磨杵作針【ましょさくしん】の意味と使い方や例文(出典・類義語)
【四字熟語】 磨杵作針 【読み方】 ましょさくしん 【意味】 たえず努力し続ければ、必ず成功するということ。 【典拠・出典】 『方輿勝覧』五三「磨針渓」 【類義語】 ・水滴石穿(すいてきせきせん) ・点滴穿石(てんてきせ...
【四字熟語】 磨杵作針 【読み方】 ましょさくしん 【意味】 たえず努力し続ければ、必ず成功するということ。 【典拠・出典】 『方輿勝覧』五三「磨針渓」 【類義語】 ・水滴石穿(すいてきせきせん) ・点滴穿石(てんてきせ...
【四字熟語】 奮闘努力 【読み方】 ふんとうどりょく 【意味】 気を奮い起こし、努め励むこと。 【語源・由来】 「奮闘」は力を出して戦うこと。「努力」は力を尽くし励むこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・精励恪勤(せ...
【四字熟語】 不断節季 【読み方】 ふだんせっき 【意味】 一日一日を節季のつもりで、借金をしないでまじめな商売をしていれば、決算期になっても困ることはないということ。 【語源・由来】 「不断」は、日常・平生のこと。「節...
【四字熟語】 風櫛雨沐 【読み方】 ふうしつうもく 【意味】 雨風にさらされて、苦労をすることのたとえ。 【語源・由来】 「風櫛」は風が髪をくしけずり、「雨沐」は雨が体を洗うこと。風雨にさらされながらも仕事で奔走すること...
【四字熟語】 百錬成鋼 【読み方】 ひゃくれんせいこう 【意味】 心身を鍛えに鍛えて、初めて立派な人物になるのだということ。また、意志などが非常に強いことの形容。 【語源・由来】 「百錬」は何度も何度も鍛えること。「成鋼...
【四字熟語】 披星戴月 【読み方】 ひせいたいげつ 【意味】 朝早くから夜遅くまで一生懸命働くこと。 【語源・由来】 「披星」は星を披るという意味で早朝のこと、「戴月」は月を戴くという意味で夜遅いこと。朝は星の出ているう...
【四字熟語】 披荊斬棘 【読み方】 ひけいざんきょく 【意味】 困難を克服し前進すること。 【語源・由来】 「荊」と「棘」はともにいばらのことで、とげのある草木の総称。「披」は切り開くという意味。いばらの道を切り開いて前...
【四字熟語】 万里一空 【読み方】 ばんりいっくう 【意味】 どこまでも同じ一つの目標を見据え、たゆまず努力を続けるということ。 【語源・由来】 「山水三千世界を万理一空に入れ、満天地ともまとめる」に由来する。 【典拠・...
【四字熟語】 跛鼈千里 【読み方】 はべつもせんり 【意味】 努力を惜しまなければ、能力の劣るものでも成功するというたとえ。 【語源・由来】 「鼈」はすっぽんのことで、「跛鼈」は、足の悪いすっぽんのこと。 足の悪いすっぽ...
【四字熟語】 難行苦行 【読み方】 なんぎょうくぎょう 【意味】 たいへんな苦労をすること。または、多くの苦痛や困難にたえてする修行。 【典拠・出典】 『法華経』「提婆達多品」 【類義語】 ・苦行難行(くぎょうなんぎょう...
【四字熟語】 駑馬十駕 【読み方】 どばじゅうが 【意味】 才能のない者でも、たえず努力すれば才能のある人に肩を並べることができるということ。駑馬が十日間車をひいて走ること。 【語源・由来】 「駑馬」はのろい馬。「駕」は...
【四字熟語】 梯山航海 【読み方】 ていざんこうかい 【意味】 学問や道に志す人が、様々な所を訪れ歩き精進すること。どこまでも師を求めにいくこと。 【語源・由来】 「梯山」は山にはしごをかけて登ること。「航海」は船で海を...
【四字熟語】 彫心鏤骨 【読み方】 ちょうしんるこつ 【意味】 身を削るような苦労をすること。苦心して詩文をつくること。 【語源・由来】 「鏤」は彫りつける、ちりばめるという意味。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・苦心...
【四字熟語】 鏃礪括羽 【読み方】 ぞくれいかつう 【意味】 学識を磨いて、世に役立つ人材になること。 【語源・由来】 「鏃礪」は鏃(矢の先端につけるとがったもの)を研ぐこと。「括羽」は矢はず(矢をつがえるところ)と鳥羽...
【四字熟語】 節倹力行 【読み方】 せっけんりっこう 【意味】 節約に努め励むこと。 【語源・由来】 「節倹」は節約と倹約、いずれも無駄な費用を減らすこと。「力行」はつとめ励むこと。 【典拠・出典】 『史記』「晏嬰伝」 ...
【四字熟語】 雪案蛍窓 【読み方】 せつあんけいそう 【意味】 苦労しながら勉学にはげむこと。また、そのさま。 【語源・由来】 王安石「勧学文」より。「蛍窓」は、蛍の光で明るい窓のこと。「案」は、机で、「雪案」は、雪明か...
【四字熟語】 積土成山 【読み方】 せきどせいざん 【意味】 努力を積み重ねていけば、やがて大成することのたとえ。 【語源・由来】 少しの土でも積み上げていけば、やがては山になることから、 【典拠・出典】 『荀子』「観学...
【四字熟語】 積水成淵 【読み方】 せきすいせいえん 【意味】 小さなものでもたくさん集まれば大きな力になるということ。また、努力を重ねれば物事が成就するということ。 【語源・由来】 少しの水でも、それが積もり積もると淵...
strong>【四字熟語】 水滴石穿 【読み方】 すいてきせきせん 【意味】 わずかな力でも積み重なると非常に大きな力を発揮すること。 【語源・由来】 「水滴」は一滴の水のこと。「石穿」は石に穴をあけるということ。...
【四字熟語】 雌伏雄飛 【読み方】 しふくゆうひ 【意味】 将来を期して人につき従い、やがて盛んに活躍すること。 【語源・由来】 「雌伏」は雌鳥が雄鳥に従い伏すことから、将来の活躍を期して人につき従うという意味。「雄飛」...
【四字熟語】 砥礪切磋 【読み方】 しれいせっさ 【意味】 学問に励み、品性を養って、大成することを目指すこと。 【語源・由来】 「砥」と「礪」と「磋」は、ときみがくという意味。「切」は骨などをたちきるという意味。 【典...
【四字熟語】 十年磨剣 【読み方】 じゅうねんまけん 【意味】 長い期間武術の修練を積むこと。また、武術の修練を積み、力を発揮する機会を待つこと。十年の間、一振りの剣を磨くという意味から。「十年、一剣を磨く」を略した言葉...
【四字熟語】 櫛風浴雨 【読み方】 しっぷうよくう 【意味】 非常に苦労することのたとえ。風雨にめげずによく働くこと。 【語源・由来】 「櫛風」は風が髪をくしけずり、「浴雨」は雨で体を洗うという意味で、風雨にさらされなが...
【四字熟語】 櫛風沐雨 【読み方】 しっぷうもくう 【意味】 非常に苦労することのたとえ。風雨にもめげずよく働くこと。 【語源・由来】 「櫛風」は風が髪をくしけずり、「沐雨」は雨が体を洗うこと。風雨にさらされながらも仕事...
