菜圃麦隴【さいほばくろう】の意味と使い方や例文(語源由来)
【四字熟語】 菜圃麦隴 【読み方】 さいほばくろう 【意味】 水をたたえずに、野菜や穀類を栽培する農耕地、すなわち畑のこと。 【語源・由来】 「菜圃」は野菜を植えた畑、菜園。「麦隴」は麦畑の意味。「圃」ははたけ、「隴」は...
【四字熟語】 菜圃麦隴 【読み方】 さいほばくろう 【意味】 水をたたえずに、野菜や穀類を栽培する農耕地、すなわち畑のこと。 【語源・由来】 「菜圃」は野菜を植えた畑、菜園。「麦隴」は麦畑の意味。「圃」ははたけ、「隴」は...
【四字熟語】 犀舟勁檝 【読み方】 さいしゅうけいしゅう 【意味】 堅牢な船と強いかいのこと。 【語源・由来】 『後漢書』「張衡伝」より。「犀舟」は堅固な船のこと。「勁」は強いということ。「檝」は舟をこぐ櫂のこと。 【典...
【四字熟語】 孤峰絶岸 【読み方】 こほうぜつがん 【意味】 文章や詩などが他より格段にすぐれているたとえ。 【語源・由来】 孤立してそびえ立つ峰と切り立った崖の意味。 【典拠・出典】 『大唐新語』「文章」 孤峰絶岸(こ...
【四字熟語】 寤寐思服 【読み方】 ごびしふく 【意味】 寝ても冷めても忘れないこと。また、人を思う情が切ないこと。 【語源・由来】 「寤寐」は目覚めることと寝ること。「思服」は常に心に思って忘れないこと。 【典拠・出典...
【四字熟語】 孤独矜寡 【読み方】 こどくかんか 【意味】 四種の苦しみでうったえるところのない人。 【語源・由来】 「孤」は幼くして父を亡くした者。「独」は老いて子のない者。「矜」は老いて妻のない者。「寡」は老いて夫の...
【四字熟語】 虎擲竜挐 【読み方】 こてきりょうだ 【意味】 英雄が戦うたとえ。 【語源・由来】 李献能の詩より。虎と竜が激しく撃ちあうという意味。「擲」はなげうつ、撃つという意味。「挐」はつかむ、乱れ混じること。 【典...
【四字熟語】 胡孫入袋 【読み方】 こそんにゅうたい 【意味】 官職につくなどして自由を奪われるたとえ。また、自由にものごとができないたとえ。 【語源・由来】 「胡孫」は動物の猿のこと。猿が袋の中に入るという意味から。 ...
【四字熟語】 胡説乱道 【読み方】 こせつらんどう 【意味】 筋が通らないでたらめなことば。 【語源・由来】 「胡説」はでたらめな説のこと。「乱道」はよくない説を唱えて、道理を乱すこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ...
【四字熟語】 鼓舌揺脣 【読み方】 こぜつようしん 【意味】 盛んにしゃべりたてること。 【語源・由来】 「鼓舌」は舌を鳴らしてしゃべる、饒舌なこと。「揺脣」はくちびるを動かす、しゃべること。 【典拠・出典】 『荘子』「...
【四字熟語】 古人糟魄 【読み方】 こじんのそうはく 【意味】 言葉や文章では、聖人・賢人の本質を伝えることは不可能だということ。 【語源・由来】 「古人」は昔のすぐれた人のこと。「糟魄」は酒のしぼりかすのこと。今日に伝...
【四字熟語】 扇枕温被 【読み方】 せんちんおんぴ 【意味】 親孝行なことのたとえ。 【語源・由来】 夏には枕もとで扇であおいで涼しくし、冬には自分の体温で親の布団を温めてから、親を寝かせるという意味から。 【典拠・出典...
【四字熟語】 三枝之礼 【読み方】 さんしのれい 【意味】 親に対して礼儀と孝行を重んじること。 【語源・由来】 鳩は木の枝にとまるとき、親鳩より三本下の枝にとまって親に対する礼儀を守るということから。「鳩に三枝の礼あり...
【四字熟語】 懇到切至 【読み方】 こんとうせっし 【意味】 ねんごろに真心から親切を尽くすこと。真心を尽くし、十分に言い聞かせること。 【語源・由来】 「懇到」と「切至」はともにねんごろで十分に行き届くこと。 【典拠・...
【四字熟語】 経国大業 【読み方】 けいこくのたいぎょう 【意味】 文章は経国の大業(国家を治める大事な事業)であるということ。中国には政治家は一級の文人という伝統も。 【典拠・出典】 『文選』曹丕「典論」 経国大業(け...
【四字熟語】 流汗淋漓 【読み方】 りゅうかんりんり 【意味】 流れる汗がしたたり落ちる様子。 【語源・由来】 「流汗」は汗が流れること、「淋漓」は水や血や汗がしたたるという意味。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・流汗...
【四字熟語】 流汗滂沱 【読み方】 りゅうかんぼうだ 【意味】 汗が体中から流れ出て、したたり落ちること。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・流汗淋漓(りゅうかんりんり) 流汗滂沱(りゅうかんぼうだ)の使い方 流汗滂沱(...
【四字熟語】 風櫛雨沐 【読み方】 ふうしつうもく 【意味】 雨風にさらされて、苦労をすることのたとえ。 【語源・由来】 「風櫛」は風が髪をくしけずり、「雨沐」は雨が体を洗うこと。風雨にさらされながらも仕事で奔走すること...
【四字熟語】 彫心鏤骨 【読み方】 ちょうしんるこつ 【意味】 身を削るような苦労をすること。苦心して詩文をつくること。 【語源・由来】 「鏤」は彫りつける、ちりばめるという意味。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・苦心...
【四字熟語】 黒歯彫題 【読み方】 こくしちょうだい 【意味】 おはぐろをした歯と入れ墨をした額のこと。 【語源・由来】 「黒歯」は黒くそめた歯のこと。「題」は額のこと。「彫題」は、入れ墨をした額のこと。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 孤寡不穀 【読み方】 こかふこく 【意味】 王侯の自称。 【語源・由来】 「孤」と「寡」と「不穀」の三語からなる。ただし、「寡」は「寡人」ということが多い。いずれも王や諸侯のへりくだった自称。 【典拠・出典...
【四字熟語】 行屎走尿 【読み方】 こうしそうにょう 【意味】 ありふれた日常生活のたとえ。 【語源・由来】 「屎」は大便のこと。「尿」は小便のこと。便所で用を足すという意味から。 【典拠・出典】 - 行屎走尿(こうしそ...
【四字熟語】 孤雲野鶴 【読み方】 こうんやかく 【意味】 世俗から遠ざかった隠者のたとえ。名利を捨て、世俗から遠ざかった生き方。 【語源・由来】 「孤雲」は離れて浮かんでいる雲のこと、「野鶴」は群れから離れて住んでいる...
【四字熟語】 高楼大廈 【読み方】 こうろうたいか 【意味】 大きな建物のこと。豪壮な建物のこと。 【語源・由来】 「廈」は家、大きい建物のこと。「楼」は二階建て以上の建物のこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・大廈...
【四字熟語】 蛟竜毒蛇 【読み方】 こうりょうどくだ 【意味】 不気味で恐ろしいもののたとえ。 【語源・由来】 「蛟竜」はみずちと竜のこと。「蛟」は竜の一種で、大水を起こすとされる想像上の動物のこと。「毒蛇」は人に危害を...
