口耳之学【こうじのがく】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)
【四字熟語】 口耳之学 【読み方】 こうじのがく 【意味】 他人から聞いた学問の内容を、自分でよく理解せずにそのまま人に伝える学問のたとえ。 【語源・由来】 他人の受け売りで聞いたことの意味をよく考えることもせず、そのま...
【四字熟語】 口耳之学 【読み方】 こうじのがく 【意味】 他人から聞いた学問の内容を、自分でよく理解せずにそのまま人に伝える学問のたとえ。 【語源・由来】 他人の受け売りで聞いたことの意味をよく考えることもせず、そのま...
【四字熟語】 曠日弥久 【読み方】 こうじつびきゅう 【意味】 長い期間なにもせずに、無駄な日々を過ごすこと。または、むだに時間を過ごして事を長引かせること。 【語源・由来】 「曠日」は多くの月日を経ること。また、むだに...
【四字熟語】 好事多魔 【読み方】 こうじたま 【意味】 よい出来事にはじゃまが入りやすいこと。 【語源・由来】 「魔」は、困難や妨害、じゃまの意。男女の交際などで邪魔が入ったり、もめごとが起きたりしてうまくいかないこと...
【四字熟語】 行尸走肉 【読み方】 こうしそうにく 【意味】 才能や学問もなく、何の役にも立たない無能な人のたとえ。 【語源・由来】 「尸」は死体のこと。歩く屍と走る肉という意味で、どちらも魂のない肉体だけの存在という意...
【四字熟語】 口耳講説 【読み方】 こうじこうせつ 【意味】 人の話を聞いて、十分に理解しないままにすぐ人に話すこと。受け売りのこと。 【語源・由来】 「口耳」は口と耳の間の距離のこと。「講説」は説き明かすこと。 【典拠...
【四字熟語】 高山流水 【読み方】 こうざんりゅうすい 【意味】 すぐれて巧みな音楽、絶妙な演奏のたとえ。また、自分を理解してくれる真の友人のたとえ。または、けがれのない澄んだ自然のこと。 【語源・由来】 中国の春秋時代...
【四字熟語】 高山景行 【読み方】 こうざんけいこう 【意味】 徳が高く素晴らしい人、品性や行いが立派なもののたとえ。 【語源・由来】 人々が上を向いて見る高い山と、人々の規範となる大きな道という意味。 素晴らしい人格の...
【四字熟語】 幸災楽禍 【読み方】 こうさいらくか 【意味】 他人の不幸を喜ぶこと。 【語源・由来】 「幸災」は人の災難を幸福として喜ぶこと。「楽禍」は災いを招くことを楽しむこと。 【典拠・出典】 『春秋左氏伝』「僖公一...
【四字熟語】 鴻鵠之志 【読み方】 こうこくのこころざし 【意味】 大人物の志(こころざし)、遠大な志のこと。また、小人物には大人物の志は理解できないことのたとえ。 【語源・由来】 大人物の遠大な考え。「鴻」は、おおとり...
【四字熟語】 膏肓之疾 【読み方】 こうこうのしつ 【意味】 不治の病、難病のこと。または、物事に夢中になりすぎて、やめられないこと。 【語源・由来】 「膏」は心臓の下の部分、「肓」は心臓の下、横隔膜の上の部分。「疾」は...
【四字熟語】 槁項黄馘 【読み方】 こうこうこうかく 【意味】 痩せて細くなった首すじと、酷くやつれた顔。 【語源・由来】 「槁項」はやつれて細くなった首筋のことで、「黄馘」は疲労で黄色くなった顔の意味。 貧困などのため...
【四字熟語】 巧言乱徳 【読み方】 こうげんらんとく 【意味】 巧みに飾った言葉は、人を惑わして徳の妨げになること。 【語源・由来】 「巧言」は相手に気に入られるように飾った言葉。「乱徳」は徳を乱すこと。口先ばかりで誠意...
【四字熟語】 黄絹幼婦 【読み方】 こうけんようふ 【意味】 「絶妙」の隠語。二人の判断がぴったり一致していることのたとえ、また、解釈などがきわめて正確なことのたとえ。すばらしい文章のたとえなどにも用いられる。 【語源・...
【四字熟語】 高軒寵過 【読み方】 こうけんちょうか 【意味】 貴人(身分の高い人)が訪ねてくること。 【語源・由来】 「高軒」は他人の車の敬称で、立派な車という意味。「寵過」は名誉ある来訪という意味。中国唐時代の詩人の...
【四字熟語】 高下在心 【読み方】 こうげざいしん 【意味】 物事の成否は自分自身の心がけ次第で決まるということ。また、賞罰などを自分の思うままにすること。 【語源・由来】 「高下」は、高いことと低いこと。転じて、価値や...
【四字熟語】 敲金撃石 【読み方】 こうきんげきせき 【意味】 「金を敲き石を撃つ」とも読み、詩や文章の音の響きやリズムが美しいことのたとえ。 【語源・由来】 「敲金」は鐘などの金属の打楽器を敲くこと。「撃石」は磬などの...
【四字熟語】 綱挙網疏 【読み方】 こうきょもうそ 【意味】 物事の根本をつかむことを大事にして、細かな事についてはこだわらないこと。また、大きな悪事の根本を追及することに専念して、小さな悪事は見逃すこと。 【語源・由来...
【四字熟語】 巧偽拙誠 【読み方】 こうぎせっせい 【意味】 どんなに巧みに偽りごまかしても、下手でも誠意や真心のある言動にはかなわないということ。 【典拠・出典】 『説苑』「談叢」 【類義語】 ・巧詐拙誠(こうさせっせ...
【四字熟語】 紅顔可憐 【読み方】 こうがんかれん 【意味】 時の流れが無常であることのたとえ。 【語源・由来】 「紅顔」は、血色がよく皮膚がつやつやした顔。転じて、元気でかわいらしい若者のこと。「可憐」は、愛らしいさま...
【四字熟語】 鴻雁哀鳴 【読み方】 こうがんあいめい 【意味】 流浪の民が、その苦しさを訴えることのたとえ。 【語源・由来】 「鴻雁」は、秋にやってくる渡り鳥のカリのことで、大きな種類のものを「鴻」、小さな種類のものを「...
【四字熟語】 広厦万間 【読み方】 こうかばんげん 【意味】 非常に大きな家のたとえ。転じて、貧しい人々を庇護することのたとえ。 【語源・由来】 「厦」は、大きな家。「広厦」は、広くて大きな家のこと。「間」は、柱と柱の間...
【四字熟語】 高牙大纛 【読み方】 こうがだいとう 【意味】 高い地位のしるし。 【語源・由来】 「高牙」は、象牙の飾りをつけた旗のことで、軍隊の本陣のしるし。「大纛」は、牛の尾やキジの羽などで飾った大きな旗のこと。貴人...
【四字熟語】 膏火自煎 【読み方】 こうかじせん 【意味】 財産や才能などがあることで、かえって災いを招くたとえ。 【語源・由来】 「膏」はあぶら、「煎」は焼くや炒ることで、あぶらの火は燃やすと明るくなり、その力を発揮す...
【四字熟語】 光焔万丈 【読み方】 こうえんばんじょう 【意味】 文章や議論に勢いがあり、素晴らしいことを意味する 【語源・由来】 「光焔」は光輝く炎を意味し、「万丈」は非常に高いことを意味する。炎が勢いよくどこまでも燃...