【四字熟語】 漆身呑炭 【読み方】 しっしんどんたん 【意味】 仇討ちのために、さまざまな苦労をすること。 【語源・由来】 「漆身」は漆を身体に塗ること。「呑炭」は炭を呑むという意味。中国春秋時代、晋の予穣が、主君智伯の...
【四字熟語】 死生契闊 【読み方】 しせいけっかつ 【意味】 生死を共にすることを約束し、共に苦労し努力すること。 仲の良い友人同士が「生きるも死ぬも一緒だ」と約束を交わして、共に苦労したり励んだりすること。 【語源・由...
【四字熟語】 孜孜不倦 【読み方】 ししふけん 【意味】 途中でやめることなく、こつこつと努力をし続けること。 【典拠・出典】 『書経』「益稷」 孜孜不倦(ししふけん)の使い方 孜孜不倦(ししふけん)の例文 毎日三十分机...
【四字熟語】 獅子搏兎 【読み方】 ししはくと 【意味】 容易だと思われることでも、全力をあげて努めるべきだということ。手抜き・妥協・手加減をせず何事にも全力を尽くすこと。 【語源・由来】 「獅子」はライオンのこと。「搏...
【四字熟語】 座薪懸胆 【読み方】 ざしんけんたん 【意味】 将来の成功や活躍のために、苦労をいとわず、つらい生活をじっと耐え忍ぶ意。つらい生活を耐えることで、敵愾心や闘志をかきたてること。 【語源・由来】 痛さをこらえ...
【四字熟語】 歳月不待 【読み方】 さいげつふたい 【意味】 時間は、あっという間に過ぎ去ってしまい、人の都合などかかわりないものだということ。年月は、無情に過ぎて行き、待ってはくれないという意味。 【典拠・出典】 陶潜...
当サイトの中から、『努力』を表す四字熟語を50音順に集めました。 「スポーツを頑張っている人」「勉強を頑張っている人」「仕事を頑張っている人」 今現在、頑張って何かしら努力をしている全ての人にお届けします。 この記事から...
【四字熟語】 困知勉行 【読み方】 こんちべんこう 【意味】 苦しんで学び、努力して物事を実行すること。 【語源・由来】 「困知」は苦しみて知るという意味。才能が聡明でないために心を苦しめて惨憺したあげくにやっと知ること...
【四字熟語】 刻苦精励 【読み方】 こっくせいれい 【意味】 非常に苦労して、ひたすら仕事や勉学に励むこと。 【語源・由来】 「刻苦」は身を刻むような苦しみに耐えて励むこと。「精励」は仕事や勉強をひたすら頑張ること。 【...
【四字熟語】 刻苦精進 【読み方】 こっくしょうじん 【意味】 非常に苦労して、ひたすら仕事や勉学に励むこと。 【語源・由来】 「刻苦」は身を刻むような苦しみに耐えて励むこと。「精進」は苦労しながらも努力すること。 【典...
【四字熟語】 堅苦卓絶 【読み方】 けんくたくぜつ 【意味】 苦しみに耐え抜く根性があること。人並み以上に、抜きん出て忍耐心に富むこと。 【語源・由来】 「卓絶」は、圧倒的にすぐれていること。 比肩するもののないほどに立...
【四字熟語】 蛍雪之功 【読み方】 けいせつのこう 【意味】 苦労して勉学に励むこと。 【典拠・出典】 『初学記』二引き『宋斉語』、『晋書』「車胤伝」、『蒙求』「孫康映雪・車胤聚蛍」 【類義語】 ・苦学力行(くがくりっこ...
【四字熟語】 苦心孤詣 【読み方】 くしんこけい 【意味】 熱心に努力しながらも苦労して学問や技術、芸術を深く学ぶこと。または、深い知識や豊かな独創性をいい表す言葉。 【典拠・出典】 杭世駿 苦心孤詣(くしんこけい)の使...
【四字熟語】 嘔心瀝血 【読み方】 おうしんれきけつ 【意味】 心臓を吐き血が滴るくらい全力で努力すること。 【語源・由来】 「嘔心」は口から心臓を吐き出すこと。「瀝血」は血が滴り落ちること。口から心臓を吐き出して、血が...
【四字熟語】 引錐刺股 【読み方】 いんすいしこ 【意味】 眠気に負けずに学問、勉学に励むことのたとえ。 【語源・由来】 「引錐」はそばにある錐を引いて手元に寄せること。中国の戦国時代の遊説家である蘇秦は、太股を錐で刺し...
【四字熟語】 黒貂之裘 【読み方】 こくちょうのきゅう 【意味】 非常に高価なもののたとえ。 【語源・由来】 「黒貂」は黒い貂(イタチ科の動物)のこと。「裘」は皮ごろもの意味。貂の毛皮は皮ごろもに、尾は冠の飾りに用い、珍...
【四字熟語】 国色天香 【読み方】 こくしょくてんこう 【意味】 すばらしい香りと国一番の美しさ。牡丹の別名。のちに、美人の形容。 【語源・由来】 「天香」は天から下る香り、非常によい香りのこと。「国色」は国の中にあるも...
【四字熟語】 刻舟求剣 【読み方】 こくしゅうきゅうけん 【意味】 時勢の推移を知らず、古い考えや習慣を固守する愚かさのたとえ。 【語源・由来】 中国の春秋時代、楚の人が舟で川を渡っているときに水中に剣を落とし、あとで探...
【四字熟語】 黒歯彫題 【読み方】 こくしちょうだい 【意味】 おはぐろをした歯と入れ墨をした額のこと。 【語源・由来】 「黒歯」は黒くそめた歯のこと。「題」は額のこと。「彫題」は、入れ墨をした額のこと。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 告朔餼羊 【読み方】 こくさくのきよう 【意味】 実を失って形式だけが残っているたとえ。毎月一日にいけにえとして供えられた羊の意味。実害がなければ、習慣や行事の形式だけは残しておいたほうがよいということ。 ...
【四字熟語】 哭岐泣練 【読み方】 こくききゅうれん 【意味】 人は習慣や心がけ次第で、善人にも悪人にもなるということ。 【語源・由来】 「哭」は大声で泣くこと。「岐」は分かれ路。「練」は白い糸の意味。「哭岐」は、中国戦...
【四字熟語】 胡漢陵轢 【読み方】 こかんりょうれき 【意味】 北方(西方)の異民族と漢民族がたがいにおかし争うこと。 【語源・由来】 「胡」は中国の北方または、西方の異民族のこと。「漢」は中国の漢民族のこと。「陵轢」は...
【四字熟語】 孤寡不穀 【読み方】 こかふこく 【意味】 王侯の自称。 【語源・由来】 「孤」と「寡」と「不穀」の三語からなる。ただし、「寡」は「寡人」ということが多い。いずれも王や諸侯のへりくだった自称。 【典拠・出典...
【四字熟語】 呉下阿蒙 【読み方】 ごかのあもう 【意味】 いっこうに進歩のない昔のままの人のこと。また、無学なもののたとえ。 【語源・由来】 「呉下」は呉の国にいるということ。「阿」は親しんで呼ぶときに名前の上につける...
【四字熟語】 五陰盛苦 【読み方】 ごおんじょうく 【意味】 人間の心身を形成する五つの要素から生じる苦痛のこと。 【語源・由来】 「五陰」は色(肉体)、受(感覚)、想(想像)、行(意志)、識(判断)の五つをいう。迷いの...