【四字熟語】 黄粱一炊 【読み方】 こうりょういっすい 【意味】 一生が夢幻のようにはかないことのたとえ。 【語源・由来】 「黄粱」は粟の一種のおおあわのこと。「一炊」は粟飯を炊くほどの短い時間のこと。粟のかゆを炊く間の...
【四字熟語】 衡陽雁断 【読み方】 こうようがんだん 【意味】 音信が絶えることのたとえ。 【語源・由来】 「衡陽」は衡山(中国、湖南省にある山)の南のこと。「・・・陽」は「・・・」が山のときは南のこと。衡山の南にある回...
【四字熟語】 鴻門玉斗 【読み方】 こうもんのぎょくと 【意味】 漢の高祖劉邦が、鴻門で楚の項羽の家臣である范増に贈った玉製のひしゃくのこと。 【語源・由来】 劉邦と楚の項羽が鴻門で会見した際、劉邦が項羽の家臣である范増...
【四字熟語】 孔孟老荘 【読み方】 こうもうろうそう 【意味】 古代中国の四人の思想家、孔子、孟子、老子、荘子のことをいう。またその教え。 【典拠・出典】 - 孔孟老荘(こうもうろうそう)の使い方 孔孟老荘(こうもうろう...
【四字熟語】 黄霧四塞 【読み方】 こうむしそく 【意味】 黄色い霧が四方に満ち満ちる。天下が乱れる兆しのこと。 【典拠・出典】 『漢書』「成帝紀」 黄霧四塞(こうむしそく)の使い方 黄霧四塞(こうむしそく)の例文 総理...
【四字熟語】 黄茅白葦 【読み方】 こうぼうはくい 【意味】 黄色のちがやと白のあし。やせた土地の形容。 【語源・由来】 「茅」はちがや、イネ科の多年草で屋根を葺くのに用いる。「葦」は植物のあしのことで、イネ科の多年草。...
【四字熟語】 咬文嚼字 【読み方】 こうぶんしゃくじ 【意味】 文字使いなど表面的な技巧にばかりこだわって、文章の内容や意味をおろそかにすること。また、ぐずぐず言う。いろいろ言う。 知識をひけらかすような話し方や文章を弄...
【四字熟語】 光風霽月 【読み方】 こうふうせいげつ 【意味】 心が清らかでわだかまりがなく、爽快であること。 【語源・由来】 「霽」は晴れること。太陽の光の中を爽やかに吹く風と、雨上がりの澄みきった空に出る月のこと。 ...
【四字熟語】 黄髪番番 【読み方】 こうはつはは 【意味】 白髪が黄色味をおびるようになった老人のこと。知識や経験の深い老人のことをいう言葉。 【語源・由来】 「黄髪」は老人の黄色をおびた白髪のこと。「番番」は白髪のさま...
【四字熟語】 黄髪垂髫 【読み方】 こうはつすいちょう 【意味】 老人と子どものこと。 【語源・由来】 「黄髪」は老人の黄色をおびた白髪のこと。「垂髫」は子どものおさげ髪ということ。 【典拠・出典】 陶潜「桃花源記」 【...
【四字熟語】 侯覇臥轍 【読み方】 こうはがてつ 【意味】 立派な人の留任を希望して引き留めること。 【語源・由来】 「侯覇」は後漢の人の名前で善政を行ったとされている。「臥轍」は車の進路に人が伏して車をさえぎること。 ...
【四字熟語】 紅灯緑酒 【読み方】 こうとうりょくしゅ 【意味】 歓楽と飽食のたとえ。また、繁華街や歓楽街のようす。 【語源・由来】 「紅灯」は飲食街などの華やかな灯りのこと。「緑酒」は緑色に澄んだ酒(美酒)のこと。 【...
【四字熟語】 交頭接耳 【読み方】 こうとうせつじ 【意味】 ひそひそ話のこと。 【語源・由来】 「交頭」は頭を寄せ合う意味。「接耳」は耳を近づけて話すこと。 【典拠・出典】 『水滸伝』「一○」 交頭接耳(こうとうせつじ...
【四字熟語】 向天吐唾 【読み方】 こうてんとだ 【意味】 他人に害を加えようとして、逆に自分がその害を受けることになること。天に向かってつばを吐けば、そのつばは自分の顔に落ちてくるということ。「天に向かって唾を吐く」と...
【四字熟語】 口中雌黄 【読み方】 こうちゅうのしおう 【意味】 一度口にしたことをすぐに取り消して訂正するたとえ。転じてでまかせをいうこと。 【語源・由来】 「雌黄」は黄色の顔料のこと。昔の中国の紙は黄色だったので、誤...
【四字熟語】 黄中内潤 【読み方】 こうちゅうないじゅん 【意味】 才能や徳を表に出さず、内に秘めていること。 【語源・由来】 「黄」は五色(青、赤、黄、白、黒)の真ん中にあることから、中央を表す語とされ、「黄中」は人徳...
【四字熟語】 高談雄弁 【読み方】 こうだんゆうべん 【意味】 声高に談論すること。とうとうと議論すること。 【語源・由来】 「高談」は盛んに談論をすること。「雄弁」は力強く説得力のある弁舌のこと。 【典拠・出典】 杜甫...
【四字熟語】 高談闊歩 【読み方】 こうだんかっぽ 【意味】 自由に議論して、大股に歩くこと。気ままなさま。 【語源・由来】 「高談」は盛んに談論すること。「闊歩」は大股に歩く、自由に歩くという意味から、自由で得意な様子...
【四字熟語】 孔席墨突 【読み方】 こうせきぼくとつ 【意味】 物事に忙しく奔走して休む暇のないたとえ。「孔席暖まらず墨突黔まず」を略した言葉。 【語源・由来】 「孔」は儒家の孔子。「席」は座席。「墨」は思想家の墨子。「...
【四字熟語】 荒瘠斥鹵 【読み方】 こうせきせきろ 【意味】 土地が荒れ痩せていること。 【語源・理由】 「荒瘠」は土地が荒れ痩せていること。「斥」は干潟のこと。「鹵」は塩。塩分が含まれていて作物が育たない土地という意味...
【四字熟語】 鉤心闘角 【読み方】 こうしんとうかく 【意味】 建物が高く並び立ち、びっしりと密集している形容。鉤形にそりかえった屋根が中心に集まり、角のような軒先が隣と争っているようなさま。また、注意して心を配ることの...
【四字熟語】 向上機縁 【読み方】 こうじょうのきえん 【意味】 天に昇る機会。 【語源・由来】 「向上」は天に向かうという意味から、昇天するという意味。「機縁」は機会、おりという意味。 【典拠・出典】 『桃花扇』「入道...
【四字熟語】 鉤縄規矩 【読み方】 こうじょうきく 【意味】 物事や行為の標準・基準になるもののこと。物事の手本。 きまりのこと。 【語源・由来】 「鉤」は曲線を引く時に使う道具。「縄」は直線を引くための墨縄。「規」は円...
【四字熟語】 高車駟馬 【読み方】 こうしゃしば 【意味】 高位高官の地位にある人が乗るりっぱな車のこと。または、高貴な人のこと。 【語源・由来】 「高車」は高さのある立派な車。「駟馬」は四頭の馬に引かせる馬車のこと。 ...
【四字熟語】 巧言乱徳 【読み方】 こうげんらんとく 【意味】 巧みに飾った言葉は、人を惑わして徳の妨げになること。 【語源・由来】 「巧言」は相手に気に入られるように飾った言葉。「乱徳」は徳を乱すこと。口先ばかりで誠意...
