神工鬼斧【しんこうきふ】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)
【四字熟語】 神工鬼斧 【読み方】 しんこうきふ 【意味】 人間わざとは思えないほどすぐれた細工や作品のこと。 【語源・由来】 「神工」は神の細工のこと。「鬼斧」は鬼が斧をふるった細工という意味。神わざ・名人芸のことをい...
【四字熟語】 神工鬼斧 【読み方】 しんこうきふ 【意味】 人間わざとは思えないほどすぐれた細工や作品のこと。 【語源・由来】 「神工」は神の細工のこと。「鬼斧」は鬼が斧をふるった細工という意味。神わざ・名人芸のことをい...
【四字熟語】 人口膾炙 【読み方】 じんこうかいしゃ 【意味】 広く世間の評判となり、もてはやされること。 【語源・由来】 「膾」はなますで、生の肉を細かく刻んだもの。「炙」はあぶり肉のこと。どちらも誰の口にも合って、好...
【四字熟語】 小家碧玉 【読み方】 しょうかへきぎょく 【意味】 貧しい家庭に育った美しい娘のこと。また、とるにたらないような家の大事な宝物のこと。 【語源・由来】 「小家」は貧しい家、また、自身の家の謙称。「碧玉」は青...
【四字熟語】 上援下推 【読み方】 じょうえんかすい 【意味】 適任者として上から引き立てられ、下からも推されること。 【語源・由来】 「援」は引き上げること。「推」はすすめる、おすという意味。 【典拠・出典】 『易経』...
【四字熟語】 冗員淘汰 【読み方】 じょういんとうた 【意味】 官庁などで無駄な人員を整理すること。 【語源・由来】 「冗員」はむだな人員。いなくてもよい人員。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・人員整理(じんいんせいり...
【四字熟語】 儒林棟梁 【読み方】 じゅりんのとうりょう 【意味】 儒学者の世界で、重任にある人のこと。 【語源・由来】 「儒林」は儒学者の仲間のこと、「棟梁」は統率者・かしらという意味。 【典拠・出典】 - 儒林棟梁(...
【四字熟語】 朱唇皓歯 【読み方】 しゅしんこうし 【意味】 美人の形容。 【語源・由来】 赤いくちびると白い歯の意味から。「皓」は白い。 【典拠・出典】 『楚辞』「大招」 【類義語】 ・蛾眉皓歯(がびこうし) ・朱脣榴...
【四字熟語】 珠襦玉匣 【読み方】 しゅじゅぎょっこう 【意味】 美しいもののたとえ。黄金の糸で珠玉を縫い合わせて作った短衣と玉を飾りつけた美しい箱の意味。昔、帝王や諸侯など高貴な人の死を送るのに用いた。 【語源・由来】...
【四字熟語】 縦塗横抹 【読み方】 じゅうとおうまつ 【意味】 乱暴に書きなぐること。 【語源・由来】 「抹」は塗り消すという意味。縦に塗り横に塗り消すという意味から、縦横に書いたり消したりすること。 【典拠・出典】 -...
【四字熟語】 十全十美 【読み方】 じゅうぜんじゅうび 【意味】 全てが完全で整っていること。欠点がまったくなく完全なこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・尽善尽美(じんぜんじんび) ・完全無欠(かんぜんむけつ) 十...
【四字熟語】 衆酔独醒 【読み方】 しゅうすいどくせい 【意味】 周囲の人はみな道をはずれており、自分だけが正しいということ。 【語源・由来】 多くの人が酔っぱらっているが、自分独りだけ醒めているという意味から。 【典拠...
【四字熟語】 羞月閉花 【読み方】 しゅうげつへいか 【意味】 美しい女性のこと。 【語源・由来】 「羞」は恥らうという意味。あまりの美しさに、月も羞じらい花も閉じてしまうという意味。 【典拠・出典】 楊果「采蓮女曲」 ...
【四字熟語】 羞花閉月 【読み方】 しゅうかへいげつ 【意味】 美人の容姿のすぐれてうるわしいこと。 【語源・由来】 あまりの美しさに花を恥じらわせ、月も恥じらい隠れる意から。 【典拠・出典】 楊果「采蓮女曲」 【類義語...
【四字熟語】 秀外恵中 【読み方】 しゅうがいけいちゅう 【意味】 容姿が美しく心もやさしいこと。また、外見が立派で心もさといこと。女性についていう語。 【語源・由来】 「秀外」は外にあらわれた容貌が美しいこと。「恵中」...
【四字熟語】 舎本逐末 【読み方】 しゃほんちくまつ 【意味】 物事の根幹となる事をおろそかにして、つまらないことに関心をもつこと。 【語源・由来】 「舎」は「捨」と同じで「舎本」は根本を捨てるという意味。「逐末」は瑣末...
【四字熟語】 舎短取長 【読み方】 しゃたんしゅちょう 【意味】 短所や欠点をすてて、長所を伸ばすこと。また、つまらないものを排除して、よいものを取りあげること。 【語源・由来】 「舎」は「捨」と同じで、短所を捨て、長所...
【四字熟語】 奢侈淫佚 【読み方】 しゃしいんいつ 【意味】 度をこしたぜいたくをし、不道徳な楽しみにふけること。 【語源・由来】 「奢侈」は必要以上のぜいたくのこと。「淫佚」はみだらでだらしがないという意味。 【典拠・...
【四字熟語】 車載斗量 【読み方】 しゃさいとりょう 【意味】 人や物の数や量が多くてはかりきれないことのたとえ。 【語源・由来】 車に載せ、ますで量るという意味。「斗」はます、「量」ははかるという意味。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 釈根灌枝 【読み方】 しゃくこんかんし 【意味】 大切でない部分に心を奪われて、物事の根本を忘れること。また、本質的な原因を探求しないで結果だけを問題にすること。 【語源・由来】 「釈」はすてるという意味。...
【四字熟語】 舎近求遠 【読み方】 しゃきんきゅうえん 【意味】 身近に良いものがあることがわからず、遠くまでさがし求めること。 【語源・由来】 「舎」は「捨」と同じで、「舎近」は近くにあるものを捨てること。「求遠」は遠...
【四字熟語】 慈母敗子 【読み方】 じぼはいし 【意味】 教育には時には厳しさが必要なたとえ。母親が慈愛に満ち溢れすぎていると、その子はかえって親不孝な道楽者ができる。甘いだけの母親にはわがままな甘えた子ができる。 【語...
【四字熟語】 舐犢之愛 【読み方】 しとくのあい 【意味】 親が子をむやみに愛すること。 【語源・由来】 「舐」はなめるという意味。「犢」は牛の子。 【典拠・出典】 『後漢書』「楊彪伝」 【類義語】 ・老牛舐犢(ろうぎゅ...
【四字熟語】 紫電清霜 【読み方】 しでんせいそう 【意味】 容姿がすぐれて節操の固い形容。紫の電光のようにすぐれて光り輝き、清く白い霜のようにきりっとひきしまっていること。物事の様子や人物などについていう。 【語源・由...
【四字熟語】 疾風勁草 【読み方】 しっぷうけいそう 【意味】 苦境に立ったとき、はじめてその人物の真価がわかるというたとえ。 【語源・由来】 「疾風」は激しい風、「勁草」は強い草。激しい風が吹いてはじめて強い草であるこ...
