烟雲過眼【えんうんかがん】の意味と使い方や例文(出典・類義語)
【四字熟語】 烟雲過眼 【読み方】 えんうんかがん 【意味】 雲やかすみが目の前を過ぎ去ってとどまらないように、物事に深く執着しないたとえ。物事に心をとめないで淡泊なたとえ。また、物事の過ぎ去ってとどまらないことのたとえ...
【四字熟語】 烟雲過眼 【読み方】 えんうんかがん 【意味】 雲やかすみが目の前を過ぎ去ってとどまらないように、物事に深く執着しないたとえ。物事に心をとめないで淡泊なたとえ。また、物事の過ぎ去ってとどまらないことのたとえ...
【四字熟語】 越鳥南枝 【読み方】 えっちょうなんし 【意味】 故郷が懐かしく忘れがたいこと。 【語源・由来】 南方にある越の国から渡ってきた鳥は、南に向かって伸びている木の枝に巣を作るという意味から。 【典拠・出典】 ...
【四字熟語】 越俎之罪 【読み方】 えっそのつみ 【意味】 自分の分をこえて他人の権限を侵す罪。 【典拠・出典】 『荘子』「逍遥遊」 【類義語】 ・越権行為(えっけんこうい) ・越俎代庖(えっそだいほう) 越俎之罪(えっ...
【四字熟語】 越俎代庖 【読み方】 えっそだいほう 【意味】 自分の分をこえて他人の権限を侵す罪。 【語源・由来】 「俎」はまな板のこと。「庖」は料理、または、料理人のこと。 【典拠・出典】 『荘子』「逍遥遊」 【類義語...
【四字熟語】 影隻形単 【読み方】 えいせきけいたん 【意味】 独りぼっちで孤独なこと。独り身で助けてくれる人のいないこと。からだも一つ、影も一つの意から。 【典拠・出典】 韓愈「祭十二郎文」 【類義語】 ・形単影隻(け...
【四字熟語】 烏合之衆 【読み方】 うごうのしゅう 【意味】 規律も統制もなく、ただ寄り集まっているだけの集団。秩序のない人々の集まりや軍勢にいう。からすの集まりが無秩序でばらばらであることから。 【典拠・出典】 『後漢...
【四字熟語】 羽翮飛肉 【読み方】 うかくひにく 【意味】 小さなものでも数多く集まれば大きな力になるということ。「翮」は羽軸・羽のくきのこと。転じて羽の意、「飛肉」は肉体が飛行すること。 【語源・由来】 軽い羽根が集ま...
【四字熟語】 飲鴆止渇 【読み方】 いんちんしかつ 【意味】 目先のことだけを考えて後の結果を顧みないこと。 【語源・由来】 「鴆」は羽に猛毒をもつ鳥の名前で、この羽が入っている酒を喉の渇きを癒すために飲むということから...
【四字熟語】 鷸蚌之争 【読み方】 いつぼうのあらそい 【意味】 両者が譲らずに争っていると第三者が骨を折らずに利益を横取りしてしまうことのたとえ。 【語源・由来】 「鷸」は水鳥のしぎ。「蚌」はどぶ貝のこと。 【典拠・出...
【四字熟語】 一瓢一箪 【読み方】 いっぴょういったん 【意味】 わずかばかりの飲食物。清貧に甘んじる生活のたとえ。 【語源・由来】 一つのひさご(瓢)に入れた飲み物と、一つのわりご(箪)に盛った食物の意から。「論語」雍...
【四字熟語】 一髪千鈞 【読み方】 いっぱつせんきん 【意味】 非常に危険なこと、きわめて無理なことのたとえ。一本の髪の毛で千鈞もの重さのものを引く意。 【語源・由来】 「鈞」は中国の昔の重量の単位で三十斤を一鈞とし、周...
一世木鐸の意味(語源由来・出典) 【四字熟語】 一世木鐸 【読み方】 いっせいぼくたく 【意味】 世の中の人々を、教え導く人。社会の指導者。新聞の論説委員などの敬称、また自称。 【語源由来】 木鐸は、金属製の鈴で、中の舌...
一世風靡の意味 【四字熟語】 一世風靡 【読み方】 いっせいふうび 【意味】 ある時代に非常に流行すること。風が吹き草木がそれになびくように、その時代のたくさんの人が従うこと。 【典拠・出典】 - 一世風靡(いっせいふう...
一水盈盈の意味(語源由来・類義語) 【四字熟語】 一水盈盈 【読み方】 いっすいえいえい 【意味】 水満ちわたる一筋の川。互いに心惹かれながら、相見たり言葉を交わしたりできないたとえ。「盈盈」は水が満ち溢れるさま。一説に...
一将万骨の意味(出典) 【四字熟語】 一将万骨 【読み方】 いっしょうばんこつ 【意味】 上に立つ者だけに功名が与えられ、部下は犠牲にされることのたとえ。一人の将軍が功名を立てるのには、多くの兵卒がその骨を戦場にさらして...
一糸一毫の意味(語源由来・出典・類義語) 【四字熟語】 一糸一毫 【読み方】 いっしいちごう 【意味】 ごくわずかなこと。 【語源・由来】 「一糸」も「一毫」もごくわずかなもののたとえ。一般的な用例では、「一糸一毫無駄に...
一狐之腋の意味(出典) 【四字熟語】 一狐之腋 【読み方】 いっこのえき 【意味】 貴重なもののたとえ。一匹の狐の脇の下からわずかしか取れない白くて美しい毛皮の意。また、希少なという意から直言の士のたとえ。 【典拠・出典...
一薫一蕕の意味(出典) 【四字熟語】 一薫一蕕 【読み方】 いっくんいちゆう 【意味】 善は消えやすく、悪は除きがたいことのたとえ。一つのよい香りの草と一つの悪いにおいの草。この二つをともに置けば、よい香りが消え、悪いに...
【四字熟語】 一琴一鶴 【読み方】 いっきんいっかく 【意味】 役人が清廉なこと。一張りの琴と一羽の鶴の意。また、旅支度が簡易なことのたとえ。 【語源・由来】 宋の趙抃が蜀に赴任したとき、わざうかに、一張りの琴と一羽の鶴...
一丘之貉の意味(出典・類義語) 【四字熟語】 一丘之貉 【読み方】 いっきゅうのかく 【意味】 同じ丘に住むムジナ。似たようなもののたとえ。同類のものをけなしていう語。多く悪者に対していう。 【典拠・出典】 『漢書』「楊...
一裘一葛の意味(出典) 【四字熟語】 一裘一葛 【読み方】 いっきゅういっかつ 【意味】 一枚のかわごろもと、一枚のくずかたびら。他に着替えがないことから、貧乏のたとえ。 【典拠・出典】 韓愈「送石処士序」 一裘一葛(い...
一簣之功の意味(語源由来・出典・類義語) 【四字熟語】 一簣之功 【読み方】 いっきのこう 【意味】 仕事を完遂する間際の最後の努力。最後のひとふんばり。また、仕事を完成するために重ねるひとつひとつの努力にもいう。「簣」...
一割之利の意味(出典・類義語) 【四字熟語】 一割之利 【読み方】 いっかつのり 【意味】 鉛でつくった切れ味の悪い刀でも一度は物を断ち切ることができる。凡庸な人でも時には力を出せる時がある。多く自分の微力を謙遜していう...