【四字熟語】 黄絹幼婦 【読み方】 こうけんようふ 【意味】 「絶妙」の隠語。二人の判断がぴったり一致していることのたとえ、また、解釈などがきわめて正確なことのたとえ。すばらしい文章のたとえなどにも用いられる。 【語源・...
【四字熟語】 高軒寵過 【読み方】 こうけんちょうか 【意味】 貴人(身分の高い人)が訪ねてくること。 【語源・由来】 「高軒」は他人の車の敬称で、立派な車という意味。「寵過」は名誉ある来訪という意味。中国唐時代の詩人の...
【四字熟語】 皓月千里 【読み方】 こうげつせんり 【意味】 白く輝く月が千里のかなたまで照らしている様子。 【語源・由来】 「皓月」は白い月。明るく冴えわたった月のこと。「千里」は非常に長い距離のこと。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 敲金撃石 【読み方】 こうきんげきせき 【意味】 「金を敲き石を撃つ」とも読み、詩や文章の音の響きやリズムが美しいことのたとえ。 【語源・由来】 「敲金」は鐘などの金属の打楽器を敲くこと。「撃石」は磬などの...
【四字熟語】 巧偽拙誠 【読み方】 こうぎせっせい 【意味】 どんなに巧みに偽りごまかしても、下手でも誠意や真心のある言動にはかなわないということ。 【典拠・出典】 『説苑』「談叢」 【類義語】 ・巧詐拙誠(こうさせっせ...
【四字熟語】 光輝燦然 【読み方】 こうきさんぜん 【意味】 鮮やかに美しく光り輝くこと。 【語源・由来】 「光輝」は、光り輝くこと。「燦然」は、鮮やかに輝くさま。 【典拠・出典】 - 光輝燦然(こうきさんぜん)の使い方...
【四字熟語】 鴻雁哀鳴 【読み方】 こうがんあいめい 【意味】 流浪の民が、その苦しさを訴えることのたとえ。 【語源・由来】 「鴻雁」は、秋にやってくる渡り鳥のカリのことで、大きな種類のものを「鴻」、小さな種類のものを「...
【四字熟語】 口角飛沫 【読み方】 こうかくひまつ 【意味】 口からつばを飛ばすほどの激しい議論。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・口角流沫(こうかくりゅうまつ) 口角飛沫(こうかくひまつ)の使い方 口角飛沫(こうかく...
【四字熟語】 光焔万丈 【読み方】 こうえんばんじょう 【意味】 文章や議論に勢いがあり、素晴らしいことを意味する 【語源・由来】 「光焔」は光輝く炎を意味し、「万丈」は非常に高いことを意味する。炎が勢いよくどこまでも燃...
【四字熟語】 黄衣廩食 【読み方】 こういりんしょく 【意味】 黄色の衣を身に着け俸禄を受けるもの。宮中に仕える宦官のこと。 【語源・由来】 「黄衣」は宦官が着る服を意味し、「廩食」は官から支給される俸禄を指す。 【典拠...
【四字熟語】 堅白同異 【読み方】 けんぱくどうい 【意味】 まったく矛盾することを無理やりこじつけることのたとえ。詭弁を弄することのたとえ。 【語源・由来】 中国戦国時代、趙の公孫竜は「堅くて白い石は、目で見ると白いこ...
【四字熟語】 乾端坤倪 【読み方】 けんたんこんげい 【意味】 天地の果てのこと。 【典拠・出典】 韓愈「南海神廟碑」 乾端坤倪(けんたんこんげい)の使い方 乾端坤倪(けんたんこんげい)の例文 乾端坤倪まで探し続ければ、...
【四字熟語】 言笑自若 【読み方】 げんしょうじじゃく 【意味】 どのようなことがあっても、平然としているたとえ。 【語源・由来】 中国三国時代、蜀の武将の関羽は、かつて肘に受けた流れ矢の毒が骨にまわって、雨が降ると骨が...
【四字熟語】 玄裳縞衣 【読み方】 げんしょうこうい 【意味】 つるの姿の形容。転じて、つるの異名。黒のはかまと白い上着の意から。 【語源・由来】 「玄」は黒の意。「裳」はもすそ・したばかま。「縞」は白の意。また、白ぎぬ...
【四字熟語】 言者不知 【読み方】 げんしゃふち 【意味】 物事をほんとうに知っているものは言わないものだ。 【典拠・出典】 『老子』「五六章」 【類義語】 ・知者不言(ちしゃふげん) 言者不知(げんしゃふち)の使い方 ...
【四字熟語】 堅甲利兵 【読み方】 けんこうりへい 【意味】 非常に強い兵力のこと。 【語源・由来】 「甲」はよろい、また、よろいを身につけた兵士。「利」は鋭い意。「兵」は武器のこと。堅固なよろいと鋭利な武器の意。 【典...
【四字熟語】 元亨利貞 【読み方】 げんこうりてい 【意味】 易経で乾(けん)の卦(け)を説明する語。 【語源・由来】 「元」を万物の始、善の長、「亨」を万物の長、「利」を万物の生育、「貞」を万物の成就と解し、天の四徳と...
【四字熟語】 言行齟齬 【読み方】 げんこうそご 【意味】 言葉で表した内容と、その人の行動とが食い違うこと。 【語源・由来】 「言行」は言葉と行動。「齟齬」は食い違うこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・言行相反(...
【四字熟語】 剣戟森森 【読み方】 けんげきしんしん 【意味】 気性が人をぞっとさせるほど激しくきびしいさま。武器が多く並んでいて、 人をぞっとさせる意から。 【典拠・出典】 『北史』「李義深伝」 剣戟森森(けんげきしん...
【四字熟語】 元軽白俗 【読み方】 げんけいはくぞく 【意味】 唐の時代の詩風は軽薄で卑俗であるということ。 【典拠・出典】 蘇軾「祭柳子玉文」 元軽白俗(げんけいはくぞく)の使い方 元軽白俗(げんけいはくぞく)の例文 ...
【四字熟語】 懸河之弁 【読み方】 けんがのべん 【意味】 よどみなく、ほとばしるような弁舌のこと。 【語源・由来】 「懸河」は、傾斜がきつくて激流になっている川のこと。「弁」は、弁舌。激流のような勢いの弁舌の意から。「...
【四字熟語】 牽衣頓足 【読み方】 けんいとんそく 【意味】 非常につらい別れを惜しむことの形容。もと出征する兵士の家族が、兵士の服にすがり引き留め、足をばたばたさせて別れを悲しむ意から。 【典拠・出典】 杜甫「兵車行」...
【四字熟語】 血脈貫通 【読み方】 けつみゃくかんつう 【意味】 文章などの構成が終始一貫してよく統一がとれていること。身体中に血の流れがめぐり通じている意から転じていう。 【典拠・出典】 『大学蒙引』 【類義語】 ・一...
【四字熟語】 月中蟾蜍 【読み方】 げっちゅうのせんじょ 【意味】 中国古代の伝説で、月にすむといわれるヒキガエルのこと。 【語源・由来】 「月中」は、月の中。「蟾蜍」は、ヒキガエルのこと。中国で大昔、英雄の羿が女仙人の...
【四字熟語】 刖趾適屨 【読み方】 げっしてきく 【意味】 本末を取り違えて無理に物事行うこと。折合いを付けて無理に合わせること。目先のことにらわれて根本を考えないこと。 【語源・由来】 足が大きくて靴に入らないため、 ...
【四字熟語】 月卿雲客 【読み方】 げっけいうんかく 【意味】 公卿や殿上人のこと。また、高位高官のこと。 【語源・由来】 「月卿」は、もと天子を日に、臣下を月になぞらえて、大臣をいう。わが国では公卿をいう。「雲客」は殿...