【四字熟語】 挙一明三 【読み方】 こいちみょうさん 【意味】 賢くて理解が早いことのたとえ。 【語源・由来】 一つのことを挙げれば、三つのことを明察するの意から。 【典拠・出典】 『碧巌録』 【類義語】 ・挙一反三(き...
【四字熟語】 黔驢之技 【読み方】 けんろのぎ 【意味】 自分の稚拙な腕前を自覚せずに示して恥をかくこと。また、見かけ倒しの劣った腕前・技量。 【語源・由来】 ある人が、ろばのいない黔州にろばを連れて行き、山の麓でそれを...
【四字熟語】 牽攣乖隔 【読み方】 けんれんかいかく 【意味】 心は互いに引かれあいながら遠く隔たっていること。 【典拠・出典】 白居易「与微之書」 牽攣乖隔(けんれんかいかく)の使い方 牽攣乖隔(けんれんかいかく)の例...
【四字熟語】 彦倫鶴怨 【読み方】 げんりんかくえん 【意味】 彦倫が北山から去り、俗人となっては、ツルも恨み悲しむだろうと、孔稚珪(こうちけい)が揶揄したこと。 【典拠・出典】 『文選』孔稚珪「北山移文」 彦倫鶴怨(げ...
【四字熟語】 賢良方正 【読み方】 けんりょうほうせい 【意味】 賢く善良で行いが正しいこと。また、その人。また、漢唐以降の官吏登用試験の科目の名。 【語源・由来】 「賢良」は賢く善良なこと。「方正」は行いが正しいこと。...
【四字熟語】 肩摩轂撃 【読み方】 けんまこくげき 【意味】 人や車の往来が激しいこと。混雑していること。 【語源・由来】 「肩摩」は肩と肩がこすれること。「轂撃」は車のこしき同士がぶつかること。人の肩が擦れあい、車のこ...
【四字熟語】 玄圃積玉 【読み方】 げんぽせきぎょく 【意味】 美しい文章のたとえ。 【語源・由来】 「積玉」は積み重なっている宝石。たくさんの宝石のように美しいという意味から。 【典拠・出典】 『晋書』「陸機伝」 玄圃...
【四字熟語】 剣抜弩張 【読み方】 けんばつどちょう 【意味】 情勢が緊迫して今にも戦いがはじまりそうなたとえ。また、書道で筆力がはげしくて気迫がこもっているたとえ。 【典拠・出典】 『漢書』「王莽伝・下」 【類義語】 ...
【四字熟語】 堅白同異 【読み方】 けんぱくどうい 【意味】 まったく矛盾することを無理やりこじつけることのたとえ。詭弁を弄することのたとえ。 【語源・由来】 中国戦国時代、趙の公孫竜は「堅くて白い石は、目で見ると白いこ...
【四字熟語】 堅忍質直 【読み方】 けんにんしっちょく 【意味】 何事にも我慢強く堪え忍び、飾り気がなくまっすぐな気性をしているさま。また、その性質のこと。 【語源・由来】 「堅忍」は我慢強いこと。「質直」は真面目で正直...
【四字熟語】 堅忍果決 【読み方】 けんにんかけつ 【意味】 強い意志で堪え忍び、いったん決めると思い切って断行すること。また、そのような性質。 【語源・由来】 「堅忍」は意志がきわめて強く、じっと堪え忍ぶこと。我慢強い...
【四字熟語】 懸頭刺股 【読み方】 けんとうしこ 【意味】 苦労して勉学にはげむことのたとえ。また、眠気をこらえて勉強することのたとえ。 【語源・由来】 「懸頭」は、中国漢の時代、孫敬が眠気をこらえるために、天井の梁から...
【四字熟語】 乾端坤倪 【読み方】 けんたんこんげい 【意味】 天地の果てのこと。 【典拠・出典】 韓愈「南海神廟碑」 乾端坤倪(けんたんこんげい)の使い方 乾端坤倪(けんたんこんげい)の例文 乾端坤倪まで探し続ければ、...
【四字熟語】 阮籍青眼 【読み方】 げんせきせいがん 【意味】 阮籍は俗世にこだわらない人であったが、自分の気に入った人は黒い目で迎え、世俗にとらわれた気にいらない人には白い目で応対したこと。 【典拠・出典】 『晋書』「...
【四字熟語】 言笑自若 【読み方】 げんしょうじじゃく 【意味】 どのようなことがあっても、平然としているたとえ。 【語源・由来】 中国三国時代、蜀の武将の関羽は、かつて肘に受けた流れ矢の毒が骨にまわって、雨が降ると骨が...
【四字熟語】 玄裳縞衣 【読み方】 げんしょうこうい 【意味】 つるの姿の形容。転じて、つるの異名。黒のはかまと白い上着の意から。 【語源・由来】 「玄」は黒の意。「裳」はもすそ・したばかま。「縞」は白の意。また、白ぎぬ...
【四字熟語】 言者不知 【読み方】 げんしゃふち 【意味】 物事をほんとうに知っているものは言わないものだ。 【典拠・出典】 『老子』「五六章」 【類義語】 ・知者不言(ちしゃふげん) 言者不知(げんしゃふち)の使い方 ...
【四字熟語】 妍姿艶質 【読み方】 けんしえんしつ 【意味】 華やかで美しい姿。 【語源・由来】 「妍」と「艶」はどちらも色っぽいこと。「質」は生まれた時からもっていること。 【典拠・出典】 白居易「李夫人」 妍姿艶質(...
【四字熟語】 堅甲利兵 【読み方】 けんこうりへい 【意味】 非常に強い兵力のこと。 【語源・由来】 「甲」はよろい、また、よろいを身につけた兵士。「利」は鋭い意。「兵」は武器のこと。堅固なよろいと鋭利な武器の意。 【典...
【四字熟語】 元亨利貞 【読み方】 げんこうりてい 【意味】 易経で乾(けん)の卦(け)を説明する語。 【語源・由来】 「元」を万物の始、善の長、「亨」を万物の長、「利」を万物の生育、「貞」を万物の成就と解し、天の四徳と...
【四字熟語】 拳拳服膺 【読み方】 けんけんふくよう 【意味】 人の教えや言葉などを、心にしっかりと留めて決して忘れないこと。両手で物を大切にささげ持って胸につける意から。 【語源・由来】 「拳拳」は両手でうやうやしく捧...
【四字熟語】 蹇蹇匪躬 【読み方】 けんけんひきゅう 【意味】 自分のことは後回しにして苦労を重ね、主人に尽くすこと。 【語源・由来】 「蹇蹇」は忠義を尽くすさま。また、非常な困難を身を苦しめて救うさま。「匪」は非に同じ...
【四字熟語】 見賢思斉 【読み方】 けんけんしせい 【意味】 賢人を見ては自分もそのような人になりたいと思うこと。 【典拠・出典】 『論語』「里仁」 見賢思斉(けんけんしせい)の使い方 見賢思斉(けんけんしせい)の例文 ...
【四字熟語】 剣戟森森 【読み方】 けんげきしんしん 【意味】 気性が人をぞっとさせるほど激しくきびしいさま。武器が多く並んでいて、 人をぞっとさせる意から。 【典拠・出典】 『北史』「李義深伝」 剣戟森森(けんげきしん...
【四字熟語】 元軽白俗 【読み方】 げんけいはくぞく 【意味】 唐の時代の詩風は軽薄で卑俗であるということ。 【典拠・出典】 蘇軾「祭柳子玉文」 元軽白俗(げんけいはくぞく)の使い方 元軽白俗(げんけいはくぞく)の例文 ...