【四字熟語】 老婆親切 【読み方】 ろうばしんせつ 【意味】 必要以上に世話を焼きすぎること。 【語源・由来】 「切」は思いがひたすらで強いさま。もと仏教の語で、師匠である僧が修行者を親切に教え導くこと。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 夜雨対牀 【読み方】 やうたいしょう 【意味】 兄弟関係や友人関係が良好で、仲むつまじいことのたとえ。夜、雨の音を聞きながら、兄弟が寝台を並べて仲よく眠るという意味から。 【語源・由来】 「牀」は寝床、寝台...
【四字熟語】 物臭道心 【読み方】 ものぐさどうしん 【意味】 心から仏道修行に励むために出家するのではなく、仕事をしたくないという、ただの怠け心から僧侶になること。また、広く怠け心のことをいう。 【語源・由来】 「物臭...
【四字熟語】 変態百出 【読み方】 へんたいひゃくしゅつ 【意味】 形をいろいろと変え、また姿も変えること。 【語源・由来】 「変態」は形が変化すること。「百出」は次々と出現すること。 【典拠・出典】 『新唐書』「芸文志...
【四字熟語】 白日昇天 【読み方】 はくじつしょうてん 【意味】 仙人になること。また、急に富貴になること。卑しいものが急に出世すること。 【語源・由来】 「白日」はひるま、また照り輝く太陽のこと。「昇天」は天に昇るとい...
【四字熟語】 人三化七 【読み方】 にんさんばけしち 【意味】 容貌が非常に醜いこと。特に女性に対して蔑んで言う言葉。 【語源・由来】 人間らしい部分が三分で、化け物のような部分が七分であるという意味から。 【典拠・出典...
【四字熟語】 冬夏青青 【読み方】 とうかせいせい 【意味】 かたく守って変わらない節操のこと。 【語源・由来】 松やひのき、このてがしわなどの常緑樹は、他の植物のように冬に枯れたり、夏しおれたりすることなく、年中青青と...
【四字熟語】 擲果満車 【読み方】 てきかまんしゃ 【意味】 非常に人気があり評判がいいことのたとえ。また、非常な美少年のたとえ。 【語源・由来】 「擲」は投げつける、投げ捨てるという意味。晋の藩岳は容貌が非常に美しく、...
【四字熟語】 朝雲暮雨 【読み方】 ちょううんぼう 【意味】 男女の情愛のこと。 【語源・由来】 中国の楚の壊王が高唐に遊び昼寝をしていたとき、その夢の中で巫山の神女と情を交わし、別れるとき神女が「朝には雲となり夕には雨...
【四字熟語】 切切偲偲 【読み方】 せつせつしし 【意味】 ねんごろに事こまかく善をすすめて、励ますこと。 【典拠・出典】 『論語』「士路」 【類義語】 ・切磋琢磨(せっさたくま) 切切偲偲(せつせつしし)の使い方 切切...
【四字熟語】 笑裏蔵刀 【読み方】 しょうりぞうとう 【意味】 外見はやさしそうでおだやかでありながら、内心は陰険なものをもつこと。 【語源・由来】 「笑裏」は笑顔の内側、中のこと。「蔵刀」は刀を隠して持っていること。表...
【四字熟語】 囚首喪面 【読み方】 しゅうしゅそうめん 【意味】 容貌を飾らないことのたとえ。 【語源・由来】 「囚」は囚人のこと。「首」は頭という意味から転、髪のこと。「喪」は喪中の人。囚人のように髪をとかさず、服喪中...
【四字熟語】 失笑噴飯 【読み方】 しっしょうふんぱん 【意味】 あまりのおかしさを押さえきれずに、食べている飯を噴き出して笑ってしまうこと。また、その飯のこと。 【語源・由来】 「噴飯」は食べている飯を噴き出すこと。 ...
【四字熟語】 行屎走尿 【読み方】 こうしそうにょう 【意味】 ありふれた日常生活のたとえ。 【語源・由来】 「屎」は大便のこと。「尿」は小便のこと。便所で用を足すという意味から。 【典拠・出典】 - 行屎走尿(こうしそ...
【四字熟語】 呵呵大笑 【読み方】 かかたいしょう 【意味】 大声をあげて笑うこと。 【語源・由来】 「呵呵」は、からからと大声で笑うさまをいう。 【典拠・出典】 『景徳伝灯録』「八」 【類義語】 ・破顔大笑(はがんたい...
【四字熟語】 古往今来 【読み方】 こおうこんらい 【意味】 昔から今に至るまでということ。昔から。 【語源・由来】 「古往」は昔という意味。「今来」は今までという意味。 【典拠・出典】 『文選』潘岳「西征賦」 【類義語...
【四字熟語】 孤影悄然 【読み方】 こえいしょうぜん 【意味】 ひとりっぼちでしょんぼりしている様子。 【語源・由来】 「孤影」は一人だけの寂しそうな姿。「悄然」はしおれて元気がないという意味。 【典拠・出典】 - 【類...
【四字熟語】 孤雲野鶴 【読み方】 こうんやかく 【意味】 世俗から遠ざかった隠者のたとえ。名利を捨て、世俗から遠ざかった生き方。 【語源・由来】 「孤雲」は離れて浮かんでいる雲のこと、「野鶴」は群れから離れて住んでいる...
【四字熟語】 五蘊皆空 【読み方】 ごうんかいくう 【意味】 仏教で、人間界の存在や現象は、一切空であるということ。 【語源・由来】 「五蘊」は人間を形成する五つの要素のこと。色(肉体)、受(感覚)、想(想像)、行(意志...
【四字熟語】 光禄池台 【読み方】 こうろくのちだい 【意味】 りっぱな邸宅のこと。 【語源・由来】 「光禄」は中国の漢代の官名のこと。「池台」は庭の池の中にたてられた建物のこと。中国の前漢の光禄大夫(宮中の顧問役)だっ...
【四字熟語】 高楼大廈 【読み方】 こうろうたいか 【意味】 大きな建物のこと。豪壮な建物のこと。 【語源・由来】 「廈」は家、大きい建物のこと。「楼」は二階建て以上の建物のこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・大廈...
【四字熟語】 亢竜有悔 【読み方】 こうりょうゆうかい 【意味】 きわめて高い地位にあるもの、栄達をきわめた者は、失敗をするおそれがあることを戒める言葉。 【語源・由来】 天上にのぼりつめた竜は、くだるほかはないことを後...
【四字熟語】 蛟竜毒蛇 【読み方】 こうりょうどくだ 【意味】 不気味で恐ろしいもののたとえ。 【語源・由来】 「蛟竜」はみずちと竜のこと。「蛟」は竜の一種で、大水を起こすとされる想像上の動物のこと。「毒蛇」は人に危害を...
【四字熟語】 膏粱子弟 【読み方】 こうりょうしてい 【意味】 裕福な家に生まれた者のたとえ。 【語源・由来】 膏粱=『孟子』「告子・上」より。「膏」は脂ののった味のよい肉のこと。「粱」は味のよい穀物のこと。「膏粱」は美...
【四字熟語】 黄粱一炊 【読み方】 こうりょういっすい 【意味】 一生が夢幻のようにはかないことのたとえ。 【語源・由来】 「黄粱」は粟の一種のおおあわのこと。「一炊」は粟飯を炊くほどの短い時間のこと。粟のかゆを炊く間の...
当サイトの四字熟語の中から、『ことばの表現や内容が面白い、笑える、変わっている』と感じたものを100個選び、五十音順に並べました。 この記事で「面白い四字熟語」を覚えてみてくださいね。 かっこいい四字熟語、座右の銘にした...