一縷千鈞の意味(語源由来・出典・類義語) 【四字熟語】 一縷千鈞 【読み方】 いちるせんきん 【意味】 危険のはなはだしいことの形容。一本の糸で千鈞の重さを支える意。 【語源・由来】 「一縷の任を以て千鈞の重きを係く」の...
一竜一猪の意味(語源由来・出典) 【四字熟語】 一竜一猪 【読み方】 いちりょういっちょ 【意味】 学ぶと学ばぬとによって著しく賢愚の差ができることのたとえ。努力をするしないで一方は竜となり、一方は豚となる意。 【語源・...
一遊一予の意味(語源由来・出典) 【四字熟語】 一遊一予 【読み方】 いちゆういちよ 【意味】 遊んだり楽しんだりする。天子が諸国を視察してまわること。昔、王は遊覧して楽しみながら諸国を視察し、民の生活に足りないものを援...
一時流行の意味(語源由来・対義語) 【四字熟語】 一時流行 【読み方】 いちじりゅうこう 【意味】 俳諧で楽しみを求め時とともに変化を重ねていくこと。転じて、その時々の世の中の好みに応じた一時的な新しさの意。 【語源・由...
一入再入の意味(出典) 【四字熟語】 一入再入 【読み方】 いちじゅうさいじゅう 【意味】 布を幾度も染めること。染色の濃いこと。染色のための液体に一度入れ、さらにもう一度入れる意。 【典拠・出典】 『平家物語』「二」 ...
一日三秋の意味(語源由来・出典・類義語) 【四字熟語】 一日三秋 【読み方】 いちじつさんしゅう 【意味】 一日会わなかっただけでも三年も会わなかったような気がする。相手を思慕する情の深いこと。 【語源・由来】 「三秋」...
衣帯中賛の意味(語源由来・出典) 【四字熟語】 衣帯中賛 【読み方】 いたいちゅうのさん 【意味】 南宋の忠臣の文天祥が死に臨み衣帯の中に書き置いた賛辞。 【語源・由来】 文天祥は宋王朝の滅亡に際して元軍に捕らえられ、元...
遺簪墜屨の意味(語源由来・出典) 【四字熟語】 遺簪墜屨 【読み方】 いしんついく 【意味】 なくしたかんざしと、落としたくつ。日頃使い慣れたものに愛着をもつたとえ。 【語源・由来】 孔子が、簪(かんざし)をなくして泣い...
渭樹江雲の意味(語源由来・出典・類義語) 【四字熟語】 渭樹江雲 【読み方】 いじゅこううん 【意味】 遠くにいる友人を思う情が切ないこと。渭水のほとりの樹木と揚子江の空にたなびく雲。一方は渭水のほとりにいて、一方は遠く...
為虎傅翼の意味(語源由来・出典・類義語) 【四字熟語】 為虎傅翼 【読み方】 いこふよく 【意味】 強いものがさらに力をつけること。 【語源・由来】 「傅翼」はつばさをつけること。虎のためにつばさをつける意で、強い虎にさ...
衣錦尚絅の意味(語源由来・出典) 【四字熟語】 衣錦尚絅 【読み方】 いきんしょうけい 【意味】 才能や徳を外にあらわに出さないこと。錦を着てその上に薄絹をかける意。 【語源・由来】 「尚」は加える、添え着すること。「絅...
【四字熟語】 伊尹負鼎 【読み方】 いいんふてい 【意味】 大望のために身を落とすたとえ。 【語源・由来】 伊尹は殷の湯王に仕えるため鼎を背負い料理人として近づき、ついに志を果たして宰相になったという故事から。 【典拠・...
阿轆轆地の意味(類義語) 【四字熟語】 阿轆轆地 【読み方】 あろくろくじ 【意味】 物事が滞ることなくうまく回転すること。また、次から次へと言葉が発せられること。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・転轆轆地(てんろくろ...
阿爺下頷の意味(語源由来・出典) 【四字熟語】 阿爺下頷 【読み方】 あやあがん 【意味】 物事の見分けがつかない愚か者のこと。または、間違いのこと。 【語源・由来】 戦死した父親の遺骨をさがしに行った愚かな息子が、戦場...
【四字熟語】 浅瀬仇波 【読み方】 あさせあだなみ 【意味】 思慮の浅い人は、とかくとるにたりない小さなことにも大さわぎすることのたとえ。深い淵より浅い瀬の方がはげしく波立つ意。 【典拠・出典】 『古今集』 浅瀬仇波(あ...
哀糸豪竹の意味(出典) 【四字熟語】 哀糸豪竹 【読み方】 あいしごうちく 【意味】 悲しげな音を出す琴と、生き生きとした強い音を出す笛。管弦の音色が悲壮で人の心をうつさま。 【典拠・出典】 『杜甫』「酔うて馬より墜つる...
哀鴻遍野の意味(語源由来・出典・類義語) 【四字熟語】 哀鴻遍野 【読み方】 あいこうへんや 【意味】 いたる所に戦いに敗れた兵士やさまよう難民がいるさま。 【語源・由来】 哀しげに鳴く大雁が、野原のいたるところにいると...
和光同塵の意味(出典・類義語) 【四字熟語】 和光同塵 【読み方】 わこうどうじん 【意味】 自分の才能や徳を隠して、世間に目立たないように暮らすこと。 【典拠・出典】 『老子』「四章・五六章」 【類義語】 ・大智如愚(...
驢鳴犬吠の意味(出典・類義語) 【四字熟語】 驢鳴犬吠 【読み方】 ろめいけんばい 【意味】 拙劣でつまらない文章や聞くに値しない話のたとえ。ろばが鳴き犬が吠える、またその声。ありふれていて聞くに値しない意。 【典拠・出...
冷汗三斗の意味(類義語) 【四字熟語】 冷汗三斗 【読み方】 れいかんさんと 【意味】 非常に恐ろしい目にあったり、恥ずかしい思いをすること。冷や汗が三斗も出るような思いをすること。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・冷...
唯我独尊の意味(語源由来) 【四字熟語】 唯我独尊 【読み方】 ゆいがどくそん 【意味】 この世で、自分がだれよりも優れているとうぬぼれること。 【語源・由来】 釈迦が生まれた時の故事から。 【典拠・出典】 - 唯我独尊...
夜郎自大の意味(語源由来・出典・類義語) 【四字熟語】 夜郎自大 【読み方】 やろうじだい 【意味】 自分の力量を知らずに、いばっている者のたとえ。 【語源・由来】 「夜郎」は中国漢の時代の西南の地にあった未開部族の国の...
門前雀羅の意味(語源由来・出典) 【四字熟語】 門前雀羅 【読み方】 もんぜんじゃくら 【意味】 門の前に網を張って雀を捕まえることができるほど訪問者もなく、人の往来もない寂れたさま。 【語源・由来】 「雀羅」は雀を捕ま...
明鏡止水(めいきょうしすい)の意味とは? 【四字熟語】 明鏡止水 【読み方】 めいきょうしすい 【意味】 邪念がなく、澄み切って落ち着いた心の形容。 【典拠・出典】 『荘子』「徳充符」 【類義語】 ・虚心坦懐(きょしんた...
方底円蓋の意味(出典・類義語) 【四字熟語】 方底円蓋 【読み方】 ほうていえんがい 【意味】 物事が食い違って、お互いに合わないたとえ。四角い底の器に丸い蓋の意から。 【典拠・出典】 『顔氏家訓』「兄弟」 【類義語】 ...
