積羽沈舟【せきうちんしゅう】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)
【四字熟語】 積羽沈舟 【読み方】 せきうちんしゅう 【意味】 小さなものでもたくさん集まれば大きな力になるということ。 【語源・由来】 羽毛のような軽いものでもたくさん積むと、舟を沈めてしまうほどの重さになるという意味...
【四字熟語】 積羽沈舟 【読み方】 せきうちんしゅう 【意味】 小さなものでもたくさん集まれば大きな力になるということ。 【語源・由来】 羽毛のような軽いものでもたくさん積むと、舟を沈めてしまうほどの重さになるという意味...
【四字熟語】 世外桃源 【読み方】 せがいとうげん 【意味】 俗世間から離れた別天地、理想郷のこと。 【語源・由来】 武陵の漁師が、川をさかのぼって桃林に入って行き、洞穴を抜けたところに、美しく桃の花が咲き乱れる理想郷を...
【四字熟語】 世運隆替 【読み方】 せうんりゅうたい 【意味】 世の気運が時代とともにあるいは盛んとなり、あるいは衰えること。 【語源・由来】 「世運」は時代の気運、時勢。「隆替」は時勢の栄えることと衰えること。「替」は...
【四字熟語】 精力絶倫 【読み方】 せいりょくぜつりん 【意味】 心身の活力が抜群に盛んなこと。 【語源・由来】 「精力」は心身の活動力のこと。「絶倫」はなみはずれてすぐれているという意味。 【典拠・出典】 - 【類義語...
【四字熟語】 生離死別 【読み方】 せいりしべつ 【意味】 このうえなく悲痛な別れ。生きながら離ればなれになることと死んで永遠に別れること。 【語源・由来】 「生離」は生き別れのこと。「死別」は死によって永久に別れてしま...
【四字熟語】 精明強幹 【読み方】 せいめいきょうかん 【意味】 物事をよくわきまえていて、仕事をてきぱきとさばく能力の高いさま。聡明でよく仕事ができること。また、身心ともに健全な人。 【語源・由来】 「精明」は物事にく...
【四字熟語】 聖読庸行 【読み方】 せいどくようこう 【意味】 聖人のすぐれた文を読んで学んでもその行いは凡人と異ならないこと。 【語源・由来】 「庸」は平凡・凡庸という意味。 【典拠・出典】 『揚子法言』「問明」 聖読...
【四字熟語】 盛徳大業 【読み方】 せいとくたいぎょう 【意味】 盛んな徳と大きな事業。 【語源・由来】 「盛徳」はさかんな徳、高くすぐれた徳。盛徳大業は聖人君主の目標とされた。 【典拠・出典】 『易経』「繋辞・上」 盛...
【四字熟語】 生知安行 【読み方】 せいちあんこう 【意味】 生まれながらにして人のふみ行うべき道を熟知し、心安んじてそれを行うこと。 【語源・由来】 「生知」は生まれつき仁道を理解していること。「安行」は心安んじて行う...
【四字熟語】 清淡虚無 【読み方】 せいたんきょむ 【意味】 心にわだかまりがなく静かに落ち着いた境地。無私無欲で物事に執着せず平静な心のこと。 【語源・由来】 「清淡」は心の清く淡白なこと。「虚無」は心の空虚なさま。 ...
【四字熟語】 井渫不食 【読み方】 せいせつふしょく 【意味】 賢者が登用されないままでいることのたとえ。 【語源・由来】 「渫」は水底の泥やごみを除くという意味で、「井渫」は井戸の水がきれいに澄んでいること。「不食」は...
【四字熟語】 聖人無夢 【読み方】 せいじんむむ 【意味】 徳を身につけた聖人は、けっして憂いや雑念を持たないので夢を見ることはない。 【典拠・出典】 『荘子』「大宗師」 聖人無夢(せいじんむむ)の使い方 聖人無夢(せい...
【四字熟語】 青松落色 【読み方】 せいしょうらくしょく 【意味】 友人との付き合いが途絶えることのたとえ。 【語源・由来】 「青松」は常緑樹である松のこと。「落色」は常緑の松の色があせること。青い松がいつまでもその色を...
【四字熟語】 清浄無垢 【読み方】 せいじょうむく 【意味】 清らかで汚れのないこと。また仏教の語では心が清らかで煩悩がないこと。 【語源・由来】 「垢」はあか、けがれ。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・純一無雑(じゅ...
【四字熟語】 西狩獲麟 【読み方】 せいしゅかくりん 【意味】 魯の哀公十四年、西方に狩りに行って麒麟を得た故事。 【語源・由来】 本来は、聖人が世にあらわれるのに乗じて出現する麒麟が乱世にあらわれたのに感じて、孔子は『...
【四字熟語】 斉駆並駕 【読み方】 せいくへいが 【意味】 力や能力に差がないこと。 【語源・由来】 くつわをならべる、数頭の馬がそろって一台の車を引っ張り疾駆すること。ともに肩を並べて進み力に差がないことのたとえ。「駕...
【四字熟語】 斉紫敗素 【読み方】 せいしはいそ 【意味】 賢者が事をなせばわざわいを福に転じるように、失敗を成功へと導くことができるというたとえ。世にもてはやされる紫色のきぬも粗悪な白ぎぬを染めたものであるという意味。...
【四字熟語】 生寄死帰 【読み方】 せいきしき 【意味】 人が今生きているのは、仮にこの世に身をおいているだけであり、死ぬことは故郷に帰るように、本来いるべきところに落ち着くことだということ。 【語源・由来】 「寄」は寄...
【四字熟語】 旌旗巻舒 【読み方】 せいきけんじょ 【意味】 戦いが続くことのたとえ。 【語源・由来】 「旌旗」ははた、旗の総称。「巻舒」は巻いたり広げたりすること。軍旗をまいたり、ひろげたりして戦いに明け暮れること。 ...
【四字熟語】 精衛填海 【読み方】 せいえいてんかい 【意味】 不可能なことを企て、徒労に終わること。また、いつまでも悔やみ続けること。 【語源・由来】 「精衛」は海辺にすむという古代中国の想像上の小鳥の名。「填海」は海...
【四字熟語】 寸歩不離 【読み方】 すんぽふり 【意味】 すぐそばにいること。また、関係が非常に密接であること。 【語源・由来】 「寸歩」はごくわずかな歩みのこと。一歩もないくらいしか離れることなく、くっついているさまを...
【四字熟語】 寸田尺宅 【読み方】 すんでんしゃくたく 【意味】 ほんのわずかな財産のこと。 【語源・由来】 「寸田」は一寸四方の田のこと。「尺宅」は一尺四方の住居という意味で、どちらもわずかな資産のたとえ。 【典拠・出...
【四字熟語】 寸善尺魔 【読み方】 すんぜんしゃくま 【意味】 世の中にはよいことが少なくて悪いことが多いたとえ。また、少しよいことがあっても悪事がおこって邪魔をするたとえ。 【語源・由来】 「寸善」は一寸のよいこと。「...
【四字熟語】 寸指測淵 【読み方】 すんしそくえん 【意味】 愚かなこと。また、不可能なこと。 【語源・由来】 「寸指」は一寸の指、「測淵」は淵の深さを測るという意味。学問が浅くては、物事の深い道理は理解できないの意味で...