【四字熟語】 月下推敲 【読み方】 げっかすいこう 【意味】 詩や文章を作るとき、その語句や表現などを何度も練り直すこと。「推」は、押す。「敲」は、物をたたく。詩句の「推」を「敲」にするかどうか迷うの意から。「推敲」の語...
【四字熟語】 厥角稽首 【読み方】 けっかくけいしゅ 【意味】 相手に対して最敬礼すること。 【語源・由来】 「厥」はぬかづくこと、「角」は額の骨、「稽首」は頭を地につけて礼をする意。 【典拠・出典】 『孟子』「尽心・下...
【四字熟語】 撃壌之歌 【読み方】 げきじょうのうた 【意味】 天下泰平で、人々が平和で安楽な暮らしを楽しんでいることのたとえ。 「壌」は、地面のことで、「撃壌」は、地面を足で踏みならして拍子をとること。 【語源・由来】...
【四字熟語】 形容枯槁 【読み方】 けいようここう 【意味】 顔だちがやせ衰えて生気がないさま。やつれること。 【語源・由来】 「形容」は、顔だち・容貌のこと。「枯」も「槁」も、枯れる。「枯槁」は、草木が枯れること。転じ...
【四字熟語】 鶏鳴之助 【読み方】 けいめいのたすけ 【意味】 内助の功のたとえ。もと国君に内助の功のある賢夫人があることをいう。 【語源・由来】 賢夫人が鶏が鳴くのを聞き、すでに朝で夫が出勤に遅れるとして夫を起こそうと...
【四字熟語】 形名参同 【読み方】 けいめいさんどう 【意味】 口に出して言うことと実際に起こす行動を一致させること。 【語源・由来】 「形」は、形となって現れた行為・行動。「名」は、口に出す、言い表すこと。「参同」は、...
【四字熟語】 刑鞭蒲朽 【読み方】 けいべんほきゅう 【意味】 世の中が平和なたとえ。 【語源・由来】 「刑鞭」は刑具として用いるむちのこと。「蒲」はがまの穂、「朽」は朽ちる、腐る意。中国後漢の劉寛は、打っても痛みが少な...
【四字熟語】 繋風捕影 【読み方】 けいふうほえい 【意味】 雲をつかむようなとりとめなくあてにならないたとえ。風をつなぎとめ、影をつかまえる意で、とてもできないことをいう。 【語源・由来】 「風を繋ぎ影を捕らう」とも読...
【四字熟語】 鶏皮鶴髪 【読み方】 けいひかくはつ 【意味】 老人のたとえ。また、年をとって容姿が衰えたさま。 【語源・由来】 「鶏皮」は、皮膚が鶏の皮のように張りを失ったさま。「鶴髪」は、鶴の羽のように髪が真っ白になっ...
【四字熟語】 卿相雲客 【読み方】 けいしょううんかく 【意味】 公卿 (くぎょう) と殿上人 (てんじょうびと) 。昇殿を許された官人。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・月卿雲客(げっけいうんかく) 卿相雲客(けいし...
【四字熟語】 霓裳羽衣 【読み方】 げいしょううい 【意味】 薄絹などで作った、女性の美しくて軽やかな衣装のこと。また、舞曲の名。もと西域から伝来したものという。一説に唐の玄宗が仙人と月宮に遊び、仙女の舞を見たが、玄宗は...
【四字熟語】 瓊枝栴檀 【読み方】 けいしせんだん 【意味】 徳の高い人のたとえ。また、すばらしい詩文のたとえ。 【語源・由来】 「瓊」は、玉。「瓊枝」は、美しい玉の実がなるという木のこと。「栴檀」は、香木の一種である白...
【四字熟語】 瓊枝玉葉 【読み方】 けいしぎょくよう 【意味】 天皇や天子の一族・子孫のたとえ。また、高貴な家の子弟のこと。 【語源・由来】 「瓊」は、光りかがやく玉。「枝」と「葉」は、木の枝、木の葉のこと。転じて、子孫...
【四字熟語】 荊山之玉 【読み方】 けいざんのぎょく 【意味】 優秀で賢い人のこと。 【語源・由来】 「荊山」は中国の山の名。荊山から出る宝玉の意。 【典拠・出典】 『文選』曹植「与楊徳祖書」 荊山之玉(けいざんのぎょく...
【四字熟語】 荊妻豚児 【読み方】 けいさいとんじ 【意味】 自分の妻子のことを謙遜していうことば。 【語源・由来】 「荊」は、イバラ(とげのある低木)のこと。「荊妻」は、中国の後漢の時代に梁鴻という人の妻がイバラのかん...
【四字熟語】 荊棘銅駝 【読み方】 けいきょくどうだ 【意味】 国の滅亡を嘆くことのたとえ。宮殿が破壊され尽くし、銅製のらくだがいばらの中にうち捨てられているのを嘆く意。 【語源・由来】 「銅駝の荊棘中に在るを歎く」の略...
【四字熟語】 荊棘叢裏 【読み方】 けいきょくそうり 【意味】 乱臣や悪臣のたとえ。 【語源・由来】 「荊棘」は、イバラなど、とげのある低木。とげがあることから転じて、障害・妨げになるもの、困難のたとえ。「叢裏」は、草む...
【四字熟語】 桂宮柏寝 【読み方】 けいきゅうはくしん 【意味】 桂の宮殿と柏の居室。美しい宮室のたとえ。 【語源・由来】 「桂」「栢はいずれも香木の名。「寝」は居室、また表座敷。 【典拠・出典】 鮑照 桂宮柏寝(けいき...
【四字熟語】 桂冠詩人 【読み方】 けいかんしじん 【意味】 イギリスで国王から任命され、王室のために慶弔に詩を作ることを義務とした詩人。現在は慶弔に詩を作ることは任意となり、終身年俸が与えられる。詩人としては最高の称号...
【四字熟語】 繋影捕風 【読み方】 けいえいほふう 【意味】 雲をつかむようなとりとめなくあてにならないたとえ。風をつなぎとめ、影をつなぎとめる意で、とてもできないことをいう。 【典拠・出典】 『漢書』「郊祀伝」 【類義...
【四字熟語】 君子三楽 【読み方】 くんしのさんらく 【意味】 君子の三つの楽しみ。父母が健在で兄弟も元気なこと。言動が正しく人や天に恥じるような後ろめたい点がないこと。すぐれた人材を教育して、立派な人物にする機会をもつ...
【四字熟語】 焄蒿悽愴 【読み方】 くんこうせいそう 【意味】 香気が立ちのぼって人の心を恐れおののかすこと。鬼神の気の形容。 【典拠・出典】 - 焄蒿悽愴(くんこうせいそう)の使い方 焄蒿悽愴(くんこうせいそう)の例文...
【四字熟語】 区区之心 【読み方】 くくのこころ 【意味】 自分の考えや心のことを謙遜していう言葉。 【語源・由来】 「区」は小さな区画という意味で、「区区」は小さくて取るにたらないということから、取るにたらない小さな心...
【四字熟語】 空即是色 【読み方】 くうそくぜしき 【意味】 固定的な実体がなく空(くう)であることで、はじめて現象界の万物が成立するということ。万物の真の姿は実体がなく空だが、その空は一方的にすべてを否定する虚無ではな...
【四字熟語】 空空漠漠 【読み方】 くうくうばくばく 【意味】 果てしもなく広いさま。また、とりとめもなくぼんやりしたさま。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・曖昧模糊(あいまいもこ) ・有耶無耶(うやむや) ・雲煙模糊...