【四字熟語】 毫釐千里 【読み方】 ごうりせんり 【意味】 最初を慎むべきことをいう言葉。 【語源・由来】 初めはほんのわずかの違いであるが、結果は非常に大きな過ちとなる。また、初めはごくわずかな違いでもしまいには大きな...
【四字熟語】 洽覧深識 【読み方】 こうらんしんしき 【意味】 見聞が広く、知識が深く豊富であること。 【語源・由来】 「洽覧」は書物をあまねく見る。「深識」は知識が広く深いこと。 【典拠・出典】 『晋書』「束晢伝」 【...
【四字熟語】 孔翊絶書 【読み方】 こうよくぜっしょ 【意味】 政治に私情をさしはさまないたとえ。 【語源・由来】 「孔翊」は人の名前。「絶書」は手紙を絶つ。ここでは手紙を開けてみずに捨てること。中国の晋の時代、洛陽の長...
【四字熟語】 紅葉良媒 【読み方】 こうようりょうばい 【意味】 紅葉が縁の仲人。 【語源・由来】 「良媒」は良い仲人のこと。中国の唐の時代、于祐が宮廷を流れる小川で詩の書かれた一葉の紅葉を見て拾った。彼もまた紅葉に詩を...
【四字熟語】 高陽酒徒 【読み方】 こうようのしゅと 【意味】 酒飲みのことをいう。または、世俗を捨てた酒飲みだとみずからをあざけっていう言葉。 【語源・由来】 「高陽」は、今の中国の河南省にあった地名。「酒徒」は酒飲み...
【四字熟語】 衡陽雁断 【読み方】 こうようがんだん 【意味】 音信が絶えることのたとえ。 【語源・由来】 「衡陽」は衡山(中国、湖南省にある山)の南のこと。「・・・陽」は「・・・」が山のときは南のこと。衡山の南にある回...
【四字熟語】 鴻門玉斗 【読み方】 こうもんのぎょくと 【意味】 漢の高祖劉邦が、鴻門で楚の項羽の家臣である范増に贈った玉製のひしゃくのこと。 【語源・由来】 劉邦と楚の項羽が鴻門で会見した際、劉邦が項羽の家臣である范増...
【四字熟語】 孔孟老荘 【読み方】 こうもうろうそう 【意味】 古代中国の四人の思想家、孔子、孟子、老子、荘子のことをいう。またその教え。 【典拠・出典】 - 孔孟老荘(こうもうろうそう)の使い方 孔孟老荘(こうもうろう...
【四字熟語】 毫毛斧柯 【読み方】 ごうもうふか 【意味】 わざわいは小さいうちに取り除くべきだということ。 【語源・由来】 「毫毛」は極めて細い毛のことから、芽生えどきの小さな木にたとえる。「斧柯」は斧の柄のこと。芽生...
【四字熟語】 黄霧四塞 【読み方】 こうむしそく 【意味】 黄色い霧が四方に満ち満ちる。天下が乱れる兆しのこと。 【典拠・出典】 『漢書』「成帝紀」 黄霧四塞(こうむしそく)の使い方 黄霧四塞(こうむしそく)の例文 総理...
【四字熟語】 毫末之利 【読み方】 ごうまつのり 【意味】 ほんのわずかな利益のこと。 【語源・由来】 「毫末」は髪の毛の先のこと。転じて、少し、わずかであること。「利」は利益のこと。 【典拠・出典】 欧陽脩「原幣」 毫...
【四字熟語】 槁木死灰 【読み方】 こうぼくしかい 【意味】 衰えて生気がないさま。また、意欲に乏しいさま。無為自然の境地にあること。 【語源・由来】 「槁木」は枯れ木。「死灰」は火の気がなくなり、冷たくなった灰のこと。...
【四字熟語】 高鳳漂麦 【読み方】 こうほうひょうばく 【意味】 学問に熱心なたとえ。 【語源・由来】 「高鳳」は中国の後漢の人の名前。家は農作を業とし、学問に励んでのちに立派な学者になった。「漂」はただよい流れるという...
【四字熟語】 黄茅白葦 【読み方】 こうぼうはくい 【意味】 黄色のちがやと白のあし。やせた土地の形容。 【語源・由来】 「茅」はちがや、イネ科の多年草で屋根を葺くのに用いる。「葦」は植物のあしのことで、イネ科の多年草。...
【四字熟語】 光芒一閃 【読み方】 こうぼういっせん 【意味】 事態が急激に瞬間的に変化すること。 【語源・由来】 「光芒」はすじのように見える光の穂先のこと。光線。「一閃」はぴかりと光るということ。光線のように、一瞬ぴ...
【四字熟語】 紅粉青蛾 【読み方】 こうふんせいが 【意味】 美人のこと。 【語源・由来】 「紅粉」は紅と白粉のこと。「蛾」は蛾の触角のように、細長い弓型の美しい眉の意味。「青蛾」は青く美しい眉のこと。 【典拠・出典】 ...
【四字熟語】 咬文嚼字 【読み方】 こうぶんしゃくじ 【意味】 文字使いなど表面的な技巧にばかりこだわって、文章の内容や意味をおろそかにすること。また、ぐずぐず言う。いろいろ言う。 知識をひけらかすような話し方や文章を弄...
【四字熟語】 光風霽月 【読み方】 こうふうせいげつ 【意味】 心が清らかでわだかまりがなく、爽快であること。 【語源・由来】 「霽」は晴れること。太陽の光の中を爽やかに吹く風と、雨上がりの澄みきった空に出る月のこと。 ...
【四字熟語】 敲氷求火 【読み方】 こうひょうきゅうか 【意味】 方法を誤ったり見当違いのことをしても、目的は達せられないたとえ。見当違いの無理な望みを持つこと。 【語源・由来】 氷をたたいて火を起こそうとするという意味...
【四字熟語】 香美脆味 【読み方】 こうびぜいみ 【意味】 豪華で贅沢なすばらしい食事のこと。 【語源・由来】 「香美」は香辛料のきいた、豪華なご馳走のこと。「脆味」はとろけるように柔らかい菓子のこと。 【典拠・出典】 ...
【四字熟語】 洪範九疇 【読み方】 こうはんきゅうちゅう 【意味】 模範となる大切な政治道徳のこと。 【語源・由来】 「九疇」は殷の箕士が、周の武王に答えた、天下を治めるための九種の大法のこと。政治道徳の九原則の意味。 ...
【四字熟語】 黄髪番番 【読み方】 こうはつはは 【意味】 白髪が黄色味をおびるようになった老人のこと。知識や経験の深い老人のことをいう言葉。 【語源・由来】 「黄髪」は老人の黄色をおびた白髪のこと。「番番」は白髪のさま...
【四字熟語】 黄髪垂髫 【読み方】 こうはつすいちょう 【意味】 老人と子どものこと。 【語源・由来】 「黄髪」は老人の黄色をおびた白髪のこと。「垂髫」は子どものおさげ髪ということ。 【典拠・出典】 陶潜「桃花源記」 【...
【四字熟語】 侯覇臥轍 【読み方】 こうはがてつ 【意味】 立派な人の留任を希望して引き留めること。 【語源・由来】 「侯覇」は後漢の人の名前で善政を行ったとされている。「臥轍」は車の進路に人が伏して車をさえぎること。 ...
