどくせい 【意味】 周囲の人はみな道をはずれており、自分だけが正しいということ。 【語源・由来】 多くの人が酔っぱらっているが、自分独りだけ醒めているという意味から。 【典拠...
【四字熟語】 修身斉家 【読み方】 しゅうしんせいか 【意味】 自身の身を修め行いを正し円満な家庭を築くこと。 【語源・由来】 「修身」は心がけや身の行いを正しくする。「斉家」は家を整え治める。「斉」はととのえるという意...
【四字熟語】 袖手傍観 【読み方】 しゅうしゅぼうかん 【意味】 何もしないでそばで見ていること。ただ傍らで見ているだけで成り行きにまかせるという意味。また、思案にくれるさま。 【語源・由来】 「袖手」は袖の中に手を入れ...
【四字熟語】 獣聚鳥散 【読み方】 じゅうしゅうちょうさん 【意味】 統率や規律のとれていない集まりのたとえ。けもののように集まり、鳥のように散り行くという意味。 【語源・由来】 鳥やけものは集まるのも散り行くにも無秩序...
【四字熟語】 聚散十春 【読み方】 しゅうさんじっしゅん 【意味】 別離のあとまたたくまに歳月が経過したということ。 【語源・由来】 「聚」は人々の集まり・なかまという意味。「十春」は十年という意味。 【典拠・出典】 杜...
【四字熟語】 修己治人 【読み方】 しゅうこちじん 【意味】 自分に徳を積んで世を治めること。自己を修養して徳を積み、その徳で人々を感化して世を安らかに治めること。 【典拠・出典】 朱熹「大学章句」<序> 修己治人(しゅ...
【四字熟語】 十五志学 【読み方】 じゅうごしがく 【意味】 十五歳で学問の道にこころざす。 【語源・由来】 「志学」は学問をしようと決意すること。孔子が自分の生涯を述懐した語。孔子のこの語から、「志学」は十五歳を意味す...
【四字熟語】 秋高馬肥 【読み方】 しゅうこうばひ 【意味】 空高く澄み渡ったさわやかな秋の季節をいう。秋の空が高く澄み渡り、馬も食欲が盛んでよく肥えるという意味。 【語源・由来】 もとは中国北方の騎馬民族が中国に攻め入...
【四字熟語】 秋毫之末 【読み方】 しゅうごうのすえ 【意味】 ほんの少し。ごく小さい微細なものをいう。 【語源・由来】 「秋毫」は秋に生えかわって出てくる動物の細い毛、「末」はその細い毛の末端のこと。転じて、きわめてわ...
【四字熟語】 重厚長大 【読み方】 じゅうこうちょうだい 【意味】 どっしりとして大きいさま。人の性格や構造物などについていう。 【典拠・出典】 - 【対義語】 ・軽薄短小(けいはくたんしょう) 重厚長大(じゅうこうちょ...
【四字熟語】 衆口一致 【読み方】 しゅうこういっち 【意味】 全員の言うことがぴったり合うこと。 【語源・由来】 「衆口」は多くの人の口から出る言葉・多くの人の評判のこと。「一致」は全体が一つになるという意味。 【典拠...
【四字熟語】 衆賢茅茹 【読み方】 しゅうけんぼうじょ 【意味】 多くの賢人が協力しあうこと。 【語源・由来】 「衆賢」はたくさんの賢者のこと。「茅茹」は茅の根が連なっているさまをいう語。賢人は自分だけが重用されればいい...
【四字熟語】 羞月閉花 【読み方】 しゅうげつへいか 【意味】 美しい女性のこと。 【語源・由来】 「羞」は恥らうという意味。あまりの美しさに、月も羞じらい花も閉じてしまうという意味。 【典拠・出典】 楊果「采蓮女曲」 ...
【四字熟語】 愁苦辛勤 【読み方】 しゅうくしんきん 【意味】 非常に憂え苦しむこと。また、その苦しみ。 【語源・由来】 「愁苦」は憂え苦しむという意味。 【典拠・出典】 白居易「王昭君」 愁苦辛勤(しゅうくしんきん)の...
【四字熟語】 羞花閉月 【読み方】 しゅうかへいげつ 【意味】 美人の容姿のすぐれてうるわしいこと。 【語源・由来】 あまりの美しさに花を恥じらわせ、月も恥じらい隠れる意から。 【典拠・出典】 楊果「采蓮女曲」 【類義語...
【四字熟語】 衆寡不敵 【読み方】 しゅうかふてき 【意味】 少数は多数にかなわない。戦争の勝負では人数が多いほうが有利であるということ。 【語源・由来】 「衆」は多数、「寡」は少数という意味。「不敵」は敵対できないとい...
【四字熟語】 秀外恵中 【読み方】 しゅうがいけいちゅう 【意味】 容姿が美しく心もやさしいこと。また、外見が立派で心もさといこと。女性についていう語。 【語源・由来】 「秀外」は外にあらわれた容貌が美しいこと。「恵中」...
【四字熟語】 拾遺補闕 【読み方】 しゅういほけつ 【意味】 見逃している過失をみつけて、それを正し補うこと。 【語源・由来】 「拾遺」は君主が気づかない過失を見つけること。「補闕」は天子の過失を正すという意味。 【典拠...
【四字熟語】 醜悪奸邪 【読み方】 しゅうあくかんじゃ 【意味】 非常にみにくくよこしまなこと。また、そういう人。 【語源・由来】 「醜悪」はみにくい、見苦しいという意味。「奸邪」はよこしまなこと。 【典拠・出典】 - ...