暴虎馮河の意味(語源由来・出典・類義語) 【四字熟語】 暴虎馮河 【読み方】 ぼうこひょうが 【意味】 自分の力量をかえりみず、血気にはやり無鉄砲で無謀なことをすることのたとえ。 【語源・由来】 「暴」は「搏」に同じで、...
風林火山(ふうりんかざん)の意味とは?(出典) 【四字熟語】 風林火山 【読み方】 ふうりんかざん 【意味】 戦いにおける四つの心構え。風のようにすばやく動き、林のように静かに構え、火の如く激しく侵略し、山のようにどっし...
百花繚乱の意味(語源由来・類義語) 【四字熟語】 百花繚乱 【読み方】 ひゃっかりょうらん 【意味】 いろいろの花が咲き乱れること。転じて、秀でた人物が多く出て、すぐれた立派な業績が一時期にたくさん現れること。 【語源・...
百年河清の意味(語源由来・出典) 【四字熟語】 百年河清 【読み方】 ひゃくねんかせい 【意味】 黄河の水が澄むのを長いこと待っている意から、まったく当てにならないことをいつまでも待つことのたとえ。 【語源・由来】 「百...
百尺竿頭の意味(語源由来・出典・類義語) 【四字熟語】 百尺竿頭 【読み方】 ひゃくせきかんとう 【意味】 百尺もある竿の先端。転じて、到達しうる極限。最上の極地。 【語源・由来】 仏教で修行を積み、努力にまた努力を重ね...
一人相撲の意味 【四字熟語】 一人相撲 【読み方】 ひとりずもう 【意味】 ①二人で相撲をとっているような所作を一人でしてみせること。また、その芸。神事・大道芸として行われた。 ②周りの状況をかえりみず、自分ひとり意気込...
飛花落葉の意味(語源由来) 【四字熟語】 飛花落葉 【読み方】 ひからくよう 【意味】 絶えず移り変わるこの世の、無常なことのたとえ。春に咲く花も風に吹かれて散り、青葉もやがて枯れ落ちる意から。 【語源・由来】 花が風に...
万緑一紅の意味(語源由来・出典) 【四字熟語】 万緑一紅 【読み方】 ばんりょくいっこう 【意味】 あたり一面の緑の草むらの中に開く紅い花一輪の意で、平凡な多くのものの中に、一つだけすぐれたものがあること。また、特に多く...
伴食宰相の意味(語源由来・出典・類義語) 【四字熟語】 伴食宰相 【読み方】 ばんしょくさいしょう 【意味】 高い地位にありながら、実力が伴わない大臣のこと。また、職務を果たさず実権もない大臣のこと。 【語源・由来】 中...
跋山渉水の意味(出典) 【四字熟語】 跋山渉水 【読み方】 ばつざんしょうすい 【意味】 多くの困難を経て、長い旅をすること。 【典拠・出典】 『詩経』 跋山渉水(ばつざんしょうすい)の解説 跋山渉水(ばつざんしょうすい...
抜山蓋世の意味(語源由来・出典・類義語) 【四字熟語】 抜山蓋世 【読み方】 ばつざんがいせい 【意味】 山を引き抜くほどの強大な力と、世を覆いつくすほどの気力があること。圧倒するほどの威勢がきわめて盛んなさま。 【語源...
八面六臂の意味(語源由来・類義語) 【四字熟語】 八面六臂 【読み方】 はちめんはちめんろっぴ 【意味】 いろいろな方面できわだった活躍をすること。また、一人で何人分もの活躍をすること。もとは仏像などで八つの顔と六本の腕...
二枚看板の意味 【四字熟語】 二枚看板 【読み方】 にまいかんばん 【意味】 芝居などの興行で、中心となる二人の出演者。人々の注意をひいたり、人気を集めたりするのに有効な二つの物事。 【典拠・出典】 - 二枚看板(にまい...
二人三脚の意味 【四字熟語】 二人三脚 【読み方】 ににんさんきゃく 【意味】 二人が協力して一つの物事に取り組むことのたとえ。また、二人が並び、互いの内側の足首を紐で結んで、二人合わせて三脚で走る競技。 【典拠・出典】...
土崩瓦解の意味(語源由来・出典・類義語) 【四字熟語】 土崩瓦解 【読み方】 どほうがかい 【意味】 土が崩れ、瓦がばらばらに砕けるように、物事が根底から崩れて手の施しようのない状態になること。 【語源・由来】 「瓦解」...
手枷足枷の意味(語源由来) 【四字熟語】 手枷足枷 【読み方】 てかせあしかせ 【意味】 行動の自由を束縛するもの、あるいはそのような条件や環境。 【語源・由来】 「枷」は昔、囚人の手や足にはめて行動を束縛した刑具の一つ...
魑魅魍魎の意味(語源由来・出典・類義語) 【四字熟語】 魑魅魍魎 【読み方】 ちみもうりょう 【意味】 様々な化け物。転じて、悪いことをたくらむ人物の例え。 【語源・由来】 「魑魅」は山林の精気から生じるとされる化け物。...
暗雲低迷の意味(語源由来・類義語・対義語・英語訳) 【四字熟語】 暗雲低迷 【読み方】 あんうんていめい 【意味】 悪い状態が好転する兆候もなく、先行き不安のまま長く続いている状況のこと。 【語源・由来】 「暗雲」とは、...
安如泰山の意味(語源由来・出典・英語訳) 【四字熟語】 安如泰山 【読み方】 あんにょたいざん 【意味】 山東省にある名山「泰山」、その泰山のように微動だにしない、安定した様子をいう。物事が安定して揺るがないさま。 【語...
暗渡陳倉の意味(語源由来・出典・英語訳) 【四字熟語】 暗渡陳倉 【読み方】 あんとちんそう 【意味】 策略を用いて相手を惑わす意味、偽装工作と奇襲をあわせる戦術をのこと。また男女が密かに通じ合うことにも使われる。 【語...
紆余曲折の意味(語源由来・類義語・対義語・英語訳) 【四字熟語】 紆余曲折 【読み方】 うよきょくせつ 【意味】 曲がりくねること。 事情が込み入って色々と変化のあること。 【語源・由来】 「紆余」うねり曲がること。「曲...
狐疑逡巡の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【四字熟語】 狐疑逡巡 【読み方】 こぎしゅんじゅん 【意味】 疑ったり、ためらったりして、なかなか決断がつかずにぐずぐずしていること。 優柔不断なこと。 【語源・由来】 「狐...
呉牛喘月の意味(語源由来・出典・類義語) 【四字熟語】 呉牛喘月 【読み方】 ごぎゅうぜんげつ 【意味】 過度におびえることのたとえ。 また、疑いの心があると、なんでもないことにも恐れたり、疑ったりしてしまうことのたとえ...
人面獣心の意味(語源由来・出典・類義語・対義語) 【四字熟語】 人面獣心 【読み方】 じんめんじゅうしん 【意味】 冷酷で、恩義や人情をわきまえず、恥を知らない人のこと。 人の顔をしていながら、心は獣のような人間というこ...
酔生夢死の意味(語源由来・出典・類義語・英語訳) 【四字熟語】 酔生夢死 【読み方】 すいせいむし 【意味】 価値のあることをなにもせず、ただぼんやりと一生を過ごすこと。人生をむだに送ること。 酒に酔ったように、ぼんやり...