【四字熟語】 杜撰脱漏 【読み方】 ずさんだつろう 【意味】 粗末で誤りの多いこと。ぞんざいで誤脱も多いこと。 【語源・由来】 「杜撰」は、宋の杜黙の作った詩が多く規則に合わなかったことから、詩文・著述などに規格はずれや...
【四字熟語】 推本溯源 【読み方】 すいほんそげん 【意味】 物事の根本を究め求めること。 【語源・由来】 根本を推察して根源にさかのぼるという意味。「溯」はさかのぼるという意味。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・推究...
【四字熟語】 彗氾画塗 【読み方】 すいはんがと 【意味】 きわめて容易なことのたとえ。 【語源・由来】 ほうきで水たまりを掃き、刀で泥に線を引くこと。 【典拠・出典】 『漢書』「王褒伝」 彗氾画塗(すいはんがと)の使い...
【四字熟語】 翠帳紅閨 【読み方】 すいちょうこうけい 【意味】 高貴な女性の寝室のこと。身分の高い家に生まれて大切に育てられた令嬢の生活のたとえとして使われる。 【語源・由来】 「翠帳」はかわせみの羽で飾った緑色の美し...
【四字熟語】 隋珠和璧 【読み方】 ずいしゅかへき 【意味】 この世にまたとない貴重な宝物。この世の至宝ともいうべき宝玉。 【語源・由来】 「隋珠」は随侯が助けた大蛇から贈られた宝玉。「和璧」は楚の卞和(べんか)が山中で...
【四字熟語】 水月鏡花 【読み方】 すいげつきょうか 【意味】 むなしくはかないまぼろしのこと。また、詩歌などの深遠な味わい。 【語源・由来】 水に映った月と鏡に映った花という意味。眼には見えても実体がないもの、見るだけ...
【四字熟語】 垂拱之化 【読み方】 すいきょうのか 【意味】 天子の徳化によって自然と天下が平穏に収まること。天子の徳によって人民がおのずと教化されて、天子が何をしなくても自然と世の中が治められているようす。 【語源・由...
【四字熟語】 随喜渇仰 【読み方】 ずいきかつごう 【意味】 喜んで仏に帰依し、心から信仰すること。また、ある物事に深く打ちこんで熱中すること。 【語源・由来】 「随喜」は喜んで仏に帰依すること。「渇仰」は深く信仰すると...
【四字熟語】 随機応変 【読み方】 ずいきおうへん 【意味】 状況や事態の変化に応じて適切な処置をすること。 【語源・由来】 「応変」は変化に応じるという意味。 【典拠・出典】 『南史』「粱宋室伝」 【類義語】 ・深厲浅...
【四字熟語】 酔眼朦朧 【読み方】 すいがんもうろう 【意味】 酒に酔って物がはっきり見えないさま。 【語源・由来】 「酔眼」は酒に酔ってとろんとした目のこと。「朦朧」はぼんやりしたさま。 【典拠・出典】 蘇軾「杜介送魚...
【四字熟語】 吹影鏤塵 【読み方】 すいえいろうじん 【意味】 無駄な努力。やりがいのないことのたとえ。また、とりとめがない、つかみどころがないことのたとえ。 【語源・由来】 影を吹いたり、細かなちりに刻みをほろうとする...
【四字熟語】 蜃楼海市 【読み方】 しんろうかいし 【意味】 現実性に乏しい考えや理論。また、根拠がなくありもしないこと。 【語源・由来】 「蜃楼」「海市」ともに蜃気楼のことで、大気の密度や日光の反射の関係で、遠方の物体...
【四字熟語】 人面桃花 【読み方】 じんめんとうか 【意味】 美人の顔と桃の花。かつて美人と出会った場所に行っても、今はもう会えないという場合にいう言葉。また、内心で思いながら会うことのできない女性をいう。 【語源・由来...
【四字熟語】 晨夜兼道 【読み方】 しんやけんどう 【意味】 昼夜の区別なく急行すること。仕事を急いで行うこと。 【語源・由来】 「晨」は朝、早朝。「晨夜」は朝と夜、朝早くから夜遅くまで。「兼道」は行程を倍にして行く、大...
【四字熟語】 脣亡歯寒 【読み方】 しんぼうしかん 【意味】 密接な関係にあるものの一方が滅びると片方も危うくなること。 【語源・由来】 唇がなくなると歯が寒くなるという意味から。唇がなくなると歯が寒くなるという意味から...
【四字熟語】 神仏混淆 【読み方】 しんぶつこんこう 【意味】 神道と仏教をうまく融合し調和させること。 【語源・由来】 「混淆」は入り混じること。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・神仏習合(しんぶつしゅうごう) ・本...
【四字熟語】 心頭滅却 【読み方】 しんとうめっきゃく 【意味】 心の中の雑念を取り去ること。どんな困難に出会っても心の中から雑念を取り去れば苦しさを感じないという意味。 【語源・由来】 「心頭」はこころ、胸のうちという...
【四字熟語】 身体髪膚 【読み方】 しんたいはっぷ 【意味】 からだ全体のこと。 【語源・由来】 からだと髪の毛と皮膚で、からだ全体をいう。父母から受けついだ大切なものの意味がこめられている。 【典拠・出典】 『孝経』「...
【四字熟語】 迅速果断 【読み方】 じんそくかだん 【意味】 物事をすばやく決断し、思いきって行うこと。 【語源・由来】 「迅速」は、非常にすばやいこと。「果断」は物事を大胆に実行するという意味。 【典拠・出典】 - 【...
【四字熟語】 神仙思想 【読み方】 しんせんしそう 【意味】 俗世から抜け出して不老・長生の世界に生きようという考え。 【語源・由来】 「神仙」は神通力を持っている仙人。仙人の住む世界を「仙境」と呼び人間の理想郷とした。...
【四字熟語】 鐘鳴鼎食 【読み方】 しょうめいていしょく 【意味】 富貴の人の生活。 【語源・由来】 「鐘鳴」は鐘を鳴らして時を告げること。「鼎食」はかなえを並べて食事をすること。富貴な家では大勢の人に食事の合図の鐘を鳴...
【四字熟語】 生滅滅已 【読み方】 しょうめつめつい 【意味】 生と滅、生きることと死ぬことがなくなって、ともに存しないこと。生滅無常の現世を離れて生死を超越した涅槃に入ること。 【語源・由来】 仏教の語。 【典拠・出典...
【四字熟語】 笑面夜叉 【読み方】 しょうめんやしゃ 【意味】 顔は笑っていても心の底に一物あること。陰険な人や裏表のある人にいう。 【語源・由来】 「笑面」は笑顔。「夜叉」は人を害する猛悪な鬼神。 【典拠・出典】 『説...
【四字熟語】 将門有将 【読み方】 しょうもんゆうしょう 【意味】 立派な家柄からは必ずすぐれた人材が出るということ。 【語源・由来】 「将門」は代々将軍が出る家柄のこと。「有将」は将軍があらわれるという意味。将軍の家門...
【四字熟語】 逍遥自在 【読み方】 しょうようじざい 【意味】 俗事をはなれて気ままに楽しむこと。 【語源・由来】 「逍遥」はぶらつくという意味から、気ままに楽しむこと。「自在」は束縛や支障がなく思いのままであるという意...