【四字熟語】 七歩八叉 【読み方】 しちほはっさ 【意味】 詩文を作るすぐれた才能。七歩あるく間に詩を作り、八たび手を腕組みする間に賦を作るという意味。 【語源・由来】 「七歩」は七歩あるく間に詩を作ったという魏の曹植の...
【四字熟語】 七歩之才 【読み方】 しちほのさい 【意味】 すぐれた詩文をすばやく作る才能。「七歩」は七歩歩くこと。 中国三国時代、魏の曹丕・曹植の兄弟はともに詩才に恵まれていた。父曹操の死後、即位して文帝となった曹丕は...
【四字熟語】 四神相応 【読み方】 しじんそうおう 【意味】 天の四神(四方の方角をつかさどる神)に応じた地上で最もよい地勢のこと。 【語源・由来】 左方(東)に流水のあるのを青竜、右方(西)に大道のあるのを白虎、前方(...
【四字熟語】 詩人蛻骨 【読み方】 しじんぜいこつ 【意味】 銘茶をたたえる言葉。また、銘茶のこと。 【語源・由来】 銘茶を飲むと詩人の骨をぬけかわらせるということ。すぐれたお茶は私人の感性までもすぐれたものに変えてしま...
【四字熟語】 紙上談兵 【読み方】 しじょうだんぺい 【意味】 理屈ばかりの議論で、実行が不可能であったり、実際の役に立たなかったりすること。紙の上で兵略を議論する意から。 【語源・由来】 「談兵」は戦術を論ずること。紙...
【四字熟語】 志士仁人 【読み方】 ししじんじん 【意味】 志のある人や仁徳者。学徳ともにそなえた立派な人。 【語源・由来】 「志士」は道や学問に志をもつ人、「仁人」は徳のある人。 【典拠・出典】 『論語』「衛霊公」 志...
【四字熟語】 至公至平 【読み方】 しこうしへい 【意味】 きわめて公平である。 【語源・由来】 「至公」だけでも「きわめて公平である」という意味だが、公・平それぞれに「至」(いたってこのうえなく)を添えて「公平」を強調...
【四字熟語】 子建八斗 【読み方】 しけんはっと 【意味】 詩文の才能がとてつもなくあること。すばらしい才能を褒め称えること。 【語源・由来】 「子建」は魏の曹植の字(あざな)。「斗」は容量の単位。十斗で一石。中国六朝時...
【四字熟語】 紫幹翠葉 【読み方】 しかんすいよう 【意味】 山の木々がみずみずしく美しいさま。 【語源・由来】 「紫幹」はむらさき色の木の幹のたとえ。「翠葉」はみどり色の木の葉のこと。山の色の美しさの形容。 【典拠・出...
【四字熟語】 三浴三薫 【読み方】 さんよくさんくん 【意味】 相手を大切に思う心をあらわす言葉。幾度も体を清め、幾度も香を塗り染めよい香りをつけて人を待つという意味。 【語源・由来】 「三」は幾度もという意味。「浴」は...
【四字熟語】 山藪蔵疾 【読み方】 さんそうぞうしつ 【意味】 大事をなす大人物は多少欠点はあってもあらゆる人を包み込む器量があるということのたとえ。また、立派ですぐれたものにも、多少の欠点はあるものだということ。 【語...
【四字熟語】 残膏賸馥 【読み方】 ざんこうしょうふく 【意味】 すぐれた人物や詩文の形容。人がいたあとに残る香気の意味。 【語源・由来】 「膏」はあぶる。「賸」は余に同じ。「馥」は香り。 【典拠・出典】 『新唐書』文芸...
【四字熟語】 三薫三沐 【読み方】 さんくんさんもく 【意味】 相手を大切に思う心をあらわす語。 【語源・由来】 幾度の体を洗い清め、幾度も香を塗り染めよい香りをつけて人を待つという意味から。「薫」は香料を体に塗りつける...
【四字熟語】 三釁三浴 【読み方】 さんきんさんよく 【意味】 何度もからだに香を塗ってよい香りをつけ、何度もからだを洗い清めること。人を待つときなど相手を大切に思う情をいう。 【語源・由来】 「浴」は湯浴みすること。「...
【四字熟語】 作文三上 【読み方】 さくぶんさんじょう 【意味】 文章を作る工夫をするのに、適した三つの場所。「馬上」馬に乗っているとき、「枕上」寝床に入っているとき、「厠上」便所にいるときをいう。 【典拠・出典】 『帰...
【四字熟語】 削足適履 【読み方】 さくそくてきり 【意味】 目先のことに気をとられて、大事なことを忘れてしまうこと。本末を転倒して無理にものごとを処理するたとえ。 【語源・由来】 「削足」は足を削ること、「履」は靴のこ...
【四字熟語】 裁断批評 【読み方】 さいだんひひょう 【意味】 裁判官が判決を下すように、文芸作品を一段高いある基準で判定する批評の方法。ヨーロッパ十八世紀初頭まではこの方法が主流をしめていた。「裁断」は善悪や是非をはっ...
【四字熟語】 金輪奈落 【読み方】 こんりんならく 【意味】 物事の極限のこと。また、どこまでも・絶対にということ。 【語源・由来】 「金輪」は仏教で大地の最下底のことをいい、風倫・水倫の上にあるとされる。「奈落」は地獄...
【四字熟語】 渾金璞玉 【読み方】 こんきんはくぎょく 【意味】 人の素質がすぐれていて飾りけのないたとえ。 【語源・由来】 まだ精錬されていない鉱石とまだ磨かれていない玉の意味で、天然の美質をいう。 【典拠・出典】 『...
【四字熟語】 孤峰絶岸 【読み方】 こほうぜつがん 【意味】 文章や詩などが他より格段にすぐれているたとえ。 【語源・由来】 孤立してそびえ立つ峰と切り立った崖の意味。 【典拠・出典】 『大唐新語』「文章」 孤峰絶岸(こ...
【四字熟語】 五体投地 【読み方】 ごたいとうち 【意味】 頭と両手(両肘)、両足(両膝)を地面につけて行う拝礼。仏教での最高の拝礼をいう。 【語源・由来】 「五体」はここでは頭と両手と両足の意味。 【典拠・出典】 『無...
【四字熟語】 胡説乱道 【読み方】 こせつらんどう 【意味】 筋が通らないでたらめなことば。 【語源・由来】 「胡説」はでたらめな説のこと。「乱道」はよくない説を唱えて、道理を乱すこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ...
【四字熟語】 股肱之臣 【読み方】 ここうのしん 【意味】 君主の手足となり補佐する大臣。また、そのような部下のこと。 【語源・由来】 「股」は足のもも、「肱」はひじのことで、ともに人が動くときかなめとなる部分。転じて、...
【四字熟語】 卵翼之恩 【読み方】 らんよくのおん 【意味】 幼少から育てあげられた親の恩。 父母が大事に子供を育てる恩をいう。 【典拠・出典】 - 卵翼之恩(らんよくのおん)の使い方 卵翼之恩(らんよくのおん)の例文 ...
【四字熟語】 炊金饌玉 【読み方】 すいきんせんぎょく 【意味】 たいへんなご馳走。豪華このうえない食事のこと。また、他者の歓待を感謝していう語。 【語源・由来】 金を炊いて食物とし、玉を取りそろえて膳に並べるという意味...