【四字熟語】 舎本逐末 【読み方】 しゃほんちくまつ 【意味】 物事の根幹となる事をおろそかにして、つまらないことに関心をもつこと。 【語源・由来】 「舎」は「捨」と同じで「舎本」は根本を捨てるという意味。「逐末」は瑣末...
【四字熟語】 煮豆燃萁 【読み方】 しゃとうねんき 【意味】 兄弟の仲が悪く、争い合うこと。 【語源・由来】 「煮豆」は豆殻のことで、「燃萁」は豆殻を燃やす意味。中国三国時代、魏の曹丕・曹植の兄弟はともに詩才に恵まれてい...
【四字熟語】 寂光浄土 【読み方】 じゃっこうじょうど 【意味】 仏の住んでいる世界。また、仏道に励んで究極の悟りに達した境界のこと。 【語源・由来】 「寂」は真理の静寂、「光」は真知の光照。「浄土」は汚れのない国。 【...
【四字熟語】 舎短取長 【読み方】 しゃたんしゅちょう 【意味】 短所や欠点をすてて、長所を伸ばすこと。また、つまらないものを排除して、よいものを取りあげること。 【語源・由来】 「舎」は「捨」と同じで、短所を捨て、長所...
【四字熟語】 射石飲羽 【読み方】 しゃせきいんう 【意味】 精神を集中して必死の思いで事にのぞめば、どんな困難なことでもできるということ。 【語源・由来】 「射石」は矢で石を射ること。「飲羽」は矢の羽の部分まで深くつき...
【四字熟語】 車水馬竜 【読み方】 しゃすいばりょう 【意味】 車馬の往来のにぎやかなさま。非常ににぎわっているさま。 【語源・由来】 車は流れる水のようにとめどなく、馬は竜のようにつらなっているという意味。 【典拠・出...
【四字熟語】 社稷之守 【読み方】 しゃしょくのまもり 【意味】 国家の守りとなる臣。 【語源・由来】 「社稷」は土地の神と五穀の神。昔、天子は宮殿の右にその二神を、左に先祖のみたまを祭ったことから転じて、「国家」という...
【四字熟語】 社稷之臣 【読み方】 しゃしょくのしん 【意味】 国家の重臣。 【語源・由来】 「社」は土地の神、「稷」は五穀の神で、ともに国家の重要な守り神。「社稷」は転じて国家という意味。 【典拠・出典】 『礼記』「壇...
【四字熟語】 射将先馬 【読み方】 しゃしょうせんば 【意味】 目的を達成するためには、まず相手がよりどころとしているものを攻めるのがよいということ。 【語源・由来】 馬上の武将を射とめるには、まず乗っている馬を射るのが...
【四字熟語】 奢侈文弱 【読み方】 しゃしぶんじゃく 【意味】 おごり、ぜいたくをつくし、文事ばかりにふけって、おとなしく、気が弱いこと。 【語源・由来】 「奢侈」は分限を超えた暮らしをすること。「奢」も「侈」もおごる、...
【四字熟語】 奢侈淫佚 【読み方】 しゃしいんいつ 【意味】 度をこしたぜいたくをし、不道徳な楽しみにふけること。 【語源・由来】 「奢侈」は必要以上のぜいたくのこと。「淫佚」はみだらでだらしがないという意味。 【典拠・...
【四字熟語】 車載斗量 【読み方】 しゃさいとりょう 【意味】 人や物の数や量が多くてはかりきれないことのたとえ。 【語源・由来】 車に載せ、ますで量るという意味。「斗」はます、「量」ははかるという意味。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 捨根注枝 【読み方】 しゃこんちゅうし 【意味】 大切でない部分に心を奪われて、物事の根本を忘れること。また、本質的な原因を探求しないで結果だけを問題にすること。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・釈根灌枝...
【四字熟語】 車蛍孫雪 【読み方】 しゃけいそんせつ 【意味】 苦学のたとえ。 【語源・由来】 車胤は蛍の光で読書し、孫康は月明かりの下で雪に照らして書物を読んだ。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・蛍雪之功(けいせつの...
【四字熟語】 寂滅為楽 【読み方】 じゃくめついらく 【意味】 迷いから解放された悟りの境地に、真の安楽があるということ。 【語源・由来】 仏教語。「寂滅」は「涅槃」と同義で、煩悩を捨て去った悟りの境地のこと。 【典拠・...
【四字熟語】 杓子果報 【読み方】 しゃくしかほう 【意味】 運に恵まれること。 【語源・由来】 「杓子」は菜・汁を盛る具、「果報」はしあわせ。食べ物が杓子に山盛りに配られるしあわせという意味から。 【典拠・出典】 - ...
【四字熟語】 釈根灌枝 【読み方】 しゃくこんかんし 【意味】 大切でない部分に心を奪われて、物事の根本を忘れること。また、本質的な原因を探求しないで結果だけを問題にすること。 【語源・由来】 「釈」はすてるという意味。...
【四字熟語】 舎近求遠 【読み方】 しゃきんきゅうえん 【意味】 身近に良いものがあることがわからず、遠くまでさがし求めること。 【語源・由来】 「舎」は「捨」と同じで、「舎近」は近くにあるものを捨てること。「求遠」は遠...
【四字熟語】 社燕秋鴻 【読み方】 しゃえんしゅうこう 【意味】 出会ったかと思うとまたすぐ別れることのたとえ。 【語源・由来】 「社燕」は春の社日(立春から五番目の戊の日)に来て、秋の社日(立春から五番目の戊の日)に飛...