【四字熟語】 阮簡曠達 【読み方】 げんかんこうたつ 【意味】 人柄が大らかなたとえ。 【典拠・出典】 『蒙求』「阮簡曠達」 阮簡曠達(げんかんこうたつ)の使い方 阮簡曠達(げんかんこうたつ)の例文 ともこちゃんは阮簡曠...
【四字熟語】 懸河之弁 【読み方】 けんがのべん 【意味】 よどみなく、ほとばしるような弁舌のこと。 【語源・由来】 「懸河」は、傾斜がきつくて激流になっている川のこと。「弁」は、弁舌。激流のような勢いの弁舌の意から。「...
【四字熟語】 懸崖撒手 【読み方】 けんがいさっしゅ 【意味】 勇気をふるい、思いきって何かをすることのたとえ。 【典拠・出典】 『無門関』「三二」 【類義語】 ・大死一番(だいしいちばん) 懸崖撒手(けんがいさっしゅ)...
【四字熟語】 牽衣頓足 【読み方】 けんいとんそく 【意味】 非常につらい別れを惜しむことの形容。もと出征する兵士の家族が、兵士の服にすがり引き留め、足をばたばたさせて別れを悲しむ意から。 【典拠・出典】 杜甫「兵車行」...
【四字熟語】 言易行難 【読み方】 げんいこうなん 【意味】 口で言うのはたやすいが、言った事を実行するのはなかなかむずかしいということ。 【典拠・出典】 『塩鉄論』「利議」 言易行難(げんいこうなん)の使い方 言易行難...
【四字熟語】 兼愛無私 【読み方】 けんあいむし 【意味】 自他の区別なく、広く人を愛して区別がないこと。中国戦国時代の墨子の思想。 【典拠・出典】 『荘子』「天道」 【類義語】 ・一視同仁(いっしどうじん) ・怨親平等...
【四字熟語】 兼愛交利 【読み方】 けんあいこうり 【意味】 人を区別なく広く愛し、互いに利益を与え合うこと。中国戦国時代の墨子の思想。 【語源・由来】 「兼愛」は区別なく愛すること。博愛。孔子など儒家の説く仁愛を、差別...
【四字熟語】 月中蟾蜍 【読み方】 げっちゅうのせんじょ 【意味】 中国古代の伝説で、月にすむといわれるヒキガエルのこと。 【語源・由来】 「月中」は、月の中。「蟾蜍」は、ヒキガエルのこと。中国で大昔、英雄の羿が女仙人の...
【四字熟語】 結縄之政 【読み方】 けつじょうのまつりごと 【意味】 古代の政治のこと。 【語源・由来】 上古、まだ文字がなかった時代には、大事には大縄を結び、小事には小縄を結んで、いろいろな意志を伝達し、記憶に役立てた...
【四字熟語】 月卿雲客 【読み方】 げっけいうんかく 【意味】 公卿や殿上人のこと。また、高位高官のこと。 【語源・由来】 「月卿」は、もと天子を日に、臣下を月になぞらえて、大臣をいう。わが国では公卿をいう。「雲客」は殿...
【四字熟語】 月下推敲 【読み方】 げっかすいこう 【意味】 詩や文章を作るとき、その語句や表現などを何度も練り直すこと。「推」は、押す。「敲」は、物をたたく。詩句の「推」を「敲」にするかどうか迷うの意から。「推敲」の語...
【四字熟語】 厥角稽首 【読み方】 けっかくけいしゅ 【意味】 相手に対して最敬礼すること。 【語源・由来】 「厥」はぬかづくこと、「角」は額の骨、「稽首」は頭を地につけて礼をする意。 【典拠・出典】 『孟子』「尽心・下...
【四字熟語】 激濁揚清 【読み方】 げきだくようせい 【意味】 清らかなもの、善なるものを揚げて、にごったもの、不正なものを取り除くことのたとえ。 【語源・由来】 「濁」は、濁った流れのことから転じて、不正や悪徳のこと。...
【四字熟語】 撃壌之歌 【読み方】 げきじょうのうた 【意味】 天下泰平で、人々が平和で安楽な暮らしを楽しんでいることのたとえ。 「壌」は、地面のことで、「撃壌」は、地面を足で踏みならして拍子をとること。 【語源・由来】...
【四字熟語】 桂林一枝 【読み方】 けいりんのいっし 【意味】 人柄が立派ですぐれていることのたとえ。自分の出世を謙遜していうことば。 【語源・由来】 中国晋の時代、郤詵が、雍州刺史という地方長官に任命されたときに、武帝...
【四字熟語】 軽慮浅謀 【読み方】 けいりょせんぼう 【意味】 あさはかで軽々しい考えや計略。 【語源・由来】 「軽慮」は軽々しい考え。あさはかな考え。「浅謀」はあさはかな計画。考えの浅い計略。 【典拠・出典】 『史記』...
【四字熟語】 形容枯槁 【読み方】 けいようここう 【意味】 顔だちがやせ衰えて生気がないさま。やつれること。 【語源・由来】 「形容」は、顔だち・容貌のこと。「枯」も「槁」も、枯れる。「枯槁」は、草木が枯れること。転じ...
【四字熟語】 鶏鳴之助 【読み方】 けいめいのたすけ 【意味】 内助の功のたとえ。もと国君に内助の功のある賢夫人があることをいう。 【語源・由来】 賢夫人が鶏が鳴くのを聞き、すでに朝で夫が出勤に遅れるとして夫を起こそうと...
【四字熟語】 形名参同 【読み方】 けいめいさんどう 【意味】 口に出して言うことと実際に起こす行動を一致させること。 【語源・由来】 「形」は、形となって現れた行為・行動。「名」は、口に出す、言い表すこと。「参同」は、...
【四字熟語】 刑鞭蒲朽 【読み方】 けいべんほきゅう 【意味】 世の中が平和なたとえ。 【語源・由来】 「刑鞭」は刑具として用いるむちのこと。「蒲」はがまの穂、「朽」は朽ちる、腐る意。中国後漢の劉寛は、打っても痛みが少な...
【四字熟語】 繋風捕影 【読み方】 けいふうほえい 【意味】 雲をつかむようなとりとめなくあてにならないたとえ。風をつなぎとめ、影をつかまえる意で、とてもできないことをいう。 【語源・由来】 「風を繋ぎ影を捕らう」とも読...
【四字熟語】 軽諾寡信 【読み方】 けいだくかしん 【意味】 軽々しく物事を引き受ける者は約束を守らないことが多く、信用できないということ。 【語源・由来】 「軽諾」は気軽に引き受けること。安請け合い。「寡信」は信用が少...
【四字熟語】 傾側偃仰 【読み方】 けいそくえんぎょう 【意味】 世間の片隅で、世の中の流れにまかせて暮らすこと。 【語源・由来】 「傾側」は、片隅にいることから転じて、世間の片隅で生きること。「偃仰」は、伏したり仰いだ...
【四字熟語】 蛍窓雪案 【読み方】 けいそうせつあん 【意味】 苦労しながら勉学にはげむこと。また、そのさま。 【語源・由来】 「蛍窓」は、蛍の光で明るい窓のこと。「案」は、机で、「雪案」は、雪明かりで机の上が明るいこと...
【四字熟語】 景星鳳凰 【読み方】 けいせいほうおう 【意味】 聖人や賢人が世に現れる兆しのこと。 【語源・由来】 「景星」は、めでたい星。「鳳凰」は、想像上の鳥。中国では古代から、聖天子が世に出ると現れるとされるもの。...