垂涎三尺の意味(語源由来・出典・類義語・英語訳) 【四字熟語】 垂涎三尺 【読み方】 すいぜんさんじゃく 【意味】 うらやんで、物を非常に欲しがることのたとえ。 たいそう欲しがって、手にいれたいという願い。 「垂涎」は食...
手前味噌の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【四字熟語】 手前味噌 【読み方】 てまえみそ 【意味】 自分で自分の作ったものをほめること。自慢。 【語源・由来】 もともとは、味噌を自家製で作ることが多く、味噌の出来栄えを...
天空海闊の意味(語源由来・出典・類義語・英語訳) 【四字熟語】 天空海闊 【読み方】 てんくうかいかつ 【意味】 心が広々としていて度量が大きく、なんのわだかまりもないこと。 また、言葉や発想などが限りなく広がることのた...
点滴穿石の意味(語源由来・出典・類義語・英語訳) 【四字熟語】 点滴穿石 【読み方】 てんてきせんせき 【意味】 わずかな力の積み重ねによって、非常に大きな事業を達成できること。 【語源・由来】 一滴一滴がわずかな量の水...
震天動地の意味(出典・類義語・英語訳) 【四字熟語】 震天動地 【読み方】 しんてんどうち 【意味】 大変な出来事。大事件。 天地を震動させる意味。またそのような大音響や大騒動を意味します。 【典拠・出典】 『水経注』「...
天歩艱難の意味(語源由来・出典・類義語・英語訳) 【四字熟語】 天歩艱難 【読み方】 てんぽかんなん 【意味】 天の運行に支障が生じること。 転じて、時運に恵まれずに非常に苦労すること。 【語源・由来】 「天歩(てんぽ)...
道聴塗説の意味(語源由来・出典・類義語・英語訳) 【四字熟語】 道聴塗説 【読み方】 どうちょうとせつ 【意味】 知識などの理解がいい加減で、しっかり自分のものになっていないこと。 また、根拠のない伝聞のこと。受け売り。...
桑田滄海の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【四字熟語】 桑田滄海 【読み方】 そうでんそうかい 【意味】 世の中の移り変わりの激しいことのたとえ。 【語源・由来】 「桑田」は、桑畑。「滄海」は、青い大海原。 青い海が桑...
多岐亡羊の意味(語源由来・出典・類義語・英語訳) 【四字熟語】 多岐亡羊 【読み方】 たきぼうよう 【意味】 枝道が多いため逃げた羊を見失うように、どれを選んだらよいのか思案にあまることのたとえ。道を求める者が末節にこだ...
大根役者の意味(語源由来・英語訳) 【四字熟語】 大根役者 【読み方】 だいこんやくしゃ 【意味】 演技力のない役者、芸のまずい役者をあざけっていう語。 【語源・由来】 大根の根の白いことを素人 (しろうと) に寄せてい...
対牛弾琴の意味(出典・類義語) 【四字熟語】 対牛弾琴 【読み方】 たいぎゅうだんきん 【意味】 牛に対して琴を弾いて聞かせる意から、何の効果もなく無駄なこと。愚かな人に深遠な道理を説いて聞かせること。せっかくの好意や努...
四六時中の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【四字熟語】 四六時中 【読み方】 しろくじちゅう 【意味】 昼夜にわたって何かが行われること。始終。 【語源・由来】 「四六時」は積算(4×6)で二十四時間を示します。「中」...
丁丁発止の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【四字熟語】 丁丁発止 【読み方】 ちょうちょうはっし 【意味】 激しく議論し合うさま。 剣や刀で音や火花を散らして激しく打ち合うような、激しく議論などを戦わせる様子。 【語源...
同床異夢の意味(語源由来・出典・類義語・対義語・英語訳) 【四字熟語】 同床異夢 【読み方】 どうしょういむ 【意味】 同じ立場や、仲間同士であっても、目的や考え方がちがうということ。 一緒に仕事をしていても、意見が一致...
千秋万歳の意味(語源由来・出典・類義語) 【四字熟語】 千秋万歳 【読み方】 せんしゅうまんざい 【意味】 歳月の非常に長いこと。また、長寿を祝う言葉。 【語源・由来】 「千」「万」は数の非常に多いことを示す。「秋」「歳...
千山万水の意味(語源由来・出典・類義語) 【四字熟語】 千山万水 【読み方】 せんざんばんすい 【意味】 たくさんの山や川。山や川が続くこと。深山幽谷の形容。また、旅路の長くけわしいことの形容。 【語源・由来】 「千」「...
消化不良の意味(語源由来) 【四字熟語】 消化不良 【読み方】 しょうかふりょう 【意味】 胃や腸の働きが悪くて、食べ物の消化がうまくいかないこと。 また、知識や技術がまだ自分のものになっていないこと。 【語源・由来】 ...
杓子定規の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【四字熟語】 杓子定規 【読み方】 しゃくしじょうぎ 【意味】 すべてに一つの基準や感覚を当てはめて判断・処理しようとする応用や融通の利かないやり方、態度。応用、融通のきかない...
紫電一閃の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【四字熟語】 紫電一閃 【読み方】 しでんいっせん 【意味】 一瞬や極めて短い時間のこと。 きわめて短い時間のたとえ。 事態の急激な変化の形容。 わずかな時間での急な変化のこと...
酒池肉林の意味(語源由来・出典・類義語・英語訳) 【四字熟語】 酒池肉林 【読み方】 しゅちにくりん 【意味】 ぜいたくの限りを尽くした盛大な宴会のこと。 また、みだらな宴会のたとえ。 【語源・由来】 古代中国の殷(いん...
首鼠両端の意味(語源由来・出典・類義語) 【四字熟語】 首鼠両端 【読み方】 しゅそりょうたん 【意味】 ぐずぐずしていて、どちらか一方に決められないことのたとえ。 また、形勢をうかがって心を決めかねていること。日和見(...
秋風索莫の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【四字熟語】 秋風索莫 【読み方】 しゅうふうさくばく 【意味】 秋風が吹いて、ものさみしい様子のこと。 盛んだった物事の勢いが衰えて、ものさみしいことのたとえ。 【語源・由来...
十年一昔の意味(語源由来・英語訳) 【四字熟語】 十年一昔 【読み方】 じゅうねんひとむかし 【意味】 世の中の移り変わりが激しいことのたとえ。 【語源・由来】 十年という年月をひと区切りにして、それ以前は昔のように思う...
集中砲火の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【四字熟語】 集中砲火 【読み方】 しゅうちゅうほうか 【意味】 特定の人へ向けて、一斉に非難や批判を浴びせること。 【語源・由来】 砲弾による攻撃を、一か所へ向けて一気に浴び...
秋霜烈日の意味(語源由来・類義語・対義語) 【四字熟語】 秋霜烈日 【読み方】 しゅうそうれつじつ 【意味】 ①刑罰や権威、節操、意志などが厳しいこと。また、厳かなこと。 ②日本における検察官記章(バッジ)のデザインに対...
四角四面の意味(類義語・対義語・英語訳) 【四字熟語】 四角四面 【読み方】 しかくしめん 【意味】 真四角であること。生真面目で、面白おもしろみに欠けること。考え方や態度などが、まじめすぎて、堅苦しいこと。 【典拠・出...