【四字熟語】 項背相望 【読み方】 こうはいそうぼう 【意味】 人の往来がはげしいことの形容。 【語源・由来】 「項背」は背中と首筋のこと。「相望」はお互いに見ること。 【典拠・出典】 『後漢書』「左雄伝」 項背相望(こ...
【四字熟語】 狡兎三窟 【読み方】 こうとさんくつ 【意味】 身を守るのに用心深いこと。また、困難をさけるのにたくみであること。 【語源・由来】 「狡」はずるい、わるがしこいという意味。「窟」は穴のこと。狡いうさぎは三つ...
【四字熟語】 功徳兼隆 【読み方】 こうとくけんりゅう 【意味】 成し遂げた事績と備わっている人徳とがきわめて盛んなこと。 【語源・由来】 「功徳」は功績と人徳。「兼隆」は盛んな様子。中国の唐の皇帝の太宋を褒め称えた言葉...
【四字熟語】 皇統連綿 【読み方】 こうとうれんめん 【意味】 天皇の血筋が絶えることなく続いていること。 【語源・由来】 「皇統」は天皇の血統のこと。「連綿」は長く続いて絶えないこと。 【典拠・出典】 - 皇統連綿(こ...
【四字熟語】 紅灯緑酒 【読み方】 こうとうりょくしゅ 【意味】 歓楽と飽食のたとえ。また、繁華街や歓楽街のようす。 【語源・由来】 「紅灯」は飲食街などの華やかな灯りのこと。「緑酒」は緑色に澄んだ酒(美酒)のこと。 【...
【四字熟語】 交頭接耳 【読み方】 こうとうせつじ 【意味】 ひそひそ話のこと。 【語源・由来】 「交頭」は頭を寄せ合う意味。「接耳」は耳を近づけて話すこと。 【典拠・出典】 『水滸伝』「一○」 交頭接耳(こうとうせつじ...
【四字熟語】 黄道吉日 【読み方】 こうどうきちにち 【意味】 日がらのよい日。吉日。 【語源・由来】 「黄道」は地球から見て、太陽が地球を中心に運行するように見える軌道を表す大きな円のこと。陰陽道の言葉で、全てがうまく...
【四字熟語】 向天吐唾 【読み方】 こうてんとだ 【意味】 他人に害を加えようとして、逆に自分がその害を受けることになること。天に向かってつばを吐けば、そのつばは自分の顔に落ちてくるということ。「天に向かって唾を吐く」と...
【四字熟語】 孝悌忠信 【読み方】 こうていちゅうしん 【意味】 真心を尽くして、目上の人によく仕えること。 【語源・由来】 儒教の四つの徳目より。「孝悌」は父母や目上の人によく仕えること。「忠信」は真心を尽くし、人を欺...
【四字熟語】 口中雌黄 【読み方】 こうちゅうのしおう 【意味】 一度口にしたことをすぐに取り消して訂正するたとえ。転じてでまかせをいうこと。 【語源・由来】 「雌黄」は黄色の顔料のこと。昔の中国の紙は黄色だったので、誤...
【四字熟語】 黄中内潤 【読み方】 こうちゅうないじゅん 【意味】 才能や徳を表に出さず、内に秘めていること。 【語源・由来】 「黄」は五色(青、赤、黄、白、黒)の真ん中にあることから、中央を表す語とされ、「黄中」は人徳...
【四字熟語】 高談雄弁 【読み方】 こうだんゆうべん 【意味】 声高に談論すること。とうとうと議論すること。 【語源・由来】 「高談」は盛んに談論をすること。「雄弁」は力強く説得力のある弁舌のこと。 【典拠・出典】 杜甫...
【四字熟語】 高談闊歩 【読み方】 こうだんかっぽ 【意味】 自由に議論して、大股に歩くこと。気ままなさま。 【語源・由来】 「高談」は盛んに談論すること。「闊歩」は大股に歩く、自由に歩くという意味から、自由で得意な様子...
【四字熟語】 浩然之気 【読み方】 こうぜんのき 【意味】 何ものにもとらわれないのびのびとした気持ち。 【語源・由来】 天地に満ちている大きく強い気の意味で、行いが道義にかなっていれば、自然と人の心に生じる至大至剛の強...
【四字熟語】 恍然大悟 【読み方】 こうぜんたいご 【意味】 思い定まらないでいるときに、一瞬のひらめきから悟りを得ること。 【語源・由来】 「恍然」は、我を忘れてうっとりするさま。「大悟」は、仏教用語で煩悩を去り、真理...
【四字熟語】 考績幽明 【読み方】 こうせきゆうめい 【意味】 成績を調べて賢明な者をすすめ、暗愚なものを退けること。 【語源・由来】 「考績」は官吏の成績を調べることで、考課の意味。「幽明」は暗愚と賢明の意味。 【典拠...
【四字熟語】 孔席墨突 【読み方】 こうせきぼくとつ 【意味】 物事に忙しく奔走して休む暇のないたとえ。「孔席暖まらず墨突黔まず」を略した言葉。 【語源・由来】 「孔」は儒家の孔子。「席」は座席。「墨」は思想家の墨子。「...
【四字熟語】 荒瘠斥鹵 【読み方】 こうせきせきろ 【意味】 土地が荒れ痩せていること。 【語源・理由】 「荒瘠」は土地が荒れ痩せていること。「斥」は干潟のこと。「鹵」は塩。塩分が含まれていて作物が育たない土地という意味...
【四字熟語】 功成名遂 【読み方】 こうせいめいすい 【意味】 立派な仕事や事業を成し遂げて、名声を得ること。「功成り名を遂ぐ」の形で用いることが多い言葉。 【典拠・出典】 『老子』「九章」 功成名遂(こうせいめいすい)...
【四字熟語】 曠世不羈 【読み方】 こうせいふき 【意味】 長くてなずけることができないこと。または、長い期間拘束することができないという意味。 【語源・由来】 「曠世」は、長い間・久しい間。「羈」は、つなぎとめる・束縛...
【四字熟語】 曠世之才 【読み方】 こうせいのさい 【意味】 この世に比類のないすぐれた才能。 【語源・由来】 「曠世」は、世に比べ得るものがないこと。「才」は、才能のこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・曠世之度(...
【四字熟語】 曠世之感 【読み方】 こうせいのかん 【意味】 世に類例がないような感じのこと。 【語源・由来】 「曠世」は比較できるものがないという意味。 【典拠・出典】 重野安繹「航海朱印船」 曠世之感(こうせいのかん...
【四字熟語】 後生可畏 【読み方】 こうせいかい 【意味】 将来の大きな可能性を秘めているから侮ってはならず、むしろおそれ敬うべきであるということ。年少者は、大きな可能性を秘め、将来どんな力量をあらわすかわからないのでお...
【四字熟語】 鉤心闘角 【読み方】 こうしんとうかく 【意味】 建物が高く並び立ち、びっしりと密集している形容。鉤形にそりかえった屋根が中心に集まり、角のような軒先が隣と争っているようなさま。また、注意して心を配ることの...
【四字熟語】 嚆矢濫觴 【読み方】 こうしらんしょう 【意味】 物事のはじまり、おこり。 【語源・由来】 「嚆矢」はかぶら矢の意。転じて、物事の始まり。「濫觴」は川の源の意。転じて、物事の初め。「觴」はさかずきのこと。ど...
【四字熟語】 口耳四寸 【読み方】 こうじよんすん 【意味】 他人から聞いた学問の内容を、自分でよく理解せずにそのまま人に伝える学問のたとえ。他人の受け売りで底の浅い学問や知識のたとえ。 【語源・由来】 「寸」は長さの単...