【四字熟語】 霓裳羽衣 【読み方】 げいしょううい 【意味】 薄絹などで作った、女性の美しくて軽やかな衣装のこと。また、舞曲の名。もと西域から伝来したものという。一説に唐の玄宗が仙人と月宮に遊び、仙女の舞を見たが、玄宗は...
【四字熟語】 鶏尸牛従 【読み方】 けいしぎゅうしょう 【意味】 大きな集団や組織の末端にいるより、小さくてもよいから長となって重んじられるほうがよいということ。 【語源・由来】 中国戦国時代、遊説家の蘇秦が韓王に、小国...
【四字熟語】 荊山之玉 【読み方】 けいざんのぎょく 【意味】 優秀で賢い人のこと。 【語源・由来】 「荊山」は中国の山の名。荊山から出る宝玉の意。 【典拠・出典】 『文選』曹植「与楊徳祖書」 荊山之玉(けいざんのぎょく...
【四字熟語】 荊釵布裙 【読み方】 けいさいふくん 【意味】 粗末な服装のたとえ。女性のつつましさにいう。「荊釵」はいばらのかんむり、「布裙」は布のもすその意。 【語源・由来】 中国後漢の梁鴻の妻の孟光が、いつも質素でい...
【四字熟語】 刑故無小 【読み方】 けいこむしょう 【意味】 故意に犯した罪は小さな罪でも刑罰を与えること。故意による罪を罰するのに、その犯した罪が小さいということは問題にならないという意から。 【語源・由来】 「故」は...
【四字熟語】 傾国美女 【読み方】 けいこくのびじょ 【意味】 絶世の美女のこと。 【語源・由来】 「傾国」は、国を傾けること。君主の心をまどわし、その色香に溺れて国政を忘れてしまうほどの美女という意から。 【典拠・出典...
【四字熟語】 桂玉之艱 【読み方】 けいぎょくのかん 【意味】 よそから物価の高い都会に来て、生活難に悩みながら暮らすことのたとえ。また、都会に出てきて苦学することのたとえ。 【語源・由来】 中国戦国時代、遊説家の蘇秦が...
【四字熟語】 荊棘銅駝 【読み方】 けいきょくどうだ 【意味】 国の滅亡を嘆くことのたとえ。宮殿が破壊され尽くし、銅製のらくだがいばらの中にうち捨てられているのを嘆く意。 【語源・由来】 「銅駝の荊棘中に在るを歎く」の略...
【四字熟語】 桂宮柏寝 【読み方】 けいきゅうはくしん 【意味】 桂の宮殿と柏の居室。美しい宮室のたとえ。 【語源・由来】 「桂」「栢はいずれも香木の名。「寝」は居室、また表座敷。 【典拠・出典】 鮑照 桂宮柏寝(けいき...
【四字熟語】 傾危之士 【読み方】 けいきのし 【意味】 詭弁を弄して国を傾け、危うくする者のこと。また、危険人物のこと。 【語源・由来】 「傾危」は、傾いて危ないこと。また、傾けて危なくすること。中国戦国時代、遊説家と...
【四字熟語】 繋影捕風 【読み方】 けいえいほふう 【意味】 雲をつかむようなとりとめなくあてにならないたとえ。風をつなぎとめ、影をつなぎとめる意で、とてもできないことをいう。 【典拠・出典】 『漢書』「郊祀伝」 【類義...
【四字熟語】 形影相同 【読み方】 けいえいそうどう 【意味】 心の善悪がその行動にあらわれること。体が曲がれば影も曲がり、体がまっすぐになれば影もまっすぐになるように、 【語源・由来】 「形」と「影」はいつも同じである...
【四字熟語】 形影相弔 【読み方】 けいえいそうちょう 【意味】 頼るべき人がいず、孤独でさびしいさま。また、だれもたずねて来ないのでさびしいさま。 【語源・由来】 「形影」は、からだとその影のこと。転じて、常に寄り添っ...
【四字熟語】 経営惨憺 【読み方】 けいえいさんたん 【意味】 心をくだき、悩ましてあれこれ考え計画すること。もと、唐の画家の曹覇が絵の構図をあれこれ苦心して考えたことをいう。 【語源・由来】 「惨憺」は心を悩ますこと。...
【四字熟語】 群竜無首 【読み方】 ぐんりょうむしゅ 【意味】 人材は揃っているが、統率者になるほどの人がいず、物事がうまく行かないこと。 【語源・由来】 「群竜」は、竜の群れのことから転じて、多くの人材のたとえ。「無首...
【四字熟語】 君側之悪 【読み方】 くんそくのあく 【意味】 君主のそばに仕えている悪人のこと。また、ひそかに悪だくみを考えている側近の臣下。 【語源・由来】 「君側」は、君主のそば。「悪」は悪人のこと。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 君子不器 【読み方】 くんしふき 【意味】 器物はある用途にのみ有効であるが、君子はそうした一能一芸にのみすぐれるのではなく、広く何事にも通用する才能をもつということ。「君子は器ならず」とも訓読する。 【語...
【四字熟語】 君子万年 【読み方】 くんしばんねん 【意味】 君子(徳の高い人)長寿であること。または長寿を祈る語。 【語源・由来】 「君子」は徳の高い人、人格者のこと。「万年」は一万年のことで、長い年月のたとえ。 【典...
【四字熟語】 君子三楽 【読み方】 くんしのさんらく 【意味】 君子の三つの楽しみ。父母が健在で兄弟も元気なこと。言動が正しく人や天に恥じるような後ろめたい点がないこと。すぐれた人材を教育して、立派な人物にする機会をもつ...
【四字熟語】 君子三戒 【読み方】 くんしのさんかい 【意味】 君子がつつしまなければいけない三つの戒めのこと。君子たる者は若いときは色欲を戒め、壮年時代には人と争うことを戒め、年取ってからは欲深にならないように戒めなけ...
【四字熟語】 君子三畏 【読み方】 くんしのさんい 【意味】 天命・徳の高い人・聖人の言葉という君子がおそれ慎むべき三つのこと。 【語源・由来】 「君子」は人格者、「畏」は敬うこと。 【典拠・出典】 『論語』「季氏」 君...
【四字熟語】 君子九思 【読み方】 くんしのきゅうし 【意味】 君子である者が思い心がけるべき九つのこと。 【語源・由来】 「君子」とは人格者のこと。「九思」はいつも忘れないように心にある九つのこと。物を見るときは細かい...
【四字熟語】 群軽折軸 【読み方】 ぐんけいせつじく 【意味】 微細なものでも数多く集まれば大きなものになるたとえ。 【語源・由来】 「群」は多いことや多くの人、「軸」は車の軸のことで、きわめて軽いものでも多く積めば重く...
【四字熟語】 群疑満腹 【読み方】 ぐんぎまんぷく 【意味】 心が多くの疑問でいっぱいになること。また、多くの人がみな疑いの心を抱くこと。 【語源・由来】 「群」は多いことや大勢の人、「疑」は疑いの気持ちを持つこと。「満...
【四字熟語】 群蟻附羶 【読み方】 ぐんぎふせん 【意味】 利益のあるところに人が群がり集まることを卑しむこと。 「群蟻、羶に附く」とも訓読する。 【語源・由来】 「羶」とは羊の生肉や生臭い肉で、それに蟻が集まるというこ...
【四字熟語】 狗吠緇衣 【読み方】 くはいしい 【意味】 いつも着ている服装を変えると怪しまれてしまうこと。 【語源・由来】 「狗吠」は、犬が吠えること。また、その声。「緇衣」は、黒い衣服。楊朱(ようしゅ)の弟の楊布(よ...