荒涼索莫の意味(語源由来・英語訳) 【四字熟語】 荒涼索莫 【読み方】 こうりょうさくばく 【意味】 心を満たすものがなく、もの寂しく感じるさま。荒涼として気のめいるさま。 【語源・由来】 「荒涼」も「索莫」も、もの寂し...
孔明臥竜の意味(語源由来・出典・類義語・英語訳) 【四字熟語】 孔明臥竜 【読み方】 こうめいがりょう 【意味】 まだ世に知られていないすぐれた人物のこと。 【語源・由来】 中国三国時代、蜀(しょく)の諸葛亮孔明が隠れ住...
行動半径の意味(語源由来・英語訳) 【四字熟語】 行動半径 【読み方】 こうどうはんけい 【意味】 車・船・飛行機などが、燃料の補給なしで往復できる、片道の距離。航続距離の二分の一を半径とする円のこと。転じて、人が行動す...
現状打破の意味(語源由来・類義語・対義語・英語訳) 【四字熟語】 現状打破 【読み方】 げんじょうだは 【意味】 現在の状況や状態、情勢などを、良い方向に思い切って変えること。 【語源・由来】 「現状」は現在の状況や状態...
尸位素餐の意味(語源由来・出典・類義語) 【四字熟語】 尸位素餐 【読み方】 しいそさん 【意味】 ある地位にありながら職責を果たさず、無駄に禄をもらっていること。また、その人。 【語源・由来】 「尸位(しい)」とは、人...
三年味噌の意味(語源由来) 【四字熟語】 三年味噌 【読み方】 さんねんみそ 【意味】 仕込みをして、三年目の味噌のこと。 熟成しておいしくなった味噌のこと。 勘定高く、けちなこと。 【語源・由来】 仕込みをして三年目の...
蒟蒻問答の意味(語源由来・出典) 【四字熟語】 蒟蒻問答 【読み方】 こんにゃくもんどう 【意味】 まとはずれで、とんちんかんな質問や返事のこと。 【語源・由来】 にわか坊主になった、蒟蒻(こんにゃく)屋の六兵衛(ろくべ...
【四字熟語】 開源節流 【読み方】 かいげんせつりゅう 【意味】 財源を開拓して流出を節約すること、または収入を増やして支出を抑える健全財政のこと。 【語源由来】 「開源」は水源を開発すること。「節流」は水流量を調節する...
【四字熟語】 眼中之釘 【読み方】 がんちゅうのくぎ 【意味】 自分に害をなすもののたとえ。邪魔者、いやなやつ、憎らしい人などのたとえ。眼の中の釘(目の中の障害物)の意から。類句として「眼中抜釘(眼中より釘を抜く)」があ...
歓天喜地の意味(語源由来・出典・類義語・英語訳) 【四字熟語】 歓天喜地 【読み方】 かんてんきち 【意味】 大喜びすること。思わず小躍りするような大きな喜び。身の置き所がないほどのたいへんな喜びをいう。 天を仰いで喜び...
【四字熟語】 肝胆相照 【読み方】 かんたんそうしょう 【意味】 お互いに心の奥底までわかり合って、心から親しくつき合うこと。心の底まで打ち明け深く理解し合っていること。転じて、心の底、まごころ。また、肝臓と胆嚢が近くに...
完全燃焼の意味(語源由来・類義語・対義語・英語訳) 【四字熟語】 完全燃焼 【読み方】 かんぜんねんしょう 【意味】 最後まで全力を尽くすこと。持てる力の全てを出し切り努力して励むこと。 きれいに燃え尽きるさま。 【語源...
https://idiom-encyclopedia.com/category/%E5%85%B8%E6%8B%A0/%E5%8F%B2%E8%A8%98/ 【四字熟語】 韓信匍匐 【読み方】 かんしんほふく 【意味】 ...
換骨奪胎の意味(語源由来・出典・類義語・英語訳) 【四字熟語】 換骨奪胎 【読み方】 かんこつだったい 【意味】 古人の詩文をもとに独自の作品を作ること。他人の詩文、また表現や着想などに創意工夫を加えて自分のものとして作...
狐狸妖怪の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【四字熟語】 狐狸妖怪 【読み方】 こりようかい 【意味】 人を騙したり、恐れさせたりする悪事を働く怪しげな化け物のこと。 または、こそこそと人知れず、人をだまして悪事を働くも...
【四字熟語】 海誓山盟 【読み方】 かいせいさんめい 【意味】 変わることがない愛情を固く誓うこと 【語源・由来】 「海誓」海の誓い。海という存在のように変わることのない誓い、約束。 「山盟」山の誓い。盟は誓いのこと。山...
【四字熟語】 海市蜃楼 【読み方】 かいししんろう 【意味】 蜃気楼のこと。転じて非現実な考えや根拠のないこと。 【語源・由来】 「蜃」とは大蛤のこと。古くは大蛤が吐く息によって、空中に楼閣が現れると言われていた。「海市...
鎧袖一触の意味(語源由来・出典・対義語・英語訳) 【四字熟語】 鎧袖一触 【読み方】 がいしゅういっしょく 【意味】 鎧の袖でちょっと相手に触れるくらいの力で、たやすく相手を倒すこと。 【語源・由来】 江戸時代後期に頼山...
回山倒海の意味(語源由来・出典・類義語・対義語・英語訳) 【四字熟語】 回山倒海 【読み方】 かいざんとうかい 【意味】 非常に勢いが盛んであること 【語源由来】 「回山」山を回し「倒海」をひっくり返すほどの勢いから、非...
鯨飲馬食の意味(出典・類義語・英語訳) 【四字熟語】 鯨飲馬食 【読み方】 げいいんばしょく 【意味】 むやみにたくさん飲み食いすること。また、一度にたくさんのものを飲み食いすること。鯨のようにたくさんの酒や水を飲み、馬...
【四字熟語】 眼光紙背 【読み方】 がんこうしはい 【意味】 書物などの読解力が高いこと。 書物や文字の表面だけでなく、深い内容・意味まで鋭く洞察力を働かせて読むたとえ。 【語源・由来】 「眼光紙背に徹す(がんこうしはい...
空中分解の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【四字熟語】 空中分解 【読み方】 くうちゅうぶんかい 【意味】 組織や計画などが途中でダメになり、なくなってしまうこと、また飛行中の航空機が壊れてバラバラになること。 【語源...
【四字熟語】 間不容髪 【読み方】 かんふようはつ 【意味】 すぐにということ。非常に差し迫ったさま。髪の毛一本も容れられないほど事と事の間にすきまがないこと。 【典拠・出典】 『説苑』正諫 間不容髪(かんふよう...
【四字熟語】 管鮑之交 【読み方】 かんぽうのまじわり 【意味】 互いによく理解し合っていて、利害を超えた信頼の厚い友情のこと。きわめて親密な交際のこと。「管」は春秋時代、斉の名宰相の管仲。「鮑」は鮑叔牙が。単に鮑...
緊褌一番の意味(語源由来・類義語) 【四字熟語】 緊褌一番 【読み方】 きんこんいちばん 【意味】 心を引き締めて物事に当たること。難しいことや大勝負の前の心構えをいう言葉。「褌を締めてかかる」と同じ意味。 【語源由来】...
