季布一諾【きふのいちだく】の意味と使い方や例文(故事・出典・類義語)
【四字熟語】 季布一諾 【読み方】 きふのいちだく 【意味】 絶対に破られることのない固い約束や承諾のたとえ。また、一度した約束や承諾は必ず守ることのたとえ。「季布」と略して用いることもある。 【故事】 「季布」は人の名...
【四字熟語】 季布一諾 【読み方】 きふのいちだく 【意味】 絶対に破られることのない固い約束や承諾のたとえ。また、一度した約束や承諾は必ず守ることのたとえ。「季布」と略して用いることもある。 【故事】 「季布」は人の名...
【四字熟語】 鬼斧神工 【読み方】 きふしんこう 【意味】 人間の技とは思えない、精巧でち密な工芸品や美術品のこと。 【語源・由来】 鬼神が斧をふるって作ったような、神が細工を施したような作品という意味から。 【典拠・出...
【四字熟語】 鼠窃狗盗 【読み方】 そせつくとう 【意味】 こそどろのたとえ。 【語源・由来】 鼠や犬のようにこそこそ物を盗む意。「鼠窃」は鼠のようにこそこそ盗むこと。「狗盗」は犬の真似をして、家に入り込むこそどろ。 【...
【四字熟語】 鼠牙雀角 【読み方】 そがじゃっかく 【意味】 訴訟のこと。 【語源・由来】 「鼠牙」は鼠の牙。「雀角」は雀の口ばし。鼠の歯や雀の口ばしが家の壁や屋根、柱を傷つけるように、訴訟や裁判は面倒事であり家庭を壊し...
【四字熟語】 帰馬放牛 【読み方】 きばほうぎゅう 【意味】 戦争が終わって平和になることのたとえ。また、再び戦争をしないたとえ。戦備を解くことで平和を宣言し、不戦の意志を示す。 【語源・由来】 殷の紂王を討ち取った周の...
【四字熟語】 肌肉玉雪 【読み方】 きにくぎょくせつ 【意味】 若い女性や幼い子供の肌が、白玉や雪のように白くきれいであるとほめる言葉。 【語源・由来】 「玉雪」は真っ白で美しい雪のこと。純白で美しい雪のように白い肌とい...
【四字熟語】 亀甲獣骨 【読み方】 きっこうじゅうこつ 【意味】 亀の甲羅とけものの骨。ともに中国古代に文字を刻みつけて占いに用いた。 【語源・由来】 「甲」は甲羅。古代中国の殷の時代に、甲骨文字を刻んで占いの記録をして...
【四字熟語】 佶屈聱牙 【読み方】 きっくつごうが 【意味】 文章が難解で堅苦しくわかりにくい様。 【語源・由来】 「佶屈」は折れ曲がる様子。また滞り、つまって進まない様子。「聱牙」は話などがごつごつして理解できない様子...
【四字熟語】 巍然屹立 【読み方】 ぎぜんきつりつ 【意味】 人や物などが、他よりも抜きん出て優れているさま。 【語源由来】 「巍然」は山がとても大きく高い様子。「屹立」は一際高く立っていること。 【典拠・出典】 - 巍...
【四字熟語】 羈紲之僕 【読み方】 きせつのぼく 【意味】 主君の車馬を御する従者。随行者。 【語源・由来】 「羈」は馬の顔に付けるおもがい、「紲」は馬の手綱のことで、主人の馬車を操る従者という意味から。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 机上之論 【読み方】 きじょうのろん 【意味】 理屈は整っているが、実際には全く役に立たない議論。「机上」は机の上。「論」は根拠がひとつもない理論のこと。 【語源・由来】 状況や状態などを一切考慮せずに、机...
【四字熟語】 市虎三伝 【読み方】 しこさんでん 【意味】 事実でないことでも、多くの人がいうと、聞く者もいつかは信じるようになる。根拠のない嘘も、ついに信用されることのたとえ。 【典拠・出典】 『戦国策』「魏策・秦策」...
【四字熟語】 三人成虎 【読み方】 さんにんせいこ 【意味】 噓や噂が多くの人の話題になれば、みんながそれを信じてしまい、真実のようになってしまうということ。 【語源・由来】 「三人、虎を成す」と読み下す。 【典拠・出典...
【四字熟語】 虎豹之文 【読み方】 こひょうのぶん 【意味】 才能と知恵のどちらもある人は、才能と知恵があるために災いを招くということのたとえ。 【語源・由来】 虎や豹は美しい毛皮を持っているため、狩りをする気を起こさせ...
【四字熟語】 貴耳賤目 【読み方】 きじせんもく 【意味】 伝聞やうわさを軽々と信じて、実際に自分の目で見ているものを信じないこと。また、伝え聞いた遠くのことや過去のことは重んじるが、身近なことや現在のことは軽視すること...
【四字熟語】 旗鼓堂堂 【読み方】 きこどうどう 【意味】 軍隊が整然として勢いや威厳のあるさま。転じて、一般に隊列をなして行進するさまなどの形容にも用いる。また、文筆の勢いの盛んな形容。 【語源由来】 「旗鼓」は旗と太...
【四字熟語】 董狐之筆 【読み方】 とうこのふで 【意味】 権力の圧力に屈せず、また権勢にこびへつらうことなく、歴史的事実を正しく記述すること。 【語源・由来】 「国主霊公が部下に殺されたその時、大臣であった趙盾は国外に...
【四字熟語】 狐死首丘 【読み方】 こししゅきゅう 【意味】 故郷を忘れないことのたとえ。また、物事の根本を忘れないことのたとえ。「狐死して丘に首す」とも読む。 【語源・由来】 「首」は、頭を向けること。狐は死ぬとき、自...
【四字熟語】 篝火狐鳴 【読み方】 こうかこめい 【意味】 不可思議なことで民衆を惑わすこと。 【語源・由来】 秦末に陳勝と呉広が反乱を起こし、民衆を引き入れるためにかがり火を焚いて狐の鳴き声を真似させて「大楚が興って陳...
【四字熟語】 邑犬群吠 【読み方】 ゆうけんぐんばい 【意味】 小人がこぞって集まり、人のうわさなどを盛んに言い合うことの形容。また、小人が多く賢人を非難するたとえ。村里にすむ犬が群がって吠えるという意から。「邑」は村里...
【四字熟語】 飛鷹走狗 【読み方】 ひようそうく 【意味】 たかを飛ばし、犬を走らせる意で、狩りをすること。 【語源・由来】 「飛鷹」はたかを飛ばすこと。「狗」は犬で、猟犬のこと。 【典拠・出典】 『後漢書』「袁術伝」 ...
【四字熟語】 跂行喙息 【読み方】 きこうかいそく 【意味】 動物のこと。特に、虫や鳥のたぐいをさすことば。 【語源・由来】 「跂行」は虫などがはうことや足で歩くこと。「喙息」は口で息をするものということから。 【典拠・...
【四字熟語】 危言覈論 【読み方】 きげんかくろん 【意味】 自分の身の危険を顧みずに、正しいと思うことを主張し、激しく議論すること。 【語源・由来】 「危言」は自身の身が危険な状況になることを気にかけずに、自分の考えを...
【四字熟語】 規矩準縄 【読み方】 きくじゅんじょう 【意味】 行動や物事の規準。法則。手本。規則。 【語源・由来】 「規」は円を描くときに使うコンパス。「矩」は長さを測るための指矩のこと。「準」は水平を測るための水準器...