【四字熟語】 車胤聚蛍 【読み方】 しゃいんしゅうけい 【意味】 苦学のたとえ。 【語源・由来】 車胤は蛍を集めてその光で読書した。「車胤」は東晋の人。「聚」は集める。車胤は若いとき勤勉であったが貧乏で夏には蛍を集めて袋...
【四字熟語】 四門遊観 【読み方】 しもんゆうかん 【意味】 釈迦がまだ太子であったとき、王城の四方の門から郊外に出かけ、老、病、死の苦を見て人生の無常を感じ、出家を決意したということ。 【語源・由来】 釈迦は、東門を出...
【四字熟語】 七五三縄 【読み方】 しめなわ 【意味】 神前や神事の場所に張る縄。鳥居や神殿に飾ったり、神域を区別するために用いたりする。 【語源・由来】 縄の網目に七・五・三筋のわらをはさんで垂らすところから「七五三」...
【四字熟語】 慈母敗子 【読み方】 じぼはいし 【意味】 教育には時には厳しさが必要なたとえ。母親が慈愛に満ち溢れすぎていると、その子はかえって親不孝な道楽者ができる。甘いだけの母親にはわがままな甘えた子ができる。 【語...
【四字熟語】 徙木之信 【読み方】 しぼくのしん 【意味】 約束を実行するたとえ。とくに政府は法の権威と信用を人民に示すべきであるということ。 【語源・由来】 秦の商鞅(しょうおう)が法の改正にあたって都の...
【四字熟語】 子墨兎毫 【読み方】 しぼくとごう 【意味】 文人。詩文をつくる人。 【語源・由来】 「子墨」は墨を擬人視していう。「子」は男子の敬称。「兎毫」はうさぎの毛で作った筆。 【典拠・出典】 『本朝文粋』 【類義...
【四字熟語】 子墨客卿 【読み方】 しぼくかくけい 【意味】 詩文を作る人。文人。 【語源・由来】 「子墨」は墨のこと。墨を擬人化した表現。「子」は男子の敬称。「客卿」は他国からきて高官として滞在している者。 【典拠・出...
【四字熟語】 資弁捷疾 【読み方】 しべんしょうしつ 【意味】 生まれつき弁舌が巧みで、行動がすばやいこと。 【語源・由来】 「資弁」は生まれつき弁舌が達者なこと。「捷疾」ははやい、すばやいこと。 【典拠・出典】 『史記...
【四字熟語】 四百四病 【読み方】 しひゃくしびょう 【意味】 人のかかるあらゆる病気。 【語源・由来】 仏教で人間の体は地、水、火、風の四大元素の和合であり、それぞれに百ずつの病気があり、もとの元素と合わせて四百病とし...
【四字熟語】 慈悲忍辱 【読み方】 じひにんにく 【意味】 いつくしみの心が深く、どんな苦難も耐えしのぶこと。仏教語で、僧として必ず守るべき道をいう。 【語源・由来】 「慈悲」は衆生(しゅじょう)をいつくしむ心。「忍辱」...
【四字熟語】 慈眉善目 【読み方】 じびぜんもく 【意味】 やさしくて、善良そうな顔つきのこと。 【語源・由来】 「慈眉」は慈愛に満ちた眉のこと。「善目」は正直ですなおそうな目の意味。 【典拠・出典】 - 慈眉善目(じび...
【四字熟語】 自然法爾 【読み方】 じねんほうに 【意味】 少しも人為的な力が加わらないあるがままの姿であること。 【語源・由来】 「自然」は本来そうなっていること。「法爾」は法則のまま、あるがままという意味。仏教ですべ...
【四字熟語】 舐犢之愛 【読み方】 しとくのあい 【意味】 親が子をむやみに愛すること。 【語源・由来】 「舐」はなめるという意味。「犢」は牛の子。 【典拠・出典】 『後漢書』「楊彪伝」 【類義語】 ・老牛舐犢(ろうぎゅ...
【四字熟語】 紫電清霜 【読み方】 しでんせいそう 【意味】 容姿がすぐれて節操の固い形容。紫の電光のようにすぐれて光り輝き、清く白い霜のようにきりっとひきしまっていること。物事の様子や人物などについていう。 【語源・由...
【四字熟語】 耳提面命 【読み方】 じていめんめい 【意味】 懇切に教え諭すことのたとえ。耳に口を近づけ面と向かって教え諭すという意味。 【語源・由来】 「耳提」は耳を引っ張り上げることから。「面命」は目の当たりに命ずる...
【四字熟語】 疾風勁草 【読み方】 しっぷうけいそう 【意味】 苦境に立ったとき、はじめてその人物の真価がわかるというたとえ。 【語源・由来】 「疾風」は激しい風、「勁草」は強い草。激しい風が吹いてはじめて強い草であるこ...
【四字熟語】 七珍万宝 【読み方】 しっちんまんぽう 【意味】 多くの宝物のこと。 【語源・由来】 「七珍」は仏教語で金、銀、瑠璃、硨磲、瑪瑙、玻璃、珊瑚の七種の宝石(但し、経典によって多少の違いがある)。「万宝」はあら...
【四字熟語】 実践躬行 【読み方】 じっせんきゅうこう 【意味】 自分自身の力で実際にすすんで行動してみること。 【語源・由来】 「実践」は実行すること。「躬」は自分でという意味で、「躬行」は自ら行うこと。「躬」はみずか...