槿花一日の意味(出典・類義語) 【四字熟語】 槿花一日 【読み方】 きんかいちじつ 【意味】 この世の栄華のはかないことのたとえ。槿花一朝の夢。 【典拠・出典】 白居易「放言」 【類義語】 ・槿花一朝(きんかいっちょう)...
魚目燕石の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【四字熟語】 魚目燕石 【読み方】 ぎょもくえんせき 【意味】 よく似ているが本物とは違うもの。にせもの。または、偽物が本物の価値を落とすこと。 「燕石」は中国の燕山から出る宝...
【四字熟語】 海闊天空 【読み方】 かいかつてんくう 【意味】 海や空がきわまりなく広がっていること。ここから転じて気性がさっぱりしていて度量が大きく、何のわだかまりもないたとえ。また、言葉や発想などが限りなく広がるたと...
【四字熟語】 海翁好鴎 【読み方】 かいおうこうおう 【意味】 捕まえようとする気持ちを察すると鳥は近寄ってこないことから転じて、野心を人に知られては目的を達成しにくくなるということ。 【語源・由来】 カモメと遊んでいた...
【四字熟語】 雲心月性 【読み方】 うんしんげっせい 【意味】 私心がなく、孤高で無欲なさま。 【語源・由来】 雲のように自在でとらわれない心と、月のように清く明るい性質を持っていること。 【典拠・出典】 - 【類義語】...
【四字熟語】 雲壌懸隔 【読み方】 うんじょうけんかく 【意味】 雲と大地のように、大きくかけ離れていること。 【語源・由来】 「雲壌」は、雲と大地。 「懸隔」は、はるかに隔たること。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・...
【四字熟語】 雲壌月鼈 【読み方】 うんじょうげつべつ 【意味】 両者があまりにも異なっていること。天と地、月とすっぽんのように違いすぎる意から。 【語源・由来】 「雲壌」は天地の意。「月鼈」は月とすっぽんの意。 【典拠...
【四字熟語】 雲散鳥没 【読み方】 うんさんちょうぼつ 【意味】 あとかたもなく消えてなくなること。雲のようにちり鳥のように没するの意から転じた。 【典拠・出典】 蘇軾 【類義語】 ・雲散霧消(うんさんむしょう) ・雲消...
【四字熟語】 雲合霧集 【読み方】 うんごうむしゅう 【意味】 雲や霧が集まるように、人などが一時に多く集まること。 【語源・由来】 「天下の士、雲合霧集、魚鱗雑遝、熛至風起す(雲霧のように集い、魚鱗のようにまじわり、火...
【四字熟語】 凱風寒泉 【読み方】 がいふうかんせん 【意味】 親子の情愛の深い例え。特に母子についていうことが多い。親孝行な子がその母を慕う情の甚だ深いことのたとえ。 【語源・由来】 慈愛に満ちた母の情を例えたもの。「...
【四字熟語】 磑風舂雨 【読み方】 がいふうしょうう 【意味】 羽蟻の群れなどが石臼を回すようにぐるぐると回って飛ぶときには風が吹き、杵で臼をつくように、上に下にと飛ぶときには雨になるという言い伝え。 物事の兆し、前兆な...
【四字熟語】 鶴寿千歳 【読み方】 かくじゅせんざい 【意味】 長寿、長命のこと。鶴は千年の寿命を保つという意味。 【語源・由来】 鶴寿千歳の「鶴寿」とは鶴の寿命。「千歳」は千年の意味。 【典拠・出典】 『淮南子』「説林...
【四字熟語】 鶴立企佇 【読み方】 かくりつきちょ 【意味】 待ち遠しく思うこと。待ち望むこと。首を長くして待つ。 【語源・由来】 鶴が立っている姿のように首を伸ばし、つま先立って待ち望むという意味から。 鶴立企佇の「企...
【四字熟語】 寒花晩節 【読み方】 かんかばんせつ 【意味】 年老いてからの節義を全うすること。人としての正しい道を踏み行うこと。 【語源・由来】 「節義」とは、節操と道義。冬の花は長い間その香りを保っていることから、人...
【四字熟語】 臥竜鳳雛 【読み方】 がりょうほうすう 【意味】 才能がありながら、機会に恵まれず、実力を発揮できないでいる者のたとえ。また、将来が期待される有望な若者のたとえ。 【語源・由来】 「竜」は、想像上の動物。「...
【四字熟語】 迦陵頻伽 【読み方】 かりょうびんが 【意味】 声が美しいもののたとえ。とても美しい声で鳴くという想像上の鳥の名前。ヒマラヤ山中、あるいは極楽浄土にすむという。 【語源・由来】 梵語(ぼんご)のカラヴィンカ...
瓜田李下の意味(語源由来・出典・類義語・英語訳) 【四字熟語】 瓜田李下 【読み方】 かでんりか 【意味】 人に疑われるような言動はつつしまなければいけないというたとえ。 【語源・由来】 「君子は未然に防ぎ、嫌疑の間に処...
活溌溌地の意味(語源由来・出典・類義語) 【四字熟語】 活溌溌地 【読み方】 かっぱつはっち 【意味】 生き生きと活動すること。意気盛んで、何の心配事もないこと。 【語源・由来】 「溌溌」は魚が勢いよく水の上にはねること...
旭日昇天の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【四字熟語】 旭日昇天 【読み方】 きょくじつしょうてん 【意味】 朝日が昇るように勢いの盛んなこと。 【語源・由来】 朝日が天に昇るような激しい勢いという意味から。「旭日」は...
鳩首協議の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【四字熟語】 鳩首協議 【読み方】 きゅうしゅきょうぎ 【意味】 頭を寄せ集めてよく相談すること。 【語源・由来】 「鳩」は集めるの意味で、「鳩首」は頭を寄せ集めて話し合うこと...
【四字熟語】 轗軻数奇 【読み方】 かんかすうき 【意味】 人の不運なようす。不遇、めぐりあわせの悪さ。 【語源・由来】 「轗軻」は、車が思うように進まないという意味。転じて、めぐりあわせの悪さから思うようにならないよう...
【四字熟語】 鰥寡孤独 【読み方】 かんかこどく 【意味】 身寄りもなく寂しい暮らし。また、そのような暮らしをしている人のこと。 老いて身寄りのない人たち。寄るべのない困った人。 【語源・由来】 「老いて妻なきを鰥と曰ひ...
【四字熟語】 閑雲野鶴 【読み方】 かんうんやかく 【意味】 何事にもとらわれず、のんびりと自然を楽しみながら暮らすこと。 悠々と自由に暮らす境遇。 【語源・由来】 「閑雲」は静かに空に浮かんでいる雲。「野鶴」は原野で気...
【四字熟語】 灰心喪気 【読み方】 かいしんそうき 【意味】 火の消えた灰のように暗く、がっかりとした様子。 【語源由来】 「灰心」心が燃え尽きてすっかり無くなってしまい、灰のようになった状態。「喪気」気力をなくしてしま...
【四字熟語】 画脂鏤氷 【読み方】 がしろうひょう 【意味】 中身がないのに、表面を飾っても無駄というたとえ。また、努力しても効果がないということ。 無用なところに力を用いること。 【語源・由来】 「脂」とは、あぶらのこ...
【四字熟語】 家鶏野鶩 【読み方】 かけいやぼく 【意味】 古いものを嫌って、めずらしくて新しいものを好むこと。また、身近なものや良いものを嫌って、遠くにあるものや悪いものを好むこと。良い筆跡と、悪い筆跡のたとえとしても...