【四字熟語】 献芹之意 【読み方】 けんきんのい 【意味】 つまらない野草をたてまつろうという気持ち。転じて、人に物を贈るときの謙遜の言葉。また、目上の人に対して自分の意見を言うことの謙遜語。 【典拠・出典】 - 献芹之...
【四字熟語】 感恩報謝 【読み方】 かんおんほうしゃ 【意味】 恩を感じた人に最高の礼をもって報いるということ。「感謝」の語源になった言葉。 【語源・由来】 「感恩」とは、うけた恩をありがたく思うこと。「報謝」とは、恩に...
【四字熟語】 鏃礪括羽 【読み方】 ぞくれいかつう 【意味】 学識を磨いて、世に役立つ人材になること。 【語源・由来】 「鏃礪」は鏃(矢の先端につけるとがったもの)を研ぐこと。「括羽」は矢はず(矢をつがえるところ)と鳥羽...
【四字熟語】 堅苦卓絶 【読み方】 けんくたくぜつ 【意味】 苦しみに耐え抜く根性があること。人並み以上に、抜きん出て忍耐心に富むこと。 【語源・由来】 「卓絶」は、圧倒的にすぐれていること。 比肩するもののないほどに立...
【四字熟語】 黒貂之裘 【読み方】 こくちょうのきゅう 【意味】 非常に高価なもののたとえ。 【語源・由来】 「黒貂」は黒い貂(イタチ科の動物)のこと。「裘」は皮ごろもの意味。貂の毛皮は皮ごろもに、尾は冠の飾りに用い、珍...
【四字熟語】 国色天香 【読み方】 こくしょくてんこう 【意味】 すばらしい香りと国一番の美しさ。牡丹の別名。のちに、美人の形容。 【語源・由来】 「天香」は天から下る香り、非常によい香りのこと。「国色」は国の中にあるも...
【四字熟語】 老婆親切 【読み方】 ろうばしんせつ 【意味】 必要以上に世話を焼きすぎること。 【語源・由来】 「切」は思いがひたすらで強いさま。もと仏教の語で、師匠である僧が修行者を親切に教え導くこと。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 擲果満車 【読み方】 てきかまんしゃ 【意味】 非常に人気があり評判がいいことのたとえ。また、非常な美少年のたとえ。 【語源・由来】 「擲」は投げつける、投げ捨てるという意味。晋の藩岳は容貌が非常に美しく、...
【四字熟語】 紅粉青蛾 【読み方】 こうふんせいが 【意味】 美人のこと。 【語源・由来】 「紅粉」は紅と白粉のこと。「蛾」は蛾の触角のように、細長い弓型の美しい眉の意味。「青蛾」は青く美しい眉のこと。 【典拠・出典】 ...
【四字熟語】 咬文嚼字 【読み方】 こうぶんしゃくじ 【意味】 文字使いなど表面的な技巧にばかりこだわって、文章の内容や意味をおろそかにすること。また、ぐずぐず言う。いろいろ言う。 知識をひけらかすような話し方や文章を弄...
【四字熟語】 香美脆味 【読み方】 こうびぜいみ 【意味】 豪華で贅沢なすばらしい食事のこと。 【語源・由来】 「香美」は香辛料のきいた、豪華なご馳走のこと。「脆味」はとろけるように柔らかい菓子のこと。 【典拠・出典】 ...
【四字熟語】 洪範九疇 【読み方】 こうはんきゅうちゅう 【意味】 模範となる大切な政治道徳のこと。 【語源・由来】 「九疇」は殷の箕士が、周の武王に答えた、天下を治めるための九種の大法のこと。政治道徳の九原則の意味。 ...
【四字熟語】 紅灯緑酒 【読み方】 こうとうりょくしゅ 【意味】 歓楽と飽食のたとえ。また、繁華街や歓楽街のようす。 【語源・由来】 「紅灯」は飲食街などの華やかな灯りのこと。「緑酒」は緑色に澄んだ酒(美酒)のこと。 【...
【四字熟語】 口中雌黄 【読み方】 こうちゅうのしおう 【意味】 一度口にしたことをすぐに取り消して訂正するたとえ。転じてでまかせをいうこと。 【語源・由来】 「雌黄」は黄色の顔料のこと。昔の中国の紙は黄色だったので、誤...
【四字熟語】 考績幽明 【読み方】 こうせきゆうめい 【意味】 成績を調べて賢明な者をすすめ、暗愚なものを退けること。 【語源・由来】 「考績」は官吏の成績を調べることで、考課の意味。「幽明」は暗愚と賢明の意味。 【典拠...
【四字熟語】 曠世之才 【読み方】 こうせいのさい 【意味】 この世に比類のないすぐれた才能。 【語源・由来】 「曠世」は、世に比べ得るものがないこと。「才」は、才能のこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・曠世之度(...
【四字熟語】 曠世之感 【読み方】 こうせいのかん 【意味】 世に類例がないような感じのこと。 【語源・由来】 「曠世」は比較できるものがないという意味。 【典拠・出典】 重野安繹「航海朱印船」 曠世之感(こうせいのかん...
【四字熟語】 行尸走肉 【読み方】 こうしそうにく 【意味】 才能や学問もなく、何の役にも立たない無能な人のたとえ。 【語源・由来】 「尸」は死体のこと。歩く屍と走る肉という意味で、どちらも魂のない肉体だけの存在という意...
【四字熟語】 高山流水 【読み方】 こうざんりゅうすい 【意味】 すぐれて巧みな音楽、絶妙な演奏のたとえ。また、自分を理解してくれる真の友人のたとえ。または、けがれのない澄んだ自然のこと。 【語源・由来】 中国の春秋時代...
【四字熟語】 高山景行 【読み方】 こうざんけいこう 【意味】 徳が高く素晴らしい人、品性や行いが立派なもののたとえ。 【語源・由来】 人々が上を向いて見る高い山と、人々の規範となる大きな道という意味。 素晴らしい人格の...
【四字熟語】 光彩陸離 【読み方】 こうさいりくり 【意味】 光が乱れ輝き、まばゆいばかりに美しいさま。または、物事が、他を圧してすばらしい様子。 【語源・由来】 「光彩」は美しく輝く光。また、鮮やかないろどり。美人の形...
【四字熟語】 光彩奪目 【読み方】 こうさいだつもく 【意味】 目を見張るばかりの美しい輝きやいろどり。 【語源・由来】 「光彩」は美しく輝く光。また、鮮やかないろどりの意。美人の形容ともなる。「奪目」はすばらしさで、見...
【四字熟語】 黄絹幼婦 【読み方】 こうけんようふ 【意味】 「絶妙」の隠語。二人の判断がぴったり一致していることのたとえ、また、解釈などがきわめて正確なことのたとえ。すばらしい文章のたとえなどにも用いられる。 【語源・...
【四字熟語】 敲金撃石 【読み方】 こうきんげきせき 【意味】 「金を敲き石を撃つ」とも読み、詩や文章の音の響きやリズムが美しいことのたとえ。 【語源・由来】 「敲金」は鐘などの金属の打楽器を敲くこと。「撃石」は磬などの...
【四字熟語】 綱挙網疏 【読み方】 こうきょもうそ 【意味】 物事の根本をつかむことを大事にして、細かな事についてはこだわらないこと。また、大きな悪事の根本を追及することに専念して、小さな悪事は見逃すこと。 【語源・由来...