【四字熟語】 実事求是 【読み方】 じつじきゅうぜ 【意味】 事実の実証にもとづいて物事の真理を追求すること。 【語源・由来】 「実事」はほんとうのこと・事実、「求是」はまこと・真実を求めるという意味。 【典拠・出典】 ...
【四字熟語】 十死一生 【読み方】 じっしいっしょう 【意味】 ほとんど助かる見込みのないところをかろうじて命拾いすること。 【典拠・出典】 『漢書』「孝宣許皇后伝」 【類義語】 ・九死一生(きゅうしいっしょう) 十死一...
【四字熟語】 失魂落魄 【読み方】 しっこんらくはく 【意味】 ひどく驚き、あわてふためく。また、精神が不安定で奇怪な行動をすること。 【語源・由来】 「魂」も「魄」もたましいで「魂」は天から受けた精神のたましい、「魄」...
【四字熟語】 疾言遽色 【読み方】 しつげんきょしょく 【意味】 落ち着きがないこと。早口でしゃべり、あわてた顔つきをすること。 【語源・由来】 「疾」は早い。「遽」はあわてふためくこと。「色」は顔色をいう。 【典拠・出...
【四字熟語】 日月逾邁 【読み方】 じつげつゆまい 【意味】 月日がどんどん過ぎていくこと。また、年老いて死期が近くなること。 【語源・由来】 「日月」は時間のこと。「逾」「邁」はともに、過ぎる、経過するという意味。 【...
【四字熟語】 悉皆成仏 【読み方】 しっかいじょうぶつ 【意味】 生きとし生ける一切の有情のものが、すべて成仏すること。 【語源・由来】 仏教の語。「悉皆」はすべて、ことごとくの意味。 【典拠・出典】 安然「斟定草木成仏...
【四字熟語】 七里結界 【読み方】 しちりけっかい 【意味】 ある人を嫌って寄せつけないこと。 【語源・由来】 密教で魔障を入れないために七里四方に結界を設けること。 【典拠・出典】 - 七里結界(しちりけっかい)の使い...
【四字熟語】 詩腸鼓吹 【読み方】 しちょうのこすい 【意味】 詩を作る情をかきたてるうぐいすの声をいう。 【語源・由来】 「詩腸」は詩を作る情。「鼓吹」は太鼓や笛を鳴らすという意味から勢いづける、鼓舞するという意味。中...
【四字熟語】 視聴言動 【読み方】 しちょうげんどう 【意味】 見ること、聞くこと、言うこと、行動すること。またこの四者を慎むこと。 【語源・由来】 顔回の問いに対して孔子が「礼に基づかないものは見ても聞いても言っても行...
【四字熟語】 史籀大篆 【読み方】 しちゅうだいてん 【意味】 史籀が大篆という書体を作った。 【語源・由来】 「史籀」は周の宣王のときの史官でそれまでの古文を改変して大篆という書体を作ったとされる。「大篆」は書体の名。...
【四字熟語】 死中求活 【読み方】 しちゅうきゅうかつ 【意味】 死ぬ覚悟で難関を切り抜ける。絶体絶命の窮地の中でも生き延びる方法を考えるという意味。 【語源・由来】 「死中」は死を待つしかないような状況。「求活」は活路...
【四字熟語】 七歩八叉 【読み方】 しちほはっさ 【意味】 詩文を作るすぐれた才能。七歩あるく間に詩を作り、八たび手を腕組みする間に賦を作るという意味。 【語源・由来】 「七歩」は七歩あるく間に詩を作ったという魏の曹植の...
【四字熟語】 七歩之才 【読み方】 しちほのさい 【意味】 すぐれた詩文をすばやく作る才能。「七歩」は七歩歩くこと。 中国三国時代、魏の曹丕・曹植の兄弟はともに詩才に恵まれていた。父曹操の死後、即位して文帝となった曹丕は...
【四字熟語】 七難九厄 【読み方】 しちなんくやく 【意味】 七と九の年まわり(十七歳や四十九歳など)では、男女とも災厄にあいがちだとう俗信。 【典拠・出典】 - 七難九厄(しちなんくやく)の使い方 七難九厄(しちなんく...
【四字熟語】 七堂伽藍 【読み方】 しちどうがらん 【意味】 七つの堂のそろった寺。 【語源・由来】 「七堂」は、宗派などにより異なるが、禅宗では山門、仏殿、法堂、庫裏、僧堂、浴室、東司(便所)。寺院の備えるべき七つの堂...
【四字熟語】 七種菜羹 【読み方】 しちしゅのさいこう 【意味】 七種の野菜の汁物。または、七草がゆ。陰暦一月七日にこれを食べる。 【語源・由来】 「菜羹」は野菜の汁物。 【典拠・出典】 『遵生八牋』 七種菜羹(しちしゅ...
【四字熟語】 七十古稀 【読み方】 しちじゅうこき 【意味】 七十歳の高齢まで生きられるのは古来より稀である。 【語源・由来】 中国古代では七十歳まで生きる人は稀であったからいう。出典の詩から「古稀」は七十歳をいう。「人...
【四字熟語】 七嘴八舌 【読み方】 しちしはちぜつ 【意味】 意見の多いこと。またあちこちから意見の出ること。七つのくちばしと八つの舌という意味。 【語源・由来】 「嘴」はくちばし。 【典拠・出典】 袁枚「牘外余言」 七...