【四字熟語】 隔岸観火 【読み方】 かくがんかんか 【意味】 他人の災難に対して、手を貸そうとせずに、ただ傍観していること。 【語源・由来】 岸を隔てて、対岸の火事を見るということから由来している。転じて、出来事が自分と...
【四字熟語】 夏虫疑氷 【読み方】 かちゅうぎひょう 【意味】 見聞が狭いことのたとえ。見聞の狭い人は広い世界を理解しえないたとえ。見識の狭い人が自分の知らないことを信じようとしないこと。 【語源由来】 冬を知らない夏の...
【四字熟語】 画蛇添足 【読み方】 がだてんそく 【意味】 無用で不必要なものをつけ足すこと。余計なもの。また、無用なものをつけ足してしくじること。蛇の絵を描いて、蛇にはない足をたし描く意から。略して「蛇足」ともいう。 ...
【四字熟語】 瓜葛之親 【読み方】 かかつのしん 【意味】 親類、親せきのこと。 【語源由来】 植物の瓜(うり)や、葛(くず)などのつるがお互いに絡み合うことから、血縁関係をたとえている。 【典拠・出典】 - 【類義語】...
【四字熟語】 蝸角之争 【読み方】 かかくのあらそい 【意味】 つまらない、ささいなことで争うこと。また、力のない者同士が争うこと。 【語源由来】 かたつむりの角の上での争いということから。 「蝸の左角に国する者有り、触...
【四字熟語】 薤露蒿里 【読み方】 かいろこうり 【意味】 人生は儚いということ。 【語源由来】 葬送のときに歌われた挽歌の名前。 「薤露(かいろ)」とは、にらの上に朝露がおりたという意味。朝露は乾きやすくて葉から落ちや...
【四字熟語】 燕雀相賀 【読み方】 えんじゃくそうが 【意味】 新居の完成に対する祝福の言葉。 つばめやすずめは人家の軒下に巣を作るが、そうしたつばめやすずめも集まって完成を祝ってくれる、という意味。 【語源・由来】 大...
【四字熟語】 燕雀鴻鵠 【読み方】 えんじゃくこうこく 【意味】 大人物の志はちっぽけな者には理解できない、ということ。 小人物には大人物の大きな志はわからない。 「燕雀」はツバメやスズメのような小さい鳥で、小人物をさし...
【四字熟語】 掩耳盗鐘 【読み方】 えんじとうしょう 【意味】 自分で自分を欺くたとえ。浅はかな考えのたとえ。 浅はかな考えで自分を欺き、悪事を隠したつもりでも、いつの間にか知れ渡っているたとえ。 また、自分の良心に背く...
【四字熟語】 寒煖饑飽 【読み方】 かんだんきほう 【意味】 寒さ、暖かさ、飢え、満腹といった日常生活の苦しみや楽しみのこと。苦楽と同意。貧乏と裕福。 【語源由来】 「寒煖」は寒さと暖かさ。「饑飽」は飢えることと満腹にな...
【四字熟語】 開雲見日 【読み方】 かいうんけんじつ 【意味】 暗雲が吹き払われ、再び光明や希望を見出すこと。疑惑や誤解が解けるたとえ。 【出典】 『後漢書』「袁紹伝」 【類義語】 ・撥雲見日(はつうんけんじつ) ・撥雲...
【四字熟語】 運斤成風 【読み方】 うんきんせいふう 【意味】 非常に優れた技術のたとえ。 【語源・由来】 「斤を運らして風を成す」と読む。 「斤」は手斧。『荘子』徐無鬼に見える説話から。 【典拠・出典】 『荘子』「徐無...
【四字熟語】 快馬加鞭 【読み方】 かいばかべん 【意味】 なお一層スピードアップすること。努力を続けて、絶えず前進することのたとえ。 【語源・由来】 疾走する馬に、鞭を加えることから。 【類義語】 ・駆け馬に鞭 ・駿馬...
【四字熟語】 開門揖盗 【読み方】 かいもんゆうとう 【意味】 みずから原因を作って災いを招くこと。 【語源由来】 「開門」は門を開けること。「揖」は会釈のことで、両手を前で組み合わせて上下し、前に押し出して行う中国式の...
【四字熟語】 雲外蒼天 【読み方】 うんがいそうてん 【意味】 困難を乗り越え、努力して克服すれば、快い青空が望めるという意味。 【語源・由来】 「雲」はさまざまな障害や悩みの意。 雲の外に出れば、青空が望めるというとこ...
【四字熟語】 旱天慈雨 【読み方】 かんてんじう 【意味】 非常に困ったときに、もたらされる救いの手のたとえ。長い間待ち望んでいた物事が実現することのたとえ。 【語源・由来】 「旱天」は日照り。「慈雨」は恵みの雨。日照り...
【四字熟語】 回光返照 【読み方】 えこうへんしょう 【意味】 人が死ぬ間際に、一時元気を取り戻すこと。また、事物が滅亡する寸前に、つかの間の勢いや輝きを取り戻すこと。 【語源由来】 「回光」と「返照」はどちらも夕日の照...
【四字熟語】 海内奇士 【読み方】 かいだいのきし 【意味】 類まれなほどすぐれた人物のこと。 【語源由来】 「海内」は四海の内のことから転じて、天下、国内の意。「奇士」は群を抜いてすぐれた人物の意から。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 猿号擁柱 【読み方】 えんごうようちゅう 【意味】 凄腕の弓の名人をいうたとえ。弓の名人。 【語源・由来】 中国の春秋時代、楚王が飼っていた白猿を射てみたところ、白猿は飛んでくる矢を掴み取って戯れた。 そこ...
屋下架屋の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【四字熟語】 屋下架屋 【読み方】 おくかかおく 【意味】 無駄なことを繰り返すことのたとえ、重複して無駄なことのたとえ。 真似など二番煎じの独創性に乏しいものたとえ。 「 【...
【四字熟語】 大風呂敷 【読み方】 おおぶろしき 【意味】 誇張していうこと。 実現できそうにない話や計画。 【語源・由来】 主に「大風呂敷を広げる」という表現で使用されます。 大きな風呂敷をいっぱいに広げて何でもかんで...
【四字熟語】 鷹揚自若 【読み方】 おうようじじゃく 【意味】 落ち着いていて、何事にも動揺しない様子。 ゆったりとして落ち着き払い、心の動じない様子。 【語源・由来】 「鷹揚」は鷹が空を飛ぶようなゆったりしておおらかな...
大盤振舞の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【四字熟語】 大盤振舞 【読み方】 おおばんぶるまい 【意味】 周囲の人々に対して、盛大にごちそうしたり気前よく振る舞うこと。 または、一切の出し惜しみをせず、気前よく物を与え...
【四字熟語】 延頸鶴望 【読み方】 えんけいかくぼう 【意味】 つるの長い首ぐらい、首を長くして待ちわびること。 【語源・由来】 「頸」は首。「頸(くび)を延(の)ばして鶴望(かくぼう)す」と訓読する。 『蜀志(しょくし...
【四字熟語】 延頸挙踵 【読み方】 えんけいきょしょう 【意味】 人や事の到来を待ち望むこと。また、すぐれた人物の出現するのを待ち望むこと。 首を長く伸ばし、つま先立って待ちわびる意味から。 【語源・由来】 「頸」は首。...