【四字熟語】 騏驥過隙 【読み方】 ききかげき 【意味】 わずかな時間。一瞬の出来事。「騏驥」は一日で千里を走りきるといわれる駿馬のこと。「過隙」は戸の隙間の向こう側をかけぬける意。 【語源・由来】 「騏驥」は一日で千里...
【四字熟語】 機械之心 【読み方】 きかいのこころ 【意味】 偽りたくらむ心。策をめぐらす心。機械は巧妙な構造の器具。転じて、巧知。偽り。企み。 【語源・由来】 「機械」は巧妙な仕組みの器具のことから。 【典拠・出典】 ...
【四字熟語】 既往不咎 【読み方】 きおうふきゅう 【意味】 過去のことをとやかくとがめだてするよりも、将来をつつしむことが大切であるという戒めの言葉。 【語源・由来】 「既往」は、過ぎ去ったとき、過去という意味。 【典...
【四字熟語】 気韻生動 【読み方】 きいんせいどう 【意味】 芸術作品に気高い風格や気品が生き生きと表現されていること。また、絵画や他の芸術作品などに、生き生きとした生命感や迫力があり、情趣にあふれていること。 【語源・...
【四字熟語】 管中窺豹 【読み方】 かんちゅうきひょう 【意味】 見識の非常に狭いたとえ。管の穴から豹を見る意。一つの斑紋しか見えないことからいう。「管中より豹を窺う」とも読む。 【典拠・出典】 『晋書』「王献之伝」 【...
【四字熟語】 干戚羽旄 【読み方】 かんせきうぼう 【意味】 武の舞と文の舞のこと。夏の禹王が始めた舞楽。 【語源・由来】 「干戚」はたてとまさかりを持って舞う、武の舞のこと。「羽旄」は雉の羽と旄牛の尾で作った飾りを持っ...
【四字熟語】 寒山拾得 【読み方】 かんざんじっとく 【意味】 中国唐代中期の寒山と拾得の二人の高僧。二人とも奇行が多く、詩人としても有名だが、その実在すら疑われることもある。拾得は天台山国清寺の食事係をしていたが、近く...
【四字熟語】 翫歳愒日 【読み方】 がんさいかいじつ 【意味】 怠惰に過ごし、月日を無駄にすること。「歳を翫び日を愒る」とも読む。 【語源・由来】 「翫」はもてあそぶこと。「愒」はむさぼること。 【典拠・出典】 『春秋左...
【四字熟語】 寒江独釣 【読み方】 かんこうどくちょう 【意味】 冬の川で雪の中一人で釣りをする人の姿。もと柳宗元の「江雪」の中でうたわれたもので、のち多くの画題となった。 【典拠・出典】 柳宗元「江雪」 寒江独釣(かん...
【四字熟語】 管窺蠡測 【読み方】 かんきれいそく 【意味】 非常に見識が狭いこと。 【語源・由来】 「管窺」は管を通して天を見ること。「蠡測」はほら貝(一説にひさご)で海の水を測ることで、きわめて狭い見識で大事を測るこ...
【四字熟語】 緩歌慢舞 【読み方】 かんかまんぶ 【意味】 ゆるやかに歌い、ゆるやかに舞うこと。 【典拠・出典】 白居易「長恨歌」 緩歌慢舞(かんかまんぶ)の使い方 緩歌慢舞(かんかまんぶ)の例文 うららかな午後のひと時...
【四字熟語】 頷下之珠 【読み方】 がんかのしゅ 【意味】 めったに手に入れることができない貴重なもののこと。 【語源由来】 「頷下」はあごの下。「珠」は宝石の意。黒い竜のあごの下にあるという玉のことで、命がけで求めなけ...
【四字熟語】 含牙戴角 【読み方】 がんがたいかく 【意味】 牙や角をもつもの。獣の類。「牙を含み角を戴く」とも読む。 【典拠・出典】 『淮南子』「修務訓」 含牙戴角(がんがたいかく)の使い方 含牙戴角(がんがたいかく)...
【四字熟語】 韓海蘇潮 【読み方】 かんかいそちょう 【意味】 韓愈と蘇軾の文体を評した語のこと。唐の韓愈の文章は海のように広々としており、北宋の蘇軾の書いた文章は、潮のように力強い起伏があるということ。 【典拠・出典】...
【四字熟語】 含英咀華 【読み方】 がんえいしょか 【意味】 文章のすぐれた部分をよく味わって、心の中に蓄積すること。また、詩文に妙味があることのたとえ。「英を含み花を咀う」とも読む。 【語源・由来】 「含英」は美しいも...
【四字熟語】 河梁之吟 【読み方】 かりょうのぎん 【意味】 親しい人を送る時の別れがたい気持ちのこと。「河梁」は橋のこと。 【故事】 李陵の詩より。匈奴に捕らわれた漢の李陵が、中国本土に還る蘓武に「手を携えて河梁に上る...
【四字熟語】 瓜剖豆分 【読み方】 かぼうとうぶん 【意味】 瓜や豆を割るように分裂・分割すること。 【典拠・出典】 『文選』鮑照「蕪城賦」 【類義語】 ・豆分瓜剖(とうぶんかぼう) ・豆剖瓜分(とうぼうかぶん) 瓜剖豆...
【四字熟語】 活剥生呑 【読み方】 かっぱくせいどん 【意味】 他人の詩文などをそっくり盗用すること。また、他人の言葉や考えを鵜呑みにして受け売りするだけで、独自性・創造性のないことのたとえ。 【語源・由来】 「生呑」は...
【四字熟語】 渇驥奔泉 【読み方】 かっきほんせん 【意味】 勢いが激しいこと。また、書の筆勢が力強いこと。「奔」は勢いよく走る意。のどが渇いた駿馬が、泉に向かって勢いよく走り寄るという意味から。「渇駿、泉に奔る」とも読...
【四字熟語】 家書万金 【読み方】 かしょばんきん 【意味】 家族からの手紙は、何よりもうれしいということ。 【語源・由来】 「家書」は、家から届いた手紙のこと。「万金」は、大金の意。出典の「烽火三月に連なり、家書万金に...
【四字熟語】 歌功頌徳 【読み方】 かこうしょうとく 【意味】 人の手柄や徳をほめたたえて歌うこと。「頌徳」は人徳の高さをほめたたえる意。「功を歌い徳を頌う」とも読む。 【語源由来】 「歌功」は功績をたたえて歌うこと。 ...
【四字熟語】 鶴翼之囲 【読み方】 かくよくのかこみ 【意味】 左右に長く広がった陣形をめぐらすこと。 【語源・由来】 「鶴翼」は鶴が翼を広げたときのように、左右に長く張りだした陣形。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・...
【四字熟語】 諤諤之臣 【読み方】 がくがくのしん 【意味】 正しいと思うことを直言する人のこと。 【典拠・出典】 『史記』「商君伝」 【類義語】 ・折檻諫言(せっかんかんげん) 諤諤之臣(がくがくのしん)の使い方 諤諤...
【四字熟語】 河魚腹疾 【読み方】 かぎょのふくしつ 【意味】 国家が腐敗して、内部から崩壊すること。「腹疾」は腹の病気の意。 【語源・由来】 「河魚」は川に住む魚のこと。魚の腐敗は腹内から始まることから。 【典拠・出典...
【四字熟語】 蝸牛角上 【読み方】 かぎゅうかくじょう 【意味】 どうでもいいような、つまらないことで争うことのたとえ。 【語源・由来】 「蝸角」は、カタツムリの角の意から転じて、きわめて狭いこと、また、小さいことのたと...