【四字熟語】 至大至剛 【読み方】 しだいしごう 【意味】 ものすごく大きくて、ものすごく強い。 【語源・由来】 「至大」はこのうえなく大きい。「至剛」はこのうえなく強い。 限りなく大きくて、どんな力にも屈しない強さをも...
【四字熟語】 志大才疎 【読み方】 しだいさいそ 【意味】 志は大きいが才能が乏しいこと。心に抱く望みは雄大だが才能や力量が伴わないこと。 【語源・由来】 「疎」はまばらなこと。 【典拠・出典】 『後漢書』「孔融伝」 【...
【四字熟語】 四塞之国 【読み方】 しそくのくに 【意味】 四方を山や川に囲まれて攻めにくく守りやすい要害の国をいう。 【語源・由来】 「塞」はふさぐという意味。 【典拠・出典】 『史記』「秦始皇紀」 【類義語】 四塞之...
【四字熟語】 紫髯緑眼 【読み方】 しぜんりょくがん 【意味】 西洋人。また、西洋人の顔の形容。赤茶色のほおひげと青い目という意味。わが国ではオランダ人などを紅毛人、紅毛碧眼などといった。 【典拠・出典】 岑参「胡笳歌」...
【四字熟語】 咫尺之書 【読み方】 しせきのしょ 【意味】 ごく短い手紙のこと。簡単な書状。 【語源・由来】 「咫尺」は周代の長さの単位で、咫は八寸、尺は十寸。転じて、きわめて短い距離や長さをいう。 【典拠・出典】 『史...
【四字熟語】 死生有命 【読み方】 しせいゆうめい 【意味】 人が生まれたり死んだりすることは、天命によって定められたものであり、どうすることもできないということ。 人の運命は、決められていて、変えることはできないという...
【四字熟語】 七縦七擒 【読み方】 しちしょうしちきん 【意味】 敵を捕らえたり逃がしたりして味方にすること。 【語源・由来】 「七縦」は七回縦つこと、「七擒」は七回擒えること。 中国、三国時代、蜀の諸葛亮(孔明)が、敵...
【四字熟語】 四神相応 【読み方】 しじんそうおう 【意味】 天の四神(四方の方角をつかさどる神)に応じた地上で最もよい地勢のこと。 【語源・由来】 左方(東)に流水のあるのを青竜、右方(西)に大道のあるのを白虎、前方(...
【四字熟語】 詩人蛻骨 【読み方】 しじんぜいこつ 【意味】 銘茶をたたえる言葉。また、銘茶のこと。 【語源・由来】 銘茶を飲むと詩人の骨をぬけかわらせるということ。すぐれたお茶は私人の感性までもすぐれたものに変えてしま...
【四字熟語】 死屍累累 【読み方】 ししるいるい 【意味】 数多くの死体が折り重なって転がっている様子。 【語源・由来】 「死屍」はしかばね・死体。「累累」はあたり一面に積み重なっているさま。 【典拠・出典】 - 死屍累...
【四字熟語】 四書五経 【読み方】 ししょごきょう 【意味】 聖人や賢人の言行や教えなどを記した儒教の聖典。 【語源・由来】 「四書」は大学、中庸、論語、孟子。「五経」は易経、詩経、書経、礼記、春秋をいう。五経については...
【四字熟語】 梓匠輪輿 【読み方】 ししょうりんよ 【意味】 大工と家具職人や車台・車輪を作る職人。 【語源・由来】 「梓匠」は梓人(建具工)と匠人(大工など)のこと。「輪輿」は輪人(車輪を作る職人)と輿人(車台を作る職...
【四字熟語】 事上磨錬 【読み方】 じじょうまれん 【意味】 実際に行動や実践を通して、知識や精神を磨くこと。 【語源・由来】 明の王守仁(陽明)が学問の修養について述べた語。「事上」は実際の行動や業務を遂行しながらとい...
【四字熟語】 紙上談兵 【読み方】 しじょうだんぺい 【意味】 理屈ばかりの議論で、実行が不可能であったり、実際の役に立たなかったりすること。紙の上で兵略を議論する意から。 【語源・由来】 「談兵」は戦術を論ずること。紙...
【四字熟語】 耳熟能詳 【読み方】 じじゅくのうしょう 【意味】 何度も繰り返して耳で聞いていると、詳しく説明できるようになる。また、物事を知りつくしていること。 【語源・由来】 「耳熟」は耳になれていること。「能詳」は...
【四字熟語】 四十不惑 【読み方】 しじゅうふわく 【意味】 人は、四十歳になると、自分の生きてきた道に自信を持ち、あれこれ迷わなくなるということ。 【語源・由来】 自分の学問に自信をもち、自分の向かう方向が妥当であると...
【四字熟語】 刺字漫滅 【読み方】 しじまんめつ 【意味】 長いあいだ人を訪問しない。 【語源・由来】 名刺をポケットに入れたまま、長いあいだ使用しないために文字がすり汚れて見えなくなるという意味。「刺字」は名刺の字、名...
【四字熟語】 舐痔得車 【読み方】 しじとくしゃ 【意味】 卑しい行為をしてまで大きな利益を得る行為を揶揄する場合に用いる。 【語源・由来】 「舐痔」は痔疾を舐めること。「得車」は車を手に入れること。中国宋の曹商が使者と...
【四字熟語】 師資相承 【読み方】 ししそうしょう 【意味】 師の教えを受け継ぐこと。また師から弟子へ学問・技術などを受け継いでいくこと。 【語源・由来】 「師資」は師匠。また、先生と弟子のこと。「相承」は相手に引き継ぐ...