【四字熟語】 苟且偸安 【読み方】 こうしょとうあん 【意味】 将来のことを考えず、物事をなおざりにして一時の安楽をむさぼること。 【語源・由来】 「苟且」は当座をしのぐこと、間に合わせ。「偸安」は目の前にある楽なことだ...
【四字熟語】 攻城野戦 【読み方】 こうじょうやせん 【意味】 野原や平地で戦闘をして、城を攻めること。最前線で奮闘すること。 【語源・由来】 「攻城」は敵の城やとりでを攻めること。「野戦」は野原で戦うこと。 【典拠・出...
【四字熟語】 向上機縁 【読み方】 こうじょうのきえん 【意味】 天に昇る機会。 【語源・由来】 「向上」は天に向かうという意味から、昇天するという意味。「機縁」は機会、おりという意味。 【典拠・出典】 『桃花扇』「入道...
【四字熟語】 黄裳元吉 【読み方】 こうしょうげんきつ 【意味】 忠誠を尽くす家臣が主家に仕えると、必ずよい結果をもたらすということ。 【語源・由来】 易経の言葉で、「黄裳」は黄色のもすそのことで、「黄」は五行で中心の色...
【四字熟語】 鉤章棘句 【読み方】 こうしょうきょくく 【意味】 ものすごく読みにくい文章のこと。または、奇怪で難しい文章のこと。 【語源・由来】 「鉤章」の「鉤」は釣り針を指し、釣り針のように引っかかりの多い文章のこと...
【四字熟語】 鉤縄規矩 【読み方】 こうじょうきく 【意味】 物事や行為の標準・基準になるもののこと。物事の手本。 きまりのこと。 【語源・由来】 「鉤」は曲線を引く時に使う道具。「縄」は直線を引くための墨縄。「規」は円...
【四字熟語】 高車駟馬 【読み方】 こうしゃしば 【意味】 高位高官の地位にある人が乗るりっぱな車のこと。または、高貴な人のこと。 【語源・由来】 「高車」は高さのある立派な車。「駟馬」は四頭の馬に引かせる馬車のこと。 ...
【四字熟語】 口耳之学 【読み方】 こうじのがく 【意味】 他人から聞いた学問の内容を、自分でよく理解せずにそのまま人に伝える学問のたとえ。 【語源・由来】 他人の受け売りで聞いたことの意味をよく考えることもせず、そのま...
【四字熟語】 曠日弥久 【読み方】 こうじつびきゅう 【意味】 長い期間なにもせずに、無駄な日々を過ごすこと。または、むだに時間を過ごして事を長引かせること。 【語源・由来】 「曠日」は多くの月日を経ること。また、むだに...
【四字熟語】 好事多魔 【読み方】 こうじたま 【意味】 よい出来事にはじゃまが入りやすいこと。 【語源・由来】 「魔」は、困難や妨害、じゃまの意。男女の交際などで邪魔が入ったり、もめごとが起きたりしてうまくいかないこと...
【四字熟語】 行尸走肉 【読み方】 こうしそうにく 【意味】 才能や学問もなく、何の役にも立たない無能な人のたとえ。 【語源・由来】 「尸」は死体のこと。歩く屍と走る肉という意味で、どちらも魂のない肉体だけの存在という意...
【四字熟語】 口耳講説 【読み方】 こうじこうせつ 【意味】 人の話を聞いて、十分に理解しないままにすぐ人に話すこと。受け売りのこと。 【語源・由来】 「口耳」は口と耳の間の距離のこと。「講説」は説き明かすこと。 【典拠...
【四字熟語】 高山流水 【読み方】 こうざんりゅうすい 【意味】 すぐれて巧みな音楽、絶妙な演奏のたとえ。また、自分を理解してくれる真の友人のたとえ。または、けがれのない澄んだ自然のこと。 【語源・由来】 中国の春秋時代...
【四字熟語】 高山景行 【読み方】 こうざんけいこう 【意味】 徳が高く素晴らしい人、品性や行いが立派なもののたとえ。 【語源・由来】 人々が上を向いて見る高い山と、人々の規範となる大きな道という意味。 素晴らしい人格の...
【四字熟語】 光彩陸離 【読み方】 こうさいりくり 【意味】 光が乱れ輝き、まばゆいばかりに美しいさま。または、物事が、他を圧してすばらしい様子。 【語源・由来】 「光彩」は美しく輝く光。また、鮮やかないろどり。美人の形...
【四字熟語】 幸災楽禍 【読み方】 こうさいらくか 【意味】 他人の不幸を喜ぶこと。 【語源・由来】 「幸災」は人の災難を幸福として喜ぶこと。「楽禍」は災いを招くことを楽しむこと。 【典拠・出典】 『春秋左氏伝』「僖公一...
【四字熟語】 光彩奪目 【読み方】 こうさいだつもく 【意味】 目を見張るばかりの美しい輝きやいろどり。 【語源・由来】 「光彩」は美しく輝く光。また、鮮やかないろどりの意。美人の形容ともなる。「奪目」はすばらしさで、見...
【四字熟語】 鴻鵠之志 【読み方】 こうこくのこころざし 【意味】 大人物の志(こころざし)、遠大な志のこと。また、小人物には大人物の志は理解できないことのたとえ。 【語源・由来】 大人物の遠大な考え。「鴻」は、おおとり...
【四字熟語】 膏肓之疾 【読み方】 こうこうのしつ 【意味】 不治の病、難病のこと。または、物事に夢中になりすぎて、やめられないこと。 【語源・由来】 「膏」は心臓の下の部分、「肓」は心臓の下、横隔膜の上の部分。「疾」は...
【四字熟語】 恍恍惚惚 【読み方】 こうこうこつこつ 【意味】 うっとりしているさま。ぼうっとして我を忘れているさま。 【語源・由来】 心を奪われてうっとりするという意味の「恍惚」と同意で、それぞれの文字を重ねて意味を強...
【四字熟語】 槁項黄馘 【読み方】 こうこうこうかく 【意味】 痩せて細くなった首すじと、酷くやつれた顔。 【語源・由来】 「槁項」はやつれて細くなった首筋のことで、「黄馘」は疲労で黄色くなった顔の意味。 貧困などのため...
【四字熟語】 巧言乱徳 【読み方】 こうげんらんとく 【意味】 巧みに飾った言葉は、人を惑わして徳の妨げになること。 【語源・由来】 「巧言」は相手に気に入られるように飾った言葉。「乱徳」は徳を乱すこと。口先ばかりで誠意...
【四字熟語】 黄絹幼婦 【読み方】 こうけんようふ 【意味】 「絶妙」の隠語。二人の判断がぴったり一致していることのたとえ、また、解釈などがきわめて正確なことのたとえ。すばらしい文章のたとえなどにも用いられる。 【語源・...
【四字熟語】 高軒寵過 【読み方】 こうけんちょうか 【意味】 貴人(身分の高い人)が訪ねてくること。 【語源・由来】 「高軒」は他人の車の敬称で、立派な車という意味。「寵過」は名誉ある来訪という意味。中国唐時代の詩人の...