【四字熟語】 夏癸殷辛 【読み方】 かきいんしん 【意味】 夏王朝の桀王と殷王朝の紂王。ともに古代の暴君。 【語源・由来】 「癸」は桀王の名。「辛」は紂王の名。「夏」、「殷」はともに王朝の名。 【典拠・出典】 張衡「東京...
【四字熟語】 河漢之言 【読み方】 かかんのげん 【意味】 言葉が天の川のように果てしなくとりとめのないこと。また虚言(ほら)をいう。 【語源・由来】 「河漢」は天にかかる天の川のこと。 【典拠・出典】 『荘子』逍遥遊 ...
【四字熟語】 花街柳巷 【読み方】 かがいりゅうこう 【意味】 酒色を供することを職業とする遊郭・色町のこと。昔、色町には多く柳や花が植えられていたとも、艶めかしい遊女を柳や花にたとえたともいわれる。「花柳」は、この語の...
【四字熟語】 餓狼之口 【読み方】 がろうのくち 【意味】 非常に欲が強く、残忍な人のこと。 【語源・由来】 「餓狼」は飢えたおおかみのことで、残忍で強欲な人のたとえ。 【典拠・出典】 『晋書』 餓狼之口(がろうのくち)...
【四字熟語】 檻猿籠鳥 【読み方】 かんえんろうちょう 【意味】 自由を奪われて自分の思い通りに生きることが出来ない境遇のたとえ。 【語源・由来】 白居易の「籠鳥檻猿倶に未だ死せず、人間相見るは是何れの年ぞ」(かごの鳥も...
【四字熟語】 窮猿投林 【読み方】 きゅうえんとうりん 【意味】 困っているときには、あれこれとえり好みなどしている余裕はないたとえ。貧窮しているときには俸禄や官職などをえり好みしている余裕はないたとえ。逃げ場の無い状況...
【四字熟語】 犬馬之養 【読み方】 けんばのよう 【意味】 精神的な情愛がない物質的な援助だけですませようとする、誠意のない親孝行のこと。 【語源・由来】 「養」は、やしなう。家畜の犬や馬を養うように、ただ衣食を与えるだ...
【四字熟語】 見兔放犬 【読み方】 けんとほうけん 【意味】 失敗してから改めても決して遅すぎないということのたとえ。 【語源・由来】 狩りをする時、ウサギを見つけてから犬を放って追わせても間に合うということ。 【典拠・...
【四字熟語】 犬馬之歯 【読み方】 けんばのよわい 【意味】 自分の年齢の謙称。 【典拠・出典】 『漢書』「趙充国伝」 【類義語】 ・犬馬之年(けんばのとし) 犬馬之歯(けんばのよわい)の使い方 犬馬之歯(けんばのよわい...
【四字熟語】 犬牙相制 【読み方】 けんがそうせい 【意味】 国境が複雑に入り組んだ国同士が互いに牽制し合うこと。 【典拠・出典】 『史記』「孝文紀」 【類義語】 ・犬牙相錯(けんがそうさく) 犬牙相制(けんがそうせい)...
【四字熟語】 犬猿之仲 【読み方】 けんえんのなか 【意味】 互いの仲が非常に悪いこと。 【語源・由来】 昔から日本では犬と猿は相性が悪いとされていることから。日本独特のことば。 【典拠・出典】 - 犬猿之仲(けんえんの...
【四字熟語】 鶏犬不寧 【読み方】 けいけんふねい 【意味】 非常に緊迫した状況で、心が落ち着かないことのたとえ。上を下への大騒ぎ。「鶏犬も寧からず」とも読む。 【語源・由来】 騒然としていて、鶏や犬でさえも落ち着かない...
【四字熟語】 狗馬之心 【読み方】 くばのこころ 【意味】 目上の人に対する忠誠心、自分の誠意の謙称。 【語源・由来】 「狗馬」は犬と馬のこと。犬や馬が、自分を養ってくれた主人に対し、恩を忘れず仕えるように、ささやかなが...
【四字熟語】 李下瓜田 【読み方】 りかかでん 【意味】 人などに疑われるような事はするなということ。 【語源・由来】 「瓜田不納履、李下不正冠」より。瓜の畑の中で靴を履き直すと、瓜を盗むと疑われる。また、李すももの木の...
【四字熟語】 啐啄同時 【読み方】 そったくどうじ 【意味】 逃したらもう二度と来ない、大切な機会。 【語源由来】 「啐」は、ヒナが卵からかえろうとするとき、中から殻をつつく音のこと。「啄」は、親鳥が外から殻をつついてこ...
【四字熟語】 好評嘖嘖 【読み方】 こうひょうさくさく 【意味】 非常に評判のよいさま。 【語源・由来】 「嘖嘖」は口々にうわさするさま。評判するさま。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・名声赫赫(めいせいかくかく) 【...
【四字熟語】 因果関係 【読み方】 いんがかんけい 【意味】 ①二つ以上のものの間に原因と結果の関係があること。 ②犯罪や不法行為などをした者が法律上負担すべき責任の根拠の一つとして、ある行為と結果との間に存在していると...
【四字熟語】 近郷近在 【読み方】 きんごうきんざい 【意味】 都市に近い田舎の意味。 【語源由来】 「近郷」は、都市に近い村。「近在」は、都市に近い場所という意味で、同じような言葉を重ねて意味を強調したもの。 【典拠・...
【四字熟語】 明朗快活 【読み方】 めいろうかいかつ 【意味】 明るく元気であるさま。 【語源・由来】 「明朗」も「快活」も、朗らかで元気のあるさまを意味する表現。「明朗」は、「明朗会計」のように、後ろ暗いところがないさ...
【四字熟語】 百人百様 【読み方】 ひゃくにんひゃくよう 【意味】 人は、めいめいがそれぞれ違った考え方ややり方をするということ。百人いれば、百種類のありさま・すがた・かたちがあるという意。 【語源・由来】 「百」は数の...
【四字熟語】 率先垂範 【読み方】 そっせんすいはん 【意味】 人の先頭に立って物事を行い、手本を示すこと。 【語源・由来】 「率先」は先んじる、人の先頭に立つ意。「垂範」は模範を示すこと。 【典拠・出典】 - 【類義語...
【四字熟語】 常住坐臥 【読み方】 じょうじゅうざが 【意味】 日常、座っているときでも寝ているときでも、いつも。ふだんの生活で。四六時中。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・行住坐臥(ぎょうじゅうざが) ・日常坐臥(に...
【四字熟語】 失礼千万 【読み方】 しつれいせんばん 【意味】 この上なく礼儀を欠いた言動や態度をとることで、とても失礼な様子で礼儀のなさが目に余るという意味。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・失敬千万(しっけいせんば...
【四字熟語】 廻天之力 【読み方】 かいてんのちから 【意味】 天下の情勢を一変させるほどの大きな力。また、困難な状況を一変させるほどの大きな力。 【語源・由来】 「回天」は、天を回転させる意から転じて、天下の形勢を一変...
【四字熟語】 蓋天蓋地 【読み方】 がいてんがいち 【意味】 天をおおい、地をおおうこと。全ての世界に広く隅々まで行き渡ること。「天を蓋い地を蓋う」とも読む。 【典拠・出典】 - 蓋天蓋地(がいてんがいち)の使い方 蓋天...