【四字熟語】 志士仁人 【読み方】 ししじんじん 【意味】 志のある人や仁徳者。学徳ともにそなえた立派な人。 【語源・由来】 「志士」は道や学問に志をもつ人、「仁人」は徳のある人。 【典拠・出典】 『論語』「衛霊公」 志...
【四字熟語】 屍山血河 【読み方】 しざんけつが 【意味】 非常に激しい戦闘のたとえ。 【語源・由来】 「屍山」は死体の山、「血河」は血の川のこと。激戦で死体が山のように積み重なり、血が川のように流れること。 【典拠・出...
【四字熟語】 思索生知 【読み方】 しさくせいち 【意味】 筋道を立ててよく考えれば、知恵は生まれてくるということ。 【語源・由来】 「思索」は筋道をたどって考えること。「生知」は知恵・知識が生じること。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 而今而後 【読み方】 じこんじご 【意味】 今からのち。これから。今この瞬間から先の未来を指す言葉。 【典拠・出典】 『論語』「泰伯」 【類義語】 ・自今以後(じこんいご) 而今而後(じこんじご)の使い方 ...
【四字熟語】 自己韜晦 【読み方】 じことうかい 【意味】 自分の本心や学識、地位などを隠して知られないようにすること。節操を知り、自分をひけらかさないこと。 【語源・由来】 「韜」はつつみかくす、「韜晦」は才能や学問な...
【四字熟語】 事後承諾 【読み方】 じごしょうだく 【意味】 関係者の承諾を必要とする行為を、時間的な事情などで承諾を受けずに行ったとき、事がすんだあとで、それについての承諾を受けること。 【典拠・出典】 - 事後承諾(...
【四字熟語】 四荒八極 【読み方】 しこうはっきょく 【意味】 世界の隅々まで。世界のあらゆる場所のこと。 【語源・由来】 「四荒」は四方の果てのえびすの住む地。「八極」は八方の遠方の地。 【典拠・出典】 白居易「新楽府...
【四字熟語】 師曠之聡 【読み方】 しこうのそう 【意味】 耳が鋭敏なことのたとえ。師曠のように耳がさといという意味。 【語源・由来】 師曠は春秋時代の晋の楽師で、音楽をよく聞き分け、精通しているばかりでなく、音によって...
【四字熟語】 豕交獣畜 【読み方】 しこうじゅうちく 【意味】 豚なみにあしらい、獣なみに養う。礼をもって人を待遇せず、獣や家畜と同じようにとりあつかうこと。 【語源・由来】 「豕交」は豚とみなして交わること。「獣畜」は...
【四字熟語】 至公至平 【読み方】 しこうしへい 【意味】 きわめて公平である。 【語源・由来】 「至公」だけでも「きわめて公平である」という意味だが、公・平それぞれに「至」(いたってこのうえなく)を添えて「公平」を強調...
【四字熟語】 舐糠及米 【読み方】 しこうきゅうまい 【意味】 被害がだんだん拡大すること。 【語源・由来】 「舐糠」は糖を舐めること。穀象虫(米につく虫)が外側の糠をなめてしまうと次には中身の米を食うようになり、害を及...
【四字熟語】 子建八斗 【読み方】 しけんはっと 【意味】 詩文の才能がとてつもなくあること。すばらしい才能を褒め称えること。 【語源・由来】 「子建」は魏の曹植の字(あざな)。「斗」は容量の単位。十斗で一石。中国六朝時...
【四字熟語】 子見南子 【読み方】 しけんなんし 【意味】 礼の道を守るために、周りに惑わされず自分の考えを信じること。 【語源・由来】 衛の国王霊公に招きに応じたとき、孔子は国王夫人の南子に謁見することが礼の道であると...
【四字熟語】 舳艫千里 【読み方】 じくろせんり 【意味】 多数の舟がはるか彼方まで連なること。 【語源・由来】 「舳」は船のとも。「艫」は船のへさき。「千里」ははるかに続く長い距離。ある船の船尾に次の船の船首がくっつく...
【四字熟語】 四衢八街 【読み方】 しくはちがい 【意味】 大きな通りが四方八方に通じた大きな町。交通などの便がよく、にぎわう町の形容。 【語源・由来】 「衢」と「街」はともに、四方に通じる道・大通りのこと。 【典拠・出...
【四字熟語】 四弘誓願 【読み方】 しぐぜいがん 【意味】 すべての仏や菩薩のもつ四つの願い。衆生無辺誓願度、煩悩無量誓願断、法門無尽誓願学、仏道無上誓願成。 【典拠・出典】 『止観大意』 四弘誓願(しぐぜいがん)の使い...
【四字熟語】 至恭至順 【読み方】 しきょうしじゅん 【意味】 このうえなく素直で従順なさま。 【語源・由来】 「至」はいたって、このうえなくの意。「恭」は慎み深いこと。おとなしいこと。「順」は逆らわないこと。 【典拠・...
【四字熟語】 色即是空 【読み方】 しきそくぜくう 【意味】 万物の本質は空である。仏教で、現世に存在する形あるもの物質的なものはすべて実体ではなく空であり、無であるという教え。 【語源・由来】 「色」は人間が知覚できる...
【四字熟語】 只管打坐 【読み方】 しかんたざ 【意味】 余念を交えず、ただひたすら座禅すること。 【語源・由来】 「只管」はひたすらという意味。「打」は動詞につく接頭語で「打坐」は座禅を組むこと。曹洞宗の座禅の特色。 ...