【四字熟語】 苦肉之計 【読み方】 くにくのはかりごと 【意味】 苦しまぎれに考えついた手段や方法、策略のこと。 【語源・由来】 。三国時代、赤壁の戦いで呉の黄蓋が魏のスパイの前で、自らの意思で刑を受け、見限っての投降と...
【四字熟語】 愚者一得 【読み方】 ぐしゃのいっとく 【意味】 愚か者でも、ときには役に立つような知恵を発揮するということのたとえ。 【典拠・出典】 『史記』「淮陰侯伝」 【類義語】 ・千慮一得(せんりょのいっとく) 愚...
【四字熟語】 愚公移山 【読み方】 ぐこういざん 【意味】 何事も根気よく努力を続ければ、最後には成功することのたとえ。 【語源・由来】 愚公という老人の家の前に二つの大きな山があり、どこに行くにも迂回しなければいけなか...
【四字熟語】 区区之心 【読み方】 くくのこころ 【意味】 自分の考えや心のことを謙遜していう言葉。 【語源・由来】 「区」は小さな区画という意味で、「区区」は小さくて取るにたらないということから、取るにたらない小さな心...
【四字熟語】 空即是色 【読み方】 くうそくぜしき 【意味】 固定的な実体がなく空(くう)であることで、はじめて現象界の万物が成立するということ。万物の真の姿は実体がなく空だが、その空は一方的にすべてを否定する虚無ではな...
【四字熟語】 銀盃羽化 【読み方】 ぎんぱいうか 【意味】 盗難にあうことのたとえ。 【語源・由来】 中国唐の時代、柳公権は著名な書家で、書を頼まれては莫大な金品を得ていたが、使用人の中にこれを盗む者があった。銀の盃の入...
【四字熟語】 金声玉振 【読み方】 きんせいぎょくしん 【意味】 才知や人徳が調和して、よく備わっているたとえ。すぐれた人物として大成することをいう。本来、鐘を鳴らして音楽を始め、磬を打って音楽をまとめ収束する意。 【語...
【四字熟語】 錦心繍口 【読み方】 きんしんしゅうこう 【意味】 詩文の才能にすぐれているたとえ。美しくすぐれた思いと言葉の意から。 【語源・由来】 「錦心」は錦のように美しい思いや心をいう。「繍口」は刺繍のように美しい...
【四字熟語】 金城湯池 【読み方】 きんじょうとうち 【意味】 非常に守りの堅いたとえ。また、他から付け入り攻め込みにくい堅固な備えのたとえ。 【語源・由来】 「金城」は金で築いた堅固な城。「湯池」は熱湯をたぎらせた堀の...
【四字熟語】 錦上添花 【読み方】 きんじょうてんか 【意味】 善美なものの上に、さらに善美なものを加えること。本来、美しい錦の上に、さらに美しい花を添える意。よいもの、美しいもの、めでたいことなどが重なることに用いる。...
【四字熟語】 禽困覆車 【読み方】 きんこんふくしゃ 【意味】 弱い者でも、窮地に立ち必死になれば、とてつもない力を発揮する事が出来る。 【典拠・出典】 『戦国策』「韓策」 【類義語】 ・窮鼠噛猫(きゅうそごうびょう) ...
【四字熟語】 金谷酒数 【読み方】 きんこくのしゅすう 【意味】 詩を作れない者に対して、罰として飲ませる酒のこと。 【故事】 中国の西晋の石崇が、別荘の金谷園で開いた宴会で、詩を作れなかった人に罰として酒を飲ませたとい...
【四字熟語】 謹言慎行 【読み方】 きんげんしんこう 【意味】 言葉や行いを慎重にすること。 【典拠・出典】 『礼記』「緇衣」 【類義語】 ・謹厳温厚(きんげんおんこう) ・謹厳実直(きんげんじっちょく) ・謹厳重厚(き...
【四字熟語】 金玉満堂 【読み方】 きんぎょくまんどう 【意味】 黄金や珠玉などの宝物が家の中に満ちあふれていること。 【典拠・出典】 『老子』「九章」 金玉満堂(きんぎょくまんどう)の使い方 金玉満堂(きんぎょくまんど...
【四字熟語】 琴棋書画 【読み方】 きんきしょが 【意味】 教養のある人のたしなみのこと。琴を弾き、碁を打ち、書を書き、絵を描くことで、風雅な人のたしなみとされた。 【典拠・出典】 何延之「蘭亭記」 【類義語】 ・琴棋詩...
【四字熟語】 琴歌酒賦 【読み方】 きんかしゅふ 【意味】 世間離れした優雅な遊びのたとえ。また、名誉や私欲と縁のない隠者の生活のたとえ。 【語源・由来】 「琴歌」は、琴を弾いて歌を歌うこと。「賦」は、詩を作ること、詩を...
【四字熟語】 巾幗之贈 【読み方】 きんかくのぞう 【意味】 めめしい考えや行為をはずかしめること。 【典拠・出典】 『晋書』「宣帝紀」 【類義語】 ・亮遺巾幗(りょういきんかく) 巾幗之贈(きんかくのぞう)の使い方 巾...
【四字熟語】 槿花一朝 【読み方】 きんかいっちょう 【意味】 人の世のはかないことのたとえ。 【語源・由来】 ムクゲの花は朝咲いて、その日の夕方にはしぼんでしまうことから。「槿花」は、ムクゲの花。朝に開いて夕方にはしぼ...
【四字熟語】 金塊珠礫 【読み方】 きんかいしゅれき 【意味】 並外れて贅沢の限りをつくすたとえ。金を土くれと同じくみなし真珠などの宝玉を小石のように無価値にみなす意。 【典拠・出典】 杜牧「阿房宮賦」 【類義語】 ・鼎...
【四字熟語】 金甌無欠 【読み方】 きんおうむけつ 【意味】 物事が完全で欠点がないたとえ。特に、外国からの侵略を受けたことがなく、安泰で堅固な国家や天子の位のたとえ。黄金の瓶に少しも欠け損じたところがない...
【四字熟語】 騎驢覓驢 【読み方】 きろべきろ 【意味】 身近にあるものを、わざわざ他に求めるおろかさのこと。 【典拠・出典】 『景徳伝灯録』「二九」 騎驢覓驢(きろべきろ)の使い方 騎驢覓驢(きろべきろ)の例文 これ可...
【四字熟語】 虚無縹渺 【読み方】 きょむひょうびょう 【意味】 何物もない空間が、無辺際に広がっている様子の形容。 【語源・由来】 「虚無」は何もないこと。「縹渺」は広々としている様。 遠くはるかに見えるさま。。 【典...
【四字熟語】 虚堂懸鏡 【読み方】 きょどうけんきょう 【意味】 心をむなしくし、公平無私にものを見るたとえ。また、その心。人のいない部屋に鏡をかける意から。 【語源・由来】 「虚堂」は人のいない部屋、何もない部屋。「懸...
【四字熟語】 玉昆金友 【読み方】 ぎょっこんきんゆう 【意味】 他人の兄弟をほめていう語。すぐれた兄弟の意。 【典拠・出典】 『南史』「王銓伝」 【類義語】 ・玉友金昆(ぎょくゆうきんこん) ・金友玉昆(きんゆうぎょっ...
【四字熟語】 挙足軽重 【読み方】 きょそくけいちょう 【意味】 ある人のわずかな挙動が全体に影響を及ぼすたとえ。小さな動きが全体に大きな影響を及ぼすたとえ。二つの勢力の間にあって第三者が左右どちらかに少し足を挙げて踏み...