【四字熟語】 光輝燦然 【読み方】 こうきさんぜん 【意味】 鮮やかに美しく光り輝くこと。 【語源・由来】 「光輝」は、光り輝くこと。「燦然」は、鮮やかに輝くさま。 【典拠・出典】 - 光輝燦然(こうきさんぜん)の使い方...
【四字熟語】 光焔万丈 【読み方】 こうえんばんじょう 【意味】 文章や議論に勢いがあり、素晴らしいことを意味する 【語源・由来】 「光焔」は光輝く炎を意味し、「万丈」は非常に高いことを意味する。炎が勢いよくどこまでも燃...
【四字熟語】 香囲粉陣 【読み方】 こういふんじん 【意味】 たくさんの美人に囲まれるたとえ。 【語源・由来】 香の囲いと、おしろいの列の意味から。 【典拠・出典】 - 香囲粉陣(こういふんじん)の使い方 香囲粉陣(こう...
【四字熟語】 懸腕枕腕 【読み方】 けんわんちんわん 【意味】 書道の腕法の一。ひじを脇から離し、腕を宙に浮かせるようにして字を書くこと。大きな字を書くのに適する。 【典拠・出典】 『古今法書苑』 【類義語】 ・懸腕直筆...
【四字熟語】 黔驢之技 【読み方】 けんろのぎ 【意味】 自分の稚拙な腕前を自覚せずに示して恥をかくこと。また、見かけ倒しの劣った腕前・技量。 【語源・由来】 ある人が、ろばのいない黔州にろばを連れて行き、山の麓でそれを...
【四字熟語】 堅白同異 【読み方】 けんぱくどうい 【意味】 まったく矛盾することを無理やりこじつけることのたとえ。詭弁を弄することのたとえ。 【語源・由来】 中国戦国時代、趙の公孫竜は「堅くて白い石は、目で見ると白いこ...
【四字熟語】 妍姿艶質 【読み方】 けんしえんしつ 【意味】 華やかで美しい姿。 【語源・由来】 「妍」と「艶」はどちらも色っぽいこと。「質」は生まれた時からもっていること。 【典拠・出典】 白居易「李夫人」 妍姿艶質(...
【四字熟語】 拳拳服膺 【読み方】 けんけんふくよう 【意味】 人の教えや言葉などを、心にしっかりと留めて決して忘れないこと。両手で物を大切にささげ持って胸につける意から。 【語源・由来】 「拳拳」は両手でうやうやしく捧...
【四字熟語】 刖趾適屨 【読み方】 げっしてきく 【意味】 本末を取り違えて無理に物事行うこと。折合いを付けて無理に合わせること。目先のことにらわれて根本を考えないこと。 【語源・由来】 足が大きくて靴に入らないため、 ...
【四字熟語】 厥角稽首 【読み方】 けっかくけいしゅ 【意味】 相手に対して最敬礼すること。 【語源・由来】 「厥」はぬかづくこと、「角」は額の骨、「稽首」は頭を地につけて礼をする意。 【典拠・出典】 『孟子』「尽心・下...
【四字熟語】 激濁揚清 【読み方】 げきだくようせい 【意味】 清らかなもの、善なるものを揚げて、にごったもの、不正なものを取り除くことのたとえ。 【語源・由来】 「濁」は、濁った流れのことから転じて、不正や悪徳のこと。...
【四字熟語】 桂林一枝 【読み方】 けいりんのいっし 【意味】 人柄が立派ですぐれていることのたとえ。自分の出世を謙遜していうことば。 【語源・由来】 中国晋の時代、郤詵が、雍州刺史という地方長官に任命されたときに、武帝...
【四字熟語】 桂殿蘭宮 【読み方】 けいでんらんきゅう 【意味】 美しい宮殿のこと。 【語源・由来】 「桂」は香木の名。「蘭」は香草の名。「殿」「宮」は建物のこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・金殿玉楼(きんでんぎ...
【四字熟語】 霓裳羽衣 【読み方】 げいしょううい 【意味】 薄絹などで作った、女性の美しくて軽やかな衣装のこと。また、舞曲の名。もと西域から伝来したものという。一説に唐の玄宗が仙人と月宮に遊び、仙女の舞を見たが、玄宗は...
【四字熟語】 瓊枝栴檀 【読み方】 けいしせんだん 【意味】 徳の高い人のたとえ。また、すばらしい詩文のたとえ。 【語源・由来】 「瓊」は、玉。「瓊枝」は、美しい玉の実がなるという木のこと。「栴檀」は、香木の一種である白...
【四字熟語】 鶏尸牛従 【読み方】 けいしぎゅうしょう 【意味】 大きな集団や組織の末端にいるより、小さくてもよいから長となって重んじられるほうがよいということ。 【語源・由来】 中国戦国時代、遊説家の蘇秦が韓王に、小国...
【四字熟語】 荊山之玉 【読み方】 けいざんのぎょく 【意味】 優秀で賢い人のこと。 【語源・由来】 「荊山」は中国の山の名。荊山から出る宝玉の意。 【典拠・出典】 『文選』曹植「与楊徳祖書」 荊山之玉(けいざんのぎょく...
【四字熟語】 傾国美女 【読み方】 けいこくのびじょ 【意味】 絶世の美女のこと。 【語源・由来】 「傾国」は、国を傾けること。君主の心をまどわし、その色香に溺れて国政を忘れてしまうほどの美女という意から。 【典拠・出典...
【四字熟語】 桂宮柏寝 【読み方】 けいきゅうはくしん 【意味】 桂の宮殿と柏の居室。美しい宮室のたとえ。 【語源・由来】 「桂」「栢はいずれも香木の名。「寝」は居室、また表座敷。 【典拠・出典】 鮑照 桂宮柏寝(けいき...
【四字熟語】 桂冠詩人 【読み方】 けいかんしじん 【意味】 イギリスで国王から任命され、王室のために慶弔に詩を作ることを義務とした詩人。現在は慶弔に詩を作ることは任意となり、終身年俸が与えられる。詩人としては最高の称号...
【四字熟語】 群竜無首 【読み方】 ぐんりょうむしゅ 【意味】 人材は揃っているが、統率者になるほどの人がいず、物事がうまく行かないこと。 【語源・由来】 「群竜」は、竜の群れのことから転じて、多くの人材のたとえ。「無首...
【四字熟語】 君子万年 【読み方】 くんしばんねん 【意味】 君子(徳の高い人)長寿であること。または長寿を祈る語。 【語源・由来】 「君子」は徳の高い人、人格者のこと。「万年」は一万年のことで、長い年月のたとえ。 【典...
【四字熟語】 愚者一得 【読み方】 ぐしゃのいっとく 【意味】 愚か者でも、ときには役に立つような知恵を発揮するということのたとえ。 【典拠・出典】 『史記』「淮陰侯伝」 【類義語】 ・千慮一得(せんりょのいっとく) 愚...
【四字熟語】 金友玉昆 【読み方】 きんゆうぎょっこん 【意味】 他人の兄弟をほめていう語。すぐれた兄弟の意。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・玉昆金友(ぎょっこんきんゆう) ・玉友金昆(ぎょくゆうきんこん) 金友玉昆...
【四字熟語】 巾箱之寵 【読み方】 きんそうのちょう 【意味】 箱に入れていつもそばに置き、離すことができないもののたとえ。 【語源由来】 「巾箱」は、そばに置いて書物などを入れる、布張りの小さな箱。手文庫の一種。「寵」...