【四字熟語】 紫幹翠葉 【読み方】 しかんすいよう 【意味】 山の木々がみずみずしく美しいさま。 【語源・由来】 「紫幹」はむらさき色の木の幹のたとえ。「翠葉」はみどり色の木の葉のこと。山の色の美しさの形容。 【典拠・出...
【四字熟語】 歯牙余論 【読み方】 しがのよろん 【意味】 わずかな言葉。口はしからもれるわずかな言葉。また「歯牙の余論を惜しむこと無かれ」の略で、わずかな激励・賞賛の言葉を吐く労を惜しむなという意味。 【語源・由来】 ...
【四字熟語】 死灰復然 【読み方】 しかいふくねん 【意味】 一度衰えた勢力が再び盛り返すこと。また、一度収束したことが再発すること。 【語源・由来】 消えて灰となった火が再び燃えだすという意味から。 【典拠・出典】 『...
【四字熟語】 四海同胞 【読み方】 しかいどうほう 【意味】 世界中の人々はみな兄弟のように仲良くすべきだということ。人は同胞のように親しくなれること。また、礼儀とまごころをもって人に接すれば世の人々は兄弟のように親しく...
【四字熟語】 持盈保泰 【読み方】 じえいほたい 【意味】 満ち足りて安らかな状態を長く保つこと。富や地位を守るには慎重に行動して災いを招かないようにすることをいう。 【語源・由来】 「盈」はみちる。満ち足りるという意味...
【四字熟語】 時雨之化 【読み方】 じうのか 【意味】 いつくしみ深い君主の教化が及ぶことのたとえ。有徳者や聖人の教えが、人民に広がっていくこと。 【語源・由来】 ほどよい時に降る雨が草木を育成させるという意味から転じた...
【四字熟語】 子為父隠 【読み方】 しいふいん 【意味】 お互いに悪いところがあってもそれを隠し、かばいあうことが父と子の正しい道であるということ。 【典拠・出典】 『論語』「子路」より。 【類義語】 ・父為子隠(ふいし...
【四字熟語】 侈衣美食 【読み方】 しいびしょく 【意味】 豪華な衣装やおいしい食事のことで、ぜいたくな暮らしのこと。衣類や食べ物に、ぜいの限りを尽くすこと。 【語源・由来】 「侈衣」は、ぜいたくでおごった衣服。「美食」...
【四字熟語】 深情厚誼 【読み方】 しんじょうこうぎ 【意味】 心からの深い思いやりのある付き合い。 【語源・由来】 「深情」とは、深い真心。「厚誼」は、深く親しむ気持ち。 【典拠・出典】 - 深情厚誼(しんじょうこうぎ...
【四字熟語】 食馬解囲 【読み方】 しょくばかいい 【意味】 恩義を受けたことがある人が、恩人が危機におちいったときに助けに行くということ。 【語源・由来】 中国の秦の穆公は、逃げた愛馬を探していると、野人が馬を捕らえ食...
【四字熟語】 菽水之歓 【読み方】 しゅくすいのかん 【意味】 貧しい生活をしながらも、親に孝養を尽くして喜ばせるということ。 【語源・由来】 「菽水」は豆と水。きわめて粗末な食べ物のこと。また貧しい生活をいう。「歓」は...
【四字熟語】 雌伏雄飛 【読み方】 しふくゆうひ 【意味】 将来を期して人につき従い、やがて盛んに活躍すること。 【語源・由来】 「雌伏」は雌鳥が雄鳥に従い伏すことから、将来の活躍を期して人につき従うという意味。「雄飛」...
【四字熟語】 砥礪切磋 【読み方】 しれいせっさ 【意味】 学問に励み、品性を養って、大成することを目指すこと。 【語源・由来】 「砥」と「礪」と「磋」は、ときみがくという意味。「切」は骨などをたちきるという意味。 【典...
【四字熟語】 十年磨剣 【読み方】 じゅうねんまけん 【意味】 長い期間武術の修練を積むこと。また、武術の修練を積み、力を発揮する機会を待つこと。十年の間、一振りの剣を磨くという意味から。「十年、一剣を磨く」を略した言葉...
【四字熟語】 櫛風浴雨 【読み方】 しっぷうよくう 【意味】 非常に苦労することのたとえ。風雨にめげずによく働くこと。 【語源・由来】 「櫛風」は風が髪をくしけずり、「浴雨」は雨で体を洗うという意味で、風雨にさらされなが...
【四字熟語】 櫛風沐雨 【読み方】 しっぷうもくう 【意味】 非常に苦労することのたとえ。風雨にもめげずよく働くこと。 【語源・由来】 「櫛風」は風が髪をくしけずり、「沐雨」は雨が体を洗うこと。風雨にさらされながらも仕事...
【四字熟語】 漆身呑炭 【読み方】 しっしんどんたん 【意味】 仇討ちのために、さまざまな苦労をすること。 【語源・由来】 「漆身」は漆を身体に塗ること。「呑炭」は炭を呑むという意味。中国春秋時代、晋の予穣が、主君智伯の...
【四字熟語】 死生契闊 【読み方】 しせいけっかつ 【意味】 生死を共にすることを約束し、共に苦労し努力すること。 仲の良い友人同士が「生きるも死ぬも一緒だ」と約束を交わして、共に苦労したり励んだりすること。 【語源・由...