【四字熟語】 喙長三尺 【読み方】 かいちょうさんじゃく 【意味】 しゃべることがきわめて達者なこと。 【語源・由来】 「喙」はくちばしのこと。くちばしの長さが三尺もあるという意味から。 【典拠・出典】 『荘子』「徐無鬼...
【四字熟語】 膾炙人口 【読み方】 かいしゃじんこう 【意味】 広く世間の評判となり、もてはやされていること。 【語源・由来】 「膾」はなますで、生の肉を細かく刻んだもの。「炙」はあぶり肉のこと。どちらも誰の口にもあって...
【四字熟語】 海角天涯 【読み方】 かいかくてんがい 【意味】 二つの地がきわめて離れていることのたとえ。天の果て、海の角という意味。 【典拠・出典】 徐陵「武皇帝作相時与嶺南酋豪書」 【類義語】 ・地角天涯(ちかくてん...
【四字熟語】 蓋瓦級甎 【読み方】 がいがきゅうせん 【意味】 屋根の瓦と階段の敷き瓦のこと。甎は敷き瓦の意。 【語源由来】 「蓋」はおおうこと。「級」は階段・きざはし。 【典拠・出典】 「韓愈」 蓋瓦級甎(がいがきゅう...
【四字熟語】 温文爾雅 【読み方】 おんぶんじが 【意味】 心がおだやかで礼儀にかない、文章、言語、風俗などのかどがとれて美しいこと。 【語源・由来】 「温文」は、心がおだやかで、態度が礼儀にかない品がよいこと。「爾」は...
【四字熟語】 屋上架屋 【読み方】 おくじょうかおく 【意味】 屋根の上にまた屋根を架ける意から、無意味な重複、新味のないこと、独創性のないことのたとえ。 【語源・由来】 屋根の上に屋根を架けるという意味から。 【典拠・...
【四字熟語】 屋烏之愛 【読み方】 おくうのあい 【意味】 きわめて愛情の深いこと、また偏愛・溺愛のたとえ。 【語源・由来】 「屋烏」は、屋根の上のカラス。強く人を愛すると、その人の住む家の屋根の上にとまるカラスさえ好き...
【四字熟語】 甕裡醯鶏 【読み方】 おうりけいけい 【意味】 世の中を知らないつまらぬ卑小な者という意味の例え。 【語源・由来】 孔子が老子にあって話を聞いた後、弟子の顔回に、この私は甕(かめ)のなかのさけの中にわく虫と...
【四字熟語】 王楊盧駱 【読み方】 おうようろらく 【意味】 初唐の四人の詩の大家。 【語源・由来】 「王勃」「楊炯」「盧照鄰」「駱賓王」。いずれも唐代初期の人で近体詩の確立に貢献した詩の巨匠。 【典拠・出典】 『旧唐書...
【四字熟語】 横説竪説 【読み方】 おうせつじゅせつ 【意味】 自由自在に述べたてること。縦横に説き述べること。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・横説縦説(おうせつじゅうせつ) 横説竪説(おうせつじゅせつ)の使い方 横...
【四字熟語】 枉尺直尋 【読み方】 おうせきちょくじん 【意味】 大きなことを成功させるためには、小さな犠牲はやむを得ないということ。 【語源・由来】 「枉」は、まげる。「直」は、まっすぐにする。「尺」「尋」は、ともに長...
【四字熟語】 枉駕来臨 【読み方】 おうがらいりん 【意味】 乗り物の進路を変えてまで、わざわざお立ち寄りいただき恐縮ですという意の言葉。 【典拠・出典】 - 枉駕来臨(おうがらいりん)の使い方 枉駕来臨(おうがらいりん...
【四字熟語】 嘔啞嘲哳 【読み方】 おうあちょうたつ 【意味】 洗練されていない、調子の狂った乱雑な音のこと。また、小さな子どもたちが、やかましく騒ぎ立てている声のこと。 【語源・由来】 「嘔啞」は、調子はずれの管弦の音...
【四字熟語】 円顱方趾 【読み方】 えんろほうし 【意味】 人間のこと。 【語源・由来】 「円頭」は、頭が丸いこと。「方足」は、足が四角いこと。古代中国では、人間の丸い頭は天をかたどり、四角い足は地をかたどってできたもの...
【四字熟語】 延陵季子 【読み方】 えんりょうのきし 【意味】 春秋時代、呉の季札のこと。延陵にほうぜられたのでいう。 【典拠・出典】 『史記』「呉太伯世家」 延陵季子(えんりょうのきし)の使い方 延陵季子(えんりょうの...
【四字熟語】 轅門二竜 【読み方】 えんもんにりょう 【意味】 古代中国、唐の武将『烏承玭』と『烏承恩』を指す言葉。二人は戦場で活躍して功績を上げて、このように評された。 【語源・由来】 「轅門」は戦場のたとえで、二台の...
【四字熟語】 厭聞飫聴 【読み方】 えんぶんよちょう 【意味】 何度も聞きすぎて飽きること。耳にたこができる。 【典拠・出典】 曾鞏「送江任序」 厭聞飫聴(えんぶんよちょう)の使い方 厭聞飫聴(えんぶんよちょう)の例文 ...
【四字熟語】 閻浮檀金 【読み方】 えんぶだごん 【意味】 良質の金のたとえ。 【語源・由来】 「閻浮」は仏教で須弥山のまわりにある四大陸の一つで、南にある大陸の閻浮提のこと。「檀」は川。 【典拠・出典】 『大智度論』「...
【四字熟語】 猿臂之勢 【読み方】 えんぴのいきおい 【意味】 攻守や進退が自在にできる軍隊の体勢をいう。また、遠方に陣地を設けること。 【典拠・出典】 『旧唐書』「李光弼伝」 猿臂之勢(えんぴのいきおい)の使い方 猿臂...
【四字熟語】 円鑿方枘 【読み方】 えんさくほうぜい 【意味】 物事がうまくかみ合わないことのたとえ。「円鑿」は、丸い穴のこと。「方枘」は、四角い枘という意味。「枘」は、突起物のこと。 【語源・由来】 丸い穴に四角い棒を...
【四字熟語】 円孔方木 【読み方】 えんこうほうぼく 【意味】 物事が食い違っていて、上手く噛み合わないこと。木を接合するときに、円形の穴に四角形のほぞを入れようとするという意味から。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・...
【四字熟語】 猿猴取月 【読み方】 えんこうしゅげつ 【意味】 実現不可能な馬鹿げたことをして、自ら身を滅ぼしてしまう(自滅してしまう)ことの喩えである。 【語源・由来】 仏教の故事に由来する四字熟語である。一群の猿が木...
【四字熟語】 燕頷虎頸 【読み方】 えんがんこけい 【意味】 遠国の諸侯となる人相のこと。また、勇ましく勢いがあり、堂々とした武者の容貌のたとえ。 【語源・由来】 燕のような頷と虎のような頸をもち、飛んで肉を食らうという...
【四字熟語】 円滑洒脱 【読み方】 えんかつしゃだつ 【意味】 物事の進行をかどだてず、すらすらとそつなくこなしていくさま。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・円転滑脱(えんてんかつだつ) 円滑洒脱(えんかつしゃだつ)の...
【四字熟語】 鴛鴦之契 【読み方】 えんおうのちぎり 【意味】 外見だけでなく、心から結ばれているむつまじい夫婦仲。 【語源・由来】 「鴛鴦」は、おしどりのこと。いつもいっしょにいて、夫婦仲のよい鳥とされている。 【典拠...