【四字熟語】 金友玉昆 【読み方】 きんゆうぎょっこん 【意味】 他人の兄弟をほめていう語。すぐれた兄弟の意。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・玉昆金友(ぎょっこんきんゆう) ・玉友金昆(ぎょくゆうきんこん) 金友玉昆...
【四字熟語】 吟風弄月 【読み方】 ぎんぷうろうげつ 【意味】 自然の風物や景色を題材にして詩歌を作ること。 【典拠・出典】 『伊洛淵源録』 吟風弄月(ぎんぷうろうげつ)の使い方 吟風弄月(ぎんぷうろうげつ)の例文 健太...
【四字熟語】 銀盃羽化 【読み方】 ぎんぱいうか 【意味】 盗難にあうことのたとえ。 【語源・由来】 中国唐の時代、柳公権は著名な書家で、書を頼まれては莫大な金品を得ていたが、使用人の中にこれを盗む者があった。銀の盃の入...
【四字熟語】 金声玉振 【読み方】 きんせいぎょくしん 【意味】 才知や人徳が調和して、よく備わっているたとえ。すぐれた人物として大成することをいう。本来、鐘を鳴らして音楽を始め、磬を打って音楽をまとめ収束する意。 【語...
【四字熟語】 錦心繍口 【読み方】 きんしんしゅうこう 【意味】 詩文の才能にすぐれているたとえ。美しくすぐれた思いと言葉の意から。 【語源・由来】 「錦心」は錦のように美しい思いや心をいう。「繍口」は刺繍のように美しい...
【四字熟語】 禽獣夷狄 【読み方】 きんじゅういてき 【意味】 中国周辺にいる異民族を卑しんでいう語。 【語源由来】 「禽獣」は鳥やけだもの。「夷狄」は異民族・未開人の意。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・夷蛮戎狄(い...
【四字熟語】 金谷酒数 【読み方】 きんこくのしゅすう 【意味】 詩を作れない者に対して、罰として飲ませる酒のこと。 【故事】 中国の西晋の石崇が、別荘の金谷園で開いた宴会で、詩を作れなかった人に罰として酒を飲ませたとい...
【四字熟語】 謹言慎行 【読み方】 きんげんしんこう 【意味】 言葉や行いを慎重にすること。 【典拠・出典】 『礼記』「緇衣」 【類義語】 ・謹厳温厚(きんげんおんこう) ・謹厳実直(きんげんじっちょく) ・謹厳重厚(き...
【四字熟語】 勤倹尚武 【読み方】 きんけんしょうぶ 【意味】 よく働いて質素につとめ、武勇を尊び励むこと。 【語源由来】 「勤倹」は勤勉で倹約なこと。「尚」は尊ぶこと。武士たる者の生活態度として重んじられた考え方。 【...
【四字熟語】 金玉満堂 【読み方】 きんぎょくまんどう 【意味】 黄金や珠玉などの宝物が家の中に満ちあふれていること。 【典拠・出典】 『老子』「九章」 金玉満堂(きんぎょくまんどう)の使い方 金玉満堂(きんぎょくまんど...
【四字熟語】 琴歌酒賦 【読み方】 きんかしゅふ 【意味】 世間離れした優雅な遊びのたとえ。また、名誉や私欲と縁のない隠者の生活のたとえ。 【語源・由来】 「琴歌」は、琴を弾いて歌を歌うこと。「賦」は、詩を作ること、詩を...
【四字熟語】 槿花一朝 【読み方】 きんかいっちょう 【意味】 人の世のはかないことのたとえ。 【語源・由来】 ムクゲの花は朝咲いて、その日の夕方にはしぼんでしまうことから。「槿花」は、ムクゲの花。朝に開いて夕方にはしぼ...
【四字熟語】 金甌無欠 【読み方】 きんおうむけつ 【意味】 物事が完全で欠点がないたとえ。特に、外国からの侵略を受けたことがなく、安泰で堅固な国家や天子の位のたとえ。黄金の瓶に少しも欠け損じたところがない...
【四字熟語】 虚無縹渺 【読み方】 きょむひょうびょう 【意味】 何物もない空間が、無辺際に広がっている様子の形容。 【語源・由来】 「虚無」は何もないこと。「縹渺」は広々としている様。 遠くはるかに見えるさま。。 【典...
【四字熟語】 挙足軽重 【読み方】 きょそくけいちょう 【意味】 ある人のわずかな挙動が全体に影響を及ぼすたとえ。小さな動きが全体に大きな影響を及ぼすたとえ。二つの勢力の間にあって第三者が左右どちらかに少し足を挙げて踏み...
【四字熟語】 玉葉金枝 【読み方】 ぎょくようきんし 【意味】 天子の一族や子孫のたとえ。また、美しい雲の形容。また、花樹の枝葉が金玉のように美しく茂る意。 【典拠・出典】 『古今注』「輿服」 【類義語】 ・金枝玉葉(き...
【四字熟語】 曲眉豊頬 【読み方】 きょくびほうきょう 【意味】 美しい眉と、ふっくらとしたほお。美人の形容。 【語源・由来】 「曲眉」は三日月のように曲がっている眉のことで、美しい眉のたとえ。「豊頬」は柔らかそうな頬の...
【四字熟語】 曲突徙薪 【読み方】 きょくとつししん 【意味】 災いが起こるのを未然に防ぐことのたとえ。煙突を曲げ薪をかたわらに移して、火事になることを防ぐ意から。 【語源・由来】 ある家で、かまどの煙突が突き出していて...
【四字熟語】 玉兎銀蟾 【読み方】 ぎょくとぎんせん 【意味】 月のこと。 【語源・由来】 「玉兎」は月にすむといううさぎ。「銀蟾」は月にすむというひきがえる。それぞれ転じて、月の意。 【典拠・出典】 白居易「中秋月」 ...
【四字熟語】 跼天蹐地 【読み方】 きょくてんせきち 【意味】 恐れおののいてびくびくすること。ひどく恐れて身の置き所のないこと。また、世間をはばかって暮らすこと。天は高いのに身をかがめ、大地は厚いのに抜き足差し足でそっ...
【四字熟語】 玉蟾金兎 【読み方】 ぎょくせんきんと 【意味】 月の別名。 【語源・由来】 「玉兎」は、伝説で月にいるというウサギ。転じて、月の異称。「銀蟾」は、伝説で月にいるというヒキガエル。転じて、月の異称。 【典拠...
【四字熟語】 曲折浮沈 【読み方】 きょくせつふちん 【意味】 道や川などが曲がりくねること。また、種々込み入っていて複雑なこと。事情が込み入っていて解決に手間どること。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・紆余曲折(うよ...
【四字熟語】 曲水流觴 【読み方】 きょくすいりゅうしょう 【意味】 屈曲した小川の流れに杯を浮かべ、それが自分の前を流れ過ぎてしまわないうちに詩歌を作り、杯の酒を飲むという風雅な遊び。もと陰暦三月三日(また、上巳の日)...
【四字熟語】 挙棋不定 【読み方】 きょきふてい 【意味】 物事を行うのに一定の方針がないまま、その場その場で適当に処理するたとえ。また、物事を行うのになかなか決断できないことのたとえ。本来は、碁石を手に持ち上げたものの...
【四字熟語】 嚮壁虚造 【読み方】 きょうへききょぞう 【意味】 根拠もないのに、むやみにありもしない物、または情況を作り出すこと。 【語源・由来】 中国の観の時代、孔子が以前に住んでいた壁からでた古文の経書について、当...