【四字熟語】 従容就義 【読み方】 しょうようしゅうぎ 【意味】 ゆったりと落ち着いて、恐れることなく正義のために身を投げ出すこと。 【語源・由来】 「従容」はゆったりと落ち着いていること。「就義」は身を殺しても正義に従...
【四字熟語】 従容不迫 【読み方】 しょうようふはく 【意味】 ゆったりと落ち着いていて、あわてないこと。 【語源・由来】 「従容」はゆったりと落ち着いていること。「不迫」はあわてないという意味。 【典拠・出典】 - 【...
【四字熟語】 薪水之労 【読み方】 しんすいのろう 【意味】 人に仕えて骨身を惜しまず働くこと。また、たきぎをとったり水を汲んだりするというような日常の雑事を指す場合もある。 【語源・由来】 たきぎをとったり水を汲んだり...
【四字熟語】 杵臼之交 【読み方】 しょきゅうのまじわり 【意味】 身分にこだわらない交際。主人と使用人との身分の違いを超えた交際。 【語源・由来】 「杵臼」はきねとうす。後漢の公孫穆が学費がなくて呉祐の家に雇われて臼つ...
【四字熟語】 処女脱兎 【読み方】 しょじょだっと 【意味】 始めはたいしたことのないように見せかけて、後には見違えるほどの力を発揮するたとえ。始めは少女のようにしとやかに弱々しくみせかけて相手を油断させ、後にはうさぎの...
【四字熟語】 助長抜苗 【読み方】 じょちょうばつびょう 【意味】 成長を助けようとして力をかすことがかえって成長を妨げること。 【語源・由来】 宋の農夫が稲の成長を助けようとして苗をひっぱたら、かえって苗が枯れてしまっ...
【四字熟語】 諸法無我 【読み方】 しょほうむが 【意味】 いかなる存在も不変の本質を有しないという仏教の根本思想。宇宙間に存在する有形・無形のすべての事物や現象は我(生滅変化を離れた永遠不滅の存在とされるもの)ではない...
【四字熟語】 事理明白 【読み方】 じりめいはく 【意味】 物事の道理・筋道がきわめてはっきりしている。物事の道理が明白であるという意味。 【語源・由来】 仏教語で「事理」は本体と現象という意味。物事の道理がきちんと通っ...
【四字熟語】 持粱歯肥 【読み方】 じりょうしひ 【意味】 ご馳走を食べること。また、ご馳走を食べられる身分になること。上等な食物を盛った器を手に持ち肥えた肉を食べるという意味。 【語源・由来】 「持粱」は上等な食物の盛...
【四字熟語】 人間青山 【読み方】 じんかんせいざん 【意味】 世の中は広いので、志を貫くには故郷を離れてどこに死に場所を求めようともかまわないということ。 【語源・由来】 「人間」は世の中。「青山」は墓のある山。また骨...
【四字熟語】 心悸亢進 【読み方】 しんきこうしん 【意味】 心臓の鼓動が高まり、どきどきと激しく打つこと。運動の後や感情の動きにより、動悸が高まること。 【語源・由来】 「心悸」は心臓の鼓動、動悸。「亢進」はたかぶるこ...
【四字熟語】 身軽言微 【読み方】 しんけいげんび 【意味】 身分が低くて、言うことが人に重んじられないこと。 【語源・由来】 「微」は卑しいという意味。身分が卑しくて、言葉が軽んじられるという意味。 【典拠・出典】 『...
【四字熟語】 人権蹂躙 【読み方】 じんけんじゅうりん 【意味】 国家が国民の基本的人権を侵害すること。また、強い立場の者が弱い立場の者の人権を侵犯すること。「蹂躙」は踏みにじること。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・...
【四字熟語】 心慌意乱 【読み方】 しんこういらん 【意味】 あわてふためいて何がなんだかわからなくなる。 【語源・由来】 「心慌」はあせってあわてふためくこと。「意乱」は精神が錯乱すること。 【典拠・出典】 - 【類義...
【四字熟語】 真人大観 【読み方】 しんじんたいかん 【意味】 道理を極めた人は、物事の全体を見通すので判断を誤らないということ。 【語源・由来】 「真人」は物事に深く通じて道理をわきまえた人、「大観」は大局から判断する...
【四字熟語】 心神耗弱 【読み方】 しんしんこうじゃく 【意味】 精神が衰弱して判断力が乏しくなり正常な行動ができないこと。心神喪失よりは軽い状態。 【語源・由来】 「心神」は、心・精神。「耗弱」は、すり減いって弱くなる...
【四字熟語】 人心洶洶 【読み方】 じんしんきょうきょう 【意味】 世界の人々の心が騒ぎ動揺すること。 【語源・由来】 「人心」は多くの人の心のこと、「洶洶」はどよめき騒ぐさま。 【典拠・出典】 『唐書』「陸贄伝」 人心...
【四字熟語】 身心一如 【読み方】 しんしんいちにょ 【意味】 仏教で、肉体と精神は分けることができないもので、一つのものの両面であるということ。 【語源・由来】 「身心」はからだと心のこと。「一如」は真理の現れ方は違っ...
【四字熟語】 神色自若 【読み方】 しんしょくじじゃく 【意味】 落ち着いて顔色一つ変えないさま。 【語源・由来】 「神色」は精神と顔色。「自若」は物事にあわてず落ち着いているさま。 【典拠・出典】 『晋書』「王戎伝」 ...
【四字熟語】 参商之隔 【読み方】 しんしょうのへだて 【意味】 遠く離れて会うことのないたとえ。また夫婦や兄弟の別離や仲たがいのたとえ。 【語源・由来】 杜甫の詩より。「参」は参星(しんせい)(オリオン座の星)。「商」...
【四字熟語】 尋章摘句 【読み方】 じんしょうてきく 【意味】 こまかいところに気をとられ、大局的なものの見方ができないこと。 【語源・由来】 「尋章」は一章のことを考えるという意味。「摘句」は一句を取り出すこと。文章や...
【四字熟語】 尋常一様 【読み方】 じんじょういちよう 【意味】 他と変わりなく、ごくあたりまえなさま。 【語源・由来】 「尋常」はあたりまえ、「一様」は行動・状態などが他と変わらないこと。 【典拠・出典】 - 尋常一様...
【四字熟語】 浸潤之譖 【読み方】 しんじゅんのそしり 【意味】 水が次第に物にしみこむように、中傷の言葉が徐々に深く信じられるようになること。 【語源・由来】 「譖」は悪口、讒言という意味。 【典拠・出典】 『論語』「...
【四字熟語】 仁者楽山 【読み方】 じんしゃらくざん 【意味】 どっしりと安定して動かない山を愛するということ。 【語源由来】 仁徳者は安らかにゆったりとして心が動くことがないから。 【典拠・出典】 『論語』「雍也」 【...
【四字熟語】 仁者無敵 【読み方】 じんしゃむてき 【意味】 仁徳者には天下に敵対する者のないことをいう。 【語源・由来】 仁徳者が為政者の位にあれば仁愛の政治を施し、人民を分け隔てることなく愛することからいう。 【典拠...
【四字熟語】 仁者不憂 【読み方】 じんしゃふゆう 【意味】 仁徳者は常に正しい道を行くので悩むことがない。 【語源・由来】 「知者は惑わず、仁者は憂えず、勇者は懼れず」による。仁徳者は常に道理に従い自分にやましいことが...