【四字熟語】 烟雲過眼 【読み方】 えんうんかがん 【意味】 雲やかすみが目の前を過ぎ去ってとどまらないように、物事に深く執着しないたとえ。物事に心をとめないで淡泊なたとえ。また、物事の過ぎ去ってとどまらないことのたとえ...
【四字熟語】 越鳧楚乙 【読み方】 えつふそいつ 【意味】 場所や人によって同じものでも呼び名が異なるたとえ。 【語源・由来】 空高く飛んでいる鴻(おおとり)を見て、越の国の人は鴨であると言い、楚の国の人は燕であると言っ...
【四字熟語】 越鳥南枝 【読み方】 えっちょうなんし 【意味】 故郷が懐かしく忘れがたいこと。 【語源・由来】 南方にある越の国から渡ってきた鳥は、南に向かって伸びている木の枝に巣を作るという意味から。 【典拠・出典】 ...
【四字熟語】 越俎之罪 【読み方】 えっそのつみ 【意味】 自分の分をこえて他人の権限を侵す罪。 【典拠・出典】 『荘子』「逍遥遊」 【類義語】 ・越権行為(えっけんこうい) ・越俎代庖(えっそだいほう) 越俎之罪(えっ...
【四字熟語】 越俎代庖 【読み方】 えっそだいほう 【意味】 自分の分をこえて他人の権限を侵す罪。 【語源・由来】 「俎」はまな板のこと。「庖」は料理、または、料理人のこと。 【典拠・出典】 『荘子』「逍遥遊」 【類義語...
【四字熟語】 影隻形単 【読み方】 えいせきけいたん 【意味】 独りぼっちで孤独なこと。独り身で助けてくれる人のいないこと。からだも一つ、影も一つの意から。 【典拠・出典】 韓愈「祭十二郎文」 【類義語】 ・形単影隻(け...
【四字熟語】 紆余委蛇 【読み方】 うよいだ 【意味】 山や林などがうねうねと屈曲しながら長く続くさま。 【典拠・出典】 『文選』司馬相如「上林賦」 【類義語】 ・蜿蜿長蛇(えんえんちょうだ) 紆余委蛇(うよいだ)の使い...
【四字熟語】 嫗伏孕鬻 【読み方】 うふうよういく 【意味】 鳥や獣が子を産んで育てること。 【語源・由来】 「嫗伏」は鳥が翼で卵を覆い温めること。「孕鬻」は獣が子をはらみ産み育てること。 【典拠・出典】 『礼記』「楽記...
【四字熟語】 禹湯文武 【読み方】 うとうぶんぶ 【意味】 夏、殷、周の三代の始祖の名。夏王朝の始祖の禹王。殷王朝の始祖の湯王。周王朝の文王と武王のこと。いずれも中国古代の聖天子。 【典拠・出典】 - 禹湯文武(うとうぶ...
【四字熟語】 鬱塁神荼 【読み方】 うつりつしんと 【意味】 門を守る神のこと。 【語源・由来】 古代中国の伝説で、門をつかさどる兄弟二神の名。東海中の度朔山に三千里の広さにはびこる桃の大木があり、その東北の鬼門に住んで...
【四字熟語】 有財餓鬼 【読み方】 うざいがき 【意味】 ①飢えに苦しむ餓鬼の中で、物を食することのできる餓鬼。膿 (うみ) ・血などを食う小財餓鬼と、人の食い残しや、祭祀 (さいし) などで捨てられた物を食う多財餓鬼と...
【四字熟語】 烏合之衆 【読み方】 うごうのしゅう 【意味】 規律も統制もなく、ただ寄り集まっているだけの集団。秩序のない人々の集まりや軍勢にいう。からすの集まりが無秩序でばらばらであることから。 【典拠・出典】 『後漢...
【四字熟語】 羽翮飛肉 【読み方】 うかくひにく 【意味】 小さなものでも数多く集まれば大きな力になるということ。「翮」は羽軸・羽のくきのこと。転じて羽の意、「飛肉」は肉体が飛行すること。 【語源・由来】 軽い羽根が集ま...
【四字熟語】 飲鴆止渇 【読み方】 いんちんしかつ 【意味】 目先のことだけを考えて後の結果を顧みないこと。 【語源・由来】 「鴆」は羽に猛毒をもつ鳥の名前で、この羽が入っている酒を喉の渇きを癒すために飲むということから...
【四字熟語】 印象批評 【読み方】 いんしょうひひょう 【意味】 芸術作品の理解・評価において客観的基準によらず、あくまでも作品の自分に与える印象や個人的感動に基準をおく批評。 【典拠・出典】 - 印象批評(いんしょうひ...
【四字熟語】 恐恐謹言 【読み方】 きょうきょうきんげん 【意味】 恐れ慎んで、申し上げること。文章や手紙の終わりに書いて、相手に敬意を示す言葉。 【語源・由来】 「恐恐」は恐れかしこまった態度をとること。「謹言」は慎ん...
【四字熟語】 渭浜漁父 【読み方】 いひんのぎょほ 【意味】 渭水のほとりで釣り糸を垂れていた呂尚(太公望)のこと。太公望といわれた呂尚は、渭水のほとりで釣りをしていた時、周の文王に見いだされ、のち文王の子武王を補佐して...
【四字熟語】 倚馬七紙 【読み方】 いばしちし 【意味】 すらすらと名文を書き上げる才能。馬前に立ったまま一息に七枚の紙に文を書き上げる意。 【語源・由来】 中国の晋の哀虎が桓温に布告の文を書くように命ぜられ、馬前にたっ...
【四字熟語】 意到筆随 【読み方】 いとうひつずい 【意味】 詩文などをつくるのに、心のまますらすらとつくれること。「意至りて筆随う」とも読む。 【典拠・出典】 『春渚紀聞』「東坡事実・文章快意」 【類義語】 ・意到心髄...
【四字熟語】 乙夜之覧 【読み方】 いつやのらん 【意味】 天子が書物をご覧になること。昔、中国で天子が午後十時ころ仕事を終え、就寝する前に読書をしたことからいう。 【語源・由来】 「乙夜」は午後十時ごろ。一夜を五つに分...
【四字熟語】 鷸蚌之争 【読み方】 いつぼうのあらそい 【意味】 両者が譲らずに争っていると第三者が骨を折らずに利益を横取りしてしまうことのたとえ。 【語源・由来】 「鷸」は水鳥のしぎ。「蚌」はどぶ貝のこと。 【典拠・出...
【四字熟語】 一瓢一箪 【読み方】 いっぴょういったん 【意味】 わずかばかりの飲食物。清貧に甘んじる生活のたとえ。 【語源・由来】 一つのひさご(瓢)に入れた飲み物と、一つのわりご(箪)に盛った食物の意から。「論語」雍...
【四字熟語】 一髪千鈞 【読み方】 いっぱつせんきん 【意味】 非常に危険なこと、きわめて無理なことのたとえ。一本の髪の毛で千鈞もの重さのものを引く意。 【語源・由来】 「鈞」は中国の昔の重量の単位で三十斤を一鈞とし、周...
一短一長の意味(類義語) 【四字熟語】 一短一長 【読み方】 いったんいっちょう 【意味】 長所もあり、短所もあり、完全でないこと。人や物事についていう。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・一利一害(いちりいちがい) ・...
一措一画の意味(語源由来・出典・類義語) 【四字熟語】 一措一画 【読み方】 いっそいっかく 【意味】 漢字の一つの点。一つの画。 【語源・由来】 「画」は筆画のこと。 【典拠・出典】 『顔氏家訓』「書証」 【類義語】 ...