【四字熟語】 皓月千里 【読み方】 こうげつせんり 【意味】 白く輝く月が千里のかなたまで照らしている様子。 【語源・由来】 「皓月」は白い月。明るく冴えわたった月のこと。「千里」は非常に長い距離のこと。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 高下在心 【読み方】 こうげざいしん 【意味】 物事の成否は自分自身の心がけ次第で決まるということ。また、賞罰などを自分の思うままにすること。 【語源・由来】 「高下」は、高いことと低いこと。転じて、価値や...
【四字熟語】 敲金撃石 【読み方】 こうきんげきせき 【意味】 「金を敲き石を撃つ」とも読み、詩や文章の音の響きやリズムが美しいことのたとえ。 【語源・由来】 「敲金」は鐘などの金属の打楽器を敲くこと。「撃石」は磬などの...
【四字熟語】 綱挙網疏 【読み方】 こうきょもうそ 【意味】 物事の根本をつかむことを大事にして、細かな事についてはこだわらないこと。また、大きな悪事の根本を追及することに専念して、小さな悪事は見逃すこと。 【語源・由来...
【四字熟語】 巧偽拙誠 【読み方】 こうぎせっせい 【意味】 どんなに巧みに偽りごまかしても、下手でも誠意や真心のある言動にはかなわないということ。 【典拠・出典】 『説苑』「談叢」 【類義語】 ・巧詐拙誠(こうさせっせ...
【四字熟語】 光輝燦然 【読み方】 こうきさんぜん 【意味】 鮮やかに美しく光り輝くこと。 【語源・由来】 「光輝」は、光り輝くこと。「燦然」は、鮮やかに輝くさま。 【典拠・出典】 - 光輝燦然(こうきさんぜん)の使い方...
【四字熟語】 合歓綢繆 【読み方】 ごうかんちゅうびゅう 【意味】 男女が親しく愛し合うさま。 【語源・由来】 「合歓」は喜びをともにすること。男女が交わること。「綢繆」はもつれ合う、まつわる意。 【典拠・出典】 - 合...
【四字熟語】 紅顔可憐 【読み方】 こうがんかれん 【意味】 時の流れが無常であることのたとえ。 【語源・由来】 「紅顔」は、血色がよく皮膚がつやつやした顔。転じて、元気でかわいらしい若者のこと。「可憐」は、愛らしいさま...
【四字熟語】 鴻雁哀鳴 【読み方】 こうがんあいめい 【意味】 流浪の民が、その苦しさを訴えることのたとえ。 【語源・由来】 「鴻雁」は、秋にやってくる渡り鳥のカリのことで、大きな種類のものを「鴻」、小さな種類のものを「...
【四字熟語】 高歌放吟 【読み方】 こうかほうぎん 【意味】 あたりかまわず大きな声で詩歌などを歌うこと。 【語源・由来】 「高歌」は大きな声で歌うこと。「放吟」はあたりかまわず歌うこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】...
【四字熟語】 広厦万間 【読み方】 こうかばんげん 【意味】 非常に大きな家のたとえ。転じて、貧しい人々を庇護することのたとえ。 【語源・由来】 「厦」は、大きな家。「広厦」は、広くて大きな家のこと。「間」は、柱と柱の間...
【四字熟語】 効果覿面 【読み方】 こうかてきめん 【意味】 結果や効き目がすぐに現れること。 【語源・由来】 「覿面」は目の当たり、目の当たりに見ること。効果や結果が速やかに現れるという意味。 【典拠・出典】 - 効果...
【四字熟語】 高牙大纛 【読み方】 こうがだいとう 【意味】 高い地位のしるし。 【語源・由来】 「高牙」は、象牙の飾りをつけた旗のことで、軍隊の本陣のしるし。「大纛」は、牛の尾やキジの羽などで飾った大きな旗のこと。貴人...
【四字熟語】 膏火自煎 【読み方】 こうかじせん 【意味】 財産や才能などがあることで、かえって災いを招くたとえ。 【語源・由来】 「膏」はあぶら、「煎」は焼くや炒ることで、あぶらの火は燃やすと明るくなり、その力を発揮す...
【四字熟語】 口角飛沫 【読み方】 こうかくひまつ 【意味】 口からつばを飛ばすほどの激しい議論。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・口角流沫(こうかくりゅうまつ) 口角飛沫(こうかくひまつ)の使い方 口角飛沫(こうかく...
【四字熟語】 慷慨憤激 【読み方】 こうがいふんげき 【意味】 政治や社会など世の中の不正や自分の不運などを激しく憤り嘆くこと。 【語源・由来】 「慷慨」は、憤り嘆くこと。「憤激」は、激しく憤ること。 【典拠・出典】 -...
【四字熟語】 後悔噬臍 【読み方】 こうかいぜいせい 【意味】 後になって悔やんでも、いまさらどうしようもないこと。 【語源・由来】 自分のへそを嚙もうとしても嚙むことはできないように、後で悔んでもどうにもならないという...
【四字熟語】 光焔万丈 【読み方】 こうえんばんじょう 【意味】 文章や議論に勢いがあり、素晴らしいことを意味する 【語源・由来】 「光焔」は光輝く炎を意味し、「万丈」は非常に高いことを意味する。炎が勢いよくどこまでも燃...
【四字熟語】 光陰如箭 【読み方】 こういんじょぜん 【意味】 月日のたつのが早いことのたとえ。 【語源・由来】 「光陰」は、太陽と月のことから、月日・年月・長い時間の意。「箭」は矢のこと。長い時間が矢のように通りすぎて...
【四字熟語】 黄衣廩食 【読み方】 こういりんしょく 【意味】 黄色の衣を身に着け俸禄を受けるもの。宮中に仕える宦官のこと。 【語源・由来】 「黄衣」は宦官が着る服を意味し、「廩食」は官から支給される俸禄を指す。 【典拠...
【四字熟語】 香囲粉陣 【読み方】 こういふんじん 【意味】 たくさんの美人に囲まれるたとえ。 【語源・由来】 香の囲いと、おしろいの列の意味から。 【典拠・出典】 - 香囲粉陣(こういふんじん)の使い方 香囲粉陣(こう...
【四字熟語】 縞衣綦巾 【読み方】 こういききん 【意味】 地味な服装のこと。自分の妻の謙称。 【語源・由来】 「詩経」鄭風より。「縞衣」は白い上着のこと。「綦巾」はもえぎ色の絹の服のこと。 【典拠・出典】 - 縞衣綦巾...
【四字熟語】 挙一明三 【読み方】 こいちみょうさん 【意味】 賢くて理解が早いことのたとえ。 【語源・由来】 一つのことを挙げれば、三つのことを明察するの意から。 【典拠・出典】 『碧巌録』 【類義語】 ・挙一反三(き...
【四字熟語】 懸腕枕腕 【読み方】 けんわんちんわん 【意味】 書道の腕法の一。ひじを脇から離し、腕を宙に浮かせるようにして字を書くこと。大きな字を書くのに適する。 【典拠・出典】 『古今法書苑』 【類義語】 ・懸腕直筆...
【四字熟語】 懸腕直筆 【読み方】 けんわんちょくひつ 【意味】 筆を垂直に持ち、腕や肘を机から離してあげ、さらに肘を脇から離して字を書くこと。書道の運筆で腕が自由に動かせる構え方。 【語源・由来】 「懸」はかかげる意。...
【四字熟語】 黔驢之技 【読み方】 けんろのぎ 【意味】 自分の稚拙な腕前を自覚せずに示して恥をかくこと。また、見かけ倒しの劣った腕前・技量。 【語源・由来】 ある人が、ろばのいない黔州にろばを連れて行き、山の麓でそれを...