【四字熟語】 脣歯輔車 【読み方】 しんしほしゃ 【意味】 お互いに助け合う密接な関係。 【語源・由来】 「輔車」は車のそえ木と荷台。また、頬骨(輔)と下顎の骨(車)という説もある。「脣歯」は唇と歯。これらのように一方が...
【四字熟語】 人事天命 【読み方】 じんじてんめい 【意味】 人間として最善の努力を尽くして、結果は静かに運命にまかせること。 【語源・由来】 「人事」は人間のなしうる事柄。 「天命」は自然に身に備わった運命という意味。...
【四字熟語】 進取果敢 【読み方】 しんしゅかかん 【意味】 物事に積極的に取り組み、決断力に富んでいること。 【語源・由来】 「進取」は物事に進んで取り組むこと。「果敢」は決断力に富んでいるということ。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 参差錯落 【読み方】 しんしさくらく 【意味】 ふぞろいな物が入り混じっている様。 【語源・由来】 「参差」は長短ふぞろいのさま。「錯落」は入り混じること。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・参差不斉(しん...
【四字熟語】 慎始敬終 【読み方】 しんしけいしゅう 【意味】 物事を始めから終わりまで気を引き締めてやりとおすこと。また、物事をするには始めと終わりが肝心だということ。 【語源・由来】 「慎」も「敬」も注意深く行う意。...
【四字熟語】 神算鬼謀 【読み方】 しんさんきぼう 【意味】 人間離れした巧みな計略のこと。 【語源・由来】 「算」と「謀」はともに、はかりごとのこと。神や鬼がめぐらしたはかりごとという意味から。 【典拠・出典】 - 【...
【四字熟語】 深根固柢 【読み方】 しんこんこてい 【意味】 物事の基礎をしっかり固めること。 【語源・由来】 「根」「柢」はともに木の根のことで、物事の基本・基礎のたとえ。木の根を深く強固なものにするという意味から。 ...
【四字熟語】 人口稠密 【読み方】 じんこうちゅうみつ 【意味】 人や家がびっしりとすきまなく集まっていること。 【語源・由来】 「稠密」は込み合っていること。密集していること。 【典拠・出典】 - 人口稠密(じんこうち...
【四字熟語】 心広体胖 【読み方】 しんこうたいはん 【意味】 心が広く穏やかであれば、外見上の体もゆったりと落ち着いて見えるということ。 【語源・由来】 「心広」は心が広く大きいこと。「胖」はゆたか・のびやかという意味...
【四字熟語】 深溝高塁 【読み方】 しんこうこうるい 【意味】 深い掘割と高いとりで。堅固な城塞。また、守りの堅牢なこと。 【語源・由来】 「溝」はみぞで、ここではお堀という意味。「塁」は土石を重ねて作った小城。 【典拠...
【四字熟語】 神工鬼斧 【読み方】 しんこうきふ 【意味】 人間わざとは思えないほどすぐれた細工や作品のこと。 【語源・由来】 「神工」は神の細工のこと。「鬼斧」は鬼が斧をふるった細工という意味。神わざ・名人芸のことをい...
【四字熟語】 人口膾炙 【読み方】 じんこうかいしゃ 【意味】 広く世間の評判となり、もてはやされること。 【語源・由来】 「膾」はなますで、生の肉を細かく刻んだもの。「炙」はあぶり肉のこと。どちらも誰の口にも合って、好...
【四字熟語】 漿酒霍肉 【読み方】 しょうしゅかくにく 【意味】 非常にぜいたくなことのたとえ。酒を水のように肉を豆の葉のようにみるという意味。 【語源・由来】 「漿」は沸かして冷ました水。また、こんず(酢の一種)。「霍...
【四字熟語】 常住不断 【読み方】 じょうじゅうふだん 【意味】 ずっと続いていて絶えないこと。 【語源・由来】 「常住」は仏教語で、過去・現在・未来にわたって生滅変化することなく、常に存在するという意味。「不断」も絶え...
【四字熟語】 商山四皓 【読み方】 しょうざんのしこう 【意味】 商山に隠れた四人の老人。 【語源・由来】 「商山」は陝西省商県にある山の名。「四皓」はあごひげと眉がみな白かったので、「皓」(白いという意味)と呼ばれた四...
【四字熟語】 小国寡民 【読み方】 しょうこくかみん 【意味】 国土が小さくて、人口が少ないこと。 【語源・由来】 「寡民」は人民が少ないこと。老子が唱えた国家の理想像として有名な言葉。 【典拠・出典】 『老子』「八○章...
【四字熟語】 上下一心 【読み方】 しょうかいっしん 【意味】 身分の上下にかかわらず一致団結すること。身分の上の者も下の者も心を一つにする。また心を一つにして事に当たること。 【典拠・出典】 『淮南子』「詮言訓」 【類...
【四字熟語】 宵衣旰食 【読み方】 しょういかんしょく 【意味】 天子が朝早くから夜遅くまで熱心に政治にはげむこと。夜明け前から正服を着て政治にはげみ、太陽が沈んでから夕食をとること。 【語源・由来】 徐陵の「陳文皇帝哀...
【四字熟語】 駿足長阪 【読み方】 しゅんそくちょうはん 【意味】 すぐれた人物が、困難を恐れずに自分の才能を試してみたいと思うこと。 【語源・由来】 陸厥の文より。「駿足」は足の速いすぐれた馬のこと。「長阪」は長い坂道...
【四字熟語】 春蛙秋蝉 【読み方】 しゅんあしゅうぜん 【意味】 無用の言論。 【語源・由来】 春のかえると秋のせみ。どちらもやかましく鳴きわめく。人間のわめきちらすのも春のかえるや秋のせみのようなものだという意味。 【...
【四字熟語】 株連蔓引 【読み方】 しゅれんまんいん 【意味】 株やつるがつらなっているように、関係した者が残らず罰せられること。 【語源・由来】 「株連」は一人の罪の罰が数人をまきぞえにすること。「蔓引」は互いに引き連...
【四字熟語】 朱墨爛然 【読み方】 しゅぼくらんぜん 【意味】 学問や研究に専念することのたとえ。 【語源・由来】 読書するのに朱色の墨で書き入れするので本が真っ赤になる。「朱墨」は朱色の墨。「爛然」はあざやかで美しいさ...
【四字熟語】 殊塗同帰 【読み方】 しゅとどうき 【意味】 帰着するところは同じだが、そこに至る道が異なること。 【語源・由来】 「同帰」は同じところに行きつくこと。「殊」は異なるという意味。「塗」は「途」と同じで、道の...
【四字熟語】 寿則多辱 【読み方】 じゅそくたじょく 【意味】 長生きをするということは、それだけ恥をかくことも多いということ。 【語源・由来】 「寿」は長生き、長生きをすること。 【典拠・出典】 『荘子』「天地」 寿則...
【四字熟語】 輸攻墨守 【読み方】 しゅこうぼくしゅ 【意味】 攻める方も守る方も知略を尽くすたとえ。公輸般(盤ともいう)が強く攻め墨子が固く守るという意味。「輸」は魯国の名工で城を攻める兵器の雲梯(雲まで届くはしご)を...