【四字熟語】 虚静恬淡 【読み方】 きょせいてんたん 【意味】 心静かでわだかまりがなく、さっぱりしているさま。もと道家の修養法の語。 【語源・由来】 「虚静」は心に先入観やわだかまりがなく、静かで落ち着いていること。「...
【四字熟語】 虚実皮膜 【読み方】 きょじつひまく 【意味】 芸は実と虚の境の微妙なところにあること。事実と虚構との微妙な境界に芸術の真実があるとする論。江戸時代、近松門左衛門が唱えたとされる芸術論。 【典拠・出典】 『...
【四字熟語】 居敬窮理 【読み方】 きょけいきゅうり 【意味】 心を専一にして日ごろの振る舞いを慎み、広く物事の道理をきわめて、正確な知識を得ること。南宋、朱熹の修養法の二つの大綱。 【語源・由来】 「居敬」は心を引き締...
【四字熟語】 玉葉金枝 【読み方】 ぎょくようきんし 【意味】 天子の一族や子孫のたとえ。また、美しい雲の形容。また、花樹の枝葉が金玉のように美しく茂る意。 【典拠・出典】 『古今注』「輿服」 【類義語】 ・金枝玉葉(き...
【四字熟語】 曲眉豊頬 【読み方】 きょくびほうきょう 【意味】 美しい眉と、ふっくらとしたほお。美人の形容。 【語源・由来】 「曲眉」は三日月のように曲がっている眉のことで、美しい眉のたとえ。「豊頬」は柔らかそうな頬の...
【四字熟語】 曲突徙薪 【読み方】 きょくとつししん 【意味】 災いが起こるのを未然に防ぐことのたとえ。煙突を曲げ薪をかたわらに移して、火事になることを防ぐ意から。 【語源・由来】 ある家で、かまどの煙突が突き出していて...
【四字熟語】 玉兎銀蟾 【読み方】 ぎょくとぎんせん 【意味】 月のこと。 【語源・由来】 「玉兎」は月にすむといううさぎ。「銀蟾」は月にすむというひきがえる。それぞれ転じて、月の意。 【典拠・出典】 白居易「中秋月」 ...
【四字熟語】 跼天蹐地 【読み方】 きょくてんせきち 【意味】 恐れおののいてびくびくすること。ひどく恐れて身の置き所のないこと。また、世間をはばかって暮らすこと。天は高いのに身をかがめ、大地は厚いのに抜き足差し足でそっ...
【四字熟語】 玉石同砕 【読み方】 ぎょくせきどうさい 【意味】 善悪・賢愚の区別なくすべて滅び、なくなるたとえ。宝玉と石ころがともに砕け、なくなる意から。 【語源・由来】 宝石も石も一緒に砕けてなくなるという意味から。...
【四字熟語】 玉石同匱 【読み方】 ぎょくせきどうき 【意味】 よいものと悪いもの、賢者と愚者が同じように扱われて区別がつかないたとえ。玉と石が同じ箱の中で交じり合う意。 【典拠・出典】 東方朔「七諫・謬諫」 【類義語】...
【四字熟語】 曲水流觴 【読み方】 きょくすいりゅうしょう 【意味】 屈曲した小川の流れに杯を浮かべ、それが自分の前を流れ過ぎてしまわないうちに詩歌を作り、杯の酒を飲むという風雅な遊び。もと陰暦三月三日(また、上巳の日)...
【四字熟語】 玉砕瓦全 【読み方】 ぎょくさいがぜん 【意味】 名誉を重んじて死ぬことと何をなすこともなく生きながらえること。また、立派な人は無為に生きながらえるよりは名誉を重んじて潔くすること。 【語源・由来】 「玉砕...
【四字熟語】 曲肱之楽 【読み方】 きょくこうのたのしみ 【意味】 清貧に甘んじて学問に励み、正しい道を行う楽しみ。また、貧しさの中にある楽しみ。 【典拠・出典】 『論語』「述而」 曲肱之楽(きょくこうのたのしみ)の使い...
【四字熟語】 虚気平心 【読み方】 きょきへいしん 【意味】 感情をなくして心を落ち着けること。心をむなしくして平静にすること。また、その心境。 【典拠・出典】 『管子』「版法解」 【類義語】 ・無念無想(むねんむそう)...
【四字熟語】 挙棋不定 【読み方】 きょきふてい 【意味】 物事を行うのに一定の方針がないまま、その場その場で適当に処理するたとえ。また、物事を行うのになかなか決断できないことのたとえ。本来は、碁石を手に持ち上げたものの...
【四字熟語】 虚往実帰 【読み方】 きょおうじっき 【意味】 師などから無形の感化や徳化を受けるたとえ。行くときは何も分からずに空っぽの心で行って、帰るときには充実して、十分に満足している意から。 【語源・由来】 「虚往...
【四字熟語】 嚮壁虚造 【読み方】 きょうへききょぞう 【意味】 根拠もないのに、むやみにありもしない物、または情況を作り出すこと。 【語源・由来】 中国の観の時代、孔子が以前に住んでいた壁からでた古文の経書について、当...
【四字熟語】 驕兵必敗 【読み方】 きょうへいひっぱい 【意味】 思い上がった軍隊は必ず敗れるということ。 【語源・由来】 「驕兵」は国力や数が多いことに慢心している軍隊のこと。 【典拠・出典】 『漢書』「魏相伝」 【類...
【四字熟語】 尭年舜日 【読み方】 ぎょうねんしゅんじつ 【意味】 天下泰平の世の中であることのたとえ。 【語源・由来】 「尭」は帝尭、「舜」は帝舜で、いずれも中国古代にいたとされる伝説上の聖天子。帝尭や帝舜が治めていた...
【四字熟語】 仰天不愧 【読み方】 ぎょうてんふき 【意味】 心にやましいことがなければ、天に対して恥じることはないということ。 【典拠・出典】 『孟子』「尽心・上」 仰天不愧(ぎょうてんふき)の使い方 仰天不愧(ぎょう...
【四字熟語】 胸中成竹 【読み方】 きょうちゅうのせいちく 【意味】 ある物事を始めるときに、あらかじめ見通しをつけて、準備を整えておくこと。 【語源・由来】 「胸中」は、胸のうち。「成竹」は、すでにできあがっている竹の...
【四字熟語】 驚心動魄 【読み方】 きょうしんどうはく 【意味】 心の底から深い感動を呼び起こすこと。深く感動することをいう。 【語源・由来】 人の心を動かして、魂を振るわせるという意味から。「魄」はたましいのことで、人...
【四字熟語】 彊食自愛 【読み方】 きょうしょくじあい 【意味】 つとめて食事を取って、からだを大事にすること。 【典拠・出典】 『越絶書』 彊食自愛(きょうしょくじあい)の使い方 彊食自愛(きょうしょくじあい)の例文 ...
【四字熟語】 尭鼓舜木 【読み方】 ぎょうこしゅんぼく 【意味】 為政者は人民の諫めの言葉をよく聞くべきことのたとえ。また、広く人の善言をよく聞き入れるべきことのたとえ。尭帝の設けた太鼓と舜帝の立てた木札の意から。 【故...
【四字熟語】 匡衡壁鑿 【読み方】 きょうこうへきさく 【意味】 貧しい生活をしながら勉学に励みがんばること。苦学すること。 【故事】 若い頃匡衡は貧しく灯油の油が買えなかったため、壁に穴をあれて隣家の明かりで勉強したと...