【四字熟語】 金声玉振 【読み方】 きんせいぎょくしん 【意味】 才知や人徳が調和して、よく備わっているたとえ。すぐれた人物として大成することをいう。本来、鐘を鳴らして音楽を始め、磬を打って音楽をまとめ収束する意。 【語...
【四字熟語】 錦心繍口 【読み方】 きんしんしゅうこう 【意味】 詩文の才能にすぐれているたとえ。美しくすぐれた思いと言葉の意から。 【語源・由来】 「錦心」は錦のように美しい思いや心をいう。「繍口」は刺繍のように美しい...
【四字熟語】 錦上添花 【読み方】 きんじょうてんか 【意味】 善美なものの上に、さらに善美なものを加えること。本来、美しい錦の上に、さらに美しい花を添える意。よいもの、美しいもの、めでたいことなどが重なることに用いる。...
【四字熟語】 勤倹尚武 【読み方】 きんけんしょうぶ 【意味】 よく働いて質素につとめ、武勇を尊び励むこと。 【語源由来】 「勤倹」は勤勉で倹約なこと。「尚」は尊ぶこと。武士たる者の生活態度として重んじられた考え方。 【...
【四字熟語】 金塊珠礫 【読み方】 きんかいしゅれき 【意味】 並外れて贅沢の限りをつくすたとえ。金を土くれと同じくみなし真珠などの宝玉を小石のように無価値にみなす意。 【典拠・出典】 杜牧「阿房宮賦」 【類義語】 ・鼎...
【四字熟語】 金甌無欠 【読み方】 きんおうむけつ 【意味】 物事が完全で欠点がないたとえ。特に、外国からの侵略を受けたことがなく、安泰で堅固な国家や天子の位のたとえ。黄金の瓶に少しも欠け損じたところがない...
【四字熟語】 虚堂懸鏡 【読み方】 きょどうけんきょう 【意味】 心をむなしくし、公平無私にものを見るたとえ。また、その心。人のいない部屋に鏡をかける意から。 【語源・由来】 「虚堂」は人のいない部屋、何もない部屋。「懸...
【四字熟語】 玉昆金友 【読み方】 ぎょっこんきんゆう 【意味】 他人の兄弟をほめていう語。すぐれた兄弟の意。 【典拠・出典】 『南史』「王銓伝」 【類義語】 ・玉友金昆(ぎょくゆうきんこん) ・金友玉昆(きんゆうぎょっ...
【四字熟語】 挙措失当 【読み方】 きょそしっとう 【意味】 事に当たって対処の仕方や振る舞いが適当でないこと。 【語源由来】 「挙措」はからだのこなし。動作。態度。立ち居振る舞い。「失当」は適当さを欠くこと、適当でない...
【四字熟語】 虚実皮膜 【読み方】 きょじつひまく 【意味】 芸は実と虚の境の微妙なところにあること。事実と虚構との微妙な境界に芸術の真実があるとする論。江戸時代、近松門左衛門が唱えたとされる芸術論。 【典拠・出典】 『...
【四字熟語】 玉葉金枝 【読み方】 ぎょくようきんし 【意味】 天子の一族や子孫のたとえ。また、美しい雲の形容。また、花樹の枝葉が金玉のように美しく茂る意。 【典拠・出典】 『古今注』「輿服」 【類義語】 ・金枝玉葉(き...
【四字熟語】 曲眉豊頬 【読み方】 きょくびほうきょう 【意味】 美しい眉と、ふっくらとしたほお。美人の形容。 【語源・由来】 「曲眉」は三日月のように曲がっている眉のことで、美しい眉のたとえ。「豊頬」は柔らかそうな頬の...
【四字熟語】 玉砕瓦全 【読み方】 ぎょくさいがぜん 【意味】 名誉を重んじて死ぬことと何をなすこともなく生きながらえること。また、立派な人は無為に生きながらえるよりは名誉を重んじて潔くすること。 【語源・由来】 「玉砕...
【四字熟語】 挙棋不定 【読み方】 きょきふてい 【意味】 物事を行うのに一定の方針がないまま、その場その場で適当に処理するたとえ。また、物事を行うのになかなか決断できないことのたとえ。本来は、碁石を手に持ち上げたものの...
【四字熟語】 興味索然 【読み方】 きょうみさくぜん 【意味】 興の尽きるさま。関心がなくなりおもしろくないさま。また、おもしろ味のないさま。 【語源由来】 「索然」は尽きてなくなるさま。 【典拠・出典】 - 【対義語】...
【四字熟語】 矯枉過直 【読み方】 きょうおうかちょく 【意味】 物事を正そうとして、やりすぎのあまりかえって新たに好ましくない事態をもたらしてしまうこと。 【語源・由来】 曲がっているものをまっすぐにしようとして、力を...
【四字熟語】 朽木糞牆 【読み方】 きゅうぼくふんしょう 【意味】 怠け者のたとえ。手の施しようのないものや、役に立たない無用なもののたとえ。また、腐った木には彫刻できないし、腐りくずれた土塀は上塗りができないように、怠...
【四字熟語】 吸風飲露 【読み方】 きゅうふういんろ 【意味】 仙人などの清浄な暮らしのこと。人間の食べている五穀を食べずに、風を吸い露を飲んで生活する意から。 【語源・由来】 食べ物を食べず、風を吸って、露だけを飲んで...
【四字熟語】 魚目混珠 【読み方】 ぎょもくこんしゅ 【意味】 価値のあるものとないものが入り交じっていることのたとえ。 【語源・由来】 「魚目」は魚の目玉のこと。魚の目玉は宝石に見えるが価値はないということから、似てい...
【四字熟語】 沈魚落雁 【読み方】 ちんぎょらくがん 【意味】 魚や雁も恥じらって、身を隠すほどの美人。 【語源・由来】 たとえ絶世の美女ともてはやされても、魚や鳥から見ればただの人にすぎず、恐れて逃げるだけだ、という意...
【四字熟語】 得魚忘筌 【読み方】 とくぎょぼうせん 【意味】 魚を捕ってしまうと、その道具の筌のことなど忘れてしまうということ。転じて、目的を達すると、それまでに役立ったもの、手段を忘れてしまうことのたとえ。 【語源・...
【四字熟語】 呑波之魚 【読み方】 どんぱのうお 【意味】 善悪にかかわらず、常人をはるかに超えた才能をもつ大物。 【語源・由来】 船を呑みこむほど大きな魚の意。 【典拠・出典】 「荘子」庚桑楚 【類義語】 ・呑舟之魚(...
【四字熟語】 呑舟之魚 【読み方】 どんしゅうのうお 【意味】 善悪にかかわらず、常人をはるかに超えた才能をもつ大物。 【語源・由来】 船を呑みこむほど大きな魚の意。 【典拠・出典】 『荘子』「庚桑楚」 【類義語】 ・呑...
【四字熟語】 水清無魚 【読み方】 すいせいむぎょ 【意味】 あまりに清廉潔白でかえって人に親しまれないものだということ。 【語源・由来】 澄み切った水には魚が住まないという意。 【典拠・出典】 『後漢書』「班超伝」 水...
【四字熟語】 九鼎大呂 【読み方】 きゅうていたいりょ 【意味】 貴重なもの、重い地位、名望などのたとえ。 【語源・由来】 「九鼎」は夏の禹王が中国の全土から献上させた、九つの鼎(かなえ)。「大呂」は周王朝の大廟に供えた...