【四字熟語】 尭風舜雨 【読み方】 ぎょうふうしゅんう 【意味】 尭帝や舜帝のような聖天子の恵みが天下に行き渡っているのを風雨にたとえていう語。転じて、天下太平の世の意。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・尭雨舜風(ぎょ...
【四字熟語】 尭年舜日 【読み方】 ぎょうねんしゅんじつ 【意味】 天下泰平の世の中であることのたとえ。 【語源・由来】 「尭」は帝尭、「舜」は帝舜で、いずれも中国古代にいたとされる伝説上の聖天子。帝尭や帝舜が治めていた...
【四字熟語】 胸中成竹 【読み方】 きょうちゅうのせいちく 【意味】 ある物事を始めるときに、あらかじめ見通しをつけて、準備を整えておくこと。 【語源・由来】 「胸中」は、胸のうち。「成竹」は、すでにできあがっている竹の...
【四字熟語】 尭鼓舜木 【読み方】 ぎょうこしゅんぼく 【意味】 為政者は人民の諫めの言葉をよく聞くべきことのたとえ。また、広く人の善言をよく聞き入れるべきことのたとえ。尭帝の設けた太鼓と舜帝の立てた木札の意から。 【故...
【四字熟語】 狂言綺語 【読み方】 きょうげんきご 【意味】 道理に合わない言葉や、巧みに表面だけを飾った言葉。転じて、虚構や文飾の多い小説・物語・戯曲などを卑しめていう語。 【語源・由来】 「狂言」は道理に外れた言葉。...
【四字熟語】 強幹弱枝 【読み方】 きょうかんじゃくし 【意味】 中央政府に権力を集中させて、地方の権限を抑え弱めるたとえ。幹たるべき中央政府を強くし、枝たるべき地方政権を弱くする意から。 【語源・由来】 「幹」を中央政...
【四字熟語】 鏡花水月 【読み方】 きょうかすいげつ 【意味】 はかない幻のたとえ。目には見えるが、手に取ることのできないもののたとえ。また、感じ取れても説明できない奥深い趣のたとえ。詩歌・小説などの奥深い味わいのたとえ...
【四字熟語】 矯角殺牛 【読み方】 きょうかくさつぎゅう 【意味】 少しばかりの欠点を直そうとして、かえって全体をだめにしてしまうたとえ。 【語源・由来】 牛の角は曲がった形をしているものであり、それをまっすぐに正そうと...
【四字熟語】 空谷跫音 【読み方】 くうこくのきょうおん 【意味】 孤独な暮らしをしているとき、思いがけず知人が訪れたり、珍しい便りをもらうなどの喜びのたとえ。 【語源・由来】 「空谷」は人気のない寂しい谷。「跫音」は足...
【四字熟語】 朽木糞土 【読み方】 きゅうぼくふんど 【意味】 朽ちた木は彫刻できず、腐った壁は塗りかえができない。精神のくさった人間は教育のしようがないことにいう。「朽木は雕るべからず、糞土の牆は檣はぬるべからず」を略...
【四字熟語】 朽木糞牆 【読み方】 きゅうぼくふんしょう 【意味】 怠け者のたとえ。手の施しようのないものや、役に立たない無用なもののたとえ。また、腐った木には彫刻できないし、腐りくずれた土塀は上塗りができないように、怠...
【四字熟語】 吸風飲露 【読み方】 きゅうふういんろ 【意味】 仙人などの清浄な暮らしのこと。人間の食べている五穀を食べずに、風を吸い露を飲んで生活する意から。 【語源・由来】 食べ物を食べず、風を吸って、露だけを飲んで...
【四字熟語】 釜底游魚 【読み方】 ふていのゆうぎょ 【意味】 死が目前に迫っていることのたとえ。 【語源・由来】 釜の中で煮られる直前の魚ということから。 【典拠・出典】 『後漢書』「張綱伝」 【類義語】 ・小水之魚(...
【四字熟語】 小水之魚 【読み方】 しょうすいのうお 【意味】 僅かな水の中に棲んでいる魚の意から、死が目の前に迫っていることのたとえ。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・涸轍鮒魚(こてつのふぎょ) ・轍鮒之急(てっぷの...
【四字熟語】 魚鱗之陣 【読み方】 ぎょりんのじん 【意味】 中央が突出した、魚の鱗のような形の陣形。 【語源・由来】 兵法の八陣の一つ。 【典拠・出典】 - 魚鱗之陣(ぎょりんのじん)の使い方 魚鱗之陣(ぎょりんのじん...
【四字熟語】 魚菽之祭 【読み方】 ぎょしゅくのまつり 【意味】 粗末な祭り。 【語源・由来】 「菽」は豆類の食べ物。 【典拠・出典】 『春秋公羊伝』「哀公六年」 魚菽之祭(ぎょしゅくのまつり)の使い方 魚菽之祭(ぎょし...
【四字熟語】 魚質竜文 【読み方】 ぎょしつりょうぶん 【意味】 表面的には似ていても、実際には違う。 【語源・由来】 本当は魚であるが、見かけは竜のようである。という意味から。 【典拠・出典】 『抱朴子』「呉失」 魚質...
【四字熟語】 得魚忘筌 【読み方】 とくぎょぼうせん 【意味】 魚を捕ってしまうと、その道具の筌のことなど忘れてしまうということ。転じて、目的を達すると、それまでに役立ったもの、手段を忘れてしまうことのたとえ。 【語源・...
【四字熟語】 呑波之魚 【読み方】 どんぱのうお 【意味】 善悪にかかわらず、常人をはるかに超えた才能をもつ大物。 【語源・由来】 船を呑みこむほど大きな魚の意。 【典拠・出典】 「荘子」庚桑楚 【類義語】 ・呑舟之魚(...
【四字熟語】 魚爛土崩 【読み方】 ぎょらんどほう 【意味】 国家や物事が内側から壊れてなくなること。 【語源・由来】 「魚爛」は魚が腐ること。「土崩」は積んだ土が崩れ落ちること。 【典拠・出典】 『文選』陳琳「為曹洪与...
【四字熟語】 呑舟之魚 【読み方】 どんしゅうのうお 【意味】 善悪にかかわらず、常人をはるかに超えた才能をもつ大物。 【語源・由来】 船を呑みこむほど大きな魚の意。 【典拠・出典】 『荘子』「庚桑楚」 【類義語】 ・呑...
【四字熟語】 土崩魚爛 【読み方】 どほうぎょらん 【意味】 国や物事が崩れ壊れること。 【語源・由来】 「土崩」は積みあげた土塀などが崩れること。「魚爛」は魚が腐ること。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・魚爛土崩(ぎ...
【四字熟語】 史魚屍諫 【読み方】 しぎょしかん 【意味】 史魚のように、自らの亡骸によって主君をいさめること。 【語源・由来】 「史魚」は人物の名前。「屍諫」は死体を使いいさめるという意味。 【典拠・出典】 『韓詩外伝...
【四字熟語】 池魚故淵 【読み方】 ちぎょこえん 【意味】 故郷を懐かしく思うこと。 【語源・由来】 池の魚は生まれた池を懐かしく思うということから。 【典拠・出典】 陶潜「帰園田居」 【類義語】 ・羈鳥旧林(きちょうき...
【四字熟語】 窮鳥入懐 【読み方】 きゅうちょうにゅうかい 【意味】 窮地に陥った人が助けを求めてくること。窮地に陥った人が助けを求めてきたら、見捨てずに救うのが人の道だということのたとえ。「窺鳥懐に入る」という形で使う...