【四字熟語】 狂言綺語 【読み方】 きょうげんきご 【意味】 道理に合わない言葉や、巧みに表面だけを飾った言葉。転じて、虚構や文飾の多い小説・物語・戯曲などを卑しめていう語。 【語源・由来】 「狂言」は道理に外れた言葉。...
【四字熟語】 薑桂之性 【読み方】 きょうけいのせい 【意味】 年老いてますます剛直なことのたとえ。また、特有の性質は簡単には変わらないたとえ。 【語源・由来】 「薑」はしょうが。「桂」は肉桂(にっき)。ともに古くなって...
【四字熟語】 仰観俯察 【読み方】 ぎょうかんふさつ 【意味】 地面を覗き見て植生や地理を知り、空を仰ぎ見て天文や気象を勉強すること。 【語源・由来】 空を見上げては空に起こる現象を観察して、下を見ては土地の様子を観察す...
【四字熟語】 強幹弱枝 【読み方】 きょうかんじゃくし 【意味】 中央政府に権力を集中させて、地方の権限を抑え弱めるたとえ。幹たるべき中央政府を強くし、枝たるべき地方政権を弱くする意から。 【語源・由来】 「幹」を中央政...
【四字熟語】 空谷跫音 【読み方】 くうこくのきょうおん 【意味】 孤独な暮らしをしているとき、思いがけず知人が訪れたり、珍しい便りをもらうなどの喜びのたとえ。 【語源・由来】 「空谷」は人気のない寂しい谷。「跫音」は足...
【四字熟語】 矯枉過直 【読み方】 きょうおうかちょく 【意味】 物事を正そうとして、やりすぎのあまりかえって新たに好ましくない事態をもたらしてしまうこと。 【語源・由来】 曲がっているものをまっすぐにしようとして、力を...
【四字熟語】 挙案斉眉 【読み方】 きょあんせいび 【意味】 妻が夫を尊び尽くすことのたとえです。また、夫婦が互いに尊敬して礼儀を尽くすことです。「案」は食事などをのせる膳のこと。 【故事】 中国の後漢の梁鴻の妻である孟...
【四字熟語】 朽木糞土 【読み方】 きゅうぼくふんど 【意味】 朽ちた木は彫刻できず、腐った壁は塗りかえができない。精神のくさった人間は教育のしようがないことにいう。「朽木は雕るべからず、糞土の牆は檣はぬるべからず」を略...
【四字熟語】 朽木糞牆 【読み方】 きゅうぼくふんしょう 【意味】 怠け者のたとえ。手の施しようのないものや、役に立たない無用なもののたとえ。また、腐った木には彫刻できないし、腐りくずれた土塀は上塗りができないように、怠...
【四字熟語】 吸風飲露 【読み方】 きゅうふういんろ 【意味】 仙人などの清浄な暮らしのこと。人間の食べている五穀を食べずに、風を吸い露を飲んで生活する意から。 【語源・由来】 食べ物を食べず、風を吸って、露だけを飲んで...
【四字熟語】 釜底游魚 【読み方】 ふていのゆうぎょ 【意味】 死が目前に迫っていることのたとえ。 【語源・由来】 釜の中で煮られる直前の魚ということから。 【典拠・出典】 『後漢書』「張綱伝」 【類義語】 ・小水之魚(...
【四字熟語】 魚目混珠 【読み方】 ぎょもくこんしゅ 【意味】 価値のあるものとないものが入り交じっていることのたとえ。 【語源・由来】 「魚目」は魚の目玉のこと。魚の目玉は宝石に見えるが価値はないということから、似てい...
【四字熟語】 魚菽之祭 【読み方】 ぎょしゅくのまつり 【意味】 粗末な祭り。 【語源・由来】 「菽」は豆類の食べ物。 【典拠・出典】 『春秋公羊伝』「哀公六年」 魚菽之祭(ぎょしゅくのまつり)の使い方 魚菽之祭(ぎょし...
【四字熟語】 魚質竜文 【読み方】 ぎょしつりょうぶん 【意味】 表面的には似ていても、実際には違う。 【語源・由来】 本当は魚であるが、見かけは竜のようである。という意味から。 【典拠・出典】 『抱朴子』「呉失」 魚質...
【四字熟語】 魚塩之利 【読み方】 ぎょえんのり 【意味】 魚や塩をとったりして得られる利益や儲け。 【典拠・出典】 『史記』「斉太公世家」 魚塩之利(ぎょえんのり)の使い方 魚塩之利(ぎょえんのり)の例文 中国では、紀...
【四字熟語】 涸轍鮒魚 【読み方】 こてつのふぎょ 【意味】 危険が目の前に迫っている状況。または、そのような状況の人のこと。 【語源・由来】 「涸」は水が枯れること。「轍」は車輪の跡、わだち。「鮒魚」は魚の鮒のこと。水...
【四字熟語】 沈魚落雁 【読み方】 ちんぎょらくがん 【意味】 魚や雁も恥じらって、身を隠すほどの美人。 【語源・由来】 たとえ絶世の美女ともてはやされても、魚や鳥から見ればただの人にすぎず、恐れて逃げるだけだ、という意...
【四字熟語】 得魚忘筌 【読み方】 とくぎょぼうせん 【意味】 魚を捕ってしまうと、その道具の筌のことなど忘れてしまうということ。転じて、目的を達すると、それまでに役立ったもの、手段を忘れてしまうことのたとえ。 【語源・...
【四字熟語】 臨淵羨魚 【読み方】 りんえんせんぎょ 【意味】 願望を達成するには有効な手段を考えるべきだということ。 【典拠・出典】 『漢書』「董仲舒伝」 【類義語】 ・羨魚結網(せんぎょけつもう) ・臨淵之羨(りんえ...
【四字熟語】 白竜魚服 【読み方】 はくりょうぎょふく 【意味】 身分の高い人がお忍びで外出して災難にあうことのたとえ。 【語源・由来】 「白竜」は天帝の使者とされる白い竜。「魚服」は魚の服装の意。白竜が普通の魚の姿に化...
【四字熟語】 呑波之魚 【読み方】 どんぱのうお 【意味】 善悪にかかわらず、常人をはるかに超えた才能をもつ大物。 【語源・由来】 船を呑みこむほど大きな魚の意。 【典拠・出典】 「荘子」庚桑楚 【類義語】 ・呑舟之魚(...
【四字熟語】 魚爛土崩 【読み方】 ぎょらんどほう 【意味】 国家や物事が内側から壊れてなくなること。 【語源・由来】 「魚爛」は魚が腐ること。「土崩」は積んだ土が崩れ落ちること。 【典拠・出典】 『文選』陳琳「為曹洪与...
【四字熟語】 呑舟之魚 【読み方】 どんしゅうのうお 【意味】 善悪にかかわらず、常人をはるかに超えた才能をもつ大物。 【語源・由来】 船を呑みこむほど大きな魚の意。 【典拠・出典】 『荘子』「庚桑楚」 【類義語】 ・呑...
【四字熟語】 枯魚銜索 【読み方】 こぎょかんさく 【意味】 人の命ははかなく短いものであるから、親が生きているうちに孝行をしなさいということ。 【語源・由来】 「枯魚」は魚を干したもの。「銜索」は縄を通すこと。魚の干物...
【四字熟語】 池魚之禍 【読み方】 ちぎょのわざわい 【意味】 なんの関わりも無いのに、とんだ災難に巻き込まれること。また、巻き添えで無実の罪に問われること。 【語源・由来】 池に投げ込まれた宝玉を探すため、池の水をさら...