一世木鐸の意味(語源由来・出典) 【四字熟語】 一世木鐸 【読み方】 いっせいぼくたく 【意味】 世の中の人々を、教え導く人。社会の指導者。新聞の論説委員などの敬称、また自称。 【語源由来】 木鐸は、金属製の鈴で、中の舌...
一世風靡の意味 【四字熟語】 一世風靡 【読み方】 いっせいふうび 【意味】 ある時代に非常に流行すること。風が吹き草木がそれになびくように、その時代のたくさんの人が従うこと。 【典拠・出典】 - 一世風靡(いっせいふう...
一水盈盈の意味(語源由来・類義語) 【四字熟語】 一水盈盈 【読み方】 いっすいえいえい 【意味】 水満ちわたる一筋の川。互いに心惹かれながら、相見たり言葉を交わしたりできないたとえ。「盈盈」は水が満ち溢れるさま。一説に...
一将万骨の意味(出典) 【四字熟語】 一将万骨 【読み方】 いっしょうばんこつ 【意味】 上に立つ者だけに功名が与えられ、部下は犠牲にされることのたとえ。一人の将軍が功名を立てるのには、多くの兵卒がその骨を戦場にさらして...
一士諤諤の意味(語源由来・出典) 【四字熟語】 一士諤諤 【読み方】 いっしがくがく 【意味】 多くのものがおもねり追従している中で、一人だけおそれはばからずに直言すること。 【語源・由来】 「諤諤」ははばかることなくあ...
一糸一毫の意味(語源由来・出典・類義語) 【四字熟語】 一糸一毫 【読み方】 いっしいちごう 【意味】 ごくわずかなこと。 【語源・由来】 「一糸」も「一毫」もごくわずかなもののたとえ。一般的な用例では、「一糸一毫無駄に...
一狐之腋の意味(出典) 【四字熟語】 一狐之腋 【読み方】 いっこのえき 【意味】 貴重なもののたとえ。一匹の狐の脇の下からわずかしか取れない白くて美しい毛皮の意。また、希少なという意から直言の士のたとえ。 【典拠・出典...
一薫一蕕の意味(出典) 【四字熟語】 一薫一蕕 【読み方】 いっくんいちゆう 【意味】 善は消えやすく、悪は除きがたいことのたとえ。一つのよい香りの草と一つの悪いにおいの草。この二つをともに置けば、よい香りが消え、悪いに...
【四字熟語】 一琴一鶴 【読み方】 いっきんいっかく 【意味】 役人が清廉なこと。一張りの琴と一羽の鶴の意。また、旅支度が簡易なことのたとえ。 【語源・由来】 宋の趙抃が蜀に赴任したとき、わざうかに、一張りの琴と一羽の鶴...
一丘之貉の意味(出典・類義語) 【四字熟語】 一丘之貉 【読み方】 いっきゅうのかく 【意味】 同じ丘に住むムジナ。似たようなもののたとえ。同類のものをけなしていう語。多く悪者に対していう。 【典拠・出典】 『漢書』「楊...
一裘一葛の意味(出典) 【四字熟語】 一裘一葛 【読み方】 いっきゅういっかつ 【意味】 一枚のかわごろもと、一枚のくずかたびら。他に着替えがないことから、貧乏のたとえ。 【典拠・出典】 韓愈「送石処士序」 一裘一葛(い...
一簣之功の意味(語源由来・出典・類義語) 【四字熟語】 一簣之功 【読み方】 いっきのこう 【意味】 仕事を完遂する間際の最後の努力。最後のひとふんばり。また、仕事を完成するために重ねるひとつひとつの努力にもいう。「簣」...
一割之利の意味(出典・類義語) 【四字熟語】 一割之利 【読み方】 いっかつのり 【意味】 鉛でつくった切れ味の悪い刀でも一度は物を断ち切ることができる。凡庸な人でも時には力を出せる時がある。多く自分の微力を謙遜していう...
一縷千鈞の意味(語源由来・出典・類義語) 【四字熟語】 一縷千鈞 【読み方】 いちるせんきん 【意味】 危険のはなはだしいことの形容。一本の糸で千鈞の重さを支える意。 【語源・由来】 「一縷の任を以て千鈞の重きを係く」の...
一竜一猪の意味(語源由来・出典) 【四字熟語】 一竜一猪 【読み方】 いちりょういっちょ 【意味】 学ぶと学ばぬとによって著しく賢愚の差ができることのたとえ。努力をするしないで一方は竜となり、一方は豚となる意。 【語源・...
一遊一予の意味(語源由来・出典) 【四字熟語】 一遊一予 【読み方】 いちゆういちよ 【意味】 遊んだり楽しんだりする。天子が諸国を視察してまわること。昔、王は遊覧して楽しみながら諸国を視察し、民の生活に足りないものを援...
一問一答の意味(出典) 【四字熟語】 一問一答 【読み方】 いちもんいっとう 【意味】 一つの問いに対して一つの答えをすること。また、そのような形を繰り返すこと。 【典拠・出典】 『春秋左氏伝』「序・疏」 一問一答(いち...
一望千頃の意味(語源由来・類義語) 【四字熟語】 一望千頃 【読み方】 いちぼうせんけい 【意味】 一目でかなたまで広々と見渡されること。 【語源・由来】 「頃」は面積の単位で、一頃は百畝で、一八二アール。 【典拠・出典...
一時流行の意味(語源由来・対義語) 【四字熟語】 一時流行 【読み方】 いちじりゅうこう 【意味】 俳諧で楽しみを求め時とともに変化を重ねていくこと。転じて、その時々の世の中の好みに応じた一時的な新しさの意。 【語源・由...
一入再入の意味(出典) 【四字熟語】 一入再入 【読み方】 いちじゅうさいじゅう 【意味】 布を幾度も染めること。染色の濃いこと。染色のための液体に一度入れ、さらにもう一度入れる意。 【典拠・出典】 『平家物語』「二」 ...
一日三秋の意味(語源由来・出典・類義語) 【四字熟語】 一日三秋 【読み方】 いちじつさんしゅう 【意味】 一日会わなかっただけでも三年も会わなかったような気がする。相手を思慕する情の深いこと。 【語源・由来】 「三秋」...
一字千金の意味(語源由来・出典・類義語) 【四字熟語】 一字千金 【読み方】 いちじせんきん 【意味】 筆跡や詩文の表現を尊重していう語。一字で千金もの価値がある意。 【語源・由来】 秦の呂不韋が、『呂氏春秋』を著したと...
一元描写の意味(語源由来) 【四字熟語】 一元描写 【読み方】 いちげんびょうしゃ 【意味】 小説の作中人物を主人公の視点からのみ一元的に描写すべきであるとする小説作法。 【語源・由来】 岩野泡鳴の主張した描写論。作品中...
一韻到底の意味(語源由来) 【四字熟語】 一韻到底 【読み方】 いちいんとうてい 【意味】 古詩の韻の踏み方のひとつで、同一の韻を最初から最後まで用いること。 【語源・由来】 「到底」は始めから終わりまで一貫しての意。韻...
韋駄天走の意味(語源由来) 【四字熟語】 韋駄天走 【読み方】 いだてんばしり 【意味】 非常に速く走ること。 【語源・由来】 「韋駄天」は仏法・寺院の守り神。増長天八将軍の一。金剛杵をもち、非常に足が速いという。韋駄天...