【四字熟語】 九腸寸断 【読み方】 きゅうちょうすんだん 【意味】 非常につらく悲しい思いのこと。 【語源・由来】 「九腸」は腸全体のこと。 「寸断」は細かくたくさんに切ること。内臓がばらばらに千切れるような、つらい悲し...
【四字熟語】 宮車晏駕 【読み方】 きゅうしゃあんが 【意味】 天子の崩御。 【語源・由来】 「宮車」は天子の車。「晏駕」は夜になって霊柩車が墓に向かって出発すること。天子が朝廷に来ないことを、夜になれば来るだろうと願う...
【四字熟語】 窮山幽谷 【読み方】 きゅうざんゆうこく 【意味】 人里を遠く離れた、ひっそりと静まった山や谷。 【語源由来】 「窮」と「幽」はどちらも奥深いという意味。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・窺山通谷(きゅう...
【四字熟語】 泣斬馬謖 【読み方】 きゅうざんばしょく 【意味】 大きな目的のためには信頼している部下でも、私情を捨てて、厳正な処分をすること。規律を保つためには、優秀な者であってもやむを得ず処罰しなければならないことの...
【四字熟語】 丘山之功 【読み方】 きゅうざんのこう 【意味】 偉大な功績を譬えて言った言葉。丘や山のように大きな功績の意味。丘や山のように大きな功績という意味から。小さな石や土を数多く積み重ねて出来た丘や山ということか...
【四字熟語】 九皐鳴鶴 【読み方】 きゅうこうのめいかく 【意味】 賢人は身を隠しても,その名声は広く世間に自然に知れ渡るということ。「九皐」は山の奥深い場所にある沼沢。山奥にある沼沢で美しい鳴き声の鶴が鳴くという意味か...
【四字熟語】 九棘三槐 【読み方】 きゅうきょくさんかい 【意味】 三公九卿。政界の最高幹部のこと。 【語源・由来】 「九棘」は中国の九郷の別称。「三槐」は中国の三公の別称。中国の周の時代に、君主が朝廷の庭の三公の位置を...
【四字熟語】 魚網鴻離 【読み方】 ぎょもうこうり 【意味】 求めるものが得られず、求めていないものが得られるたとえ。求めていたものとは違う意外なものが手に入るたとえ。魚を捕らえようと網を張ってあったのに鴻がかかる意から...
【四字熟語】 竜騰虎闘 【読み方】 りょうとうことう 【意味】 力の伯仲する二者が、力を尽くして激しく戦うこと。雌雄を決するような激戦を繰り広げること。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・竜虎相搏(りょうこそうはく) ・...
【四字熟語】 竜頭鷁首 【読み方】 りょうとうげきしゅ 【意味】 天子や貴人の乗る船。また、立派な船。竜の彫り物や鷁の頭を船首・船側につけた船。風流を楽しむ船。 【語源・由来】 「鷁」は水鳥の名。風波に耐えてよく飛ぶとこ...
【四字熟語】 封豕長蛇 【読み方】 ほうしちょうだ 【意味】 貪欲で残酷な人や国のたとえ。大きな豚と長い蛇の意。 【語源・由来】 「封」は大きい意。「豕」は豚、いのししの意。 【典拠・出典】 『春秋左氏伝』「定公四年」 ...
【四字熟語】 斗折蛇行 【読み方】 とせつだこう 【意味】 道や川がいくつにも折れ曲がって、くねくねと続くさま。また、そこを進むこと。 【語源・由来】 「斗折」は、北斗七星の柄杓の柄のように折れ曲がること。「蛇行」は蛇の...
【四字熟語】 打草驚蛇 【読み方】 だそうきょうだ 【意味】 草をたたいてその奥にいる蛇を驚かす意から、あるものを懲らしめることによって、他のものに警告するたとえ。後に、よけいなことをして、かえってつまらない災難を受ける...
【四字熟語】 春蚓秋蛇 【読み方】 しゅんいんしゅうだ 【意味】 春のミミズや秋のヘビのように、字も行も、うねうねと曲がりくねっていること。字がへたなことのたとえ。 【典拠・出典】 「晋書」王羲之伝 春蚓秋蛇(しゅんいん...
【四字熟語】 麟鳳亀竜 【読み方】 りんぽうきりょう 【意味】 太平の世になると現れると信じられていた四種の霊獣・霊鳥。麒麟、鳳凰、亀、竜のこと。転じて、非常にまれで珍しいもの、聖人・賢者のたとえ。 【語源・由来】 麒麟...
【四字熟語】 麟子鳳雛 【読み方】 りんしほうすう 【意味】 将来性のある子供のたとえ。麒麟の子と鳳凰のひなの意から。 【語源・由来】 麒麟も鳳凰も想像上の動物で霊獣・霊鳥とされ、これらが現れると、めでたい兆しとされた。...
【四字熟語】 鸞翔鳳集 【読み方】 らんしょうほうしゅう 【意味】 すぐれた才能をもった人が集まり来るたとえ。 【典拠・出典】 傅咸「申壊賦」 鸞翔鳳集(らんしょうほうしゅう)の使い方 鸞翔鳳集(らんしょうほうしゅう)の...
【四字熟語】 焚琴煮鶴 【読み方】 ふんきんしゃかく 【意味】 琴を焼いてつるを煮る意で、殺風景なこと。また、風流心のないことのたとえ。 【語源・由来】 「焚」は焼く意。 【典拠・出典】 『義山雑纂』李商隠「殺風景」 【...
【四字熟語】 鵠面鳩形 【読み方】 こくめんきゅうけい 【意味】 飢えてやせ細り、やつれているたとえ。 【語源・由来】 「鵠面」は、やせはてて、白鳥の顔のように、細くとがっているさま。「鳩形」は、やせはてて胸が突き出て鳩...
【四字熟語】 鵲巣鳩占 【読み方】 じゃくそうきゅうせん 【意味】 他人の地位や成功を横取りすること。または、嫁いできた女性が夫の家をわが家とすることのたとえ。巣作りが得意な鵲の巣に鳩が住み着くという意味。 【典拠・出典...
【四字熟語】 鳩首凝議 【読み方】 きゅうしゅぎょうぎ 【意味】 人々が集まり、額を寄せ合って熱心に相談すること。 【語源・由来】 「鳩首」は人が顔を合わせて集まること。「鳩」は集めるという意味。「凝議」は真剣に話合うこ...
【四字熟語】 随珠弾雀 【読み方】 ずいしゅだんじゃく 【意味】 使い方や使うものが適切ではないこと。または、利益が少なく損失が多いこと。 【語源・由来】 「随珠」は随侯が大蛇を助けたときに贈られたとされる伝説の宝玉で、...
【四字熟語】 鳧趨雀躍 【読み方】 ふすうじゃくやく 【意味】 喜んで小躍りするさま。 【語源・由来】 「鳧趨」はカモが小走りに歩く。このとき、カモの体が左右に揺れ踊るようにみえることから。「雀躍」はスズメが踊ること。ま...
【四字熟語】 鳥尽弓蔵 【読み方】 ちょうじんきゅうぞう 【意味】 目的が達せられた後には、それまで重用されていた者が捨てられるということのたとえ。 【語源・由来】 鳥を射尽くしてしまうと、不必要となった弓がしまわれてし...
【四字熟語】 鳥語花香 【読み方】 ちょうごかこう 【意味】 春ののどかな情景、風物のこと。 【語源・由来】 鳥の鳴き声と花の香りの意から。 【典拠・出典】 呂本中「庵居」 【類義語】 ・桃紅柳緑(とうこうりゅうりょく)...