【四字熟語】 甑塵釜魚 【読み方】 そうじんふぎょ 【意味】 とても貧しいことのたとえ。 【典拠・出典】 『後漢書』「独行」 【類義語】 ・悪衣悪食(あくいあくしょく) ・一汁一菜(いちじゅういっさい) ・節衣縮食(せつ...
【四字熟語】 風魚之災 【読み方】 ふうぎょのわざわい 【意味】 海上の暴風による災難のこと。また、海賊や外敵などによる災難のこと。 【語源・由来】 「風」は海上の暴風、「魚」は鰐魚(わに)などの災いをもたらす悪魚の意。...
【四字熟語】 水清無魚 【読み方】 すいせいむぎょ 【意味】 あまりに清廉潔白でかえって人に親しまれないものだということ。 【語源・由来】 澄み切った水には魚が住まないという意。 【典拠・出典】 『後漢書』「班超伝」 水...
【四字熟語】 水魚之交 【読み方】 すいぎょのまじわり 【意味】 離れることができない、親密な間柄や交際のたとえ。水と魚のように切っても切れない親しい関係をいう。君主と臣下、また、夫婦の仲がよいことなどについても用いる。...
【四字熟語】 車魚之嘆 【読み方】 しゃぎょのなげき 【意味】 待遇の悪さを嘆くこと。外出するときに乗り物が用意されることも食事に魚がつくこともないこと。 【典拠・出典】 「戦国策」斉策 車魚之嘆(しゃぎょのなげき)の使...
【四字熟語】 史魚屍諫 【読み方】 しぎょしかん 【意味】 史魚のように、自らの亡骸によって主君をいさめること。 【語源・由来】 「史魚」は人物の名前。「屍諫」は死体を使いいさめるという意味。 【典拠・出典】 『韓詩外伝...
【四字熟語】 池魚故淵 【読み方】 ちぎょこえん 【意味】 故郷を懐かしく思うこと。 【語源・由来】 池の魚は生まれた池を懐かしく思うということから。 【典拠・出典】 陶潜「帰園田居」 【類義語】 ・羈鳥旧林(きちょうき...
【四字熟語】 窮年累世 【読み方】 きゅうねんるいせい 【意味】 自分の一生から孫子の代までも。 【語源・由来】 「窮年」は人の生涯のこと、「累世」は後の世代までという意味であることから。 【典拠・出典】 『荀子』「栄辱...
【四字熟語】 窮途之哭 【読み方】 きゅうとのこく 【意味】 貧しくて、生活に困窮した悲しみのこと。 【故事】 中国の晋の阮籍が行き止まりで進めずに嘆き悲しんだという故事から。 【典拠・出典】 王勃「滕王閣序」 窮途之哭...
【四字熟語】 九鼎大呂 【読み方】 きゅうていたいりょ 【意味】 貴重なもの、重い地位、名望などのたとえ。 【語源・由来】 「九鼎」は夏の禹王が中国の全土から献上させた、九つの鼎(かなえ)。「大呂」は周王朝の大廟に供えた...
【四字熟語】 窮鳥入懐 【読み方】 きゅうちょうにゅうかい 【意味】 窮地に陥った人が助けを求めてくること。窮地に陥った人が助けを求めてきたら、見捨てずに救うのが人の道だということのたとえ。「窺鳥懐に入る」という形で使う...
【四字熟語】 宮車晏駕 【読み方】 きゅうしゃあんが 【意味】 天子の崩御。 【語源・由来】 「宮車」は天子の車。「晏駕」は夜になって霊柩車が墓に向かって出発すること。天子が朝廷に来ないことを、夜になれば来るだろうと願う...
【四字熟語】 泣斬馬謖 【読み方】 きゅうざんばしょく 【意味】 大きな目的のためには信頼している部下でも、私情を捨てて、厳正な処分をすること。規律を保つためには、優秀な者であってもやむを得ず処罰しなければならないことの...
【四字熟語】 丘山之功 【読み方】 きゅうざんのこう 【意味】 偉大な功績を譬えて言った言葉。丘や山のように大きな功績の意味。丘や山のように大きな功績という意味から。小さな石や土を数多く積み重ねて出来た丘や山ということか...
【四字熟語】 九皐鳴鶴 【読み方】 きゅうこうのめいかく 【意味】 賢人は身を隠しても,その名声は広く世間に自然に知れ渡るということ。「九皐」は山の奥深い場所にある沼沢。山奥にある沼沢で美しい鳴き声の鶴が鳴くという意味か...
【四字熟語】 泣血漣如 【読み方】 きゅうけつれんじょ 【意味】 悲しさのあまり、血の涙を流すように激しく泣くこと。 【語源・由来】 「泣血」は涙が出なくなり、血の涙を流すこと。「漣」は涙が流れること、「如」は様子や状態...
【四字熟語】 九棘三槐 【読み方】 きゅうきょくさんかい 【意味】 三公九卿。政界の最高幹部のこと。 【語源・由来】 「九棘」は中国の九郷の別称。「三槐」は中国の三公の別称。中国の周の時代に、君主が朝廷の庭の三公の位置を...
【四字熟語】 汲汲忙忙 【読み方】 きゅうきゅうぼうぼう 【意味】 ものすごく忙しいこと。 【語源・由来】 「汲汲」は休むことなく、働き続けること。「忙忙」は多忙なこと。 【典拠・出典】 『論衡』「書解」 【類義語】 ・...
【四字熟語】 魚網鴻離 【読み方】 ぎょもうこうり 【意味】 求めるものが得られず、求めていないものが得られるたとえ。求めていたものとは違う意外なものが手に入るたとえ。魚を捕らえようと網を張ってあったのに鴻がかかる意から...
【四字熟語】 竜蟠虎踞 【読み方】 りょうばんこきょ 【意味】 竜や、とらのように抜きんでた能力をもった者がある地域にとどまって、そこでその能力を存分に発揮すること。 【典拠・出典】 『太平御覧』一五六引「五録」 【類義...
【四字熟語】 竜跳虎臥 【読み方】 りょうちょうこが 【意味】 筆勢が何の束縛も受けず、縦横自在で、さまざまな字様を駆使していること。竜が天に向かって身を躍らせて跳び上がったり、とらが大地にからだを伏せる様子を筆の勢いに...
【四字熟語】 竜驤虎視 【読み方】 りょうじょうこし 【意味】 竜やとらのように意気が盛んで、権力をもち世の中を威圧すること。 【典拠・出典】 『三国志』「蜀志・諸葛亮伝」 竜驤虎視(りょうじょうこし)の使い方 竜驤虎視...
【四字熟語】 竜吟虎嘯 【読み方】 りょうぎんこしょう 【意味】 同じ考えや心をもった者は、相手の言動に気持ちが通じ合い、互いに相応じ合うということ。また、人の歌声や笛・琴の音などが、あたかも竜やとらのさけび声が天空にと...
【四字熟語】 攀竜附鳳 【読み方】 はんりょうふほう 【意味】 臣下が英明な君主につき従って功績を立てることのたとえ。 【典拠・出典】 『揚子法言』「淵騫」 【類義語】 ・蒼蠅驥尾(そうようきび) ・攀竜附驥(はんりょう...
【四字熟語】 盲亀浮木 【読み方】 もうきふぼく 【意味】 会うことが非常に難しいこと、めったにないことのたとえ。また、人として生まれることの困難さ、そしてその人が仏、または仏の教えに会うことの難しさのたとえ。 【語源・...