【四字熟語】 夙夜夢寐 【読み方】 しゅくやむび 【意味】 朝早くから夜おそくまで。また、寝てもさめても、終日絶えずということ。 【語源・由来】 朝早くから夜寝て夢の中でも思うという意味から。「夙」は早朝、「夢寐」はねて...
【四字熟語】 縮地補天 【読み方】 しゅくちほてん 【意味】 政治上の改革を行うこと。 【語源・由来】 「地」は実際の政治、「天」は政治理念のたとえ。政治を正して、政治理念の不足を補うということ。 【典拠・出典】 『旧唐...
【四字熟語】 夙興夜寝 【読み方】 しゅくこうやしん 【意味】 朝は早く起き、夜は遅く寝て、日夜、職務に精励すること。 【語源・由来】 「夙興」は朝早く起きること。「夜寝」は夜中になって就寝すること。 【典拠・出典】 『...
【四字熟語】 縮衣節食 【読み方】 しゅくいせっしょく 【意味】 節約・倹約すること。衣服や食事をはぶき倹約するという意味。 【語源・由来】 「節」ははぶく、倹約するという意味。 【典拠・出典】 陸游「秋穫」 【類義語】...
【四字熟語】 襲名披露 【読み方】 しゅうめいひろう 【意味】 親または師匠の名前を継いだことを公表すること。 【語源・由来】 「襲名」は名前や受け継ぐこと、「披露」は公に発表すること。 【典拠・出典】 - 襲名披露(し...
【四字熟語】 衆妙之門 【読み方】 しゅうみょうのもん 【意味】 万物の出てくる根源。 【語源・由来】 「衆」は多くの意味。「妙」はすぐれた、ふしぎ、神妙という意味。「衆妙」は多くのすぐれた道理の意味で、「衆妙之門」はそ...
【四字熟語】 聚蚊成雷 【読み方】 しゅうぶんせいらい 【意味】 小さなものも、たくさん集まると大きな力になるということ。また、多くの人が口をそろえて言いたてて、害悪を生じること。 【語源・由来】 「聚」は集まるという意...
【四字熟語】 戎馬倥偬 【読み方】 じゅうばこうそう 【意味】 戦場にあって忙しく軍務を行うこと。 【語源・由来】 「戎馬」は武器と軍馬のことから戦争という意味。「倥偬」はあわただしいこと。軍人の生活をいう。 【典拠・出...
【四字熟語】 十年一剣 【読み方】 じゅうねんいっけん 【意味】 長年武芸の修養をつんで、力を発揮する機会を待つこと。 【語源・由来】 十年の間、一ふりの剣を磨き続けるという意味から。 【典拠・出典】 賈島「剣客」 十年...
【四字熟語】 終南捷径 【読み方】 しゅうなんしょうけい 【意味】 終南山には仕官への近道がある。また、正規の段階をふむことなく官職につく法をいう。終南山に隠居して隠者のふりをすると名を世に知られ士官の道が得やすいという...
【四字熟語】 獣蹄鳥跡 【読み方】 じゅうていちょうせき 【意味】 世の中が乱れてけものや鳥が横行すること。 【語源・由来】 「獣蹄」はけもののあしあと。「鳥跡」は鳥のあしあと。 【典拠・出典】 『孟子』「滕文公・上」 ...
【四字熟語】 舟中敵国 【読み方】 しゅうちゅうてきこく 【意味】 自分の味方だと思っていた側近や親近者がそむき離れるたとえ。味方でも敵になることがあるということ。 【語源・由来】 同じ舟に乗っている者は利害が同じである...
【四字熟語】 十全十美 【読み方】 じゅうぜんじゅうび 【意味】 全てが完全で整っていること。欠点がまったくなく完全なこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・尽善尽美(じんぜんじんび) ・完全無欠(かんぜんむけつ) 十...
【四字熟語】 修身斉家 【読み方】 しゅうしんせいか 【意味】 自身の身を修め行いを正し円満な家庭を築くこと。 【語源・由来】 「修身」は心がけや身の行いを正しくする。「斉家」は家を整え治める。「斉」はととのえるという意...
【四字熟語】 獣聚鳥散 【読み方】 じゅうしゅうちょうさん 【意味】 統率や規律のとれていない集まりのたとえ。けもののように集まり、鳥のように散り行くという意味。 【語源・由来】 鳥やけものは集まるのも散り行くにも無秩序...
【四字熟語】 聚散十春 【読み方】 しゅうさんじっしゅん 【意味】 別離のあとまたたくまに歳月が経過したということ。 【語源・由来】 「聚」は人々の集まり・なかまという意味。「十春」は十年という意味。 【典拠・出典】 杜...
【四字熟語】 修己治人 【読み方】 しゅうこちじん 【意味】 自分に徳を積んで世を治めること。自己を修養して徳を積み、その徳で人々を感化して世を安らかに治めること。 【典拠・出典】 朱熹「大学章句」<序> 修己治人(しゅ...
【四字熟語】 秋毫之末 【読み方】 しゅうごうのすえ 【意味】 ほんの少し。ごく小さい微細なものをいう。 【語源・由来】 「秋毫」は秋に生えかわって出てくる動物の細い毛、「末」はその細い毛の末端のこと。転じて、きわめてわ...
【四字熟語】 重厚長大 【読み方】 じゅうこうちょうだい 【意味】 どっしりとして大きいさま。人の性格や構造物などについていう。 【典拠・出典】 - 【対義語】 ・軽薄短小(けいはくたんしょう) 重厚長大(じゅうこうちょ...
【四字熟語】 衆口一致 【読み方】 しゅうこういっち 【意味】 全員の言うことがぴったり合うこと。 【語源・由来】 「衆口」は多くの人の口から出る言葉・多くの人の評判のこと。「一致」は全体が一つになるという意味。 【典拠...
【四字熟語】 衆賢茅茹 【読み方】 しゅうけんぼうじょ 【意味】 多くの賢人が協力しあうこと。 【語源・由来】 「衆賢」はたくさんの賢者のこと。「茅茹」は茅の根が連なっているさまをいう語。賢人は自分だけが重用されればいい...
【四字熟語】 衆寡不敵 【読み方】 しゅうかふてき 【意味】 少数は多数にかなわない。戦争の勝負では人数が多いほうが有利であるということ。 【語源・由来】 「衆」は多数、「寡」は少数という意味。「不敵」は敵対できないとい...
【四字熟語】 拾遺補闕 【読み方】 しゅういほけつ 【意味】 見逃している過失をみつけて、それを正し補うこと。 【語源・由来】 「拾遺」は君主が気づかない過失を見つけること。「補闕」は天子の過失を正すという意味。 【典拠...
【四字熟語】 射石飲羽 【読み方】 しゃせきいんう 【意味】 精神を集中して必死の思いで事にのぞめば、どんな困難なことでもできるということ。 【語源・由来】 「射石」は矢で石を射ること。「飲羽」は矢の羽の部分まで深くつき...
【四字熟語】 車水馬竜 【読み方】 しゃすいばりょう 【意味】 車馬の往来のにぎやかなさま。非常ににぎわっているさま。 【語源・由来】 車は流れる水のようにとめどなく、馬は竜のようにつらなっているという意味。 【典拠・出...