【四字熟語】 長頸烏喙 【読み方】 ちょうけいうかい 【意味】 首が長く口がとがっていること。 【語源・由来】 「烏」はカラス。このような人相をした人物はカラスのように強欲・陰険で、苦労を共にすることはできても安楽を共に...
【四字熟語】 慈悲心鳥 【読み方】 じひしんちょう 【意味】 カッコウ目の鳥、ジュウイチの別名。夏の季語。 【語源・由来】 オスの鳴き声が「慈悲心」と聞こえることから。 【典拠・出典】 - 慈悲心鳥(じひしんちょう)の使...
【四字熟語】 四鳥別離 【読み方】 しちょうべつり 【意味】 親子の悲しい別れ。巣立つ四羽のひな鳥を見送る親鳥の別れの悲しみの意から。「四鳥」は四羽のひな鳥。 【語源・由来】 孔子が早朝に悲鳴のような泣き声を聞き、高弟の...
【四字熟語】 慈烏反哺 【読み方】 じうはんぽ 【意味】 子が親の恩に報いて孝養を尽くすこと。親孝行のたとえ。情け深いからすが幼いときの恩を忘れず、老いた親に口移しで餌を与える意から。 【語源・由来】 「慈烏」はからすの...
【四字熟語】 素車白馬 【読み方】 そしゃはくば 【意味】 白い車と白い馬の意で、中国で葬儀に用いられた馬車のこと。 【語源・由来】 「素車」は飾りがなく、着色を施さない車。白木の車。「白馬」は「素車」を引く白い馬。降参...
【四字熟語】 走馬看花 【読み方】 そうばかんか 【意味】 物事の表面だけ見て、本質を理解しないこと。うわべの理解だけで、満足していること。 【語源・由来】 もとは科挙(官吏登用試験)に合格した者が馬を走らせ、得意げに都...
【四字熟語】 寸馬豆人 【読み方】 すんばとうじん 【意味】 小さな馬と豆粒ほどの人の姿のこと。絵画に小さく描かれた、遠くに見える人馬のこと。 【語源・由来】 「寸」は、長さの単位で約三センチ。「寸」も「豆」も、小さいこ...
【四字熟語】 車轍馬跡 【読み方】 しゃてつばせき 【意味】 車や馬の通り過ぎた跡。天子などの巡遊した跡。 【典拠・出典】 「春秋左氏伝」昭公一二年 車轍馬跡(しゃてつばせき)の使い方 車轍馬跡(しゃてつばせき)の例文 ...
【四字熟語】 四月馬鹿 【読み方】 しがつばか 【意味】 エイプリルフールのこと。4月1日に嘘をついても許されるという風習において騙された馬鹿者のこと。 【語源・由来】 由来は複数あり。 ①ノアの箱舟の話から、ノアが、彷...
【四字熟語】 魚竜爵馬 【読み方】 ぎょりょうしゃくば 【意味】 1 古代中国で行われた演芸の一。大魚が竜になってうねり歩いたり、大雀や馬の形をしたものが走ったりするなど珍奇な趣向をこらしたもの。 2 ぜいたくで珍奇な遊...
【四字熟語】 鳩居鵲巣 【読み方】 きゅうきょじゃくそう 【意味】 努力しないで、要領よく他人の成功や地位を横取りするたとえ。また、人の家に仮住まいするたとえ。 【語源・由来】 巣作りが得意な鵲の巣に鳩が住み着くという意...
【四字熟語】 面張牛皮 【読み方】 めんちょうぎゅうひ 【意味】 面の皮の厚いことのたとえ。非常に厚かましいこと。鉄面皮。面に牛皮を張る意から。 【典拠・出典】 『源平盛衰記』「一八」 面張牛皮(めんちょうぎゅうひ)の使...
【四字熟語】 馬牛襟裾 【読み方】 ばぎゅうきんきょ 【意味】 学識のない者、礼儀知らずな者をののしっていう語。馬や牛が人の衣服を着たようなものという意から。 【語源・由来】 「襟裾」はえりとすそ。転じて、衣服を着ること...
【四字熟語】 牛頭馬頭 【読み方】 ごずめず 【意味】 地獄にいるという獄卒(地獄で罪人を責めさいなむ鬼)のこと。また、地獄の獄卒のように情け容赦のない人のこと。 【語源・由来】 仏教のことば。獄卒は頭が牛や馬の形で、か...
【四字熟語】 呼牛呼馬 【読み方】 こぎゅうこば 【意味】 相手の言うのにまかせて、自分では逆らわないことのたとえ。「牛と呼び馬と呼ぶ」とも読む。 【語源・由来】 相手が自分を牛と呼べば自分は牛だと思い、馬だと呼ばれれば...
【四字熟語】 鶏口牛後 【読み方】 けいこうぎゅうご 【意味】 大きな集団や組織の末端にいるより、小さくてもよいから長となって重んじられるほうがよいということ。「寧ろ鶏口と為るも、牛後と為る無かれ」の略。「鶏口」は鶏の口...
【四字熟語】 兎起鶻落 【読み方】 ときこつらく 【意味】 野うさぎが巣穴から素早く走り出したり、はやぶさが急降下して獲物を捕らえたりする様子。転じて、書画や文章の勢いがあることのたとえ。 【語源・由来】 「鶻」は鳥のは...
【四字熟語】 守株待兎 【読み方】 しゅしゅたいと 【意味】 いたずらに古い習慣やしきたりにとらわれて、融通がきかないたとえ。また、偶然の幸運をあてにする愚かさのたとえ。木の切り株を見守って兎を待つ意から。 【語源・由来...
【四字熟語】 羊腸小径 【読み方】 ようちょうしょうけい 【意味】 羊の腸のように、曲がりくねっている山の小道のこと。 【語源・由来】 「径」は道のことで、羊の腸のような道という意味から。 【典拠・出典】 - 【類義語】...
【四字熟語】 羊很狼貪 【読み方】 ようこんろうどん 【意味】 命令に従わずに道理に背き、狼のように欲深いこと。 【典拠・出典】 『史記』「項羽紀」 羊很狼貪(ようこんろうどん)の使い方 羊很狼貪(ようこんろうどん)の例...
【四字熟語】 羊裘垂釣 【読み方】 ようきゅうすいちょう 【意味】 羊のかわごろもを身につけ、釣り糸をたれること。隠者の形容。「裘」はかわごろも、「釣」は釣り針の意。 【語源・由来】 羊のかわごろもを着て釣り糸を垂れるこ...
【四字熟語】 屠羊之肆 【読み方】 とようのし 【意味】 羊を殺してその肉を売る店のこと。 【語源・由来】 「屠」は牛馬を殺すこと。「肆」はここでは店のこと。 【典拠・出典】 『史記』「譲王」 屠羊之肆(とようのし)の使...
【四字熟語】 牛鬼蛇神 【読み方】 ぎゅうきだしん 【意味】 妖怪や鬼神。もとは怪しげでとりとめがなく、幻のような作風・作品のたとえ。どうにも奇妙でしまりがないさま。容貌の醜いたとえとして用いられることもある。 【語源由...
【四字熟語】 旧雨今雨 【読み方】 きゅううこんう 【意味】 古い友人と新しい友人のこと。 【語源・由来】 中国語の音で「雨」(ウ、yǔ)「友」(ウ、yoǔ)はともに音が通じるところから、友人のことをしゃれて言った言葉。...
【四字熟語】 帰命頂礼 【読み方】 きみょうちょうらい 【意味】 地に頭をつけて礼拝し、深く帰依の情をあらわすこと。心から仏に帰依すること。 【語源・由来】 「帰命」は命懸けで仏の教えを信じて従うこと。「頂礼」は古代イン...