衣帯中賛の意味(語源由来・出典) 【四字熟語】 衣帯中賛 【読み方】 いたいちゅうのさん 【意味】 南宋の忠臣の文天祥が死に臨み衣帯の中に書き置いた賛辞。 【語源・由来】 文天祥は宋王朝の滅亡に際して元軍に捕らえられ、元...
遺簪墜屨の意味(語源由来・出典) 【四字熟語】 遺簪墜屨 【読み方】 いしんついく 【意味】 なくしたかんざしと、落としたくつ。日頃使い慣れたものに愛着をもつたとえ。 【語源・由来】 孔子が、簪(かんざし)をなくして泣い...
渭樹江雲の意味(語源由来・出典・類義語) 【四字熟語】 渭樹江雲 【読み方】 いじゅこううん 【意味】 遠くにいる友人を思う情が切ないこと。渭水のほとりの樹木と揚子江の空にたなびく雲。一方は渭水のほとりにいて、一方は遠く...
為虎傅翼の意味(語源由来・出典・類義語) 【四字熟語】 為虎傅翼 【読み方】 いこふよく 【意味】 強いものがさらに力をつけること。 【語源・由来】 「傅翼」はつばさをつけること。虎のためにつばさをつける意で、強い虎にさ...
異国情緒の意味(類義語) 【四字熟語】 異国情緒 【読み方】 いこくじょうちょ 【意味】 いかにも外国らしい風物がかもし出す雰囲気や気分のこと。エキゾチシズム。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・異国情調(いこくじょうち...
衣錦尚絅の意味(語源由来・出典) 【四字熟語】 衣錦尚絅 【読み方】 いきんしょうけい 【意味】 才能や徳を外にあらわに出さないこと。錦を着てその上に薄絹をかける意。 【語源・由来】 「尚」は加える、添え着すること。「絅...
【四字熟語】 伊尹負鼎 【読み方】 いいんふてい 【意味】 大望のために身を落とすたとえ。 【語源・由来】 伊尹は殷の湯王に仕えるため鼎を背負い料理人として近づき、ついに志を果たして宰相になったという故事から。 【典拠・...
帷幄上奏の意味(語源由来) 【四字熟語】 帷幄上奏 【読み方】 いあくじょうそう 【意味】 旧憲法下で、軍事の機密事項について直接天皇に上奏すること。 【語源・由来】 「帷幄」は本来たれ幕と引き幕で、軍の陣中の意、転じて...
按図索驥の意味(語源由来・出典・類義語) 【四字熟語】 按図索驥 【読み方】 あんずさくき 【意味】 理論だけの実際には役に立たない意見ややり方のたとえ。机上の空論。 【語源・由来】 馬に乗ったこともないのに、名馬を絵や...
暗香疎影の意味(出典) 【四字熟語】 暗香疎影 【読み方】 あんこうそえい 【意味】 暗闇にただよう花の香りと、月光などに照らされてまばらに映る木々などの影の意で、梅の花や梅の木についていうことが多い。 【典拠・出典】 ...
阿轆轆地の意味(類義語) 【四字熟語】 阿轆轆地 【読み方】 あろくろくじ 【意味】 物事が滞ることなくうまく回転すること。また、次から次へと言葉が発せられること。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・転轆轆地(てんろくろ...
阿爺下頷の意味(語源由来・出典) 【四字熟語】 阿爺下頷 【読み方】 あやあがん 【意味】 物事の見分けがつかない愚か者のこと。または、間違いのこと。 【語源・由来】 戦死した父親の遺骨をさがしに行った愚かな息子が、戦場...
可惜身命の意味(語源由来・対義語) 【四字熟語】 可惜身命 【読み方】 あたらしんみょう 【意味】 体や命を大切にすること。 【語源・由来】 「可惜」は、このままにしておくのは惜しい、もったいない、惜しむべきだの意。「身...
【四字熟語】 浅瀬仇波 【読み方】 あさせあだなみ 【意味】 思慮の浅い人は、とかくとるにたりない小さなことにも大さわぎすることのたとえ。深い淵より浅い瀬の方がはげしく波立つ意。 【典拠・出典】 『古今集』 浅瀬仇波(あ...
哀鳴啾啾の意味(語源由来) 【四字熟語】 哀鳴啾啾 【読み方】 あいめいしゅうしゅう 【意味】 鳥や虫が悲しげになくさま。 【語源・由来】 「哀鳴」は鳥や獣の鳴くさま。「啾啾」は鳥や虫が低い声で鳴くさま。 【典拠・出典】...
哀糸豪竹の意味(出典) 【四字熟語】 哀糸豪竹 【読み方】 あいしごうちく 【意味】 悲しげな音を出す琴と、生き生きとした強い音を出す笛。管弦の音色が悲壮で人の心をうつさま。 【典拠・出典】 『杜甫』「酔うて馬より墜つる...
哀鴻遍野の意味(語源由来・出典・類義語) 【四字熟語】 哀鴻遍野 【読み方】 あいこうへんや 【意味】 いたる所に戦いに敗れた兵士やさまよう難民がいるさま。 【語源・由来】 哀しげに鳴く大雁が、野原のいたるところにいると...
和洋折衷の意味(語源由来) 【四字熟語】 和洋折衷 【読み方】 わようせっちゅう 【意味】 日本と西洋の儀式を取り合わせること。また、そのもの。 【語源・由来】 「折衷」は、いろいろな物は意見の両極端を捨てて、ほどよく調...
和光同塵の意味(出典・類義語) 【四字熟語】 和光同塵 【読み方】 わこうどうじん 【意味】 自分の才能や徳を隠して、世間に目立たないように暮らすこと。 【典拠・出典】 『老子』「四章・五六章」 【類義語】 ・大智如愚(...
驢鳴犬吠の意味(出典・類義語) 【四字熟語】 驢鳴犬吠 【読み方】 ろめいけんばい 【意味】 拙劣でつまらない文章や聞くに値しない話のたとえ。ろばが鳴き犬が吠える、またその声。ありふれていて聞くに値しない意。 【典拠・出...
冷汗三斗の意味(類義語) 【四字熟語】 冷汗三斗 【読み方】 れいかんさんと 【意味】 非常に恐ろしい目にあったり、恥ずかしい思いをすること。冷や汗が三斗も出るような思いをすること。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・冷...
縷縷綿綿の意味 【四字熟語】 縷縷綿綿 【読み方】 るるめんめん 【意味】 話が長くて、くどくどしいさま。また、中身のない話が、延々と繰り返されるさま。 【典拠・出典】 - 縷縷綿綿(るるめんめん)の解説 縷縷綿綿(るる...
理路整然の意味(語源由来・類義語) 【四字熟語】 理路整然 【読み方】 りろせいぜん 【意味】 文章や話が、秩序立てた論理で展開されているさま。 【語源・由来】 「理路」は筋道のこと。「整然」は秩序正しいさま。 【典拠・...
流言飛語の意味(類義語) 【四字熟語】 流言飛語 【読み方】 りゅうげんひご 【意味】 口づてに伝わる、根拠のない情報。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・造言蜚語(ぞうげんひご) ・蜚流之言(ひりゅうのげん) ・風言風...
妖怪変化の意味(類義語) 【四字熟語】 妖怪変化 【読み方】 ようかいへんげ 【意味】 人知を超えた不思議な現象を引き起こす化け物。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・魑魅魍魎(ちみもうりょう) 妖怪変化(ようかいへんげ...