【四字熟語】 九棘三槐 【読み方】 きゅうきょくさんかい 【意味】 三公九卿。政界の最高幹部のこと。 【語源・由来】 「九棘」は中国の九郷の別称。「三槐」は中国の三公の別称。中国の周の時代に、君主が朝廷の庭の三公の位置を...
【四字熟語】 魚網鴻離 【読み方】 ぎょもうこうり 【意味】 求めるものが得られず、求めていないものが得られるたとえ。求めていたものとは違う意外なものが手に入るたとえ。魚を捕らえようと網を張ってあったのに鴻がかかる意から...
【四字熟語】 竜蟠虎踞 【読み方】 りょうばんこきょ 【意味】 竜や、とらのように抜きんでた能力をもった者がある地域にとどまって、そこでその能力を存分に発揮すること。 【典拠・出典】 『太平御覧』一五六引「五録」 【類義...
【四字熟語】 打草驚蛇 【読み方】 だそうきょうだ 【意味】 草をたたいてその奥にいる蛇を驚かす意から、あるものを懲らしめることによって、他のものに警告するたとえ。後に、よけいなことをして、かえってつまらない災難を受ける...
【四字熟語】 竜章鳳姿 【読み方】 りょうしょうほうし 【意味】 伝説上の霊獣・霊鳥である竜や鳳凰のように、威厳に満ちた立派な容姿。本来の意味は、竜のように勇壮で、おおとりのように気高い姿をしていること。内面の充実が外面...
【四字熟語】 鸞翔鳳集 【読み方】 らんしょうほうしゅう 【意味】 すぐれた才能をもった人が集まり来るたとえ。 【典拠・出典】 傅咸「申壊賦」 鸞翔鳳集(らんしょうほうしゅう)の使い方 鸞翔鳳集(らんしょうほうしゅう)の...
【四字熟語】 群鶏一鶴 【読み方】 ぐんけいのいっかく 【意味】 多くの人の中で、特にすぐれている者。 何のとりえもない人々の中に一人だけ優れた人物が混じっていること。 【語源・由来】 鶏の群れの中に、一羽だけ鶴がいると...
【四字熟語】 鳥尽弓蔵 【読み方】 ちょうじんきゅうぞう 【意味】 目的が達せられた後には、それまで重用されていた者が捨てられるということのたとえ。 【語源・由来】 鳥を射尽くしてしまうと、不必要となった弓がしまわれてし...
【四字熟語】 九牛一毛 【読み方】 きゅうぎゅうのいちもう 【意味】 多くの中の、きわめてわずかな部分のたとえ。また、きわめて些細で取るに足りないことのたとえ。 【語源・由来】 「九」は数が多いことのたとえ。多くの牛がい...
【四字熟語】 梧鼠之技 【読み方】 ごそのぎ 【意味】 専門のないことのたとえ。多くの技があっても十分に熟達したものでなければ結局役に立つことがない、また、わざは多く持っているが、一つとして役立つ技能がないこと。 【典拠...
【四字熟語】 牛刀割鶏 【読み方】 ぎゅうとうかっけい 【意味】 取るに足りない小さなことを処理するのに、大げさな方法を用いるたとえ。小さな物事を裁くのに、大人物や大げさな方法・手段などは必要ないということ。「鶏を割くに...
【四字熟語】 牛溲馬勃 【読み方】 ぎゅうしゅうばぼつ 【意味】 つまらないものや、役に立たない無用なもののたとえ。 【語源・由来】 「溲」は尿、小便。 「勃」は糞、大便。 牛の尿と馬の糞という意味から。一説によると、「...
【四字熟語】 飛兎竜文 【読み方】 ひとりょうぶん 【意味】 才能のあるすぐれた子供のこと。 【語源・由来】 「飛兎」「竜文」はともに、非常によく走るすぐれた馬、駿馬の名前。転じて、俊童の意となった。「竜」は「りょう」、...
【四字熟語】 読書亡羊 【読み方】 どくしょぼうよう 【意味】 羊の放牧中、本を読んでいて番を怠けたため、羊に逃げられてしまった意。転じて、他のことに熱中しすぎて肝心な仕事をおろそかにすることのたとえ。 【語源・由来】 ...
【四字熟語】 十羊九牧 【読み方】 じゅうようきゅうぼく 【意味】 十頭の羊に九人の羊飼いがいる。余計な人員。特に役人が多すぎることにいう。 【典拠・出典】 『隋書』「楊尚希伝」 十羊九牧(じゅうようきゅうぼく)の使い方...
【四字熟語】 牛鬼蛇神 【読み方】 ぎゅうきだしん 【意味】 妖怪や鬼神。もとは怪しげでとりとめがなく、幻のような作風・作品のたとえ。どうにも奇妙でしまりがないさま。容貌の醜いたとえとして用いられることもある。 【語源由...
【四字熟語】 鬼斧神工 【読み方】 きふしんこう 【意味】 人間の技とは思えない、精巧でち密な工芸品や美術品のこと。 【語源・由来】 鬼神が斧をふるって作ったような、神が細工を施したような作品という意味から。 【典拠・出...
【四字熟語】 偃鼠飲河 【読み方】 えんそいんが 【意味】 自分の器量や能力をわきまえ、相応のところで満足し、身の丈にあった暮らしをすべきだという教訓。 【語源・由来】 もぐらが河の水をどれだけ飲んでも、もぐらの小さな腹...
【四字熟語】 落花狼藉 【読み方】 らっかろうぜき 【意味】 花がばらばらに散ること。転じて、物が乱雑に散らばっていること。 花を乱暴に散らすこと。転じて、女性や子供に乱暴をはたらくこと。 【語源・由来】 ①の場合、花が...
【四字熟語】 杯盤狼藉 【読み方】 はいばんろうぜき 【意味】 酒宴が終わったあと、杯や皿が散らかっているさま。 【語源・由来】 「杯盤」は、杯や皿。「狼藉」は、狼が草を踏み荒らして寝る習性があることから、物が散乱してい...
【四字熟語】 声名狼藉 【読み方】 せいめいろうぜき 【意味】 評判を落として、それが回復しないこと。どうにもならないほど悪名がとどろいていること。 【語源・由来】 「悪声狼藉」とあるのにもとづく。 【典拠・出典】 『史...
【四字熟語】 羊質虎皮 【読み方】 ようしつこひ 【意味】 外見は立派だが、それに伴う実質がないたとえ。 【語源・由来】 羊に虎の皮を被せるという意味から。 【典拠・出典】 『揚子法言』「吾子」 【類義語】 ・虎皮羊質(...
【四字熟語】 猛虎伏草 【読み方】 もうこふくそう 【意味】 英雄が世に隠れているたとえ。また、英雄は隠れてはいても、それは一時のことであって、いつかは必ず世に出るということ。 【語源・由来】 「猛虎」はたけだけしいとら...
【四字熟語】 驥服塩車 【読み方】 きふくえんしゃ 【意味】 優れた人物がつまらぬ仕事をさせらていることである。 【語源・由来】 「驥服」は一日で千里走るとされるすぐれた馬に車を引かせること。塩を運ぶための車を名馬に引か...
【四字熟語】 肌肉玉雪 【読み方】 きにくぎょくせつ 【意味】 若い女性や幼い子供の肌が、白玉や雪のように白くきれいであるとほめる言葉。 【語源・由来】 「玉雪」は真っ白で美しい雪のこと。純白で美しい雪のように白い肌とい...