【四字熟語】 堅牢堅固 【読み方】 けんろうけんご 【意味】 守りが非常に堅く、容易に破られたり動じたりしないさま。また、堅くてじょうぶなさま。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・金城鉄壁(きんじょうてっぺき) ・堅固不...
【四字熟語】 牽攣乖隔 【読み方】 けんれんかいかく 【意味】 心は互いに引かれあいながら遠く隔たっていること。 【典拠・出典】 白居易「与微之書」 牽攣乖隔(けんれんかいかく)の使い方 牽攣乖隔(けんれんかいかく)の例...
【四字熟語】 彦倫鶴怨 【読み方】 げんりんかくえん 【意味】 彦倫が北山から去り、俗人となっては、ツルも恨み悲しむだろうと、孔稚珪(こうちけい)が揶揄したこと。 【典拠・出典】 『文選』孔稚珪「北山移文」 彦倫鶴怨(げ...
【四字熟語】 賢良方正 【読み方】 けんりょうほうせい 【意味】 賢く善良で行いが正しいこと。また、その人。また、漢唐以降の官吏登用試験の科目の名。 【語源・由来】 「賢良」は賢く善良なこと。「方正」は行いが正しいこと。...
【四字熟語】 賢明愚昧 【読み方】 けんめいぐまい 【意味】 賢くて道理に明るいことと、愚かで道理に暗いこと。 【語源・由来】 「賢明」は賢く道理に明るいこと。「愚昧」は愚かで道理に暗いこと。 【典拠・出典】 - 賢明愚...
【四字熟語】 肩摩轂撃 【読み方】 けんまこくげき 【意味】 人や車の往来が激しいこと。混雑していること。 【語源・由来】 「肩摩」は肩と肩がこすれること。「轂撃」は車のこしき同士がぶつかること。人の肩が擦れあい、車のこ...
【四字熟語】 玄圃積玉 【読み方】 げんぽせきぎょく 【意味】 美しい文章のたとえ。 【語源・由来】 「積玉」は積み重なっている宝石。たくさんの宝石のように美しいという意味から。 【典拠・出典】 『晋書』「陸機伝」 玄圃...
【四字熟語】 言文一致 【読み方】 げんぶんいっち 【意味】 日常用いている話し言葉によって文章を書くこと。また、特に明治時代を中心に行われた文体の改革運動をいう。明治初期に文学界では二葉亭四迷、山田美妙、尾崎紅葉らが小...
【四字熟語】 剣抜弩張 【読み方】 けんばつどちょう 【意味】 情勢が緊迫して今にも戦いがはじまりそうなたとえ。また、書道で筆力がはげしくて気迫がこもっているたとえ。 【典拠・出典】 『漢書』「王莽伝・下」 【類義語】 ...
【四字熟語】 堅白同異 【読み方】 けんぱくどうい 【意味】 まったく矛盾することを無理やりこじつけることのたとえ。詭弁を弄することのたとえ。 【語源・由来】 中国戦国時代、趙の公孫竜は「堅くて白い石は、目で見ると白いこ...
【四字熟語】 堅忍質直 【読み方】 けんにんしっちょく 【意味】 何事にも我慢強く堪え忍び、飾り気がなくまっすぐな気性をしているさま。また、その性質のこと。 【語源・由来】 「堅忍」は我慢強いこと。「質直」は真面目で正直...
【四字熟語】 堅忍果決 【読み方】 けんにんかけつ 【意味】 強い意志で堪え忍び、いったん決めると思い切って断行すること。また、そのような性質。 【語源・由来】 「堅忍」は意志がきわめて強く、じっと堪え忍ぶこと。我慢強い...
【四字熟語】 懸頭刺股 【読み方】 けんとうしこ 【意味】 苦労して勉学にはげむことのたとえ。また、眠気をこらえて勉強することのたとえ。 【語源・由来】 「懸頭」は、中国漢の時代、孫敬が眠気をこらえるために、天井の梁から...
【四字熟語】 乾端坤倪 【読み方】 けんたんこんげい 【意味】 天地の果てのこと。 【典拠・出典】 韓愈「南海神廟碑」 乾端坤倪(けんたんこんげい)の使い方 乾端坤倪(けんたんこんげい)の例文 乾端坤倪まで探し続ければ、...
【四字熟語】 阮籍青眼 【読み方】 げんせきせいがん 【意味】 阮籍は俗世にこだわらない人であったが、自分の気に入った人は黒い目で迎え、世俗にとらわれた気にいらない人には白い目で応対したこと。 【典拠・出典】 『晋書』「...
【四字熟語】 見性成仏 【読み方】 けんしょうじょうぶつ 【意味】 本来もっている自分の本性・仏心を見きわめて悟ること。すべての人が本来的に仏であることが体感としてつかみうることをいう。 【語源・由来】 仏教語。特に禅宗...
【四字熟語】 言笑自若 【読み方】 げんしょうじじゃく 【意味】 どのようなことがあっても、平然としているたとえ。 【語源・由来】 中国三国時代、蜀の武将の関羽は、かつて肘に受けた流れ矢の毒が骨にまわって、雨が降ると骨が...
【四字熟語】 玄裳縞衣 【読み方】 げんしょうこうい 【意味】 つるの姿の形容。転じて、つるの異名。黒のはかまと白い上着の意から。 【語源・由来】 「玄」は黒の意。「裳」はもすそ・したばかま。「縞」は白の意。また、白ぎぬ...
【四字熟語】 減収減益 【読み方】 げんしゅうげんえき 【意味】 企業会計などの決算において、前年度の決算や、前年の同じ時期の4半期決算、などと比較した場合に、売上が減少し、且つ、利益も減少していること。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 言者不知 【読み方】 げんしゃふち 【意味】 物事をほんとうに知っているものは言わないものだ。 【典拠・出典】 『老子』「五六章」 【類義語】 ・知者不言(ちしゃふげん) 言者不知(げんしゃふち)の使い方 ...
【四字熟語】 妍姿艶質 【読み方】 けんしえんしつ 【意味】 華やかで美しい姿。 【語源・由来】 「妍」と「艶」はどちらも色っぽいこと。「質」は生まれた時からもっていること。 【典拠・出典】 白居易「李夫人」 妍姿艶質(...
【四字熟語】 厳塞要徼 【読み方】 げんさいようきょう 【意味】 守りの堅いとりでのたとえ。 【語源・由来】 「塞」は、とりでのこと。「要」は、引き止める・さえぎる。「徼」は、国境。また、国境にあるとりでのこと。 【典拠...
【四字熟語】 堅塞固塁 【読み方】 けんさいこるい 【意味】 守りの堅いとりでのたとえ。 【語源・由来】 「堅」も「固」も、かたい、しっかりしているさま。「塞」も「塁」も、とりでのこと。「堅塞」を「けんそく」と読み誤らな...
【四字熟語】 堅甲利兵 【読み方】 けんこうりへい 【意味】 非常に強い兵力のこと。 【語源・由来】 「甲」はよろい、また、よろいを身につけた兵士。「利」は鋭い意。「兵」は武器のこと。堅固なよろいと鋭利な武器の意。 【典...
【四字熟語】 元亨利貞 【読み方】 げんこうりてい 【意味】 易経で乾(けん)の卦(け)を説明する語。 【語源・由来】 「元」を万物の始、善の長、「亨」を万物の長、「利」を万物の生育、「貞」を万物の成就と解し、天の四徳と...