有職故実の意味(語源由来) 【四字熟語】 有職故実 【読み方】 ゆうそくこじつ 【意味】 朝廷や公家、武家の昔からの行事や法令・儀式・制度・官職・風俗・習慣の先例、典故。また、それらを研究する学問。 【語源・由来】 「有...
【四字熟語】 有言実行 【読み方】 ゆうげんじっこう 【意味】 口に出したことを、責任をもって実行すること。 【語源・由来】 「不言実行」をもじって、後に作られたことば。 【典拠・出典】 - 【対義語】 ・不言実行(ふげ...
唯我独尊の意味(語源由来) 【四字熟語】 唯我独尊 【読み方】 ゆいがどくそん 【意味】 この世で、自分がだれよりも優れているとうぬぼれること。 【語源・由来】 釈迦が生まれた時の故事から。 【典拠・出典】 - 唯我独尊...
唯一無二の意味(類義語) 【四字熟語】 唯一無二 【読み方】 ゆいいつむに 【意味】 この世でただ一つしかないこと。他に同類のものがなく、その一つ以外並ぶものがないこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・無二無三(むに...
夜郎自大の意味(語源由来・出典・類義語) 【四字熟語】 夜郎自大 【読み方】 やろうじだい 【意味】 自分の力量を知らずに、いばっている者のたとえ。 【語源・由来】 「夜郎」は中国漢の時代の西南の地にあった未開部族の国の...
問答無用の意味(語源由来・類義語) 【四字熟語】 問答無用 【読み方】 もんどうむよう 【意味】 話し合っても無意味なさま。これ以上話し合いを続けても無駄なため、議論を終わらせる場合などに使う言葉。 【語源・由来】 「無...
門前雀羅の意味(語源由来・出典) 【四字熟語】 門前雀羅 【読み方】 もんぜんじゃくら 【意味】 門の前に網を張って雀を捕まえることができるほど訪問者もなく、人の往来もない寂れたさま。 【語源・由来】 「雀羅」は雀を捕ま...
門戸開放の意味(語源由来・出典) 【四字熟語】 門戸開放 【読み方】 もんこかいほう 【意味】 制約を取り払って、出入りを自由にすること。また、外国に対し市場を開放して、経済活動を自由にすること。 【語源・由来】 「門戸...
物見遊山の意味(語源由来) 【四字熟語】 物見遊山 【読み方】 ものみゆさん 【意味】 気晴らしにあちらこちらを見物すること。 【語源・由来】 「物見」は、名所や盛り場に行って見ること。見物すること。「遊山」は、山野や水...
面従後言の意味(語源由来・出典・類義語) 【四字熟語】 面従後言 【読み方】 めんじゅうこうげん 【意味】 面と向かったときはこびへつらって従うが、陰ではあれこれと悪口を言うこと。 【語源・由来】 「面従」は人の面前でだ...
明眸皓歯の意味(出典・類義語) 【四字熟語】 明眸皓歯 【読み方】 めいぼうこうし 【意味】 美女の形容。美しく澄んだ目もとと、白く美しい歯並びの意から。非業の死を遂げた楊貴妃をしのんで、唐の詩人杜甫が作った詩の語で、も...
明鏡止水(めいきょうしすい)の意味とは? 【四字熟語】 明鏡止水 【読み方】 めいきょうしすい 【意味】 邪念がなく、澄み切って落ち着いた心の形容。 【典拠・出典】 『荘子』「徳充符」 【類義語】 ・虚心坦懐(きょしんた...
無欲恬淡の意味(語源由来・類義語) 【四字熟語】 無欲恬淡 【読み方】 むよくてんたん 【意味】 欲がなく淡泊で、物事に執着しないさま。 【語源・由来】 「無欲」はあれこれ欲しがらないこと。「恬淡」はこだわりがなく、あっ...
無私無偏の意味(語源由来・類義語) 【四字熟語】 無私無偏 【読み方】 むしむへん 【意味】 個人的な利益や名誉を優先せず、公平に判断・行動するさま。 【語源・由来】 「私」は自分勝手に物事を行うこと。「偏」は判断が偏っ...
無罪放免の意味 【四字熟語】 無罪放免 【読み方】 むざいほうめん 【意味】 勾留中の被告人が無罪判決を受けて釈放されること。転じて、疑いがすっかり晴れること。 【典拠・出典】 - 無罪放免(むざいほうめん)の解説 無罪...
満身創痍の意味(類義語) 【四字熟語】 満身創痍 【読み方】 まんしんそうい 【意味】 からだじゅうが傷だらけの様子。また、ひどく非難されて痛めつけられること。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・百孔千瘡(ひゃっこうせん...
漫言放語の意味(類義語) 【四字熟語】 漫言放語 【読み方】 まんげんほうご 【意味】 口からでまかせに、勝手なことをいい散らすこと。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・放語漫言(ほうごまんげん) ・漫語放言(まんごほう...
本家本元の意味 【四字熟語】 本家本元 【読み方】 ほんけほんもと 【意味】 最も正統で、おおもとをなす血筋の家や人、また、流派や商売。分家に対して、その分かれ出たもとの家。転じて、物事の発端となった出来事や中心人物。 ...
暮色蒼然の意味(語源由来・出典・類義語) 【四字熟語】 暮色蒼然 【読み方】 ぼしょくそうぜん 【意味】 夕暮れどきの、徐々にあたりが薄暗くなっていく様子。 【語源・由来】 「暮色」は夕暮れどきの薄暗い景色の意。「蒼然」...
方底円蓋の意味(出典・類義語) 【四字熟語】 方底円蓋 【読み方】 ほうていえんがい 【意味】 物事が食い違って、お互いに合わないたとえ。四角い底の器に丸い蓋の意から。 【典拠・出典】 『顔氏家訓』「兄弟」 【類義語】 ...
呆然自失の意味(語源由来・出典・類義語) 【四字熟語】 茫然自失 【読み方】 ぼうぜんじしつ 【意味】 あっけにとられたり、あきれ果てたりして、我を忘れること。気が抜けてぼんやりとしてしまうこと。 【語源・由来】 「茫然...
暴虎馮河の意味(語源由来・出典・類義語) 【四字熟語】 暴虎馮河 【読み方】 ぼうこひょうが 【意味】 自分の力量をかえりみず、血気にはやり無鉄砲で無謀なことをすることのたとえ。 【語源・由来】 「暴」は「搏」に同じで、...
片言隻語の意味(類義語) 【四字熟語】 片言隻語 【読み方】 へんげんせきご 【意味】 ほんのちょっとした言葉。片言隻句。一言半句。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・一言一句(いちごんいっく) ・一言半句(いちごんはん...
平談俗語の意味(類義語) 【四字熟語】 平談俗語 【読み方】 へいだんぞくご 【意味】 ふだんの会話で使う、ごく普通の言葉。 【典拠・出典】 - 【類義語】 ・俗談平話(ぞくだんへいわ) ・平談俗話(へいだんぞくわ) 平...
不立文字の意味(語源由来・類義語) 【四字熟語】 不立文字 【読み方】 ふりゅうもんじ 【意味】 悟りの境地は、言葉で教えられるものではなく、心から心へ伝えるものだということ。悟りの境地は、言葉で表せるものではないから、...
不偏不党の意味(語源由来・出典・類義語) 【四字熟語】 不偏不党 【読み方】 ふへんふとう 【意味】 特定の主義や思想にかたよらず、いずれの党派にも加わらないこと。偏ることなく、公正・中立な立場をとること。 【語源・由来...