【四字熟語】 射将先馬 【読み方】 しゃしょうせんば 【意味】 目的を達成するためには、まず相手がよりどころとしているものを攻めるのがよいということ。 【語源・由来】 馬上の武将を射とめるには、まず乗っている馬を射るのが...
【四字熟語】 奢侈文弱 【読み方】 しゃしぶんじゃく 【意味】 おごり、ぜいたくをつくし、文事ばかりにふけって、おとなしく、気が弱いこと。 【語源・由来】 「奢侈」は分限を超えた暮らしをすること。「奢」も「侈」もおごる、...
【四字熟語】 車載斗量 【読み方】 しゃさいとりょう 【意味】 人や物の数や量が多くてはかりきれないことのたとえ。 【語源・由来】 車に載せ、ますで量るという意味。「斗」はます、「量」ははかるという意味。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 舎近求遠 【読み方】 しゃきんきゅうえん 【意味】 身近に良いものがあることがわからず、遠くまでさがし求めること。 【語源・由来】 「舎」は「捨」と同じで、「舎近」は近くにあるものを捨てること。「求遠」は遠...
【四字熟語】 社燕秋鴻 【読み方】 しゃえんしゅうこう 【意味】 出会ったかと思うとまたすぐ別れることのたとえ。 【語源・由来】 「社燕」は春の社日(立春から五番目の戊の日)に来て、秋の社日(立春から五番目の戊の日)に飛...
【四字熟語】 資弁捷疾 【読み方】 しべんしょうしつ 【意味】 生まれつき弁舌が巧みで、行動がすばやいこと。 【語源・由来】 「資弁」は生まれつき弁舌が達者なこと。「捷疾」ははやい、すばやいこと。 【典拠・出典】 『史記...
【四字熟語】 四百四病 【読み方】 しひゃくしびょう 【意味】 人のかかるあらゆる病気。 【語源・由来】 仏教で人間の体は地、水、火、風の四大元素の和合であり、それぞれに百ずつの病気があり、もとの元素と合わせて四百病とし...
【四字熟語】 疾風勁草 【読み方】 しっぷうけいそう 【意味】 苦境に立ったとき、はじめてその人物の真価がわかるというたとえ。 【語源・由来】 「疾風」は激しい風、「勁草」は強い草。激しい風が吹いてはじめて強い草であるこ...
【四字熟語】 七珍万宝 【読み方】 しっちんまんぽう 【意味】 多くの宝物のこと。 【語源・由来】 「七珍」は仏教語で金、銀、瑠璃、硨磲、瑪瑙、玻璃、珊瑚の七種の宝石(但し、経典によって多少の違いがある)。「万宝」はあら...
【四字熟語】 十死一生 【読み方】 じっしいっしょう 【意味】 ほとんど助かる見込みのないところをかろうじて命拾いすること。 【典拠・出典】 『漢書』「孝宣許皇后伝」 【類義語】 ・九死一生(きゅうしいっしょう) 十死一...
【四字熟語】 失魂落魄 【読み方】 しっこんらくはく 【意味】 ひどく驚き、あわてふためく。また、精神が不安定で奇怪な行動をすること。 【語源・由来】 「魂」も「魄」もたましいで「魂」は天から受けた精神のたましい、「魄」...
【四字熟語】 疾言遽色 【読み方】 しつげんきょしょく 【意味】 落ち着きがないこと。早口でしゃべり、あわてた顔つきをすること。 【語源・由来】 「疾」は早い。「遽」はあわてふためくこと。「色」は顔色をいう。 【典拠・出...
【四字熟語】 悉皆成仏 【読み方】 しっかいじょうぶつ 【意味】 生きとし生ける一切の有情のものが、すべて成仏すること。 【語源・由来】 仏教の語。「悉皆」はすべて、ことごとくの意味。 【典拠・出典】 安然「斟定草木成仏...
【四字熟語】 史籀大篆 【読み方】 しちゅうだいてん 【意味】 史籀が大篆という書体を作った。 【語源・由来】 「史籀」は周の宣王のときの史官でそれまでの古文を改変して大篆という書体を作ったとされる。「大篆」は書体の名。...
【四字熟語】 死中求活 【読み方】 しちゅうきゅうかつ 【意味】 死ぬ覚悟で難関を切り抜ける。絶体絶命の窮地の中でも生き延びる方法を考えるという意味。 【語源・由来】 「死中」は死を待つしかないような状況。「求活」は活路...
【四字熟語】 七歩八叉 【読み方】 しちほはっさ 【意味】 詩文を作るすぐれた才能。七歩あるく間に詩を作り、八たび手を腕組みする間に賦を作るという意味。 【語源・由来】 「七歩」は七歩あるく間に詩を作ったという魏の曹植の...
【四字熟語】 七歩之才 【読み方】 しちほのさい 【意味】 すぐれた詩文をすばやく作る才能。「七歩」は七歩歩くこと。 中国三国時代、魏の曹丕・曹植の兄弟はともに詩才に恵まれていた。父曹操の死後、即位して文帝となった曹丕は...
【四字熟語】 七難九厄 【読み方】 しちなんくやく 【意味】 七と九の年まわり(十七歳や四十九歳など)では、男女とも災厄にあいがちだとう俗信。 【典拠・出典】 - 七難九厄(しちなんくやく)の使い方 七難九厄(しちなんく...
【四字熟語】 七十古稀 【読み方】 しちじゅうこき 【意味】 七十歳の高齢まで生きられるのは古来より稀である。 【語源・由来】 中国古代では七十歳まで生きる人は稀であったからいう。出典の詩から「古稀」は七十歳をいう。「人...
【四字熟語】 七嘴八舌 【読み方】 しちしはちぜつ 【意味】 意見の多いこと。またあちこちから意見の出ること。七つのくちばしと八つの舌という意味。 【語源・由来】 「嘴」はくちばし。 【典拠・出典】 袁枚「牘外余言」 七...
【四字熟語】 至大至剛 【読み方】 しだいしごう 【意味】 ものすごく大きくて、ものすごく強い。 【語源・由来】 「至大」はこのうえなく大きい。「至剛」はこのうえなく強い。 限りなく大きくて、どんな力にも屈しない強さをも...
【四字熟語】 志大才疎 【読み方】 しだいさいそ 【意味】 志は大きいが才能が乏しいこと。心に抱く望みは雄大だが才能や力量が伴わないこと。 【語源・由来】 「疎」はまばらなこと。 【典拠・出典】 『後漢書』「孔融伝」 【...
【四字熟語】 四塞之国 【読み方】 しそくのくに 【意味】 四方を山や川に囲まれて攻めにくく守りやすい要害の国をいう。 【語源・由来】 「塞」はふさぐという意味。 【典拠・出典】 『史記』「秦始皇紀」 【類義語】 四塞之...
【四字熟語】 咫尺之書 【読み方】 しせきのしょ 【意味】 ごく短い手紙のこと。簡単な書状。 【語源・由来】 「咫尺」は周代の長さの単位で、咫は八寸、尺は十寸。転じて、きわめて短い距離や長さをいう。 【典拠・出典】 『史...
【四字熟語】 死生有命 【読み方】 しせいゆうめい 【意味】 人が生まれたり死んだりすることは、天命によって定められたものであり、どうすることもできないということ。 人の運命は、決められていて、変えることはできないという...