【四字熟語】 巍然屹立 【読み方】 ぎぜんきつりつ 【意味】 人や物などが、他よりも抜きん出て優れているさま。 【語源由来】 「巍然」は山がとても大きく高い様子。「屹立」は一際高く立っていること。 【典拠・出典】 - 巍...
【四字熟語】 希世之雄 【読み方】 きせいのゆう 【意味】 世にもまれなこと。世間にめったにないほどすぐれていること。 【語源・由来】 「希世」はとても珍しいこと。 【典拠・出典】 『日本書紀』 希世之雄(きせいのゆう)...
【四字熟語】 杞人天憂 【読み方】 きじんてんゆう 【意味】 無用の心配をすること。取り越し苦労のこと。 【故事】 紀の国の人が天が崩れて落ちてきたらと考え、心配していたという故事から。 【典拠・出典】 『列子』「天瑞」...
【四字熟語】 机上之論 【読み方】 きじょうのろん 【意味】 理屈は整っているが、実際には全く役に立たない議論。「机上」は机の上。「論」は根拠がひとつもない理論のこと。 【語源・由来】 状況や状態などを一切考慮せずに、机...
【四字熟語】 描虎類狗 【読み方】 びょうこるいく 【意味】 絵の素質のない者が虎を描いても、犬の絵になってしまう。へたな物まねのたとえ。 【語源・由来】 後漢の将軍の馬援が、豪傑の杜季良の真似をしていた兄の子を手紙で戒...
【四字熟語】 談虎色変 【読み方】 だんこしきへん 【意味】 実際に経験したことがある者だけが真実を知っているということ。また、恐ろしい話を聞いただけで、顔色を変えて緊張することをいう。「虎を談じて色変ず」とも読む。 【...
【四字熟語】 大人虎変 【読み方】 たいじんこへん 【意味】 すぐれた賢者が、時の流れに合わせて、日に日に自己変革すること。または、すぐれた統治者の制度変革によって、古い制度が新しくてよりよい制度に改められること。変化や...
【四字熟語】 大賢虎変 【読み方】 たいけんこへん 【意味】 すぐれた賢者が時の推移に従って日ごとに新たに自己変革をとげること。また、人格者によって、古い制度が立派な新しい制度に改められること。 【語源・由来】 「虎変」...
【四字熟語】 貴耳賤目 【読み方】 きじせんもく 【意味】 伝聞やうわさを軽々と信じて、実際に自分の目で見ているものを信じないこと。また、伝え聞いた遠くのことや過去のことは重んじるが、身近なことや現在のことは軽視すること...
【四字熟語】 狐裘羔袖 【読み方】 こきゅうこうしゅう 【意味】 全体は立派だが細部に問題があること。「狐裘にして羔袖す」とも読む。 【語源・由来】 「狐裘」は子狐の脇の下にある高級な毛皮で作った皮衣を指す。「羔袖」は子...
【四字熟語】 奇技淫巧 【読み方】 きぎいんこう 【意味】 快楽のみを求めた好ましくないもののたとえ。 【語源由来】 「淫」はあふれる意で、「淫巧」は非常にぜいたくな技巧のこと。 【典拠・出典】 『書経』「泰誓・下」 奇...
【四字熟語】 奇貨可居 【読み方】 きかかきょ 【意味】 好機はうまくとらえて、利用しなければならないというたとえ。珍しい値打ちのある物は貯えておいて、将来値が上がってから売ること。 【故事】 中国戦国時代末、趙の人質と...
【四字熟語】 既往不咎 【読み方】 きおうふきゅう 【意味】 過去のことをとやかくとがめだてするよりも、将来をつつしむことが大切であるという戒めの言葉。 【語源・由来】 「既往」は、過ぎ去ったとき、過去という意味。 【典...
【四字熟語】 勧百諷一 【読み方】 かんぴゃくふういつ 【意味】 益よりも害の多いこと。百の華美を勧めて一の節約を遠回しにいさめる意で、無用のことばかり多くて、役に立つことが少ない意。「百を勧めて一を諷す」とも読む。 【...
【四字熟語】 翫歳愒日 【読み方】 がんさいかいじつ 【意味】 怠惰に過ごし、月日を無駄にすること。「歳を翫び日を愒る」とも読む。 【語源・由来】 「翫」はもてあそぶこと。「愒」はむさぼること。 【典拠・出典】 『春秋左...
【四字熟語】 瓦釜雷鳴 【読み方】 がふらいめい 【意味】 賢者が相応の評価をされず、能力のない者が重要な地位について、いばることのたとえ。また、讒言が用いられるたとえ。 【語源・由来】 「瓦釜」は、素焼きの土製の釜で、...
【四字熟語】 家貧孝子 【読み方】 かひんこうし 【意味】 家が貧しいと孝行な子供ができるということ。また、人は逆境のときこそ真価があらわれるということ。「孝子」は親孝行な子供の意。 【語源・由来】 「家貧しくして孝子出...
【四字熟語】 割鶏牛刀 【読み方】 かっけいぎゅうとう 【意味】 取るに足りない小さなことを処理するのに、大げさな方法を用いるたとえ。小さな物事を裁くのに、大人物や大げさな方法・手段などは必要ないということ。また、それら...
【四字熟語】 家常茶飯 【読み方】 かじょうさはん 【意味】 ごく平凡なありふれたこと。また、とるに足りないこと。 【語源・由来】 「茶飯」は、毎日の食事やお茶のこと。毎日ご飯を食べ、お茶を飲むようにという意から。 【典...
【四字熟語】 夏侯拾芥 【読み方】 かこうしゅうかい 【意味】 学問を修めるのが大切なこと。漢の夏侯勝が、学問を修めれば官職を得ることなど地面のごみを拾うように容易だと教えたことから。「拾芥」はごみを拾う意味で、物事のた...
【四字熟語】 家鶏野雉 【読み方】 かけいやち 【意味】 ありふれた古いものを遠ざけて、珍しく新しいものを大切にすること。「雉」はきじ。家で飼っている鶏を嫌って、野性のきじを好むこと。 【故事】 中国晋代の庾翼は、はじめ...
【四字熟語】 蝸牛角上 【読み方】 かぎゅうかくじょう 【意味】 どうでもいいような、つまらないことで争うことのたとえ。 【語源・由来】 「蝸角」は、カタツムリの角の意から転じて、きわめて狭いこと、また、小さいことのたと...
【四字熟語】 兔死狗烹 【読み方】 としくほう 【意味】 戦時に活躍した武将は、ひとたび太平の世となると、用なしとして殺されてしまうことをたとえた言葉。また、後に広く、利用価値があるときだけ用いられ、無用になると捨てられ...
【四字熟語】 啐啄同時 【読み方】 そったくどうじ 【意味】 逃したらもう二度と来ない、大切な機会。 【語源由来】 「啐」は、ヒナが卵からかえろうとするとき、中から殻をつつく音のこと。「啄」は、親鳥が外から殻をつついてこ...
【四字熟語】 好評嘖嘖 【読み方】 こうひょうさくさく 【意味】 非常に評判のよいさま。 【語源・由来】 「嘖嘖」は口々にうわさするさま。評判するさま。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・名声赫赫(めいせいかくかく) 【...