【四字熟語】 孜孜不倦 【読み方】 ししふけん 【意味】 途中でやめることなく、こつこつと努力をし続けること。 【典拠・出典】 『書経』「益稷」 孜孜不倦(ししふけん)の使い方 孜孜不倦(ししふけん)の例文 毎日三十分机...
【四字熟語】 獅子搏兎 【読み方】 ししはくと 【意味】 容易だと思われることでも、全力をあげて努めるべきだということ。手抜き・妥協・手加減をせず何事にも全力を尽くすこと。 【語源・由来】 「獅子」はライオンのこと。「搏...
【四字熟語】 笑裏蔵刀 【読み方】 しょうりぞうとう 【意味】 外見はやさしそうでおだやかでありながら、内心は陰険なものをもつこと。 【語源・由来】 「笑裏」は笑顔の内側、中のこと。「蔵刀」は刀を隠して持っていること。表...
【四字熟語】 囚首喪面 【読み方】 しゅうしゅそうめん 【意味】 容貌を飾らないことのたとえ。 【語源・由来】 「囚」は囚人のこと。「首」は頭という意味から転、髪のこと。「喪」は喪中の人。囚人のように髪をとかさず、服喪中...
【四字熟語】 失笑噴飯 【読み方】 しっしょうふんぱん 【意味】 あまりのおかしさを押さえきれずに、食べている飯を噴き出して笑ってしまうこと。また、その飯のこと。 【語源・由来】 「噴飯」は食べている飯を噴き出すこと。 ...
【四字熟語】 小水之魚 【読み方】 しょうすいのうお 【意味】 僅かな水の中に棲んでいる魚の意から、死が目の前に迫っていることのたとえ。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・涸轍鮒魚(こてつのふぎょ) ・轍鮒之急(てっぷの...
【四字熟語】 車魚之嘆 【読み方】 しゃぎょのなげき 【意味】 待遇の悪さを嘆くこと。外出するときに乗り物が用意されることも食事に魚がつくこともないこと。 【典拠・出典】 「戦国策」斉策 車魚之嘆(しゃぎょのなげき)の使...
【四字熟語】 史魚屍諫 【読み方】 しぎょしかん 【意味】 史魚のように、自らの亡骸によって主君をいさめること。 【語源・由来】 「史魚」は人物の名前。「屍諫」は死体を使いいさめるという意味。 【典拠・出典】 『韓詩外伝...
【四字熟語】 春蚓秋蛇 【読み方】 しゅんいんしゅうだ 【意味】 春のミミズや秋のヘビのように、字も行も、うねうねと曲がりくねっていること。字がへたなことのたとえ。 【典拠・出典】 「晋書」王羲之伝 春蚓秋蛇(しゅんいん...
【四字熟語】 鵲巣鳩占 【読み方】 じゃくそうきゅうせん 【意味】 他人の地位や成功を横取りすること。または、嫁いできた女性が夫の家をわが家とすることのたとえ。巣作りが得意な鵲の巣に鳩が住み着くという意味。 【典拠・出典...
【四字熟語】 慈悲心鳥 【読み方】 じひしんちょう 【意味】 カッコウ目の鳥、ジュウイチの別名。夏の季語。 【語源・由来】 オスの鳴き声が「慈悲心」と聞こえることから。 【典拠・出典】 - 慈悲心鳥(じひしんちょう)の使...
【四字熟語】 四鳥別離 【読み方】 しちょうべつり 【意味】 親子の悲しい別れ。巣立つ四羽のひな鳥を見送る親鳥の別れの悲しみの意から。「四鳥」は四羽のひな鳥。 【語源・由来】 孔子が早朝に悲鳴のような泣き声を聞き、高弟の...
【四字熟語】 慈烏反哺 【読み方】 じうはんぽ 【意味】 子が親の恩に報いて孝養を尽くすこと。親孝行のたとえ。情け深いからすが幼いときの恩を忘れず、老いた親に口移しで餌を与える意から。 【語源・由来】 「慈烏」はからすの...
【四字熟語】 車轍馬跡 【読み方】 しゃてつばせき 【意味】 車や馬の通り過ぎた跡。天子などの巡遊した跡。 【典拠・出典】 「春秋左氏伝」昭公一二年 車轍馬跡(しゃてつばせき)の使い方 車轍馬跡(しゃてつばせき)の例文 ...
【四字熟語】 四月馬鹿 【読み方】 しがつばか 【意味】 エイプリルフールのこと。4月1日に嘘をついても許されるという風習において騙された馬鹿者のこと。 【語源・由来】 由来は複数あり。 ①ノアの箱舟の話から、ノアが、彷...
【四字熟語】 守株待兎 【読み方】 しゅしゅたいと 【意味】 いたずらに古い習慣やしきたりにとらわれて、融通がきかないたとえ。また、偶然の幸運をあてにする愚かさのたとえ。木の切り株を見守って兎を待つ意から。 【語源・由来...
【四字熟語】 十羊九牧 【読み方】 じゅうようきゅうぼく 【意味】 十頭の羊に九人の羊飼いがいる。余計な人員。特に役人が多すぎることにいう。 【典拠・出典】 『隋書』「楊尚希伝」 十羊九牧(じゅうようきゅうぼく)の使い方...
【四字熟語】 照猫画虎 【読み方】 しょうびょうがこ 【意味】 猫を手本に虎を画く。人のすることを見てそのまねをする。見よう見まねでやる。形だけ模倣する。 【典拠・出典】 『創業』「不信没有油」 【類義語】 ・画虎類狗(...