【四字熟語】 詩人蛻骨 【読み方】 しじんぜいこつ 【意味】 銘茶をたたえる言葉。また、銘茶のこと。 【語源・由来】 銘茶を飲むと詩人の骨をぬけかわらせるということ。すぐれたお茶は私人の感性までもすぐれたものに変えてしま...
【四字熟語】 死屍累累 【読み方】 ししるいるい 【意味】 数多くの死体が折り重なって転がっている様子。 【語源・由来】 「死屍」はしかばね・死体。「累累」はあたり一面に積み重なっているさま。 【典拠・出典】 - 死屍累...
【四字熟語】 紙上談兵 【読み方】 しじょうだんぺい 【意味】 理屈ばかりの議論で、実行が不可能であったり、実際の役に立たなかったりすること。紙の上で兵略を議論する意から。 【語源・由来】 「談兵」は戦術を論ずること。紙...
【四字熟語】 耳熟能詳 【読み方】 じじゅくのうしょう 【意味】 何度も繰り返して耳で聞いていると、詳しく説明できるようになる。また、物事を知りつくしていること。 【語源・由来】 「耳熟」は耳になれていること。「能詳」は...
【四字熟語】 綱紀廃弛 【読み方】 こうきはいし 【意味】 国の法律や規則がきちんと守られないこと。また社会の規律や秩序が乱れること。 【語源・由来】 「綱紀」は大づなと小づなのことで国家を治める大法と細則を指す。「廃弛...
【四字熟語】 舐痔得車 【読み方】 しじとくしゃ 【意味】 卑しい行為をしてまで大きな利益を得る行為を揶揄する場合に用いる。 【語源・由来】 「舐痔」は痔疾を舐めること。「得車」は車を手に入れること。中国宋の曹商が使者と...
【四字熟語】 師資相承 【読み方】 ししそうしょう 【意味】 師の教えを受け継ぐこと。また師から弟子へ学問・技術などを受け継いでいくこと。 【語源・由来】 「師資」は師匠。また、先生と弟子のこと。「相承」は相手に引き継ぐ...
【四字熟語】 自己韜晦 【読み方】 じことうかい 【意味】 自分の本心や学識、地位などを隠して知られないようにすること。節操を知り、自分をひけらかさないこと。 【語源・由来】 「韜」はつつみかくす、「韜晦」は才能や学問な...
【四字熟語】 事後承諾 【読み方】 じごしょうだく 【意味】 関係者の承諾を必要とする行為を、時間的な事情などで承諾を受けずに行ったとき、事がすんだあとで、それについての承諾を受けること。 【典拠・出典】 - 事後承諾(...
【四字熟語】 四荒八極 【読み方】 しこうはっきょく 【意味】 世界の隅々まで。世界のあらゆる場所のこと。 【語源・由来】 「四荒」は四方の果てのえびすの住む地。「八極」は八方の遠方の地。 【典拠・出典】 白居易「新楽府...
【四字熟語】 至公至平 【読み方】 しこうしへい 【意味】 きわめて公平である。 【語源・由来】 「至公」だけでも「きわめて公平である」という意味だが、公・平それぞれに「至」(いたってこのうえなく)を添えて「公平」を強調...
【四字熟語】 舐糠及米 【読み方】 しこうきゅうまい 【意味】 被害がだんだん拡大すること。 【語源・由来】 「舐糠」は糖を舐めること。穀象虫(米につく虫)が外側の糠をなめてしまうと次には中身の米を食うようになり、害を及...
【四字熟語】 子見南子 【読み方】 しけんなんし 【意味】 礼の道を守るために、周りに惑わされず自分の考えを信じること。 【語源・由来】 衛の国王霊公に招きに応じたとき、孔子は国王夫人の南子に謁見することが礼の道であると...
【四字熟語】 舳艫千里 【読み方】 じくろせんり 【意味】 多数の舟がはるか彼方まで連なること。 【語源・由来】 「舳」は船のとも。「艫」は船のへさき。「千里」ははるかに続く長い距離。ある船の船尾に次の船の船首がくっつく...
【四字熟語】 四衢八街 【読み方】 しくはちがい 【意味】 大きな通りが四方八方に通じた大きな町。交通などの便がよく、にぎわう町の形容。 【語源・由来】 「衢」と「街」はともに、四方に通じる道・大通りのこと。 【典拠・出...
【四字熟語】 四弘誓願 【読み方】 しぐぜいがん 【意味】 すべての仏や菩薩のもつ四つの願い。衆生無辺誓願度、煩悩無量誓願断、法門無尽誓願学、仏道無上誓願成。 【典拠・出典】 『止観大意』 四弘誓願(しぐぜいがん)の使い...
【四字熟語】 色即是空 【読み方】 しきそくぜくう 【意味】 万物の本質は空である。仏教で、現世に存在する形あるもの物質的なものはすべて実体ではなく空であり、無であるという教え。 【語源・由来】 「色」は人間が知覚できる...
【四字熟語】 只管打坐 【読み方】 しかんたざ 【意味】 余念を交えず、ただひたすら座禅すること。 【語源・由来】 「只管」はひたすらという意味。「打」は動詞につく接頭語で「打坐」は座禅を組むこと。曹洞宗の座禅の特色。 ...
【四字熟語】 歯牙余論 【読み方】 しがのよろん 【意味】 わずかな言葉。口はしからもれるわずかな言葉。また「歯牙の余論を惜しむこと無かれ」の略で、わずかな激励・賞賛の言葉を吐く労を惜しむなという意味。 【語源・由来】 ...
【四字熟語】 死灰復然 【読み方】 しかいふくねん 【意味】 一度衰えた勢力が再び盛り返すこと。また、一度収束したことが再発すること。 【語源・由来】 消えて灰となった火が再び燃えだすという意味から。 【典拠・出典】 『...
【四字熟語】 持盈保泰 【読み方】 じえいほたい 【意味】 満ち足りて安らかな状態を長く保つこと。富や地位を守るには慎重に行動して災いを招かないようにすることをいう。 【語源・由来】 「盈」はみちる。満ち足りるという意味...
【四字熟語】 時雨之化 【読み方】 じうのか 【意味】 いつくしみ深い君主の教化が及ぶことのたとえ。有徳者や聖人の教えが、人民に広がっていくこと。 【語源・由来】 ほどよい時に降る雨が草木を育成させるという意味から転じた...
【四字熟語】 子為父隠 【読み方】 しいふいん 【意味】 お互いに悪いところがあってもそれを隠し、かばいあうことが父と子の正しい道であるということ。 【典拠・出典】 『論語』「子路」より。 【類義語】 ・父為子隠(ふいし...
【四字熟語】 侈衣美食 【読み方】 しいびしょく 【意味】 豪華な衣装やおいしい食事のことで、ぜいたくな暮らしのこと。衣類や食べ物に、ぜいの限りを尽くすこと。 【語源・由来】 「侈衣」は、ぜいたくでおごった衣服。「美食」...
【四字熟語】 三浴三薫 【読み方】 さんよくさんくん 【意味】 相手を大切に思う心をあらわす言葉。幾度も体を清め、幾度も香を塗り染めよい香りをつけて人を待つという意味。 【語源・由来】 「三」は幾度もという意味。「浴」は...