【四字熟語】 不易流行 【読み方】 ふえきりゅうこう 【意味】 いつまでも変化しない本質的なものを忘れない中にも、新しく変化を重ねているものをも取り入れていくこと。また、新味を求めて変化を重ねていく流行性こそが不易の本質...
【四字熟語】 名人気質 【読み方】 めいじんかたぎ 【意味】 一芸にひいでた人に特有の肌合い。世間の評価や損得よりも、自分の技芸や価値観を大切にする気質。名人肌。 【典拠・出典】 - 名人気質(めいじんかたぎ)の使い方 ...
【四字熟語】 天下無敵 【読み方】 てんかむてき 【意味】 この世にかなうものがいないほど強い、あるいはすぐれていること。 【典拠・出典】 『荘子』「説剣」 天下無敵(てんかむてき)の使い方 天下無敵(てんかむてき)の例...
【四字熟語】 実力伯仲 【読み方】 じつりょくはくちゅう 【意味】 優劣をつけることができないほどに二者の間で実力差がないことで、両方優れていて優劣をつけるのが難しい。 【語源・由来】 「伯仲」は、中国語で長男と次男とい...
【四字熟語】 面目一新 【読み方】 めんもくいっしん 【意味】 世間の評判が一新して、それまでとは違う高い評価を得ること。また、外見や内容が全く新しく変わること。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・名誉挽回(めいよばんか...
【四字熟語】 威風堂堂 【読み方】 いふうどうどう 【意味】 威厳に満ち溢れてりっぱなこと。気勢が大いに盛んなこと。 【語源・由来】 「威風」は威厳があり、おかしがたいさま。「堂堂」は雄大でりっぱなさま。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 美酒佳肴 【読み方】 びしゅかこう 【意味】 おいしい酒と、うまいさかな。非常においしいごちそうのこと。 【語源・由来】 「美酒」はおいしい酒。「佳肴」はおいしい料理のこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】...
【四字熟語】 美衣美食 【読み方】 びいびしょく 【意味】 ぜいたくな服装や食事をすること。 【典拠・出典】 - 美衣美食(びいびしょく)の使い方 美衣美食(びいびしょく)の例文 健太くんは、小さいころから美衣美食を当た...
【四字熟語】 読書三到 【読み方】 どくしょさんとう 【意味】 読書をするにあたって大切な三つの心得。 【語源・由来】 「眼到」は目でよく見ること。「口到」は声を出して読むこと。・「心到」は精神を集中して読むこと。の三つ...
【四字熟語】 膾炙人口 【読み方】 かいしゃじんこう 【意味】 広く世間の評判となり、もてはやされていること。 【語源・由来】 「膾」はなますで、生の肉を細かく刻んだもの。「炙」はあぶり肉のこと。どちらも誰の口にもあって...
【四字熟語】 瑰意琦行 【読み方】 かいいきこう 【意味】 考えや行いが普通の人とは違って優れていること。 【語源・由来】 「瑰意」は、普通と異なった、めずらしく優れた心のこと。「琦行」は、普通ではない行為、変わった行い...
【四字熟語】 温文爾雅 【読み方】 おんぶんじが 【意味】 心がおだやかで礼儀にかない、文章、言語、風俗などのかどがとれて美しいこと。 【語源・由来】 「温文」は、心がおだやかで、態度が礼儀にかない品がよいこと。「爾」は...
【四字熟語】 屋上架屋 【読み方】 おくじょうかおく 【意味】 屋根の上にまた屋根を架ける意から、無意味な重複、新味のないこと、独創性のないことのたとえ。 【語源・由来】 屋根の上に屋根を架けるという意味から。 【典拠・...
【四字熟語】 閻浮檀金 【読み方】 えんぶだごん 【意味】 良質の金のたとえ。 【語源・由来】 「閻浮」は仏教で須弥山のまわりにある四大陸の一つで、南にある大陸の閻浮提のこと。「檀」は川。 【典拠・出典】 『大智度論』「...
【四字熟語】 宛転蛾眉 【読み方】 えんてんがび 【意味】 顔かたちが美しいさま。美人の形容。 【語源・由来】 「宛転」は眉が美しい曲線をなすこと、「蛾眉」は蛾の触覚のように細長く曲がっている美しいまゆ。美人のまゆのたと...
【四字熟語】 影駭響震 【読み方】 えいがいきょうしん 【意味】 ちょっとした影やささいな物音にもおびえる意から、ひどく驚き怖れること。 【典拠・出典】 『文選』班固「答賓戯」 【類義語】 ・疑心暗鬼(ぎしんあんき) ・...
【四字熟語】 迂疎空闊 【読み方】 うそくうかつ 【意味】 まわりくどく実際に適応できないこと。事情にうとく実際に役に立たないこと。 【典拠・出典】 - 迂疎空闊(うそくうかつ)の使い方 迂疎空闊(うそくうかつ)の例文 ...
【四字熟語】 允文允武 【読み方】 いんぶんいんぶ 【意味】 武道・学芸、ともにすぐれていること。もと文武を兼ね備えた天子の徳をたたえたことば。 【典拠・出典】 『詩経』「魯頌」 【類義語】 ・経文緯武(けいぶんいぶ) ...
【四字熟語】 倚馬七紙 【読み方】 いばしちし 【意味】 すらすらと名文を書き上げる才能。馬前に立ったまま一息に七枚の紙に文を書き上げる意。 【語源・由来】 中国の晋の哀虎が桓温に布告の文を書くように命ぜられ、馬前にたっ...
【四字熟語】 一登竜門 【読み方】 いっとりゅうもん 【意味】 その時代の有力者に認められれば、その人の価値は世間から十倍にも評価されるということ。 【典拠・出典】 李白「与韓荊州書」 一登竜門(いっとりゅうもん)の使い...
一短一長の意味(類義語) 【四字熟語】 一短一長 【読み方】 いったんいっちょう 【意味】 長所もあり、短所もあり、完全でないこと。人や物事についていう。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・一利一害(いちりいちがい) ・...
一箭双雕の意味(語源由来・出典・類義語) 【四字熟語】 一箭双雕 【読み方】 いっせんそうちょう 【意味】 弓を射るのがうまいこと。一つの行動で二つの利益を得ること。「一箭」は一本の矢、「双雕」は二羽の鷲。くまたか。 【...
一世之雄の意味(語源由来・出典・類義語) 【四字熟語】 一世之雄 【読み方】 いっせいのゆう 【意味】 その時代で最も優れた英雄。当代の最もすぐれた人物。 【語源・由来】 「一世」はその時代の意。 【典拠・出典】 『宋書...
一水盈盈の意味(語源由来・類義語) 【四字熟語】 一水盈盈 【読み方】 いっすいえいえい 【意味】 水満ちわたる一筋の川。互いに心惹かれながら、相見たり言葉を交わしたりできないたとえ。「盈盈」は水が満ち溢れるさま。一説に...
一笑千金の意味(出典・類義語) 【四字熟語】 一笑千金 【読み方】 いっしょうせんきん 【意味】 ひとたびほほえめば千金に値するほどの美人をいう。美人の笑顔の得難いことのたとえ。 【典拠・出典】 『芸文類聚』 【類義語】...
一士諤諤の意味(語源由来・出典) 【四字熟語】 一士諤諤 【読み方】 いっしがくがく 【意味】 多くのものがおもねり追従している中で、一人だけおそれはばからずに直言すること。 【語源・由来】 「諤諤」ははばかることなくあ...