【四字熟語】 遠御長駕 【読み方】 えんぎょちょうが 【意味】 遠くまで馬を走らせること。転じて、遠方まで治め従わせる意味。 【語源・由来】 「遠」と「長」は遠い距離をしめす。 「御」は「馭」とも書き、馬を制して走らせる...
【四字熟語】 燕雁代飛 【読み方】 えんがんだいひ 【意味】 人と人がすれ違いで遠く隔てられているたとえ。 「代」はかわる、かわるがわるの意味。 「燕雁(えんがん)代わって(かわるがわる)飛(と)ぶ」と訓読する。 【語源...
【四字熟語】 煙霞痼疾 【読み方】 えんかのこしつ 【意味】 自然をめでる心がきわめて深いことを、長く治らない持病にたとえた語。 自然の風物をこよなく愛すること。また、隠居して自然と親しむことをいう。 「煙霞」はもやとか...
【四字熟語】 越畔之思 【読み方】 えっぱんのおもい 【意味】 自分の領分・職分を守って、他人の領域を侵さないようにする気持ち。 「畔」は田畑の境界のこと。それを超えないように心掛けることをいった言葉。 【語源・由来】 ...
【四字熟語】 雲烟飛動 【読み方】 うんえんひどう 【意味】 書画などの筆跡の優れて勢いの良いこと。 筆の運びが自由で生き生きしていること。 【語源・由来】 「雲烟」雲と霞「飛動」飛ぶように動いているさま 【典拠・出典】...
【四字熟語】 雲煙万里 【読み方】 うんえんばんり 【意味】 非常に遠く離れていることのたとえ。 【語源・由来】 「雲煙」雲や煙「万里」一万里ほどの極めて遠い距離 雲や煙が遥か彼方まで薄く長く伸びる様子から。 【典拠・出...
【四字熟語】 曳尾塗中 【読み方】 えいびとちゅう 【意味】 高貴な身分になって窮屈に生きるよりも、低い身分でいいから自由に生きたいということ。 【語源・由来】 「塗中」は泥の中。亀が尾を引きずって泥の中で生きる意から。...
【四字熟語】 燕巣幕上 【読み方】 えんそうばくじょう 【意味】 不安この上もないこと。 安定せずに非常に危険な状況のこと。 【語源・由来】 「燕巣」は燕の巣という意味で、「幕上」とは張ってある幕の上という意味です。 戦...
遠水近火の意味(語源由来・出典・類義語・英語訳) 【四字熟語】 遠水近火 【読み方】 えんすいきんか 【意味】 遠い場所にあるものは、一刻を争う差し迫った緊急事態の際に役に立たないということ。 【語源・由来】 近所が火事...
雲煙過眼の意味(語源由来・出典・類義語・対義語・英語訳) 【四字熟語】 雲煙過眼 【読み方】 うんえんかがん 【意味】 雲煙が目前を過ぎるのに心を動かさないように、物事に深く執着しないこと。 【語源・由来】 「雲煙」は、...
【四字熟語】 郢書燕説 【読み方】 えいしょえんせつ 【意味】 無理にこじつけること。 【語源・由来】 中国戦国時代、楚の都・郢の人が燕の国の宰相にあてて手紙を書かせていたとき、灯火が暗かったので、灯火を持つ者に「燭(し...
【四字熟語】 鳶飛魚躍 【読み方】 えんぴぎょやく 【意味】 万物が自然のあるべき姿に従い、自由に楽しんでいることのたとえ。またそのような自然の理の作用のこともいう。君主の恩徳が広く及び、人々がそれぞれの能力によって、そ...
【四字熟語】 鉛刀一割 【読み方】 えんとういっかつ 【意味】 鉛でできた切れ味の良くない刀でも、一度は物を断ち切ることができるという意味から、凡庸な人でもたまには力を発揮できる場面があるというたとえ。自分の力を謙遜して...
【四字熟語】 応病与薬 【読み方】 おうびょうよやく 【意味】 病状にあわせて、それに適した薬を与えること。人に応じて法を説くたとえ。 【語源・由来】 人の性質や素質、理解力など状況に応じて適切な指導をすること。また、状...
【四字熟語】 往事渺茫 【読み方】 おうじびょうぼう 【意味】 過去のことはぼうっとして、夢のように記憶が薄れてしまった。昔のことを振り返っていうことば。 【語源・由来】 「往事」は、過ぎ去った昔の事例。「渺茫」は、果て...
【四字熟語】 屋梁落月 【読み方】 おくりょうらくげつ 【意味】 沈みかけた月が暗雲を押し開いて、屋根の梁を照らし、再び光明を見い出すこと。友人を思う切ない心情をいう。 【語源・由来】 「落月」は沈んでいく月のこと。「屋...
【四字熟語】 英華発外 【読み方】 えいかはつがい 【意味】 内に秘めた美しさが、華やかな光となって外にあらわれる。精彩を放つこと。 【語源・由来】 「英華」は美しい花。転じて、物事のすぐれた美しさ。「発外」は外にあらわ...
【四字熟語】 淵広魚大 【読み方】 えんこうぎょだい 【意味】 上司が賢ければ、そこに集まる部下もまた賢明であることのたとえ。 【語源・由来】 川の淵が広く深ければ、そこには大きな魚がいるということから。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 猿猴捉月 【読み方】 えんこうそくげつ 【意味】 欲をおこして前後をわきまえず、無謀な行動をとって大失敗すること。身のほど知らずが、その結果身を滅ぼすことのたとえ。 【語源・由来】 「猴」はサル。「捉月」は...
【四字熟語】 煙視媚行 【読み方】 えんしびこう 【意味】 新婦を迎えて喜ぶ新郎のようす。 【語源・由来】 「煙視」は煙の中でものを見るように、目を細めて見ること。「媚行」はゆっくりと歩くことから。 【典拠・出典】 『呂...
【四字熟語】 鳶目兎耳 【読み方】 えんもくとじ 【意味】 よく見える目と、よく聞こえる耳。それを備えたジャーナリストなどをいう語。 【語源・由来】 トビの目は遠くのことまで目ざとく見つけることができ、うさぎの耳は、どん...
【四字熟語】 盈盈一水 【読み方】 えいえいいっすい 【意味】 男女が思いを交わしながら会うことができない苦しみやつらさをいうたとえ。 【語源・由来】 水が満ちあふれた一筋の川にへだてられた意から。「盈盈」は水が満ちあふ...
【四字熟語】 雲翻雨覆 【読み方】 うんぽんうふく 【意味】 世の人の態度や人情がうつろいやすいことのたとえ。手のひらを上に向けると雲になり、下に向けると雨になる意で、人の心が簡単に変わることをいう。 【語源・由来】 「...
【四字熟語】 烏飛兎走 【読み方】 うひとそう 【意味】 月日が慌ただしく過ぎていくこと 【語源・由来】 中国古代の伝説から 太陽には烏が住み、月には兎が住んでいるとされていた。太陽と月の動きを「烏飛」烏が飛び「兎走」兎...
【四字熟語】 烏兎怱怱 【読み方】 うとそうそう 【意味】 歳月、月日があっという間に過ぎてゆくこと。 光陰矢の如し 【語源・由来】 「烏兎」は太陽と月のこと。中国の伝説で太陽には三本足の鳥が、月には兎が住むと言われたこ...