【四字熟語】 讒謗罵詈 【読み方】 ざんぼうばり 【意味】 ありとあらゆる悪口をいうこと。 【語源・由来】 「讒謗」はそしること。「罵詈」は口ぎたなく相手をののしること。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・悪口雑言(あっ...
【四字熟語】 三平二満 【読み方】 さんぺいじまん 【意味】 十分ではないが、少しのもので満足し、心穏やかに過ごすこと。 【語源・由来】 「三」と「二」はともに数が少ないことを示し、少しのものでも心が穏やかで満足している...
【四字熟語】 三分鼎足 【読み方】 さんぶんていそく 【意味】 鼎の足のように天下を三分して三つの国が並び立つこと。 【語源・由来】 「鼎」は三本の足のある器で、三本の脚のバランスで立っている。 【典拠・出典】 『史記』...
【四字熟語】 三人文殊 【読み方】 さんにんもんじゅ 【意味】 一人ではよい知恵が浮かばなくても、三人が協力すればよい考えが出るものだということ。 【語源・由来】 「文殊」は釈迦の左にいて、知恵をつかさどると文殊菩薩のこ...
【四字熟語】 参天弐地 【読み方】 さんてんじち 【意味】 天や地と同じくらい大きな徳を積むこと。天地に匹敵するほどの気高い徳があること。 【語源・由来】 「参天」は、天と肩を並べるほど高いこと。天まで届くこと。「弐地」...
【四字熟語】 斬釘截鉄 【読み方】 ざんていせってつ 【意味】 くぎや鉄を断ち切る。毅然として決断力があるたとえ。 【語源・由来】 「斬」と「截」はいずれも断ち切るということ。元は禅宗の言葉で、妄想や煩悩などの迷いをすっ...
【四字熟語】 山中暦日 【読み方】 さんちゅうれきじつ 【意味】 俗世を離れて悠々と暮らすこと。 【語源・由来】 人里離れた山中に暮らせば月日の経つのも忘れるという意味。「暦日」はこよみのこと。「山中暦日無し」を略した言...
【四字熟語】 残息奄奄 【読み方】 ざんそくえんえん 【意味】 息も絶え絶えで、今にも死にそうなこと。いまにも滅びそうな苦しいさま。 【語源・由来】 「残息」は呼吸・いきづかいのこと。「奄」はおおう・ふさぐという意味で、...
【四字熟語】 山藪蔵疾 【読み方】 さんそうぞうしつ 【意味】 大事をなす大人物は多少欠点はあってもあらゆる人を包み込む器量があるということのたとえ。また、立派ですぐれたものにも、多少の欠点はあるものだということ。 【語...
【四字熟語】 三千世界 【読み方】 さんぜんせかい 【意味】 この世のすべてをいう。 【語源・由来】 仏教で須弥山を中心に、日・月など諸天を含むものを一世界とし、これを千合わせたものを小世界、それを千合わせて中世界。千が...
【四字熟語】 三聖吸酸 【読み方】 さんせいきゅうさん 【意味】 儒教の蘇東坡、道教の黄山谷、仏教の仏印禅師の三人が、桃花酸という酢をなめ眉をひそめる図。三教の一致を風刺するものとしてよく画題とされる。儒教・道教・仏教の...
【四字熟語】 三者三様 【読み方】 さんしゃさんよう 【意味】 やり方や考え方などが、人それぞれで違うこと。 【語源・由来】 三人の人がいれば、三つのやり方や考え方などがあるという意味から。 【典拠・出典】 - 【類義語...
【四字熟語】 三豕渉河 【読み方】 さんししょうか 【意味】 文字の誤り。文字を誤って読んだり書いたりすること。 【語源・由来】 昔、ある史官が「己亥渉河(己亥の年、河を渡る)」と書いてあるのを、「己」を「三」、「亥」を...
【四字熟語】 山高水長 【読み方】 さんこうすいちょう 【意味】 人の品性が高大で高潔なたとえ。また、そうした功績や名誉が長く伝えられること。 【語源・由来】 「山高」は山がいつまでも高くそびえること。「水長」は川の水が...
【四字熟語】 三軍暴骨 【読み方】 さんぐんばくこつ 【意味】 大軍が戦争に大敗し、数多くの兵士が死ぬこと。戦いの激しさや悲惨さをいう。 【語源・由来】 「三軍」は周代に、一軍を一万二千五百人と決め、諸侯の大国は三万七千...
【四字熟語】 三釁三浴 【読み方】 さんきんさんよく 【意味】 何度もからだに香を塗ってよい香りをつけ、何度もからだを洗い清めること。人を待つときなど相手を大切に思う情をいう。 【語源・由来】 「浴」は湯浴みすること。「...
【四字熟語】 山簡倒載 【読み方】 さんかんとうさい 【意味】 酒浸りの人。 【語源・由来】 『蒙求』「山簡倒載」、『瀬説新語』「任誕」より。「山簡」は晋の人で温雅な性質であり、征南将軍になった。山濤の子。「倒載」は車に...
【四字熟語】 山河襟帯 【読み方】 さんがきんたい 【意味】 自然の要害の堅固なことのたとえ。 【語源・由来】 白居易の詩より。山が襟のようにとり囲み、河が帯のようにめぐって流れている地形であるという意味から。 【典拠・...
【四字熟語】 三界流転 【読み方】 さんがいるてん 【意味】 いのちのあるものはすべて、前世、現世、来世の三世にわたって、生死を繰り返し迷い続けるということ。 【典拠・出典】 - 三界流転(さんがいるてん)の使い方 三界...
【四字熟語】 三界無安 【読み方】 さんがいむあん 【意味】 この世は、苦労が多くて、少しも心が安まることがないということ。 【語源・由来】 「三界」は仏教の世界観で、衆生が生まれて、死に輪廻する三つの領域、欲界、色界、...
【四字熟語】 沙中偶語 【読み方】 さちゅうのぐうご 【意味】 臣下がひそかに謀反の相談をすること。 【語源・由来】 「沙中」は砂の中、人気のない砂の上、「偶語」は向かい合って相談すること。漢の高祖劉邦が建国したとき、論...
【四字熟語】 瑣砕細膩 【読み方】 ささいさいじ 【意味】 情のこまやかなこと。 【語源・由来】 「瑣砕」はこまやかなこと。心を細やかにくだくこと。「細膩」はきめこまかなこと。 【典拠・出典】 『紅楼夢』「一回」 瑣砕細...
【四字熟語】 灑掃応対 【読み方】 さいそうおうたい 【意味】 日常生活に必要な仕事や作法のこと。ふきそうじをすることと、応対すること。 【典拠・出典】 『大学章句』朱熹「序」 灑掃応対(さいそうおうたい)の使い方 灑掃...
【四字熟語】 載籍浩瀚 【読み方】 さいせきこうかん 【意味】 数えきれないほどの書物があること。書籍に埋もれんばかりのさま。 【語源・由来】 「載籍」は、書類や書物のこと。「浩瀚」は、物が豊かなさま、書籍の巻数などが多...
【四字熟語】 祭政一致 【読み方】 さいせいいっち 【意味】 神を祭ることと政治は一体であるという考え。または、そのような政治形態のこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・政教一致(せいきょういっち) 【対義語】 ・祭...